JPH0743455A - 移動体識別装置 - Google Patents

移動体識別装置

Info

Publication number
JPH0743455A
JPH0743455A JP5184665A JP18466593A JPH0743455A JP H0743455 A JPH0743455 A JP H0743455A JP 5184665 A JP5184665 A JP 5184665A JP 18466593 A JP18466593 A JP 18466593A JP H0743455 A JPH0743455 A JP H0743455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
plate
signal
antenna
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5184665A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Inoue
貴英 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5184665A priority Critical patent/JPH0743455A/ja
Publication of JPH0743455A publication Critical patent/JPH0743455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体識別装置において、質問器の通信範囲
内に複数の応答器が存在する場合、質問器側より通信す
る応答器を特定すること。 【構成】 移動体識別装置において、質問器と応答器間
のデータ通信を開始する前段階にて相互間の通信許可を
表す光信号を発信する機能を質問器側に、かつ、前記光
信号を受信する機能を応答器側にそれぞれ追加した構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ラインや物流(自
動種分システム)に関し、質問器の通信範囲内に複数の
応答器が存在するような場合での移動体識別装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】移動体識別装置において、質問器(以下
アンテナ)の通信範囲の中に複数の応答器(以下プレー
ト)が存在する場合、マイクロ波や中波の通信媒体を用
いたものでは、隣接間隔が狭い複数のプレートに対して
は直接対象となるプレートを絞り切ることはできない。
図7は従来装置の実施例の説明図であり、上記内容を概
念的に表わしている。すなわちコントローラ71にアン
テナ72が接続されており、アンテナの通信範囲は73
で表わされるが、その範囲中にはプレートA74もプレ
ートB75も存在し混信してしまう。そこで混信を回避
するための技術として以下のようなものが挙げられる。
【0003】(1)特開昭63ー134978 これは、アンテナの通信範囲内に複数のプレートが時間
的なズレをもって侵入してくる場合に有効なものであ
る。アンテナは、非常に短い周期で事前信号なるものを
送信しており、通信範囲に複数のプレートが侵入してき
たとき、一番最初にアンテナからの事前信号を受信した
プレートのみが通信の権利を得るというものである。図
8にその通信動作チャートを示す。アンテナは非常に短
い周期で事前信号を繰り返し送信しており(81)、プ
レートAが通信範囲に侵入してくる。すると、プレート
Aは、この事前信号を受信し(82)、レスポンスを返
送する(83)。続いて、プレートBが侵入したときに
は、既に通信権はプレートAにあり、プレートAとプレ
ートBの混信を回避する(84,85)。ただし、本手
法では、プレートAとBが通信範囲に侵入する時間的ズ
レが、事前信号の1周期以上でなければならない。
【0004】(2)IDコード指定方式 これは、図9に示すように、使用するすべてのプレート
に重複することなく固有のIDコードを登録し、アンテ
ナから送信されるコマンドに含まれるIDコードをもっ
たプレートのみが通信可能とするものである。つまり、
コントローラ91にてIDコードを指定し(この場合は
0001を指定)、アンテナ92よりの通信可能域であ
るアンテナの通信範囲93にはプレートA94,プレー
トB95の2つが存在するが、プレートA94のIDコ
ードは0001,プレートB95のIDコードは000
2であるため、プレートA94のみが通信可能となる。
この手法は、通信範囲内に存在している複数のプレート
に対して目的とするプレートIDコードが既知である場
合に有効な手法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来で
は、以下の環境又は使用条件において通信が可能とな
る。すなわち、(1)の特開昭63−134978では
同時に複数のプレートが、アンテナの通信範囲内に侵入
してきた場合であって、各プレートの侵入には、事前信
号の送信信号の送信周期以上の間隔が必要である。
【0006】(2)のIDコード指定域では、アンテナ
の通信範囲内に存在するプレートのIDコードが分から
ない場合であって、IDコード指定では、目的の通信を
行うステーションの前で読み出すことが必要である。具
体的に、物流コンベア上での応用を例に説明すると、す
べての荷物にプレートが取り付けられており、コンベア
の上にはプレートを取り付けられた荷物が載っている。
このとき、コンベア上の荷物の大きさはさまざまであ
り、各荷物の間隔も不定である。このような場合、従来
技術(1)では各荷物の間隔が狭い場合に、混信する可
能がある。また、(2)のIDコード指定は、目的の通
信を行うステーションを通過する荷物について、すべて
の荷物の順番にIDコード情報を保有しておかなければ
ならず、このような用途に不向きである。また、通信媒
体にマイクロ波を使用した場合、アンテナの通信範囲は
金属反射の影響などにより随時変化することから、アン
テナとプレートの位置関係だけで通信を行うことはシス
テムとしてのデータ信頼性の低下を招く恐れがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであり、1つの質問器と複数
の応答器とで対をなし、かつ、前記両器間でデータ通信
を行う移動体通信装置において、前記データ通信を開始
