JPH0743842A - 電子アルバムシステム - Google Patents
電子アルバムシステムInfo
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- JPH0743842A JPH0743842A JP18981593A JP18981593A JPH0743842A JP H0743842 A JPH0743842 A JP H0743842A JP 18981593 A JP18981593 A JP 18981593A JP 18981593 A JP18981593 A JP 18981593A JP H0743842 A JPH0743842 A JP H0743842A
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- Japan
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- image
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- recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】常に撮影時の自然な画像表示をユーザに提供す
ることができる電子アルバムシステムを提供する。 【構成】 撮影時に、予め定められた方向に対してカメ
ラの傾きがどの位あるかを検出する傾き検出装置12
と、この出力を、光学的、電子的又は磁気的記録の内の
少なくとも1つの方法で該方法に対応する記録媒体に傾
き情報として記録する記録装置13と、被写体画像を同
様の方法で記録媒体に画像情報として記録する画像記録
装置とを有するカメラと、上記傾き情報を読み取る傾き
情報読み取り装置23と、上記画像情報を読み取る画像
情報読み取り装置22と、上記読み取られた画像情報及
び傾き情報に基づいて、画像を所定の方向に対して補正
する補正装置25とを少なくとも有する。
ることができる電子アルバムシステムを提供する。 【構成】 撮影時に、予め定められた方向に対してカメ
ラの傾きがどの位あるかを検出する傾き検出装置12
と、この出力を、光学的、電子的又は磁気的記録の内の
少なくとも1つの方法で該方法に対応する記録媒体に傾
き情報として記録する記録装置13と、被写体画像を同
様の方法で記録媒体に画像情報として記録する画像記録
装置とを有するカメラと、上記傾き情報を読み取る傾き
情報読み取り装置23と、上記画像情報を読み取る画像
情報読み取り装置22と、上記読み取られた画像情報及
び傾き情報に基づいて、画像を所定の方向に対して補正
する補正装置25とを少なくとも有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子アルバムシステム
に関し、特に、カメラにて記録された傾き情報を基に画
像を補正修正する装置に関する。
に関し、特に、カメラにて記録された傾き情報を基に画
像を補正修正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影時のカメラの縦位置、横位置
を検出してその情報を有効に利用することが考えられて
いる。例えば、特開平04−209927号や特開平0
2−184835号等は、検出された縦、横位置に応じ
て日付を最適位置に写し込む技術を開示している。
を検出してその情報を有効に利用することが考えられて
いる。例えば、特開平04−209927号や特開平0
2−184835号等は、検出された縦、横位置に応じ
て日付を最適位置に写し込む技術を開示している。
【0003】また、カメラ単独では縦位置、横位置を判
定してAFの選択、AEの決定等に縦、横の情報を使用
している。また、フィルムから電子画像として取り込ん
だ画像を縦位置、横位置に応じて表示しようとした場
合、フィルムから画像を取り込む作業者が縦位置、横位
置を判断してそれぞれに応じた画像の取り込みを行う必
要がある。
定してAFの選択、AEの決定等に縦、横の情報を使用
している。また、フィルムから電子画像として取り込ん
だ画像を縦位置、横位置に応じて表示しようとした場
合、フィルムから画像を取り込む作業者が縦位置、横位
置を判断してそれぞれに応じた画像の取り込みを行う必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カメラの傾き(フィル
ム平面内での回転量)はほとんど縦位置、横位置のディ
ジタル値として処理されることが多い。しかし実際の撮
影では縦、横以外にその中間的な傾きにて撮影する場合
も多い。この場合、表示が印画紙へのプリントの場合は
印画紙を回転して配置することにて補正されるが、電子
画像をTV等の固定のものに表示しようとするとユーザ
自身の処理(頭の中で再認識する、頭を傾ける等)にて
補正する必要があり、ユーザに余分な負荷を与えること
になる。
ム平面内での回転量)はほとんど縦位置、横位置のディ
ジタル値として処理されることが多い。しかし実際の撮
影では縦、横以外にその中間的な傾きにて撮影する場合
も多い。この場合、表示が印画紙へのプリントの場合は
印画紙を回転して配置することにて補正されるが、電子
画像をTV等の固定のものに表示しようとするとユーザ
自身の処理(頭の中で再認識する、頭を傾ける等)にて
補正する必要があり、ユーザに余分な負荷を与えること
になる。
【0005】また、電子画像に変換する時に傾きの補正
量を付加しようとする場合にはユーザが撮影時の状況を
記憶する必要があり非現実的(銀塩写真の場合ラボにて
現像処理があるため日程がかかる等電子画像に変換する
までの時間が長い)である。さらに、被写体判定が必要
なので、ラボ等の作業者が写真より的確な傾き量を算出
し補正することは困難である。
量を付加しようとする場合にはユーザが撮影時の状況を
記憶する必要があり非現実的(銀塩写真の場合ラボにて
現像処理があるため日程がかかる等電子画像に変換する
までの時間が長い)である。さらに、被写体判定が必要
なので、ラボ等の作業者が写真より的確な傾き量を算出
し補正することは困難である。
【0006】本発明の電子アルバムシステムはこのよう
な課題に着目してなされたものであり、その目的とする
