JPH074404A - 複数駆動シリンダのサーボ同期制御装置 - Google Patents

複数駆動シリンダのサーボ同期制御装置

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JPH074404A
JPH074404A JP14402593A JP14402593A JPH074404A JP H074404 A JPH074404 A JP H074404A JP 14402593 A JP14402593 A JP 14402593A JP 14402593 A JP14402593 A JP 14402593A JP H074404 A JPH074404 A JP H074404A
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cylinder
synchronous
drive
cylinders
piston
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JP14402593A
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Itaru Fujimura
至 藤村
Akira Matsui
明 松井
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数駆動シリンダのサーボ同期制御装置におい
て,コスト低減と小型化を図る。 【構成】複数(2つ)の駆動シリンダ1L,1Rと、複
数(2つ)の同期シリンダ10L,10Rと共通の同期
制御シリンダ10Mとを共通軸13でタンデムに固定連
結してなるマスターシリンダ10と、同期制御シリンダ
10Mの両シリンダ室12L,12Rに制御油を供給・
排出コントロールするサーボバルブ20と、モーション
目標信号SToとフィードバック信号STfとを入力と
してサーボバルブ20のポート選択切替えおよび供給制
御油量をコントロールする駆動制御手段(30,31)
とを設け、かつ各駆動シリンダ1L,1Rとこれに対応
する各同期シリンダ10L,10Rとをクロス配管5
L,5Rで接続して各油系閉回路を形成した構成であ
る。また、各同期制御シリンダに左右シリンダ室を連通
分離可能に接続するバイパスバルブ40L,40Rと、
これを開閉制御する開閉制御手段45L,45Rを設
け、油漏れによる同期ずれを自動補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の駆動シリンダを
同期運転させるサーボ同期制御装置に関する。特に、プ
レスのトランスファ装置として利用される。
【0002】
【従来の技術】多くの産業機械の内には、一対の部材
(負荷)を設定されたモーションに従って1次元〜多次
元方向に同期運転させる場合が多い。例えば、図5に示
すプレスの3次元トランスファ装置の場合、ワークWを
挟持するフィンガー61L,61Rを設けた一対のフィ
ードバー60L,60Rを、クランプ・アンクランプ
(X)方向,アドバンス・リターン(Y)方向およびリ
フト・ダウン(Z)方向のそれぞれに同期運転(移動)
して、ワークWを金型間に自動搬送するものと構成され
ている。かかる場合、フィードバー60L,60Rが複
数(2つ)の負荷である。
【0003】従来、この一対の負荷(60L,60R)
をX方向またはZ方向に同期運転する装置としては、レ
バー機構・カム機構等を組合せた機械式が広く採用され
ている。しかし、この機械式は、装置大型化やモーショ
ン変更困難等の欠点がある。そこで、一対の負荷のそれ
ぞれに駆動シリンダを連結しかつ1台のサーボモータや
カム機構で運転される制御シリンダを用いて各駆動シリ
ンダを同期運転するように構成したシリンダ型の機電式
(例えば、特開昭60−23604号公報)や、さらに
カム,サーボモータ等を一掃したシリンダ型の全電式
(例えば、特開平5−342号公報)が提案されてい
る。なお、Y方向については両負荷(60L,60R)
を1つの負荷として機械的に連結できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらシリンダ型によ
れば、確かに上記機械式の欠点を改善できる。しかしな
がら、上記機電式の場合はカム機構等が残っているので
一層の改善の余地があると指摘されている。一方、上記
全電式の場合は、各負荷ごとにサーボバルブ,エンコー
ダ等を設けなければならないのでコストの点で不利とな
り、同期運転のための整合調整が煩わしい。また、部品
点数が多いので装置全体としての信頼性の吟味に多大な
努力・時間が掛る。
【0005】さらに、いずれのシリンダ型でも、各駆動
シリンダに油漏れがあると次第に同期ずれが生じてしま
うので、折角多大な調整時間を掛けて一対の負荷を同期
運転可能としても、経時的に不安定性が増大する。上記
