JPH074360A - チューブポンプ - Google Patents
チューブポンプInfo
- Publication number
- JPH074360A JPH074360A JP32110292A JP32110292A JPH074360A JP H074360 A JPH074360 A JP H074360A JP 32110292 A JP32110292 A JP 32110292A JP 32110292 A JP32110292 A JP 32110292A JP H074360 A JPH074360 A JP H074360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- roller
- inner peripheral
- peripheral tube
- crushed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目 的】液体移送用の無脈流チューブポンプである。
【構 成】チューブポンプのチューブを二重巻きとし、
外周チューブと内周チューブのチューブ内容積差により
発生する差圧により与圧を作り、押しつぶしローラによ
る脈流発生を無くした。
外周チューブと内周チューブのチューブ内容積差により
発生する差圧により与圧を作り、押しつぶしローラによ
る脈流発生を無くした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体移送用のチューブ
ポンプに拘るものである。
ポンプに拘るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチューブポンプは、押し出しロー
ラによる押しつぶし部分のチューブの回復による減圧作
用が脈流発生を招いた。従って、ポンプの一回転の動作
ではローラの数だけ脈流の発生があった。
ラによる押しつぶし部分のチューブの回復による減圧作
用が脈流発生を招いた。従って、ポンプの一回転の動作
ではローラの数だけ脈流の発生があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、脈流発生
を防止する作用機構の構成にある。
を防止する作用機構の構成にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、チューブポ
ンプの機構を次の様にすることで課題を解決した。 (1)チューブを2重巻きとし、吸入側チューブの一巻
きを大きな半径をとり、2重巻きチューブを同時に押し
つぶし乍ら吐出させる際、与圧を発生させローラの押し
つぶし部の回復による減圧を補う。 (2)または、2重巻きの吸入側一巻きを太いチューブ
とし、前項(1)の作用ををする。
ンプの機構を次の様にすることで課題を解決した。 (1)チューブを2重巻きとし、吸入側チューブの一巻
きを大きな半径をとり、2重巻きチューブを同時に押し
つぶし乍ら吐出させる際、与圧を発生させローラの押し
つぶし部の回復による減圧を補う。 (2)または、2重巻きの吸入側一巻きを太いチューブ
とし、前項(1)の作用ををする。
【0005】
【作用】図1は、チューブポンプにおいてチューブを二
重巻きとしたときの作用機構図である。二重巻きの外周
チューブ1の端を吸入口6とし、内周チューブ2の端を
吐出口7として、ローラ3を外周チューブ1と内周チュ
ーブ2とを同時に押しつぶし乍ら時計方向に転がしたと
き、液体は吸入口6より吸入され、吐出口5で排出され
る。終点5を吐出完了位置と考えると、外周チューブ1
の内容積は、内周チューブ2の内容積より径の差の分だ
け多く内周チューブ2へ液体を送り込む結果となり内周
チューブ2の内圧が高くなる。外周チューブ内容積 − 内周チューブ内容積 ≧ ロ
ーラの押しつぶし容積 としたとき、ローラ3が一周して終点5を通過した際、
ローラ3の押しつぶし分だけ内圧差が解消される結果と
なり、脈流発生を防ぐことが出来る。図2は、外周チュ
ーブ8と内周チューブ9とを異径としたときの作用機構
図で、図1と同じ作用であるが、ローラの押しつぶし容
積が大きいとき、図1の同径チューブでは外周チューブ
1の設置径が大きくなり、装置が大型化する結果とな
る。図2の方法で小型化することが出来る。
重巻きとしたときの作用機構図である。二重巻きの外周
チューブ1の端を吸入口6とし、内周チューブ2の端を
吐出口7として、ローラ3を外周チューブ1と内周チュ
ーブ2とを同時に押しつぶし乍ら時計方向に転がしたと
き、液体は吸入口6より吸入され、吐出口5で排出され
る。終点5を吐出完了位置と考えると、外周チューブ1
の内容積は、内周チューブ2の内容積より径の差の分だ
け多く内周チューブ2へ液体を送り込む結果となり内周
チューブ2の内圧が高くなる。外周チューブ内容積 − 内周チューブ内容積 ≧ ロ
ーラの押しつぶし容積 としたとき、ローラ3が一周して終点5を通過した際、
ローラ3の押しつぶし分だけ内圧差が解消される結果と
なり、脈流発生を防ぐことが出来る。図2は、外周チュ
ーブ8と内周チューブ9とを異径としたときの作用機構
図で、図1と同じ作用であるが、ローラの押しつぶし容
積が大きいとき、図1の同径チューブでは外周チューブ
1の設置径が大きくなり、装置が大型化する結果とな
る。図2の方法で小型化することが出来る。
【0006】
【0007】図3に本発明のポンプ機構図を示す。
【発明の効果】本発明により次の効果が得られた。 1)脈流が無い。 2)複雑な機構を要しない。 3)安価に製作できる。
【図1】本発明の同径チューブポンプの作用機構図
【図2】本発明の異径チューブポンプの作用機構図
【図3】本発明のチューブポンプの構造図
1は 外周チューブ 2は 内周チューブ 3は ローラ 4は ローラ支点 5は 終点 6は 吸入口 7は 吐出口 8は 外周チューブ 9は 内周チューブ 10は スポンジ 11は 受け皿 12は モータ
Claims (1)
- 【請求項1】チューブポンプに於いて、チューブを2重
巻きとし、外周チューブ1と内周チューブ2をローラ支
点4によりロラー3を転がし押しつぶしてポンプ作用を
成し、外周チューブ1と内周チューブ2との内容積の差
により生じる内圧差を与圧としてローラ3の押しつぶし
部分の回復による減圧作用を補い、脈流発生を無くした
チューブポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32110292A JPH074360A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | チューブポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32110292A JPH074360A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | チューブポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074360A true JPH074360A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=18128846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32110292A Pending JPH074360A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | チューブポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074360A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016006828A1 (ko) * | 2014-07-10 | 2016-01-14 | 고동근 | 고도의 진공환경에서 금속을 성형하는 금형장치 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP32110292A patent/JPH074360A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016006828A1 (ko) * | 2014-07-10 | 2016-01-14 | 고동근 | 고도의 진공환경에서 금속을 성형하는 금형장치 |
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