ところは、カメラ撮影時のフィルム平面内の傾きを記録
しておき、電子画像取り込み時に画像情報と共に記録ま
たは傾き補正して記録するとともに、画像表示時に傾き
量を補正して表示することで、常に撮影時の自然な画像
表示をユーザに提供することができる電子アルバムシス
テムを提供することにある。
な課題に着目してなされたものであり、その目的とする
ところは、カメラ撮影時のフィルム平面内の傾きを記録
しておき、電子画像取り込み時に画像情報と共に記録ま
たは傾き補正して記録するとともに、画像表示時に傾き
量を補正して表示することで、常に撮影時の自然な画像
表示をユーザに提供することができる電子アルバムシス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電子アルバムシステムは、撮影時に、予
め定められた方向に対してカメラの傾きがどの位あるか
を検出する傾き検出手段と、上記傾き検出手段の出力
を、光学的、電子的又は磁気的記録の内の少なくとも1
つの方法で該方法に対応する記録媒体に傾き情報として
記録する記録手段と、被写体画像を光学的、電子的又は
磁気的記録の内の少なくとも1つの方法で該方法に対応
する記録媒体に画像情報として記録する画像記録手段と
を少なくとも有するカメラと、上記対応する記録媒体に
記録された傾き情報を読み取る傾き情報読み取り手段
と、上記対応する記録媒体に記録された画像情報を読み
取る画像情報読み取り手段と、上記読み取られた画像情
報及び傾き情報に基づいて、画像を所定の方向に対して
補正する補正手段とを少なくとも有する画像読み取り装
置とを具備する。
めに、本発明の電子アルバムシステムは、撮影時に、予
め定められた方向に対してカメラの傾きがどの位あるか
を検出する傾き検出手段と、上記傾き検出手段の出力
を、光学的、電子的又は磁気的記録の内の少なくとも1
つの方法で該方法に対応する記録媒体に傾き情報として
記録する記録手段と、被写体画像を光学的、電子的又は
磁気的記録の内の少なくとも1つの方法で該方法に対応
する記録媒体に画像情報として記録する画像記録手段と
を少なくとも有するカメラと、上記対応する記録媒体に
記録された傾き情報を読み取る傾き情報読み取り手段
と、上記対応する記録媒体に記録された画像情報を読み
取る画像情報読み取り手段と、上記読み取られた画像情
報及び傾き情報に基づいて、画像を所定の方向に対して
補正する補正手段とを少なくとも有する画像読み取り装
置とを具備する。
【0008】
【作用】本発明の電子アルバムシステムは、撮影時に、
予め定められた方向に対してカメラの傾きがどの位ある
かを検出して、検出結果を光学的、電子的又は磁気的記
録の内の少なくとも1つの方法で該方法に対応する記録
媒体に傾き情報として記録する。同時に、被写体画像を
光学的、電子的又は磁気的記録の内の少なくとも1つの
方法で該方法に対応する記録媒体に画像情報として記録
する。
予め定められた方向に対してカメラの傾きがどの位ある
かを検出して、検出結果を光学的、電子的又は磁気的記
録の内の少なくとも1つの方法で該方法に対応する記録
媒体に傾き情報として記録する。同時に、被写体画像を
光学的、電子的又は磁気的記録の内の少なくとも1つの
方法で該方法に対応する記録媒体に画像情報として記録
する。
【0009】そして、読み取り時において、上記対応す
る記録媒体に記録された傾き情報を読み取るとともに、
上記対応する記録媒体に記録された画像情報を読み取
り、上記読み取られた画像情報及び傾き情報に基づい
て、画像を所定の方向に対して補正する。
る記録媒体に記録された傾き情報を読み取るとともに、
上記対応する記録媒体に記録された画像情報を読み取
り、上記読み取られた画像情報及び傾き情報に基づい
て、画像を所定の方向に対して補正する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施例の構成を示す図
である。フィルムに撮影画像を記録するカメラは、カメ
ラ全体を制御するカメラ制御装置11と、このカメラ制
御装置11の信号にて撮影時にカメラの傾き(フィルム
平面)を検出する傾き検出装置12と、検出された傾き
量をフィルム14に記録する傾き記録装置13にて構成
される。
に説明する。図1は本発明の第1実施例の構成を示す図
である。フィルムに撮影画像を記録するカメラは、カメ
ラ全体を制御するカメラ制御装置11と、このカメラ制
御装置11の信号にて撮影時にカメラの傾き(フィルム
平面)を検出する傾き検出装置12と、検出された傾き
量をフィルム14に記録する傾き記録装置13にて構成
される。
【0011】フィルム14はラボにて現像されフィルム
21(現像済み)になる。フィルム21より電子画像を
作成するスキャナは、フィルム21の画像を読み取る画
像読み取り装置22と、フィルム21に記録された傾き
情報を読み取る傾き読み取り装置23と、画像情報と傾
き情報を記録する記録装置24と記録装置24に記録さ
れた画像を傾き情報に基づいて補正する補正装置25
と、画像情報と傾き情報を保存するMO(光磁気記録)
装置26と、補正された画像を表示するTV装置27に
て構成される。
21(現像済み)になる。フィルム21より電子画像を
作成するスキャナは、フィルム21の画像を読み取る画
像読み取り装置22と、フィルム21に記録された傾き
情報を読み取る傾き読み取り装置23と、画像情報と傾
き情報を記録する記録装置24と記録装置24に記録さ
れた画像を傾き情報に基づいて補正する補正装置25
と、画像情報と傾き情報を保存するMO(光磁気記録)
装置26と、補正された画像を表示するTV装置27に
て構成される。
【0012】このような構成において、撮影時、カメラ
の傾き検出装置12はカメラ制御装置11の信号にてフ
ィルム14に傾きに関する情報を記録する。フィルム2
0はラボにて現像されフィルム21としてスキャナに渡
される。
の傾き検出装置12はカメラ制御装置11の信号にてフ
ィルム14に傾きに関する情報を記録する。フィルム2
0はラボにて現像されフィルム21としてスキャナに渡
される。
【0013】スキャナの画像読み取り装置22、傾き読
み取り装置23はフィルム21からそれぞれの情報(撮
