JPH0743443A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH0743443A JPH0743443A JP5207295A JP20729593A JPH0743443A JP H0743443 A JPH0743443 A JP H0743443A JP 5207295 A JP5207295 A JP 5207295A JP 20729593 A JP20729593 A JP 20729593A JP H0743443 A JPH0743443 A JP H0743443A
- Authority
- JP
- Japan
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- pulse
- wave
- frequency change
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- Prior art date
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信したパルス変調波の特定を自動的に正確
に行うことができる受信装置を提供する。 【構成】 受信装置は、受信したパルス変調波Ｓ１の電
波諸元Ｓ２と登録された複数種類のパルス変調波のパル
ス変調波リストの電波諸元Ｓとを比較し、電波諸元が合
致した種類のパルス変調波のリスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６
を出力する電波諸元比較手段１と、受信したパルス変調
波Ｓ１のパルス内周波数変化状態ｆ１と登録された複数
種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態ｆとを比
較し、パルス内周波数変化状態が合致した種類のパルス
内周波数変化状態のリスト番号ｆ２を出力するパルス内
周波数変化比較手段２と、電波諸元比較手段１からのパ
ルス変調波リスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６とパルス内周波数
変化比較手段２からのパルス内周波数変化状態リスト番
号ｆ２との論理積をとる論理積手段３とを備えている。
に行うことができる受信装置を提供する。 【構成】 受信装置は、受信したパルス変調波Ｓ１の電
波諸元Ｓ２と登録された複数種類のパルス変調波のパル
ス変調波リストの電波諸元Ｓとを比較し、電波諸元が合
致した種類のパルス変調波のリスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６
を出力する電波諸元比較手段１と、受信したパルス変調
波Ｓ１のパルス内周波数変化状態ｆ１と登録された複数
種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態ｆとを比
較し、パルス内周波数変化状態が合致した種類のパルス
内周波数変化状態のリスト番号ｆ２を出力するパルス内
周波数変化比較手段２と、電波諸元比較手段１からのパ
ルス変調波リスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６とパルス内周波数
変化比較手段２からのパルス内周波数変化状態リスト番
号ｆ２との論理積をとる論理積手段３とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したパルス変調波
の特定を行うことができる受信装置に関する。
の特定を行うことができる受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の受信装置は、図２に示す
ように、電波諸元計測回路１１と、変調波リスト１２
と、電波諸元比較回路１３とを備えている。このような
構成により、電波諸元計測回路１１において、受信した
パルス変調波の電波諸元である周波数，パルス幅，パル
ス繰り返し間隔を測定する。そして、電波諸元比較回路
１３において、電波諸元計測回路１１からの電波諸元計
測結果と、パルス変調波リスト１２に登録された複数種
類のパルス変調波の電波諸元とを比較し、合致した種類
のパルス変調波のリスト番号を出力して、受信したパル
ス変調波の種類を特定するようになっている。このよう
な技術と類似する技術として、特開昭６２−２２６０７
９号公報記載の発明と、特開昭６３−１６３２９５号公
