JPH0744161Y2 - 自転車用シューズ - Google Patents
自転車用シューズInfo
- Publication number
- JPH0744161Y2 JPH0744161Y2 JP1991107127U JP10712791U JPH0744161Y2 JP H0744161 Y2 JPH0744161 Y2 JP H0744161Y2 JP 1991107127 U JP1991107127 U JP 1991107127U JP 10712791 U JP10712791 U JP 10712791U JP H0744161 Y2 JPH0744161 Y2 JP H0744161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- movement
- shoe
- bicycle
- sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主として自転車競技に
着用する自転車用シューズの改良に関するものであり、
更に詳しくは、ペダルを係合する自転車用シューズのプ
ラグの位置、角度を、選手の好みに応じて確実にしかも
簡単な操作で設定し、常時最適な条件下で快適なペダリ
ングを行うことができる自転車用シューズを提供するも
のである。
着用する自転車用シューズの改良に関するものであり、
更に詳しくは、ペダルを係合する自転車用シューズのプ
ラグの位置、角度を、選手の好みに応じて確実にしかも
簡単な操作で設定し、常時最適な条件下で快適なペダリ
ングを行うことができる自転車用シューズを提供するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来より自転車用シューズには、レジャ
ー用の所謂レジャーサイクリングシューズと、競技用の
サイクリングシューズがある。係る競技用のサイクリン
グシューズとでは、０．００１秒を競うものであるか
ら、選手のエネルギーロスを最小限に抑制し、運動エネ
ルギーがペダルの回転力に最大限に伝達されるよう工夫
されている。従って、自転車用シューズに取付けられて
いるプラグはその装着位置、装着角度は個人差を有する
選手の足の骨格、さらには選手の好み、コンディション
に合わせて微調整する必要がある。そのために一般には
これらプラグの移動調節はプラグに設けたピス止め用の
取付け孔と、これを取り付ける靴底本体側に設けた結合
孔に工夫がなされ、これらの孔の形状を縦長１個若しく
は２個設けることにより、前後、左右の移動を可能にし
てある。
ー用の所謂レジャーサイクリングシューズと、競技用の
サイクリングシューズがある。係る競技用のサイクリン
グシューズとでは、０．００１秒を競うものであるか
ら、選手のエネルギーロスを最小限に抑制し、運動エネ
ルギーがペダルの回転力に最大限に伝達されるよう工夫
されている。従って、自転車用シューズに取付けられて
いるプラグはその装着位置、装着角度は個人差を有する
選手の足の骨格、さらには選手の好み、コンディション
に合わせて微調整する必要がある。そのために一般には
これらプラグの移動調節はプラグに設けたピス止め用の
取付け孔と、これを取り付ける靴底本体側に設けた結合
孔に工夫がなされ、これらの孔の形状を縦長１個若しく
は２個設けることにより、前後、左右の移動を可能にし
てある。
【０００３】然しながら、これらの従来品では一様にプ
ラグの移動調整ができるものの、選手個人が最適なプラ
グ位置を確認するに際し、目安となる位置決めのポイン
トとなる何等の表示もないため、プラグの微妙な移動の
幅、角度が確認されず、選手の感に頼るしかないという
のが現状である。従って本考案の目的は、ペダルを係合
する自転車用シューズのプラグの位置、角度を選手の好
みに応じて確実にしかも簡単な操作で設定し、最適な条
件下で常時快適なペダリングを行うことができる自転車
用シューズを提供することにある。
ラグの移動調整ができるものの、選手個人が最適なプラ
グ位置を確認するに際し、目安となる位置決めのポイン
トとなる何等の表示もないため、プラグの微妙な移動の
幅、角度が確認されず、選手の感に頼るしかないという
