JPH0744472B2 - Fm復調回路 - Google Patents
Fm復調回路Info
- Publication number
- JPH0744472B2 JPH0744472B2 JP24594984A JP24594984A JPH0744472B2 JP H0744472 B2 JPH0744472 B2 JP H0744472B2 JP 24594984 A JP24594984 A JP 24594984A JP 24594984 A JP24594984 A JP 24594984A JP H0744472 B2 JPH0744472 B2 JP H0744472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- output signal
- demodulation
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、FM変調信号を復調するFM復調回路に係り、特
に衛生放送受信機に好適なFM復調回路に関する。
に衛生放送受信機に好適なFM復調回路に関する。
従来FM受信機におけるインパルス性雑音を軽減する方法
として、例えば特許公報昭59−16451号に示されるよう
に、インパルス性雑音を検出し、これを基にしてインパ
ルス性雑音部にインパルス性雑音直前の復調電圧あるい
は信号周波数をホールドしてインパルス性雑音による信
号の乱れを防止するものが知られている。ここに示され
た例は自動車の点火雑音等による外来雑音に関するもの
であるが、PLL方式のFM復調回路において弱電界時での
復調回路の同期はずれによって生じるインパルス性雑音
についても同様な手法が用いられている。しかし、テレ
ビジョン信号の受信においてはテレビ画面上の白から
黒、黒から白の境界で大きなインパルス性雑音が発生し
やすく、インパルス性雑音直前の情報を該雑音期間ホー
ルドとすると上記の境界で雑音で付加してしまう問題が
ある。
として、例えば特許公報昭59−16451号に示されるよう
に、インパルス性雑音を検出し、これを基にしてインパ
ルス性雑音部にインパルス性雑音直前の復調電圧あるい
は信号周波数をホールドしてインパルス性雑音による信
号の乱れを防止するものが知られている。ここに示され
た例は自動車の点火雑音等による外来雑音に関するもの
であるが、PLL方式のFM復調回路において弱電界時での
復調回路の同期はずれによって生じるインパルス性雑音
についても同様な手法が用いられている。しかし、テレ
ビジョン信号の受信においてはテレビ画面上の白から
黒、黒から白の境界で大きなインパルス性雑音が発生し
やすく、インパルス性雑音直前の情報を該雑音期間ホー
ルドとすると上記の境界で雑音で付加してしまう問題が
ある。
本発明の目的は上記したFM復調回路の欠点を解消し、簡
単な構成でインパルス性雑音除去するFM復調回路を提供
することにある。
単な構成でインパルス性雑音除去するFM復調回路を提供
することにある。
本発明ではFM復調回路の復調信号のレベルを監視するこ
とによってインパルス性雑音の発生を検出し、同時に復
調信号を微分することで白黒の境界であるか否かの判定
を行なう。白黒の境界以外のインパルス性雑音のときに
はインパルス性雑音直前の復調信号をホールドし、また
境界でのインパルス性雑音のときには復調電圧を黒から
白の変化であれば白レベル、白から黒の変化では黒レベ
ルにすることでインパルス性雑音を除去する。
とによってインパルス性雑音の発生を検出し、同時に復
調信号を微分することで白黒の境界であるか否かの判定
を行なう。白黒の境界以外のインパルス性雑音のときに
はインパルス性雑音直前の復調信号をホールドし、また
境界でのインパルス性雑音のときには復調電圧を黒から
白の変化であれば白レベル、白から黒の変化では黒レベ
ルにすることでインパルス性雑音を除去する。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。位相
検波器1とループフィルタ2と電圧制御発振器3で構成
されたPLL形FM復調回路4の復調出力はエンファシス回
路19を介して分岐され、その1つはインパルス性雑音の
検出回路5に導びかれ、その絶体値がある閾値を越えた
場合インパルス性雑音が発生したと判断される。
検波器1とループフィルタ2と電圧制御発振器3で構成
されたPLL形FM復調回路4の復調出力はエンファシス回
路19を介して分岐され、その1つはインパルス性雑音の
検出回路5に導びかれ、その絶体値がある閾値を越えた
場合インパルス性雑音が発生したと判断される。
検出回路5の出力は波形整形回路6を介してスイッチ制
御回路7へ導びかれる。分岐された別の復調出力はロー
パスフィルタ8へ導びかれ、微分回路9で微分され波形
整形回路10を介してスイッチ制御回路7と電圧発生回路
11へ導びかれる。一方復調出力は遅延回路12により遅延
されたのち、前述のスイッチ制御回路7の出力によって
制御されるスイッチ13と14により断続される。前記遅延
回路12の遅延時間はインパルス性雑音とスイッチの切断
が一致するように設定する。スイッチ13が切断されてい
る間、スイッチが切断される直前の復調電圧を保持する
ようホールド用のコンデンサ15が配置されている。スイ
ッチ14が切断されている間は前記電圧発生回路11の出力
が復調出力となる。前記検出回路5が作動し、インパル
ス性雑音が発生したと判定されると、雑音の発生が黒白
の境界であればスイッチ14が切断され電圧発生回路11の
出力で復調信号は代用され、また境界以外であれば直前