する前段階にて相互間の通信許可を表す光信号を発信す
る手段を前記質問器側に、かつ、前記光信号を受信する
手段を前記応答器側にそれぞれ有することを特徴とする
移動体識別装置である。
【0008】
【作用】上記構成により、アンテナの通信範囲内に存在
する複数のプレートに対して、通信するプレートを特定
し、そのプレートのみ通信を可能とするものである。ま
た、この特定方法の最大の利点は、指向性のある光信号
を用いることで、従来技術では不可能であった指定位置
にあるプレートのみと通信することが可能となったこと
である。これにより、アンテナとプレートの位置関係の
みでプレートを特定できるので、プレートの間隔を規定
したりIDコードの指定を設定したりする必要がなくな
る。また、通信許可信号は、変調された光信号を用いて
いるため、太陽や電灯の光りで誤動作することなく、確
実な通信を保証するものである。
【0009】
【実施例】以下図面に示した本発明の実施例に基づき詳
細を説明する。尚、これらの実施例に本発明は限定され
るものではないことは勿論である。
【0010】本発明は移動体識別装置において、質問器
(以下アンテナという)の通信範囲の中に複数の応答器
(以下プレートという)が存在するとき、指定された位
置に存在するプレートのみが通信の実行を可能とするも
のである。一方、移動体識別装置に用いる通信媒体に
は、以下のものが考えられる。
【0011】A マイクロ波:適当な指向性はあるが、
金属反射などで変化しやすく、シビアな指向性を要求で
きない。
【0012】B 中波:指向性がほとんど無い。
【0013】これらの通信媒体を用いた移動体識別装置
は、隣接間隔が狭い複数のプレートに対しては、中波は
もちろんマイクロ波でも直接対象となるプレートを絞り
切ることはできない。そこで、本発明は、上記通信媒体
によるデータ通信とは別に、指向性に優れた光ビームを
用いて、通信許可を意味する光信号を照射することで、
アンテナの通信範囲に存在する複数のプレートに対して
混信せずに通信することを可能とするものである。具体
的には、データの通信はアンテナとプレートの間で行わ
れ、プレートに対しては通信の実行を許可するものは、
発光装置ということになる。したがって、プレートが通
信を実行するためには、アンテナの通信範囲の中にあ
り、かつ発光装置の光信号が照射されている範囲の中に
いなければならない。これにより、通信範囲の中に複数
のプレートが存在しても、光信号の照射範囲を調整する
ことで、特定の位置に存在するプレートのみ通信するこ
とが可能となる。本発明装置は、発光装置とこれに対応
した移動体識別装置のプレートであり、アンテナは特に
規定しない。発光装置16は、図1に示すように、通信
許可信号を発生する信号発生器11と、これを変調する
ための変調器12、この変調信号を光信号に変換する発
光素子13、そして信号光を指向性をもった光ビーム1
5として照射させるための光学系14(レンズ等)から
構成されており、アンテナの内部に組み込むことも可能
である。このときの通信許可信号は、パルス波31、シ
リアルデータ32、連続波33等が考えられるが、特に
規定はしない。これらの通信波形例を図3に示す。ま
た、変調された光信号は、中間周波数が数百KHz程度
のASKあるいはPSK変調されたものなどが挙げられ
る。プレー26については、図2に示すように、データ
通信用の復調部25と変調部24があり、それはCPU
22とメモリ21に接続されている。また、本発明によ
る受光素子と光信号用復調部23もあり、光信号はこの
受光素子に入力される。プレート26の動作条件は“光
ビーム受光”かつ“動作コマンド受信”で成立する。受
光素子から出力される変調信号は復調部23で通信許可
信号としてCPU22へ出力され、CPU22が通信許
可を認識して初めてプレート26は通信可能状態にな
る。また、プレートのソフトフェアに関するアルゴリズ
ムを図4に示す。待機状態のプレートは、通信許可信号
の入力待ちの状態にあり、この通信許可信号が入力され
て初めてデータ通信の受信が可能となる。具体的にはS
41で光信号を受信したかどうか判断し、受信した場合
はコマンド受信可能状態となる(S42)。更にコマン
ドを受信したか否か判断し(S43)、受信したならコ
マンドに従ったレスポンスを送信する(S44)。S4
5で正常終了したかどうか判断して終了の場合は、S4
3I戻り、終了していない場合はS41へ戻る。図5は
本発明の実施例の説明図である。これは、アンテナ52
がコンベア53上にある荷物に取り付けられたプレート
26からデータを読み出すシステムである。このとき、
データ通信に必要な通信所要時間と、プレート26が発
光装置16の光ビーム15の照射範囲を移動する時間に
ついて、(通信所要時間)<(移動時間)となるように
する。51はアンテナの通信範囲である。図6も同じ
く、本発明の実施例の説明図であり、アンテナ(図示し
ない)がコンベア61上にある荷物(図示しない)に取
り付けられたプレート(図示しない)からデータを読み
出すシステムである(図示しないものについては図5と
同様である)。具体的にはコンベア速度が1〜2メート
ル/秒で、通信所要時間が数十ミリ秒ならば、発光装置
63の光ビームの照射形状は非常に薄い板状の光ビーム
62のものが有効となる。
【0014】その他本発明は、上記しかつ図面に示した
実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変形して実施できることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナの通信範囲内
に存在する複数のプレートに対して、通信するプレート
を特定し、そのプレートのみ通信を可能とするものであ
る。また、この特定方法の最大の利点は、指向性のある
光信号を用いることで、従来技術では不可能であった指
定位置にあるプレートのみと通信することが可能となっ
たことである。これにより、アンテナとプレートの位置
関係のみでプレートを特定できるので、プレートの間隔
を規定したりIDコードの指定を設定したりする必要が
なくなる。また、通信許可信号は、変調された光信号を
用いているため、太陽や電灯の光りで誤動作することは
なく、確実な通信を保証するものである。以上より操作
性の非常に優れた移動体識別装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成図である。(質問器側)
