JPH0743573B2 - パネル連結具並びに連結形パネル - Google Patents
パネル連結具並びに連結形パネルInfo
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- JPH0743573B2 JPH0743573B2 JP8538489A JP8538489A JPH0743573B2 JP H0743573 B2 JPH0743573 B2 JP H0743573B2 JP 8538489 A JP8538489 A JP 8538489A JP 8538489 A JP8538489 A JP 8538489A JP H0743573 B2 JPH0743573 B2 JP H0743573B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、複数のパネルを連結して、事務所などにおけ
る間仕切、或いは、展示パネルとして任意に設置及び撤
去可能である連結形パネル、並びに、該連結形パネルの
連結に使用されるパネル連結具の改良に関するものであ
る。
る間仕切、或いは、展示パネルとして任意に設置及び撤
去可能である連結形パネル、並びに、該連結形パネルの
連結に使用されるパネル連結具の改良に関するものであ
る。
(発明の背景) 事務所における簡易間仕切や、展示会場における簡易展
示用パネルは、事務所や展示スペースを造成する場合、
専門家による工事を必要とすることなく、使用者が任意
に組立て可能であることから、広く一般に使用されてい
る。
示用パネルは、事務所や展示スペースを造成する場合、
専門家による工事を必要とすることなく、使用者が任意
に組立て可能であることから、広く一般に使用されてい
る。
このようなパネルは、その単位となる高さ、幅、厚さ、
さらにはパネル表面の仕上げなど幾種類かの仕様のもの
が、予め系統的に用意され、使用者がそれらの中から所
望の種類のパネルを選定し、連結して組立て、間仕切や
展示用パネルなどとして造成する。
さらにはパネル表面の仕上げなど幾種類かの仕様のもの
が、予め系統的に用意され、使用者がそれらの中から所
望の種類のパネルを選定し、連結して組立て、間仕切や
展示用パネルなどとして造成する。
このようなパネルでは、組立て単位となるパネルを、所
望の間仕切や展示用パネルなどの配置・構成要求に従っ
て連結・固定構成するために、従来は専用の柱状部材が
用いられていた。この柱状部材はパネルとは別部材とな
るために、運搬や保管が面倒であった。
望の間仕切や展示用パネルなどの配置・構成要求に従っ
て連結・固定構成するために、従来は専用の柱状部材が
用いられていた。この柱状部材はパネルとは別部材とな
るために、運搬や保管が面倒であった。
この点を改良するものとして、本発明者は、先に実願昭
63−37355号(未公開)において、その実施例として第1
3図に示されるものを提案している。これは、パネル板
の両側面に、パネルを相互に連結するパネル連結具を具
備しており、パネルを連結・固定する段階では、柱状部
材及び組立用治具・工具を必要とすることなく、専らパ
ネル板に具備したパネル連結具によって連結するもので
あるが、第13図(a)に示すように、雄形パネル連結具
101が蝶番構造であることから、蝶番軸102の存在によ
り、第13図(b)のように、雌形パネル連結具103との
係合によって組立てられたパネル板104相互間に、若干
の間隙gを生じるという問題があった。
63−37355号(未公開)において、その実施例として第1
3図に示されるものを提案している。これは、パネル板
の両側面に、パネルを相互に連結するパネル連結具を具
備しており、パネルを連結・固定する段階では、柱状部
材及び組立用治具・工具を必要とすることなく、専らパ
ネル板に具備したパネル連結具によって連結するもので
あるが、第13図(a)に示すように、雄形パネル連結具
101が蝶番構造であることから、蝶番軸102の存在によ
り、第13図(b)のように、雌形パネル連結具103との
係合によって組立てられたパネル板104相互間に、若干
の間隙gを生じるという問題があった。
さらに、このパネル連結具においては、パネル板104の
両側面に具備されているパネル連結具101,103が、一方
が雄状構造で他方が雌状構造であるため、パネル板104
の連結方向が自ずから限定されるという問題があった。
両側面に具備されているパネル連結具101,103が、一方
が雄状構造で他方が雌状構造であるため、パネル板104
の連結方向が自ずから限定されるという問題があった。
(発明の目的) 本発明の第一の目的は、上述と問題を解決し、連結して
組立てられたパネル板相互間に間隙が生じない、パネル
連結具並びに連結形パネルを提供することである。
組立てられたパネル板相互間に間隙が生じない、パネル
連結具並びに連結形パネルを提供することである。
また、本発明の第二の目的は、パネルの連結に方向性が
なく、表裏自在に連結して組立てることができる、パネ
ル連結具並びに連結形パネルを提供することである。
なく、表裏自在に連結して組立てることができる、パネ
ル連結具並びに連結形パネルを提供することである。
(発明の特徴) 上記第一の目的を達成するために、本発明は、上面、下
面及び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側に開口
部を有する連結具基部と、該連結具基部の上下面間空間
の前方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平行なシ
ャフトと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開
口部より外部へ回転するように鏡面対称に取付けられ、
その先端に係合部を有する2個の連結腕とを具備した雄
形パネル連結具、及び左右両側面及び前方の正面が倒コ
の字状に形成された連結具基部を備え、該連結具基部の
両側面のそれぞれに前記雄形パネル連結具の連結腕の係
合部と着脱可能に係合する係合受部を鏡面対称に設けた
雌形パネル連結具を組み合わせ、以て、雄形パネル連結