トランスファ装置の場合は、ワークWの挟持搬送の円滑
性が阻害され、さらには挟持不備やワークWの落下を招
く。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、部品点数の削減,装置小型化を図りつつ複数の駆動
シリンダを長期間に亘って高精度同期円滑運転ができる
低コストで取扱容易かつ信頼性の高い複数駆動シリンダ
のサーボ同期制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の同期シ
リンダと1台の同期制御シリンダとを共通軸でタンデム
に連結したマスターシリンダを設け、かつ各同期シリン
ダと各駆動シリンダとを各油系閉回路を形成するように
クロス配管で接続し、1つのサーボバルブをコントロー
ルすることによって複数の駆動シリンダの同期運転を行
う構成とし、前記目的を達成する。
【0008】また、各負荷に連結された各駆動シリンダ
は往復運動する。つまり、各駆動シリンダの移動方向は
1ストローク毎に向きが反転することに着目し、各同期
シリンダに設けられたバイパスバルブを用いて各油系閉
回路に積極的に負の同期ずれを付加することによって、
各駆動シリンダの油漏れによる各同期シリンダに対する
同期ずれを自動補正できるように構成している。
【0009】さらに、自動補正のためのバイパスバルブ
の開放時間を、先行した各駆動シリンダのピストンが当
該シリンダのセンターに到達した時点からその後に同期
制御シリンダのピストンが当該シリンダのセンターに到
達するまでの時間差と等しくなるように選択形成し、一
層の制御の容易化と構造の簡素化とを達成する。
【0010】すなわち、請求項1の複数駆動シリンダの
サーボ同期制御装置は、各負荷のそれぞれに対応連結さ
れた複数の駆動シリンダを同期制御するための複数駆動
シリンダのサーボ同期制御装置であって、前記各駆動シ
リンダを両ピストンロッド型の同一構造に形成するとと
もに、それぞれが両ピストンロッド型とされた同期制御
シリンダのピストンおよび複数の同期シリンダの各ピス
トンを共通軸に固定連結してなるマスターシリンダを設
け、前記各駆動シリンダと対応する各同期シリンダとを
各クロス配管で連結して各油系閉回路を形成し、該同期
制御シリンダの左右シリンダ室へ選択的に制御油を供給
可能に接続されたサーボバルブと,モーション目標信号
と該共通軸に連結されエンコーダから出力された共通軸
の移動変量に相当するフィードバック信号とを入力とし
て共通軸のモーションを目標モーションに合致させるよ
うに該サーボバルブを駆動制御する駆動制御手段とを設
けた、ことを特徴とする。
【0011】また、請求項2の複数駆動シリンダのサー
ボ同期制御装置は、前記各同期シリンダの左右シリンダ
室を各バイパスバルブを介して連通分離可能に接続する
とともに前記各駆動シリンダのピストンロッドのそれぞ
れに連結された複数のセンター位置検出器を設け、一方
向へ移動中において前記駆動シリンダのピストンが前記
同期制御シリンダのピストンよりも先行している場合に
その後に前記エンコーダで検出された前記同期制御シリ
ンダのピストンがセンター位置となったときに駆動シリ
ンダのピストンがセンター位置となるように該バイパス
バルブを開閉制御する開閉制御手段を前記各油系閉回路
ごとに設け、かつ前記各油系閉回路に油補充用弁ユニッ
トを接続し、前記各駆動シリンダの前記各同期制御シリ
ンダに対する同期ずれを前記各油系閉回路に負の同期ず
れを加えることによって自動補正するように構成した、
ことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項3の複数駆動シリンダのサ
ーボ同期制御装置は、前記各開閉制御手段が前記各同期
制御シリンダのピストンがそのセンター位置を通過する
時刻と前記各駆動シリンダのピストンが各センター位置
を通過する時刻との時間差だけ前記各バイパスバルブを
開放するものと形成され、かつ各バイパスバルブが該時
間差分だけ開放されたときに当該駆動シリンダと当該同
期制御シリンダとの同期ずれを補正することができる油
量を流通させることができるように選択されているこ
と、を特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による請求項1の発明の場合、マスタ
ーシリンダを形成する同期制御シリンダの一方シリンダ
室にサーボバルブから制御油を供給すると、各同期シリ
ンダのピストンは同期制御シリンダのピストンとともに
同方向に同量だけ移動変位する。すると、各同期シリン
ダとともに油系閉回路を形成する各駆動シリンダのピス
トンが同方向に同量だけ同期して移動変位する。したが
って、共通で1つのサーボバルブつまり同期制御シリン
ダをコントロールすることにより、複数の駆動シリンダ
を同期運転できる。他方向についても同様である。
【0014】この同期運転は、駆動制御手段によって目