影された画像情報、カメラにて記録された傾き情報)を
読み取り記録装置24に一時記録する。MO装置26は
画像情報と傾き情報を関係付けて保存する。
み取り装置23はフィルム21からそれぞれの情報(撮
影された画像情報、カメラにて記録された傾き情報)を
読み取り記録装置24に一時記録する。MO装置26は
画像情報と傾き情報を関係付けて保存する。
【0014】補正装置25は記録装置24またはMO装
置26から読み出された画像情報と傾き情報に基づいて
画像に対して回転補正処理を行いTV装置27に表示す
る。また補正装置25は回転した画像の余白部を補正す
る倍率変更も行う。
置26から読み出された画像情報と傾き情報に基づいて
画像に対して回転補正処理を行いTV装置27に表示す
る。また補正装置25は回転した画像の余白部を補正す
る倍率変更も行う。
【0015】図2は本発明の第2実施例の構成を示す図
である。本実施例では傾き量を光学的にかつアナログ的
に写し込むシステムとする。本実施例のカメラは、カメ
ラを制御するカメラCPU101と、フィルム14に撮
影時のフィルム平面内の傾き量に応じて傾き情報を光学
的に写し込む記録光源102、傾き検出管(遮光性の粘
性流体と空気が入っている)にて構成される。
である。本実施例では傾き量を光学的にかつアナログ的
に写し込むシステムとする。本実施例のカメラは、カメ
ラを制御するカメラCPU101と、フィルム14に撮
影時のフィルム平面内の傾き量に応じて傾き情報を光学
的に写し込む記録光源102、傾き検出管(遮光性の粘
性流体と空気が入っている)にて構成される。
【0016】また、本実施例のスキャナは、撮影フィル
ム14を現像処理して得られたフィルム21の情報を読
み取るデータ読み取り装置(フィルム画像を読み取るフ
ィルムスキャナは公知であるので詳細は省略する)20
1と、読み取った画像とより画像データと傾き情報を検
出し補正するスキャナCPU202と、情報を記録保存
するMO装置26と、画像を表示するTV変換装置20
3、TV装置27にて構成される。
ム14を現像処理して得られたフィルム21の情報を読
み取るデータ読み取り装置(フィルム画像を読み取るフ
ィルムスキャナは公知であるので詳細は省略する)20
1と、読み取った画像とより画像データと傾き情報を検
出し補正するスキャナCPU202と、情報を記録保存
するMO装置26と、画像を表示するTV変換装置20
3、TV装置27にて構成される。
【0017】このように構成において、撮影時、カメラ
CPU101は光源102を発光させ、傾き検出管10
3の傾き情報をフィルム14に写し込む。データ読み取
り装置201はフィルム14を現像して得られたフィル
ム21より画像情報と傾き量情報を光学情報として(画
像情報領域と傾き情報領域)同時に読み込み、両情報を
スキャナCPU202へ送る。スキャナCPU202は
画像情報を傾き情報に基づいて補正(回転、倍率変更)
し、補正後の画像情報を表示装置系に送るとともに、M
O装置26にも画像情報と傾き情報を送る。
CPU101は光源102を発光させ、傾き検出管10
3の傾き情報をフィルム14に写し込む。データ読み取
り装置201はフィルム14を現像して得られたフィル
ム21より画像情報と傾き量情報を光学情報として(画
像情報領域と傾き情報領域)同時に読み込み、両情報を
スキャナCPU202へ送る。スキャナCPU202は
画像情報を傾き情報に基づいて補正(回転、倍率変更)
し、補正後の画像情報を表示装置系に送るとともに、M
O装置26にも画像情報と傾き情報を送る。
【0018】すなわち、表示装置系はスキャナCPU2
02によって補正された画像情報をTV変換装置203
にてTV信号に変更し、TV装置27で表示する。MO
装置26は画像情報と傾き情報を関係付けて保存する。
02によって補正された画像情報をTV変換装置203
にてTV信号に変更し、TV装置27で表示する。MO
装置26は画像情報と傾き情報を関係付けて保存する。
【0019】図3(a)、(b)は上記した傾き検出管
103の詳細な構成を示す図である。同図において、フ
ィルム面に接する部分(カメラの裏蓋部等)でフィルム
有効領域(画像が写し込まれる領域)106以外には、
傾き写し込み用の傾き検出管103、光源104、液体
105、さらに拡散板107等が配置されている。
103の詳細な構成を示す図である。同図において、フ
ィルム面に接する部分(カメラの裏蓋部等)でフィルム
有効領域(画像が写し込まれる領域)106以外には、
傾き写し込み用の傾き検出管103、光源104、液体
105、さらに拡散板107等が配置されている。
【0020】図4(a)、(b)はカメラ側にて傾き情
報が写し込まれた様子を示す図であり、(a)はカメラ
を傾けて撮影した時のフィルム上の様子であり、(b)
はカメラを傾けずに撮影した時のフィルム上の様子を示
す。スキャナ側は以下に述べるようにフィルム上のA、
B、C、Dの位置を読み取って傾き量を算出、補正処理
を行う。
報が写し込まれた様子を示す図であり、(a)はカメラ
を傾けて撮影した時のフィルム上の様子であり、(b)
はカメラを傾けずに撮影した時のフィルム上の様子を示
す。スキャナ側は以下に述べるようにフィルム上のA、
B、C、Dの位置を読み取って傾き量を算出、補正処理
を行う。
【0021】図5はカメラ側のシーケンスを示すフロー
チャートである。まず、カメラシーケンスを開始する
(S1001)。次に、1stレリーズ“ON”の判定
を行う(S1002)。1stレリーズ“OFF”の場
合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場
合は測距(レンズ駆動まで)を行う(S1003)。
チャートである。まず、カメラシーケンスを開始する
(S1001)。次に、1stレリーズ“ON”の判定
を行う(S1002)。1stレリーズ“OFF”の場
合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場
合は測距(レンズ駆動まで)を行う(S1003)。
【0022】次に、測光を行なうとともに、フィルムの
ISO情報の読み込みを行う(S1004、S100
5)。次に、測光情報とISO情報を基に絞り、シャッ