の復調信号の電圧で代用されてインパルス性雑音が除去
される。第2図は黒白の境界判定を説明する図である。
PLL形FM復調回路4の出力はローパスフィルタ8によっ
て波形αの復調信号の輝度成分のみ抽出し、部分回路9
で波形bの微分信号を得て、波形整形回路10で適当な閾
値16によって黒白の境界を示す波形c(黒→白),波形
d(白→黒)のそれぞれを電圧発生回路11へ出力する。
波形整形回路10からはまたスイッチ制御回路7へ対し上
記波形cと波形dの論理和をとった信号が出力される。
スイッチ制御回路7は、波形整形回路6の出力によって
スイッチ13で切断し、波形整形回路6,10の論理積すなわ
ち白黒境界でのインパルス性雑音によってスイッチ14を
切断する。電圧発生回路11は、波形成形回路10の出力信
号によって、波形cからは白レベル電圧を、波形dから
は黒レベル電圧を発生する。この結果、黒白の境界では
インパルス性雑音の除去によって新たな雑音が付加され
ず、また境界以外では直前の情報をホールドすることに
よりインパルス性雑音が除去され画質劣化を軽減でき
る。第3図は、スイッチ制御回路7、スイッチ13,14と
電圧発生回路10の主要部の一実施例である。スイッチ制
御回路7は、簡単な論理回路より構成され、スイッチ1
3,14はFET等によるアナログスイッチが用いられ、スイ
ッチ制御回路7からの印加電圧が停止すると切断され
る。電圧発生回路10は波形整形回路9の出力がそれぞれ
白レベ電圧発生回路17と黒レベル電圧発生回路18に導び
かれ、波形整形回路9の出力信号とスイッチ14切断の信
号によりそれぞれの電圧を発生し、信号が印加されない
ときには電圧発生回路10の出力は高インピーダンスに保
持される。なお、本実施例ではFM復調回路にPLL方式を
用いて説明したが、スロープ検波等の他の復調方式によ
っても同様な効果が得られることは明らかである。
御回路7へ導びかれる。分岐された別の復調出力はロー
パスフィルタ8へ導びかれ、微分回路9で微分され波形
整形回路10を介してスイッチ制御回路7と電圧発生回路
11へ導びかれる。一方復調出力は遅延回路12により遅延
されたのち、前述のスイッチ制御回路7の出力によって
制御されるスイッチ13と14により断続される。前記遅延
回路12の遅延時間はインパルス性雑音とスイッチの切断
が一致するように設定する。スイッチ13が切断されてい
る間、スイッチが切断される直前の復調電圧を保持する
ようホールド用のコンデンサ15が配置されている。スイ
ッチ14が切断されている間は前記電圧発生回路11の出力
が復調出力となる。前記検出回路5が作動し、インパル
ス性雑音が発生したと判定されると、雑音の発生が黒白
の境界であればスイッチ14が切断され電圧発生回路11の
出力で復調信号は代用され、また境界以外であれば直前
の復調信号の電圧で代用されてインパルス性雑音が除去
される。第2図は黒白の境界判定を説明する図である。
PLL形FM復調回路4の出力はローパスフィルタ8によっ
て波形αの復調信号の輝度成分のみ抽出し、部分回路9
で波形bの微分信号を得て、波形整形回路10で適当な閾
値16によって黒白の境界を示す波形c(黒→白),波形
d(白→黒)のそれぞれを電圧発生回路11へ出力する。
波形整形回路10からはまたスイッチ制御回路7へ対し上
記波形cと波形dの論理和をとった信号が出力される。
スイッチ制御回路7は、波形整形回路6の出力によって
スイッチ13で切断し、波形整形回路6,10の論理積すなわ
ち白黒境界でのインパルス性雑音によってスイッチ14を
切断する。電圧発生回路11は、波形成形回路10の出力信
号によって、波形cからは白レベル電圧を、波形dから
は黒レベル電圧を発生する。この結果、黒白の境界では
インパルス性雑音の除去によって新たな雑音が付加され
ず、また境界以外では直前の情報をホールドすることに
よりインパルス性雑音が除去され画質劣化を軽減でき
る。第3図は、スイッチ制御回路7、スイッチ13,14と
電圧発生回路10の主要部の一実施例である。スイッチ制
御回路7は、簡単な論理回路より構成され、スイッチ1
3,14はFET等によるアナログスイッチが用いられ、スイ
ッチ制御回路7からの印加電圧が停止すると切断され
る。電圧発生回路10は波形整形回路9の出力がそれぞれ
白レベ電圧発生回路17と黒レベル電圧発生回路18に導び
かれ、波形整形回路9の出力信号とスイッチ14切断の信
号によりそれぞれの電圧を発生し、信号が印加されない
ときには電圧発生回路10の出力は高インピーダンスに保
持される。なお、本実施例ではFM復調回路にPLL方式を
用いて説明したが、スロープ検波等の他の復調方式によ
っても同様な効果が得られることは明らかである。
本発明によれば、FM復調回路の復調信号を微分すること
で白黒の境界判定を行ない、境界上で発生したインパル
ス性雑音のときには復調信号を一定電圧とし、境界以外
のインパルス性雑音のときにはインパルス性雑音直前の
復調信号をホールドすることでインパルス性雑音が除去
された良好な画質が得られる。
で白黒の境界判定を行ない、境界上で発生したインパル
ス性雑音のときには復調信号を一定電圧とし、境界以外
のインパルス性雑音のときにはインパルス性雑音直前の
復調信号をホールドすることでインパルス性雑音が除去
された良好な画質が得られる。
第1図は本発明によるFM復調回路の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は本発明を説明する波形図、第3図は本
発明によるFM復調回路の一実施例を示す回路図である。 5……検出回路、6,10……波形整形回路 7……スイッチ制御回路、8……ローパスフィルタ 9……微分回路、11……電圧発生回路 12……遅延回路、13,14……スイッチ 15……コンデンサ
