JPH0633752Y2 - 振動装置 - Google Patents
振動装置Info
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- JPH0633752Y2 JPH0633752Y2 JP13534689U JP13534689U JPH0633752Y2 JP H0633752 Y2 JPH0633752 Y2 JP H0633752Y2 JP 13534689 U JP13534689 U JP 13534689U JP 13534689 U JP13534689 U JP 13534689U JP H0633752 Y2 JPH0633752 Y2 JP H0633752Y2
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- circuit
- band
- frequency band
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、音楽等に同期して振動する振動部を備えた振
動装置の改良に関するものである。
動装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、オーディオ装置からの音楽等のオーディオ信号に
より振動を発生させて音楽等を楽しむ振動装置が一般に
知られている。
より振動を発生させて音楽等を楽しむ振動装置が一般に
知られている。
この振動装置によれば、例えば音楽の信号によって振動
部を振動させると、この信号の低周波数成分による振動
が体感振動として肉体に感知される。これにより、リズ
ム的に変化する振動として音楽を肉体で感知できるの
で、ストレスの解消等に役立っている。
部を振動させると、この信号の低周波数成分による振動
が体感振動として肉体に感知される。これにより、リズ
ム的に変化する振動として音楽を肉体で感知できるの
で、ストレスの解消等に役立っている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前述した従来の振動装置では、オーディオ
信号の中の低周波数成分による振動のみが体感振動とし
て肉体に感知される。このため、使用者の好みに合った
音楽、又はストレスの解消等に効果的な音楽であって
も、体感振動として感知可能な低周波数成分の含まれて
いない、或いは少ない音楽は、リズム的に変化する振動
として肉体で感知することができなかった。
信号の中の低周波数成分による振動のみが体感振動とし
て肉体に感知される。このため、使用者の好みに合った
音楽、又はストレスの解消等に効果的な音楽であって
も、体感振動として感知可能な低周波数成分の含まれて
いない、或いは少ない音楽は、リズム的に変化する振動
として肉体で感知することができなかった。
本考案の目的は上記の問題点に鑑み、体感振動として感
知可能な低周波数成分を含まないオーディオ信号によっ
ても体感振動を発生可能な振動装置を提供することにあ
る。
知可能な低周波数成分を含まないオーディオ信号によっ
ても体感振動を発生可能な振動装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために請求項(1)で
は、オーディオ周波数帯域の信号を所定の複数の検出周
波数帯域に分割して出力する帯域フィルタ回路と、該帯
域フィルタ回路の各出力信号の周波数を所定の低周波数
の信号に変換して出力する複数の周波数変換回路と、該
周波数変換回路の各出力信号を合成して出力する信号合
成回路と、前記低周波数の信号に基づいて振動する少な
くとも一の振動部とを備えた振動装置を提案する。
は、オーディオ周波数帯域の信号を所定の複数の検出周
波数帯域に分割して出力する帯域フィルタ回路と、該帯
域フィルタ回路の各出力信号の周波数を所定の低周波数
の信号に変換して出力する複数の周波数変換回路と、該
周波数変換回路の各出力信号を合成して出力する信号合
成回路と、前記低周波数の信号に基づいて振動する少な
くとも一の振動部とを備えた振動装置を提案する。
また、請求項(2)では、オーディオ周波数帯域の信号
を所定の複数の検出周波数帯域に分割して出力する帯域
フィルタ回路と、所定の検出周波数帯域の信号を該検出
周波数帯域に隣接する低域の検出周波数帯域内の周波数
の信号に変換する複数の周波数変換回路と、前記帯域フ
ィルタ回路から出力される任意の検出周波数帯域内の周
波数の信号と、該検出周波数帯域内の周波数を有する前