タ速度Ts、傾き写し込み時間Td等の露出条件を設定
する(S1006)。次に、再度1stレリーズの判定
を行う(S1007)。1stレリーズ“OFF”の場
合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場
合は2ndレリーズの判定を行う(S1008)。2n
dレリーズ“OFF”の場合はS1007に戻り、2n
dレリーズ“ON”の場合は露出シーケンスを行う(S
1009)。そして露出終了後フィルムの巻き上げを行
う(S1010)。最後に本シーケンスを抜ける(S1
011)。
ISO情報の読み込みを行う(S1004、S100
5)。次に、測光情報とISO情報を基に絞り、シャッ
タ速度Ts、傾き写し込み時間Td等の露出条件を設定
する(S1006)。次に、再度1stレリーズの判定
を行う(S1007)。1stレリーズ“OFF”の場
合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場
合は2ndレリーズの判定を行う(S1008)。2n
dレリーズ“OFF”の場合はS1007に戻り、2n
dレリーズ“ON”の場合は露出シーケンスを行う(S
1009)。そして露出終了後フィルムの巻き上げを行
う(S1010)。最後に本シーケンスを抜ける(S1
011)。
【0023】図6は露出シーケンスを示すフローチャー
トである。まず、露出シーケンス1を開始する(S11
01)。次にタイマーTをリセットしスタートする(S
1102)。次にシャッタを開く(S1103)。次
に、光源を“ON”して、傾き情報の写し込みを開始す
る(S1104)。そして秒時タイマーTの判定と条件
に対応した処理を行う(S1105〜S1112)。
トである。まず、露出シーケンス1を開始する(S11
01)。次にタイマーTをリセットしスタートする(S
1102)。次にシャッタを開く(S1103)。次
に、光源を“ON”して、傾き情報の写し込みを開始す
る(S1104)。そして秒時タイマーTの判定と条件
に対応した処理を行う(S1105〜S1112)。
【0024】すなわち、まず、T≧Tdかどうかを判定
し、T≧Tdでない場合はT≧Tsかどうかを判定し、
T≧Tsの場合はシャッタを閉じる(S1105、S1
106、S1107)。次に、T≧Tdかどうかを再度
判定し、YESとなったときに光源を“OFF”して傾
き写し込みを終了する(S1108、S1109)。
し、T≧Tdでない場合はT≧Tsかどうかを判定し、
T≧Tsの場合はシャッタを閉じる(S1105、S1
106、S1107)。次に、T≧Tdかどうかを再度
判定し、YESとなったときに光源を“OFF”して傾
き写し込みを終了する(S1108、S1109)。
【0025】また、S1105においてT≧Tdの場合
は光源を“OFF”して傾き写し込みを終了し、次にT
≧Tsかどうかを判定する(S1110、S111
1)。ここで、T≧Ts、T≧Tdの両条件が成立した
場合はシャッタを閉じて本シーケンスを抜ける(S11
11、S1112)。
は光源を“OFF”して傾き写し込みを終了し、次にT
≧Tsかどうかを判定する(S1110、S111
1)。ここで、T≧Ts、T≧Tdの両条件が成立した
場合はシャッタを閉じて本シーケンスを抜ける(S11
11、S1112)。
【0026】図7はスキャナ側のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。まず、スキャナシーケンスを開始す
る(S1201)。次にフィルムより画像/傾き情報の
読み込みを行う(S1202)。ここで、フィルム画像
情報を電子画像として読み込む装置は公知なので省略す
る。次に、傾き信号の有無を判定する(S1203)。
ここで、傾き信号がない場合は傾き信号がないことを警
告表示し(S1211)、その後、S1206へ行く。
ーチャートである。まず、スキャナシーケンスを開始す
る(S1201)。次にフィルムより画像/傾き情報の
読み込みを行う(S1202)。ここで、フィルム画像
情報を電子画像として読み込む装置は公知なので省略す
る。次に、傾き信号の有無を判定する(S1203)。
ここで、傾き信号がない場合は傾き信号がないことを警
告表示し(S1211)、その後、S1206へ行く。
【0027】また、傾き信号がある場合は傾き信号A〜
Dを検出し(S1204)、傾き信号に応じて補正処理
を行う(S1205)。次に画像を表示するとともに
(S1206)、倍率変更(傾いた画像に関してのみに
有効)の設定の判定を行う(S1221)。
Dを検出し(S1204)、傾き信号に応じて補正処理
を行う(S1205)。次に画像を表示するとともに
(S1206)、倍率変更(傾いた画像に関してのみに
有効)の設定の判定を行う(S1221)。
【0028】ここで、倍率変更が設定されていない場合
はS1224へ飛んで画面レイアウトを行なう。倍率変
更が設定されている場合は後述するような方法で倍率を
変更して再表示を行ない(S1222)、次に確認を行
う(S1223)。
はS1224へ飛んで画面レイアウトを行なう。倍率変
更が設定されている場合は後述するような方法で倍率を
変更して再表示を行ない(S1222)、次に確認を行
う(S1223)。
【0029】ここで確認OKでない場合はS1221へ
戻る。確認OKの場合は画面レイアウトを行う(S12
24)。次に保存の判定を行う(S1225)。保存し
ない場合は本シーケンスを終了し、保存する場合はMO
装置26に記録する。ここで記録情報は画像フルサイ
ズ、傾き情報、倍率情報、項数情報を含むレイアウト情
報などである。最後に本シーケンスを終了する(S12
31)。
戻る。確認OKの場合は画面レイアウトを行う(S12
24)。次に保存の判定を行う(S1225)。保存し
ない場合は本シーケンスを終了し、保存する場合はMO
装置26に記録する。ここで記録情報は画像フルサイ
ズ、傾き情報、倍率情報、項数情報を含むレイアウト情
報などである。最後に本シーケンスを終了する(S12
31)。
【0030】図8(a)は補正のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。ここで傾き角θはdeg表示とす
