JPH0743751Y2 - スペクトル・アナライザ表示装置 - Google Patents
スペクトル・アナライザ表示装置Info
- Publication number
- JPH0743751Y2 JPH0743751Y2 JP1987133420U JP13342087U JPH0743751Y2 JP H0743751 Y2 JPH0743751 Y2 JP H0743751Y2 JP 1987133420 U JP1987133420 U JP 1987133420U JP 13342087 U JP13342087 U JP 13342087U JP H0743751 Y2 JPH0743751 Y2 JP H0743751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency components
- sound pressure
- pressure level
- output
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、ステレオ等に備えられ、音のスペクトル分布
を測定表示するスペクトル・アナライザ表示装置に関す
る。
を測定表示するスペクトル・アナライザ表示装置に関す
る。
〈従来技術〉 一般に、この種のスペクトル・アナライザ表示装置で
は、入力された音声信号を、複数の帯域フィルタによっ
て複数の周波数成分に分割し、それぞれデジタル信号に
変換し、表示手段によって各周波数成分毎の音圧レベル
を第3図に示されるように表示している。なお、第3図
においては、中心周波数が、63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,16k
Hzの5つの周波数成分の音圧レベルが等しい状態を示し
ている。
は、入力された音声信号を、複数の帯域フィルタによっ
て複数の周波数成分に分割し、それぞれデジタル信号に
変換し、表示手段によって各周波数成分毎の音圧レベル
を第3図に示されるように表示している。なお、第3図
においては、中心周波数が、63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,16k
Hzの5つの周波数成分の音圧レベルが等しい状態を示し
ている。
ところが、このような従来例のスペクトル・アナライザ
表示装置では、表示される周波数成分の数は、帯域フィ
ルタの数で規定されることになり、多くの周波数成分を
表示しようとする場合には、帯域フィルタの数を増やす
必要がある。
表示装置では、表示される周波数成分の数は、帯域フィ
ルタの数で規定されることになり、多くの周波数成分を
表示しようとする場合には、帯域フィルタの数を増やす
必要がある。
〈考案の目的〉 本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、帯
域フィルタの数を増やすことなく、帯域フィルタの数よ
り多い数の周波数成分の表示を行えるようにすることを
目的とする。
域フィルタの数を増やすことなく、帯域フィルタの数よ
り多い数の周波数成分の表示を行えるようにすることを
目的とする。
〈考案の構成〉 本考案にかかるスペクトル・アナライザ表示装置は、上
記目的を達成するために、入力される音声信号を周波数
成分ごとに分離する複数のフィルタと、各フィルタから
の出力をA/D変換する複数のA/D変換回路と、フィルタに
よって分離される周波数成分以外の周波数成分の音圧レ
ベルに相当するレベルを各A/D変換回路からの出力、す
なわち、フィルタによって分離された周波数成分ごとの
音圧レベルに基づいて演算したうえで出力する演算手段
と、各A/D変換回路から出力された音圧レベルととも
に、演算手段から出力された音圧レベルを表示する表示
手段とを具備して構成されたものであり、演算手段は、
2つのA/D変換回路の出力平均をとって両A/D変換回路に
対応する周波数成分の中間となる周波数成分の音圧レベ
ルとする平均値回路を含むものであることを特徴とす
る。
記目的を達成するために、入力される音声信号を周波数
成分ごとに分離する複数のフィルタと、各フィルタから
の出力をA/D変換する複数のA/D変換回路と、フィルタに
よって分離される周波数成分以外の周波数成分の音圧レ
ベルに相当するレベルを各A/D変換回路からの出力、す
なわち、フィルタによって分離された周波数成分ごとの
音圧レベルに基づいて演算したうえで出力する演算手段
と、各A/D変換回路から出力された音圧レベルととも
に、演算手段から出力された音圧レベルを表示する表示
手段とを具備して構成されたものであり、演算手段は、
2つのA/D変換回路の出力平均をとって両A/D変換回路に
対応する周波数成分の中間となる周波数成分の音圧レベ
ルとする平均値回路を含むものであることを特徴とす
る。
〈実施例〉 以下、図面によって本考案の実施例について、詳細に説
明する。第1図は本考案の一実施例のブロック図であ
る。
明する。第1図は本考案の一実施例のブロック図であ
る。
この実施例のスペクトル・アナライザ表示装置1は、音
声信号が入力されるバッファアンプ2と、このバッファ
アンプ2によりインピーダンス変換された音声信号を複
数の周波数成分、この実施例では、中心周波数が、63H
z,250Hz,1kHz,4kHz,16kHzの5つ周波数成分にそれぞれ
分離する第1〜第5帯域フィルタ(BPF)3〜7と、各
帯域フィルタ3〜7の出力をそれぞれA/D変換する第1
〜第5A/D変換回路8〜12と、このA/D変換回路8〜12の
出力に基づいて、前記5つの周波数成分以外の周波数成
分の音圧レベルに相当するレベルを演算出力する演算手
段13と、前記各A/D変換回路8〜12の出力によって前記
