JPH0743020A - ボイラー - Google Patents
ボイラーInfo
- Publication number
- JPH0743020A JPH0743020A JP5190539A JP19053993A JPH0743020A JP H0743020 A JPH0743020 A JP H0743020A JP 5190539 A JP5190539 A JP 5190539A JP 19053993 A JP19053993 A JP 19053993A JP H0743020 A JPH0743020 A JP H0743020A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- gas
- heat medium
- liquid separation
- air
- Prior art date
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- Granted
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力調節弁の開放時に、高圧な空気、及び熱
媒体の噴出のないボイラーを提供する。 【構成】 内、外胴14,16間に熱媒体を貯溜する液
室18が形成され、この液室18の内側に燃焼室17が
形成された缶体6と、燃焼室17に臨ませたバーナ9
と、液室18の熱媒体を放熱器39に循環させる循環ポ
ンプ8と、熱媒体を補給するためのリザーブタンク12
とを外装ケース1内に収容したものにおいて、液室18
の出口部22と循環ポンプ8の入口側とを連絡する循環
パイプ20の中間部を缶体6の湯戻り口34よりも上方
に延設した気液分離部24と、この気液分離部24の上
に配管接続された圧力調節弁26と、気液分離部24と
圧力調節弁26との間の管路に設けられた空気抜き弁3
8とを備え、かつ、圧力調節弁及び空気抜き弁がそれぞ
れリザーブタンクに配管接続されている構成である。
媒体の噴出のないボイラーを提供する。 【構成】 内、外胴14,16間に熱媒体を貯溜する液
室18が形成され、この液室18の内側に燃焼室17が
形成された缶体6と、燃焼室17に臨ませたバーナ9
と、液室18の熱媒体を放熱器39に循環させる循環ポ
ンプ8と、熱媒体を補給するためのリザーブタンク12
とを外装ケース1内に収容したものにおいて、液室18
の出口部22と循環ポンプ8の入口側とを連絡する循環
パイプ20の中間部を缶体6の湯戻り口34よりも上方
に延設した気液分離部24と、この気液分離部24の上
に配管接続された圧力調節弁26と、気液分離部24と
圧力調節弁26との間の管路に設けられた空気抜き弁3
8とを備え、かつ、圧力調節弁及び空気抜き弁がそれぞ
れリザーブタンクに配管接続されている構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床暖房パネルやファン
コンベクター等の放熱器に加熱した熱媒体を循環供給す
るボイラーに関する。
コンベクター等の放熱器に加熱した熱媒体を循環供給す
るボイラーに関する。
【0002】
【従来の技術】特許出願人は、内、外胴間に熱媒液を貯
溜する液室が形成され、この液室の内側に燃焼室が形成
された缶体と、この缶体の燃焼室に臨ませたバーナと、
液室の熱媒液を放熱器に循環させる循環ポンプと、熱媒
液を補給するためのリザーブタンクとを外装体内に収容
したものにおいて、外装体内に缶体を立てて設け、液室
の出口部と循環ポンプの入口側とを連絡する循環パイプ
の中間部を液室よりも上方に延設して気液分離部とな
し、この気液分離部にはリザーブタンクに接続された圧
力調節弁が設けられていることを特徴とするボイラーを
提示している(特願平5−26724号)。
溜する液室が形成され、この液室の内側に燃焼室が形成
された缶体と、この缶体の燃焼室に臨ませたバーナと、