報記載の発明とがある。
ように、電波諸元計測回路１１と、変調波リスト１２
と、電波諸元比較回路１３とを備えている。このような
構成により、電波諸元計測回路１１において、受信した
パルス変調波の電波諸元である周波数，パルス幅，パル
ス繰り返し間隔を測定する。そして、電波諸元比較回路
１３において、電波諸元計測回路１１からの電波諸元計
測結果と、パルス変調波リスト１２に登録された複数種
類のパルス変調波の電波諸元とを比較し、合致した種類
のパルス変調波のリスト番号を出力して、受信したパル
ス変調波の種類を特定するようになっている。このよう
な技術と類似する技術として、特開昭６２−２２６０７
９号公報記載の発明と、特開昭６３−１６３２９５号公
報記載の発明とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の受信装置では、電波諸元の比較によって受信したパル
ス変調波の種類を特定する構成になっているので、受信
したパルス変調波の電波諸元と近接した電波諸元を有し
たパルス変調波のリスト番号が、パルス変調波リスト１
２から電波諸元計測回路１１によって選択されるおそれ
がある。
の受信装置では、電波諸元の比較によって受信したパル
ス変調波の種類を特定する構成になっているので、受信
したパルス変調波の電波諸元と近接した電波諸元を有し
たパルス変調波のリスト番号が、パルス変調波リスト１
２から電波諸元計測回路１１によって選択されるおそれ
がある。
【０００４】なお、近接した電波諸元を有する複数の受
信パルス変調波を正確に区別して特定する技術として、
特開平３−２６８５号公報記載の発明があるが、この発
明は、受信装置側に標本としての変調波リストが無く、
操作者が２つの電波諸元を指定して、条件外の受信パル
ス変調波を削除するもので、操作者が所定操作をしなけ
ればならず、操作が煩雑である。
信パルス変調波を正確に区別して特定する技術として、
特開平３−２６８５号公報記載の発明があるが、この発
明は、受信装置側に標本としての変調波リストが無く、
操作者が２つの電波諸元を指定して、条件外の受信パル
ス変調波を削除するもので、操作者が所定操作をしなけ
ればならず、操作が煩雑である。
【０００５】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、受信したパルス変調波の特定を自動的に正確に
行うことができる受信装置を提供することを目的とす
る。
もので、受信したパルス変調波の特定を自動的に正確に
行うことができる受信装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の受信装置は、受信したパルス変調波の電波
諸元と登録された複数種類のパルス変調波のパルス変調
波リストの電波諸元とを比較し、電波諸元が合致した種
類のパルス変調波のリスト番号を出力する電波諸元比較
手段と、受信した上記パルス変調波のパルス内周波数変
化状態と登録された複数種類のパルス変調波のパルス内
周波数変化状態とを比較し、パルス内周波数変化状態が
合致した種類のパルス内周波数変化状態のリスト番号を
出力するパルス内周波数変化比較手段と、上記電波諸元
比較手段からの上記パルス変調波リスト番号と上記パル
ス内周波数変化比較手段からの上記パルス内周波数変化
状態リスト番号との論理積をとる論理積手段とを備えた
構成としてある。
め、本発明の受信装置は、受信したパルス変調波の電波
諸元と登録された複数種類のパルス変調波のパルス変調
波リストの電波諸元とを比較し、電波諸元が合致した種
類のパルス変調波のリスト番号を出力する電波諸元比較
手段と、受信した上記パルス変調波のパルス内周波数変
化状態と登録された複数種類のパルス変調波のパルス内
周波数変化状態とを比較し、パルス内周波数変化状態が
合致した種類のパルス内周波数変化状態のリスト番号を
出力するパルス内周波数変化比較手段と、上記電波諸元
比較手段からの上記パルス変調波リスト番号と上記パル
ス内周波数変化比較手段からの上記パルス内周波数変化
状態リスト番号との論理積をとる論理積手段とを備えた
構成としてある。
【０００７】また、上記電波諸元比較手段は、受信した
パルス変調波の電波諸元である周波数，パルス幅，パル
ス繰り返し間隔を測定する電波諸元計測回路と、複数種
類のパルス変調波の電波諸元を登録したパルス変調波リ
ストと、上記電波諸元計測回路からの電波諸元計測結果
とパルス変調波リスト内のパルス変調波の電波諸元とを
比較し合致した種類のパルス変調波のリスト番号を出力
する電波諸元比較回路とを備え、上記パルス内周波数変
化比較手段は、受信した上記パルス変調波のパルス内周
波数変化を測定するパルス内周波数変化計測回路と、複
数種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態を登録
したパルス内周波数変化状態リストと、上記パルス内周
波数変化計測回路からのパルス内周波数変化状態計測結
果と上記パルス内周波数変化状態リスト内のパルス内周
波数変化状態とを比較し合致した種類のパルス内周波数
変化状態のリスト番号を出力するパルス内周波数変化比
較回路とを備え、上記論理積手段は、上記電波諸元比較
回路からの上記パルス変調波リスト番号と上記パルス内
周波数変化比較回路からの上記パルス内周波数変化状態
リスト番号との論理積をとる論理積回路とで形成してあ
る。
パルス変調波の電波諸元である周波数，パルス幅，パル
ス繰り返し間隔を測定する電波諸元計測回路と、複数種
類のパルス変調波の電波諸元を登録したパルス変調波リ
ストと、上記電波諸元計測回路からの電波諸元計測結果
とパルス変調波リスト内のパルス変調波の電波諸元とを
比較し合致した種類のパルス変調波のリスト番号を出力
する電波諸元比較回路とを備え、上記パルス内周波数変
化比較手段は、受信した上記パルス変調波のパルス内周
波数変化を測定するパルス内周波数変化計測回路と、複
数種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態を登録
したパルス内周波数変化状態リストと、上記パルス内周
波数変化計測回路からのパルス内周波数変化状態計測結
果と上記パルス内周波数変化状態リスト内のパルス内周
波数変化状態とを比較し合致した種類のパルス内周波数
変化状態のリスト番号を出力するパルス内周波数変化比
較回路とを備え、上記論理積手段は、上記電波諸元比較
回路からの上記パルス変調波リスト番号と上記パルス内
周波数変化比較回路からの上記パルス内周波数変化状態
リスト番号との論理積をとる論理積回路とで形成してあ
る。
【０００８】
【作用】本発明の受信装置によれば、電波諸元比較手段
によって、受信したパルス変調波の電波諸元と登録され
た複数種類のパルス変調波のパルス変調波リストの電波
諸元とが比較され、電波諸元が合致した種類のパルス変
調波のリスト番号が出力される。また、これと並行し
て、パルス内周波数変化比較手段によって、受信した上
記パルス変調波のパルス内周波数変化状態と登録された
複数種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態とが
比較され、パルス内周波数変化状態が合致した種類のパ
ルス内周波数変化状態のリスト番号が出力される。
によって、受信したパルス変調波の電波諸元と登録され
た複数種類のパルス変調波のパルス変調波リストの電波
諸元とが比較され、電波諸元が合致した種類のパルス変
調波のリスト番号が出力される。また、これと並行し
て、パルス内周波数変化比較手段によって、受信した上
記パルス変調波のパルス内周波数変化状態と登録された
複数種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態とが
比較され、パルス内周波数変化状態が合致した種類のパ
ルス内周波数変化状態のリスト番号が出力される。
【０００９】そして、論理積手段によって、上記電波諸
元比較手段からのパルス変調波リスト番号と上記パルス
内周波数変化比較手段からのパルス内周波数変化状態リ
スト番号との論理積がとられて、パルス内周波数変化状
態リスト番号に一致したパルス変調波リスト番号が決定
される。
元比較手段からのパルス変調波リスト番号と上記パルス
内周波数変化比較手段からのパルス内周波数変化状態リ
スト番号との論理積がとられて、パルス内周波数変化状
態リスト番号に一致したパルス変調波リスト番号が決定
される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は、本発明の一実施例に係る受信装置
を示すブロック図である。本実施例の受信装置は、受信
したパルス変調波Ｓ１の電波諸元を比較する電波諸元比
較手段１と、パルス変調波Ｓ１のパルス内周波数信号を
比較するパルス内周波数変化比較手段２と、論理積手段
としての論理積回路３とを備えている。
て説明する。図１は、本発明の一実施例に係る受信装置
を示すブロック図である。本実施例の受信装置は、受信
したパルス変調波Ｓ１の電波諸元を比較する電波諸元比
較手段１と、パルス変調波Ｓ１のパルス内周波数信号を
比較するパルス内周波数変化比較手段２と、論理積手段
としての論理積回路３とを備えている。
【００１１】電波諸元比較手段１は、パルス変調波Ｓ１
を受信する電波諸元計測回路４と、この電波諸元計測回
路４の出力側に接続された電波諸元比較回路６と、この
電波諸元比較回路６にリストＳを送るパルス変調波リス
ト５とで構成されている。
を受信する電波諸元計測回路４と、この電波諸元計測回
路４の出力側に接続された電波諸元比較回路６と、この
電波諸元比較回路６にリストＳを送るパルス変調波リス
ト５とで構成されている。
【００１２】電波諸元計測回路４は、受信したパルス変
調波Ｓ１の電波諸元を測定し、その電波諸元が何である
かを示す諸元信号Ｓ２を出力する機能を有する。ここ
で、電波諸元として、パルスの周波数（キャリア周波
数），パルス幅，パルス繰返し間隔が設定されている。
パルス変調波リスト５は、各種レーダなどから送信され
る複数種類のパルス変調波の電波諸元を登録しており、
電波諸元比較回路６からの指令によりその指令された変
調波のリストＳを電波諸元比較回路６に出力する機能を
有する。電波諸元比較回路６は、電波諸元計測回路４か
らの諸元信号Ｓ２と、パルス変調波リスト５からのリス
トＳとを比較し、諸元信号Ｓ２と一致するパルス変調波
Ｓ１のリスト番号信号を論理積回路３に出力する機能を
有する。
調波Ｓ１の電波諸元を測定し、その電波諸元が何である
かを示す諸元信号Ｓ２を出力する機能を有する。ここ
で、電波諸元として、パルスの周波数（キャリア周波
数），パルス幅，パルス繰返し間隔が設定されている。
パルス変調波リスト５は、各種レーダなどから送信され
る複数種類のパルス変調波の電波諸元を登録しており、
電波諸元比較回路６からの指令によりその指令された変
調波のリストＳを電波諸元比較回路６に出力する機能を
有する。電波諸元比較回路６は、電波諸元計測回路４か
らの諸元信号Ｓ２と、パルス変調波リスト５からのリス
トＳとを比較し、諸元信号Ｓ２と一致するパルス変調波
Ｓ１のリスト番号信号を論理積回路３に出力する機能を
有する。
【００１３】一方、パルス内周波数変化比較手段２に
は、パルス変調波Ｓ１を受信するパルス内周波数変化計
測回路７と、その出力側に接続されたパルス内周波数変
化比較回路９と、このパルス内周波数変化比較回路９に
リストｆを送るパルス内周波数変化状態リスト８とで構
成されている。
は、パルス変調波Ｓ１を受信するパルス内周波数変化計
測回路７と、その出力側に接続されたパルス内周波数変
化比較回路９と、このパルス内周波数変化比較回路９に
リストｆを送るパルス内周波数変化状態リスト８とで構
成されている。
【００１４】パルス内周波数変化計測回路７は、受信し
たパルス変調波Ｓ１のパルス内周波数変化状態を測定す
る機能を有するものである。すなわち、パルス変調波Ｓ
１を送信する各種のレーダはパルス圧縮等を目的として
パルス内で周波数を変化させているので、受信されるパ
ルス変調波Ｓ１は、各レーダ毎、そのパルス内の周波数
が異なっている。従って、パルス内周波数変化計測回路
７は、受信したパルス変調波Ｓ１からそのパルス内周波
数の変化状態を測定し、そのパルス内周波数変化状態を
示すパルス内周波数信号ｆ１を出力するようになってい
る。パルス内周波数変化状態リスト８は、パルス変調波
Ｓ１を送信する各種のレーダに対応させて、複数種類の
パルス変調波のパルス内周波数変化状態を登録してい
る。そして、パルス内周波数変化比較回路９からの指令
によりその指令に対応したリストｆをパルス内周波数変
化比較回路９に出力する機能を有する。パルス内周波数
変化比較回路９は、パルス内周波数変化計測回路７から
のパルス内周波数信号ｆ１を入力し、このパルス内周波
数信号ｆ１の周波数と、パルス内周波数変化状態リスト
８からのリストｆとを比較し、パルス内周波数信号ｆ１
と合致するものをリストｆの中から選択して、そのリス
ト番号を示すリスト番号信号ｆ２を論理積回路３に出力
する機能を有する。
たパルス変調波Ｓ１のパルス内周波数変化状態を測定す
る機能を有するものである。すなわち、パルス変調波Ｓ
１を送信する各種のレーダはパルス圧縮等を目的として
パルス内で周波数を変化させているので、受信されるパ
ルス変調波Ｓ１は、各レーダ毎、そのパルス内の周波数
が異なっている。従って、パルス内周波数変化計測回路
７は、受信したパルス変調波Ｓ１からそのパルス内周波
数の変化状態を測定し、そのパルス内周波数変化状態を
示すパルス内周波数信号ｆ１を出力するようになってい
る。パルス内周波数変化状態リスト８は、パルス変調波
Ｓ１を送信する各種のレーダに対応させて、複数種類の
パルス変調波のパルス内周波数変化状態を登録してい
る。そして、パルス内周波数変化比較回路９からの指令
によりその指令に対応したリストｆをパルス内周波数変
化比較回路９に出力する機能を有する。パルス内周波数
変化比較回路９は、パルス内周波数変化計測回路７から
のパルス内周波数信号ｆ１を入力し、このパルス内周波
数信号ｆ１の周波数と、パルス内周波数変化状態リスト
８からのリストｆとを比較し、パルス内周波数信号ｆ１
と合致するものをリストｆの中から選択して、そのリス
ト番号を示すリスト番号信号ｆ２を論理積回路３に出力
する機能を有する。
【００１５】論理積回路３は、電波諸元比較回路６から
のリスト番号信号とパルス内周波数変化比較回路９から
のリスト番号信号ｆ２との論理積を取る機能を有する。
すなわち、電波諸元比較回路からのリスト番号信号が複
数ある場合において、パルス内周波数変化比較回路９か
らのリスト番号信号ｆ２に一致するものを選択して、受
信されたパルス変調波Ｓ１を特定し、それを示す特定信
号Ｖを出力する機能を有する。
のリスト番号信号とパルス内周波数変化比較回路９から
のリスト番号信号ｆ２との論理積を取る機能を有する。
すなわち、電波諸元比較回路からのリスト番号信号が複
数ある場合において、パルス内周波数変化比較回路９か
らのリスト番号信号ｆ２に一致するものを選択して、受
信されたパルス変調波Ｓ１を特定し、それを示す特定信
号Ｖを出力する機能を有する。
【００１６】次に、本実施例の受信装置の動作について
説明する。この受信装置によってパルス変調波Ｓ１が受
信されると、パルス変調波Ｓ１は電波諸元計測回路４と
パルス内周波数変化計測回路７とにそれぞれ入力され
る。
説明する。この受信装置によってパルス変調波Ｓ１が受
信されると、パルス変調波Ｓ１は電波諸元計測回路４と
パルス内周波数変化計測回路７とにそれぞれ入力され
る。
【００１７】パルス変調波Ｓ１が電波諸元計測回路４に
入力されると、電波諸元計測回路４によってその電波諸
元が測定され、その電波諸元を示す諸元信号Ｓ２が電波
諸元比較回路６に出力される。諸元信号Ｓ２が電波諸元
比較回路２に入力されると、電波諸元比較回路６によっ
て、諸元信号Ｓ２が示す電波諸元と一致する電波諸元を
有するリストＳがパルス変調波リスト５から電波諸元比
較回路６に入力され、リスト番号信号として論理積回路
３に出力される。しかし、前述したようにパルス変調波
リスト５内には、各種のレーダが送信するパルス変調波
に対応した電波諸元が種々登録されているので、電波諸
元比較回路６では、諸元信号Ｓ２に近接した複数の電波
諸元を有する変調波のリストＳが選択されて、そのリス
ト番号信号Ｓ４，〜，Ｓ６が出力されることがある。
入力されると、電波諸元計測回路４によってその電波諸
元が測定され、その電波諸元を示す諸元信号Ｓ２が電波
諸元比較回路６に出力される。諸元信号Ｓ２が電波諸元
比較回路２に入力されると、電波諸元比較回路６によっ
て、諸元信号Ｓ２が示す電波諸元と一致する電波諸元を
有するリストＳがパルス変調波リスト５から電波諸元比
較回路６に入力され、リスト番号信号として論理積回路
３に出力される。しかし、前述したようにパルス変調波
リスト５内には、各種のレーダが送信するパルス変調波
に対応した電波諸元が種々登録されているので、電波諸
元比較回路６では、諸元信号Ｓ２に近接した複数の電波
諸元を有する変調波のリストＳが選択されて、そのリス
ト番号信号Ｓ４，〜，Ｓ６が出力されることがある。
【００１８】一方、パルス変調波Ｓ１がパルス内周波数
変化計測回路７に入力されると、そのパルス変調波Ｓ１
のパルス内周波数状態が測定され、パルス内周波数信号
ｆ１としてパルス内周波数変化比較回路９に出力され
る。パルス内周波数信号ｆ１がパルス内周波数変化比較
回路９に入力されると、パルス内周波数変化比較回路９
にパルス内周波数変化状態リスト８からリストｆが入力
され、このリストｆとパルス内周波数信号ｆ１が示すパ
ルス内周波数変化状態とが比較される。そして、パルス
内周波数信号ｆ１のパルス内周波数信号と一致するパル
ス内周波数のパルス変調波Ｓ１を送信しているレーダな
どを示すリスト番号信号ｆ２がパルス内周波数変化比較
回路９から論理積回路３に出力される。
変化計測回路７に入力されると、そのパルス変調波Ｓ１
のパルス内周波数状態が測定され、パルス内周波数信号
ｆ１としてパルス内周波数変化比較回路９に出力され
る。パルス内周波数信号ｆ１がパルス内周波数変化比較
回路９に入力されると、パルス内周波数変化比較回路９
にパルス内周波数変化状態リスト８からリストｆが入力
され、このリストｆとパルス内周波数信号ｆ１が示すパ
ルス内周波数変化状態とが比較される。そして、パルス
内周波数信号ｆ１のパルス内周波数信号と一致するパル
ス内周波数のパルス変調波Ｓ１を送信しているレーダな
どを示すリスト番号信号ｆ２がパルス内周波数変化比較
回路９から論理積回路３に出力される。
【００１９】論理積回路３では、電波諸元比較回路６か
ら複数のリスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６が入力されるが、パ
ルス内周波数変化比較回路９で比較選択されたリスト番
号信号ｆ２も入力されるので、このリスト番号信号ｆ２
とリスト番号信号ｆ４，〜，ｆ６との論理積がとられ
る。これにより、リスト番号信号Ｓ４，〜，Ｓ６の中か
らリスト番号信号ｆ２に一致するリスト番号信号を示す
変調波が特定され、そのパルス変調波を示す特定信号Ｖ
が論理積回路３から出力される。
ら複数のリスト番号Ｓ４，〜，Ｓ６が入力されるが、パ
ルス内周波数変化比較回路９で比較選択されたリスト番
号信号ｆ２も入力されるので、このリスト番号信号ｆ２
とリスト番号信号ｆ４，〜，ｆ６との論理積がとられ
る。これにより、リスト番号信号Ｓ４，〜，Ｓ６の中か
らリスト番号信号ｆ２に一致するリスト番号信号を示す
変調波が特定され、そのパルス変調波を示す特定信号Ｖ
が論理積回路３から出力される。
【００２０】このように、本実施例の受信装置によれ
ば、電波諸元比較手段で複数のリスト番号信号Ｓ４，
〜，Ｓ６を選択した場合であっても、パルス内周波数変
化比較手段２からのリスト番号信号ｆ２に一致するもの
だけが論理積回路３によって特定されるので、受信した
パルス変調波Ｓ１を自動的にかつ正確に特定することが
できるという優れた効果がある。
ば、電波諸元比較手段で複数のリスト番号信号Ｓ４，
〜，Ｓ６を選択した場合であっても、パルス内周波数変
化比較手段２からのリスト番号信号ｆ２に一致するもの
だけが論理積回路３によって特定されるので、受信した
パルス変調波Ｓ１を自動的にかつ正確に特定することが
できるという優れた効果がある。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明の受信装置によれ
ば、論理積手段において、電波諸元比較手段で選択され
たパルス変調波リスト番号とパルス内周波数変化比較手
段で選択されたパルス内周波数変化状態リスト番号との
論理積をとって、パルス内周波数変化状態リスト番号に
一致したパルス変調波リスト番号を決定するので、受信
したパルス変調波の特定を自動的にかつ正確に行うこと
ができる。
ば、論理積手段において、電波諸元比較手段で選択され
たパルス変調波リスト番号とパルス内周波数変化比較手
段で選択されたパルス内周波数変化状態リスト番号との
論理積をとって、パルス内周波数変化状態リスト番号に
一致したパルス変調波リスト番号を決定するので、受信
したパルス変調波の特定を自動的にかつ正確に行うこと
ができる。
【図１】本発明の一実施例に係る受信装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】従来例に係る受信装置を示すブロック図であ
る。
る。
１ 電波諸元比較手段 ２ パルス内周波数変化比較手段 ３ 論理積手段 ４ 電波諸元計測回路 ５ パルス変調波リスト ６ 電波諸元比較回路 ７ パルス内周波数変化計測回路 ８ パルス内周波数変化状態リスト ９ パルス内周波数変化比較回路
Claims (2)
- 【請求項１】 受信したパルス変調波の電波諸元と登録
された複数種類のパルス変調波のパルス変調波リストの
電波諸元とを比較し、電波諸元が合致した種類のパルス
変調波のリスト番号を出力する電波諸元比較手段と、 受信した上記パルス変調波のパルス内周波数変化状態と
登録された複数種類のパルス変調波のパルス内周波数変
化状態とを比較し、パルス内周波数変化状態が合致した
種類のパルス内周波数変化状態のリスト番号を出力する
パルス内周波数変化比較手段と、 上記電波諸元比較手段からの上記パルス変調波リスト番
号と上記パルス内周波数変化比較手段からの上記パルス
内周波数変化状態リスト番号との論理積をとる論理積手
段とを備えることを特徴とする受信装置。 - 【請求項２】 上記電波諸元比較手段は、 受信したパルス変調波の電波諸元である周波数，パルス
幅，パルス繰り返し間隔を測定する電波諸元計測回路
と、 複数種類のパルス変調波の電波諸元を登録したパルス変
調波リストと、 上記電波諸元計測回路からの電波諸元計測結果とパルス
変調波リスト内のパルス変調波の電波諸元とを比較し合
致した種類のパルス変調波のリスト番号を出力する電波
諸元比較回路とを備え、 上記パルス内周波数変化比較手段は、 受信した上記パルス変調波のパルス内周波数変化を測定
するパルス内周波数変化計測回路と、 複数種類のパルス変調波のパルス内周波数変化状態を登
録したパルス内周波数変化状態リストと、 上記パルス内周波数変化計測回路からのパルス内周波数
変化状態計測結果と上記パルス内周波数変化状態リスト
内のパルス内周波数変化状態とを比較し合致した種類の
パルス内周波数変化状態のリスト番号を出力するパルス
内周波数変化比較回路とを備え、 上記論理積手段は、 上記電波諸元比較回路からの上記パルス変調波リスト番
号と上記パルス内周波数変化比較回路からの上記パルス
内周波数変化状態リスト番号との論理積をとる論理積回
路とで形成されている請求項１記載の受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207295A JP2606564B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207295A JP2606564B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743443A true JPH0743443A (ja) | 1995-02-14 |
| JP2606564B2 JP2606564B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=16537424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5207295A Expired - Lifetime JP2606564B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606564B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0293782U (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-25 | ||
| JPH05107339A (ja) * | 1991-10-15 | 1993-04-27 | Nec Corp | 電波探知装置の信号処理方式 |
| JPH05249230A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-09-28 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | 目標識別装置 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP5207295A patent/JP2606564B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0293782U (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-25 | ||
| JPH05107339A (ja) * | 1991-10-15 | 1993-04-27 | Nec Corp | 電波探知装置の信号処理方式 |
| JPH05249230A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-09-28 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | 目標識別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606564B2 (ja) | 1997-05-07 |
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