JPH0743314Y2 - 天窓の構造 - Google Patents

天窓の構造

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JPH0743314Y2
JPH0743314Y2 JP1988121041U JP12104188U JPH0743314Y2 JP H0743314 Y2 JPH0743314 Y2 JP H0743314Y2 JP 1988121041 U JP1988121041 U JP 1988121041U JP 12104188 U JP12104188 U JP 12104188U JP H0743314 Y2 JPH0743314 Y2 JP H0743314Y2
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JP
Japan
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frame
skylight
glass
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piece
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JP1988121041U
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JPH0243329U (ja
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彰弘 長部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、天窓の構造に関し、詳しくは天窓部のガラス
状体の保持及び取り替えを容易になそうとする技術に係
るものである。
[従来の技術] 従来、採光のための天窓部には透光性のガラス状体を嵌
めてあり、そしてその取付けは第7図に示すように、支
持枠Fに押さえ枠Eを下方からのビスBに締め付けにて
行うものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このように下方からのビス止め作業にて押さ
え枠Eを支持枠Fに固定して、ガラス状体Gを保持する
ものにおいては、屋根面9との距離も少なくてそのビス
止め作業が面倒となり、又、ガラス状体Gが破損されて
これを交換する場合にも面倒となるという問題があっ
た。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ガラス状体の取付け及びその
取り替えを容易に行うことができる天窓の構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の天窓の構造は、屋根面の開口1に構成された採
光用の天窓部Wのガラス状体Gを上方から挿脱できる押
さえ枠Eにて保持するようにした天窓において、断面略
L字型の押さえ枠Eの縦片部eの先端に形成された係止
爪Hを、ガラス状体Gを支持する支持枠Fに形成された
係止受爪Jに着脱自在に係合連結するとともに、前記押
さえ枠Eの横片部fの先端に設けられた弾性体パッキン
Pをガラス状体Gの上面に当接し、かつ前記押さえ枠E
の縦片部eの上部に形成された凸部hを、前記支持枠F
の外周に取付けられた外枠Faの内周面jの上部に接し
て、前記押さえ枠Eと縦片部eと前記外枠Faの内周面j
との間に間隙gを形成して成ることを特徴とするもので
ある。
[作用] このように、本考案は、屋根面の開口1に構成された採
光用の天窓部Wのガラス状体Gを上方から挿脱できる押
さえ枠Eにて保持するようにした天窓であり、断面略L
字型の押さえ枠Eの縦片部eの先端に形成された係止爪
Hを、ガラス状体Gを支持する支持枠Fに形成された係
止受爪Jに着脱自在に係合連結するとともに、前記押さ
え枠Eの横片部fの先端に設けられた弾性体パッキンP
をガラス状体Gの上面に当接し、かつ前記押さえ枠Eの
縦片部eの上部に形成された凸部hを、前記支持枠Fの
外周に取付けられた外枠Faの内周面jの上部に当接し
て、前記押さえ枠Eの縦片部eと前記外枠Faの内周面j
との間に間隙gを形成することによって、前記押さえ枠
Eの縦片部eの上部に形成された凸部hが横上枠4aの内
周面jの上部に当接する箇所を支点として、縦片部eが
撓むことができ、そのため係止爪Hと係止受爪Jとの係
合連結動作を円滑に行うことができる。しかも、天窓部
Wのガラス状体Gの表面は、弾性体パッキンPにより弾
性体に押圧されることになり、そのガラス状体Gはがた
つきなく確実に固定される。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図に示すように、本考案は、屋根面の開口1に構成
された採光用の天窓部Wのガラス状体Gを上方から挿脱
できる押さえ枠Eにて保持するようにした天窓である。
そして、第4図に示すように、断面略L字型の押さえ枠