記周波数変換回路の出力信号とを合成する複数の信号合
成回路と、前記複数の検出周波数帯域の中の所定の低周
波数の検出周波数帯域内の周波数の信号に基づいて振動
する少なくとも一の振動部とを備えた振動装置を提案す
る。
を所定の複数の検出周波数帯域に分割して出力する帯域
フィルタ回路と、所定の検出周波数帯域の信号を該検出
周波数帯域に隣接する低域の検出周波数帯域内の周波数
の信号に変換する複数の周波数変換回路と、前記帯域フ
ィルタ回路から出力される任意の検出周波数帯域内の周
波数の信号と、該検出周波数帯域内の周波数を有する前
記周波数変換回路の出力信号とを合成する複数の信号合
成回路と、前記複数の検出周波数帯域の中の所定の低周
波数の検出周波数帯域内の周波数の信号に基づいて振動
する少なくとも一の振動部とを備えた振動装置を提案す
る。
(作用) 本考案の請求項(1)によれば、入力されたオーディオ
周波数帯域の信号は、帯域フィルタ回路によって所定の
検出周波数帯域毎の複数の信号に分割される。また、こ
れらの信号は対応する周波数変換回路によって所定の低
周波数の信号に変換される。さらに前記複数の周波数変
換回路のそれぞれから出力された信号は、信号合成回路
によって1つの信号に合成され、この合成信号によって
振動部が駆動される。
周波数帯域の信号は、帯域フィルタ回路によって所定の
検出周波数帯域毎の複数の信号に分割される。また、こ
れらの信号は対応する周波数変換回路によって所定の低
周波数の信号に変換される。さらに前記複数の周波数変
換回路のそれぞれから出力された信号は、信号合成回路
によって1つの信号に合成され、この合成信号によって
振動部が駆動される。
また、請求項(2)によれば、入力されたオーディオ周
波数帯域の信号は、帯域フィルタ回路によって所定の検
出周波数帯域毎の複数の信号に分割される。更に、所定
の検出周波数帯域の信号が対応する周波数変換回路によ
って該検出周波数帯域に隣接する低域の検出周波数帯域
内の周波数の信号に変換される。また、信号合成回路に
より、前記帯域フィルタ回路から出力される任意の検出
周波数帯域内の周波数の信号と、該検出周波数帯域内の
周波数を有する前記周波数変換回路の出力信号とが合成
され、所定の低周波数の検出周波数帯域内の周波数の信
号を合成する信号合成回路から出力される信号により振
動部が駆動される。
波数帯域の信号は、帯域フィルタ回路によって所定の検
出周波数帯域毎の複数の信号に分割される。更に、所定
の検出周波数帯域の信号が対応する周波数変換回路によ
って該検出周波数帯域に隣接する低域の検出周波数帯域
内の周波数の信号に変換される。また、信号合成回路に
より、前記帯域フィルタ回路から出力される任意の検出
周波数帯域内の周波数の信号と、該検出周波数帯域内の
周波数を有する前記周波数変換回路の出力信号とが合成
され、所定の低周波数の検出周波数帯域内の周波数の信
号を合成する信号合成回路から出力される信号により振
動部が駆動される。
(実施例) 第1図は本考案の第1の実施例を示すブロック図であ
る。図において、1は入力回路で、オペアンプ及スイッ
チからなり、第1及び第2の入力端子1a,1bから入力さ
れるオーディオ信号、ここでは0Hz〜20KHzの周波数を有
するオーディオ周波数帯域の信号のいずれか一方の信号
を選択するか、或いは双方の信号を合成して出力する。
る。図において、1は入力回路で、オペアンプ及スイッ
チからなり、第1及び第2の入力端子1a,1bから入力さ
れるオーディオ信号、ここでは0Hz〜20KHzの周波数を有
するオーディオ周波数帯域の信号のいずれか一方の信号
を選択するか、或いは双方の信号を合成して出力する。
2〜8は帯域フィルタで、それぞれ異なる検出周波数帯
域を有する。ここでは、第2図に示すように第1乃至第
7の検出周波数帯域b1〜b7が設定されている。即
ち、帯域フィルタ2は下限周波数Lが0Hz、上限周波数
Hが200Hzの第1の検出周波数帯域b1の信号を通過さ
せる。この周波数帯域はバスドラムやベース等の楽器の
音が含まれる帯域である。帯域フィルタ3は下限周波数
Lが200Hz、上限周波数Hが400Hzの第2の検出周波数
帯域b2の信号を通過させる。また、帯域フィルタ4〜
7はそれぞれ順次1オクターブ上の第3乃至第6の検出
周波数帯域b3〜b6の信号を通過させる。さらに、帯
域フィルタ8は下限周波数Lが6.4KHz、上限周波数H
が20KHzの第7の検出周波数帯域b7の信号を通過させ
る。前記200Hz〜3KHzの周波数帯域は、メロディー楽器
