JPH0744095U - 自動車用前照灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この実用新案は、自動車用前照灯にギヤ
ードモーターを取り付けて車体に固定、このギヤードモ
ーターにコンピューターを接続した自動車用前照灯に関
するものである。 【構成】 自動車用前照灯（１）にギヤードモータ
ー（２）の回転軸を取り付けてギヤードモーター（２）
を車体に固定し、これにハンドル舵角を計測してギヤー
ドモーターを制御するコンピューター（３）を接続す
る。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、自動車用前照灯にギヤードモーターを取り付け て自動車に固定、このギヤードモーターにコンピューターを接続 した自動車用前照灯に関するものである。

従来の自動車用前照灯は、見通しの悪い交差点や大きなカーブ等 の夜間走行に於いて、図（１）に示す様に交差点やカーブの外側 に照射してしまうので、交差点や大きなカーブの内側は、常に照 度不足となって、障害物の発見が遅れ大変危険な状態にあった。

本考案は、その欠点を除くために、図（２）の様に自動車用前照 灯にギヤードモーターを取り付けて車体に固定、ハンドル舵角に 応じてこの前照灯を走行路面と平行に左右に首振り状に回転させ ることのできるコンピューターによって、照射方角を自動的に変 換し交差点やカーブの内側にも連続して最適な照明ができる様に 改良したものである。これによって、従来よりも交差点や大きな カーブ等での夜間走行に於いての安全性がさらに向上するもので ある。

尚、本考案の自動車用前照灯に取り付けるギヤードモーターやコ ンピューターの取り付け位置や形状は特定しない。又、ギヤード モーターでなくてもどの様なタイプのモーターを使用しても良い ものとする。そし自動車用前照灯をハンドル舵角に応じて首振り 状に回転させるモーターの制御はコンピューターで行なうがこれ 以外の方法でもよい。

【図面の簡単な説明】

【図（１）】従来の自動車用前照灯を取り付けた自動車
が大きなカーブを夜間走行中の様子平面図。

【図（２）】本考案の自動車用前照灯を取り付けた自動
車の前部断面図。

【図（３）】本考案の自動車用前照灯を取り付けた自動
車が大きなカーブを夜間走行中の様子平面図。

【符号の説明】

（１）は自動車用前照灯。 （２）はギヤードモー
ター。 （３）はギヤードモーターを制御するコンピューター。 （４）はバッテリー。 （５）はハンドル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 自動車用前照灯（１）の下部にギ
   ヤードモーター（２）の回転軸を取り付けて、ギヤード
   モーター（２）を自動車に固定する。 （ロ） ギヤードモーター（２）に、これを制御するコ
   ンピューター（３）を接続する。 以上のごとく構成された，自動車用前照灯。