具の連結腕の回転中心となるシャフトを連結基部の上下
面間空間内に収めて、外部に突出しないようにしたこと
を特徴とする。
面及び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側に開口
部を有する連結具基部と、該連結具基部の上下面間空間
の前方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平行なシ
ャフトと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開
口部より外部へ回転するように鏡面対称に取付けられ、
その先端に係合部を有する2個の連結腕とを具備した雄
形パネル連結具、及び左右両側面及び前方の正面が倒コ
の字状に形成された連結具基部を備え、該連結具基部の
両側面のそれぞれに前記雄形パネル連結具の連結腕の係
合部と着脱可能に係合する係合受部を鏡面対称に設けた
雌形パネル連結具を組み合わせ、以て、雄形パネル連結
具の連結腕の回転中心となるシャフトを連結基部の上下
面間空間内に収めて、外部に突出しないようにしたこと
を特徴とする。
また、上記第二の目的を達成するために、本発明は、上
面、下面及び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側
に開口部を有する連結具基部と、該連結具基部の上下面
間空間の前方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平
行なシャフトと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基
部の開口部より外部へ回転するように鏡面対称に取り付
けられ、その先端に係合部を有する2個の雄形連結腕
と、左右両側面及び前方の正面が倒コの字状に形成さ
れ、両側面のそれぞれに前記雄形連結腕の係合部と着脱
可能に係合する係合受部を鏡面対称に設けた雌形連結部
材と、該雌形連結部材を、前記連結具基部の上下面間空
間内で、前記雄形連結腕の外側を通って上下方向に移動
できるように配置するガイド部材とを具備し、以て、一
つのパネル連結具に、雄形連結腕と雌形連結部材の両方
を備えて、いずれか一方を用いるようにしたことを特徴
とする。
面、下面及び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側
に開口部を有する連結具基部と、該連結具基部の上下面
間空間の前方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平
行なシャフトと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基
部の開口部より外部へ回転するように鏡面対称に取り付
けられ、その先端に係合部を有する2個の雄形連結腕
と、左右両側面及び前方の正面が倒コの字状に形成さ
れ、両側面のそれぞれに前記雄形連結腕の係合部と着脱
可能に係合する係合受部を鏡面対称に設けた雌形連結部
材と、該雌形連結部材を、前記連結具基部の上下面間空
間内で、前記雄形連結腕の外側を通って上下方向に移動
できるように配置するガイド部材とを具備し、以て、一
つのパネル連結具に、雄形連結腕と雌形連結部材の両方
を備えて、いずれか一方を用いるようにしたことを特徴
とする。
(発明の実施例) 第1図は、第一の本発明の実施例である、雄形と雌形と
が別々に形成され、それらが一対として使用されるパネ
ル連結具の内、雄形パネル連結具1の斜視外観図であ
る。
が別々に形成され、それらが一対として使用されるパネ
ル連結具の内、雄形パネル連結具1の斜視外観図であ
る。
第1図(a)に示すように、雄形パネル連結具1は、連
結具基部2が、金属などによりパネルの厚さに等しい幅
の金属板材などによりコの字形に形成され、コの字形の
両端部3には、雄形パネル連結具1をパネル板に固定す
るためのビス孔4を有する、直角に屈折した取付部5及
び6を有する構造に形成される。
結具基部2が、金属などによりパネルの厚さに等しい幅
の金属板材などによりコの字形に形成され、コの字形の
両端部3には、雄形パネル連結具1をパネル板に固定す
るためのビス孔4を有する、直角に屈折した取付部5及
び6を有する構造に形成される。
連結具基部2には、コの字形の上面7及び下面8間に、
一定の径の円筒又は丸棒状の2本のシャフト9が、上下
の取付部5及び6の間の開口部10の縁端11と側面の開口
部12及び13の縁端14及び15から、パネル板、すなわち、
連結具基部2の幅寸法d(第1図b)の1/4の位置に対
称に取付けられる。そして、2本のシャフト9には、頭
部16と頚部17を有する連結ピン18が外側に向かって垂直
に植えつけられた2個の略L字形の連結腕19及び20が、
2本のシャフト9を軸として回転及び上下に摺動できる
ように装着される。
一定の径の円筒又は丸棒状の2本のシャフト9が、上下
の取付部5及び6の間の開口部10の縁端11と側面の開口
部12及び13の縁端14及び15から、パネル板、すなわち、
連結具基部2の幅寸法d(第1図b)の1/4の位置に対
称に取付けられる。そして、2本のシャフト9には、頭
部16と頚部17を有する連結ピン18が外側に向かって垂直
に植えつけられた2個の略L字形の連結腕19及び20が、
2本のシャフト9を軸として回転及び上下に摺動できる
ように装着される。
第1図(b)に示すように、連結腕19及び20は、雄形パ
ネル連結具1の側面の開口部12及び13から見るとき、連
結ピン18が垂直に突き出して見えるように、2本のシャ
フト9に鏡面対称に装着される。
ネル連結具1の側面の開口部12及び13から見るとき、連
結ピン18が垂直に突き出して見えるように、2本のシャ
フト9に鏡面対称に装着される。
連結具基部2のコの字形の後方の垂直面21には、連結腕
19及び20が連結具基部2に格納されるために押し込まれ
たとき、連結腕19及び20が連結具基部2の必要以上に奥
まで入らないように、また、見通しを防ぐために、セパ
レータ22が取付けられる。
19及び20が連結具基部2に格納されるために押し込まれ
たとき、連結腕19及び20が連結具基部2の必要以上に奥