のが現状である。従って本考案の目的は、ペダルを係合
する自転車用シューズのプラグの位置、角度を選手の好
みに応じて確実にしかも簡単な操作で設定し、最適な条
件下で常時快適なペダリングを行うことができる自転車
用シューズを提供することにある。
【０００４】
【考案を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案者は鋭意研究した結果次のような構成を有
する自転車用シューズを提供するに至った。即ち本考案
の自転車用シューズは靴底本体１の接地面側における前
部踏付部辺の略中央部辺と対応する部分でその前後方向
と交叉する向きに、ペダルのバーを嵌め込みする溝３を
穿設し、かつ該溝３を隔てた前部辺に左右方向への移動
を可能となす１個の取付け孔４と、同じく後部辺に前後
方向への移動を可能となす１個の取付け孔４を取付けた
プラグ２を装着した自転車シューズであって、前記プラ
グ２は少なくともその前部周縁部辺５に、左右方向への
移動を判続する移動調節目盛６を設け、かつ靴底本体１
の前記プラグ２の略装着基準位置に前記移動調節目盛６
を指示するソールマーカー７を形成したことを新規の手
段とするものである。
めに、本考案者は鋭意研究した結果次のような構成を有
する自転車用シューズを提供するに至った。即ち本考案
の自転車用シューズは靴底本体１の接地面側における前
部踏付部辺の略中央部辺と対応する部分でその前後方向
と交叉する向きに、ペダルのバーを嵌め込みする溝３を
穿設し、かつ該溝３を隔てた前部辺に左右方向への移動
を可能となす１個の取付け孔４と、同じく後部辺に前後
方向への移動を可能となす１個の取付け孔４を取付けた
プラグ２を装着した自転車シューズであって、前記プラ
グ２は少なくともその前部周縁部辺５に、左右方向への
移動を判続する移動調節目盛６を設け、かつ靴底本体１
の前記プラグ２の略装着基準位置に前記移動調節目盛６
を指示するソールマーカー７を形成したことを新規の手
段とするものである。
【０００５】
【作用】従って本考案によれば、自転車用シューズの靴
底本体に移動可能に取付けけられたペダルを係合するプ
ラグは、少なくともその前部周縁辺に左右方向の移動幅
を判続できる調節目盛を設け、他方靴底本体にプラグの
中心位置を示すソールマーカーを設けているため、選手
はプラグの位置を設定する際、或いは変更する場合には
当該移動調節目盛を基準にして設定することにより、い
つでも簡単な操作でしかも正確にプラグを装着でき、常
に最適な条件下で快適なペダリングを行うことができ
る。またパッド１０はソール１４と踵１５部を有してい
るブーツの甲皮または先甲被の間に位置せしめている。
底本体に移動可能に取付けけられたペダルを係合するプ
ラグは、少なくともその前部周縁辺に左右方向の移動幅
を判続できる調節目盛を設け、他方靴底本体にプラグの
中心位置を示すソールマーカーを設けているため、選手
はプラグの位置を設定する際、或いは変更する場合には
当該移動調節目盛を基準にして設定することにより、い
つでも簡単な操作でしかも正確にプラグを装着でき、常
に最適な条件下で快適なペダリングを行うことができ
る。またパッド１０はソール１４と踵１５部を有してい
るブーツの甲皮または先甲被の間に位置せしめている。
【０００６】
【実施例】本考案の自転車用シューズを図面に示す実施
例に基づいて説明すると、まず図面１は本考案の自転車
用シューズの靴底に取付けられるプラグ２の平面図を示
し、図２は縦方向の断面Ｘ−Ｘ線に沿う断面図、同じく
図３は横方向の断面Ｙ−Ｙ線に沿う断面図である。プラ
グ２は図１、２で示すように、前後方向の略中央部辺に
自転車ペダルのバーを嵌め込む講３を穿設し、かつ該溝
３を隔てて前部辺に左右に開口する取付け孔４を設けて
なり、該プラグ２の前部周縁辺５に沿って、左右方向へ
の移動を判続する放射状の移動調節目盛６を形成してい
る。この際プラグ２の前部周縁辺５の形状並びに前部辺
の取りつけ孔４の形状は、弧状に形成されることが望ま
しい、即ち、プラグ２の取りつけに際し、先に後部辺の
取りつけ孔４をビス８で仮止めし、その後に前部辺の取
りつけ孔４を位置決めして固定する場合、プラグ２の左
右の移動は後部辺の取りつけ孔４を支点として幅方向に