【図2】本発明装置の構成図である。(応答器側)
【図3】通信許可信号の通信波形例を示す図である。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の説明図である。
【図6】本発明の実施例ので説明図である。
【図7】従来装置の実施例の説明図である。
【図8】従来装置の通信タイムチャートである。
【図9】従来装置のIDコード指定による通信を示す図
である。
【符号の説明】
11 通信許可信号発生器 12 変調部 13 発光素子 14 光学系 15 光ビーム 16 発光手段 21 メモリ 22 CPU 23 光信号用復調部 24 データ通信用変調部 25 データ通信用復調部 26 応答器 31 パルス波 32 シリアルデータ 33 連続波 51 アンテナの通信範囲 52 IDコントローラ 53 ベースマシン 61 ベースマシン 62 光ビーム 63 発光装置 71 コントローラ 72 質問器(アンテナ) 73 アンテナの通信範囲 74 応答器A(プレートA) 75 応答器B(プレートB) 81 アンテナの送信コマンド 82 受信データ(プレートA) 83 送信データ(プレートA) 84 受信データ(プレートB) 85 送信データ(プレートB) 91 コントローラ 92 質問器(アンテナ) 93 アンテナの通信範囲 94 応答器A(プレートA) 95 応答器B(プレートB)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの質問器と複数の応答器とで対をな
    し、かつ、前記両器間でデータ通信を行う移動体通信装
    置において、前記データ通信を開始する全段階にて相互
    間の通信許可を表す光信号を発信する手段を前記質問器
    側に、かつ、前記光信号を受信する手段を前記応答器側
    にそれぞれ有することを特徴とする移動体識別装置。
JP5184665A 1993-07-27 1993-07-27 移動体識別装置 Pending JPH0743455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184665A JPH0743455A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 移動体識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184665A JPH0743455A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 移動体識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0743455A true JPH0743455A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16157217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5184665A Pending JPH0743455A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 移動体識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743455A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7009495B2 (en) System and method to identify multiple RFID tags
EP1896863B1 (en) Rfid communication systems and methods
WO2004032027A1 (en) System and method to identify multiple rf tags
CN102539970A (zh) Rfid设备测试方法及系统
KR950033932A (ko) 수동 트랜스폰더
ATE384999T1 (de) Funk-datennübertragungsvorrichtung
AU7577698A (en) Reader for rfid system
JPH10293824A (ja) 識別システム及びデータ読取装置
EP0693741B1 (en) Mobile object identification device
ATE165180T1 (de) Verfahren zum informationsaustausch zwischen einer detektionsstation und wenigstens einem label in einem identifizierungs- kommunikationssystem, system zur durchführung des verfahrens, label und station zur verwendung im system, und verfahren zur identifizierung von verschiedenen labels von einer detektionsstation
JP2006071466A (ja) 移動方向判定システム、移動方向判定方法、プログラムおよび記録媒体
CN108333559B (zh) 一种精准确定沿轨道运行的物体位置的方法及装置
JPH0743455A (ja) 移動体識別装置
JPH08167090A (ja) 移動体識別方法
JP2002007978A (ja) データキャリアシステム
DE69317452T2 (de) Etikett
JP3186441B2 (ja) 応答器、質問器及びこれらを用いた移動体識別装置
JPH0869583A (ja) 移動体識別方法
JPH092269A (ja) 列車位置検出装置
RU2136051C1 (ru) Система идентификации объектов
JPH028770A (ja) 移動体識別装置
JPH05273338A (ja) 移動体識別装置
JP2739000B2 (ja) 移動体識別装置
JP2677484B2 (ja) 移動体識別装置の交信方式
JPH0755643Y2 (ja) データ伝送装置