まで入らないように、また、見通しを防ぐために、セパ
レータ22が取付けられる。
第2図は前記の雄形パネル連結具1に相対して連結され
る雌形パネル連結具23の外観図であり、第2図(a)は
平面図、第2図(b)は正面図、第2図(c)は側面図
である。
る雌形パネル連結具23の外観図であり、第2図(a)は
平面図、第2図(b)は正面図、第2図(c)は側面図
である。
雌形パネル連結具23は、連結具基部24がパネル板の両側
面に挟み込む程度の開口部の間隔を有する倒コの字形に
形成され、パネル板に取りつけるためのビス孔25が開け
られている正面26の両側を直角に屈折して形成した両側
面27及び28には、前記雄形パネル連結具1の連結ピン18
の頭部16が貫通できる円形孔部29と、その下周部より連
結ピン18の頚部17が摺動できる幅寸法で一定長の細溝部
30が設けられる。
面に挟み込む程度の開口部の間隔を有する倒コの字形に
形成され、パネル板に取りつけるためのビス孔25が開け
られている正面26の両側を直角に屈折して形成した両側
面27及び28には、前記雄形パネル連結具1の連結ピン18
の頭部16が貫通できる円形孔部29と、その下周部より連
結ピン18の頚部17が摺動できる幅寸法で一定長の細溝部
30が設けられる。
第3図は、パネル板31の両側部に、雄形パネル連結具1
及び雌形パネル連結具23を取りつけた連結形パネル32を
示す外観図である。
及び雌形パネル連結具23を取りつけた連結形パネル32を
示す外観図である。
第3図(a)は連結形パネル32の上面及び下面を示す外
観図である。
観図である。
第3図(b)に示すように、雄形パネル連結具1は、パ
ネル板31の一方の側部に設けられた取付切欠部33に挿入
固定され、雌形パネル連結具23は、パネル板31の他方の
側部に設けられた取付凹部34に嵌合固定され、雄形パネ
ル連結具1及び雌形パネル連結具23は、パネル板31のそ
れぞれ同じ高さの複数位置に取りつけられる。
ネル板31の一方の側部に設けられた取付切欠部33に挿入
固定され、雌形パネル連結具23は、パネル板31の他方の
側部に設けられた取付凹部34に嵌合固定され、雄形パネ
ル連結具1及び雌形パネル連結具23は、パネル板31のそ
れぞれ同じ高さの複数位置に取りつけられる。
第3図(c)及び(d)に示すように、連結形パネル32
の連結に当たっては、雄形パネル連結具1と雌形パネル
連結具23を相対させ、雄形パネル連結具1の連結ピン18
をつまみ出すように連結腕19又は20を引き出して、これ
を90度または180度回転させると共に上方へ摺動させ
る。
の連結に当たっては、雄形パネル連結具1と雌形パネル
連結具23を相対させ、雄形パネル連結具1の連結ピン18
をつまみ出すように連結腕19又は20を引き出して、これ
を90度または180度回転させると共に上方へ摺動させ
る。
連結は雄形パネル連結具1の連結ピン18の頭部16を、雌
形パネル連結具23の円形孔部29に挿入し、その後、雌形
パネル連結具23の細溝部30に沿って、連結腕19又は20に
取付けられた連結ピン18の頚部17を雌方パネル連結具23
の細溝部30に嵌合させて下方に摺動させることにより簡
単に完了する。
形パネル連結具23の円形孔部29に挿入し、その後、雌形
パネル連結具23の細溝部30に沿って、連結腕19又は20に
取付けられた連結ピン18の頚部17を雌方パネル連結具23
の細溝部30に嵌合させて下方に摺動させることにより簡
単に完了する。
連結強度を保つと共に、連結した連結形パネル32が、連
結点でよじれることのないよう、連結形パネル32の連結
は2箇所以上の複数箇所で行い、従って、連結形パネル
32の両側面には同じ高さの位置に複数個の雄形パネル連
結具1及び雌形連結具23がそれぞれ取りつけられる。
結点でよじれることのないよう、連結形パネル32の連結
は2箇所以上の複数箇所で行い、従って、連結形パネル
32の両側面には同じ高さの位置に複数個の雄形パネル連
結具1及び雌形連結具23がそれぞれ取りつけられる。
パネル板31に対する雄形パネル連結具1及び雌形パネル
連結具23の取付けは、第3図(b)のように連結形パネ
ル32の表面から見た場合、上下とも右側に雄形パネル連
結具1を取付け、左側に雌形パネル連結具23を取りつけ
るか、或いは、上下とも右側に雌形パネル連結具23を取
付け、左側に雄形パネル連結具1を取付ける。
連結具23の取付けは、第3図(b)のように連結形パネ
ル32の表面から見た場合、上下とも右側に雄形パネル連
結具1を取付け、左側に雌形パネル連結具23を取りつけ
るか、或いは、上下とも右側に雌形パネル連結具23を取
付け、左側に雄形パネル連結具1を取付ける。
このような連結形パネル32は、パネル板31の表面及び裏
面の仕上げを同じにすることにより、第4図に示すよう
に、複数の連結形パネル32を連結する場合、単に横一文
字状に連結することができるばかりでなく、十字状、T
字状さらにはL字状に連結することができる。
面の仕上げを同じにすることにより、第4図に示すよう
に、複数の連結形パネル32を連結する場合、単に横一文
字状に連結することができるばかりでなく、十字状、T
字状さらにはL字状に連結することができる。
連結の解除は、連結動作と逆の手順により、簡単に行う
ことができる。
ことができる。
本発明による連結形パネル32を使用すれば、連結した連
結形パネル32相互間に間隙を生じない。また、雄形パネ
ル連結具1及び雌形パネル連結具23の構造から、使用し
ないときにパネル面から一切の突出物がなく、従って、
これを連結せずに単数で使用する場合においても、異物
の突出による問題を生じない。
結形パネル32相互間に間隙を生じない。また、雄形パネ
ル連結具1及び雌形パネル連結具23の構造から、使用し
ないときにパネル面から一切の突出物がなく、従って、
これを連結せずに単数で使用する場合においても、異物
の突出による問題を生じない。
第5図は、本発明の第二の実施例である、パネル連結具
41の斜視外観図である。
41の斜視外観図である。
第二の実施例では、雄形連結部42と雌形連結部材43が一
つの連結具基部44に同体に具備される。
