JPH0743130A - 段ボールフルートの不良検出方法 - Google Patents
段ボールフルートの不良検出方法Info
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- JPH0743130A JPH0743130A JP20454293A JP20454293A JPH0743130A JP H0743130 A JPH0743130 A JP H0743130A JP 20454293 A JP20454293 A JP 20454293A JP 20454293 A JP20454293 A JP 20454293A JP H0743130 A JPH0743130 A JP H0743130A
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
部、段とび部の異常部を迅速に検出する。 【構成】 赤色発光ダイオードセンサーの限定距離セン
サー1を用い、その有効ライン12を段ボールフルート31
のほぼ一山間隔分の長さとし、フルート31の規格正常な
山310の頂部が有効ライン12の後端側のライン上或いは
その少し下に近接位置すると同時に次の規格正常な山31
0の前側傾斜部が有効ライン12の前端側に位置するよう
わずかに傾斜させた検査ラインとし、走行するフルート
31の規格正常な山310が常に有効ライン12の一部に位置
することで正常を検出し、フルート31の規格外の高い山
311は、それが有効ライン12の後端外のセンサー側検査
ラインを通過することで異常を検出すると共に、フルー
ト31の規格外の低い山312は、前の山が有効ライン12の
後端側に位置し有効ライン12から外れた際に有効ライン
12の先端にその前側傾斜部が届かないことで異常検出す
る。
Description
ルートの不良部の検出方法に関するものである。
ト(以下、単にフルートという)の不揃い、即ち、フル
ートの山のつぶれ(段つぶれ)、或いは山の異常な突出
(段とび)によるものが多く、段差の生じた不良品とな
っていたのである。そして、その不良検査はフルートの
両面にライナーを糊付けした段ボールの最終製品につい
て行い、リミットスイッチによる膨出状態やセンサーに
よる段ボールの厚みを測定する等して検出していたので
ある。しかしながら、この検出では正確な検出ができ
ず、フルートの山に異常があっても良好とされることが
多く、使用の際に肉眼で始めて異常と判断することもあ
った。
ート自体の異常を検出することが最適であると確信し、
フルートの段つぶれ部、段とび部の異常部を検出する手
段を提供して適正な段ボールを得ようとするものであ
る。なお、フルートの一つずつの山の高さを図る方法も
考えられるが、早いスピードでの検出となるため高精度
のセンサーが必要となることから設備費用がかかり採用
できないのである。
物体がセンサーによる検査ラインの有効ラインに位置す
ることを検出する限定距離センサーを用い、その有効ラ
インを段ボールフルートのほぼ一山間隔分の長さとし、
フルートの規格正常な山の頂部が有効ラインの後端側の
ライン上或いはその少し下に近接位置すると同時に次の
規格正常な山の前側傾斜部が有効ラインの前端側に位置
するようわずかに傾斜させた検査ラインとして、走行す
るフルートの規格正常な山が常に有効ラインの一部に位
置することで正常を検出し、フルートの規格外の高い山
は、それが有効ラインの後端外のセンサー側検査ライン
を通過することで異常を検出すると共に、フルートの規
格外の低い山は、前の山が有効ラインの後端側に位置し
有効ラインから外れた際に有効ラインの先端にその傾斜
部が届かないことで異常検出する方法としている。
出したフルートの山を検出するもので、走行するフルー
トの規格正常な山が常に有効ラインの一部に位置するこ
とで正常と検出されるのである。また、フルートの規格
外の高い山は、それが有効ラインを超えてセンサー側の
検査ラインを通過するため異常として検出され、さらに
フルートの規格外の低い山は、前の山が有効ラインの後
端側に位置し有効ラインから外れた際に有効ラインの先
端にその傾斜部が届かないことから有効ラインにフルー
トが存在しない状態となって異常が検出されるのであ
る。なお、異常検出した後は、その部位の段ボールを取
り除けばよい。
る。図1は検出方法の原理図を示すもので、センサー1
は赤色発光ダイオードセンサーを用いた限定距離センサ
ーであり、図2で示すユニット2に組み込み、フルート
31の片面にライナー32を糊付けして成る片段ボール
3の案内ローラー4部において外側に配置したフルート
31にセンサー1の赤外線を照射して検出するものであ
る。なお、片段ボール3の巾方向約10cmに対して一つ
のセンサー1が配置してある。
出状態であり、また図4は、フルート31の山が規格の
許容範囲以下に低い場合の段つぶれ検出状態であり、さ
らに図5は、フルート31の山が規格の許容範囲以上に
高い場合の段とび検出状態である。
すると、まず、センサー1による赤外線11の照射方向
は、片段ボール3の走行方向と逆方向からフルート31
の規格正常な一つの山310の頂部をかすめるよう少し
傾斜させた方向とするもので、赤外線11の有効ライン
12は、片段ボール3のフルート31の規格正常なほぼ
一山間隔分の長さとし、フルート31の規格正常な山3
10の頂部が有効ライン12の後端側のライン上或いは
その少し下に近接位置すると同時に次の規格正常な山3
10の前側傾斜部が有効ライン12の前端側に位置する
間を有効ライン12としている。
31の規格正常な山310が常に有効ライン12の一部
に位置することで正常を検出し、フルート31の規格外
の高い山311は、それが有効ライン12を超えてセン
サー1側の検査ラインを通過するため赤外線の有効ライ
ン外反射で異常として検出されるのである。またフルー
ト31の規格外の低い山312は、有効ライン12の後
端側に位置した前の山が有効ライン12から外れた際に
有効ライン12の先端にその傾斜部が届かないことから
有効ライン12上にフルートの山が存在しない状態とな
って異常が検出されるのである。
山が規格の許容範囲以下に低い場合の段つぶれは有効ラ
イン12の先端にその山の傾斜部が届かないことで異常
検出され、フルート31の山が規格の許容範囲以上に高
い場合の段とびは有効ライン外反射で異常検出されるこ