5つの周波数成分の音圧レベルを表示するとともに、演
算手段13の出力を、前記5つの周波数成分以外の周波数
成分の音圧レベルとして表示する表示手段14とを備えて
いる。
声信号が入力されるバッファアンプ2と、このバッファ
アンプ2によりインピーダンス変換された音声信号を複
数の周波数成分、この実施例では、中心周波数が、63H
z,250Hz,1kHz,4kHz,16kHzの5つ周波数成分にそれぞれ
分離する第1〜第5帯域フィルタ(BPF)3〜7と、各
帯域フィルタ3〜7の出力をそれぞれA/D変換する第1
〜第5A/D変換回路8〜12と、このA/D変換回路8〜12の
出力に基づいて、前記5つの周波数成分以外の周波数成
分の音圧レベルに相当するレベルを演算出力する演算手
段13と、前記各A/D変換回路8〜12の出力によって前記
5つの周波数成分の音圧レベルを表示するとともに、演
算手段13の出力を、前記5つの周波数成分以外の周波数
成分の音圧レベルとして表示する表示手段14とを備えて
いる。
演算手段13は、第1,第2A/D変換回路8,9の出力の平均を
とる第1平均値回路15と、第2,第3A/D変換回路9,10の出
力の平均をとる第2平均値回路16と、第3,第4A/D変換回
路10,11の出力の平均をとる第3平均値回路17と、第4,
第5A/D変換回路11,12の出力の平均をとる第4平均値回
路18とによって構成されている。
とる第1平均値回路15と、第2,第3A/D変換回路9,10の出
力の平均をとる第2平均値回路16と、第3,第4A/D変換回
路10,11の出力の平均をとる第3平均値回路17と、第4,
第5A/D変換回路11,12の出力の平均をとる第4平均値回
路18とによって構成されている。
第1平均値回路15の出力は、第1,第2A/D変換回路8,9に
それぞれ対応する63Hz,250Hzの周波数成分の中間である
156Hzを中心周波数とする周波数成分の音圧レベルとし
て表示手段14に与えられ、第2平均値回路16の出力は、
第2,第3A/D変換回路9,10にそれぞれ対応する250Hz,1kHz
の周波数成分の中間である625Hzを中心周波数とする周
波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えられ、以
下同様に、第3平均値回路17の出力は、中心周波数2.5k
Hzの周波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えら
れ、第4平均値回路18の出力は、中心周波数10kHzの周
波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えられる。
それぞれ対応する63Hz,250Hzの周波数成分の中間である
156Hzを中心周波数とする周波数成分の音圧レベルとし
て表示手段14に与えられ、第2平均値回路16の出力は、
第2,第3A/D変換回路9,10にそれぞれ対応する250Hz,1kHz
の周波数成分の中間である625Hzを中心周波数とする周
波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えられ、以
下同様に、第3平均値回路17の出力は、中心周波数2.5k
Hzの周波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えら
れ、第4平均値回路18の出力は、中心周波数10kHzの周
波数成分の音圧レベルとして表示手段14に与えられる。
表示手段14では、各A/D変換回路8〜12の出力に基づい
て、従来と同様に、中心周波数63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,1
6kHzの5つ周波数成分の音圧レベルを表示するととも
に、各平均値回路15〜18の出力を、中心周波数156Hz,62
5Hz,2.5kHz,10kHzの周波数成分の音圧レベルとして表示
する。
て、従来と同様に、中心周波数63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,1
6kHzの5つ周波数成分の音圧レベルを表示するととも
に、各平均値回路15〜18の出力を、中心周波数156Hz,62
5Hz,2.5kHz,10kHzの周波数成分の音圧レベルとして表示
する。
第2図は、表示の一例を示しており、斜線を施したスペ
クトルは、従来と同様の各A/D変換回路8〜12の出力に
基づくものであり、白抜きのスペクトルは、各平均値回
路15〜18の出力に基づくものである。この第2図におい
ては、各周波数成分の音圧レベルが等しい状態を示して
いる。
クトルは、従来と同様の各A/D変換回路8〜12の出力に
基づくものであり、白抜きのスペクトルは、各平均値回
路15〜18の出力に基づくものである。この第2図におい
ては、各周波数成分の音圧レベルが等しい状態を示して
いる。
このように演算手段13によって帯域フィルタ3〜7に対
応する周波数成分63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,16kHzの音圧レ
ベルに基づいて、それ以外の周波数成分である中間の周
波数成分156Hz,625Hz,2.5kHz,10kHzの音圧レベルに相当
するレベルを算出して表示しているので、帯域フィルタ
を増やして表示したのと同等の表示を行うことが可能と
なる。すなわち、n個の帯域フィルタを有している場合
には、2n-1本のスペクトル表示を行えることになる。
応する周波数成分63Hz,250Hz,1kHz,4kHz,16kHzの音圧レ
ベルに基づいて、それ以外の周波数成分である中間の周
波数成分156Hz,625Hz,2.5kHz,10kHzの音圧レベルに相当