つの連結具基部44に同体に具備される。
すなわち、第二の実施例では、前記第一の実施例におけ
ると同様の構造の雄形連結部42を連結具基部44の下半分
に具備し、雌形連結部材43が、雄形連結部42を覆い隠す
と共に、雄形連結部42を使用する際上方に摺動するよう
な構造に形成される。
ると同様の構造の雄形連結部42を連結具基部44の下半分
に具備し、雌形連結部材43が、雄形連結部42を覆い隠す
と共に、雄形連結部42を使用する際上方に摺動するよう
な構造に形成される。
第6図は、パネル連結具41の、雌形連結部材43を除いた
状態の外観図であり、第6図(a)は正面図、第6図
(b)は側面図、第6図(c)は平面図である。
状態の外観図であり、第6図(a)は正面図、第6図
(b)は側面図、第6図(c)は平面図である。
パネル連結具41の連結具基部44は、金属板などにより、
パネル板の厚さと同じ幅のコの字状に形成される。
パネル板の厚さと同じ幅のコの字状に形成される。
第6図(a)及び(b)に示すように、連結具基部44の
横幅より一定幅だけ狭い幅に形成された、短冊状のガイ
ド板45の概ね上半分に、ガイド構造46が底面47を有する
箱状に形成され、ガイド板45の上端及び箱状のガイド構
造46の上端が連結具基部44の上面48に、かつ、ガイド板
45の下端が連結具基部44の下面49に、それぞれ取りつけ
られ、ガイド板45が連結具基部44のコの字形の垂直面50
から一定の間隔を保ち、かつ、垂直面50に平行に取りつ
けられる。
横幅より一定幅だけ狭い幅に形成された、短冊状のガイ
ド板45の概ね上半分に、ガイド構造46が底面47を有する
箱状に形成され、ガイド板45の上端及び箱状のガイド構
造46の上端が連結具基部44の上面48に、かつ、ガイド板
45の下端が連結具基部44の下面49に、それぞれ取りつけ
られ、ガイド板45が連結具基部44のコの字形の垂直面50
から一定の間隔を保ち、かつ、垂直面50に平行に取りつ
けられる。
短冊状のガイド板45に取りつけられた箱状のガイド構造
46の底面47には、連結具基部44の下面49との間に、2本
の円筒又は丸棒状のシャフト51と短冊状のセパレータ52
が取付けられる。ガイド構造46とセパレータ52とは、プ
ラスチックにより一体成形されてもよい。
46の底面47には、連結具基部44の下面49との間に、2本
の円筒又は丸棒状のシャフト51と短冊状のセパレータ52
が取付けられる。ガイド構造46とセパレータ52とは、プ
ラスチックにより一体成形されてもよい。
2本のシャフト51は、連結具基部44の側面の開口部53及
び54の縁端55及び56と、取付部57及び58側の開口部59の
縁端60とからの距離が、パネル板の厚さ、すなわち、連
結具基部44の幅寸法dの1/4に等しい位置に、箱状のガ
イド構造46の底面47と連結具基部44の下面49の間に垂直
に取りつけられ、また、セパレータ52は、ガイド板45の
中心線に沿ってガイド板45から突出するように、かつ、
下面49と箱状のガイド構造46の底面47に垂直に取付けら
れる。
び54の縁端55及び56と、取付部57及び58側の開口部59の
縁端60とからの距離が、パネル板の厚さ、すなわち、連
結具基部44の幅寸法dの1/4に等しい位置に、箱状のガ
イド構造46の底面47と連結具基部44の下面49の間に垂直
に取りつけられ、また、セパレータ52は、ガイド板45の
中心線に沿ってガイド板45から突出するように、かつ、
下面49と箱状のガイド構造46の底面47に垂直に取付けら
れる。
そして、2本のシャフト51には、頭部61と頚部62を有す
る連結ピン63が直角に植えつけられた略L字形の雄形連
結腕64及び65が、それぞれシャフト51を軸として回転及
び上下に摺動できるように装着される。
る連結ピン63が直角に植えつけられた略L字形の雄形連
結腕64及び65が、それぞれシャフト51を軸として回転及
び上下に摺動できるように装着される。
雄形連結腕64及び65は、連結具基部44の横面の開口部53
及び54から見るとき、連結ピン63が垂直に突き出して見
えるように、2本のシャフト51に鏡面対称に取付けられ
る。
及び54から見るとき、連結ピン63が垂直に突き出して見
えるように、2本のシャフト51に鏡面対称に取付けられ
る。
コの字形の後方の垂直面50の下方には、パネル連結具41
をパネル板に取付けるためのネジ孔66が開けられ、それ
と同軸位置にガイド板45に前記ネジ孔66よりやや大きい
ネジ締めつけ用孔67があけられる。
をパネル板に取付けるためのネジ孔66が開けられ、それ
と同軸位置にガイド板45に前記ネジ孔66よりやや大きい
ネジ締めつけ用孔67があけられる。
第7図は、本発明の第二の実施例における雌形連結部材
43の外観図であり、第7図(a)は正面図、第7図
(b)は側面図、第7図(c)は平面図である。
43の外観図であり、第7図(a)は正面図、第7図
(b)は側面図、第7図(c)は平面図である。
雌形連結部材43はその水平断面がコの字形に形成され、
その内面が箱状のガイド構造46の外面に全面的に略間隙
なく接する寸法に形成される。そして、両側に平行面に
形成した両側面68及び69には、前記雄形連結腕64,65の
連結ピン63の頭部61が貫通できる円形孔部70と、その下
周部より連結ピン63の頚部62が摺動できる幅寸法で一定
長の細溝部71が設けられる。
その内面が箱状のガイド構造46の外面に全面的に略間隙
なく接する寸法に形成される。そして、両側に平行面に
形成した両側面68及び69には、前記雄形連結腕64,65の
連結ピン63の頭部61が貫通できる円形孔部70と、その下
周部より連結ピン63の頚部62が摺動できる幅寸法で一定
長の細溝部71が設けられる。
また、平行面として形成されている両側面68及び69の端
部72及び73には、その上下部に2本の一定の径の円筒ま
たは丸棒状のシャフト74が、両側面68及び69の間に垂直
に取付けられる。
部72及び73には、その上下部に2本の一定の径の円筒ま
たは丸棒状のシャフト74が、両側面68及び69の間に垂直
に取付けられる。
以上により、本発明の第二の実施例であるパネル連結具
41は、雌形連結部材43が連結具基部44の内部を上下に摺
