JPH0743446A - Gps衛星デ−タの検証装置 - Google Patents

Gps衛星デ−タの検証装置

Info

Publication number
JPH0743446A
JPH0743446A JP5191190A JP19119093A JPH0743446A JP H0743446 A JPH0743446 A JP H0743446A JP 5191190 A JP5191190 A JP 5191190A JP 19119093 A JP19119093 A JP 19119093A JP H0743446 A JPH0743446 A JP H0743446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
satellite
information
distance
gps
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5191190A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ishikawa
川 誠 司 石
Yuichi Murakami
上 裕 一 村
Tomio Yasuda
田 富 夫 保
Tomohiro Yamamoto
本 知 弘 山
Toshimitsu Oka
俊 光 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP5191190A priority Critical patent/JPH0743446A/ja
Publication of JPH0743446A publication Critical patent/JPH0743446A/ja
Priority to US08/614,941 priority patent/US5631838A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/13Receivers
    • G01S19/20Integrity monitoring, fault detection or fault isolation of space segment

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星が送出するデ−タの検証所要時間を短縮
する。 【構成】 送受信点間の電波の伝播遅延時間から計算さ
れる距離r1と、衛星の位置と受信点の位置とから計算
されるその間の直線距離r2とを求め、2つの距離の差
が小さい時には、その衛星のデ−タを有効なデ−タとみ
なし、差が大きい時にはデ−タの誤差が大きいとみな
す。受信点の位置は、予め検証の済んだ3個又は4個の
衛星のデ−タを使用して測位し求めるか、又はオペレ−
タが入力する。衛星の位置は、その衛星の送出した軌道
デ−タから求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS衛星デ−タの検
証に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、最近の自動車用ナビゲ−ション
システムにおいては、該システムを搭載した自動車の位
置を、GPS(Grobal Positioning System)の衛星か
らの情報を利用して測定することが行なわれている。こ
の種の測位技術は、例えば、特開昭61−137009
号公報に開示されている。
【0003】衛星からはそれの予定軌道を示す情報や、
衛星が情報を送出する正確な時刻の情報などが送られて
いる。これらの情報に基づいて、衛星の位置を知ること
ができ、また電波の伝播遅延時間から、衛星と受信点と
の距離を知ることができるので、例えば同時に4個の衛
星の情報を利用できる時には、各々の衛星の情報から導
き出される方程式を連立方程式として解くことにより、
受信点の三次元位置(緯度,経度,高度)および受信装
置側の時計の誤差を正確に検出することができる。また
例えば、高度が既知である場合には、3個の衛星の情報
に基づいて、緯度,経度,及び時計の誤差を検出しう
る。更に、例えば加速度センサなどを補助的に用いるこ
とによって、利用しうる衛星数が2以下の場合でも、測
位は可能である。
【0004】ところが実際には、全ての衛星が送出する
情報が常に正確であるとは限らない。例えば、衛星の実
際の軌道が予定の軌道から大きく外れてしまっても、衛
星が送出する軌道の情報が修正されるまでには、かなり
長い時間を要する場合があるので、誤差の大きい軌道の
情報が受信される時がある。このような修正されていな
い情報に基づいて測位計算を実施すると、大きな測位誤
差が生じる。
【0005】従って、衛星が送出している情報が正確で
あるか否かを検証することは非常に重要である。特に、
同時に利用可能な衛星の数は限られているので、測位精
度を高めるためには、その時に利用可能な全ての衛星に
ついて情報の信頼性を検証し、誤差の少ない情報に基づ
いて測位を実施する必要がある。このような衛星情報の
検証をする場合、従来は次のような手続きを実施してい
た。
【0006】例えばデ−タの信頼性を検証済の4個の衛
星A,B,C及びDが存在し、新たに1つの衛星Eが利
用できるようになり、衛星Eのデ−タの信頼性を検証す
る場合を想定する。まず、検証済の4個の衛星A,B,
C及びDの情報に基づいて測位を実施しその測位結果を
Pabcdとし、次に4個の衛星A,B,C及びEの情報に
基づいて測位を実施しその測位結果をPabceとし、次に
4個の衛星A,B,E及びDの情報に基づいて測位を実
施しその測位結果をPabedとし、次に4個の衛星A,
E,C及びDの情報に基づいて測位を実施しその測位結
果をPaecdとし、次に4個の衛星E,B,C及びDの情
報に基づいて測位を実施しその測位結果をPebcdとす
る。そして、5種類の測位結果の2つずつの組合せのそ
れぞれについて、それらの差(Pabcd−Pabce,Pabce
−Pabed,Pabed−Paecd,Paecd−Pebcd,Pebcd−
Pabcd,・・・)を調べる。これらの差の全てが比較的
小さければ、新しい衛星Eの情報の誤差は小さいのでこ
の情報を利用するが、いずれか1つでも大きな差がある
場合には、衛星Eの情報には大きな誤差が含まれるの
で、衛星Eの情報を利用しない。
【0007】また、受信点(測位地点)の正確な位置が
既知である場合には、各衛星の情報を使用して測位を実
施し、各測位結果Pabce,Pabed,Paecd,Pebcdと実
際の位置との差をそれぞれ調べ、これらの差の全てが比
較的小さければ、新しい衛星Eの情報の誤差は小さいの
でこの情報を利用するが、いずれか1つでも大きな差が
ある場合には、衛星Eの情報には大きな誤差が含まれる
ので、衛星Eの情報を利用しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