Eの縦片部eの先端に形成された係止爪Hを、ガラス状
体Gを支持する支持枠Fに形成された係止受爪Jに着脱
自在に係合連結するものである。また、押さえ枠Eの横
片部fの先端に設けられた弾性体パッキンPをガラス状
体Gの上面に当接し、かつ押さえ枠Eの縦片部eの上部
に形成された凸部hを、支持枠Fの外周に取付けられ外
枠Faの内周面jの上部に当接させることにより、押さえ
枠Eの縦片部eと前記外枠Faの内周面jとの間に間隙g
を形成するものである。そして、屋根面に形成した矩形
の開口1に木製枠8を立設し、この木製枠8の屋根面9
の傾斜方向に対向する横枠8a及びこれとは直交する縦枠
(図示せず)に例えばアルミニウムのような金属製の押
出成形品の横下枠2a及び縦下枠2bをロ字状に枠組みした
固定枠2をビス10にて取付けてある。このような横下枠
2a及び縦下枠2bはその断面形状が同じ形状にしてある。
一方、天窓体4は横上枠と縦上枠4bとをロ字状にして外
枠Faを枠組みし、この外枠Faに透光性を有するガラス状
体Gの一例としてのガラス11を載設支持する支持枠Fを
取付けてある。固定枠2の横下枠2aには外方に突出する
中空状の突出部2cが形成され、天窓体4の横上枠4aには
略コ字状の係合部4cが形成され、又、突出部2c及び係合
部4cには夫々凹溝12が対向して形成され、これら対向す
る凹溝12,12間に球体13が介装され、しかして固定枠2
に対して天窓体4を軽い操作力でスライド移動自在に取
付けられている。このように天窓体4をスライド移動さ
せるのに、固定枠2側の構成をスライドガイド3と言
い、そして天窓体4側の構成を被ガイド部5と言うが天
窓体4をスライド移動させる構成は種々設計変更可能で
ある。そして天窓体4をスライド移動させるのに、天窓
体4に直接触れて開閉させてもよく、又、ワイヤー等を
使って遠隔操作にて行うようにしてもよい。
第4図及び第5図に示すように、固定枠2の縦横の下枠
2a,2bには全周にわたる凹所14が形成され、上方が開放
された凹所14内には昇降枠15が昇降自在に挿合され、こ
の昇降枠15の上面には弾性シール材6が全周にわたって
取付けてある。縦横の下枠2a,2bの凹所14の内方には略
コ字状の操作具収納部16が形成され、このような四方の
操作具収納部16には板状の操作ロッド17が夫々その長さ
方向に移動自在に挿合され、そして隣接する操作ロッド
17,17はステンレス鋼板製のような可撓性を有する連結
帯18にて連結してある。4本の操作ロッド17…のうち1
本のものには第5図に示すようにラックギヤ体19が取付
けられ、このラックギヤ体19に対向させてピニオンギヤ
20が下横枠2aに回転自在に保持され、ピニオンギヤ20に
は操作レバー21が一体に形成されている。しかして操作
レバー21の回転操作にてピニオンギヤ20を回転させ、ピ
ニオンギヤ20に噛合しているラックギヤ体19を介して操
作ロッド17を第5図イ矢印方向に移動させることができ
るようにしてある。夫々の操作ロッド17にはカム溝22を
形成したカム片23が取付けられ、このカム溝22には昇降
枠15から突出されたピン24が挿合され、しかして、操作
ロッド17のイ矢印方向の移動にて、カム溝22に挿合され
ている昇降枠15側のピン24を介して昇降枠15を昇降さ
せ、昇降枠15を天窓体4の縦横の上枠4a,4bに形成した
周溝25に挿入するとともに昇降枠15に取付けた弾性シー
ル材6を周溝25の溝底に圧接して、閉成状態の天窓体4
と固定枠2間の気密及び水密を図って確実なシールを行
うことができるようにしてある[第6図(b)参照]。
そして、天窓体4の任意の開き状態において、操作レバ
ー21を回転させて、昇降枠15を上昇させ、その弾性シー
ル材6を天窓体4の横上枠4aの周溝25の溝底に圧接する
ことで、天窓体4の任意に開き状態を固定できるように
してある。かかる場合、固定枠2の縦下枠2b側の弾性シ
ール材6は天窓体4の縦上枠4bの周溝25とは位置がずれ
ていて、弾性シール材6によるシールに伴うロックはな
されていないが、天窓体4の任意に開き状態のロックは
横方向の弾性シール材6,6にて充分である。そして、上
述のように弾性シール材6を突出引退操作させる構成を
操作手段7と総称するが、その構成は種々設計変更可能
である。
このように、天窓体4に圧接して天窓体4と固定枠2間
のシールを図る弾性シール材6を固定枠2に出退自在に
設け、弾性シール材6を突出引退させる操作手段7を設
けることで、天窓体4をスライドさせて開閉させながら
その閉成位置において弾性シール材6を天窓体4に圧接
して天窓体4と固定枠2間の確実なシールを図るのであ
り、通風構成になす構成に伴うシール性の問題をなくす
のである。そして弾性シール材6を任意に開き状態の天
窓体4に圧接することで、天窓体4の開き姿勢の固定も
行うことができ、シール構成を利用して、開き量の調整
も行えるものである。
そして、上方から挿脱できる断面略L字型の押さえ枠E
の縦片部eの先端に形成された係止爪Hを、支持枠Fに
形成された係止受爪Jに係合連結させて、押さえ枠Eと
支持枠Fにてガラス状体Gを挟持し、又、押さえ枠Eを
上方に抜き出すことで、ガラス状体Gの取り替えを上方
からの操作にて行うことができるようにしてある。この
場合、押さえ枠Eの縦片部eの上部に形成された凸部h
を、支持枠Fの外周に取付けられた外枠Faの横上枠4aの
内周面jの上部に当接して、押さえ枠Eの縦片部eと外
枠Faの横上枠4aの内周面jとの間に間隙gを形成するこ
とによって、押さえ枠Eの縦片部eの上部に形成された
凸部hが横上枠4aの内周面jの上部に当接する箇所を支
点として、縦片部eが撓むことができ、そのため係止爪
Hと係止受爪Jとの係合連結動作を円滑に行うことがで
きるものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、断面略L字型の押さえ枠の縦片
部の先端に形成された係止爪を、ガラス状体を支持する
支持枠に形成された係止受爪に着脱自在に係合連結する
とともに、前記押さえ枠の横片部の先端に設けられた弾
性体パッキンをガラス状体の上面に当接し、かつ前記押
さえ枠の縦片部の上部に形成された凸部を、前記支持枠
の外周に取付けられた外枠の内周面の上部に接して、前
記押さえ枠の縦片部と前記外枠の内周面との間に間隙を
形成してあるから、押さえ枠の縦片部の上部に形成され
た凸部が横上枠の内周面の上部に当接する箇所を支点と
して、縦片部が撓むことができ、そのため係止爪と係止
受爪との係合連結動作を円滑に行うことができる。しか
も天窓のガラス状体の表面は、弾性体パッキンにより弾
性的に押圧されることになり、そのガラス状体をがたつ
きなく確実に固定できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の開き状態の斜視図、第2図
は同上の固定枠のコーナー部の分解斜視図、第3図は同
上の天窓体のコーナー部の分解斜視図、第4図は同上の
天窓体と固定枠とのスライド方向とは直交する部分断面
図、第5図は同上の弾性シール材の操作手段を示し一部
破断した分解斜視図、第6図(a)(b)(c)は同上
の作用を示す概略断面図、第7図は従来例の断面図であ
り、1は開口、Eは押さえ枠、Fは支持枠、Gはガラス
状体、Hは係止爪、Jは係止受爪、eは押さえ枠の縦片
部、fは押さえ枠の横片部、Pは弾性体パッキン、hは
押さえ枠の縦片部の上部に形成された凸部、4aは支持枠
としての横上枠、jは横上枠の内周面、gは押さえ枠の
縦片部と上枠の内周面との間に形成された間隙である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根面の開口に構成された採光用の天窓部
    のガラス状体を上方から挿脱できる押さえ枠にて保持す
    るようにした天窓において、断面略L字型の押さえ枠の
    縦片部の先端に形成された係止爪を、ガラス状体を支持
    する支持枠に形成された係止受爪に着脱自在に係合連結
    するとともに、前記押さえ枠の横片部の先端に設けられ
    た弾性体パッキンをガラス状体の上面に当接し、かつ前
    記押さえ枠の縦片部の上部に形成された凸部を、前記支
    持枠の外周に取付けられた外枠の内周面の上部に接し
    て、前記押さえ枠の縦片部と前記外枠の内周面との間に
    間隙を形成して成る天窓の構造。
JP1988121041U 1988-09-14 1988-09-14 天窓の構造 Expired - Lifetime JPH0743314Y2 (ja)

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JP1988121041U JPH0743314Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 天窓の構造

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JP1988121041U JPH0743314Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 天窓の構造

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JPH0243329U JPH0243329U (ja) 1990-03-26
JPH0743314Y2 true JPH0743314Y2 (ja) 1995-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044645U (ja) * 1973-08-24 1975-05-06

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JPH0243329U (ja) 1990-03-26

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