動するように組立てられる。
41は、雌形連結部材43が連結具基部44の内部を上下に摺
動するように組立てられる。
すなわち、連結具基部44の垂直面50とガイド板45との間
に形成される間隙に、雌形連結部材43の2本の円筒又は
丸棒状のシャフト74が挿入され、これと箱状のガイド構
造46により、雌形連結部材43が連結具基部44の内部を上
下に摺動可能なように組立てられる。
に形成される間隙に、雌形連結部材43の2本の円筒又は
丸棒状のシャフト74が挿入され、これと箱状のガイド構
造46により、雌形連結部材43が連結具基部44の内部を上
下に摺動可能なように組立てられる。
第8図は、本発明の第二の実施例であるパネル連結具41
をパネル板77に装着した、連結形パネル78の外観図であ
り、パネル板77の同じ高さの相対する位置に取付切欠部
79を設け、取付切欠部79にパネル連結具41を挿入固定し
て連結形パネル78を形成する。
をパネル板77に装着した、連結形パネル78の外観図であ
り、パネル板77の同じ高さの相対する位置に取付切欠部
79を設け、取付切欠部79にパネル連結具41を挿入固定し
て連結形パネル78を形成する。
なお、この場合も連結強度を保つと共に、連結した連結
形パネル78が連結点でよじれることのないよう、連結形
パネル78の連結は2個所以上の複数箇所で行い、従っ
て、連結形パネル78の両側面には同じ高さの位置に複数
個のパネル連結具41がそれぞれ取りつけられる。
形パネル78が連結点でよじれることのないよう、連結形
パネル78の連結は2個所以上の複数箇所で行い、従っ
て、連結形パネル78の両側面には同じ高さの位置に複数
個のパネル連結具41がそれぞれ取りつけられる。
第5図により、連結動作を説明する。
連結形パネル78が連結されないとき、パネル連結具41
は、第5図(a)のように雌形連結部材43が連結具基部
44の下方へ下げられて、雄形連結部42を覆い隠してい
る。
は、第5図(a)のように雌形連結部材43が連結具基部
44の下方へ下げられて、雄形連結部42を覆い隠してい
る。
連結形パネル78を連結するとき、その高さを揃えると、
パネル連結具41がお互いに同じ位置に相対する。
パネル連結具41がお互いに同じ位置に相対する。
片側のパネル連結具41の雌形連結部材43を上部へ摺動さ
せることにより、第5図(b)のように雄形連結腕64,6
5が現れるので、連結ピン63の頭部61をつまむなどし
て、第5図(c)のように雄形連結腕64,65を手前に引
き出す。
せることにより、第5図(b)のように雄形連結腕64,6
5が現れるので、連結ピン63の頭部61をつまむなどし
て、第5図(c)のように雄形連結腕64,65を手前に引
き出す。
次に、引き出した雄形連結腕64,65を、シャフト51に沿
って上方へ摺動させ、90度または180度回転させて、連
結する相手となるパネル連結具41の雌形連結部材43の円
形孔部71へ、雄形連結腕64,65に植えつけられている連
結ピン63の頭部61を挿入し、連結ピン63の頚部62を雌形
連結部材43の細溝部71に沿って摺動させるように、雄形
連結腕64,65を下方へ移動させることにより、簡単に連
結動作を終了する。
って上方へ摺動させ、90度または180度回転させて、連
結する相手となるパネル連結具41の雌形連結部材43の円
形孔部71へ、雄形連結腕64,65に植えつけられている連
結ピン63の頭部61を挿入し、連結ピン63の頚部62を雌形
連結部材43の細溝部71に沿って摺動させるように、雄形
連結腕64,65を下方へ移動させることにより、簡単に連
結動作を終了する。
第5図(d)のように、雄形連結部42を使用しているパ
ネル連結具41の雌形連結部材43は、中間的な位置にまで
下方へ摺動させて、雄形連結部42の一部を覆うようにし
て、連結動作が完了するが、最後の動作は連結動作とし
ては必ずしも必要ではない。
ネル連結具41の雌形連結部材43は、中間的な位置にまで
下方へ摺動させて、雄形連結部42の一部を覆うようにし
て、連結動作が完了するが、最後の動作は連結動作とし
ては必ずしも必要ではない。
第9図(a)に示すように、横一文字状に連結形パネル
78を連結する場合は、雄形連結腕64,65を180度回転させ
て、連結形パネル78の両面で連結する。
78を連結する場合は、雄形連結腕64,65を180度回転させ
て、連結形パネル78の両面で連結する。
第9図(b)に示すように、十字状にパネルを構成する
場合は、横一文字状に連結する二枚の連結形パネル78の
パネル連結具41の雄形連結腕64,65を、それぞれ90度だ
け回転させて、第三及び第四の連結形パネル78のパネル
連結具41の雌形連結部材43に連結する。
場合は、横一文字状に連結する二枚の連結形パネル78の
パネル連結具41の雄形連結腕64,65を、それぞれ90度だ
け回転させて、第三及び第四の連結形パネル78のパネル
連結具41の雌形連結部材43に連結する。
従って、L字状に連結する場合は、パネルの連結のため
に片側のパネル連結具41を使用するだけであるから、連
結強度は強くないが、実用上は差し支えない。
に片側のパネル連結具41を使用するだけであるから、連
結強度は強くないが、実用上は差し支えない。
連結の解除は、連結動作と逆の手順により、簡単に行う
ことができる。
ことができる。
本発明によるパネル連結具41を使用すれば、連結した連
結形パネル78相互間に間隙を生じない。また、パネルの
連結は、パネルの表裏に関わらず、使用者の任意に連結
することができる。
結形パネル78相互間に間隙を生じない。また、パネルの
連結は、パネルの表裏に関わらず、使用者の任意に連結
することができる。
そして、パネル連結具41の構造から、使用しないときに
パネル面から一切の突出物がなく、連結形パネル78を単
数で使用する場合においても、異物の突出による問題を
生じない。
パネル面から一切の突出物がなく、連結形パネル78を単
数で使用する場合においても、異物の突出による問題を
生じない。
雌形連結部材43の両側面68,69は端部72,73においてシャ
フト74により連結されているので、連結形パネル78を連