方法で衛星デ−タの信頼性を検証する場合には、検証を
実施する度に測位のための演算を実施する必要があり、
しかも、全ての衛星の組合せ数だけ、測位演算を繰り返
す必要がある。しかしながら、この種の測位演算は非常
に複雑であるため、デ−タの信頼性を検証するのに長い
時間がかかるのは避けられない。
【0009】従って本発明は、GPS衛星が送出するデ
−タの信頼性を短時間で検証可能にすることを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、それの軌道情報と時刻の情報を
送出するGPS衛星からの情報を受信する受信手段(1
1,12);該受信手段が受信した複数のGPS衛星か
らの情報に基づいて、受信点の位置を求める測位演算手
段(2C,2E);受信した軌道情報から求められるG
PS衛星の位置情報と受信点の位置情報とに基づいて、
当該GPS衛星と受信点との距離を計算する第1の距離
計算手段(63);受信した時刻情報と該時刻情報を受
信した時刻とに基づいて、GPS衛星が情報を送出して
からその情報が前記受信点で受信されるまでの伝播遅延
時間を求め、該伝播遅延時間から当該GPS衛星と受信
点との距離を計算する第2の距離計算手段(27,2
8);及び前記第1の距離計算手段が求めた距離と、前
記第2の距離計算手段が求めた距離との差分を調べ、該
差分が比較的小さい時には、当該GPS衛星を、前記測
位演算手段の利用可能な衛星として登録し、前記差分が
比較的大きい時には、当該GPS衛星を、前記測位演算
手段の利用不可能な衛星として登録する、検証処理手段
(64,65,66);を備える。
【0011】また好ましい態様では、前記第1の距離計
算手段は、検証が済んだ3以上のGPS衛星からの情報
に基づいて前記測位演算手段が計算した位置情報(U
x,Uy,Uz)を、受信点の位置情報として利用し、
検証対象GPS衛星と受信点との距離を計算するように
構成される。
【0012】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0013】
【作用】GPS衛星が送出するそれの軌道情報及び時刻
の情報は、受信手段により受信される。測位演算手段
は、前記受信手段が受信した複数のGPS衛星からの情
報に基づいて、受信点の位置を求める。この測位演算は
従来より公知の方法で実施することができる。
【0014】第1の距離計算手段は、受信した軌道情報
から求められるGPS衛星の位置情報と受信点の位置情
報とに基づいて、当該GPS衛星と受信点との間の直線
距離を計算する。受信点の位置情報としては、予め測位
演算手段が測位して得られた位置情報を使用してもよい
し、既知の受信点であれば、オペレ−タによって入力さ
れた位置情報を使用してもよい。
【0015】第2の距離計算手段は、受信した時刻情報
と該時刻情報を受信した時刻とに基づいて、GPS衛星
が情報を送出してからその情報が前記受信点で受信され
るまでの伝播遅延時間を求め、該伝播遅延時間から当該
GPS衛星と受信点との距離を計算する。即ち、電波の
伝播速度は一定(光速)であるので、伝播遅延時間か
ら、その時間内に電波が進んだ距離、つまりGPS衛星
と受信点との距離が求められる。
【0016】検証処理手段は、前記第1の距離計算手段
が求めた距離と、前記第2の距離計算手段が求めた距離
との差分を調べ、該差分が比較的小さい時には、当該G
PS衛星を、前記測位演算手段の利用可能な衛星として
登録し、前記差分が比較的大きい時には、当該GPS衛
星を、前記測位演算手段の利用不可能な衛星として登録
する。
【0017】第1の距離計算手段が求めた距離は、衛星
の軌道情報に基づいて求められ、第2の距離計算手段が
求めた距離は、衛星の時刻情報に基づいて求められる。
また第2の距離計算手段が求めた距離は、衛星の実際の
位置に応じて変化する。従って、衛星の軌道情報と時刻
情報とが共に正しい場合には、第1の距離計算手段が求
めた距離と第2の距離計算手段が求めた距離との差は比
較的小さくなる。また、衛星の軌道情報と時刻情報との
いずれかが誤りであると、第1の距離計算手段が求めた
距離と第2の距離計算手段が求めた距離との差が比較的
大きくなる。このため、前記差の大きさを調べることに
より、衛星の情報が正しいか否か、即ちその衛星を利用
できるか否かを識別しうる。
【0018】また好ましい態様では、第1の距離計算手
段は、検証が済んだ3以上のGPS衛星からの情報に基
づいて測位演算手段が計算した位置情報を、受信点の位
置情報として利用し、検証対象GPS衛星と受信点との
距離を計算する。情報の検証を実施するのに先立って、
3以上のGPS衛星を利用した測位演算を実行すること
により、任意の地点に存在する移動体上においても、衛
星の情報を検証することが可能であり、しかも、装置の
時計を校正できるので、信頼性の高い検証結果が得られ
る。
【0019】
【実施例】実施例のGPS測位装置の構成を図1に示
す。この装置は、地上を走行する自動車に搭載されてお
り、受信アンテナ10,GPS受信機11,GPS復調
器12,表示装置13,圧電振動ジャイロ14,高度セ
ンサ15,GPS情報処理ユニット16及び操作ボ−ド
17を備えている。GPSの各衛星から送られる1.5
742GHzの電波が、受信アンテナ10を介してGP
S受信機11で受信され、電波に乗った情報、即ち衛星
の軌道を示す関数,時刻等の情報がGPS復調器12で
復調され、GPS情報処理ユニット16に入力される。
GPS情報処理ユニット16は、基本的には、GPS衛
星から送られる情報に基づいて、自車の位置を示す情報
(緯度,経度,高度)を生成し、その情報を表示装置1
3に出力する。受信アンテナ10,GPS受信機11,
GPS復調器12及び表示装置13の基本的な構成、な
らびにGPS情報処理ユニット16の基本的な動作は、
既に市販されている公知の装置の各構成要素と同様であ
る。
【0020】同時に4個のGPS衛星からの電波を受信
できる場合には、その電波に乗った情報のみを計算する
ことによって、自車位置を正確に求めることができる。
圧電振動ジャイロ14及び高度センサ15が出力する情
報を参照することによって、使用できるGPS衛星の数
が3以下の時にも、自車位置を計算することができる。
圧電振動ジャイロ14は、車上に固定配置されており、
自動車の垂直軸を中心とする回転角速度ωに比例したレ
ベルの信号を出力する。
【0021】GPS情報処理ユニット16は、コンピュ
−タシステムであり、CPU(マイクロプロセッサ)1
6a,RAM16b,ROM16c,I/Oポ−ト16
d,A/D変換器16e,タイマ16f,割込制御回路
16g及び時計16hを備えている。圧電振動ジャイロ
14及び高度センサ15が出力するアナログ信号は、そ
れぞれA/D変換器16eを介してCPU16aに入力
