JPH0744461Y2 - 打込機 - Google Patents

打込機

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JPH0744461Y2
JPH0744461Y2 JP13113189U JP13113189U JPH0744461Y2 JP H0744461 Y2 JPH0744461 Y2 JP H0744461Y2 JP 13113189 U JP13113189 U JP 13113189U JP 13113189 U JP13113189 U JP 13113189U JP H0744461 Y2 JPH0744461 Y2 JP H0744461Y2
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JP
Japan
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valve
plunger
chamber
compressed air
piston
Prior art date
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JP13113189U
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English (en)
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JPH0368782U (ja
Inventor
彰 宇野
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は圧縮空気を動力源として止具を打込む打込機に
関するものである。
〔考案の背景〕
第8図〜第11図は実公平01−18294号に示された打込機
における動作モード切換機構の動作状態を示す作動図で
ある。
切替レバー22をトリガ19とほぼ平行にし単発動作モード
にセットした状態について説明すると、まず第8図の如
くトリガ19を引きプッシュレバー21を押し上げると、プ
ランジャ12は入気プランジャ弁17を閉じ、排気プランジ
ャ弁18が開くまで押し上げる。そのためバルブピストン
室15内の圧縮空気が排気され、バルブピストン11が下が
る。それに伴い入気弁13が閉じ排気弁14が開くため、メ
インバルブ室7内の圧縮空気は排気されてメインバルブ
6が上昇し、シリンダ4内部に圧縮空気が流入し、シリ
ンダ4内に設けられたピストン3が急速に下降し止具を
打込む。
次に第9図の如く、本体1が反動等で浮き上がりプッシ
ュレバー21が下がっても、プランジャ12は入気プランジ
ャ弁17が開く位置まで下がらないため、バルブピストン
室15内に圧縮空気が供給されず、ピストン3は下降した
状態を維持している。この状態でトリガ19を放すと、入
気プランジャ弁17が開く位置までプランジャ12が下がる
ため、第10図の如くバルブピストン室15内に圧縮空気が
供給されてバルブピストン11が上昇し、排気弁14が閉じ
て入気弁13が開く。従ってメインバルブ室7内に圧縮空
気が流入してメインバルブ6が下がり、ピストン3が元
の位置まで戻り、打込行程の1サイクルが完了する。
上記したように、切換バルブ22を単発動作モードにセッ
トした場合、打込後本体1の反動等でプッシュレバー21
が下がっても、バルブピストン室15内に圧縮空気が供給
されず、ピストン3を下降したままで維持するので、本
体1の反動等で生じる二度打ちを防止できる。
しかし第11図の如く、トリガ19のみを引いた時、プラン
ジャ12は入気プランジャ弁17と排気プランジャ弁18の両
方を閉じるまで押し上がり、Oリング16あるいは排気プ
ランジャ弁18に傷等があっても、シールが不完全である
場合、この状態でバルブピストン室15内の圧縮空気が漏
れ、バルブピストン11が下がり打込動作がなされてしま
うという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点をなくし、
この種の打込機の誤動作をなくすと共に安全性を向上す
ることである。
〔考案の概要〕
本考案は、初めにトリガのみを引いた時、及び打込後に
反動等でプッシュレバーが下がりトリガのみを引いてい
る時いずれの状態においても、メインバルブ室内の圧力
をバルブピストン室とほぼ同圧力にするために両者を連
通する連通路を設ければ、排気プランジャ弁あるいはO
リング等のシールが不完全であっても、連通路からの圧
縮空気の補給が行われ、トリガのみを引いた状態での誤
動作が防止できることに着目し、これらの関係を工夫し
たものである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例を図を用いて具体的に説明する。