結した状態で引張った場合でも、両側面68,69が開くこ
とがない。また、連結状態にない雌形連結部材43は連結
状態の雄形連結腕64,65をその自重により押さえるの
で、雄形連結腕64,65の連結が外れるのを防ぐことがで
きる。
フト74により連結されているので、連結形パネル78を連
結した状態で引張った場合でも、両側面68,69が開くこ
とがない。また、連結状態にない雌形連結部材43は連結
状態の雄形連結腕64,65をその自重により押さえるの
で、雄形連結腕64,65の連結が外れるのを防ぐことがで
きる。
なお、間仕切や展示用パネルとして組み立てた模様を示
す第4図及び第10図のように、第一及び第二の本発明の
実施例のいずれの場合においても、連結形パネル32及び
78の下面には、例えば、前述の実願昭63−37355号の明
細書中に説明されるような自在車を有し、かつ、自由に
回転する軸によりパネル板31及び77に装着される脚体L
を具備する。
す第4図及び第10図のように、第一及び第二の本発明の
実施例のいずれの場合においても、連結形パネル32及び
78の下面には、例えば、前述の実願昭63−37355号の明
細書中に説明されるような自在車を有し、かつ、自由に
回転する軸によりパネル板31及び77に装着される脚体L
を具備する。
以上説明した、本発明の第一及び第二の実施例によれ
ば、パネルを横一文字状、十字状、T字状さらには、L
字状に連結することができるが、さらに、パネルの連結
角度を90度或いは180度以外の角度において可能とする
ためには、パネル板31及び77の角を4半円状に形成する
と共に、第11図に示すように、連結具基部2,24及び44の
角をそれぞれ4半円状に形成することにより、これを実
現することができる。
ば、パネルを横一文字状、十字状、T字状さらには、L
字状に連結することができるが、さらに、パネルの連結
角度を90度或いは180度以外の角度において可能とする
ためには、パネル板31及び77の角を4半円状に形成する
と共に、第11図に示すように、連結具基部2,24及び44の
角をそれぞれ4半円状に形成することにより、これを実
現することができる。
すなわち、第一の実施例では、第11図(a)に示すよう
に、雄形パネル連結具1の取付部5及び6をその幅が2
本のシャフト9間の長さと略同じ幅に形成し、また、コ
の字形の上面7及び下面8の取付部5及び取付部6側の
角は、シャフト9の取付け位置を中心として、前記縁端
11,14及び15に接続する四半円状に形成すればよい。
に、雄形パネル連結具1の取付部5及び6をその幅が2
本のシャフト9間の長さと略同じ幅に形成し、また、コ
の字形の上面7及び下面8の取付部5及び取付部6側の
角は、シャフト9の取付け位置を中心として、前記縁端
11,14及び15に接続する四半円状に形成すればよい。
雌形パネル連結具23も、第11図(b)のように、角部を
四半円状断面とする。
四半円状断面とする。
第二の実施例においても、第11図(c)に示すように、
パネル連結具41の連結具基部44の取付部57及び58をその
幅が2本のシャフト51間の長さと同じ幅に形成し、ま
た、コの字形の上面48及び下面49のそれぞれ取付部57及
び58側の角は、シャフト51の取付け位置を中心とし、前
記縁端55,56及び60に接続する四半円状に形成し、雌形
連結部材43及び箱状のガイド構造46の角部も、四半円状
断面となるように形成すればよい。
パネル連結具41の連結具基部44の取付部57及び58をその
幅が2本のシャフト51間の長さと同じ幅に形成し、ま
た、コの字形の上面48及び下面49のそれぞれ取付部57及
び58側の角は、シャフト51の取付け位置を中心とし、前
記縁端55,56及び60に接続する四半円状に形成し、雌形
連結部材43及び箱状のガイド構造46の角部も、四半円状
断面となるように形成すればよい。
(発明の実施例との対応) 図示実施例において、連結ピン18,63が本発明の係合部
に相当し、円形孔部29,70及び細溝部30,71が係合受部に
相当し、ガイド板45及びガイド構造46がガイド部材に相
当する。
に相当し、円形孔部29,70及び細溝部30,71が係合受部に
相当し、ガイド板45及びガイド構造46がガイド部材に相
当する。
(変形例) 雄形パネル連結具1の連結腕19,20や雄形連結腕64,65に
は、回転操作や着脱操作を容易にするために、例えば第
12図に示されるように、連結ピン18,63が植えつけられ
ている反対側に凸部80を形成すると共に、凸部80の下部
が指が掛かる円弧状の切欠部81を形成することが望まし
い。
は、回転操作や着脱操作を容易にするために、例えば第
12図に示されるように、連結ピン18,63が植えつけられ
ている反対側に凸部80を形成すると共に、凸部80の下部
が指が掛かる円弧状の切欠部81を形成することが望まし
い。
第5〜10図図示の実施例において、雄形連結腕64,65
を、シャフト51上を上下方向に摺動しないもの、即ちシ
ャフト51の中間位置に回転のみ可能で、上下方向には固
定されるように取りつけ、雌形連結部材43の円形孔部70
と細溝部71を上下の配置が逆になるように設けてもよ
い。
を、シャフト51上を上下方向に摺動しないもの、即ちシ
ャフト51の中間位置に回転のみ可能で、上下方向には固
定されるように取りつけ、雌形連結部材43の円形孔部70
と細溝部71を上下の配置が逆になるように設けてもよ
い。
第1〜4図、或いは第5〜10図には、係合部として連結
ピン18,63が図示され、係合受部として円形孔部29,70及
び細溝部30,71が図示されているが、これらに限定され
るものではなく、種々の形状、構造のものを用いること
ができる。例えば、上下に移動することなく弾性凹凸の
嵌合により係合し、弾性を弱める操作により係合を外す
係合手段などを用いることができる。
ピン18,63が図示され、係合受部として円形孔部29,70及
び細溝部30,71が図示されているが、これらに限定され
るものではなく、種々の形状、構造のものを用いること
ができる。例えば、上下に移動することなく弾性凹凸の
嵌合により係合し、弾性を弱める操作により係合を外す