される。GPS復調器12から出力される情報及びGP
S復調器12を制御する情報は、I/Oポ−ト16dを
介して入力又は出力される。
【0022】GPS情報処理ユニット16のCPU16
aの動作の概略を図2に示す。図2を参照してCPU1
6aの動作を説明する。電源がオンすると、ステップ2
1に進む。ステップ20では、緯度,経度及び時刻を入
力する。操作ボ−ド17を利用してオペレ−タがそれぞ
れの数値を入力することにより、緯度,経度及び時刻を
初期化することができる。オペレ−タからの数値入力が
ない時には、装置の電源が遮断される直前に測定された
位置情報によって、緯度及び経度が入力され、内部時計
16hの時刻が入力される。
【0023】またステップ21では、多数のGPS衛星
の中からその時に利用可能なGPS衛星を抽出する。こ
の処理は、内部メモリ16c上に予め用意されたアルマ
ナックデ−タを参照しながら実行される。このアルマナ
ックデ−タには、各々のGPS衛星に関する時刻毎の位
置が保持されているので、現在時刻における各GPS衛
星の位置を求め、それらの位置と自車位置から、自車か
ら各GPS衛星をみた仰角を算出し、仰角が所定以上の
GPS衛星の番号を抽出する。抽出可能な衛星数が6以
上の時には、それらの中で予想誤差(PDOP)が小さ
い5個のGPS衛星だけを抽出する。
【0024】次のステップ22では、ステップ21で抽
出されたGPS衛星の中から、今回デ−タを受信する1
つのGPS衛星を選択する。選択するGPS衛星は、ス
テップ22を実行する毎に、順番に切換わる。
【0025】次のステップ23では、ステップ22で選
択したGPS衛星の番号を、GPS復調器12のコ−ド
発生器にセットする。GPS衛星が送信する電波は、そ
の衛星に割り当てられたPNコ−ド(1023ビットで
一順するゴ−ルド符号)によってスペクトラム拡散され
ているので、GPS衛星が送信する情報を復調するため
には、受信した信号を送信側と同一のPNコ−ドによっ
てスペクトラム逆拡散する必要がある。各GPS衛星の
PNコ−ドは予め分かっており、アルマナックデ−タに
登録されているので、デ−タを受信しようとする衛星の
PNコ−ドを、アルマナックデ−タの中から取り出し
て、コ−ド発生器にセットする。
【0026】次のステップ24では、送信側と受信側の
PNコ−ドのトラッキングを実施する。即ち、送信側と
受信側のPNコ−ドが同一であっても、それらの位相が
一致しなければスペクトラム逆拡散されないので、PN
コ−ド間の位相合せを実施する。実際には、送信側のビ
ットレ−ト(1.023Mbps)より少し早いビットレ−ト
(1.024Mbps)で受信側のPNコ−ドを生成することに
より、PNコ−ドが一順する間に送信側と受信側のPN
コ−ドの位相が1ビットづつずれ、時間の経過とともに
位相差が変化する。そこで、送信側と受信側のPNコ−
ドの位相差がなくなった時に、受信側のビットレ−トが
送信側と同一になるようにコ−ド発生器のビットレ−ト
を調整し、PNコ−ドの位相を同期させる。位相の同期
がとれると、復調器の出力に信号が現われる。
【0027】送信側と受信側のPNコ−ドの位相誤差が
所定以内になると、ステップ25を介してステップ26
に進み、復調デ−タの入力を開始する。GPS衛星の送
信する信号は、50bpsのビットレ−トの二値信号で
あり、図3に示されるように、300ビットで構成され
るサブフレ−ムの繰り返しである。各サブフレ−ムは、
それぞれ30ビットで構成されるワ−ド1〜ワ−ド10
からなっている。これらのデ−タの中には、フレ−ム同
期のためのプリアンブル,送信時刻を示すZカウント,
衛星の軌道を示すエフェメリス(Ephemeris),アルマ
ナック等が存在する。まず最初にプリアンブルを検出し
てフレ−ム同期をとった後、それに続く様々なデ−タを
サブフレ−ム内の各々のビット位置に応じたメモリアド
レスに記憶する。
【0028】次のステップ27では、衛星が信号を送出
してからその信号が受信点に到達するまでの、電波の伝
播に要する所要時間、即ち伝播遅延時間を測定する。こ
の処理の具体的な内容は、図4に示されている。図4の
処理を説明する。ステップ41では、まず、Zカウント
と呼ばれる時刻デ−タを検出する。Zカウントは、図3
に示すように、伝送デ−タの各サブフレ−ムのワ−ド2
に含まれているので、それを検出し内容をメモリTZに
ストアする。また、ビット位置の計数を開始する。
【0029】Zカウントの内容は、次のサブフレ−ムの
先頭が送信される予定の時刻であり、非常に正確であ
る。従って、次のサブフレ−ムの先頭が受信側で検出さ
れた時刻とZカウントの時刻との差が、送受信地点間の
電波の伝播遅延時間に相当する。但し、次のサブフレ−
ムの先頭のタイミングで、遅れを生じることなく、その
時刻を正確に検出しなければならない。従って、ステッ
プ41では、Zカウントを検出した後、その位置からの
ビット数を計数してビット位置を常に把握する。そして
ステップ42では、次のサブフレ−ムの先頭ビットの立
ち上がりが現われるのを待つ。
【0030】Zカウントを検出した次のサブフレ−ムの
先頭ビットの立ち上がりが現われると、ステップ42か
らステップ43に進み、この時の内部時計16hの時刻
情報をメモリTrにストアする。
【0031】次のステップ44では、メモリTrの内容
からメモリTZの内容を減算した結果を、メモリTdに
ストアする。即ち、Zカウントの時刻と実際の受信時刻
との時間差がメモリTdに保持される。内部時計16h
の時刻が正確であるとは限らないが、仮に誤差が充分に
小さいものとすれば、メモリTdの内容は送受信地点間
の電波の伝播遅延時間と一致する。
【0032】なお、図4に示す処理は、この実施例では
コンピュ−タのソフトウェア処理により実施している
が、この処理の一部分あるいは全部を、専用のハ−ドウ
ェアにより実行するように構成してもよい。
【0033】再び図2を参照して説明を続ける。ステッ
プ28では、デ−タを受信中のGPS衛星と受信点との
間の距離r1を計算により求める。ここでは、前のステ
ップ27で測定された伝播遅延時間、即ちメモリTdの
内容に基づいて距離r1を求める。電波の伝播速度は光
速と同一で一定であるので、伝播遅延時間に光速を掛け
ることにより、距離r1が得られる。
【0034】次のステップ29では、デ−タを受信中の
GPS衛星について、それが「検証済」としてメモリに
登録されているか否かを調べる。「検証済」でない場合
には、次にステップ2Aに進み、「検証済」であれば次
にステップ2Bに進む。
【0035】ステップ2Aでは、GPS衛星のデ−タの
検証を実行する。この処理の具体的な内容が、図6に示
されている。図6を参照して、「衛星デ−タ検証2」を
説明する。最初のステップ61では、「検証済フラグ」
の有無を調べる。このフラグは、図2のステップ2Fの
「衛星デ−タ検証1」の中でセットされるものであり、