やボーカル等の音が含まれる帯域で、それぞれの音程を
乱さないようにオクターブ単位で分割される。また、3K
Hz〜20KHzの周波数帯域はメロディーの倍音成分やリズ
ム楽器等の音が含まれる。
域を有する。ここでは、第2図に示すように第1乃至第
7の検出周波数帯域b1〜b7が設定されている。即
ち、帯域フィルタ2は下限周波数Lが0Hz、上限周波数
Hが200Hzの第1の検出周波数帯域b1の信号を通過さ
せる。この周波数帯域はバスドラムやベース等の楽器の
音が含まれる帯域である。帯域フィルタ3は下限周波数
Lが200Hz、上限周波数Hが400Hzの第2の検出周波数
帯域b2の信号を通過させる。また、帯域フィルタ4〜
7はそれぞれ順次1オクターブ上の第3乃至第6の検出
周波数帯域b3〜b6の信号を通過させる。さらに、帯
域フィルタ8は下限周波数Lが6.4KHz、上限周波数H
が20KHzの第7の検出周波数帯域b7の信号を通過させ
る。前記200Hz〜3KHzの周波数帯域は、メロディー楽器
やボーカル等の音が含まれる帯域で、それぞれの音程を
乱さないようにオクターブ単位で分割される。また、3K
Hz〜20KHzの周波数帯域はメロディーの倍音成分やリズ
ム楽器等の音が含まれる。
9〜15はレベル調節回路で、オペアンプ及び可変抵抗器
等からなり、それぞれ対応する帯域フィルタ2〜8の出
力信号を入力し、信号レベルの調節を行う。これによ
り、入力された音楽信号の特定の音域、即ち前述した検
出周波数帯域b1〜b7の音を強調、或いは除去すると
いった、いわゆるグラフィックイコライザ的な使い方が
可能となる。
等からなり、それぞれ対応する帯域フィルタ2〜8の出
力信号を入力し、信号レベルの調節を行う。これによ
り、入力された音楽信号の特定の音域、即ち前述した検
出周波数帯域b1〜b7の音を強調、或いは除去すると
いった、いわゆるグラフィックイコライザ的な使い方が
可能となる。
16〜19は周波数変換回路で、それぞれ第3図に示す構成
からなっている。また、第4図に周波数変換回路の各部
分における信号波形を示す。
からなっている。また、第4図に周波数変換回路の各部
分における信号波形を示す。
第3図において、101はサンプリング回路で、入力信号
Iを所定のタイミングにてサンプリングし、このタイミ
ング時の入力信号Iの電圧Jを出力する。102はアナロ
グ/ディジタル(以下、A/Dと称す)変換回路で、電圧
Jを入力してディジタルデータに変換する。103はアド
レス制御回路で、A/D変換回路102から変換信号を入力
し、この変換信号に基づいて後述する波形メモリ104へ
データ書込みアドレスAD1を出力する。さらに、予め設
定された周期にてデータ読出しアドレスAD2を出力す
る。104は波形メモリで、デュアルポートRAMからなり、
A/D変換回路102から入力するディジタルデータをデータ
書込みアドレスAD1に記憶すると共に、データ読出しア
ドレスAD2に記憶されているディジタルデータを出力す
る。前記データ読出しアドレスAD2を出力する周期を変
える、即ちサンプリングタイミングよりも長くすること
により入力信号Iの周波数を所定の低周波数に変換でき
る。105はディジタル/アナログ(以下、D/Aと称す)変
換回路で、D/A変換器と積分回路からなり、波形メモリ1
04から入力したディジタルデータに基づく電圧Kを積分
してアナログ信号Lを出力する。
Iを所定のタイミングにてサンプリングし、このタイミ
ング時の入力信号Iの電圧Jを出力する。102はアナロ
グ/ディジタル(以下、A/Dと称す)変換回路で、電圧
Jを入力してディジタルデータに変換する。103はアド
レス制御回路で、A/D変換回路102から変換信号を入力
し、この変換信号に基づいて後述する波形メモリ104へ
データ書込みアドレスAD1を出力する。さらに、予め設
定された周期にてデータ読出しアドレスAD2を出力す
る。104は波形メモリで、デュアルポートRAMからなり、
A/D変換回路102から入力するディジタルデータをデータ
書込みアドレスAD1に記憶すると共に、データ読出しア
ドレスAD2に記憶されているディジタルデータを出力す
る。前記データ読出しアドレスAD2を出力する周期を変
える、即ちサンプリングタイミングよりも長くすること
により入力信号Iの周波数を所定の低周波数に変換でき
る。105はディジタル/アナログ(以下、D/Aと称す)変
換回路で、D/A変換器と積分回路からなり、波形メモリ1
04から入力したディジタルデータに基づく電圧Kを積分
してアナログ信号Lを出力する。