標モーション通りに行われる。すなわち、駆動制御手段
は、予め決められたモーション目標信号とマスターシリ
ンダの共通軸に連結されたエンコーダから得たフィード
バック信号とを比較して、共通軸のモーションを目標モ
ーションに合致させるようにサーボバルブを駆動制御す
る。したがって、共通軸のモーションと各駆動シリンダ
のピストンロッドのモーションとを等しくできるから、
各駆動シリンダを設定されたモーションにしたがって同
期運転させることができる。
【0015】また、請求項2の発明の場合、ある駆動シ
リンダに油漏れがあると、例えば一方向への移動中は当
該駆動シリンダのピストンが当該同期シリンダ(同期制
御シリンダ)のピストンよりも遅れる。しかし、その後
に他方向に向き反転した場合は当該駆動シリンダのピス
トンの方が反転前の遅れ分だけ先行する。ここに、開閉
制御手段は、当該同期シリンダに設けられたバイパスバ
ルブを開放する。すると、当該駆動シリンダを他方向へ
移動させるための供給油量が減るので、当該ピストンの
他方向への移動変位を減すことができる。つまり、当該
駆動シリンダの当該同期シリンダに対する負の同期ずれ
を付加できる。したがって、同一油系閉回路内の同期シ
リンダに対する当該駆動シリンダの同期ずれを自動補正
できかつ完全同期運転ができる。なお、油系閉回路中の
油が減少すると、油補充用弁ユニットが働き自動的に補
充される。
【0016】さらに、請求項3の発明の場合、同期ずれ
の自動補正のためのバイパスバルブの開放時間は、駆動
シリンダのピストンがそのセンター位置に到達した時刻
からその後に当該同期シリンダのピストンが当該センタ
ー位置に到達した時刻までの時間差に等しい時間とする
ように選択されている。したがって、各駆動シリンダの
ピストンロッドに連結された各センター位置検出器の出
力とマスターシリンダの共通軸に連結されたエンコーダ
の出力とを比較する簡単な制御構成で、各駆動シリンダ
の油漏れよる同期ずれを正確かつ迅速に自動補正でき
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)このサーボ同期制御装置は、図1に示す
如く、複数(2つ)の駆動シリンダ1L,1Rと,同期
制御シリンダ10Mと複数(2つ)の同期シリンダ10
L,10Rとからなるマスターシリンダ10と,1つの
サーボバルブ20と,駆動制御手段(30)等とを含
み、各駆動シリンダと対応する各同期シリンダとをクロ
ス配管5L,5Rで接続して各油系閉回路を形成すると
ともに、サーボバルブ20からの制御油を供給・排出さ
せて同期制御シリンダ10Mをコントロールするように
形成し、1つのサーボバルブ20をコントロールするこ
とによって複数(2つ)の駆動シリンダ1L,1Rを設
定モーションに従って同期運転させることができるよう
に構成されている。
【0018】なお、この実施例における各駆動シリンダ
1L,1Rは、図5に示した各フィードバー(負荷)6
0L,60Rをクランプ・アンクランプ(X)方向にお
いて互いに離隔接近させることができるように連結され
ている。
【0019】図1において、駆動シリンダ1Lは、シリ
ンダ2内に移動可能に装着されたピストン4Lの両側に
ピストンロッド3Lを設けた両ピストンロッド型であ
る。したがって、例えば左シリンダ室2Lに油圧を供給
しかつ右シリンダ室2Rから油圧を排出すれば、ピスト
ン4Lを図1に実線矢印で示した右方向へ移動変位させ
ることができる。駆動シリンダ1Rも同一構造とされて
いる。
【0020】また、マスターシリンダ10は、中央の同
期制御シリンダ10Mと左右の同期シリンダ10L,1
0Rとからなる。同期制御シリンダ10Mは、シリンダ
12と,ピストン14Mと,これらから形成された左右
シリンダ室12L,12Rとからなる。左側の同期シリ
ンダ10Lは、左側の駆動シリンダ1Lに対応するもの
とされ、クロス配管5L(6,7)で接続することによ
り油系閉回路を形成している。つまり、同期シリンダ1
0Lのピストン14Lと駆動シリンダ1Lのピストン4
Lとは、同方向に移動する。そして、両シリンダ10
L,1Lを同一構造とすることにより、等量だけ同方向
に同期移動するように形成してある。駆動シリンダ1L
がいわゆるスレーブシリンダとなる。
【0021】また、右側の同期シリンダ10Rとこれに
対応させた駆動シリンダ1Rとの構造および関係は、左
側の構造(10L,5L,1L)およびその関係と同じ
である。
【0022】ところで、同期シリンダ10Lと同期制御
シリンダ10Mと同期シリンダ10Rとは、両ピストン
ロッド型とされかつ構造が同一とされている。そして、
各ピストン14L,14M,14Rは、共通軸(ピスト
ンロッド)13でタンデムに固定連結されている。した
がって、同期制御シリンダ10Mの例えば左シリンダ室
12Lに油圧を供給しかつ右シリンダ室12Rから排出
すれば、両同期シリンダ10L,10Rの両ピストン1