「検証済フラグ」がセットされている時には、正確な自
車位置の情報が存在し、内部時計の時刻も校正済であ
る。「検証済フラグ」がセットされている時には次にス
テップ62に進み、そうでなければ、この検証処理を中
止する。
【0036】ステップ62では、検証対象のGPS衛星
の軌道情報(エフェメリスデ−タ)を入力し、該衛星の
現在位置の三次元座標Sx,Sy,Szを計算により求
める。また、後述する「3衛星測位演算」又は「4衛星
測位演算」によって既に検出された自車位置の三次元座
標Ux,Uy,Uzをメモリから入力する。次のステッ
プ63では、衛星位置(Sx,Sy,Sz)と自車位置
(Ux,Uy,Uz)との直線距離を計算により求め、
その結果を距離r2とする。
【0037】次のステップ64では、図2のステップ2
8で求めた距離r1と、前のステップ63で求めた距離
r2との差の絶対値を、しきい値Lth(例えば10k
m)と比較する。|r1−r2|≦Lthであれば次にス
テップ65に進み、そうでなければ次にステップ66に
進む。ステップ65では、検証中の衛星の番号に割り当
てられたメモリアドレスに「検証済」情報をストアす
る。ステップ66では、検証中の衛星の番号に割り当て
られたメモリアドレスに「利用不可」情報をストアす
る。
【0038】前述のように、距離r1は、送受信点間の
電波の伝播遅延時間から求められる値であり、距離r2
は、受信点の位置情報と衛星の位置情報から求められる
値であり、通常であれば、r1とr2との差は小さいの
で、この検証処理によって、処理中の衛星は「検証済」
として登録される。ところが、例えば衛星が予定の軌道
を外れて飛行していると、その衛星からの軌道情報に基
づいて求められる衛星位置と実際の位置とが異なるの
で、距離r2に大きな誤差が生じ、r1とr2との差が
大きくなる。また、例えば衛星の時計に故障が生じる
と、衛星から送信されるZカウントが実際の送信時刻と
はかけ離れた値になるので、距離r1に大きな誤差が生
じ、r1とr2との差が大きくなる。このように、r1
とr2との差が大きい時には、その衛星は「利用不可」
として登録される。
【0039】このように、図6に示す処理では、各衛星
のデ−タの検証を確実に行なうことができるが、この処
理の内容は比較的単純であり、時間のかかる計算も少な
く、しかも新たなデ−タを衛星から受信する必要もない
(前に受信したデ−タが利用できる)ので、極めて短時
間で検証の結果が得られる。
【0040】再び図2を参照して説明を続ける。ステッ
プ2Bでは、それまでに受信したデ−タ数、つまりその
デ−タを送信した衛星の数を調べる。デ−タ数が2以下
の場合には、ステップ22に戻り、デ−タを受信する衛
星の番号を切換え、その衛星が送信するデ−タを受信す
る。上述のような処理の繰り返しによって、各々の衛星
が送信するデ−タが順次に受信される。3以上の衛星か
らのデ−タが揃うと、それらに基づいて受信点、即ち自
車位置を求めることが可能であるので、測位演算を実行
する。
【0041】受信したデ−タ数が3組になった時には、
ステップ2Bからステップ2Cに進み、「3衛星測位演
算」を実行する。また、デ−タ数が4以上存在する時に
は、ステップ2Bからステップ2Dに進む。ステップ2
Dでは、「検証済フラグ」の有無を調べ、「検証済フラ
グ」がクリアされている時にはステップ2Fに進み、
「検証済フラグ」がセットされている時にはステップ2
Eで「4衛星測位演算」を実行する。
【0042】ステップ2Cの「3衛星測位演算」及びス
テップ2Eの「4衛星測位演算」の基本的な処理は、良
く知られた技術であるので、これらの詳細説明は省略す
るが、簡単に言えば、「3衛星測位演算」では、予め定
めた3元連立方程式に、3個の衛星から受信した3組の
デ−タをそれぞれパラメ−タとして代入し、この連立方
程式を解くことにより、未知数である受信点の緯度,経
度,及び受信側の時計の誤差を求める。受信点の高度
は、この例では高度センサ15が出力する信号から計算
により求め、既知デ−タとして上記方程式に代入する。
また「4衛星測位演算」では、予め定めた4元連立方程
式に、4個の衛星から受信した4組のデ−タをそれぞれ
パラメ−タとして代入し、この連立方程式を解くことに
より、未知数である受信点の緯度,経度,高度,及び受
信側の時計の誤差を求める。また、これらのいずれかの
測位演算を実行することにより、受信側の時計の誤差が
得られるので、この誤差情報に基づいて内部時計16h
の時刻を校正する。
【0043】電源が投入された直後は、「検証済フラ
グ」がクリアされているので、最初に4組の受信デ−タ
が揃うと、ステップ2Dからステップ2Fに進み、「衛
星デ−タ検証1」を実行する。ステップ2Fの「衛星デ
−タ検証1」の内容を図5に示す。図5を参照して「衛
星デ−タ検証1」の処理を説明する。
【0044】最初のステップ51では、既に受信したデ
−タの中から、4個の衛星のデ−タをそれぞれA,B,
C及びDとして選択する。次のステップ52では、ま
ず、デ−タA,B,Cを用いて「3衛星測位演算」(ス
テップ2Cと同様)を実行してその測位結果をメモリD
1にストアし、デ−タA,B,Dを用いて「3衛星測位
演算」を実行してその測位結果をメモリD2にストア
し、デ−タA,D,Cを用いて「3衛星測位演算」を実
行してその測位結果をメモリD3にストアし、デ−タ
D,B,Cを用いて「3衛星測位演算」を実行してその
測位結果をメモリD4にストアする。
【0045】続くステップ53では、メモリD1の内容
とD2の内容との差分の絶対値をしきい値Ethと比較
し、ステップ54では、メモリD1の内容とD3の内容
との差分の絶対値をしきい値Ethと比較し、ステップ5
5では、メモリD1の内容とD4の内容との差分の絶対
値をしきい値Ethと比較し、ステップ56では、メモリ
D2の内容とD3の内容との差分の絶対値をしきい値E
thと比較し、ステップ57では、メモリD2の内容とD
4の内容との差分の絶対値をしきい値Ethと比較し、ス
テップ58では、メモリD3の内容とD4の内容との差
分の絶対値をしきい値Ethと比較する。そして、|D1
−D2|,|D1−D3|,|D1−D4|,|D2−
D3|,|D2−D4|及び|D3−D4|の全てがE
th以下である時には、ステップ59に進んで「検証済フ
ラグ」をセットし、次のステップ5Aで、その時検証し
ているデ−タA,B,C及びDを送信した全てのGPS
衛星にそれぞれ割り当てられたメモリに、各々「検証
済」情報をストアする。
【0046】また、|D1−D2|,|D1−D3|,
|D1−D4|,|D2−D3|,|D2−D4|及び
|D3−D4|のいずれかが、しきい値Ethを越える時
には、ステップ5Bに進む。そして、選択中のデ−タ
A,B,C及びDの他の未処理の衛星から受信したデ−
タが更に存在する時には、ステップ5Bからステップ5
1に戻り、検証する衛星の組合せを変更して、再び上記