とになり、一つ一つの山の高さを測定するものではな
く、一定の長さの有効ライン12で山の存在を検知する
ことから、早い走行での検知ができるのである。なお、
片段ボール3はフルートの山に連続的にライナーを糊付
けして段ボールとするものであり、異常検出信号により
流長測定用メジャーリングロール5を介してその不良部
位の段ボールが切断時に取り除かれるのである。
いてはそれに限定されない。例えば、規格正常の山でも
ある程度の許容範囲があるため、その正常の山が有効ラ
インの後端部に存置しなくても近接していればよい。ま
た有効ラインの長さを変化させることで許容範囲を調整
できるものである。即ち、有効ラインを長くすることで
山の少し高い山と少し低い山を正常に検出できることに
なる。さらに、有効ラインの傾斜角度を変えることでも
その調整ができるのである。
宜であり、半導体レーザーセンサー等でもよい。また、
センサーによる検査ラインの方向は図6のように、段ボ
ールの走行方向と同じ方向でもよく、平面走行する状態
での不良検出でもよい。さらに段ボールフルートは複段
ボールのフルートの検出でもよい。
許容範囲以下に低い場合の段つぶれを有効ラインの先端
にその山の傾斜部が届かないことで異常検出し、フルー
トの山が規格の許容範囲以上に高い場合の段とびを有効
ライン外で異常検出できて不良部位の段ボールを切断時
に排除できる効果が大きく、限定距離センサーの使用に
より安価に設備できるのである。
Claims (1)
- 【請求項1】 検出物体がセンサーによる検査ラインの
有効ラインに位置することを検出する限定距離センサー
を用い、その有効ラインを段ボールフルートのほぼ一山
間隔分の長さとし、フルートの規格正常な山の頂部が有
効ラインの後端側のライン上或いはその少し下に近接位
置すると同時に次の規格正常な山の前側傾斜部が有効ラ
インの前端側に位置するようわずかに傾斜させた検査ラ
インとして、走行するフルートの規格正常な山が常に有
効ラインの一部に位置することで正常を検出し、フルー
トの規格外の高い山は、それが有効ラインの後端外のセ
ンサー側検査ラインを通過することで異常を検出すると
共に、フルートの規格外の低い山は、前の山が有効ライ
ンの後端側に位置し有効ラインから外れた際に有効ライ
ンの先端にその傾斜部が届かないことで有効ラインにフ
ルートが存しないことで異常を検出することを特徴とす
る段ボールフルートの不良検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5204542A JP2571520B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 段ボールフルートの不良検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5204542A JP2571520B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 段ボールフルートの不良検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743130A true JPH0743130A (ja) | 1995-02-10 |
JP2571520B2 JP2571520B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16492248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5204542A Expired - Lifetime JP2571520B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 段ボールフルートの不良検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571520B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000280379A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Oji Paper Co Ltd | 段ボールシートの製造方法およびコルゲータ |
US7765888B2 (en) | 2004-11-15 | 2010-08-03 | Jtekt Corporation | Steering apparatus |
GB2540772A (en) * | 2015-07-27 | 2017-02-01 | Ds Smith Packaging Ltd | Flute inspection apparatus and method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2101142B1 (en) * | 2007-12-11 | 2013-07-03 | Phonic Co., Ltd. | Defect detection method of corrugated fiberboard flutes |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP5204542A patent/JP2571520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000280379A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Oji Paper Co Ltd | 段ボールシートの製造方法およびコルゲータ |
US7765888B2 (en) | 2004-11-15 | 2010-08-03 | Jtekt Corporation | Steering apparatus |
GB2540772A (en) * | 2015-07-27 | 2017-02-01 | Ds Smith Packaging Ltd | Flute inspection apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2571520B2 (ja) | 1997-01-16 |
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