4L,14Rをそのピストン10Mと同方向に同量だけ
移動させることができる。その結果、両駆動シリンダ1
L,1Rのピストン4L,4Rをピストン10Mと同方
向に同量だけ同期移動することができる。つまり、1つ
の同期制御シリンダ10Mをコントロールすれば、複数
(2つ)の駆動シリンダ1L,1Rを同期運転させるこ
とができること明白である。
【0023】次に、サーボバルブ20は、4ポート型で
ソレノイド20Sを励磁コントロールすることによっ
て、同期制御シリンダ10Mの左側または右側のシリン
ダ室12L,12Rに選択的に制御油を供給(排出)で
きる。しかも、そのピストン14Mの移動速度をコント
ロールすることもできる。図1に示す状態は、サーボバ
ルブ20が中立ポジションにあるものとされ、同期制御
シリンダ10M(12L,12R)とは配管15L,1
5Rを介し接続されている。なお、高圧油圧源21には
配管22を介し接続され、また、配管24で回収タンク
23に排出可能に接続されている。
【0024】ここに、駆動制御手段は、共通軸13のモ
ーションを予め設定された目標モーションに合致させる
ための制御手段で、この実施例ではコントローラ30と
ドライバ31とから形成されている。コントローラ30
は、モーション設定手段(32,33)からのモーショ
ン目標信号SToと共通軸13に連結されたエンコーダ
35からのフィードバック信号STfとを比較して、そ
の偏差eを求めかつこの偏差eをドライバ31へ出力す
る。ドライバ31は、この偏差eに相応したコントロー
ル信号CNTを出力してソレノイド20Sを励磁コント
ロールしつつサーボバルブ20のポート選択切替えおよ
び制御油量を調整する。
【0025】フィードバック信号STfは、共通軸13
の変位量相当信号であり、かつモーション目標信号ST
oは目標変位量相当信号である。この実施例ではプレス
のトランスファ装置に供するものとされているので、モ
ーション設定手段をクランク角度θを検出するクランク
角度検出器33と,クランク角度θを入力としてモーシ
ョン目標信号SToを生成する目標信号生成回路32と
から構成している。クランク角度θつまりスライドの上
下方向位置に応じてフィードバー60L,60Rを離隔
接近させればよいからである。
【0026】次に、この第1実施例の作用を説明する。
プレス運転が行われると、クランク角度検出器33が時
々刻々に変るクランク角度θを検出する。すると、目標
信号生成回路32が予め決められたフィードバー50
L,50Rのクランプ・アンクランプ(X)方向のモー
ションを達成するために必要とするモーション目標信号
SToを生成出力する。一方、マスターシリンダ10の
共通軸13に連結されたエンコーダ35からフィードバ
ック信号STfが入力される。
【0027】コントローラ(駆動制御手段)30は、モ
ーション目標信号SToとフィードバック信号STfと
を比較してその偏差eを求め、かつドライバ31へ出力
する。ドライバ31は、この偏差eに応じたコントロー
ル信号CNTを出力して、サーボバルブ20をコントロ
ールする。
【0028】すなわち、サーボバルブ20は、図1に示
す例えば左側のポートに切替えかつ制御油量もコントロ
ールする。つまり、配管15Lを通して同期制御シリン
ダ10Mの左シリンダ室12L内に制御油を供給しかつ
右シリンダ室12R内の油を排出する。したがって、ピ
ストン14Mが実線矢印で示す右方向に移動する。この
際、共通軸13で一体的に連結された各同期シリンダ1
0L,10Rのピストン14L,14Rも同方向に同量
だけ同期して移動する。
【0029】すると、例えば同期シリンダ10Lの右シ
リンダ室12Rの油圧がクロス配管6を通って駆動シリ
ンダ1Lの左シリンダ室2L内に供給され、かつ右シリ
ンダ室2R内の油圧はクロス配管7を通って同期シリン
ダ10Lの左シリンダ室12L内に排出される。つま
り、同期シリンダ10Lとこれに対応する駆動シリンダ
1Lとはクロス配管5L(6,7)で接続され油系閉回
路を形成するので、ピストン4Lはそのピストン14L
と実線矢印の同方向に同量だけ同期して移動変位する。
点線矢印で示す場合も同期運転できる。同期シリンダ1
0Rとこれに対応する駆動シリンダ1Rとも同様に作用
する。
【0030】ここに、両同期シリンダ10L,10Rお
よび両駆動シリンダ1L,1Rの各構造が同期制御シリ
ンダ10Mの構造と同一とされているので、結局、各駆
動シリンダ1L,1Rのピストン4L,4R(ピストン
ロッド3L,3R)のモーションは、同期制御シリンダ
10Mのピストン14M(共通軸13)のモーションと
同じとなる。
【0031】しかして、この第1実施例によれば、複数
(2つ)の駆動シリンダ1L,1Rと、複数(2つ)の
同期シリンダ10L,10Rと共通の同期制御シリンダ
10Mとを共通軸13でタンデムに固定連結してなるマ
スターシリンダ10と、同期制御シリンダ10Mの両シ
