JPH0656412B2 - 電波諸元分析用前処理装置 - Google Patents
電波諸元分析用前処理装置Info
- Publication number
- JPH0656412B2 JPH0656412B2 JP18028987A JP18028987A JPH0656412B2 JP H0656412 B2 JPH0656412 B2 JP H0656412B2 JP 18028987 A JP18028987 A JP 18028987A JP 18028987 A JP18028987 A JP 18028987A JP H0656412 B2 JPH0656412 B2 JP H0656412B2
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- Japan
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- signal
- output
- channel
- detection
- circuit
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、並列ろ波器受信機において、到来する電波
を受信しその電波諸元を分析して発信源を分類するため
の電波諸元分析用前処理装置に関するものである。
を受信しその電波諸元を分析して発信源を分類するため
の電波諸元分析用前処理装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は並列ろ波器受信機における従来の一般的な電波
諸元分析用前処理装置を示すブロツク図であり、図にお
いて、1は図示しないアンテナ等に接続された入力端
子、2は入力端子1から電波信号を入力される多数のガ
ウス(Gauss)型特性のフイルタから構成されたフイル
タバンクであり、このフイルタバンク2における各フイ
ルタは、所定の周波数チヤンネルごとに設けられ、入力
された電波信号に対し所定の中心周波数について相対入
力周波数相当の減衰を施すものである。
諸元分析用前処理装置を示すブロツク図であり、図にお
いて、1は図示しないアンテナ等に接続された入力端
子、2は入力端子1から電波信号を入力される多数のガ
ウス(Gauss)型特性のフイルタから構成されたフイル
タバンクであり、このフイルタバンク2における各フイ
ルタは、所定の周波数チヤンネルごとに設けられ、入力
された電波信号に対し所定の中心周波数について相対入
力周波数相当の減衰を施すものである。
また、3はフイルタバンク2からのフイルタ出力レベル
を周波数チヤンネルごとに測定するアナログ/デイジタ
ル変換器、4はアナログ/デイジタル変換器3を介しフ
イルタバンク2の出力を入力され両隣りのフイルタ出力
レベルを比べてフイルタ出力レベルが大きくなるレベル
ピークチヤンネルを検出するチヤンネル選択回路、5は
フイルタバンク2からのフイルタ出力信号を周波数チヤ
ンネルごとに受け各信号の波形整形を行なつて量子化し
その量子化信号をチヤンネル選択回路4へ出力する量子
化回路、6はレベルピークチヤンネル番号の出力線、7
はレベルピークチヤンネルの量子化信号の出力線、8は
出力線7から量子化信号を受けてパルス幅,パルス到来
時刻を検出する諸元検出回路、9は諸元検出回路8によ
り検出されたパルス幅,パルス到来時刻の検出結果を出
力する出力線である。なお、出力線6,7,9および諸
元検出回路8は周波数チヤンネルごとにそなえられてい
る。
を周波数チヤンネルごとに測定するアナログ/デイジタ
ル変換器、4はアナログ/デイジタル変換器3を介しフ
イルタバンク2の出力を入力され両隣りのフイルタ出力
レベルを比べてフイルタ出力レベルが大きくなるレベル
ピークチヤンネルを検出するチヤンネル選択回路、5は
フイルタバンク2からのフイルタ出力信号を周波数チヤ
ンネルごとに受け各信号の波形整形を行なつて量子化し
その量子化信号をチヤンネル選択回路4へ出力する量子
化回路、6はレベルピークチヤンネル番号の出力線、7
はレベルピークチヤンネルの量子化信号の出力線、8は
出力線7から量子化信号を受けてパルス幅,パルス到来
時刻を検出する諸元検出回路、9は諸元検出回路8によ
り検出されたパルス幅,パルス到来時刻の検出結果を出
力する出力線である。なお、出力線6,7,9および諸
元検出回路8は周波数チヤンネルごとにそなえられてい
る。
次に動作について説明する。入力端子1からの電波信号
は、フイルタバンク2へ入力されこのフイルタバンク2
において各フイルタの中心周波数に対する相対入力周波
数相当の減衰を施される。そして、フイルタバンク2か
らの周波数チヤンネルごとのフイルタ出力レベルは、ア
ナログ/デイジタル変換器3により測定される。
は、フイルタバンク2へ入力されこのフイルタバンク2
において各フイルタの中心周波数に対する相対入力周波
数相当の減衰を施される。そして、フイルタバンク2か
らの周波数チヤンネルごとのフイルタ出力レベルは、ア
ナログ/デイジタル変換器3により測定される。
第5図(a)〜(e)にパルス内周波数一定の電波信号
を受信した時の各チヤンネルCH(n-2)〜CH(n+2)