ック図、第2図は本発明を説明する波形図、第3図は本
発明によるFM復調回路の一実施例を示す回路図である。 5……検出回路、6,10……波形整形回路 7……スイッチ制御回路、8……ローパスフィルタ 9……微分回路、11……電圧発生回路 12……遅延回路、13,14……スイッチ 15……コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】FM変調されたテレビジョン信号を復調して
出力する復調回路と、該復調回路に接続されて、該復調
回路からの出力信号が入力され、該復調回路からの出力
信号の振幅があらかじめ定められた範囲の値を越えた際
に、雑音検出信号を発生して出力するインパルス性雑音
検出回路と、前記復調回路に接続されて、該復調回路か
らの出力信号が入力され、所定の周波数以下の信号のみ
を通過させて出力するローパスフィルタと、該ローパス
フィルタに接続されて、該ローパスフィルタからの出力
信号を入力され、該ローパスフィルタからの出力信号を
微分して出力する微分回路と、該微分回路に接続され
て、該微分回路からの出力信号が入力されるとともに、
該微分回路からの出力信号の振幅の平均値よりも大きな
第1の値と前記平均値よりも小さな第2の値とがそれぞ
れあらかじめ定められ、前記微分回路からの出力信号の
振幅が、前記第1の値より大きくなった際に、第1の出
力信号を発生して出力し、前記第2の値よりも小さくな
った際に、第2の出力信号を発生して出力する波形整形
回路と、該波形整形回路に接続されて、該波形整形回路
からの第1の出力信号が入力された際に、あらかじめ定
めらた第1の電圧を発生して出力し、前記波形整形回路
からの第2の出力信号が入力された際に、あらかじめ定
められた第2の電圧を発生して出力する電圧発生回路
と、前記インパルス性雑音検出回路に接続されて、該イ
ンパルス性雑音検出回路からの雑音検出信号が入力され
るとともに、前記波形整形回路に接続されて、該波形整
形回路からの第1の出力信号と第2の出力信号の論理和
をとった信号が入力され、これら入力信号に基づいて第
1の制御信号と第2の制御信号を発生して出力する制御
回路と、前記復調回路に接続されて、該復調回路からの
出力信号が入力されるとともに、前記制御回路に接続さ
れて、該制御回路からの第1の制御信号が入力され、該
第1の制御信号によって、少なくとも前記インパルス性
雑音検出回路において雑音検出信号が発生された際に
は、該雑音検出信号が発生された直前における、前記復
調回路からの出力信号を保持して出力するホールド回路
と、該ホールド回路に接続されて、該ホールド回路から
の出力信号が入力され、前記電圧発生回路に接続され
て、該電圧発生回路からの出力電圧が入力されるととも
に、前記制御回路に接続されて、該制御回路からの第2
の制御信号が入力され、該第2の制御信号によって、少
なくとも前記インパルス性雑音検出回路において雑音検
出信号が発生され、かつ、前記波形整形回路において第
1の出力信号または第2の出力信号の何れかが発生され
た際には、前記ホールド回路からの出力信号に代えて、
前記電圧発生回路からの出力信号を出力するスイッチ回
路と、を備えて成ることを特徴とするFM復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24594984A JPH0744472B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | Fm復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24594984A JPH0744472B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | Fm復調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126829A JPS61126829A (ja) | 1986-06-14 |
JPH0744472B2 true JPH0744472B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17141249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24594984A Expired - Lifetime JPH0744472B2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | Fm復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744472B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR950002394A (ko) * | 1993-06-23 | 1995-01-04 | 김광호 | 영상신호의 임펄스 노이즈 제거기 |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP24594984A patent/JPH0744472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61126829A (ja) | 1986-06-14 |
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