周波数変換回路16はレベル調節回路10に接続され、第2
の検出周波数帯域b2の信号を入力して、この入力信号
と同じ振幅を有すると共に、第1の検出周波数帯域b1
内の周波数を有する信号に変換して出力する。周波数変
換回路17はレベル調節回路11に接続され、第3の検出周
波数帯域b3の信号を入力して、この信号の周波数を第
1の検出周波数帯域b1内の周波数に変換して出力す
る。周波数変換回路18はレベル調節回路12に接続され、
第4の検出周波数帯域b4の信号を入力して、この信号
の周波数を第1の検出周波数帯域b1内の周波数に変換
して出力する。周波数変換回路19はレベル調節回路13に
接続され、第5の検出周波数帯域b5の信号を入力し
て、この信号の周波数を第1の検出周波数帯域b1内の
周波数に変換して出力する。
の検出周波数帯域b2の信号を入力して、この入力信号
と同じ振幅を有すると共に、第1の検出周波数帯域b1
内の周波数を有する信号に変換して出力する。周波数変
換回路17はレベル調節回路11に接続され、第3の検出周
波数帯域b3の信号を入力して、この信号の周波数を第
1の検出周波数帯域b1内の周波数に変換して出力す
る。周波数変換回路18はレベル調節回路12に接続され、
第4の検出周波数帯域b4の信号を入力して、この信号
の周波数を第1の検出周波数帯域b1内の周波数に変換
して出力する。周波数変換回路19はレベル調節回路13に
接続され、第5の検出周波数帯域b5の信号を入力し
て、この信号の周波数を第1の検出周波数帯域b1内の
周波数に変換して出力する。
20,21は包絡線検波回路で、全波整流回路及び低域フィ
ルタからなり、それぞれレベル調節回路14とレベル調節
回路15に接続されている。包絡線検波回路20はレベル調
節回路14に接続され、第6の検出周波数帯域b6の信号
を入力し、この信号を包絡線検波した後、低域フィルタ
を介して第1の検出周波数帯域b1の周波数の信号を出
力する。包絡線検波回路21はレベル調節回路15に接続さ
れ、第7の検出周波数帯域b7の信号を入力し、この信
号を包絡線検波した後、低域フィルタを介して第1の検
出周波数帯域b1の周波数の信号を出力する。
ルタからなり、それぞれレベル調節回路14とレベル調節
回路15に接続されている。包絡線検波回路20はレベル調
節回路14に接続され、第6の検出周波数帯域b6の信号
を入力し、この信号を包絡線検波した後、低域フィルタ
を介して第1の検出周波数帯域b1の周波数の信号を出
力する。包絡線検波回路21はレベル調節回路15に接続さ
れ、第7の検出周波数帯域b7の信号を入力し、この信
号を包絡線検波した後、低域フィルタを介して第1の検
出周波数帯域b1の周波数の信号を出力する。
22は信号合成回路で、オペアンプ及び抵抗器からなり、
レベル調節回路9、周波数変換回路16〜19、及び包絡線
検波回路20,21のそれぞれから出力される第1の検出周
波数帯域b1の信号を合成して出力する。
レベル調節回路9、周波数変換回路16〜19、及び包絡線
検波回路20,21のそれぞれから出力される第1の検出周
波数帯域b1の信号を合成して出力する。
23は増幅回路で、信号合成回路22から出力される信号を
入力して増幅し、振動部24,25に出力する。また、信号
を増幅する際に可変抵抗器等により増幅度を調節できる
ようになっている。
入力して増幅し、振動部24,25に出力する。また、信号
を増幅する際に可変抵抗器等により増幅度を調節できる
ようになっている。
振動部24,25は、励磁コイル及びマグネット等を備え、
振動として肉体に感知されやすい第1の検出周波数帯域
b1の信号が前記励磁コイルに印加されると振動を発生
する。
振動として肉体に感知されやすい第1の検出周波数帯域
b1の信号が前記励磁コイルに印加されると振動を発生
する。
前述の構成よりなる第1の実施例によれば、例えばオー
ディオ装置(図示せず)のレフト及びライトチャンネル
からの出力信号をそれぞれ入力端子1a,1bを介して入力
回路1に入力する。これにより、入力回路1からは、前
述したスイッチ設定に応じて前記レフト又はライトチャ
ンネルの信号、或いはこの両方の信号が合成された信号
が出力される。
ディオ装置(図示せず)のレフト及びライトチャンネル
からの出力信号をそれぞれ入力端子1a,1bを介して入力
回路1に入力する。これにより、入力回路1からは、前
述したスイッチ設定に応じて前記レフト又はライトチャ
ンネルの信号、或いはこの両方の信号が合成された信号
が出力される。