処理を実行する。他のデ−タが存在しない時には、ステ
ップ5Bの次にメインル−チンに戻る。
【0047】4つの衛星が送出した全てのデ−タが正し
い場合には、それらのデ−タの中の3つをどのように組
合せて測位した場合でも、互いに非常に近い測位結果が
得られるので、ステップ59で「検証済フラグ」がセッ
トされ、それらのデ−タを送出した衛星は全て「検証
済」として登録される。しかし、4つの衛星が送出した
デ−タのいずれかに大きな誤差が含まれる場合には、|
D1−D2|,|D1−D3|,|D1−D4|,|D
2−D3|,|D2−D4|又は|D3−D4|がしき
い値Ethを越えるので、「検証済フラグ」はセットされ
ない。
【0048】従って、図5の処理によって、4つの衛星
が送出した全てのデ−タを正確に検証することができ
る。但し、最低でも4回の測位演算を繰り返し実行しな
ければならないので、この検証処理は非常に時間がかか
る。そこでこの実施例では、最初に「衛星デ−タ検証
1」を実行して4つの衛星の検証が済んだ後は、未検証
の衛星から送出されたデ−タが受信される度に、ステッ
プ2Aの「衛星デ−タ検証2」を実行する。前述のよう
に、「衛星デ−タ検証2」は短時間で検証結果が得られ
るので、新しい衛星からのデ−タを受信した時には、そ
のデ−タを利用すべきか否かをすばやく識別しうる。但
し、「衛星デ−タ検証2」を実行するためには、受信点
の正確な位置情報が必要であり、受信側の時計も正確で
ある必要があるので、まず最初に「衛星デ−タ検証1」
を実行し、それによって「検証済フラグ」がセットされ
た後で「衛星デ−タ検証2」を実行する。
【0049】なお上記実施例では、「衛星デ−タ検証
2」において、衛星デ−タを利用した測位演算の結果
を、受信点の位置情報として用いているが、例えば受信
側の装置が固定局であり、受信点の位置が既知である場
合には、オペレ−タが入力した位置情報、あるいは予め
メモリに記憶しておいたデ−タを受信点の位置情報とし
て利用することにより、「衛星デ−タ検証1」を省略す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、デ−タ
を検証する度に、最新のデ−タを受信し直す必要がな
く、複雑な測位演算を実行する必要もないので、簡単に
デ−タの検証ができ、デ−タの検証に要する時間が従来
に比べ大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1のCPU16aの動作を示すフロ−チャ
−トである。
【図3】 衛星の送信デ−タの構成を示すタイムチャ−
トである。
【図4】 図2のステップ27の内容を示すフロ−チャ
−トである。
【図5】 図2のステップ2Fの内容を示すフロ−チャ
−トである。
【図6】 図2のステップ2Aの内容を示すフロ−チャ
−トである。
【符号の説明】
10:受信アンテナ 11:GPS受信機 12:GPS復調器 13:表示装置 14:圧電振動ジャイロ 15:高度センサ 16:GPS情報処理ユニット 17:操作ボ−ド 16a:CPU 16b:RAM 16c:ROM 16d:I/Oポ−
ト 16e:A/D変換器 16f:タイマ 16g:割込制御回路 16h:時計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 知 弘 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 岡 俊 光 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それの軌道情報と時刻の情報を送出する
    GPS衛星からの情報を受信する受信手段;該受信手段
    が受信した複数のGPS衛星からの情報に基づいて、受
    信点の位置を求める測位演算手段;受信した軌道情報か
    ら求められるGPS衛星の位置情報と受信点の位置情報
    とに基づいて、当該GPS衛星と受信点との距離を計算
    する第1の距離計算手段;受信した時刻情報と該時刻情
    報を受信した時刻とに基づいて、GPS衛星が情報を送
    出してからその情報が前記受信点で受信されるまでの伝
    播遅延時間を求め、該伝播遅延時間から当該GPS衛星
    と受信点との距離を計算する第2の距離計算手段;及び
    前記第1の距離計算手段が求めた距離と、前記第2の距
    離計算手段が求めた距離との差分を調べ、該差分が比較
    的小さい時には、当該GPS衛星を、前記測位演算手段
    の利用可能な衛星として登録し、前記差分が比較的大き
    い時には、当該GPS衛星を、前記測位演算手段の利用
    不可能な衛星として登録する、検証処理手段;を備える
    GPS衛星デ−タの検証装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の距離計算手段は、検証が済ん
    だ3以上のGPS衛星からの情報に基づいて前記測位演
    算手段が計算した位置情報を、受信点の位置情報として
    利用し、検証対象GPS衛星と受信点との距離を計算す
    る、前記請求項1記載のGPS衛星デ−タの検証装置。
JP5191190A 1993-08-02 1993-08-02 Gps衛星デ−タの検証装置 Pending JPH0743446A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191190A JPH0743446A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 Gps衛星デ−タの検証装置
US08/614,941 US5631838A (en) 1993-08-02 1996-03-11 Apparatus for verifying GPS satellite data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191190A JPH0743446A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 Gps衛星デ−タの検証装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0743446A true JPH0743446A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16270404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5191190A Pending JPH0743446A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 Gps衛星デ−タの検証装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5631838A (ja)
