JPH0743572B2 - 表示ラベル - Google Patents

表示ラベル

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JPH0743572B2
JPH0743572B2 JP22200092A JP22200092A JPH0743572B2 JP H0743572 B2 JPH0743572 B2 JP H0743572B2 JP 22200092 A JP22200092 A JP 22200092A JP 22200092 A JP22200092 A JP 22200092A JP H0743572 B2 JPH0743572 B2 JP H0743572B2
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JP
Japan
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paper
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label
release agent
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JP22200092A
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JPH06289790A (ja
Inventor
洋隆 水向
Original Assignee
美濃産業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商店の窓ガラスや自動
車の車体等に貼着する適宜な文字、図柄等を設けた表示
ラベルとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の表示ラベルとしては、図
5に示すように、離型紙Aの表面に離型剤層aを設ける
一方、表面に適宜な文字や図柄等の表示部Cを設けてい
るラベル紙Bの裏面に粘着剤層bを塗層して該粘着剤層
bを前記離型紙Aの表面に離型剤層aを介して仮接着
し、さらに、前記表示部Cの輪郭に沿ってラベル紙Bの
表裏面間に切目Dを入れてなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示ラベルによれば、使用に際して表示部Cを切り
抜く時に、まず、表示部C以外の部分を、所謂カス捲り
と称されている手法によって離型紙Aから剥離、除去し
(図6)、しかるのち、図7に示すように、表示部C上
にフイルムEをその裏面に塗布した粘着剤層eを介して
接着し、次いで、表示部Cを所望の表示部位に貼着した
のちフイルムEを剥離するという煩雑な作業を必要とす
るものである。
【0004】この作業は人手により行われ、上述したよ
うに、離型紙Aから表示部C以外の部分を剥離する際
に、表示部Cの剥離が生じないように該表示部Cを押さ
えながら、表示部以外の部分を徐々に捲り上げなければ
ならず、著しい手間を要する上に表示部Cも捲れ上がる
場合が生じて、表示部が歪んだり、欠損したりして商品
価値が低下するという問題点があった。本発明はこのよ
うな問題点を根本的に解消し得る表示ラベルの提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表示ラベルは、表面側には、表面に離型剤
を有している適宜な文字や図柄等の表示部が一体的に設
けられ、裏面には粘着剤層が全面的に設けられているラ
ベル紙に、前記表示部の輪郭に沿って表面の離型剤層か
ら裏面の粘着剤層まで切目を設け、さらに、このラベル
紙の表面全面に粘着剤層を介して保護紙を重合、貼着す
ると共に裏面全面に離型紙を離型剤層を介して層着して
なる構造を有するものである。
【0006】
【作用】ラベル紙の表面側には粘着剤層を介して保護紙
が貼着され、裏面側には離型剤層を介して離型紙が貼着
されているので、離型紙のみをラベル紙から容易に剥離
させることができる。離型紙を剥離するとラベル紙の裏
面には粘着剤層が現れ、この粘着剤層を介してラベル紙
を自動車の車体等の表示部位に貼着する。しかるのち、
保護紙を剥離すると、ラベル紙に設けている表示部がそ
の輪郭に沿って切目を付けられており、且つ該表示部の
表面には離型剤が存在しているので、表示部のみが表示
すべき部位に粘着剤層を介して接着し、他のラベル紙部
分は粘着剤層を介して保護紙側に一体に接着したまゝ剥
離される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、1は表示ラベルのラベル紙で、塩化ビニル紙やテ
トロン紙等の合成樹脂製薄紙、その他の適宜な紙材より
なり、その表面に適宜の文字や図柄等の表示部2が印刷
されていると共に該表示部2の表面にこの表示部2と同
一形状の離型剤層3を層着してあり、さらに、ラベル紙
1の裏面全面には粘着剤層4が層着されてある。また、
このラベル紙1には表示部2の輪郭に沿って離型剤層3
の表面から粘着剤層4の裏面間に貫通するスリット状の
切目6を設けてある。なお、表示部2の表面に設けた離
型剤層3としては、予め、印刷インキに離型剤を混入さ
せておき、この離型剤によって離型剤層3に相当する離
型作用を発揮させるようにしてもよく、要は表示部2の
表面に離型剤を存在させておけばよい。
【0008】7は裏面全面に上記粘着剤層4と同等もし
くは強い接着力を有する粘着剤層8を設けている保護紙
で、適宜な薄紙からなり、表示部2を設けている上記ラ
ベル紙1の表面全面に重ね合わせてその粘着剤層8によ
り仮接着してある。9は表面全面に離型剤層10を層着し
ている透明なフイルムその他の適宜な紙材よりなる離型
紙で、その離型剤層10を介してラベル紙1の裏面粘着剤
層4に仮接着しているものである。11はラベル紙1の表
面において上記表示部2以外に表面に層着した接着剤層
で、ラベル紙1の裏面側の粘着剤層4よりも強い接着力
を有してあり、保護紙7側の粘着剤層8と一体的に接着
している。なお、この接着剤層11は必ずしも設ける必要
はなく、上記粘着剤層8をラベル紙1の表面に接着させ
ておけばよい。
【0009】このような表示ラベルを製造するには、離
型紙9の表面に離型剤を塗布する一方、ラベル紙1の裏
面に粘着剤を塗布し、離型紙9の離型剤層10上に該ラベ
ル紙1の裏面粘着剤層4によってこのラベル紙1を積
層、貼着する。なお、ラベル紙1の表面には予め、文字
や図柄模様等の表示部2を印刷しておくと共に該印刷イ
ンキに離型剤が混入している場合には、その表示部2の
表面のみに該表示部2と同一形状となるようにスクリー
ン印刷等によって離型剤層3を塗布しておき、また、表
示部2以外のラベル紙1の表面には、該表示部2の印刷
後に必要に応じて接着剤層11を印刷手段によって設けて
おく。次いで、ラベル紙1の表示部2の輪郭線に沿っ
て、離型紙9に達する切目6を入れ、しかるのち、裏面
に粘着剤層8を層着している保護紙7を該粘着剤層8に