第1図において、打込機本体1内には円筒状のシリンダ
4が設けてあり、該シリンダ4内には上下に摺動可能に
ピストン3が設けてある。またシリンダ4の上端にはメ
インバルブ6を設けてあり、メインバルブ6の上昇でシ
リンダ4の上端が開くと共に排気口2が閉じ、またメイ
ンバルブ6の下降でシリンダ4上端が閉じて排気口2が
開く。またメインバルブ室7は通路8を介して制御バル
ブ10と連通しており、メインバルブ室7内の圧縮空気を
制御バルブ10を介して排気することにより、メインバル
ブ6が上昇し、メインバルブ室7内に圧縮空気を供給す
ることにより、メインバルブ6が下降する。
制御バルブ10には、メインバルブ室7内への圧縮空気の
入排気を行う入気弁13と排気弁14を有するバルブピスト
ン11を上下動可能に設けてあり、該バルブピストン11の
上昇により入気弁13が開くと共に排気弁14が閉じ、バル
ブピストン11の下降により入気弁13が閉じると共に排気
弁14が開く。またバルブピストン11の下端は、バルブピ
ストン室15内を摺動自在に設けてあり、バルブピストン
室15内の圧縮空気を排気することによりバルブピストン
11が下降、圧縮空気を供給することによりバルブピスト
ン11が上昇する。
バルブピストン室15内には、バルブピストン室15内への
圧縮空気の入排気を行う入気プランジャ弁17、排気プラ
ンジャ弁18を有したプランジャ12を設けてある。更にバ
ルブピストン11には、通路8を介してバルブピストン室
15とメインバルブ室7を連通する連通路23が設けられて
いる。該連通路23の通路面積は、入気プランジャ弁17、
排気プランジャ弁18より十分小さく設定してある。
プランジャ12はトリガ19とプッシュレバー21により動作
されるコンタクトレバー20により押されて動作するが、
その位置関係はトリガ19、プッシュレバー21のいずれも
操作しない時には入気プランジャ弁17は開、排気プラン
ジャ弁18は閉状態にあり、トリガ19、プッシュレバー21
両方を操作した時に、入気プランジャ弁17が閉、排気プ
ランジャ弁18が開状態となるよう設定してある。またト
リガ19は切替レバー22を有しており、切替レバー22を単
発動作モードにセットした状態におけるトリガ19を引い
た時のプランジャ12の位置は、入気プランジャ弁17、排
気プランジャ弁18いずれも閉状態になるように設定して
ある。
次に上記した構造において動作を説明する。第2図の如
くトリガ19を引き、プッシュレバー21を押し上げると、
プランジャ12が押し上がり、入気プランジャ弁17が閉
じ、排気プランジャ弁18が開く。そのためバルブピスト
ン室15内の圧縮空気は、排気プランジャ弁18から排気さ
れる。この時、連通路23から圧縮空気がバルブピストン
室15内に供給されるが、連通路23の通路面積は排気プラ
ンジャ弁18より十分小さく設定してあるため、バルブピ
ストン室15内の圧力が下がりバルブピストン11が下降す
る。それに伴い入気弁13が閉じて、排気弁14が開くた
め、メインバルブ室7内の圧縮空気は排気されて、メイ
ンバルブ6が上昇し、シリンダ4内に圧縮空気が流入
し、シリンダ4内のピストン3が打込動作を行う。
次に第3図の如く、本体1が反動等で浮き上がり、プッ
シュレバー21が下がっても、プランジャ12の入気プラン
ジャ弁17、排気プランジャ弁18のいずれも閉状態位置に
あり、またこの時のメインバルブ室7内は排気状態にあ
るため、連通路23からの圧縮空気の入出はなく、バルブ
ピストン室15内に圧縮空気が供給されず、ピストン3は
下降状態を維持している。
この状態でトリガ19を放すと、入気プランジャ弁17が開
く位置までプランジャ12が下がるため、第4図の如く、
バルブピストン室15内に圧縮空気が供給されて、バルブ
ピストン11が上昇し、排気弁14が閉じて、入気弁13が開
く。従ってメインバルブ室7内に圧縮空気が流入して、
メインバルブ6が下がり、ピストン3が元の位置まで戻
り、打込行程の1サイクルが完了する。
次に第5図の如く、Oリング16等に傷があり、シールが
不完全であるものを、トリガ19のみを操作した場合、プ
ランジャ12は入気プランジャ弁17、排気プランジャ弁18
両方が閉じた状態まで押し上がる。この状態でOリング
16等の傷からバルブピストン室15内の圧縮空気が漏れて
も、バルブピストン11に設けた連通路23から圧縮空気が
補給されるため、バルブピストン室15内の圧力は下がら
ず、バルブピストン11は下降しない。従って打込誤動作
が防止できる。
本考案の他の実施例を第6図を用いて説明する。第6図
に示す実施例は、上記実施例に対し切替レバー22の構造
が異なり、切替レバー22の回動によりコンタクトレバー
20の一端との係合位置を変え、単発、連発モードの切換
を行う構造のものに本考案を採用した例で、上記実施例
に対し、連通路23の形状を単純にして加工を容易にする