る。また、検出点A、B、C、Dの座標を図8(b)に
示すように(Xa,Ya)、(Xb,Yb)、(Xc,
Yc)、(Xd,Yd)とする。また、図8(c)はカ
メラの傾きに対応して液面が傾くようすを示している。
ーチャートである。ここで傾き角θはdeg表示とす
る。また、検出点A、B、C、Dの座標を図8(b)に
示すように(Xa,Ya)、(Xb,Yb)、(Xc,
Yc)、(Xd,Yd)とする。また、図8(c)はカ
メラの傾きに対応して液面が傾くようすを示している。
【0031】まず、補正シーケンスを開始する(S13
01)。次に各座標の判定を行い以下に述べるように傾
き量を補正する(S1302〜S1308)。ここで、
各補正とも透過光側すなわち明るく検出された側が上位
置にくる様に配置する。またεx、εy、εY、Lx、
Lyは所定の定数である。
01)。次に各座標の判定を行い以下に述べるように傾
き量を補正する(S1302〜S1308)。ここで、
各補正とも透過光側すなわち明るく検出された側が上位
置にくる様に配置する。またεx、εy、εY、Lx、
Lyは所定の定数である。
【0032】まず、S1302において、|Ya−Yb
|<εyかどうかを判定し、|Ya−Yb|<εyの場
合はθ=0、180として、横位置配置を行なう(S1
305)。また、|Ya−Yb|<εyでないとき、す
なわち|Ya−Yb|≧εyのときは|Ya−Yb|>
εYかどうかを判定する(S1303)。ここで、|Y
a−Yb|>εYでない場合すなわち、|Ya−Yb|
≦εYの場合はtanθ=(Yd−Yc)/Lxよりθ
を算出し補正する(S1307)。
|<εyかどうかを判定し、|Ya−Yb|<εyの場
合はθ=0、180として、横位置配置を行なう(S1
305)。また、|Ya−Yb|<εyでないとき、す
なわち|Ya−Yb|≧εyのときは|Ya−Yb|>
εYかどうかを判定する(S1303)。ここで、|Y
a−Yb|>εYでない場合すなわち、|Ya−Yb|
≦εYの場合はtanθ=(Yd−Yc)/Lxよりθ
を算出し補正する(S1307)。
【0033】また、|Ya−Yb|>εYである場合は
|Xc−Xd|<εxかどうかを判定し、YESの場合
はθ=90、−90として、縦位置配置を行なう(S1
306)。一方、|Xc−Xd|<εxでない場合すな
わち、|Xc−Xd|≧εxの場合はtanθ=(Xb
−Xa)/Lyよりθを算出し補正する(S130
8)。最後に本シーケンスを抜ける(S1311)。
|Xc−Xd|<εxかどうかを判定し、YESの場合
はθ=90、−90として、縦位置配置を行なう(S1
306)。一方、|Xc−Xd|<εxでない場合すな
わち、|Xc−Xd|≧εxの場合はtanθ=(Xb
−Xa)/Lyよりθを算出し補正する(S130
8)。最後に本シーケンスを抜ける(S1311)。
【0034】図9は倍率変更の様子を示す図である。被
写体が傾いた状態で撮影された場合、通常は(b)の様
な状態にて画像が取り込まれ(フィルム情報全て)表示
される。この場合、図に示すように画像の長辺及び短辺
が画面に一致していないことがある。そこで、図9
(a)に示すように、この画像をズーミングして拡大
し、画面からはみでた分のみをカットして表示する。こ
こで、倍率は連続変化、離散変化のどちらでもよく、最
大倍率は画面全体に画像が入った所とする。
写体が傾いた状態で撮影された場合、通常は(b)の様
な状態にて画像が取り込まれ(フィルム情報全て)表示
される。この場合、図に示すように画像の長辺及び短辺
が画面に一致していないことがある。そこで、図9
(a)に示すように、この画像をズーミングして拡大
し、画面からはみでた分のみをカットして表示する。こ
こで、倍率は連続変化、離散変化のどちらでもよく、最
大倍率は画面全体に画像が入った所とする。
【0035】図10は画像が電子アルバムに自動レイア
ウトされた様子を示す図である。図に示すように、画像
は読み込まれた順に(a)〜(e)と配置される。所定
の画面に所定の大きさが最大数はいった所で一枚が終了
し次の項へ移る。ここで、(a)、(c)は横位置配
置、(d)は縦位置配置、(b)、(e)は傾き補正配
置を示している。また、(b)は図9で説明したような
倍率補正を行なったときに得られる画像である。
ウトされた様子を示す図である。図に示すように、画像
は読み込まれた順に(a)〜(e)と配置される。所定
の画面に所定の大きさが最大数はいった所で一枚が終了
し次の項へ移る。ここで、(a)、(c)は横位置配
置、(d)は縦位置配置、(b)、(e)は傾き補正配
置を示している。また、(b)は図9で説明したような
倍率補正を行なったときに得られる画像である。
【0036】本実施例では傾き信号を液体を用いて行っ
たが例えば角速度センサ等、回転量がわかるものであれ
ばよい。また傾きをアナログ的記録する必要はなくディ
ジタル的にしてもよく、更に大まかにすることで処理の
簡素化ができる。
たが例えば角速度センサ等、回転量がわかるものであれ
ばよい。また傾きをアナログ的記録する必要はなくディ
ジタル的にしてもよく、更に大まかにすることで処理の
簡素化ができる。
【0037】また、図11に示すように、記録装置24
に記録された情報を補正装置25によって補正した後に
MO装置26に記録することによって、余分な情報の記
録を省略することか可能である。また、傾き量を電気信
号に変換して磁気記録やバーコード記録を行ってもよ
い。
に記録された情報を補正装置25によって補正した後に
MO装置26に記録することによって、余分な情報の記
録を省略することか可能である。また、傾き量を電気信
号に変換して磁気記録やバーコード記録を行ってもよ
い。
【0038】以下に、第3実施例を説明する。本実施例
はSV等の電子映像カメラにて傾き情報を記録し再生時
に補正するシステムに関する。図12は本実施例の構成
を示す図である。本実施例においてはカメラによって画
像カード(電子記録媒体:例えば電子メモリまたはSV
等)に撮影画像を記録する。このカメラは、カメラ全体
を制御し、撮影時の傾き量を画像カード33に記録する
カメラ制御部31と、このカメラ制御部31の信号にて
撮影時にカメラの傾き(電子撮像素子平面)を検出する