リンダ室12L,12Rに制御油を供給・排出コントロ
ールするサーボバルブ20と、モーション目標信号ST
oとフィードバック信号STfとを入力としてサーボバ
ルブ20のポート選択切替えおよび供給制御油量をコン
トロールする駆動制御手段(30,31)とを設け、か
つ各駆動シリンダ1L,1Rとこれに対応する各同期シ
リンダ10L,10Rとをクロス配管5L,5Rで接続
して各油系閉回路を形成した構成とされているので、従
来例に比較して部品点数を削減し小型化が図れ、かつ複
数の駆動シリンダ1L,1Rを長期に亘って高精度同期
円滑運転できるとともに大幅なコスト低減を達成でき取
扱簡単で信頼性が高い。
【0032】また、各シリンダ1L,1R、10L,1
0M,10Rが同一構造とされているので、この点から
も一層のコスト低減ができるとともに小型化を一段と図
れる。
【0033】また、1台のサーボバルブ20でコントロ
ールされる同期制御シリンダ10Mと複数の同期シリン
ダ10L,10Rとが共通軸13で一体的に連結されて
いるので、確実な同期運転を行えるとともにフィードバ
ック信号STfの信頼性が高い。
【0034】また、モーション目標信号SToがモーシ
ョン設定手段で生成出力されるものとされ、かつこのモ
ーション設定手段がクランク角度検出器33と目標信号
生成回路32とから形成されているので、一対の負荷
(60L,60R)をプレス(スライド)作動に整合さ
せた確実な同期運転とすることができる。
【0035】(第2実施例)この第2実施例は、図2に
示す如く、基本的構成が第1実施例(図1)の場合と同
じとされるが、各駆動シリンダ1L,1Rに万一の油漏
れ(リーク)が発生した場合でも、それによる同期ずれ
を自動補正できるように構成してある。
【0036】すなわち、各駆動シリンダ1L,1Rにセ
ンター位置検出器46L,46Rを設け、各同期シリン
ダ10L,10Rに各左右シリンダ室12L,12Rを
連通分離可能に接続するバイパスバルブ40L,40R
を設けるとともに、このバイパスバルブ40L,40R
を適時に開閉制御する開閉制御手段45L,45Rを設
け、各駆動シリンダ1L,1Rの移動方向が反転するこ
とを巧に利用しつつ各油系閉回路1L,5L,10L、
1R,5R,10Rに積極的に負の同期ずれを付加する
ことにより、同期制御シリンダ10Mに対する油漏れの
生じた駆動シリンダの同期ずれを自動補正できるように
形成してある。
【0037】また、各油系閉回路には、図2,図3に示
した各油補充用弁ユニット50を設け、油系閉回路内の
油量が減少した場合には油を自動補充できるように構成
してある。図3において、各油補充用弁ユニット50
は、1つのレリース弁51と4つのチェック弁52とを
図示の通り接続した構成とされ、配管53,53を通し
てクロス配管6,7に接続されている。55は油タンク
である。したがって、油系閉回路内の油量が減少して負
圧が発生すると、油タンク55から不足分の油を自吸す
ることができる。また、この油補充用弁ユニット50
は、駆動シリンダ1(1L,1R)が機械的にロックし
た時などにおいてシリンダ2内に高圧が発生した場合に
は対向室2L(2R)に油をレリーフし、シリンダ2等
の破損を防止する機能も有する。
【0038】図2において、バイパスバルブ40Lは、
逆止弁ポート40RVと絞り流路ポート40RFとから
形成され、ソレノイド40LSを励磁・非励磁とするこ
とによって、そのいずれかに切替えられる構成である。
通常的には、ソレノイド40LSが非励磁とされ、逆止
弁ポート40RVが配管41L,41Rを介して左側の
同期シリンダ10Lの左右シリンダ室12L,12Rを
分離(隔離)状態に保持する。
【0039】一方、同期ずれを補正する場合は、ソレノ
イド40LSを励磁して絞り流路ポート40RFに切替
えて左右シリンダ室12L,12Rを連通させる。した
がって、例えば、ピストン14Lが図2で左方向に移動
している場合、絞り流路ポート40RFに切替えると、
左シリンダ室12L内の油圧の一部はその駆動シリンダ
1Lの右シリンダ室2Rに供給されずに同期シリンダ1
0Lの右シリンダ室12Rへバイパスされてしまう。ひ
いては、クロス配管6を通して駆動シリンダ1Lの左シ
リンダ室2L内に供給される。
【0040】すなわち、同期シリンダ10Lとクロス配
管5L(6,7)と駆動シリンダ1Lが形成する油系閉
回路に負の同期ずれを付加することができる。詳しく
は、駆動シリンダ1Lのピストン4Lが同期シリンダ1
0Lのピストン14Lと同方向(例えば左方向)に移動
しつつピストン4Lがピストン14Lよりも先行してい
る場合に、ピストン4Lの移動を遅らせピストン14L
側に合わせられるということである。
【0041】この意味は、方向反転する前、つまり右方
向に移動しているときに駆動シリンダ1Lに油漏れが生
じた場合、右方向に移動するピストン4Lは同方向に移
動するピストン14Lに同期せずに遅れてしまう。した