JP (1) JPH0743446A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763838A (ja) * 1993-08-26 1995-03-10 Japan Radio Co Ltd Gps受信機
US5931890A (en) * 1996-02-21 1999-08-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Positioning system utilizing GPS satellites
JP2002511592A (ja) * 1998-04-16 2002-04-16 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星測位システムにおいて時間を決定するための方法および装置
JP2004515767A (ja) * 2000-10-26 2004-05-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド ハイブリッド位置判断システムにおける誤差推定値を判断するための方法および装置
JP2005523454A (ja) * 2002-04-18 2005-08-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 局地的地形に関する知識を利用した位置決定システムにおける完全性監視
JP2008191158A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Nemerix Sa エフェメリスを延長するための予測値更新方法
JP2008292480A (ja) * 2007-05-18 2008-12-04 Astrium Sas 衛星位置決め方法およびその設備
JP2009538417A (ja) * 2006-05-26 2009-11-05 コネクランズ ヤーディット オーワイ Gps装置を位置決めするシステムおよび方法
US8274430B2 (en) 2006-04-24 2012-09-25 Qualcomm Incorporated Ephemeris extension method for GNSS applications
US8521179B2 (en) 2008-11-19 2013-08-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Mobile unit's position measurement apparatus and mobile unit's position measurement method
WO2014125957A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 古野電気株式会社 信号処理装置、トランスポンダ装置、及び信号処理方法
JP2014238405A (ja) * 1999-03-22 2014-12-18 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 衛星位置決めシステムの時間測定のための方法および装置

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1190261B1 (en) * 1999-05-14 2004-12-15 Honeywell International Inc. Method and apparatus for determining the vertical speed of an aircraft
US20070200752A1 (en) * 2001-06-06 2007-08-30 Global Locate, Inc. Method and apparatus for maintaining integrity of long-term orbits in a remote receiver
US8358245B2 (en) * 2001-06-06 2013-01-22 Broadcom Corporation Method and system for extending the usability period of long term orbit (LTO)
US20060023655A1 (en) * 2004-05-17 2006-02-02 Engel Glenn R System and method for detection of signal tampering
JP4917457B2 (ja) * 2007-03-09 2012-04-18 富士通株式会社 漁獲証明処理方法,処理装置,処理プログラム,および処理システム
FR2918524B1 (fr) * 2007-07-03 2016-01-22 Sagem Defense Securite Procede et systeme de controle d'integrite des mesures dans un systeme de navigation
FR2921729B1 (fr) * 2007-09-28 2011-04-01 Sagem Defense Securite Procede et systeme de gestion et detection des multitrajets dans un systeme de navigation.
EP2120060B1 (en) 2008-04-21 2010-07-14 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Method of operating a satellite navigation receiver
DE102011010032B4 (de) * 2011-02-02 2012-10-04 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zur Überprüfung der Richtigkeit von Ephemeridendaten eines Satelliten
EP2756332B1 (de) 2011-09-12 2023-05-31 Continental Automotive Technologies GmbH Verfahren zum auswählen eines satelliten
CN102540214B (zh) * 2012-01-12 2013-06-19 电子科技大学 一种用于导航卫星系统信号源的平滑选星方法