傾き検出装置32とによって構成される。
はSV等の電子映像カメラにて傾き情報を記録し再生時
に補正するシステムに関する。図12は本実施例の構成
を示す図である。本実施例においてはカメラによって画
像カード(電子記録媒体:例えば電子メモリまたはSV
等)に撮影画像を記録する。このカメラは、カメラ全体
を制御し、撮影時の傾き量を画像カード33に記録する
カメラ制御部31と、このカメラ制御部31の信号にて
撮影時にカメラの傾き(電子撮像素子平面)を検出する
傾き検出装置32とによって構成される。
【0039】一方、再生記録装置は、画像カード33の
情報を読み取る画像読み取り装置41と、画像カード3
3に記録された傾き情報を読み取る傾き読み取り装置4
2と、画像を傾き情報に基づいて補正する補正装置43
と、補正された画像情報を保存するMO(光磁気記録)
装置45と、補正された画像を表示するTV装置44に
よって構成される。
情報を読み取る画像読み取り装置41と、画像カード3
3に記録された傾き情報を読み取る傾き読み取り装置4
2と、画像を傾き情報に基づいて補正する補正装置43
と、補正された画像情報を保存するMO(光磁気記録)
装置45と、補正された画像を表示するTV装置44に
よって構成される。
【0040】このような構成において、撮影時、カメラ
側の傾き検出装置32はカメラ制御部31の信号にて画
像カード33に傾きに関する情報と画像情報を記録す
る。再生時、画像読み取り装置41、傾き読み取り装置
42は画像カード33からそれぞれの情報(撮影された
画像情報、カメラにて記録された傾き情報)を読み取
る。補正装置43は傾き情報に基づいて傾き、倍率補正
をする。MO装置45は補正された画像情報を保存す
る。TV装置44は補正された画像を表示する。
側の傾き検出装置32はカメラ制御部31の信号にて画
像カード33に傾きに関する情報と画像情報を記録す
る。再生時、画像読み取り装置41、傾き読み取り装置
42は画像カード33からそれぞれの情報(撮影された
画像情報、カメラにて記録された傾き情報)を読み取
る。補正装置43は傾き情報に基づいて傾き、倍率補正
をする。MO装置45は補正された画像情報を保存す
る。TV装置44は補正された画像を表示する。
【0041】図13は第3実施例の変形例を示す図であ
る。この変形例では傾き量を角速度センサの信号を用い
てディジタル的に傾き(撮像平面内の回転)を記録して
補正するシステムとする。
る。この変形例では傾き量を角速度センサの信号を用い
てディジタル的に傾き(撮像平面内の回転)を記録して
補正するシステムとする。
【0042】カメラは、カメラを制御するカメラCPU
301と、撮影時の傾き量、例えば撮像平面内の傾き量
を検出する角速度センサ302と、検出された傾き量に
応じて傾き情報を画像カード(電子記録媒体)401に
記録する記録装置303とによって構成される。
301と、撮影時の傾き量、例えば撮像平面内の傾き量
を検出する角速度センサ302と、検出された傾き量に
応じて傾き情報を画像カード(電子記録媒体)401に
記録する記録装置303とによって構成される。
【0043】一方、再生記録装置は、情報を読み取り、
画像データと傾き情報を検出するとともに、検出された
情報に対して補正を行なうスキャナCPU501と、補
正された画像情報を記録保存するMO装置45と、補正
された画像情報を表示するTV変換装置502、TV装
置44によって構成される。
画像データと傾き情報を検出するとともに、検出された
情報に対して補正を行なうスキャナCPU501と、補
正された画像情報を記録保存するMO装置45と、補正
された画像情報を表示するTV変換装置502、TV装
置44によって構成される。
【0044】上記した構成において、カメラCPU30
1は撮影時に角速度センサ302の出力信号の初期状態
(平面条件設定)から積分値を基に傾き量を検出する。
記録装置303は検出された傾き量と画像情報を画像カ
ード401に記録する。
1は撮影時に角速度センサ302の出力信号の初期状態
(平面条件設定)から積分値を基に傾き量を検出する。
記録装置303は検出された傾き量と画像情報を画像カ
ード401に記録する。
【0045】再生時、スキャナCPU501は画像カー
ド401より画像情報と傾き量情報を読み取り、画像情
報を傾き情報に基づいて補正(回転、倍率変更)して表
示装置系に補正された画像情報を送るとともに、MO装
置45にも補正された画像情報を送る。表示装置系はス
キャナCPU501によって補正された画像情報をTV
変換装置502にてTV信号に変更し、TV装置44で
表示する。MO装置45は補正された画像情報を記録保
存する。
ド401より画像情報と傾き量情報を読み取り、画像情
報を傾き情報に基づいて補正(回転、倍率変更)して表
示装置系に補正された画像情報を送るとともに、MO装
置45にも補正された画像情報を送る。表示装置系はス
キャナCPU501によって補正された画像情報をTV
変換装置502にてTV信号に変更し、TV装置44で
表示する。MO装置45は補正された画像情報を記録保
存する。
【0046】図14はカメラ側のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。まず、カメラシーケンスを開始する
(S2001)。次に、1stレリーズ“ON”の判定
を行う(S2002)。ここで、1stレリーズ“OF
F”の場合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“O
N”の場合は測距(レンズ駆動まで)を行う(S200
3)。次に測光を行なって、測光情報を基に絞りFn
o、シャッタ速度Tsを設定する(S2004、S20
05)。次に、再度1stレリーズの判定を行う(S2
006)。
ーチャートである。まず、カメラシーケンスを開始する
(S2001)。次に、1stレリーズ“ON”の判定
を行う(S2002)。ここで、1stレリーズ“OF
F”の場合は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“O
N”の場合は測距(レンズ駆動まで)を行う(S200
3)。次に測光を行なって、測光情報を基に絞りFn