係合手段などを用いることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項第1〜3の本発明によれ
ば、上面、下面及び後方の垂直面がコの字状に形成さ
れ、両側に開口部を有する連結具基部と、該連結具基部
の上下面間空間の前方位置にそれぞれ垂直に配設された
2本の平行なシャフトと、該シャフトのそれぞれに前記
連結具基部の開口部より外部へ回転するように鏡面対称
に取り付けられ、その先端に係合部を有する2個の連結
腕とを具備した雄形パネル連結具、及び左右両側面及び
前方の正面が倒コの字状に形成された連結具基部を備
え、該連結具基部の両側面のそれぞれに前記雄形パネル
連結具の連結腕の係合部と着脱可能に係合する係合受部
を鏡面対称に設けた雌形パネル連結具を組み合わせ、以
て、雄形パネル連結具の連結腕の回転中心となるシャフ
トを連結具基部の上下面間空間内に収めて、外部に突出
しないようにしたから、連結して組立てられたパネル板
相互間に間隙が生じないようにすることができる。
ば、上面、下面及び後方の垂直面がコの字状に形成さ
れ、両側に開口部を有する連結具基部と、該連結具基部
の上下面間空間の前方位置にそれぞれ垂直に配設された
2本の平行なシャフトと、該シャフトのそれぞれに前記
連結具基部の開口部より外部へ回転するように鏡面対称
に取り付けられ、その先端に係合部を有する2個の連結
腕とを具備した雄形パネル連結具、及び左右両側面及び
前方の正面が倒コの字状に形成された連結具基部を備
え、該連結具基部の両側面のそれぞれに前記雄形パネル
連結具の連結腕の係合部と着脱可能に係合する係合受部
を鏡面対称に設けた雌形パネル連結具を組み合わせ、以
て、雄形パネル連結具の連結腕の回転中心となるシャフ
トを連結具基部の上下面間空間内に収めて、外部に突出
しないようにしたから、連結して組立てられたパネル板
相互間に間隙が生じないようにすることができる。
また、請求項第3、4の本発明によれば、上面、下面及
び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側に開口部を
有する連結具基部と、該連結具基部の上下面間空間の前
方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平行なシャフ
トと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開口部
より外部へ回転するように鏡面対称に取り付けられ、そ
の先端に係合部を有する2個の雄形連結腕と、左右両側
面及び前方の正面が倒コの字状に形成され、両側面のそ
れぞれに前記雄形連結腕の係合部と着脱可能に係合する
係合受部を鏡面対称に設けた雌形連結部材と、該雌形連
結部材を、前記雄形連結腕の上下面間空間内で、前記雄
形連結腕の外側を通って上下方向に移動できるように配
置するガイド部材とを具備し、以て、一つのパネル連結
具に、雄形連結腕と雌形連結部材の両方を備えて、いず
れか一方を用いるようにしたから、パネルの連結に方向
性がなく、表裏自在に連結して組み立てることができ
る。
び後方の垂直面がコの字状に形成され、両側に開口部を
有する連結具基部と、該連結具基部の上下面間空間の前
方位置にそれぞれ垂直に配設された2本の平行なシャフ
トと、該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開口部
より外部へ回転するように鏡面対称に取り付けられ、そ
の先端に係合部を有する2個の雄形連結腕と、左右両側
面及び前方の正面が倒コの字状に形成され、両側面のそ
れぞれに前記雄形連結腕の係合部と着脱可能に係合する
係合受部を鏡面対称に設けた雌形連結部材と、該雌形連
結部材を、前記雄形連結腕の上下面間空間内で、前記雄
形連結腕の外側を通って上下方向に移動できるように配
置するガイド部材とを具備し、以て、一つのパネル連結
具に、雄形連結腕と雌形連結部材の両方を備えて、いず
れか一方を用いるようにしたから、パネルの連結に方向
性がなく、表裏自在に連結して組み立てることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第一の実施例である雄形パネル連結具
の外観図、第2図は同じく雌形パネル連結具の外観図、
第3図は本発明の第一の実施例である雄形パネル連結具
及び雌形パネル連結具を装着した連結形パネルの外観
図、第4図は本発明による連結形パネルの連結状態を示
す斜視図、第5図は本発明の第二の実施例であるパネル
連結具の斜視外観図、第6図は同じく雌形連結部材を除
いたパネル連結具の外観図、第7図は同じく雌形連結部
材の外観図、第8図は本発明による連結形パネルの外観
図、第9図は本発明による連結形パネルの連結状態を示
す断面図、第10図は本発明による連結形パネルの連結状
態を示す斜視図、第11図は本発明の他の実施例であるパ
ネル連結具の外観図、第12図は連結腕の他の形を示す斜
視図、第13図は従来のパネル連結具及びパネルを示す図
である。 1……雄形パネル連結具、2……連結具基部、5,6……
取付部、7……上面、8……下面、9……シャフト、1
2,13……開口部、16……頭部、17……頚部、18……連結
ピン、19,20……連結腕、21……垂直面、22……セパレ
ータ、23……雌形パネル連結具、24……連結具基部、26
……正面、27,28……側面、29……円形孔部、30……細
溝部、31……パネル板、32……連結形パネル、33……取
付切欠部、34……取付凹部、41……パネル連結具、42…
…雄形連結部、43……雌形連結部材、44……連結具基
部、45……ガイド板、46……ガイド構造、48……上面、
49……下面、50……垂直面、51……シャフト、52……セ
パレータ、53,54……開口部、57,58……取付部、61……
頭部、62……頚部、63……連結ピン、64,65……雄形連
結腕、68,69……側面、70……円形孔部、71……細溝
部、74……シャフト、75……正面、77……パネル板、78
……連結形パネル、79……取付切欠部、L……脚体、d
……幅寸法。
の外観図、第2図は同じく雌形パネル連結具の外観図、
第3図は本発明の第一の実施例である雄形パネル連結具