入力回路1から出力された信号は各帯域フィルタ2〜8
に入力され、それぞれの帯域フィルタ2〜8からは対応
する第1乃至第7の検出周波数帯域b1〜b7の信号が
出力される。
に入力され、それぞれの帯域フィルタ2〜8からは対応
する第1乃至第7の検出周波数帯域b1〜b7の信号が
出力される。
帯域フィルタ2〜8から出力された信号は、それぞれレ
ベル調節回路9〜15にて使用者が任意に設定した可変抵
抗器(図示せず)の値に基づいて、信号レベルが調節さ
れる。この後、レベル調節回路10〜15から出力される信
号は、それぞれ周波数変換回路16〜19、包絡線回路20,2
1によって第1の検出周波数帯域b1内の周波数を有す
る信号に変換される。次いで、レベル調節回路9、周波
数変換回路16〜19、及び包絡線検波回路20,21のそれぞ
れから出力された第1の検出周波数帯域b1内の周波数
を有する信号は、信号合成回路22によって合成される。
この信号合成回路22から出力される合成信号は、増幅回
路23を介して振動部24,25に入力される。振動部24,25
は、入力された第1の検出周波数帯域b1の信号の振幅
の変化に対応して振動を発生する。
ベル調節回路9〜15にて使用者が任意に設定した可変抵
抗器(図示せず)の値に基づいて、信号レベルが調節さ
れる。この後、レベル調節回路10〜15から出力される信
号は、それぞれ周波数変換回路16〜19、包絡線回路20,2
1によって第1の検出周波数帯域b1内の周波数を有す
る信号に変換される。次いで、レベル調節回路9、周波
数変換回路16〜19、及び包絡線検波回路20,21のそれぞ
れから出力された第1の検出周波数帯域b1内の周波数
を有する信号は、信号合成回路22によって合成される。
この信号合成回路22から出力される合成信号は、増幅回
路23を介して振動部24,25に入力される。振動部24,25
は、入力された第1の検出周波数帯域b1の信号の振幅
の変化に対応して振動を発生する。
従って、入力回路1に入力される信号が、前述したオー
ディオ周波数帯域の周波数を有するものであれば、振動
部24,25から振動を発生することができる。これによ
り、入力回路1に使用者の好みに合った、またはストレ
スの解消等に効果的な音楽の信号を入力しても振動を発
生することができ、種類を問わず音楽をリズム的に変化
する振動として肉体で感知することが可能となる。
ディオ周波数帯域の周波数を有するものであれば、振動
部24,25から振動を発生することができる。これによ
り、入力回路1に使用者の好みに合った、またはストレ
スの解消等に効果的な音楽の信号を入力しても振動を発
生することができ、種類を問わず音楽をリズム的に変化
する振動として肉体で感知することが可能となる。
次に、本考案の第2の実施例を第5図のブロック図に基
づいて説明する。図において、第1の実施例と同一構成
部分は同一符号をもって表わし、その説明を省略する。
づいて説明する。図において、第1の実施例と同一構成
部分は同一符号をもって表わし、その説明を省略する。
前述した第1の実施例と第2の実施例との相違点は、レ
ベル調節回路9の後段に信号合成回路31を付加すると共
に、周波数変換回路16〜19に代えて信号合成回路32〜34
と周波数変換回路35〜38を、信号合成回路22に代えて信
号合成回路39を用いたことにある。
ベル調節回路9の後段に信号合成回路31を付加すると共
に、周波数変換回路16〜19に代えて信号合成回路32〜34
と周波数変換回路35〜38を、信号合成回路22に代えて信
号合成回路39を用いたことにある。
信号合成回路31〜34のそれぞれは、オペアンプ及び抵抗
器からなり、2つの入力端子を有し、これらの入力端子
から入力された信号を合成して出力する。
器からなり、2つの入力端子を有し、これらの入力端子
から入力された信号を合成して出力する。
周波数変換回路35は第2の検出周波数帯域b2の信号を
入力し、この信号と同じ振幅を有すると共に、第1の検
出周波数帯域b1内の周波数を有する信号に変換して出
力する。周波数変換回路36は第3の検出周波数帯域b3
の信号を入力し、この信号と同じ振幅を有すると共に、
第2の検出周波数帯域b2内の周波数を有する信号に変
換して出力する。周波数変換回路37は、第4の検出周波
数帯域b4の信号を入力し、この信号と同じ振幅を有す
ると共に、第3の検出周波数帯域b3内の周波数を有す
る信号に変換して出力する。周波数変換回路38は第5の
検出周波数帯域b5の信号を入力し、この信号と同じ振
幅を有すると共に、第4の検出周波数帯域b4内の周波