がって、方向反転した後つまり左方向に移動する際は、
ピストン4Lが先の遅れ分だけピストン14Lよりも先
行することになる。この方向反転により駆動シリンダ1
L(4L)の方が同期シリンダ10L(14L)よりも
先行した際に、負の同期ずれを付加することによって次
に方向反転するまでに駆動シリンダ1Lの油漏れによる
同期ずれを自動補正できるわけである。駆動シリンダ1
R側についても同様である。
【0042】これを実行するために、駆動シリンダ1L
のピストンロッド3Lにセンター位置検出器46Lを設
け、ピストン4Lがシリンダ2のセンター位置に到達し
たときにセンター信号T1Lを得る。また、マスターシ
リンダ10の共通軸13に連結されたエンコーダ35の
出力STfから同期制御シリンダ10M(同期シリンダ
10L,10R)のピストン14M(14L,14R)
がシリンダ12のセンター位置に到達したときにセンタ
ー信号T10を生成出力するセンター信号生成回路35
Tを設けてある。
【0043】また、開閉制御手段45Lは、駆動シリン
ダ1L側のセンター信号T1Lが入力されてから、マス
ターシリンダ10側のセンター信号T10が入力される
までの時間差を算出しかつこれに応じた開信号Slを出
力するものと形成されている。図4(B),(C),
(D1)に示す時間差Tと開信号Slの出力時間(k×
T)との関係は適宜でよい。つまり、定数kを任意の値
に設定できる。換言すれば、定数kをバイパスバルブ4
0Lの絞り流路ポート40RFの大きさにより決定すれ
ばよい。
【0044】かくして、この実施例では、図4(D2)
に示すように、定数kを“1”としてある。つまり、時
間差T分だけ開信号Slを出力してバイパスバルブ40
Lを開放するものとして制御構成を簡素化してある。そ
して、この時間差T分だけ両シリンダ室12L,12R
を連通させれば、ピストン4Lとピストン14Lとの同
期ずれが補正できるように、絞り流路ポート40RFの
大きさを選択形成してある。
【0045】なお、右側の同期シリンダ10Rと駆動シ
リンダ1Rとについても同様な構造(40R,46R,
45R)としてある。
【0046】次に、この第2実施例の作用を説明する。
但し、正常時の動作は、上述した第1実施例の場合と同
じなので省略する。
【0047】さて、図2において、例えばピストン14
Lとピストン4Lとが同期して右方向に移動していると
きに当該駆動シリンダ1Lに油漏れが生じたとすると、
ピストン4Lはピストン14Lに対して遅れ同期ずれと
なる。そして、ピストン14Lが右限となり次の左限に
向けて方向反転すると、この瞬間から左方向へ移動する
際には、ピストン4Lがピストン14Lよりもその遅れ
分だけ先行することになる。
【0048】したがって、駆動(スレーブ)シリンダ1
Lのピストン4Lが図4(A)に実線で示すように先に
当該シリンダ2のセンター位置に到達する。これに対
し、同期(マスター)シリンダ10Lのピストンは点線
で示すように遅れて当該シリンダ12のセンター位置に
到達することになる。
【0049】すなわち、図4(A)に示す時刻t1にお
いてセンター位置検出器46Lがセンター信号T1Lを
出力(Hレベル)する。一方、センター信号生成回路3
5Tからのセンター信号Toは時刻t2において出力
(Hレベル)される。その時間差はTである。ここに、
開閉制御手段(開信号生成回路)45Lは、時刻t1か
ら時刻t2までの時間Tだけ開信号Slを出力してソレ
ノイド40LSを励磁し、バイパスバルブ40Lを絞り
流路ポート40RF側に切替える。
【0050】すると、同期シリンダ10Lの左シリンダ
室12L内の油圧の一部が絞り流路ポート40RFを通
りその右シリンダ室12Rへバイパスされる。つまり、
クロス配管7を通って駆動シリンダ1Lの右シリンダ室
2R内に供給される左移動のための油量は減少する。一
方、その左シリンダ室2L内には、右シリンダ室12
R,クロス配管6を通りバイパスされた油が余分に供給
される。つまり、負の同期ずれを加えることができる。
【0051】かくして、ピストン14Lが左限に到達す
る迄には先行していたピストン4Lの同期ずれ分を補正
することができる。したがって、再び移動方向が左→右
へ方向反転された場合は、ピストン4Lをピストン14
Lに完全同期させられる。
【0052】しかして、この第2実施例によれば、各同
期シリンダ10L,10Rの左右シリンダ室12L,1
2Rを各バイパスバルブ40L,40Rを介して連通分
離可能に接続するとともに、各駆動シリンダ1L,1R
のピストン4L,4Rが油漏れにより当該各同期シリン
ダ10L,10Rのピストン14L,14Rよりも先行
している場合に各バイパスバルブ40L,40Rを開放
する開閉制御手段45L,45Rを設け、各駆動シリン
ダ1L,1Rの同期制御シリンダ10Mに対する同期ず
れを各油系閉回路1L,5L,10L、1R,5R,1