するレベルを算出して表示しているので、帯域フィルタ
を増やして表示したのと同等の表示を行うことが可能と
なる。すなわち、n個の帯域フィルタを有している場合
には、2n-1本のスペクトル表示を行えることになる。
上述の実施例では、5つの周波数成分の中間の周波数成
分の音圧レベルに相当するレベルを、A/D変換回路8〜1
2の出力の平均をとって算出するように構成したけれど
も、本考案は、これに限るものではなく、他の演算手法
によってその他の周波数成分の音圧レベルに相当するレ
ベルを算出表示するようにしてもよいのは勿論である。
分の音圧レベルに相当するレベルを、A/D変換回路8〜1
2の出力の平均をとって算出するように構成したけれど
も、本考案は、これに限るものではなく、他の演算手法
によってその他の周波数成分の音圧レベルに相当するレ
ベルを算出表示するようにしてもよいのは勿論である。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、フィルタで分離される複
数の周波数成分以外の周波数成分の音圧レベルに相当す
るレベルを演算出力する演算手段を設けて前記複数の周
波数成分以外の周波数成分の音圧レベルとして表示する
ようにしているので、フィルタを増さずに、フィルタを
増やしたのと同等の多数のスペクトル表示を行うことが
可能となる。
数の周波数成分以外の周波数成分の音圧レベルに相当す
るレベルを演算出力する演算手段を設けて前記複数の周
波数成分以外の周波数成分の音圧レベルとして表示する
ようにしているので、フィルタを増さずに、フィルタを
増やしたのと同等の多数のスペクトル表示を行うことが
可能となる。
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の実施例の表示例を示す図、第3図は従来例の表示例
を示す図である。 3〜7……第1〜第5帯域フィルタ、8〜12……第1〜
第5A/D変換回路、13……演算手段、14……表示手段、15
〜18……第1〜第4平均値回路。
図の実施例の表示例を示す図、第3図は従来例の表示例
を示す図である。 3〜7……第1〜第5帯域フィルタ、8〜12……第1〜
第5A/D変換回路、13……演算手段、14……表示手段、15
〜18……第1〜第4平均値回路。
Claims (1)
- 【請求項1】入力される音声信号を複数の各周波数成分
にそれぞれ分離する複数のフィルタと、 前記各フィルタの出力をそれぞれA/D変換する複数のA/D
変換回路と、 前記A/D変換回路の出力に基づいて、前記複数の周波数
成分以外の周波数成分の音圧レベルに相当するレベルを
演算出力する演算手段と、 前記A/D変換回路の出力によって前記複数の周波数成分
の音圧レベルを表示するとともに、前記演算手段の出力
を前記複数の周波数成分以外の周波数成分の音圧レベル
として表示する表示手段とを具備しており、 前記演算手段は、2つのA/D変換回路の出力の平均をと
って両A/D変換回路にそれぞれ対応する周波数成分の中
間の周波数成分の音圧レベルとする平均値回路を複数含
むものであることを特徴とするスペクトル・アナライザ
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133420U JPH0743751Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | スペクトル・アナライザ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133420U JPH0743751Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | スペクトル・アナライザ表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6438570U JPS6438570U (ja) | 1989-03-08 |
JPH0743751Y2 true JPH0743751Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31391261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987133420U Expired - Lifetime JPH0743751Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | スペクトル・アナライザ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743751Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07117562B2 (ja) * | 1988-10-18 | 1995-12-18 | 株式会社ケンウッド | スペクトラムアナライザ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2910631A1 (de) * | 1979-03-17 | 1980-09-18 | Happich Gmbh Gebr | Sonnenblende fuer kraftfahrzeuge |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP1987133420U patent/JPH0743751Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6438570U (ja) | 1989-03-08 |
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