数を有する信号に変換して出力する。これらの周波数変
換回路35〜38の構成は第1の実施例と同様である。
入力し、この信号と同じ振幅を有すると共に、第1の検
出周波数帯域b1内の周波数を有する信号に変換して出
力する。周波数変換回路36は第3の検出周波数帯域b3
の信号を入力し、この信号と同じ振幅を有すると共に、
第2の検出周波数帯域b2内の周波数を有する信号に変
換して出力する。周波数変換回路37は、第4の検出周波
数帯域b4の信号を入力し、この信号と同じ振幅を有す
ると共に、第3の検出周波数帯域b3内の周波数を有す
る信号に変換して出力する。周波数変換回路38は第5の
検出周波数帯域b5の信号を入力し、この信号と同じ振
幅を有すると共に、第4の検出周波数帯域b4内の周波
数を有する信号に変換して出力する。これらの周波数変
換回路35〜38の構成は第1の実施例と同様である。
信号合成回路31は、レベル調節回路9の出力信号と周波
数変換回路35の出力信号を入力し、これらを合成して信
号合成回路39に出力する。信号合成回路32は、レベル調
節回路10の出力信号と周波数変換回路36の出力信号を入
力し、これらを合成して周波数変換回路35に出力する。
信号合成回路33は、レベル調節回路11の出力信号と周波
数変換回路37の出力信号を入力し、これらを合成して周
波数変換回路36に出力する。信号合成回路34は、レベル
調節回路12の出力信号と周波数変換回路38の出力信号を
入力し、これらを合成して周波数変換回路37に出力す
る。周波数変換回路38は、レベル調節回路13の出力信号
を入力して、周波数変換を行い信号合成回路34に出力す
る。信号合成回路39は、信号合成回路31及び包絡線検波
回路20,21のそれぞれの出力信号を入力し、これらを合
成して増幅回路23に出力する。
数変換回路35の出力信号を入力し、これらを合成して信
号合成回路39に出力する。信号合成回路32は、レベル調
節回路10の出力信号と周波数変換回路36の出力信号を入
力し、これらを合成して周波数変換回路35に出力する。
信号合成回路33は、レベル調節回路11の出力信号と周波
数変換回路37の出力信号を入力し、これらを合成して周
波数変換回路36に出力する。信号合成回路34は、レベル
調節回路12の出力信号と周波数変換回路38の出力信号を
入力し、これらを合成して周波数変換回路37に出力す
る。周波数変換回路38は、レベル調節回路13の出力信号
を入力して、周波数変換を行い信号合成回路34に出力す
る。信号合成回路39は、信号合成回路31及び包絡線検波
回路20,21のそれぞれの出力信号を入力し、これらを合
成して増幅回路23に出力する。
前述の構成よりなる第2の実施例によれば、レベル調節
回路10〜13の出力信号は、信号合成回路32〜34及び周波
数変換回路35〜38によって同じ検出周波数帯域の信号が
合成されながら、順次1オクターブ下の検出周波数帯域
の信号に変換され、最終的に第1の検出周波数帯域b1
の信号に変換される。また、信号合成回路31によって、
レベル調節回路9から出力される第1の検出周波数帯域
b1の信号と、周波数変換回路35から出力される第1の
検出周波数帯域b1の信号とが合成される。さらに、信
号合成回路39によって、信号合成回路31及び包絡線検波
回路20,21のそれぞれから出力される第1の検出周波数
帯域b1の信号が合成される。
回路10〜13の出力信号は、信号合成回路32〜34及び周波
数変換回路35〜38によって同じ検出周波数帯域の信号が
合成されながら、順次1オクターブ下の検出周波数帯域
の信号に変換され、最終的に第1の検出周波数帯域b1
の信号に変換される。また、信号合成回路31によって、
レベル調節回路9から出力される第1の検出周波数帯域
b1の信号と、周波数変換回路35から出力される第1の
検出周波数帯域b1の信号とが合成される。さらに、信
号合成回路39によって、信号合成回路31及び包絡線検波
回路20,21のそれぞれから出力される第1の検出周波数
帯域b1の信号が合成される。
従って、前述した第1の実施例と同様に入力回路1に入
力される信号がオーディオ周波数帯域の周波数を有する
ものであれば、振動部24,25から振動を発生することが
できる。これにより、使用者の好みに合った、またはス
トレスの解消等に効果的な音楽をリズム的に変化する振
動として肉体で感知することが可能となる。
力される信号がオーディオ周波数帯域の周波数を有する
ものであれば、振動部24,25から振動を発生することが