0Rに反対(負)の同期ずれを加えることによって自動
補正する構成とされているので、一段と長期に亘って複
数駆動シリンダを完全同期運転することができ、信頼性
が飛躍的に向上する。
【0053】また、各開閉制御手段45L,45Rが、
各駆動シリンダ1L,1Rのピストン4L,4Rが当該
同期シリンダ10L,10Rのピストン14L,14R
よりも移動方向に先行する際にバイパスバルブ40L,
40Rを絞り流路ポート40RFに切替える、つまりそ
の左右シリンダ室12L,12Rを連通させるように形
成されているので、各別の油圧源を必要とすることなく
各油系閉回路に負の同期ずれを付加することができる。
【0054】また、この負の同期ずれ付加は、各駆動シ
リンダ1L,1Rのピストン4L,4Rの移動方向が反
転するごとに実行されるから、モーションに応じた適切
な同期ずれの自動補正を安定して行える。
【0055】また、各開閉制御手段45L,45Rを、
各駆動シリンダ1L,1Rのピストン4L,4Rがセン
ター位置に到達した時刻t1と各同期シリンダ10L,
10Rのピストン14L,14Rがセンター位置に到達
した時刻t2との時間差Tに応じて各バイパスバルブ4
0L,40Rを開放するものと形成されているので、高
精度で安定した自動補正制御を行える。
【0056】また、バイパスバルブ40L,40Rの各
絞り流路ポート40RFの大きさを、上記時間差Tだけ
開放させれば当該同期ずれを解消できるように選択形成
されているので、一段と制御が容易となりかつ駆動シリ
ンダ1L,1Rのモーションに支障を与えずに高精度補
正ができる。
【0057】なお、以上の実施例では、プレスのトラン
スファ装置に供するものとされていたが、本装置はこれ
に限定されず複数の駆動シリンダを同一モーションで同
期運転する設備,機器等に広く適用される。
【0058】
【発明の効果】上記の説明から明らかの通り、請求項1
の発明によれば、複数の駆動シリンダと、複数の同期シ
リンダと共通の同期制御シリンダとを共通軸でタンデム
に固定連結してなるマスターシリンダと、同期制御シリ
ンダの両シリンダ室に制御油を供給・排出コントロール
するサーボバルブと、モーション目標信号とフィードバ
ック信号とを入力としてサーボバルブのポート選択切替
えおよび供給制御油量をコントロールする駆動制御手段
とを設け、かつ各駆動シリンダとこれに対応する各同期
シリンダとをクロス配管で接続して各油系閉回路を形成
した構成とされているので、従来例に比較して部品点数
を削減し小型化が図れ、かつ複数の駆動シリンダを長期
に亘って高精度同期円滑運転できるとともに大幅なコス
ト低減を達成でき取扱簡単で信頼性が高い。
【0059】また、請求項2の発明によれば、各同期シ
リンダの左右シリンダ室を各バイパスバルブを介して連
通分離可能に接続するとともに、各駆動シリンダのピス
トンが油漏れにより当該各同期シリンダのピストンより
も先行している場合に各バイパスバルブを開放する開閉
制御手段を設け、各駆動シリンダの同期制御シリンダに
対する同期ずれを各油系閉回路に負の同期ずれを加える
ことによって自動補正する構成とされているので、一段
と長期に亘って複数駆動シリンダを完全同期運転するこ
とができ、信頼性を飛躍的に向上させることができる。
【0060】また、請求項3の発明によれば、各開閉制
御手段を前記各同期制御シリンダのピストンがそのセン
ター位置を通過する時刻と各駆動シリンダのピストンが
各センター位置を通過する時刻との時間差だけ各バイパ
スバルブを開放するものと形成され、かつ各バイパスバ
ルブが該時間差分だけ開放されたときに当該駆動シリン
ダと当該同期制御シリンダとの同期ずれを補正すること
ができる油量を流通させることができるように選択され
ているので、一段の制御構成簡素化とコスト低減とを図
ることができるとともに、駆動シリンダのモーションの
高低速に拘わらずそれに応じた的確な補正を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す全体構成図である。
【図3】同じく、油補充用弁ユニットを説明するための
図である。
【図4】同じく、同期ずれの補正動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図5】本発明および従来例に係るトランスファ装置を
説明するための概略図である。
【符号の説明】
