JPH0743329A - ピストンリング、シリンダライナ間潤滑モニタ - Google Patents

ピストンリング、シリンダライナ間潤滑モニタ

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JPH0743329A
JPH0743329A JP20458093A JP20458093A JPH0743329A JP H0743329 A JPH0743329 A JP H0743329A JP 20458093 A JP20458093 A JP 20458093A JP 20458093 A JP20458093 A JP 20458093A JP H0743329 A JPH0743329 A JP H0743329A
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JP
Japan
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cylinder liner
piston ring
sensors
sensor
continuity
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Withdrawn
Application number
JP20458093A
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English (en)
Inventor
Keizo Goto
敬造 後藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明のピストンリング、シリンダライナ間
潤滑モニタの目的はアナログモニタ装置の入力チャネル
数の削減、ディジタル処理装置のA/D変換器の削減デ
ータ数の削減が可能なピストンリング、シリンダライナ
間潤滑モニタを提供することにある。 【構成】 内燃機関のピストンリング102とシリンダ
ライナ103との潤滑状態をシリンダライナ側に設置し
た複数の接触抵抗式導通センサ1A,1Bを用いピスト
ンリングと前記センサ間の抵抗値として検知評価する潤
滑状態評価装置において、前記複数の導通センサ1A,
1Bの出力信号を加算する信号加算装置5を具備するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダライナ潤滑に適
用される潤滑評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピストンリング潤滑状態評価装置
を図4〜6によって説明する。図4は従来例のピストン
リング潤滑状態評価装置の構成図、図5は従来例のセン
サアンプの回路図、図6は従来例のセンサアンプ出力例
の線図である。図において103はシリンダライナ(以
下ライナと略称する)で内燃機関の要素である。101
はピストンでライナ103に嵌っている。102はピス
トンリング(以下リングと略称する)でピストン101
に嵌っている。1A,1Bは接触抵抗式導通センサ(以
下導通センサと略称する)でライナ103に設置されて
いる。4はセンサアンプで回路を図5に、その特性を図
6に示し、導通センサ1A,1Bが接続されている。3
A,3Bは接続ケーブルで導通センサ1A,1Bをセン
サアンプ4に接続する。6はアナログモニタ装置でセン
サアンプ4に接続されている。7はディジタル処理装置
でA/D変換器を内蔵しセンサアンプ4に接続され潤滑
状態を定量評価する機能を有す。ES は入力電圧、
1 ,R2 はそれぞれ固定抵抗、EO はセンサアンプ4
の出力電圧、RX は抵抗で導通センサ1A,1Bによっ
て構成される。
【0003】前記従来例の作用を説明する。センサアン
プ4は図5に示すとおり構成されているので出力電圧E
O は次の式で与えられる。 EO ={(RX ・R2 )/(RX +R2 )}[ES
{R1 +(RX ・R2 )/(RX +R2 )}] ES ,R1 ,R2 を固定値とすると、接触抵抗RX と出
力電圧EO との関係は線図に画くと図6に示すようにな
る。リング102が導通センサ1A,1Bを通過後では
接触抵抗RX は略無限大になり図6にも示すとおりEO
は或一定値になる。出力電圧EO を入力されアナログモ
ニタ装置6はモニタし、ディジタル処理装置7は潤滑状
態を定量評価する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ライナ側に設置された
導通センサは導通センサが設置された部分の潤滑状態し
か検知できず摺動面全体の評価を行うには必然的にピス
トンストローク方向に複数の導通センサを配置すること
になる。例えば舶用大形2サイクル機関ではピストンス
トローク3mを超えるものもあり約30cm間隔で配置
しても10点となる。このように導通センサを増加すれ
ば導通センサと同数のアナログ信号がセンサアンプから
出力されアナログ信号の増加は次のような不具合を生ず
る。
【0005】(a)アナログモニタ装置において、 (1)入力チャネル数の増加に伴うコストアップ、オペ
レート繁雑化。 (b)ディジタル処理装置において、 (2)A/D変換器の増加に伴うコストアップ。 (3)収集データ量の増加に従い記憶装置の容量アッ
プ。 本発明の目的は前記不具合を解消しアナログモニタ装置
の入力チャネル数の削減、ディジタル処理装置のA/D
変換器、削減、データ数の削減が可能なピストンリン
グ、シリンダライナ間潤滑モニタを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のピストンリン
グ、シリンダライナ間の潤滑モニタは、内燃機関のピス
トンリングとシリンダライナとの潤滑状態をシリンダラ
イナ側に設置した複数の接触抵抗式導通センサを用いピ
ストンリングと前記センサ間の抵抗値として検知評価す
る潤滑状態評価装置において、前記複数の導通センサの
出力信号を加算する信号加算装置を具備することを特徴
とする。
【0007】
【作用】センサアンプから出力される複数のアナログ信