できる。これにより、使用者の好みに合った、またはス
トレスの解消等に効果的な音楽をリズム的に変化する振
動として肉体で感知することが可能となる。
尚、第1及び第2の実施例ではオーディオ周波数帯域を
互いに異なる第1乃至第7の検出周波数帯域b1〜b7
に分割するようにしたが、これに限定されないことは言
うまでもないことである。
互いに異なる第1乃至第7の検出周波数帯域b1〜b7
に分割するようにしたが、これに限定されないことは言
うまでもないことである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の請求項(1)及び(2)
によれば、オーディオ周波数帯域内の任意の周波の信号
が、所定の低周波数の信号に変換され、該信号によって
振動部が駆動される。従って、オーディオ周波数帯域内
の周波数を有する信号であれば、体感振動として感知可
能な低周波数の振動を発生することができる。これによ
り、使用者の好みに合った、またはストレスの解消等に
効果的な音楽をリズム的に変化する振動として肉体で感
知することが可能になるという優れた効果を発揮するも
のである。
によれば、オーディオ周波数帯域内の任意の周波の信号
が、所定の低周波数の信号に変換され、該信号によって
振動部が駆動される。従って、オーディオ周波数帯域内
の周波数を有する信号であれば、体感振動として感知可
能な低周波数の振動を発生することができる。これによ
り、使用者の好みに合った、またはストレスの解消等に
効果的な音楽をリズム的に変化する振動として肉体で感
知することが可能になるという優れた効果を発揮するも
のである。
第1図は本考案の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は検出周波数帯域を示す図、第3図は一実施例におけ
る周波数変換回路のブロック図、第4図は周波数変換回
路における信号波形図、第5図は本考案の第2の実施例
を示すブロック図である。 1……入力回路、2〜8……帯域フィルタ、9〜15……
レベル調節回路、16〜19,35〜38……周波数変換回路、2
0,21……包絡線検波回路、22,31〜34,39……信号合成回
路、23……増幅回路、24,25……振動部、101……サンプ
リング回路、102……A/D変換回路、103……アドレス制
御回路、104……波形メモリ、105……D/A変換回路。
図は検出周波数帯域を示す図、第3図は一実施例におけ
る周波数変換回路のブロック図、第4図は周波数変換回
路における信号波形図、第5図は本考案の第2の実施例
を示すブロック図である。 1……入力回路、2〜8……帯域フィルタ、9〜15……
レベル調節回路、16〜19,35〜38……周波数変換回路、2
0,21……包絡線検波回路、22,31〜34,39……信号合成回
路、23……増幅回路、24,25……振動部、101……サンプ
リング回路、102……A/D変換回路、103……アドレス制
御回路、104……波形メモリ、105……D/A変換回路。
Claims (2)
- 【請求項1】オーディオ周波数帯域の信号を所定の複数
の検出周波数帯域に分割して出力する帯域フィルタ回路
と、 該帯域フィルタ回路の各出力信号の周波数を所定の低周
波数の信号に変換して出力する複数の周波数変換回路
と、 該周波数変換回路の各出力信号を合成して出力する信号
合成回路と、 前記低周波数の信号に基づいて振動する少なくとも一の
振動部とを備えた、 ことを特徴とする振動装置。 - 【請求項2】オーディオ周波数帯域の信号を所定の複数
の検出周波数帯域に分割して出力する帯域フィルタ回路
と、 所定の検出周波数帯域の信号を該検出周波数帯域に隣接
する低域の検出周波数帯域内の周波数の信号に変換する
複数の周波数変換回路と、 前記帯域フィルタ回路から出力される任意の検出周波数
帯域内の周波数の信号と、該検出周波数帯域内の周波数
を有する前記周波数変換回路の出力信号とを合成する複
数の信号合成回路と、 前記複数の検出周波数帯域の中の所定の低周波数の検出
周波数帯域内の周波数の信号に基づいて振動する少なく
とも一の振動部とを備えた、 ことを特徴とする振動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13534689U JPH0633752Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13534689U JPH0633752Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 振動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0375694U JPH0375694U (ja) | 1991-07-30 |