US8954853B2 (en) * 2012-09-06 2015-02-10 Robotic Research, Llc Method and system for visualization enhancement for situational awareness
US10222482B2 (en) 2013-01-18 2019-03-05 Seiko Epson Corporation Position information generation device, timing signal generation device, electronic apparatus, and moving object
JP6175775B2 (ja) * 2013-01-18 2017-08-09 セイコーエプソン株式会社 タイミング信号生成装置、電子機器及び移動体
US9476985B2 (en) 2013-03-20 2016-10-25 Honeywell International Inc. System and method for real time subset geometry screening satellite constellations
US9945954B2 (en) 2014-11-20 2018-04-17 Honeywell International Inc. Using space-based augmentation system (SBAS) grid ionosphere vertical error (GIVE) information to mitigate ionosphere errors for ground based augmentation systems (GBAS)
US10345448B2 (en) 2016-01-21 2019-07-09 Honeywell International Inc. Using space based augmentation system (SBAS) ephemeris sigma information to reduce ground based augmentation systems (GBAS) ephemeris decorrelation parameter
US9989644B2 (en) 2016-02-09 2018-06-05 Honeywell International Inc. Use of wide area reference receiver network data to mitigate local area error sources

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137009A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Nissan Motor Co Ltd 車両用測位装置
US5193064A (en) * 1990-10-09 1993-03-09 General Dynamics Corporation, Space Systems Division Method and apparatus of integrating Global Positioning System and Inertial Navigation System without using accelerometers
US5225842A (en) * 1991-05-09 1993-07-06 Navsys Corporation Vehicle tracking system employing global positioning system (gps) satellites
US5365447A (en) * 1991-09-20 1994-11-15 Dennis Arthur R GPS and satelite navigation system
JPH06186317A (ja) * 1992-04-23 1994-07-08 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星を用いた測位システム
US5187485A (en) * 1992-05-06 1993-02-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Passive ranging through global positioning system
US5317514A (en) * 1992-05-29 1994-05-31 Alliedsignal Inc. Integrity monitoring of navigation systems using Baye's rule
US5390124A (en) * 1992-12-01 1995-02-14 Caterpillar Inc. Method and apparatus for improving the accuracy of position estimates in a satellite based navigation system
US5317323A (en) * 1993-03-05 1994-05-31 E-Systems, Inc. Passive high accuracy geolocation system and method

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763838A (ja) * 1993-08-26 1995-03-10 Japan Radio Co Ltd Gps受信機
US5931890A (en) * 1996-02-21 1999-08-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Positioning system utilizing GPS satellites
JP2002511592A (ja) * 1998-04-16 2002-04-16 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星測位システムにおいて時間を決定するための方法および装置
JP4727815B2 (ja) * 1998-04-16 2011-07-20 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星測位システムにおいて時間を決定するための方法および装置
JP2014238405A (ja) * 1999-03-22 2014-12-18 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 衛星位置決めシステムの時間測定のための方法および装置
JP2008032730A (ja) * 2000-10-26 2008-02-14 Qualcomm Inc ハイブリッド位置判断システムにおける誤差推定値を判断するための方法および装置