ため、入気プランジャ弁17を上方に位置させたものであ
り、作用、効果は上記実施例と同様である。
第7図に示す更に他の実施例は、入気プランジャ弁17、
排気プランジャ弁18を有するプランジャ12と入気弁13、
排気弁14を有するバルブピストン11を各々別の場所に設
ける構造の制御バルブ10に本考案を採用した例を示すも
のであり、作用、効果は上記実施例と同様である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、シリンダ内への圧縮空気の入排気を行
うメインバルブと、メインバルブの一部を収納し、内部
へ圧縮空気を入排気することによりメインバルブを動作
させるメインバルブ室と、メインバルブ室内へ圧縮空気
を供給、排気させる入気弁及び排気弁を有するバルブピ
ストンを有し、更にバルブピストンの一部を収納し、内
部に圧縮空気を入排気することによりバルブピストンを
動作させるバルブピストン室を有する打込機において、
前記メインバルブ室と前記バルブピストン室を連通する
連通路を設けたので次の効果を奏することができる。
上記したように、従来構造の単発、連発動作モード切替
構造では、単発動作モードにセットした時に、トリガの
みを操作した場合、入気プランジャ弁と排気プランジャ
弁の両方が閉じた状態となり、Oリング等のシールが傷
等で不完全であった場合、バルブピストン室内の圧縮空
気が大気中に漏れ、誤動作する危険があった。本考案で
は、バルブピストン室とメインバルブ室間を連通する連
通路を設けたので、バルブピストン室内の圧縮空気が大
気中に漏れても、連通路から圧縮空気が補給されるた
め、バルブピストン室内の圧力は下がらず誤動作が防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案打込機の一実施例を示す側断面図、第2
図〜第5図は第1図の動作状態を示す作動図、第6図は
本考案の他の実施例を示す側断面図、第7図は本考案の
更に他の実施例を示す側断面図、第8図〜第11図は従来
の打込機の動作状態を示す作動図である。 図において、3はピストン、4はシリンダ、5は空気
室、6はメインバルブ、7はメインバルブ室、10は制御
バルブ、11はバルブピストン、12はプランジャ、13は入
気弁、14は排気弁、15はバルブピストン室、17は入気プ
ランジャ弁、18は排気プランジャ弁、23は連通路であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気を蓄積する空気室と、該空気室と
    シリンダの間に設けられたメインバルブと、該メインバ
    ルブを移動させるためのメインバルブ室と前記空気室と
    の圧縮空気通路間に設けられたバルブピストンを有する
    制御バルブとを有する打込機であって、 前記メインバルブ室と前記制御バルブとを結ぶ通路と、
    前記バルブピストンを移動させるためのバルブピストン
    室とを結ぶ連通路を設けたことを特徴とする打込機。
JP13113189U 1989-11-10 1989-11-10 打込機 Expired - Lifetime JPH0744461Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13113189U JPH0744461Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 打込機

Applications Claiming Priority (1)

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JP13113189U JPH0744461Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 打込機

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Publication Number Publication Date
JPH0368782U JPH0368782U (ja) 1991-07-08
JPH0744461Y2 true JPH0744461Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31678656

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JP13113189U Expired - Lifetime JPH0744461Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 打込機

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