JPH0743158B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0743158B2
JPH0743158B2 JP63014923A JP1492388A JPH0743158B2 JP H0743158 B2 JPH0743158 B2 JP H0743158B2 JP 63014923 A JP63014923 A JP 63014923A JP 1492388 A JP1492388 A JP 1492388A JP H0743158 B2 JPH0743158 B2 JP H0743158B2
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育雄 赤嶺
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、就寝時に快適な寝床内温度になるように室温
制御を行なう空気調和機に関するものである。
従来の技術 これまで、就寝時における快適性向上を図るためにさま
ざまな方式が考えられてきた。第5図は従来における暖
房就寝時のいわゆる「おやすみモード」の一例を示す。
第5図において、θなる設定温度で暖房運転が行なわ
れている時、入床(時間T1)とともに「おやすみ」ボタ
ンが押されると自動的に「おやすみモード」に移行す
る。つまり、ある時間(ΔT)経過するまで設定温度θ
のまま暖房運転を行ない、ΔT時間後のT2になるとΔ
θだけ設定温度を下げて温度θで運転し、以降、一定
の時間間隔(ΔT)と一定の温度降下(Δθ)の関係を
保ちつつ、最終的にはθなる設定温度で暖房運転を行
なうというものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来例では、入床後の経過時
間によって設定温度を徐々に下げていくものであり、寝
床内の人体との直接的な関わりあいを持っていない。そ
のため、例えばふとんの量が異なる場合や、睡眠時の代
謝量が異なる場合に、常に快適な寝床内環境を創ること
ができないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、ふとん表面温度を検出する
ことによって寝床内の温度を推測し、その推測値がある
温度の範囲に入るように室温を制御して、常に快適な寝
床内環境を創ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の空気調和装置は、
吸込口、熱交換器、送風機、および吹出口より構成され
る室内ユニットに、室温を検出する第1検出手段とふと
ん表面温度を検出する第2検出手段と、前記第2検出手
段より検出されたふとん表面温度から寝床内部温度を推
測する寝床内部温度推測手段を設け、さらに前記寝床内
部温度推測手段により推測された寝床内部温度に基づき
室内の温度制御を行なう制御手段を設けたものである。
作用 上記構成により本発明の空気調和装置は、就寝時に第2
検出手段によって直接的あるいは間接的にふとん表面温
度を検出して、あらかじめ入力されたふとんの熱抵抗及
び人体の代謝量によって寝床内部温度推測手段により寝
床内部温度を推測し、その推測値がある温度範囲に入る
ように第1検出手段より検出される室温の制御を行なう
ことによって、常に快適な寝床内環境を創ることができ
る。
実施例 以下、本発明の空気調和装置について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す空気調和装置である。
第1図において、1は吸込口、2は熱交換器、3は送風
機、4は吹出口、5はこれらより構成される室内ユニッ
ト、6は室温を検出する第1検出手段、7はふとん表面
温度を検出する第2検出手段である。ここで、第1検出
手段6はサーミスタより構成されるもので、また第2検
出手段7は焦電効果により物体表面温度を検出すること
のできる焦電センサーを応用したものであり、ふとん表
面温度を検出できる位置に設置されている。9は第2検
出手段7の検出温度に基づいて寝床内部の温度を推測す
る寝床内部温度推測手段、8は寝床内部温度推測手段9
によって推測された寝床内部温度に基づき室内の温度制
御を行なう制御手段である。
次に本実施例の動作を第2図、第3図及び第4図を参照
しながら説明する。
第2図は、本実施例を寝室に設置した場合を示すもの
で、就寝時、第1検出手段6によって室温を検出すると
ともに第2検出手段7によってふとん9の表面温度を検
出することができる。
第3図は、暖房運転時におけるふとん9近傍の温度変化
を示すもので、(a)はふとん9が厚い時、(b)は薄
い時の状態を示す。
第4図は、本実施例を暖房就寝時に適用した場合のフロ
ーチャートである。
今、「おやすみモード」が選択されると、ステップ1
(S1)においてふとん9の熱抵抗(R)が設定される。
ここで熱抵抗(R)は、ふとん9の熱伝導に起因すると
ころの熱抵抗(R2)と、ふとん9の内側の熱伝達に起因