及び雌形パネル連結具を装着した連結形パネルの外観
図、第4図は本発明による連結形パネルの連結状態を示
す斜視図、第5図は本発明の第二の実施例であるパネル
連結具の斜視外観図、第6図は同じく雌形連結部材を除
いたパネル連結具の外観図、第7図は同じく雌形連結部
材の外観図、第8図は本発明による連結形パネルの外観
図、第9図は本発明による連結形パネルの連結状態を示
す断面図、第10図は本発明による連結形パネルの連結状
態を示す斜視図、第11図は本発明の他の実施例であるパ
ネル連結具の外観図、第12図は連結腕の他の形を示す斜
視図、第13図は従来のパネル連結具及びパネルを示す図
である。 1……雄形パネル連結具、2……連結具基部、5,6……
取付部、7……上面、8……下面、9……シャフト、1
2,13……開口部、16……頭部、17……頚部、18……連結
ピン、19,20……連結腕、21……垂直面、22……セパレ
ータ、23……雌形パネル連結具、24……連結具基部、26
……正面、27,28……側面、29……円形孔部、30……細
溝部、31……パネル板、32……連結形パネル、33……取
付切欠部、34……取付凹部、41……パネル連結具、42…
…雄形連結部、43……雌形連結部材、44……連結具基
部、45……ガイド板、46……ガイド構造、48……上面、
49……下面、50……垂直面、51……シャフト、52……セ
パレータ、53,54……開口部、57,58……取付部、61……
頭部、62……頚部、63……連結ピン、64,65……雄形連
結腕、68,69……側面、70……円形孔部、71……細溝
部、74……シャフト、75……正面、77……パネル板、78
……連結形パネル、79……取付切欠部、L……脚体、d
……幅寸法。
Claims (5)
- 【請求項1】上面、下面及び後方の垂直面がコの字状に
形成され、両側に開口部を有する連結具基部と、 該連結具基部の上下面間空間の前方位値にそれぞれ垂直
に配設された2本の平行なシャフトと、 該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開口部より外
部へ回転するように鏡面対称に取付けられ、その先端に
係合部を有する2個の連結腕とを具備した雄形パネル連
結具。 - 【請求項2】左右両側面及び前方の正面が倒コの字状に
形成された連結具基部を備え、該連結具基部の両側面の
それぞれに請求項1記載の連結腕の係合部と着脱可能に
係合する係合受部を鏡面対称に設けた雌形パネル連結
具。 - 【請求項3】パネル板の一方の側部の複数位置に取付切
欠部を形成して、該取付切欠部に請求項1記載の雄形パ
ネル連結具を挿入固定し、 前記パネル板の他方の側部の、前記雄形パネル連結具の
取付位置と同じ高さの複数位置に、取付凹部を形成し
て、該取付凹部に請求項2記載の雌形パネル連結具を嵌
合固定した連結形パネル。 - 【請求項4】上面、下面及び後方の垂直面がコの字状に
形成され、両側に開口部を有する連結具基部と、 該連結具基部の上下面間空間の前方位置にそれぞれ垂直
に配設された2本の平行なシャフトと、 該シャフトのそれぞれに前記連結具基部の開口部より外
部へ回転するように鏡面対称に取り付けられ、その先端
に係合部を有する2個の雄形連結腕と、 左右両側面及び前方の正面が倒コの字状に形成され、両
側面のそれぞれに前記雄形連結腕の係合部と着脱可能に
係合する係合受部を鏡面対称に設けた雌形連結部材と、 該雌形連結部材を、前記連結具基部の上下面間空間内
で、前記雄形連結腕の外側を通って上下方向に移動でき
るように配置するガイド部材とを具備したパネル連結
具。 - 【請求項5】パネル板の両側部の同じ高さの複数位置に
取付切欠部を形成して、該取付切欠部に請求項4記載の
パネル連結具を挿入固定した連結形パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8538489A JPH0743573B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | パネル連結具並びに連結形パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8538489A JPH0743573B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | パネル連結具並びに連結形パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02264288A JPH02264288A (ja) | 1990-10-29 |
JPH0743573B2 true JPH0743573B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=13857245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8538489A Expired - Lifetime JPH0743573B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | パネル連結具並びに連結形パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743573B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2977616B1 (fr) * | 2011-07-05 | 2013-08-16 | Ekrin | Assemblage de panneaux de cloison |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP8538489A patent/JPH0743573B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02264288A (ja) | 1990-10-29 |
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