液室の熱媒液を放熱器に循環させる循環ポンプと、熱媒
液を補給するためのリザーブタンクとを外装体内に収容
したものにおいて、外装体内に缶体を立てて設け、液室
の出口部と循環ポンプの入口側とを連絡する循環パイプ
の中間部を液室よりも上方に延設して気液分離部とな
し、この気液分離部にはリザーブタンクに接続された圧
力調節弁が設けられていることを特徴とするボイラーを
提示している(特願平5−26724号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したボイラーは、
缶体が外装ケースの上部に横置きに設置する場合(例え
ば、最大熱出力が7000kcal/h以上の大熱出力
のもの)において、筒状の缶体を外装体内に立てて設け
たことにより、大きな液室を持つ缶体であっても、縦長
状の外装体に収容することができ、設置スペースを小さ
くできる。また、缶体の運転によって膨張する熱媒液の
膨張分は、循環パイプ上部の気液分離部及び圧力調節弁
を介してリザーブタンクに流れるので、循環パイプに流
れ出した熱媒液中に含まれる空気は、気液分離部で分離
され、圧力調節弁からリザーブタンクに排出される。こ
のため、熱媒液中の空気を確実に大気に放出できる利点
がある。
缶体が外装ケースの上部に横置きに設置する場合(例え
ば、最大熱出力が7000kcal/h以上の大熱出力
のもの)において、筒状の缶体を外装体内に立てて設け
たことにより、大きな液室を持つ缶体であっても、縦長
状の外装体に収容することができ、設置スペースを小さ
くできる。また、缶体の運転によって膨張する熱媒液の
膨張分は、循環パイプ上部の気液分離部及び圧力調節弁
を介してリザーブタンクに流れるので、循環パイプに流
れ出した熱媒液中に含まれる空気は、気液分離部で分離
され、圧力調節弁からリザーブタンクに排出される。こ
のため、熱媒液中の空気を確実に大気に放出できる利点
がある。
【0004】ところで、この種のボイラーは長年の使用
において、熱媒体が減少することがあり、この場合、熱
媒体を補充する必要がある。
において、熱媒体が減少することがあり、この場合、熱
媒体を補充する必要がある。
【0005】しかしながら、圧力調節弁より熱媒体を補
充すると圧力調節弁を開放する時に、高圧な空気、及び
熱媒体が噴出することがあり、大変危険であった。
充すると圧力調節弁を開放する時に、高圧な空気、及び
熱媒体が噴出することがあり、大変危険であった。
【0006】本発明は、上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、圧力調節弁を利用して安全に熱媒体が補充
できるようにしたボイラーを提供することを目的として
いる。
ものであり、圧力調節弁を利用して安全に熱媒体が補充
できるようにしたボイラーを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、内、外胴間
に熱媒体を貯溜する液室が形成され、この液室の内側に
燃焼室が形成された缶体と、この缶体の燃焼室に臨ませ
たバーナと、液室の熱媒体を放熱器に循環させる循環ポ
ンプと、熱媒体を補給するためのリザーブタンクとを外
装ケース内に収容したものにおいて、液室の出口部と循
環ポンプの入口側とを連絡する循環パイプの中間部を缶
体の湯戻り口よりも上方に延設した気液分離部と、この
気液分離部の上に配管接続された圧力調節弁と、気液分
離部と圧力調節弁との間の管路に設けられた空気抜き弁
とを備え、かつ、圧力調節弁及び空気抜き弁がそれぞれ
リザーブタンクに配管接続された構成である。
に熱媒体を貯溜する液室が形成され、この液室の内側に
燃焼室が形成された缶体と、この缶体の燃焼室に臨ませ
たバーナと、液室の熱媒体を放熱器に循環させる循環ポ
ンプと、熱媒体を補給するためのリザーブタンクとを外
装ケース内に収容したものにおいて、液室の出口部と循