半円を描くように移動することになる。従ってプラグ２
の前部周縁辺５及び前部辺の取りつけ孔４の形状はこの
移動曲線に沿うよう弧状に形成される。
例に基づいて説明すると、まず図面１は本考案の自転車
用シューズの靴底に取付けられるプラグ２の平面図を示
し、図２は縦方向の断面Ｘ−Ｘ線に沿う断面図、同じく
図３は横方向の断面Ｙ−Ｙ線に沿う断面図である。プラ
グ２は図１、２で示すように、前後方向の略中央部辺に
自転車ペダルのバーを嵌め込む講３を穿設し、かつ該溝
３を隔てて前部辺に左右に開口する取付け孔４を設けて
なり、該プラグ２の前部周縁辺５に沿って、左右方向へ
の移動を判続する放射状の移動調節目盛６を形成してい
る。この際プラグ２の前部周縁辺５の形状並びに前部辺
の取りつけ孔４の形状は、弧状に形成されることが望ま
しい、即ち、プラグ２の取りつけに際し、先に後部辺の
取りつけ孔４をビス８で仮止めし、その後に前部辺の取
りつけ孔４を位置決めして固定する場合、プラグ２の左
右の移動は後部辺の取りつけ孔４を支点として幅方向に
半円を描くように移動することになる。従ってプラグ２
の前部周縁辺５及び前部辺の取りつけ孔４の形状はこの
移動曲線に沿うよう弧状に形成される。
【０００７】次に図４はプラグ２を装着する自転車用シ
ューズの靴底本体１の接地面側を示す平面図であって、
プラグ２の装着基準位置となる個所を記すソールマーカ
ー７が靴底の前後方向の線で形成してある。靴底本体１
の前部踏付部辺にはプラグ２の装着位置と対応する部位
に両者を結合するための透孔９、９が穿設されている。
この際各透孔９、９はプラグ２の前後、左右への移動を
可能ならしめるように設けており、ここでは前部辺に位
置する透孔９を少なくともプラグ２が前後、左右に移動
できる許容範囲内で大きく形成している。
ューズの靴底本体１の接地面側を示す平面図であって、
プラグ２の装着基準位置となる個所を記すソールマーカ
ー７が靴底の前後方向の線で形成してある。靴底本体１
の前部踏付部辺にはプラグ２の装着位置と対応する部位
に両者を結合するための透孔９、９が穿設されている。
この際各透孔９、９はプラグ２の前後、左右への移動を
可能ならしめるように設けており、ここでは前部辺に位
置する透孔９を少なくともプラグ２が前後、左右に移動
できる許容範囲内で大きく形成している。
【０００８】尚前述した取りつけ孔４、４及び透孔９、
９の形状はプラグ２の前後左右方向への移動を可能とす
る目的を達成し得るものであれば如何なる大きさ、形状
のもであっても良い。次に図４はプラグ２が靴底本体の
所定個所にビス８によって結合された状態を示す靴底の
接地面側を示す平面図である。この際プラグ２はビス８
の頭部でプラグ２が靴底本体１に係合でき、かつビス８
の頭部がプラグａ本体の表面に突出ししないように埋め
込みできるように、プラグ２の取りつけ孔４の口縁に低
位段状部１０が形成してある。またプラグ２を靴底に強
力に結合するには、図５に示すうに靴底本体１内にビス
８のボルト部１１を嵌合するワッシャー１２を装嵌する
ことによってビス８の締めつけを強化でき、プラグ２の
耐久性を増すことができる。
９の形状はプラグ２の前後左右方向への移動を可能とす
る目的を達成し得るものであれば如何なる大きさ、形状
のもであっても良い。次に図４はプラグ２が靴底本体の
所定個所にビス８によって結合された状態を示す靴底の
接地面側を示す平面図である。この際プラグ２はビス８
の頭部でプラグ２が靴底本体１に係合でき、かつビス８
の頭部がプラグａ本体の表面に突出ししないように埋め
込みできるように、プラグ２の取りつけ孔４の口縁に低
位段状部１０が形成してある。またプラグ２を靴底に強
力に結合するには、図５に示すうに靴底本体１内にビス
８のボルト部１１を嵌合するワッシャー１２を装嵌する
ことによってビス８の締めつけを強化でき、プラグ２の
耐久性を増すことができる。
【０００９】
【００１０】
【考案の効果】従って本考案によれば、自転車用シュー
ズの靴底本体に移動可能に取りつけられたペダル係合す
るプラグは、少なくともその前部周縁辺にプラグの左右
方向の移動幅を判続できる調節目盛を設けているため、
選手がプラグの位置及び角度を設定する際、或いは変更