o、シャッタ速度Tsを設定する(S2004、S20
05)。次に、再度1stレリーズの判定を行う(S2
006)。
【0047】ここで、1stレリーズ“OFF”の場合
は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場合
は2ndレリーズの判定を行う(S2007)。ここ
で、2ndレリーズ“OFF”の場合はS2006に戻
り、2ndレリーズ“ON”の場合は傾きΘの検出を行
う(S2008)。次に露出を行ない、画像情報と傾き
情報を記録する(S2019、S2010)。最後に本
シーケンスを抜ける(S2011)。
は本シーケンスを抜け、1stレリーズ“ON”の場合
は2ndレリーズの判定を行う(S2007)。ここ
で、2ndレリーズ“OFF”の場合はS2006に戻
り、2ndレリーズ“ON”の場合は傾きΘの検出を行
う(S2008)。次に露出を行ない、画像情報と傾き
情報を記録する(S2019、S2010)。最後に本
シーケンスを抜ける(S2011)。
【0048】図15は再生記録装置側のシーケンスを示
すフローチャートである。まず、再生記録のシーケンス
を開始する(S2101)。次にカード401より画像
/傾き情報の読み込みを行なって、傾き信号の有無を判
定する(S2102、S2103)。ここで、傾き信号
がない場合は傾き信号がないことを警告表示し、S21
05へ行く(S2106)。
すフローチャートである。まず、再生記録のシーケンス
を開始する(S2101)。次にカード401より画像
/傾き情報の読み込みを行なって、傾き信号の有無を判
定する(S2102、S2103)。ここで、傾き信号
がない場合は傾き信号がないことを警告表示し、S21
05へ行く(S2106)。
【0049】傾き信号がある場合は傾き信号に応じて補
正処理を行なって画像を表示する(S2104、S21
05)。次に倍率変更(傾いた画像に関してのみに有
効)の設定の判定を行う(S2111)。
正処理を行なって画像を表示する(S2104、S21
05)。次に倍率変更(傾いた画像に関してのみに有
効)の設定の判定を行う(S2111)。
【0050】ここで、倍率変更が設定されていない場合
はS2114へ行く。倍率変更が設定されている場合は
倍率を変更し再表示を行う(S2112)。この場合の
倍率変更方法は前記した通りである。次に確認を行う
(S2113)。ここで、確認OKでない場合はS21
11へ戻る。また、確認OKの場合は画面レイアウトを
行う(S2114)。次に保存の判定を行う(S211
5)。保存しない場合は本シーケンスを終了し、保存す
る場合はMO装置45に記録する(S2116)。ここ
で、記録情報は補正された画像、項数情報を含むレイア
ウト情報も含む。最後に本シーケンスを終了する(S2
117)。
はS2114へ行く。倍率変更が設定されている場合は
倍率を変更し再表示を行う(S2112)。この場合の
倍率変更方法は前記した通りである。次に確認を行う
(S2113)。ここで、確認OKでない場合はS21
11へ戻る。また、確認OKの場合は画面レイアウトを
行う(S2114)。次に保存の判定を行う(S211
5)。保存しない場合は本シーケンスを終了し、保存す
る場合はMO装置45に記録する(S2116)。ここ
で、記録情報は補正された画像、項数情報を含むレイア
ウト情報も含む。最後に本シーケンスを終了する(S2
117)。
【0051】図16は補正のシーケンスを示すフローチ
ャートである。傾き角θはdeg表示とする。まず、補
正のシーケンスを開始する(S2201)。次に、傾き
角θの判定を行い各補正処理を行う(S2202〜S2
205、S2211〜S2216)。
ャートである。傾き角θはdeg表示とする。まず、補
正のシーケンスを開始する(S2201)。次に、傾き
角θの判定を行い各補正処理を行う(S2202〜S2
205、S2211〜S2216)。
【0052】すなわち、まず、|θ|<ε1かどうかを
判定し、YESの場合はθ=0とし、横位置配置を行な
う(S2202、S2211、S2216)。次に、|
θ|<ε1でない場合は、|θ−90|<ε2であるか
どうかを判定し、YESの場合はθ=90として、縦位
置配置を行なう(S2203、S2212、S221
7)。
判定し、YESの場合はθ=0とし、横位置配置を行な
う(S2202、S2211、S2216)。次に、|
θ|<ε1でない場合は、|θ−90|<ε2であるか
どうかを判定し、YESの場合はθ=90として、縦位
置配置を行なう(S2203、S2212、S221
7)。
【0053】また、|θ−90|<ε2でなく、|θ−
180|<ε1の場合はθ=180として、横位置配置
を行なう。また、|θ−180|<ε1でなくかつ、|
θ−270|<ε2の場合はθ=270として、縦位置
配置を行なう(S2205、S2214)。
180|<ε1の場合はθ=180として、横位置配置
を行なう。また、|θ−180|<ε1でなくかつ、|
θ−270|<ε2の場合はθ=270として、縦位置
配置を行なう(S2205、S2214)。
【0054】一方、上記以外の傾き角θの場合は傾き角
θに応じて画像の回転を行う(S2215)。ここでε
1、ε2は所定値とする。最後に、本シーケンスを抜け
る(S2221)。
θに応じて画像の回転を行う(S2215)。ここでε
1、ε2は所定値とする。最後に、本シーケンスを抜け
る(S2221)。
【0055】以上、本実施例では傾き信号を角速度セン
サを用いて検出したがこれに限定されず、回転量がわか
るものであれば他の方法でも良い。また傾きを大まかに
することで処理の簡素化ができる。また、情報の保存記
録を補正前の画像情報と傾き量を関係付けて保存記録し
てもよい。
サを用いて検出したがこれに限定されず、回転量がわか
るものであれば他の方法でも良い。また傾きを大まかに
することで処理の簡素化ができる。また、情報の保存記
録を補正前の画像情報と傾き量を関係付けて保存記録し
てもよい。
【0056】また、図17に示すように、画像を自動的
に補正せず傾き量を表示してもよい。同図において、
(a)は数字にて表示、(b)は座標系の図にて表示、
(c)は(a)、(b)の両方にて表示したものであ
る。