の検波波形を示す。このとき、アナログ/デイジタル変
換器3は、自チヤンネルCH(n)ごとにフイルタ出力レ
ベルが規定スレツシユホールド・レベル以上であるか否
かを判断し同レベル以上である場合に、検波波形が立ち
上がつて同レベルに達してから規定時間T後に自チヤン
ネルCH(n)と両隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+
1)との3チヤンネルの出力レベルLn,Ln-1,Ln+1
を測定する。そして、チヤンネル選択回路4において、
それぞれの自チヤンネルCH(n)の出力レベルLnが両
隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+1)の出力レベル
Ln-1,Ln+1よりも大きいか否かを判定する。この判定
についての条件式、 Ln>Ln-1 且つ Ln>Ln+1 ……(1) を満たす場合、チヤンネル選択回路4は、レベルピーク
チヤンネル番号CH(n)を選択し出力線6を通じて出力
する一方、上記(1)式を満たさない場合にはチヤンネル
選択回路4からの出力は無い。
を受信した時の各チヤンネルCH(n-2)〜CH(n+2)
の検波波形を示す。このとき、アナログ/デイジタル変
換器3は、自チヤンネルCH(n)ごとにフイルタ出力レ
ベルが規定スレツシユホールド・レベル以上であるか否
かを判断し同レベル以上である場合に、検波波形が立ち
上がつて同レベルに達してから規定時間T後に自チヤン
ネルCH(n)と両隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+
1)との3チヤンネルの出力レベルLn,Ln-1,Ln+1
を測定する。そして、チヤンネル選択回路4において、
それぞれの自チヤンネルCH(n)の出力レベルLnが両
隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+1)の出力レベル
Ln-1,Ln+1よりも大きいか否かを判定する。この判定
についての条件式、 Ln>Ln-1 且つ Ln>Ln+1 ……(1) を満たす場合、チヤンネル選択回路4は、レベルピーク
チヤンネル番号CH(n)を選択し出力線6を通じて出力
する一方、上記(1)式を満たさない場合にはチヤンネル
選択回路4からの出力は無い。
一方、量子化回路5は、フイルタバンク2からのフイル
タ出力信号を周波数チヤンネルごとに波形整形して量子
化し、その量子化信号がチヤンネル選択回路4へ出力さ
れる。そして、このチヤンネル選択回路4から、上述の
ようにして選択されたレベルピークチヤンネルに対応す
る量子化回路5からの量子化信号が、出力線7を通して
諸元検出回路8へ出力される。
タ出力信号を周波数チヤンネルごとに波形整形して量子
化し、その量子化信号がチヤンネル選択回路4へ出力さ
れる。そして、このチヤンネル選択回路4から、上述の
ようにして選択されたレベルピークチヤンネルに対応す
る量子化回路5からの量子化信号が、出力線7を通して
諸元検出回路8へ出力される。
この諸元検出回路8においては、入力された量子化信号
をもとにパルス幅,パルス到来時刻が検出され、その検
出結果(検出諸元)が出力線9から出力される。
をもとにパルス幅,パルス到来時刻が検出され、その検
出結果(検出諸元)が出力線9から出力される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の電波諸元分析用前処理装置は以上のように構成さ
れているので、周波数がパルス内で急速に変化するFreq
uency Modulation(周波数変調)Chirpパルス圧縮レー
ダ(以下、FM-CHIRP信号という)を受信した場合には、
実際にはパルスを受信しているにもかかわらず、前記
(1)式の判定条件を満たさないため、パルス入力無しと
判定してしまう。第6図(a)〜(e)にFM-CHIRP信号
を受信した場合の各チヤンネルCH(n-2)〜CH(n+
2)の検波波形を示す。このとき、チヤンネルCH(n)の
出力レベルが規定スレツシユホールド・レベルを超えた
時点から規定時間T後の自チヤンネルCH(n)のレベル
Lnと両隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+1)の出
力レベルLn-1,Ln+1とを測定して、(1)式に基づく比
較が行なわれる。パルス内の周波数が規定時間Tに比べ
急速に変化する場合には、第6図(b)〜(d)に示す
ように、Ln+1>Ln>Ln-1となつて(1)式の判定条件
を満たさない。従つて、チヤンネル選択回路4からの出
力はなく、実際はFM-CHIRP信号を受信しているにもかか
わらず、パルスを受信したという出力が得られないので
ある。
れているので、周波数がパルス内で急速に変化するFreq
uency Modulation(周波数変調)Chirpパルス圧縮レー
ダ(以下、FM-CHIRP信号という)を受信した場合には、
実際にはパルスを受信しているにもかかわらず、前記
(1)式の判定条件を満たさないため、パルス入力無しと
判定してしまう。第6図(a)〜(e)にFM-CHIRP信号
を受信した場合の各チヤンネルCH(n-2)〜CH(n+
2)の検波波形を示す。このとき、チヤンネルCH(n)の
出力レベルが規定スレツシユホールド・レベルを超えた
時点から規定時間T後の自チヤンネルCH(n)のレベル
Lnと両隣りチヤンネルCH(n-1),CH(n+1)の出
力レベルLn-1,Ln+1とを測定して、(1)式に基づく比
較が行なわれる。パルス内の周波数が規定時間Tに比べ
急速に変化する場合には、第6図(b)〜(d)に示す
ように、Ln+1>Ln>Ln-1となつて(1)式の判定条件
を満たさない。従つて、チヤンネル選択回路4からの出
力はなく、実際はFM-CHIRP信号を受信しているにもかか
わらず、パルスを受信したという出力が得られないので
ある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、FM-CHIRP性の信号を受信した場合に、その信
号を受信したことを確実に判定して出力できるようにし
た電波諸元分析用前処理装置を得ることを目的とする。
たもので、FM-CHIRP性の信号を受信した場合に、その信
号を受信したことを確実に判定して出力できるようにし
た電波諸元分析用前処理装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る電波諸元分析用前処理装置は、各チヤン
ネルからの量子化信号の出力の有無およびレベルピーク
チヤンネル検出信号の出力の有無をそれぞれ検出する第
1および第2の検出回路と、これらの第1および第2の
検出回路による検出結果に基づき量子化信号の出力が有
り且つレベルピークチヤンネル検出信号の出力が無い場
合にFM-CHIRP性の信号を検出した旨を出力する第3の検
出回路とをそなえたものである。
ネルからの量子化信号の出力の有無およびレベルピーク
チヤンネル検出信号の出力の有無をそれぞれ検出する第
1および第2の検出回路と、これらの第1および第2の
検出回路による検出結果に基づき量子化信号の出力が有
り且つレベルピークチヤンネル検出信号の出力が無い場
合にFM-CHIRP性の信号を検出した旨を出力する第3の検
出回路とをそなえたものである。
[作 用] この発明における電波諸元分析用前処理装置では、FM-C
HIRP性の信号はパルス内周波数が急速に変化するため
に、このようなFM-CHIRP性の信号を受信した場合、いず
れかのチヤンネルにおいて量子化信号の出力が有りなが
らレベルピークチヤンネル検出信号の出力が無いという
状態になることを利用し、第1および第2の検出回路
が、量子化信号およびレベルピークチヤンネル検出信号
の出力を有無を検出して、その検出結果に基づき第3の
検出回路がFM-CHIRP性の信号の受信を検出する。
HIRP性の信号はパルス内周波数が急速に変化するため
に、このようなFM-CHIRP性の信号を受信した場合、いず
れかのチヤンネルにおいて量子化信号の出力が有りなが
らレベルピークチヤンネル検出信号の出力が無いという
状態になることを利用し、第1および第2の検出回路
が、量子化信号およびレベルピークチヤンネル検出信号
の出力を有無を検出して、その検出結果に基づき第3の
検出回路がFM-CHIRP性の信号の受信を検出する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、第4図と同一の符号は同様の部分を示して
いるので、その説明は省略する。
図において、第4図と同一の符号は同様の部分を示して
いるので、その説明は省略する。
第1図において、10は量子化回路5からの出力線に接
続され各チヤンネルからの量子化信号の出力の有無を検
出する第1の検出回路としての入力信号論理和回路(O
Rゲート)で、いずれかのチヤンネルにおいて量子化信
号が出力されている場合に信号「1」を出力する一方、
そうでない場合に信号「0」を出力するものである。ま
た、11はチヤンネル選択回路4からの出力線7に接続
されレベルピークチヤンネル検出信号の出力の有無を検
出する第2の検出回路としてのレベルピークチヤンネル
検出信号論理和回路(ORゲート)で、いずれかのチヤ
ンネルにおいてレベルピークチヤンネル検出信号が出力
されている場合に信号「1」を出力する一方、そうでな
い場合に信号「0」を出力するものである。
続され各チヤンネルからの量子化信号の出力の有無を検
出する第1の検出回路としての入力信号論理和回路(O
Rゲート)で、いずれかのチヤンネルにおいて量子化信
号が出力されている場合に信号「1」を出力する一方、
そうでない場合に信号「0」を出力するものである。ま
た、11はチヤンネル選択回路4からの出力線7に接続
されレベルピークチヤンネル検出信号の出力の有無を検
出する第2の検出回路としてのレベルピークチヤンネル
検出信号論理和回路(ORゲート)で、いずれかのチヤ
ンネルにおいてレベルピークチヤンネル検出信号が出力
されている場合に信号「1」を出力する一方、そうでな
い場合に信号「0」を出力するものである。
さらに、12は第3の検出回路としてのFM-CHIRP性信号
検出回路(ANDゲート)で、論理和回路10からの出
力信号および論理和回路11からの出力信号の反転信号
を入力されて、量子化信号の出力が有り(論理和回路1
0からの出力信号が「1」)且つレベルピークチヤンネ
ル検出信号の出力が無い場合(論理和回路11からの出
力信号が「0」)にFM-CHIRP性の信号を検出した旨を出
力線13へ出力するものである。
検出回路(ANDゲート)で、論理和回路10からの出
力信号および論理和回路11からの出力信号の反転信号
を入力されて、量子化信号の出力が有り(論理和回路1
0からの出力信号が「1」)且つレベルピークチヤンネ
ル検出信号の出力が無い場合(論理和回路11からの出
力信号が「0」)にFM-CHIRP性の信号を検出した旨を出
力線13へ出力するものである。
次に動作について説明する。本実施例の装置において
も、従来装置とほぼ同様に、入力端子1からの電波信号
は、フイルタバンク2,アナログ/デイジタル変換器
3,量子化回路5,チヤンネル選択回路4,諸元検出回
路8を通り、そのレベルピークチヤンネル,パルス幅,
パルス到来時刻が出力される。
も、従来装置とほぼ同様に、入力端子1からの電波信号
は、フイルタバンク2,アナログ/デイジタル変換器
3,量子化回路5,チヤンネル選択回路4,諸元検出回
路8を通り、そのレベルピークチヤンネル,パルス幅,
パルス到来時刻が出力される。
ところで、第6図(a)〜(e)により説明したとお
り、パルス内周波数変化の大きいFM-CHIRP性信号を受信
した場合、前記(1)式の判定条件を満たすチヤンネル
が無いので、いずれかのチヤンネルにおいて量子化信号
の出力が有りながらレベルピークチヤンネル検出信号の
出力が無いという状態になる。これを利用して、本実施
例の装置では、FM-CHIRP性信号検出回路12により、レ
ベルピークチヤンネル検出回路11からの出力信号が
「1」で、且つ、入力信号検出回路10からの出力信号
が「0」の状態を検出し、この状態になつたときに信号
「1」を出力線13へ出力して、FM-CHIRP性信号を受信
した可能性が示される。
り、パルス内周波数変化の大きいFM-CHIRP性信号を受信
した場合、前記(1)式の判定条件を満たすチヤンネル
が無いので、いずれかのチヤンネルにおいて量子化信号
の出力が有りながらレベルピークチヤンネル検出信号の
出力が無いという状態になる。これを利用して、本実施
例の装置では、FM-CHIRP性信号検出回路12により、レ
ベルピークチヤンネル検出回路11からの出力信号が
「1」で、且つ、入力信号検出回路10からの出力信号
が「0」の状態を検出し、この状態になつたときに信号
「1」を出力線13へ出力して、FM-CHIRP性信号を受信
した可能性が示される。
このように、本実施例の装置によれば、従来装置では判
定できなかつたFM-CHIRP性の信号の受信状態を確実に判
断できるようになるのである。
定できなかつたFM-CHIRP性の信号の受信状態を確実に判
断できるようになるのである。
なお、上記実施例では、FM-CHIRP性信号を受信した可能
性のみを検出する場合について説明したが、第2図に示
すように、入力信号論理和回路10の出力端に諸元検出
回路14を接続することにより、FM-CHIRP性信号のパル
ス幅,パルス到来時刻を検出できるようになる。例え
ば、第3図にFM-CHIRP信号を受信した場合の入力信号論
理和回路10の出力例を示す。諸元検出回路14は、第
3図に示すような入力信号論理和回路10からの信号を
受けて、FM-CHIRP性信号のパルス幅,パルス到来時刻を
検出する。
性のみを検出する場合について説明したが、第2図に示
すように、入力信号論理和回路10の出力端に諸元検出
回路14を接続することにより、FM-CHIRP性信号のパル
ス幅,パルス到来時刻を検出できるようになる。例え
ば、第3図にFM-CHIRP信号を受信した場合の入力信号論
理和回路10の出力例を示す。諸元検出回路14は、第
3図に示すような入力信号論理和回路10からの信号を
受けて、FM-CHIRP性信号のパルス幅,パルス到来時刻を
検出する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、各チヤンネルからの
量子化信号の出力の有無およびレベルピークチヤンネル
検出信号の出力の有無をそれぞれ検出する第1および第
2の検出回路と、これらの第1および第2の検出回路に
よる検出結果に基づき量子化信号の出力が有り且つレベ
ルピークチヤンネル検出信号の出力が無い場合にFMチ
ヤープ性の信号を検出した旨を出力する第3の検出回路
をそなえたので、パルス内で急速に周波数が変化するF
Mチヤープ性の信号を受信しても、その信号の到来を確
実に検出できるという効果がある。
量子化信号の出力の有無およびレベルピークチヤンネル
検出信号の出力の有無をそれぞれ検出する第1および第
2の検出回路と、これらの第1および第2の検出回路に
よる検出結果に基づき量子化信号の出力が有り且つレベ
ルピークチヤンネル検出信号の出力が無い場合にFMチ
ヤープ性の信号を検出した旨を出力する第3の検出回路
をそなえたので、パルス内で急速に周波数が変化するF
Mチヤープ性の信号を受信しても、その信号の到来を確
実に検出できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による電波諸元分析用前処
理装置を示すブロツク図、第2図はこの発明の他の実施
例による電波諸元分析用前処理装置を示すブロツク図、
第3図は上記他の実施例の装置の動作を示す説明図、第
4図は従来の電波諸元分析用前処理装置を示すブロツク
図、第5図(a)〜(e)は従来装置の動作を示す説明
図、第6図(a)〜(e)はFM-CHIRP性信号を受信した
場合における従来装置の動作を示す説明図である。 図において、2……フイルタバンク、10……第1の検
出回路としての入力信号論理和回路、11……第2の検
出回路としてのレベルピークチヤンネル検出信号論理和
回路、12……第3の検出回路としてのFM-CHIRP性信号
検出回路。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。
理装置を示すブロツク図、第2図はこの発明の他の実施
例による電波諸元分析用前処理装置を示すブロツク図、
第3図は上記他の実施例の装置の動作を示す説明図、第
4図は従来の電波諸元分析用前処理装置を示すブロツク
図、第5図(a)〜(e)は従来装置の動作を示す説明
図、第6図(a)〜(e)はFM-CHIRP性信号を受信した
場合における従来装置の動作を示す説明図である。 図において、2……フイルタバンク、10……第1の検
出回路としての入力信号論理和回路、11……第2の検
出回路としてのレベルピークチヤンネル検出信号論理和
回路、12……第3の検出回路としてのFM-CHIRP性信号
検出回路。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。
Claims (1)
- 【請求項1】フイルタバンクへ電波信号を入力させたと
きこのフイルタバンクの出力について両隣りのフイルタ
出力レベルを比べフイルタ出力レベルが大なるレベルピ
ークチヤンネルを検出し、このチヤンネルからの出力を
量子化して出力する電波諸元分析用前処理装置におい
て、各チヤンネルからの量子化信号の出力の有無を検出
する第1の検出回路と、レベルピークチヤンネル検出信
号の出力の有無を検出する第2の検出回路とをそなえる
とともに、これらの第1および第2の検出回路による検
出結果に基づき量子化信号の出力が有り且つレベルピー
クチヤンネル検出信号の出力が無い場合にFMチヤープ
性の信号を検出した旨を出力する第3の検出回路をそな
えたことを特徴とする電波諸元分析用前処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028987A JPH0656412B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 電波諸元分析用前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028987A JPH0656412B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 電波諸元分析用前処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6423180A JPS6423180A (en) | 1989-01-25 |
JPH0656412B2 true JPH0656412B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=16080607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18028987A Expired - Lifetime JPH0656412B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 電波諸元分析用前処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656412B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2176415C2 (ru) | 1997-05-29 | 2001-11-27 | Созо ХИРАЯМА | Устройство отображения светорисующего типа |
CN104020498B (zh) * | 2014-05-16 | 2016-10-19 | 桂林电子科技大学 | 基于瞬时幅频参数的探地雷达信号预处理方法及装置 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP18028987A patent/JPH0656412B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6423180A (en) | 1989-01-25 |
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