JPH074362A - 可変容量ベーンポンプ - Google Patents

可変容量ベーンポンプ

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JPH074362A
JPH074362A JP14879293A JP14879293A JPH074362A JP H074362 A JPH074362 A JP H074362A JP 14879293 A JP14879293 A JP 14879293A JP 14879293 A JP14879293 A JP 14879293A JP H074362 A JPH074362 A JP H074362A
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JP
Japan
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rotor
pressure
discharge
pump
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP14879293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Motoharu Nishio
元治 西尾
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JATCO Corp
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
JATCO Corp
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by JATCO Corp, Nissan Motor Co Ltd filed Critical JATCO Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力センサが故障しても可変容量ベーンポン
プとして作動することができるようにすること。 【構成】 コントロールユニット20の入力手段にロー
タ回転数N0 を検出する回転数センサ27を設け、コン
トロールユニット20は、圧力センサ23の故障を判断
したら、ポンプ吐出量がロータ回転数N0 に応じた量と
なるように電磁弁31の駆動を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変容量ベーンポンプ
に関し、特に、車両のオートマチックミッションなどの
油圧回路に油圧を供給するのに最適な可変容量のベーン
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可変容量ベーンポンプとしては、
例えば、特開平4−171288号公報に記載されたも
のが知られている。この従来の可変容量ベーンポンプ
は、周知のように、ロータに対するカムリングの偏心量
を調整して吐出圧を制御する構造となっている。すなわ
ち、カムリングの一側にコントロール室が画成され、こ
のコントロール室に制御油圧を供給してカムリングの偏
心量を調節するもので、また、この制御油圧は、電磁弁
に供給される所定の供給油圧をこの電磁弁により調圧し
て形成するようにしている。そして、この従来のベーン
ポンプでは、電磁弁の駆動制御を、ポンプの吐出油圧を
検出する圧力センサからの信号に基づいて行うようにし
ており、すなわち、圧力センサで検出したポンプの吐出
油圧に基づいてポンプの吐出油圧を制御する、いわゆる
フィードバック制御を行っている。
【0003】また、この従来のベーンポンプでは、ピス
トンに対して所定の供給油圧と吐出油圧とを対向させて
導入して、吐出油圧が供給油圧に応じて設定されるリリ
ーフ圧よりもを大きくなった時に、ピストンの移動によ
りドレーンするリリーフバルブを設けており、電磁弁の
駆動を制御する制御回路が故障して、ベーンポンプが最
大偏心状態となって吐出油圧が過大になった時には、こ
の過大な吐出油圧が所定の供給油圧に応じて設定される
リリーフ圧を越えると、リリーフバルブから吐出油圧が
ドレーンされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の可変容量ベーンポンプにあっては、吐出油圧を圧
力センサにより検出してフィードバック制御を行う構成
であったため、圧力センサが故障してしまった場合、フ
ィードバック制御を行うことができなくなり、最大吐出
状態となって、吐出油圧は、リリーフバルブで設定され
た油圧に固定されて固定容量ベーンポンプとしてしか機
能しなくなる。
【0005】このように、ベーンポンプが不要に高い吐
出圧の作動油を吐出するようになるため、キャビテーシ
ョンの発生を招き、振動,騒音あるいはキャビテーショ
ン侵食が発生するおそれがあるという問題があった。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、圧力センサが故障しても可変容量ベー
ンポンプとして作動することができるようにすることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の可変容量ベーンポンプは、ポンプハウジン
グとポンプカバーとの間に収容されたロータと、このロ
ータとの間に作動室を形成してロータの外周を囲んで設
けられているとともに、ロータに対する偏心量を変更可
能に設けられたカムリングと、前記作動室に連通可能に
形成された作動液を吸入する吸入ポートおよび作動液を
吐出する吐出ポートと、前記ロータの放射方向に出没可
能にロータに複数設けられ、カムリングの内周に摺接し
て作動室を複数の室に分割する複数のベーンと、吐出圧
が所定の設定値を越えたら吐出圧をドレーンするリリー
フバルブと、前記カムリングの偏心量を変化させるため
の制御液圧を形成する電磁弁と、前記吐出ポートから吐
出される作動液の吐出圧を検出する圧力センサを含む入
力手段からの信号に基づいて電磁弁の駆動を制御する制
御手段とを備えた可変容量ベーンポンプにおいて、前記
入力手段に、ロータ回転数を検出する回転数センサを設
け、前記制御手段に、入力手段から得られる信号に基づ
いて圧力センサの故障を判断する故障判断部を設けると
ともに、この故障判断部の故障判断時に、ポンプ吐出量
がロータ回転数に応じた所定の量となるように電磁弁の
駆動を制御する故障時制御部を設けた構成とした。
【0008】
【作用】圧力センサに異常のない時には、制御手段が、
圧力センサを含む入力手段からの信号に基づいて電磁弁
の駆動を制御して所定の制御液圧を形成する。そして、
この制御液圧に応じてカムリングが偏心して、最適の吐
出圧を形成する。すなわち、正常時には、吐出圧のフィ
ードバック制御を行う。
【0009】一方、圧力センサに故障が発生したと故障
判断部が判断した時には、上述の正常時の制御を中止し
た後、故障時制御部が、ポンプ吐出量を回転数センサか
ら得られるロータ回転数に応じた所定量となるように電
磁弁の駆動を制御して制御液圧を形成する。
【0010】ちなみに、吐出圧は、ポンプ吐出量ならび
にロータ回転数と比例関係にあり、ロータ回転数に基づ
いて所定の特性でカムリングの偏心量を制御してポンプ
吐出量を制御することで、所定の吐出圧を得ることが可
能である。
【0011】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】(実施例の構成)図1は、本発明の実施例
の可変容量ベーンポンプの全体の構成を示す概略図であ
って、車両の油圧回路に油圧を供給するポンプに適用し
た例である。
【0013】図において、1は図外の駆動源に接続され
たインプットシャフト2に連結されたロータであり、こ
のロータ1には、複数のベーン3が放射方向に出没可能
に嵌挿されている。これらのベーン3は、カムリング4
の内周面に摺接されて、カムリング4との間に作動室5
を形成している。なお、この作動室5は、前記ベーン3
により複数に画成されている。
【0014】これらロータ1やカムリング4などをポン
プカバー6との間に収容する図外のポンプハウジングに
は、前記作動室5に連通可能に、作動油を吸入する吸入
ポート7ならびに作動油を吐出する吐出ポート8が形成
されている。したがって、ロータ1が回転すると、ベー
ン3で画成された室の容積が順次増減され、これに伴っ
て、オイルパンTから吸入ポート7を通じて作動室5に
作動油が吸入されるとともに、作動室5から吐出ポート
8を通じて吐出油圧Pa を有する作動油が油圧通路9に
向けて吐出される。なお、この吐出ポート8からの吐出
油圧Pa は、油圧通路9を介してライン圧として図外の
車両のA/Tユニットなどの油圧回路に供給されるよう
になっている。
【0015】前記カムリング4は、ポンプカバー6内に
ロータ1に対して所定量偏心して設けられ、かつ、支持
ピン4aを中心に揺動して偏心量を変更可能に支持され
ているとともに、スプリング10により前記偏心量が最
大となる方向である図中上方に揺動付勢されている。
【0016】そして、前記カムリング4の外周にはコン
トロールピストン11が係合されている。このコントロ
ールピストン11は、ポンプカバー6に保持された支持
ピン11aを中心に図中上下方向に揺動可能に支持さ
れ、ポンプカバー6との間に形成されたコントロール室
12に供給される制御油圧Pc を受けて図中下方に揺動
してカムリング4を前記スプリング10による付勢方向
とは逆の方向に付勢することができる。すなわち、この
コントロールピストン11は、制御油圧Pc に応じてカ
ムリング4の偏心量を変化させることにより吐出油圧P
a を制御するものである。
【0017】この吐出油圧Pa が吐出される油圧通路9
には、リリーフバルブ13が接続されている。このリリ
ーフバルブ13は、ピストン13aおよびスプリング1
3bを有し、後述する供給油圧Ps を通路14を介して
ピストン13aの一端側に導入する一方で、油圧通路9
の吐出油圧Pa を通路15を介してピストン13aの他
端側に導入している。すなわち、吐出油圧Pa および供
給油圧Ps が互いに対抗してピストン13aに作用し、
吐出油圧Pa の作用力が供給油圧Ps およびスプリング
13bの作用力よりも大きくなると、ピストン13aが
図中右方向に移動して、吐出油圧Pa をポート16およ
びポート17を通じて通路18から吸入ポート7へ向け
てドレーンする。
【0018】また、前記リリーフバルブ13に連通され
た通路14は、パイロットバルブ19を介して前記油圧
通路9およびリーク用のポート19aに連通可能となっ
ている。前記パイロットバルブ19は、ピストン19b
およびスプリング19cを有し、ピストン19bは、供
給油圧Ps によりスプリング19cの付勢力に抗して図
中右方向に押圧される。そして、ピストン19bが図中
右方向に移動すると、通路14と油圧通路9との連通が
遮断されるとともに、通路14とポート19aが連通し
て、通路14における供給油圧Ps が低下する。それに
対して、ピストン19bが図中左方向に移動すると、通
路14と油圧通路9とが連通されるとともに、通路14
とポート19cとの連通が遮断されて、通路14におけ
る供給油圧Ps が上昇する。したがって、供給油圧Ps
は、このようにスプリング19cの付勢力によって一定
油圧に調圧されるものである。よって、上述のリリーフ
バルブ13によるドレーンのタイミングは、リリーフバ
ルブ13に導入される吐出油圧Pa が供給油圧Ps に応
じて設定されるリリーフ圧よりも大きくなった時であ
り、このリリーフ圧は後述するコントロールユニット2
0による制御領域での最大油圧よりも0〜4Kg/cm2程度
高めに設定する。このように設定することで、常用時
(正常時)には、リリーフバルブ13からのドレーンは
なく、ポンプ吐出量(Q)および駆動トルクを最小に抑
えることができる。
【0019】次に、前記コントロールピストン11に供
給される制御油圧Pc の制御について説明する。この制
御油圧Pc は電磁弁31から導入されるもので、この電
磁弁31は、ソレノイドコイル31aが励磁された時に
は、ボールバルブ31bをリターンスプリング31cの
付勢力に抗して通路31dから隔離させ、通路31dに
流入した供給油圧Ps を通路31eおよび通路31fを
介してコントロール室12に連通されたフィードバック
通路21に供給し、一方、ソレノイドコイル31aが励
磁されていない時には、リターンスプリング31cによ
りボールバルブ31bを閉弁方向に付勢して通路31d
と通路31eならびに通路31fの連通を遮断するよう
構成されている。なお、前記フィードバック通路21の
途中にはオリフィス21aが設けられている。また、前
記フィードバック通路21には、変速時などにフィード
バック通路21内の制御油圧Pc に発生する脈動を吸収
するためのアキュムレータピストン22が接続されてい
る。
【0020】また、前記電磁弁31の駆動(励磁・非励
磁)は、コントロールユニット20により制御される。
すなわち、このコントロールユニット20は、請求の範
囲の制御手段に相当するもので、マイクロコンピュータ
を含んで構成され、油圧通路9における吐出油圧Pa を
検出する圧力センサ23からの圧力信号Pと、図外のス
ロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサ24
からのスロットル開度信号Tvoと、車両の速度を検出す
る車速センサ25からの車速信号Vと、作動油の油温を
検出する油温センサ26からの油温信号To と、ロータ
回転数(ポンプ回転数)であるインプットシャフト2の
回転数Nを検出する回転数センサ27からの回転数信号
0 と、その他変速指令信号などに基づいて、所定の微
小時間ごとの通電時間の比率、すなわちデユーティ比率
を演算し、このデューティ比率に対応した電圧パルスを
電磁弁31に出力する。
【0021】ここでコントロールユニット20による電
磁弁31の制御について、図2のフローチャートにより
簡単に説明すると、ステップS1は、各センサ24〜2
7からの信号P,Tvo,V,To ,N0 を読み込むステ
ップである。
【0022】ステップS2は、圧力センサ23が故障し
ているか否かを判定し、NOでステップS3に進み、Y
ESでステップS4に進むステップであり、請求の範囲
の故障判断部を構成している部分である。ちなみに、こ
の故障の有無の判定は、例えば、回転数信号N0 と圧力
信号Pに基づき、回転数信号N0 によりポンプが駆動し
ていることを確認しているのに、圧力信号Pの電圧が0
をであるということで判定することができる。
【0023】ステップS3は、各信号Tvo,V,To に
基づいて最適の吐出油圧Pa を設定するとともに、圧力
信号Pをフィードバックしながら、設定した最適吐出油
圧Pa に向けて電磁弁31に電圧パルスを出力するよう
にした吐出圧制御を行うステップである。
【0024】ステップS4は、回転数信号N0 に応じて
電磁弁31に電圧パルスを出力するようにした吐出量制
御を行うステップであり(請求の範囲の故障時制御部に
相当する部分である)、すなわち、コントロールユニッ
ト20内に記憶されている図3に示す回転数−偏心量特
性が得られるように、回転数信号N0 に応じて電磁弁3
1の駆動を制御するもので、この場合、吐出量Qが、リ
リーフバルブ13が作動する際に必要な流量Q0 より
も、やや多い流量になるような制御を行うものである。
【0025】(実施例の作用) a)圧力センサ非故障時 圧力センサ23が故障していない時には、コントロール
ユニット20は、圧力センサ23からの圧力信号Pに基
づき吐出油圧Pa をフィードバックしながら、最適吐出
油圧Pa が得られるように、電磁弁31の制御を行う
(フローチャートのステップS2→S3の流れ)。
【0026】b)圧力センサ故障時 コントロールユニット20内において、圧力センサ23
の故障を検出した時には、フローチャートのステップS
4に基づき、上記a)の吐出油圧Pa 制御から、回転数信
号N0 に応じた吐出量制御に切り換える。
【0027】この吐出量制御にあっては、図3に示すよ
うに、回転数センサ27からの回転数信号N0 に応じて
吐出量Qが、リリーフバルブ作動圧の時に必要な流量Q
0 よりも、やや多い流量になるようにする。これによ
り、圧力センサ23が故障しても、可変容量ベーンポン
プとしての機能を果たす。
【0028】ちなみに、ポンプの吐出量Qは、下記の
の式で表される。
【0029】Q=Qth×(e/emax )×N …… なお、Qthはロータ1の一回転あたりのポンプ吐出量,
カムリング4のeは偏心量,emax は最大偏心量,Nは
ロータ1の回転数である。また、偏心量eは下記のの
式で表される。 e=emax −(PFB×A×L)/K …… なお、PFBはフィードバック圧(制御油圧Pc ),Aは
フィードバック圧作用面積,Lは支持ピン4aとスプリ
ング10との間の距離,Kはばね常数である。よって、
上記,の式に基づき、吐出量Qは下記のに示すよ
うに、回転数Nおよびフィードバック圧PFBの関数とな
る。
【0030】 Q=Qth(1−PFB×A×L/K・emax )・N …… したがって、上述のように、回転数Nに応じてフィード
バック圧PFBを制御することで、吐出量Qを制御するこ
とができる。
【0031】なお、実施例において、コントロールユニ
ット20が故障して電磁弁31の駆動が停止すると、制
御油圧Pc (フィードバック油圧)がOFF状態となっ
て、ベーンポンプが最大偏心状態となり、作動油の吐出
油圧Pa が過大になるが、このような場合には、従来技
術と同様に、油圧通路9の吐出油圧Pa をリリーフバル
ブ13によりドレーンして、この吐出油圧Pa をライン
圧として供給されている部品の破損を防止することがで
きる。
【0032】以上説明したように、本実施例の可変容量
ベーンポンプにあっては、圧力センサ23が故障してフ
ィードバック制御を行うことができなくなっても、回転
数センサ27からの回転数信号N0 に応じて制御油圧P
c を制御して、ポンプの吐出量を制御することにより、
可変容量ベーンポンプとして作動させることができ、こ
れにより、圧力センサ23が故障しても、ベーンポンプ
が不要に作動油を吐出することがなく、キャビテーショ
ンの発生を防止して、振動,騒音あるいはキャビテーシ
ョン侵食の発生を防止することができるという効果が得
られる。
【0033】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の可変容
量ベーンポンプにあっては、入力手段の中に、ロータ回
転数を検出する回転数センサを設け、かつ、制御手段
に、圧力センサの故障を判断する故障判断部を設けると
とともに、故障判断時に、ロータ回転数に応じたポンプ
吐出量となるように電磁弁の駆動を制御する故障時制御
部を設けた構成としたために、圧力センサが故障して
も、カムリングを適切に偏心させて可変容量ベーンポン
プとして作動させることができ、これにより、ベーンポ
ンプが不要に作動油を吐出することがなく、キャビテー
ションの発生を防止して、振動,騒音あるいはキャビテ
ーション侵食の発生を防止することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の可変容量ベーンポンプを示す概
略図である。
【図2】実施例の可変容量ベーンポンプのコントロール
ユニットの作動流れを示すフローチャートである。
【図3】実施例の可変容量ベーンポンプの回転数特性図
である。
【符号の説明】
1 ロータ 3 ベーン 4 カムリング 6 ポンプカバー 7 吸入ポート 8 吐出ポート 13 リリーフバルブ 20 コントロールユニット(制御手段) 23 圧力センサ 27 回転数センサ 31 電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプハウジングとポンプカバーとの間
    に収容されたロータと、 このロータとの間に作動室を形成してロータの外周を囲
    んで設けられているとともに、ロータに対する偏心量を
    変更可能に設けられたカムリングと、 前記作動室に連通可能に形成された作動液を吸入する吸
    入ポートおよび作動液を吐出する吐出ポートと、 前記ロータの放射方向に出没可能にロータに複数設けら
    れ、カムリングの内周に摺接して作動室を複数の室に分
    割する複数のベーンと、 吐出圧が所定の設定値を越えたら吐出圧をドレーンする
    リリーフバルブと、 前記カムリングの偏心量を変化させるための制御液圧を
    形成する電磁弁と、 前記吐出ポートから吐出される作動液の吐出圧を検出す
    る圧力センサを含む入力手段からの信号に基づいて電磁
    弁の駆動を制御する制御手段とを備えた可変容量ベーン
    ポンプにおいて、 前記入力手段に、ロータ回転数を検出する回転数センサ
    を設け、 前記制御手段に、入力手段から得られる信号に基づいて
    圧力センサの故障を判断する故障判断部を設けるととも
    に、この故障判断部の故障判断時に、ポンプ吐出量がロ
    ータ回転数に応じた所定の量となるように電磁弁の駆動
    を制御する故障時制御部を設けたことを特徴とする可変
    容量ベーンポンプ。
JP14879293A 1993-06-21 1993-06-21 可変容量ベーンポンプ Pending JPH074362A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067642A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両用可変容量型ポンプの制御装置
WO2013150808A1 (ja) 2012-04-03 2013-10-10 本田技研工業株式会社 可変容量ポンプの制御装置
WO2015160178A1 (ko) * 2014-04-15 2015-10-22 명화공업주식회사 가변 오일펌프

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WO2013150808A1 (ja) 2012-04-03 2013-10-10 本田技研工業株式会社 可変容量ポンプの制御装置
WO2015160178A1 (ko) * 2014-04-15 2015-10-22 명화공업주식회사 가변 오일펌프

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