よってラベル紙1の表面に重合、貼着することによって
得られる。
【0010】このように構成している表示ラベルの表示
部2を商店の窓ガラス、或いは自動車の車体その他の表
示部位に貼着するには、先ず、図2に示すように、ラベ
ル紙1の裏面から離型紙9を剥離する。この場合、ラベ
ル紙1の表面側には粘着剤層4を介して保護紙7が貼着
され、裏面側には離型剤層8を介して離型紙9が貼着さ
れているので、離型紙9のみをラベル紙1の裏面から簡
単に剥離させることができる。
【0011】離型紙9を剥離するとラベル紙1の裏面に
は粘着剤層4が現れるので、この粘着剤層4を介してラ
ベル紙1を表示部位12に貼着する(図3)。しかるの
ち、保護紙7を剥離すると、ラベル紙1に設けている表
示部2がその輪郭に沿って切目6を入れられてあり、且
つ該表示部2の表面には離型剤層3が設けられているの
で、全ての表示部2が表示すべき部位12に粘着剤層4を
介して接着する一方、表示部2を設けていないラベル紙
部分は、粘着剤層8を介して保護紙7側に接着している
ので、保護紙7の剥離によって図4に示すように、上記
切目6を介して保護紙7に一体に貼着した状態で剥離さ
れ、表示部位12には表示部2のみが貼着されることにな
るものである。
【0012】なお、以上の実施例においては、ラベル紙
1に設けられている表示部2としてはラベル紙1の表面
に印刷によって形成しているが、例えば、ラベル紙1が
着色紙であれば、前記切目6で囲まれた部分を該表示部
2とすることができるので、必ずしも印刷により表示部
2を形成する必要はない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の表示ラベルによれ
ば、表面側には、表面に離型剤を有している適宜な文字
や図柄等の表示部が一体的に設けられ、裏面には粘着剤
層が全面的に設けられているラベル紙に、前記表示部の
輪郭に沿って表面の離型剤層から裏面の粘着剤層まで切
目を設け、さらに、このラベル紙の表面全面に粘着剤層
を介して保護紙を重合、貼着すると共に裏面全面に離型
紙を離型剤層を介して層着してなるものであるから、使
用前にはラベル紙がその表裏に貼着している保護紙と離
型紙とによって完全に被覆、保護されて変質等の生じる
虞れがないのは勿論、使用時には離型紙を剥離すること
によって簡単に所望の表示部位に貼着させることができ
るものである。
【0014】さらに、その貼着時に離型紙を剥離する
と、表示部を有するラベル紙は保護紙と一体となった状
態を維持しているので、表示部は歪み変形や欠損等が全
く生じることなく所定の形状を保持した状態で正確に表
示部位に貼着させることができるものである。その上、
保護紙の裏面に接した表示部の表面には離型剤層が設け
られていると共に、表示部の輪郭に沿って該離型剤層か
ら裏面の粘着剤層まで切目が設けられいるので、保護紙
を剥離すると表示部以外のラベル紙の部分が保護紙と一
体的に表示部位から剥離して表示部のみを確実に所定の
表示部位に貼着した状態とすることができるものであ
る。
【0015】このように、離型紙を剥離してラベル紙の
裏面粘着剤層を露出させ、該裏面粘着剤層を表示部位に
貼着したのち保護紙を剥離するという極めて簡単な操作
によって表示部のみを簡単且つ正確に表示部位に貼着さ
せることができ、従って、従来から人手によって行われ
ていた所謂、カス取り作業を必要とすることなく貼着作
業が行え、しかも、表示部の周囲には粘着剤層が存在し
ないので、表示部位を汚損したり外観を損したりするこ
ともない等の多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表示ラベルの一部の簡略拡大縦断面図、
【図2】離型紙を剥離した状態の拡大縦断面図、
【図3】ラベル紙を表示部位に貼着した状態の拡大縦断
面図、
【図4】保護紙を剥離した状態の拡大縦断面図、
【図5】従来例の拡大縦断面図、
【図6】そのラベル紙を部分的に剥離した状態の拡大縦
断面図、
【図7】フイルムを貼着した状態の拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 ラベル紙 2 表示部 3 離型剤層 4 粘着剤層 6 切目 7 保護紙 8 粘着剤層 9 離型紙 10 離型剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側には、表面に離型剤を有している
    適宜な文字や図柄等の表示部が一体的に設けられ、裏面
    には粘着剤層が全面的に設けられているラベル紙に、前
    記表示部の輪郭に沿って表面の離型剤層から裏面の粘着
    剤層まで切目を設け、さらに、このラベル紙の表面全面
    に粘着剤層を介して保護紙を重合、貼着すると共に裏面
    全面に離型紙を離型剤層を介して層着してなることを特
    徴とする表示ラベル。
JP22200092A 1992-07-28 1992-07-28 表示ラベル Expired - Lifetime JPH0743572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22200092A JPH0743572B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 表示ラベル

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JP22200092A JPH0743572B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 表示ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06289790A JPH06289790A (ja) 1994-10-18
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ID=16775529

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22200092A Expired - Lifetime JPH0743572B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 表示ラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4718055B2 (ja) * 2001-08-01 2011-07-06 株式会社フジシールインターナショナル 応募用ラベル部を有する容器用タックラベルおよびラベル付き容器

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JPH06289790A (ja) 1994-10-18

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