号を加算することにより出力信号の数を削減する。導通
センサから検出される出力信号の中で有効なデータはリ
ングが導通センサを通過中のもののみでそれ以外のデー
タはシリンダライナとリングの潤滑状態の評価には不要
である。一方リングの導通センサ通過期間以外は導通セ
ンサ部抵抗は無限大になり出力は一定になる。それで通
過期間が一致しない導通センサの組合せでセンサアンプ
の出力信号を加算すれば加算後も導通センサ毎の信号の
区別は可能である。
【0008】
【実施例】本発明に係る実施例を図1〜3によって説明
する。図1は実施例の全体構成図、図2は実施例の信号
加算装置の回路図、図3は導通センサ及び信号加算装置
の出力線図で図の縦軸は出力電圧である。図において1
03はシリンダライナでエンジンの要素、101はピス
トンでシリンダライナ103の内に嵌っている。102
はピストンリングでピストン101に嵌っている。1
A,1Bはともに導通センサでシリンダライナ103に
設置されている。4はセンサアンプで従来例と同じもの
でその回路を図5に、その特性の線図を図6に示し導通
センサ1A,1Bが接続されている。3A,3Bは接続
ケーブルでそれぞれ導通センサ1A,1Bをセンサアン
プ4に接続している。5は信号加算装置でセンサアンプ
4に接続され複数のアナログ電圧を加算して再度アナロ
グ電圧を出力する機能を有し、その回路を図2に示し本
発明の従来例と異る唯一のものである。
【0009】図2(a)はセンサアンプ4からの入力を
そのまま加算する回路、図2(b)は入力数に応じてキ
ャンセル電圧−vを可変調整する回路、図2(c)は入
力数に応じ予めキャンセル電圧−v1 ,−v2 を固定設
定しておき切換える回路を示す。6はアナログモニタ装
置で信号加算装置5に接続されており従来例と同じであ
る。7はディジタル処理装置で従来例と同様でA/D変
換器を内蔵し入力アナログ信号をディジタル化し潤滑状
態を定量評価する機能を備えている。1b,2b,3b
は導通センサ1Bによる出力でピストンリング102の
第1,第2,第3リングが導通センサ1Bを通過すると
きに対応する。1a,2a,3aは導通センサ1Aによ
る出力でピストンリング102の第1,第2,第3リン
グが導通センサ1Aを通過するときに対応する。
【0010】前記実施例の図2(a)の回路を用いたと
きの作用を説明する。導通センサ1A,1B、接続ケー
ブル3A,3B、センサアンプ4は従来例と同じである
から簡単に記す。センサアンプ4の出力電圧EO は次の
式で与えられる。 EO ={(RX ・R2 )/(RX +R2 )}[ES
{R1 +(RX ・R2 )/(RX +R2 )}] ES ,R1 ,R2 ,RX は図5に示す。ES は入力電
圧、R1 ,R2 ,RX は抵抗である。ES ,R1 ,R2
を固定したときRX と出力電圧EO の関係は図6に示す
ようになる。RX は導通センサ1A,1Bによって構成
される接触抵抗である。リング102が導通センサ1
A,1Bを通過した後は接触抵抗RX は略無限大になり
O は或一定値になる。よってリング102が導通セン
サ1Bを通過するときセンサアンプ4の出力電圧はリン
グ102の第1,第2,第3リングに応じて図3(a)
に示すとおりになり信号加算装置5へ入力される。
【0011】リング102が導通センサ1Aを通過する
ときセンサアンプ4の出力電圧はリング102の第1,
第2,第3リングに応じて図3(b)に示すようになり
信号加算装置5へ入力される。信号加算装置5は前記2
つの入力電圧を加算して図3(c)に示す1つの加算出
力電圧を出力する。前記図2(a)に示す回路では前記
複数入力を加算しても変化巾は変らないがDC成分は入
力数に応じて大きくなる。そこで入力数に応じてDC成
分をキャンセルする回路例を図3(b),図3(c)に
示す。図3(b)に示す回路は入力数に応じて電圧−v
を調整してキャンセルする。図3(c)に示す回路は入
力数に応じて予め設定してある電圧−v1 ,−v2の何
れかに切換えてキャンセルする。
【0012】
【発明の効果】センサアンプから出力されるアナログ信
号を加算することにより次に記す効果が得られる。 (1)アナログモニタ装置の入力チャネル数が削減でき
小形軽量化コスト低減。 (2)モニタ波形数の低減によりオペレートの繁雑化が
防止できる。 (3)ディジタル処理装置のA/D変換器の削減による
コスト低減。 (4)収集データ数の削減による記憶装置の容量低下が
可能となりコスト低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の全体構成図。
【図2】本発明に係る実施例の信号加算装置の回路図。
【図3】本発明に係る実施例の信号加算装置の入出力波
形線図。
【図4】従来例の潤滑状態評価装置の構成図。
【図5】従来例のセンサアンプの回路図。
【図6】従来例のセンサアンプ出力例の線図。
【符号の説明】
1A,1B…導通センサ、4…センサアンプ、5…信号
加算装置、6…アナログモニタ装置、7…ディジタル処
理装置、102…ピストンリング、103…シリンダラ
イナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のピストンリング(102)と
    シリンダライナ(103)との潤滑状態をシリンダライ
    ナ側に設置した複数の接触抵抗式導通センサ(1A)
    (1B)を用いピストンリングと前記センサ間の抵抗値
    として検知評価する潤滑状態評価装置において、前記複
    数の導通センサ(1A)(1B)の出力信号を加算する
    信号加算装置を具備したことを特徴とするピストンリン
    グ、シリンダライナ間潤滑モニタ。
JP20458093A 1993-07-27 1993-07-27 ピストンリング、シリンダライナ間潤滑モニタ Withdrawn JPH0743329A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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