環ポンプの入口側とを連絡する循環パイプの中間部を缶
体の湯戻り口よりも上方に延設した気液分離部と、この
気液分離部の上に配管接続された圧力調節弁と、気液分
離部と圧力調節弁との間の管路に設けられた空気抜き弁
とを備え、かつ、圧力調節弁及び空気抜き弁がそれぞれ
リザーブタンクに配管接続された構成である。
【0008】
【作用】本発明は、気液分離部の上に配管接続された圧
力調節弁と、気液分離部と圧力調節弁との間の管路に空
気抜き弁を設けたため、熱媒体の補充する場合、圧力調
節弁を解放する前に、空気抜き弁の弁体を手動により開
放し、予め、内部の高圧の空気を外部に排出しておくこ
とができるため、圧力調整弁の開放時に高圧の空気及び
熱媒体が噴出することがない。
力調節弁と、気液分離部と圧力調節弁との間の管路に空
気抜き弁を設けたため、熱媒体の補充する場合、圧力調
節弁を解放する前に、空気抜き弁の弁体を手動により開
放し、予め、内部の高圧の空気を外部に排出しておくこ
とができるため、圧力調整弁の開放時に高圧の空気及び
熱媒体が噴出することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2の図
面に基づいて説明する。即ち、図1において、1は架台
2、周側板3、天板4及び着脱可能な前パネル5からな
る縦長箱体状の外装ケースであり、この外装ケース1内
の一側部には、ステンレス鋼製の缶体6、この缶体6の
上部に連結された消音器7、及び循環ポンプ8が収容さ
れるとともに、外装ケース1内の他側部には、前記缶体
6を加熱するガンタイプバーナ9、このバーナ9に燃焼
空気を供給する送風機10、この送風機10の吸い込み
口に下部を連結した合成樹脂製の給気管11及び大気開
放のリザーブタンク12が収容され、このリザーブタン
ク12は外装ケース1内の下部の架台2上に設置されて
いる。
面に基づいて説明する。即ち、図1において、1は架台
2、周側板3、天板4及び着脱可能な前パネル5からな
る縦長箱体状の外装ケースであり、この外装ケース1内
の一側部には、ステンレス鋼製の缶体6、この缶体6の
上部に連結された消音器7、及び循環ポンプ8が収容さ
れるとともに、外装ケース1内の他側部には、前記缶体
6を加熱するガンタイプバーナ9、このバーナ9に燃焼
空気を供給する送風機10、この送風機10の吸い込み
口に下部を連結した合成樹脂製の給気管11及び大気開
放のリザーブタンク12が収容され、このリザーブタン
ク12は外装ケース1内の下部の架台2上に設置されて
いる。
【0010】13は前記架台2上に取り付けた支持台で
あり、この支持台13の上には前記缶体6を立てて載置
固定するとともに、支持台13の内部空間には前記循環
ポンプ8が収容されている。前記缶体6は内胴14、外
胴15及び複数の煙管16,16等から構成され、前記
内胴14の内側にはバーナ9の先端部を臨ませた燃焼室
17が形成されるとともに、内胴14と外胴15との間
には熱媒体としての水とエチレングリコール等の循環水
(不凍液)を貯溜する液室18が形成されており、ま
た、前記複数の煙管16,16は、内胴14の頂部より
も上方の液室18を貫通している。
あり、この支持台13の上には前記缶体6を立てて載置
固定するとともに、支持台13の内部空間には前記循環
ポンプ8が収容されている。前記缶体6は内胴14、外
胴15及び複数の煙管16,16等から構成され、前記
内胴14の内側にはバーナ9の先端部を臨ませた燃焼室
17が形成されるとともに、内胴14と外胴15との間
には熱媒体としての水とエチレングリコール等の循環水
(不凍液)を貯溜する液室18が形成されており、ま
た、前記複数の煙管16,16は、内胴14の頂部より
も上方の液室18を貫通している。
【0011】前記燃焼室17で燃焼された高温の排気ガ
スは、図1に示すように、複数の煙管16,16を通
り、液室18の循環水と熱交換され、その後、消音器7