1L,1R 駆動シリンダ 2 シリンダ 2L,2R シリンダ室 3L,3R ピストンロッド 4L,4R ピストン 5L,5R クロス配管 6,7 クロス配管 10 マスターシリンダ 10M 同期制御シリンダ 10L,10R 同期シリンダ 12 シリンダ 12L,12R シリンダ室 13 共通軸 14L,14M,14R ピストン 15L,15R 配管 20 サーボバルブ 20S ソレノイド 21 高圧油圧源 30 コントローラ(駆動制御手段) 31 ドライバ(駆動制御手段) 32 目標信号生成回路 33 クランク角度検出器 35 エンコーダ 35T センター信号生成回路 40L,40R バイパスバルブ 40LS,40RS ソレノイド 40RV 逆止弁ポート 40RF 絞り流路ポート 41L,41R 配管 45L,45R 開閉制御手段 46L,46R センター位置検出器 50 油補充用弁ユニット 51 レリーフ弁 52 チェック弁 53 配管 55 油タンク 60L,60R フィードバー(負荷) STo モーション目標信号 STf フィードバック信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各負荷のそれぞれに対応連結された複数
    の駆動シリンダを同期制御するための複数駆動シリンダ
    のサーボ同期制御装置であって、 前記各駆動シリンダを両ピストンロッド型の同一構造に
    形成するとともに、それぞれが両ピストンロッド型とさ
    れた同期制御シリンダのピストンおよび複数の同期シリ
    ンダの各ピストンを共通軸に固定連結してなるマスター
    シリンダを設け、前記各駆動シリンダと対応する各同期
    シリンダとを各クロス配管で連結して各油系閉回路を形
    成し、該同期制御シリンダの左右シリンダ室へ選択的に
    制御油を供給可能に接続されたサーボバルブと,モーシ
    ョン目標信号と該共通軸に連結されエンコーダから出力
    された共通軸の移動変量に相当するフィードバック信号
    とを入力として共通軸のモーションを目標モーションに
    合致させるように該サーボバルブを駆動制御する駆動制
    御手段とを設けた、ことを特徴とする複数駆動シリンダ
    のサーボ同期制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各同期シリンダの左右シリンダ室を
    各バイパスバルブを介して連通分離可能に接続するとと
    もに前記各駆動シリンダのピストンロッドのそれぞれに
    連結された複数のセンター位置検出器を設け、一方向へ
    移動中において前記駆動シリンダのピストンが前記同期
    制御シリンダのピストンよりも先行している場合にその
    後に前記エンコーダで検出された前記同期制御シリンダ
    のピストンがセンター位置となったときに駆動シリンダ
    のピストンがセンター位置となるように該バイパスバル
    ブを開閉制御する開閉制御手段を前記各油系閉回路ごと
    に設け、かつ前記各油系閉回路に油補充用弁ユニットを
    接続し、前記各駆動シリンダの各前記同期制御シリンダ
    に対する同期ずれを前記各油系閉回路に負の同期ずれを
    加えることによって自動補正するように構成した、こと
    を特徴とする請求項1の複数駆動シリンダのサーボ同期
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記各開閉制御手段が前記各同期制御シ
    リンダのピストンがそのセンター位置を通過する時刻と
    前記各駆動シリンダのピストンが各センター位置を通過
    する時刻との時間差だけ前記各バイパスバルブを開放す
    るものと形成され、かつ各バイパスバルブが該時間差分
    だけ開放されたときに当該駆動シリンダと当該同期制御
    シリンダとの同期ずれを補正することができる油量を流
    通させることができるように選択されていること、を特
    徴とする請求項2の複数駆動シリンダのサーボ同期制御
    装置。
JP14402593A 1993-06-15 1993-06-15 複数駆動シリンダのサーボ同期制御装置 Pending JPH074404A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264543A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Honda Motor Co Ltd ロボットハンドならびにその制御システム、制御方法および制御プログラム
CN102756066A (zh) * 2012-07-19 2012-10-31 浙江大学 节能型锻造操作机前后提升液压系统
CN105298961A (zh) * 2015-12-11 2016-02-03 天津市天锻压力机有限公司 海洋工程领域多油缸同步牵引控制系统及控制方法
CN108488123A (zh) * 2018-06-12 2018-09-04 山河智能装备股份有限公司 一种双液压油缸自动同步系统
CN115479057A (zh) * 2022-08-01 2022-12-16 广东纳睿雷达科技股份有限公司 一种车载雷达天线俯仰控制系统及其控制方法

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