JP2008039786A (ja) * 2000-10-26 2008-02-21 Qualcomm Inc ハイブリッド位置判断システムにおける誤差推定値を判断するための方法および装置
JP2004515767A (ja) * 2000-10-26 2004-05-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド ハイブリッド位置判断システムにおける誤差推定値を判断するための方法および装置
US8620346B2 (en) 2002-04-18 2013-12-31 Qualcomm Incorporated Integrity monitoring in a position location system utilizing knowledge of local topography
JP2005523454A (ja) * 2002-04-18 2005-08-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 局地的地形に関する知識を利用した位置決定システムにおける完全性監視
JP4870332B2 (ja) * 2002-04-18 2012-02-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 局地的地形に関する知識を利用した位置決定システムにおける完全性監視
JP2012042476A (ja) * 2002-04-18 2012-03-01 Qualcomm Inc 局地的地形に関する知識を利用した位置決定システムにおける完全性監視
US8160604B2 (en) 2002-04-18 2012-04-17 Qualcomm Incorporated Integrity monitoring in a position location system utilizing knowledge of local topography
US9000979B2 (en) 2006-04-24 2015-04-07 Qualcomm Incorporated Ephemeris extension method for GNSS applications
US8274430B2 (en) 2006-04-24 2012-09-25 Qualcomm Incorporated Ephemeris extension method for GNSS applications
JP2013068623A (ja) * 2006-05-26 2013-04-18 Konecranes Finland Oy Gps装置を位置決めするシステムおよび方法
JP2009538417A (ja) * 2006-05-26 2009-11-05 コネクランズ ヤーディット オーワイ Gps装置を位置決めするシステムおよび方法
US8497801B2 (en) 2007-02-05 2013-07-30 Qualcomm Incorporated Prediction refresh method for ephemeris extensions
US8654009B2 (en) 2007-02-05 2014-02-18 Qualcomm Incorporated Prediction refresh method for ephemeris extensions
JP2008191158A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Nemerix Sa エフェメリスを延長するための予測値更新方法
JP2008292480A (ja) * 2007-05-18 2008-12-04 Astrium Sas 衛星位置決め方法およびその設備
US8521179B2 (en) 2008-11-19 2013-08-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Mobile unit's position measurement apparatus and mobile unit's position measurement method
WO2014125957A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 古野電気株式会社 信号処理装置、トランスポンダ装置、及び信号処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5631838A (en) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0743446A (ja) Gps衛星デ−タの検証装置
JP3656144B2 (ja) Gps衛星を利用する測位装置
JP3062301B2 (ja) Gpsナビゲーション装置
US8280620B2 (en) Position calculating method and position calculating device
WO2003098259A1 (en) Determining the position of a receiver and/ or the system time of a positioning system
JPS61137087A (ja) 位置計測装置
JP2002054946A (ja) 物体の姿勢検出装置および整数バイアス再決定方法
US6336061B1 (en) System and method for attitude determination in global positioning systems (GPS)
JP2797681B2 (ja) 位置検出装置
JPH0650766A (ja) 車両用gps航法装置
JP2783924B2 (ja) 車両位置検出装置
JPH0816698B2 (ja) 移動体の衛星航法装置
JP3303174B2 (ja) 車上測位装置
JPH07294269A (ja) 車上測位装置
JP2618051B2 (ja) 移動体用ナビゲーション装置
JP2003004838A (ja) Gps受信機
JP3251705B2 (ja) 車両位置修正方式
JP3303175B2 (ja) 車上測位装置
JPS63238479A (ja) 車両用ナビゲ−シヨン装置
JP2593224B2 (ja) 車両搭載型ナビゲータ装置
JP3045931B2 (ja) ディファレンシャルgps装置
JP2001051041A (ja) キネマティックgps衛星選択方式
JP2003232843A (ja) 電波測距装置
JPH0777571A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2860621B2 (ja) Gps測位装置