内を通って排気管19から外装ケース1の外部に排出さ
れる。
スは、図1に示すように、複数の煙管16,16を通
り、液室18の循環水と熱交換され、その後、消音器7
内を通って排気管19から外装ケース1の外部に排出さ
れる。
【0012】20は中間部に設けた接続口部21を前記
液室18の頂部の出口部22に接続した中空円筒状の金
属製循環パイプであり、この循環パイプ20は中間部及
び上部が下部よりも大径となされ、この循環パイプ20
の縮径された下部は循環ポンプ8の入口側に可撓性ホー
ス23を介して連絡されるとともに、上部は液室18よ
りも上方に延設して気液分離部24となし、この気液分
離部24の頂部、即ち、循環パイプ20の上端には、可
撓性の細パイプ25を介して前記リザーブタンク12に
配管接続された2方向性の圧力調節弁26を装着してい
る。
液室18の頂部の出口部22に接続した中空円筒状の金
属製循環パイプであり、この循環パイプ20は中間部及
び上部が下部よりも大径となされ、この循環パイプ20
の縮径された下部は循環ポンプ8の入口側に可撓性ホー
ス23を介して連絡されるとともに、上部は液室18よ
りも上方に延設して気液分離部24となし、この気液分
離部24の頂部、即ち、循環パイプ20の上端には、可
撓性の細パイプ25を介して前記リザーブタンク12に
配管接続された2方向性の圧力調節弁26を装着してい
る。
【0013】前記2方向性の圧力調節弁26は、缶体6
の運転によって循環水が膨張し、液室18や循環パイプ
20内の圧力が所定値を越えると、熱媒体流出口(図示
せず)が開放され、循環パイプ20内の循環水を細パイ
プ25を通してリザーブタンク12に排出する。一方、
液室18や循環パイプ20内の圧力が所定値以下になる
と、熱媒体流入口(図示せず)が開放され、リザーブタ
ンク12内の補給水を細パイプ25を通して循環パイプ
20内に補給できるようにしている。
の運転によって循環水が膨張し、液室18や循環パイプ
20内の圧力が所定値を越えると、熱媒体流出口(図示
せず)が開放され、循環パイプ20内の循環水を細パイ
プ25を通してリザーブタンク12に排出する。一方、
液室18や循環パイプ20内の圧力が所定値以下になる
と、熱媒体流入口(図示せず)が開放され、リザーブタ
ンク12内の補給水を細パイプ25を通して循環パイプ
20内に補給できるようにしている。
【0014】27は循環ポンプ8の出口側に接続された
往き管であり、この往き管27は途中で2方向に分岐さ
れ、この分岐された複数の往き口28、29は、図2に
示すように、外装ケース1の対向する2面を貫通して2
方向の外部に臨ませてあり、それら行き口28、29の
うち、利用しない一方は止め栓30をしておく。
往き管であり、この往き管27は途中で2方向に分岐さ
れ、この分岐された複数の往き口28、29は、図2に
示すように、外装ケース1の対向する2面を貫通して2
方向の外部に臨ませてあり、それら行き口28、29の
うち、利用しない一方は止め栓30をしておく。
【0015】31は往き接続管、32は床暖房パネルや
ファンコンベクター等の外部放熱器、33は戻り接続
管、34,35は前記缶体6の液室18下部に対向して
設けられた排水口兼用の複数の戻り口であり、これら戻
り口34、35は、前記往き口28、29と同じ面の外
装ケース1の対向する2面を貫通して、2方向の外部に
臨ませてあり、これら戻り口部34、35のうち、利用
しない一方は通常、止め栓36をしておき、循環水の排
水、エチレングリコール等の不凍液の加圧注入に利用す
る。37は前記圧力調節弁26の外回りを覆うカバーで
ある。
ファンコンベクター等の外部放熱器、33は戻り接続
管、34,35は前記缶体6の液室18下部に対向して
設けられた排水口兼用の複数の戻り口であり、これら戻
り口34、35は、前記往き口28、29と同じ面の外
装ケース1の対向する2面を貫通して、2方向の外部に