するところの熱抵抗(R3)の和である。熱抵抗(R2)は
あらかじめ用意されたふとん、毛皮等の組合せパターン
の中から選択することによって設定されるものとする。
次にステップ2(S2)において、睡眠時の人体の代謝量
(M)が自動的に設定される。そしてステップ3(S3)
において、第2検出手段7によるふとん9表面温度(θ
)の検出が行なわれ、寝床内部温度推測手段9におい
てステップ1およびステップ2で設定された熱抵抗
(R)と代謝量(M)をもとにして、ステップ4(S4)
においてふとん9表面温度(θ)よりふとん9の内側
温度つまり寝床内温度(θ)が計算より推測される。
ここで、快適な寝床内温度(θ)の範囲をθ≦θ
≦θと定めこの範囲内を快適ゾーンと称する。一般的
にはθ=33(℃)、θ=34(℃)位の値である。次
に、寝床内温度(θ)が快適ゾーンにあるかどうかの
判断を行ない設定温度(θ)へフィードバックする。
ステップ5(S5)のように寝床内温度(θ)が快適ゾ
ーン以下の場合は、ステップ6(S6)において設定温度
(θ)を上げる。ステップ5(S5)において、寝床内
温度(θ)が快適ゾーンの下限値(θ)よりも低く
ない(No)と判断されると、ステップ7(S7)に進み、
ここで寝床内温度(θ)が快適ゾーンの上限値よりも
低い(Yes)と判断されるとステップ8(S8)に進み、
設定温度(θ)はそのまま維持される。また、ステッ
プ7(S7)において寝床内温度(θ)が快適ゾーンの
上限値よりも低くない(No)と判断されると、ステップ
9(S9)に進み設定温度(θ)が下げられる。このよ
うに、寝床内温度(θ)と快適ゾーンとの比較を常に
行なうように、設定温度(θ)の変更もしくは維持の
信号が出された後も、ステップ3(S3)の前に戻ってき
て、再び第2検出手段7によるふとん9表面温度
(θ)の検出、および寝床内部温度推測手段9による
寝床内部温度の推測が行なわれ、以下同様のフローを繰
り返す。
ここで、ふとん9の熱抵抗(R)を任意に設定すること
によって、第3図の(a)と(b)のようにふとん9の
厚みが異なる場合にも、それに応じて寝床内温度
(θ)が常に快適ゾーンに入るようにふとん9の表面
温度(θ)を検出して、設定温度(θ)を自動的に
変更することができる。
以上暖房就寝時を例にとって説明してきたが、冷房就寝
時に対しても同様の考え方を適用することができる。
なお本実施例では、ふとん9の表面温度(θ)を検出
する第2検出手段7として、焦電センサを応用したもの
で遠隔的に検出するようにしているが、この方法以外に
ふとん9の表面に温度センサーを設置して直接表面温度
(θ)を検出する方法でもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、吸込口、熱交換器、送風機、お
よび吹出口より構成される室内ユニットに、室温を検出
する第1検出手段とふとん表面温度を検出する第2検出
手段と、前記第2検出手段より検出されたふとん表面温
度から寝床内部温度を推測する寝床内部温度推測手段を
設け、さらに前記寝床内部温度推測手段により推測され
た寝床内部温度に基づき室内の温度制御を行なう制御手
段を設けたもので、就寝時に第2検出手段によってふと
ん表面温度を検出して、あらかじめ設定されていたふと
ん熱抵抗と人体の代謝量とによって寝床内温度を推測
し、この温度がある範囲内に入るように室内の設定温度
の制御を行なうことにより、常に一定の寝床内環境を提
供することができ快適な睡眠を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和装置の構成
図、第2図は上記実施例を寝室に設置した場合の構成
図、第3図は暖房運転時におけるふとん近傍の温度変化
を示す図、第4図は本実施例を暖房就寝時に適用した場
合のフローチャート、第5図は従来例におけるおやすみ
モードを示す図である。 1……吸込口、2……熱交換器、3……送風機、4……
吹出口、5……室内ユニット、6……第1検出手段、7
……第2検出手段、8……制御手段、9……寝床内部温
度推測手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口、熱交換器、送風機、および吹出口
    より構成される室内ユニットに、室温を検出する第1検
    出手段とふとん表面温度を検出する第2検出手段と、前
    記第2検出手段より検出されたふとん表面温度から寝床
    内部温度を推測する寝床内部温度推測手段を設け、さら
    に前記寝床内部温度推測手段により推測された寝床内部
    温度に基づき室内の温度制御を行なう制御手段を設けた
    空気調和装置。
JP63014923A 1988-01-26 1988-01-26 空気調和装置 Expired - Fee Related JPH0743158B2 (ja)

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