に補正せず傾き量を表示してもよい。同図において、
(a)は数字にて表示、(b)は座標系の図にて表示、
(c)は(a)、(b)の両方にて表示したものであ
る。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子アル
バムシステムによれば、撮影時にカメラにて自動的に記
録された傾き信号を使用することで、取り込まれた電子
画像の傾きを自動的に補正することができ自然な撮影状
態の画像を容易に提供できる。
バムシステムによれば、撮影時にカメラにて自動的に記
録された傾き信号を使用することで、取り込まれた電子
画像の傾きを自動的に補正することができ自然な撮影状
態の画像を容易に提供できる。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図3】傾き検出装置の構成を示す図である。
【図4】カメラ側にて傾き情報が写し込まれた様子を示
す図である。
す図である。
【図5】カメラ側のシーケンスを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6】露出シーケンスを示すフローチャートである。
【図7】スキャナ側のシーケンスを示すフローチャート
である。
である。
【図8】補正のシーケンスを示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】倍率変更の様子を示す図である。
【図10】画像が電子アルバムに自動レイアウトされた
様子を示す図である。
様子を示す図である。
【図11】情報の記録を補正された後に行なうための構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図12】第3実施例の構成を示す図である。
【図13】第3実施例の変形例の構成を示す図である。
【図14】カメラ側のシーケンスを示すフローチャート
である。
である。
【図15】再生記録装置側のシーケンスを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図16】補正のシーケンスを示すフローチャートであ
る。
る。
【図17】画像を自動的に補正せず傾き量を表示する場
合を説明するための図である。
合を説明するための図である。
11…カメラ制御装置、12…傾き検出装置、13…傾
き記録装置、22…画像読み取り装置、23…傾き読み
取り装置、24…記録装置、25…補正装置、26…M
O装置、27…TV装置。
き記録装置、22…画像読み取り装置、23…傾き読み
取り装置、24…記録装置、25…補正装置、26…M
O装置、27…TV装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影時に、予め定められた方向に対して
カメラの傾きがどの位あるかを検出する傾き検出手段
と、 上記傾き検出手段の出力を、光学的、電子的又は磁気的
記録の内の少なくとも1つの方法で該方法に対応する記
録媒体に傾き情報として記録する記録手段と、 被写体画像を光学的、電子的又は磁気的記録の内の少な
くとも1つの方法で該方法に対応する記録媒体に画像情
報として記録する画像記録手段とを少なくとも有するカ
メラと、 上記対応する記録媒体に記録された傾き情報を読み取る
傾き情報読み取り手段と、 上記対応する記録媒体に記録された画像情報を読み取る
画像情報読み取り手段と、 上記読み取られた画像情報及び傾き情報に基づいて、画
像を所定の方向に対して補正する補正手段とを少なくと
も有する画像読み取り装置と、 を具備したことを特徴とする電子アルバムシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18981593A JPH0743842A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 電子アルバムシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18981593A JPH0743842A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 電子アルバムシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743842A true JPH0743842A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16247677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18981593A Withdrawn JPH0743842A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 電子アルバムシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003046852A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Noritsu Koki Co Ltd | デジタルカメラ、および画像処理装置 |
JP2009246937A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-10-22 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP18981593A patent/JPH0743842A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003046852A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Noritsu Koki Co Ltd | デジタルカメラ、および画像処理装置 |
JP2009246937A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-10-22 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |