JP3319082B2 - バルブタイミング制御装置 - Google Patents

バルブタイミング制御装置

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JP3319082B2 JP25613193A JP25613193A JP3319082B2 JP 3319082 B2 JP3319082 B2 JP 3319082B2 JP 25613193 A JP25613193 A JP 25613193A JP 25613193 A JP25613193 A JP 25613193A JP 3319082 B2 JP3319082 B2 JP 3319082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの運転時に
バルブの開閉時期を可変とするバルブタイミング制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
昭57−212310号公報に開示されたものが知られ
ている。この技術では、カムシャフトの外周に、自身の
外周にヘリカルスプラインを有するリングギヤが設けら
れている。このリングギヤの両端部に相当する進角室及
び遅角室には、オイルポンプからの潤滑油が油圧路を経
て供給されるようになっている。そして、エンジンの運
転時においては、電磁弁の切換により、進角室又は遅角
室に潤滑油が供給される。この供給により、リングギヤ
はカムシャフトの軸方向に油圧を受けることとなり、移
動する。このとき、前記ヘリカルスプラインの存在によ
り、エンジンに駆動連結された部材(プーリ)とカムシ
ャフトとの回転位相が変化し、結果的にバルブの開閉時
期が調整される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に
は、そのときどきの運転状態に応じたバルブタイミング
制御は、エンジンの始動直後から行われる。当然、上記
従来技術においても、始動直後から、上述の制御が実行
されうる。しかしながら、上記のような制御を実行しよ
うとした場合、潤滑油はそれまでのエンジン停止期間中
に、徐々に抜け落ちてしまうものである。特に、長期間
エンジンを運転させずに放置してあったような場合に
は、潤滑系には、潤滑油がほとんど存在しないこともあ
った。従って、始動直後は、エンジンの各潤滑系に潤滑
油が充分満たされていない場合があり、この状態では、
例えば軸受部等の潤滑が不充分であった。その結果、特
に、コネクティングロッド部及びクランクシャフト部等
においては、不充分な潤滑に起因して、打音が発生する
おそれがあった。また、この打音は、エンジンが始動し
てから、所定時間が経過して潤滑系が潤滑油で満たされ
るまで継続して発生しうるものであった。
【0004】特に、上記従来技術のような場合には、エ
ンジンの始動直後から、進角室又は遅角室等のバルブタ
イミングを変更するための手段に対しても、潤滑油の供
給がなされていた。そのため、上記技術では、そのよう
な制御機構のない場合に比べて、潤滑系の容積は増大す
ることとなり、結果的に打音の発生する時間が一層長期
化するおそれがあった。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、加圧流体供給源からの調整
されたエンジン潤滑用の流体の圧力により、リングギヤ
をカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリの駆動力を
ヘリカルスプラインにてカムシャフトに伝達し、プーリ
及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの開閉
時期を調整するようにしたバルブタイミング制御装置に
おいて、エンジンの始動時から潤滑系への流体の供給を
迅速に行い、もってエンジンの潤滑性を速やかに向上さ
せ、打音を速やかに低減させることのできるバルブタイ
ミング制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明においては、図1に示すように、エンジンM
1のバルブ駆動用カムシャフトM2の外周に設けられ、
かつ、前記エンジンM1に駆動連結されたプーリM3
と、前記カムシャフトM2及びプーリM3間に介在され
るとともに、内外周面にスプラインを有し、かつ、少な
くともその一方がヘリカルスプラインであるリングギヤ
M4と、前記エンジンM1に駆動連結され、かつ、その
エンジンM1の運転状態に応じてを加圧供給するポン
M5と、前記ポンプM5によって加圧されたを、前
記リングギヤM4に圧を作用させるための圧力室M6
に供給しつつ、潤滑を行うべく前記エンジンM1各部に
も供給する路M7と、前記ポンプM5から前記圧力室
M6にを供給する前記路M7の途中に設けられ、同
圧力室M6に対するの給排を制御して前記リングギヤ
M4に作用する圧を調整する圧調整手段M8と、前
記エンジンM1の始動の有無を含む運転状態を検出する
ための運転状態検出手段M9と、前記運転状態検出手段
M9により検出された運転状態に基づき、前記圧調整
手段M8を制御する圧調整制御手段M10とを備え、
前記ポンプM5からの調整された圧により、リングギ
ヤM4をカムシャフトM2の軸方向へ移動させ、プーリ
M3の駆動力をヘリカルスプラインにてカムシャフトM
2に伝達し、プーリM3及びカムシャフトM2の回転位
相を変化させてバルブM11の開閉時期を調整するよう
にしたバルブタイミング制御装置において、前記運転状
態検出手段M9により前記エンジンM1の始動が検出さ
れた直後から潤滑する必要のある前記エンジン各部に前
記油路M7を通じて油がいきわたるまでの所定時間が経
過するまでの間、前記圧調整手段M8を制御して前
圧力室M6への油の供給並びに同圧力室M6からの油の
排出の双方を禁止する禁止手段M12を設けたことをそ
の要旨としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、図1に示すように、エン
ジンM1のバルブ駆動用カムシャフトM2の外周に設け
られたプーリM3は、エンジンM1の回転に伴って回転
駆動される。ポンプM5は、エンジンM1の運転状態に
応じてエンジン1各部を潤滑するためのを加圧して、
それを路M7及び圧力室M6へと供給する。また、
路M7の途中に設けられた圧調整手段M8は、運転状
態検出手段M9により検出された運転状態に基づき、
圧調整制御手段M10により制御され、その圧を調整
する。そして、その圧がリングギヤM4に作用し、リ
ングギアM4が軸方向へ移動する。この移動及びヘリカ
ルスプラインの作用により、プーリM3とカムシャフト
M2との間に捩じり力が付与される。そして、プーリM
3の駆動力がヘリカルスプラインにてカムシャフトM2
に伝達されるに際しての、プーリM3及びカムシャフト
M2の回転位相が変化する。このため、バルブM11の
開閉時期が調整される。
【0008】さらに、この発明においては、運転状態検
出手段M9によりエンジンM1の始動が検出される。そ
して、その検出の直後から潤滑する必要のある前記エン
ジン各部に前記油路M7を通じて油がいきわたるまでの
所定時間が経過するまでの間、禁止手段M12により
圧調整手段M8が制御され、圧力室M6への油の供給並
びに同圧力室M6からの油の排出がいずれも禁止され
る。このため、圧力室M6への油の供給が禁止されてい
る上記所定時間の間は、圧力室M6にが供給されず
に、潤滑する必要のあるエンジンM1の各部にだけ
供給され、同エンジンM1各部にが迅速にいきわたる
こととなる。更に、こうした圧力室M6への供給の他、
同圧力室M6からのの排出も併せて禁止されるため、
上記所定時間が経過するまでの間における圧力室M6の
内圧低下が極力抑えられるようになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明におけるバルブタイミング制
御装置を具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
【0010】図2は本実施例におけるバルブタイミング
制御装置を示す断面図である。カムシャフト1は、図示
しないエンジンの吸気バルブ或いは排気バルブを駆動す
るために設けられており、そのジャーナル2がシリンダ
ヘッド3の軸受部4とベアリングキャップ5との間で回
転可能に支持されている。ジャーナル2にはその外周に
沿って延びる二本のジャーナル溝6,7が形成されてい
る。また、シリンダヘッド3には、各ジャーナル溝6,
7及びジャーナル2に潤滑油を供給するための第1のヘ
ッド油路8及び第2のヘッド油路9が形成されている。
【0011】図2,3に示すように、この実施例では、
加圧流体供給源としてのオイルポンプ41、オイルパン
42、オイルフィルタ43、動弁機構及びクランク機構
等により、エンジンの潤滑系が構成されている。すなわ
ち、第1のヘッド油路8及び第2のヘッド油路9の一端
は、電磁制御式のオイルコントロールバルブ(以下、単
にOCVという)44に接続され、このOCV44は、
オイルフィルタ43、オイルポンプ41、そして、オイ
ルストレーナ45を介してオイルパン42に接続されて
いる。オイルポンプ41は、エンジンに駆動連結されて
おり、エンジンの作動に連動して潤滑油を汲み上げ、吐
出する。そして、オイルポンプ41が駆動されることに
より、オイルパン4からオイルストレーナ45を介し
て潤滑油が吸い上げられる。その潤滑油がオイルフィル
タ43を通過した後、OCV44の作動により、所定の
圧力をもって各ヘッド油路8,9に供給されて各ジャー
ナル溝6,7及びジャーナル2に供給されるようになっ
ている。ここで、ヘッド油路8,9に対する潤滑油の供
給は、前記OCV44により任意に調節することができ
るようになっている。このOCV44の詳しい構成につ
いては、後述する。
【0012】また、前記オイルフィルタ43とOCV4
4との間において、メイン油路46が分岐形成されてお
り、この油路46は、動弁機構及びクランク機構等に連
通されている。
【0013】次に、バルブタイミングを調整するための
機構について説明する。カムシャフト1の先端部には、
プーリを構成するタイミングプーリハウジング10が設
けられている。このタイミングプーリハウジング10は
プーリ本体11とそのプーリ本体11の一側面及びカム
シャフト1の先端部を覆うように組み付けられたカバー
12とを備えている。プーリ本体11はほぼ円板状をな
し、その外周には複数の外歯13が形成され、中央には
ボス14が形成されている。プーリ本体11はそのボス
14によりカムシャフト1に対して相対回動可能に装着
されている。また、外歯13にはタイミングベルト15
が装着されており、同ベルト15を介してタイミングプ
ーリハウジング10がエンジンの図示しないクランクシ
ャフトに駆動連結されている。一方、カバー12は有底
円筒状をなし、その外周にはフランジ16が形成され、
底部中央には連通孔17が形成されている。また、カバ
ー12の内周には、複数の内歯12aが形成されてい
る。カバー12はそのフランジ16にて複数のボルト1
8及びピン19により、プーリ本体11の一側面に固定
されている。また、連通孔17には蓋20が取り外し可
能に装着されている。そして、プーリ本体11とカバー
12とにより囲まれた空間が、タイミングプーリハウジ
ング10の内部に形成された収容空間21となってい
る。
【0014】この収容空間21において、カムシャフト
1の先端には、有底筒状をなすインナキャップ22が中
空ボルト23により締め付けられると共に、ピン24に
より回り止めされている。このインナキャップ22の周
壁22aはプーリ本体11のボス14を内包するように
装着されており、両者11,22は相対回動可能となっ
ている。また、インナキャップ22の周壁22aの外周
には、複数の外歯22bが形成されている。
【0015】タイミングプーリハウジング10とカムシ
ャフト1との間にはリングギヤ25が介在され、そのリ
ングギヤ25により両者10,1が連結されている。す
なわち、リングギヤ25は、図2に示すように環状をな
し、タイミングプーリハウジング10の収容空間21に
て、カムシャフト1の軸方向に沿って往復動可能に収容
されている。このリングギヤ25はその内外周に設けら
れた複数の歯25a,25bの両方がヘリカル歯となっ
ており、軸方向への移動によってカムシャフト1と相対
回動可能になっている。そして、リングギヤ25の内周
の歯25aはインナキャップ22の外歯22bに、リン
グギヤ25の外周の歯25bはカバー12の内歯12a
にそれぞれ噛合している。従って、タイミングプーリハ
ウジング10が回転駆動されることにより、リングギヤ
25で連結されたタイミングプーリハウジング10とイ
ンナキャップ22とが一体的に回転され、更にカムシャ
フト1がタイミングプーリハウジング10と一体的に回
転駆動される。
【0016】収容空間21において、リングギヤ25の
軸方向一端とカバー12の底壁との間には、圧力室を構
成する第1の油圧室26が形成されている。同じく、収
容空間21において、リングギヤ25の軸方向他端とプ
ーリ本体11との間には、圧力室を構成する第2の油圧
室27が形成されている。
【0017】ここで、第1の油圧室26に潤滑油による
油圧を供給するために、カムシャフト1にはその中心に
沿って延びる第1のシャフト油路28が形成されてい
る。このシャフト油路28の先端側は中空ボルト23の
中心孔23aを通じて第1の油圧室26に連通されてい
る。また、このシャフト油路28の基端側は、カムシャ
フト1の半径方向に延びる油孔29を通じてジャーナル
溝6に連通されている。
【0018】一方、第2の油圧室27に潤滑油による油
圧を供給するために、カムシャフト1には第1のシャフ
ト油路28と平行に延びる第2のシャフト油路30が形
成されている。また、カムシャフト1の先端寄り位置に
は、その外周に沿って延びる一つの周溝31が形成され
ている。この周溝31の一部は第2のシャフト油路30
に連通されている。更に、プーリ本体11のボス14の
一部には、上記の周溝31と第2の油圧室27とを連通
させる油孔32が形成されている。また、第2のシャフ
ト油路30の基端側は他方のジャーナル溝7に連通され
ている。加えて、第2の油圧室27において、リングギ
ヤ25とプーリ本体11との間には、リングギヤ25を
図2に示す初期位置(遅角側位置)へ復帰させるために
付勢するスプリング33が介在されている。
【0019】そして、図4に示すように、OCV44に
より第1のヘッド油路8に潤滑油が供給されると共に、
第2のヘッド油路9が第2のドレン48へ開放されるこ
とにより、その油圧がジャーナル溝6、油孔29、第1
のシャフト油路28及び中空ボルト23の中心孔23a
を通じて第1の油圧室26に供給される。この油圧がリ
ングギヤ25の一端に加えられることにより、リングギ
ヤ25がスプリング33の付勢力と第2の油圧室27内
の油に抗して軸方向へ移動されながら回動して、カムシ
ャフト1に捩じりが付与される。この結果、カムシャフ
ト1とタイミングプーリハウジング10との回転方向に
おける相対位置が変えられ、吸気バルブ或いは排気バル
ブの作動タイミングが進角されることになる。このよう
に、第1の油圧室26に油圧が加えられることにより、
リングギヤ25はそのストロークエンドとして、図4に
示すように、プーリ本体11に近接する位置まで移動さ
れ、そのストロークエンドが最大進角側の位置となる。
【0020】一方、図5に示すように、OCV44によ
り第2のヘッド油路9に潤滑油が供給されると共に、第
1のヘッド油路8が第1のドレン47へ開放されること
により、その油圧がジャーナル溝7、第2のシャフト油
路30、周溝31及び油孔32を通じて第2の油圧室2
7に供給される。この油圧がリングギヤ25の他端に加
えられることにより、リングギヤ25が第1の油圧室2
6内の油に抗して軸方向へ移動されながら回動され、カ
ムシャフト1に反対方向の捩じりが付与される。この結
果、カムシャフト1とタイミングプーリハウジング10
との回転方向における相対位置が変えられ、吸気バルブ
或いは排気バルブの作動タイミングが遅角されることに
なる。このように、第2の油圧室27に油圧が加えられ
ることにより、リングギヤ25はストロークエンドとし
て、図5に示すように、カバー12に近接する位置まで
移動され、そのストロークエンドが最大遅角側の位置と
なる。
【0021】なお、この実施例では、図2に示すよう
に、OCV44により両ヘッド油路8,9に対する潤滑
油の供給を停止させることにより、リングギヤ25が、
スプリング33の付勢力により、最大遅角側のストロー
クエンドへ復帰して、図5で説明したのと同様の状態と
なるようになっている。また、この実施例では、OCV
44により第1の油圧室26及び第2の油圧室27に供
給される油圧のバランスを調整することにより、リング
ギヤ25をその軸方向へ移動させて任意の位置に保持す
ることも可能である。
【0022】ここで、リングギヤ25とインナキャップ
22との間には、シール面34が設けられている。ま
た、リングギヤ25とカバー12との間には、リングギ
ヤ25の外周に組み付けられたシールリング35が介在
されている。この構成により、第1の油圧室26と第2
の油圧室27とが互いに別空間として区切られており、
それぞれ袋小路の状態となっている。そのため、各油圧
室26,27に対する潤滑油の出入りは、前述した各油
路8,9,28,30等よりなる独立した別々の回路を
通じて行われることになる。
【0023】次に、前述したOCV44について説明す
る。前述したように、OCV44は、第1のヘッド油路
8及び第2のヘッド油路9を選択的に開閉して、リング
ギヤ25の停止位置を切り換えるためのものである。図
2に示すように、OCV44は、スリーブ51とスプー
ル52とソレノイド53とを備えている。スリーブ51
は供給ポート54、第1の吐出ポート55、第2の吐出
ポート56並びに第1のドレンポート57、第2のドレ
ンポート58を有している。供給ポート54はオイルポ
ンプ41に接続されている。また、第1の吐出ポート5
5は第1のヘッド油路8に接続され、第2の吐出ポート
56は第2のヘッド油路9に接続されている。さらに、
第1のドレンポート57は前記第1のドレン47に接続
され、第2のドレンポート58は第2のドレン48に接
続されている。
【0024】スプール52は略円筒状をなし、前記スリ
ーブ51内において前後方向へ摺動可能に配設されてい
る。スプール52の外周には、三本の環状凹部59,6
0,61が互いに前後方向に離間した状態で形成されて
いる。
【0025】OCV44の後半部(図の右側部)にはソ
レノイド53が内蔵されており、このソレノイド53に
前記スプール52が連結されている。このソレノイド5
3の励磁は、後述する電子制御装置(以下、単にECU
という)71によってデューティ制御される。スプール
52はソレノイド53の励磁状態に応じてスリーブ51
内を往復動する。詳しくは、スプール52は、ソレノイ
ド53が励磁されないとき(例えばデューティ比=0
%)、スリーブ51の前端部に収容されたスプリング6
2の付勢力により図4で示す位置に保持される。一方、
ソレノイド53が励磁(例えばデューティ比=100
%)されたとき、前記スプリング62の付勢力に抗し
て、最大限で図5に示す位置まで後退する。また、スプ
ール52は、ソレノイド53が励磁と非励磁を短いサイ
クルで繰り返すと(例えばデューティ比=50%)、適
当な中間位置、すなわち図2に示す位置に保持されるよ
うになっている。
【0026】より詳しく説明すると、前記ソレノイド5
3の非励磁(デューティ比=0%)により、スプール5
2が図4の位置まで前進すると、供給ポート54、中央
の環状凹部60及び第1の吐出ポート55が連通する。
また、第2の吐出ポート56、後側の環状凹部61及び
第2のドレンポート58が連通する。すると、オイルポ
ンプ41からの潤滑油は、第1の吐出ポート55から第
1のヘッド油路8へと供給される。一方、第2のヘッド
油路9からの潤滑油は、第2の吐出ポート56から第2
のドレンポート58を経て第2のドレン48へと排出さ
れる。
【0027】また、前記ソレノイド53の励磁(デュー
ティ比=100%)により、前記スプール52が図5の
位置まで後退すると、供給ポート54、中央の環状凹部
60及び第2の吐出ポート56が連通する。また、第1
の吐出ポート55、前側の環状凹部59及び第1のドレ
ンポート57が連通する。すると、オイルポンプ41か
らの潤滑油は、第2の吐出ポート56から第2のヘッド
油路9へと供給される。一方、第1のヘッド油路8から
の潤滑油は、第1の吐出ポート55から第1のドレンポ
ート57を経て第1のドレン47へと排出される。
【0028】さらに、前記ソレノイド53の励磁・非励
磁の繰り返し(デューティ比=50%)により、スプー
ル52が図2の位置に保持されると、中央の環状凹部6
0は出口側において塞がれることとなる。つまり、供給
ポート54から導入された潤滑油は、中央の環状凹部6
0内で遮断され、第1及び第2の吐出ポート55,56
のいずれにも吐出されない。そして、潤滑油はメイン油
路46を通過し、動弁機構及びクランク機構に供給され
る。
【0029】すなわち、図6に示すように、スプール5
2は、そのときどきのデューティ比に応じて、前後方向
に移動し、潤滑油の流れを切換える。そして、デューテ
ィ比が50%前後(40%〜60%)のときには、スプ
ール52は中間位置に保持され、潤滑油の供給量はほぼ
「0」になるのである。
【0030】図2に示すように、前記OCV44のソレ
ノイド53は、圧調整制御手段及び供給禁止手段を
構成するECU71によって駆動制御される。詳しく
は、ECU71の入力側には、エンジン回転数及びエン
ジンの始動の有無を検出する回転数センサ81、カム角
を検出するためのカム角センサ82、クランク角を検出
するためのクランク角センサ83、スロットル弁の開度
を検出するスロットルセンサ84、冷却水温を検出する
水温センサ85、吸入空気量を検出するエアフロメータ
86等が接続されている。これら各センサ等81〜86
は運転状態検出手段を構成している。
【0031】また、ECU71の出力側には前記OCV
44のソレノイド53が接続されている。そして、EC
U71は前記各種センサ等81〜86からの検出信号に
基づき、そのときどきのエンジンの状態を割出し、前記
ソレノイド53を駆動するための制御信号を出力するよ
うになっている。なお、ECU71はカウンタ機能をも
有している。
【0032】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果を説明する。まず、前述したECU71に
より実行される各種処理動作のうち、バルブタイミング
制御に際しての処理動作について図7に従って説明す
る。
【0033】図7に示すフローチャートはECU71に
より実行されるバルブタイミングを制御するための「O
CV制御ルーチン」であって、一定時間毎の定時割り込
みで実行される。
【0034】このルーチンの処理が開始されると、先ず
ステップ101において、前記各種センサ81〜86か
らの検出信号に基づき、エンジン回転数をはじめとする
各種信号を読み込む。
【0035】次に、ステップ102において、今回読み
込まれたエンジン回転数に基づき、現在エンジンが始動
されているか否かを判断する。そして、エンジンが始動
されている場合には、続くステップ103へ移行する。
なお、ここでのエンジンの始動の有無については、図示
しないスタータに基づいて判断するようにしてもよい。
【0036】ステップ103においては、カウンタのカ
ウント値Cを「1」だけインクリメントする。次に、ス
テップ104において、カウント値Cが、予め定められ
た所定時間に相当する所定値αよりも小さいか否かを判
断する。そして、カウント値Cが所定値αよりも小さい
場合には、エンジンが始動されてから未だ所定時間が経
過していないものとして、ステップ105へ移行する。
【0037】ステップ105においては、ソレノイド5
3の制御デューティ比を50%に固定し、その後の処理
を一旦終了する。従って、かかる場合には、スプール5
2は中間位置に保持され、潤滑油は、第1及び第2のヘ
ッド油路8,9のいずれにも供給されない。そのため、
オイルポンプ41から吐出される潤滑油は、メイン油路
46のみを通って動弁機構及びクランク機構へと導入さ
れる。
【0038】また、ステップ104において、カウント
値Cが所定値αよりも小さくない、すなわち、カウント
値Cが所定値α以上となった場合には、エンジンが始動
されてから所定時間が経過したものとして、ステップ1
06へ移行する。
【0039】ステップ106においては、読み込んだ各
種信号に基づいて、デューティ比を算出するとともに、
その算出結果に基づいてソレノイド53を適宜にデュー
ティ制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0040】従って、かかる場合には、そのときどきの
運転状態に応じて、スプール52が適宜にデューティ制
御され、潤滑油は、第1又は第2のヘッド油路8,9へ
と吐出され、第1の油圧室26又は第2の油圧室27へ
と導入される。もちろん、デューティ比によっては、い
ずれの油圧室26,27へも潤滑油が導入されない場合
もある。そして、その結果、リングギヤ25が圧力を受
けて適宜に移動し、バルブタイミングが進角側、遅角側
或いはその中間側に調整されることとなる。
【0041】一方、前記ステップ102において、現在
エンジンが始動されていない場合には、カウント値Cを
「0」にクリアし、その後の処理を一旦終了する。以上
説明したように、この実施例においては、エンジンが停
止されている間には、潤滑油はオイルパン42、第1及
び第2のドレン47,48へと抜け落ちてしまう。特
に、長期間エンジンを運転させずに放置してあったよう
な場合には、潤滑系には、潤滑油がほとんど存在しない
場合も生じる。かかる場合には、図3に示すように、メ
イン油路46をはじめとして、潤滑油が存在せず、例え
ば軸受部等の潤滑が不充分であった。しかし、本実施例
によれば、エンジンが始動されてから、所定時間が経過
するまでの間は、OCV44を制御して、いずれのヘッ
ド油路8,9へも潤滑油を供給しないようにした。この
ため、本実施例のような可変バルブタイミング機構を有
するような場合でも、図8に示すように、OCV44以
降への作動油の供給が禁止されることとなり、潤滑系の
容積は、バルブタイミング機構を有しない場合と同程度
にまで低減されることとなる。従って、オイルポンプ4
1から吐出される潤滑油は、メイン油路46を通って、
動弁機構及びクランク機構へと速やかに供給されること
となる。その結果、動弁機構及びクランク機構の潤滑性
が速やかに向上し、打音等の発生を迅速に低減させるこ
とができる。すなわち、エンジン始動後にやむなく発生
するノイズのレベルをいち早く低減することができる。
【0042】次に、上記の作用・効果を図9のタイミン
グチャートを用いてより詳しく説明する。まず、タイミ
ングt0において、エンジンが始動されると、OCV4
4のソレノイド53がデューティ比50%に制御され
る。この制御により、図2に示すように、スプール52
は中間位置に保持され、潤滑油は、第1及び第2のヘッ
ド油路8,9のいずれにも供給されない。そのため、オ
イルポンプ41から吐出される潤滑油は、メイン油路4
6のみを通って動弁機構及びクランク機構へと導入さ
れ、メイン油路46内の油圧は上昇してゆく。
【0043】一方、上記の制御が行われない従来技術の
場合には、いわゆる通常のデューティ制御が行われ、潤
滑油はヘッド油路へ、そして油圧室へと供給されてゆ
く。このため、メイン油路の油圧はなかなか上昇せず、
動弁機構及びクランク機構へはなかなか潤滑油が供給さ
れない。その結果、ノイズレベルは、高い値に保持さ
れ、すべての潤滑系に潤滑油が充填されてから、すなわ
ち、かなりの時間が経過してから低下してゆく。
【0044】これに対し、本実施例によれば、バルブタ
イミング機構への潤滑油の供給が禁止されている分だ
け、速やかに、メイン油路46へと供給されてゆく。ま
た、その潤滑油により、動弁機構及びクランク機構がよ
り速やかに潤滑されてゆく。その結果、ノイズレベル
は、より速やかに低下してゆく。そしてその後、所定時
間が経過したt1以降において、いわゆる通常のバルブ
タイミング制御が実行されることとなる。
【0045】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、エンジン回転数に基づき、現在
エンジンが始動されているか否かを判断するようにした
が、前述したように、スタータに基づいて判断するよう
にしてもよい。また、クランク角センサ等、その他の検
出手段により判断するようにしてもよい。
【0046】(2)前記実施例では、カウント値Cが予
め定められた所定時間に相当する所定値αよりも小さい
か否かを判断するようにしたが、このカウント値Cは、
そのときどきの運転状態に応じて可変としてもよい。
【0047】(3)前記実施例では、リングギヤ25と
プーリ本体11との間に、スプリング33を介在させる
構成を採用したが、このスプリング33を省略してもよ
い。 (4)前記実施例では、リングギヤ25の内外周両方の
歯25a,25bをヘリカル歯としたが、その内外周の
歯25a,25bのいずれか一方のみをヘリカル歯とし
てもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、エンジンの始動直後から潤滑する必要のあるエンジ
ン各部に油路を通じて油がいきわたるまでの所定時間が
経過するまでの間、の圧力室への供給を禁止するよう
にしたため、エンジンの始動時から潤滑系へのの供給
を迅速に行うことができ、もってエンジンの潤滑性を速
やかに向上させ、打音を速やかに低減させることができ
るようになる。更に、こうした圧力室への供給の他、同
圧力室からのの排出も併せて禁止するようにしたた
め、同圧力室の内圧低下が抑えられ、上記所定時間が経
過した後にバルブタイミングを変更するに際して、その
応答性の低下を抑制することができるようになる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な概念構成を説明する概念構
成図である。
【図2】この発明を具体化した一実施例におけるバルブ
タイミング制御装置を示す概略構成図である。
【図3】一実施例におけるエンジン始動以前のバルブタ
イミング機構を含む潤滑系を模式的に示す図である。
【図4】一実施例において、スプールが移動した場合の
バルブタイミング機構の状態を説明する断面図である。
【図5】一実施例において、スプールが移動した場合の
バルブタイミング機構の状態を説明する断面図である。
【図6】一実施例において、スプールの後退量及びデュ
ーティ比に対する潤滑油のヘッド油路への供給量の関係
を示すグラフである。
【図7】一実施例において、ECUにより実行される
「OCV制御ルーチン」を説明するフローチャートであ
る。
【図8】一実施例において、エンジンが始動された後の
バルブタイミング機構を含む潤滑系の潤滑状態を模式的
に示す図である。
【図9】一実施例において、時刻に対するエンジン回転
数、デューティ比、各部油圧及びノイズレベルの関係を
説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…カムシャフト、8…路を構成する第1のヘッド油
路、9…路を構成する第2のヘッド油路、10…プー
リを構成するタイミングプーリハウジング、25…リン
グギヤ、26…圧力室を構成する第1の油圧室、27…
圧力室を構成する第2の油圧室、28…路を構成する
第1のシャフト油路、30…路を構成する第2のシャ
フト油路、41…オイルポンプ、44…圧調整手段と
してのOCV、71…圧調整制御手段及び供給禁止
手段を構成するECU、81…運転状態検出手段を構成
する回転数センサ、82…運転状態検出手段を構成する
カム角センサ、83…運転状態検出手段を構成するクラ
ンク角センサ、84…運転状態検出手段を構成するスロ
ットルセンサ、85…運転状態検出手段を構成する水温
センサ、85…運転状態検出手段を構成するエアフロメ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 1/34 F01M 1/16 F01M 7/00 F02D 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのバルブ駆動用カムシャフトの
    外周に設けられ、かつ、前記エンジンに駆動連結された
    プーリと、 前記カムシャフト及びプーリ間に介在されるとともに、
    内外周面にスプラインを有し、かつ、少なくともその一
    方がヘリカルスプラインであるリングギヤと、 前記エンジンに駆動連結され、かつ、そのエンジンの運
    転状態に応じてを加圧供給するポンプと、 前記ポンプによって加圧されたを、前記リングギヤに
    圧を作用させるための圧力室に供給しつつ、潤滑を行
    うべく前記エンジン各部にも供給する路と、 前記ポンプから前記圧力室にを供給する前記路の途
    中に設けられ、同圧力室に対するの給排を制御して前
    記リングギヤに作用する圧を調整する圧調整手段
    と、 前記エンジンの始動の有無を含む運転状態を検出するた
    めの運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づ
    き、前記圧調整手段を制御する圧調整制御手段とを
    備え、前記ポンプからの調整された圧により、リング
    ギヤをカムシャフトの軸方向へ移動させ、プーリの駆動
    力をヘリカルスプラインにてカムシャフトに伝達し、プ
    ーリ及びカムシャフトの回転位相を変化させてバルブの
    開閉時期を調整するようにしたバルブタイミング制御装
    置において、 前記運転状態検出手段により前記エンジンの始動が検出
    された直後から潤滑する必要のある前記エンジン各部に
    前記油路を通じて油がいきわたるまでの所定時間が経過
    するまでの間、前記圧調整手段を制御して前記圧力室
    への油の供給並びに同圧力室からの油の排出の双方を禁
    止する禁止手段を設けたことを特徴とするバルブタイミ
    ング制御装置。
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