する場合には当該移動調節目盛を基準にして設定するこ
とにより、いつでも簡単な操作でしかも正確にプラグを
装着でき、常に最適な条件下で快適に競技やペダリング
を行うことかできる。
ズの靴底本体に移動可能に取りつけられたペダル係合す
るプラグは、少なくともその前部周縁辺にプラグの左右
方向の移動幅を判続できる調節目盛を設けているため、
選手がプラグの位置及び角度を設定する際、或いは変更
する場合には当該移動調節目盛を基準にして設定するこ
とにより、いつでも簡単な操作でしかも正確にプラグを
装着でき、常に最適な条件下で快適に競技やペダリング
を行うことかできる。
【図１】本考案の自転車用シューズに取りつけるプラグ
示す平面図。
示す平面図。
【図２】図１のＸ−Ｘ線に沿う縦断面図。
【図３】図１のＹ−Ｙ線に沿う横断面図。
【図４】本考案の自転車用シューズの靴底の接地面側を
示す平面図。
示す平面図。
【図５】靴底本体にプラグを取付けた状態を示す平面
図。
図。
【図６】靴底本体にプラグを取付けた状態を示す主要部
縦断面図。
縦断面図。
【符号の説明】 １ 靴底本体 ２ プラグ ３ 溝 ４ 取付け孔 ５ 前部周縁辺 ６ 移動調節目盛 ７ ソールマーカー ８ ビス ９ 透孔 １０ 低位段状部 １１ ボルト部 １２ ワッシャー １３ 後部周縁部
Claims (1)
- 【請求項１】靴底本体１の接地面における前部踏付部辺
の略中央部辺と対応する部分でその前後方向と交叉する
向きにペダルのバーを嵌め込みする溝３を穿設し、かつ
該溝３を隔てた前部辺に左右方向への移動を可能となす
１個の取付け孔４と、同じく後部辺に前後方向への移動
を可能となす１個の取付け孔４を取付けたプラグを装着
した自転車シューズであって、前記プラグ２は少なくと
もその前部周縁部辺５に、左右方向への移動を判続する
移動調節目盛６を設け、かつ靴底本体１の前記プラグ２
の略装着基準位置に前記移動調節目盛６を指示するソー
ルマーカー７を形成したことを特徴とする自転車用シュ
ーズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991107127U JPH0744161Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自転車用シューズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991107127U JPH0744161Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自転車用シューズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069506U JPH069506U (ja) | 1994-02-08 |
| JPH0744161Y2 true JPH0744161Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=14451185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991107127U Expired - Lifetime JPH0744161Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自転車用シューズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744161Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428402Y2 (ja) * | 1987-12-26 | 1992-07-09 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP1991107127U patent/JPH0744161Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH069506U (ja) | 1994-02-08 |
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