JPH0633752Y2 true JPH0633752Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31682619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13534689U Expired - Lifetime JPH0633752Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 振動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633752Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019125906A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社Jvcケンウッド | 振動発生システム、信号生成装置、及び加振装置 |
US11653146B2 (en) | 2018-07-04 | 2023-05-16 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7623114B2 (en) * | 2001-10-09 | 2009-11-24 | Immersion Corporation | Haptic feedback sensations based on audio output from computer devices |
WO2013021457A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-14 | パイオニア株式会社 | 振動振幅値算出装置及び方法、振動信号生成装置、並びにコンピュータプログラム |
WO2013186901A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | パイオニア株式会社 | 振動信号生成装置及び方法、コンピュータプログラム、記録媒体並びに体感音響システム |
WO2013186902A1 (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | パイオニア株式会社 | 振動信号生成装置及び方法、コンピュータプログラム、記録媒体並びに体感音響システム |
US9368005B2 (en) * | 2012-08-31 | 2016-06-14 | Immersion Corporation | Sound to haptic effect conversion system using mapping |
WO2023189973A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ソニーグループ株式会社 | 変換装置、変換方法および変換プログラム |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP13534689U patent/JPH0633752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019125906A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社Jvcケンウッド | 振動発生システム、信号生成装置、及び加振装置 |
US11202142B2 (en) | 2018-01-16 | 2021-12-14 | Jvckenwood Corporation | Vibration generation system, signal generator, and vibrator device |
US11653146B2 (en) | 2018-07-04 | 2023-05-16 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0375694U (ja) | 1991-07-30 |
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