臨ませてあり、これら戻り口部34、35のうち、利用
しない一方は通常、止め栓36をしておき、循環水の排
水、エチレングリコール等の不凍液の加圧注入に利用す
る。37は前記圧力調節弁26の外回りを覆うカバーで
ある。
【0016】また、38は気液分離部24と圧力調節弁
26との間に設けられた空気抜き弁であり、この空気抜
き弁38には、図3に示すように、手動により開度が調
整できる弁体39が設けられ、可撓性の細パイプ40を
介して前記リザーブタンク12に配管接続されている。
空気抜きバルブ38は、缶体6の運転によって気液分離
部24に溜った高圧の空気を外部に排出するものであ
り、細パイプ40は空気の放出と同時に排出された循環
水をリザーブタンク内に排出するためのものである。
26との間に設けられた空気抜き弁であり、この空気抜
き弁38には、図3に示すように、手動により開度が調
整できる弁体39が設けられ、可撓性の細パイプ40を
介して前記リザーブタンク12に配管接続されている。
空気抜きバルブ38は、缶体6の運転によって気液分離
部24に溜った高圧の空気を外部に排出するものであ
り、細パイプ40は空気の放出と同時に排出された循環
水をリザーブタンク内に排出するためのものである。
【0017】上述の構成において、運転が開始される
と、バーナ9が燃焼して缶体6が加熱され、循環ポンプ
8の駆動によって、約50〜70℃に温められた液室1
8の循環水が、循環パイプ20、可撓性ホース23を介
して循環ポンプ8に吸引され、この循環ポンプ8から往
き管27、往き接続管31を通って外部放熱器32に流
れ、この外部放熱器32で放熱した後、戻り接続管33
を通って戻り口34から液室18の下部に戻され、暖房
運転が行われる。
と、バーナ9が燃焼して缶体6が加熱され、循環ポンプ
8の駆動によって、約50〜70℃に温められた液室1
8の循環水が、循環パイプ20、可撓性ホース23を介
して循環ポンプ8に吸引され、この循環ポンプ8から往
き管27、往き接続管31を通って外部放熱器32に流
れ、この外部放熱器32で放熱した後、戻り接続管33
を通って戻り口34から液室18の下部に戻され、暖房
運転が行われる。
【0018】図4は圧力調節弁部分の断面図を示す説明
図である。即ち、図4において、圧力調節弁26は外装
ケース1の上部に設けられた天板4を突出している。3
7はこの圧力調整弁26の外回りを覆うカバー、41は
このカバー37の下部に設けられたフランジ、42は天
板4及びカバー37の間に設けられ、これらと気密に接
してなるパッキンであり、圧力調整弁26に取付れられ
ている。
図である。即ち、図4において、圧力調節弁26は外装
ケース1の上部に設けられた天板4を突出している。3
7はこの圧力調整弁26の外回りを覆うカバー、41は
このカバー37の下部に設けられたフランジ、42は天
板4及びカバー37の間に設けられ、これらと気密に接
してなるパッキンであり、圧力調整弁26に取付れられ
ている。
【0019】このパッキン42は、ゴム等の気密性の高
い材質で作られており、上部から下部に向かって漏斗状
に拡大するように、上部開口端の口径を約34mm、下
部開口端の口径を約104mmとしている。また、パッ
キン43の下部にはフランジ42が設けられており、こ
のフランジ43は外径が約148mmの環状である。こ
の上部開口端は、前記圧力調整弁26の最大口径より小
さく、また、フランジ43の外径は、前記カバー37の
フランジ41と略同径であり、天板4に設けられた立ち
上げ縁44付きの突出口45より大きい。パッキン42
は、上部開口端と略同径である前記圧力調整弁26の円
筒部に挿入し、フランジ43を、前記天板4に設けられ
た突出口45の周縁に設置し、前記カバー37のフラン
ジ41をフランジ43上に重ね、ビス等にて固定するも
のである。
い材質で作られており、上部から下部に向かって漏斗状
に拡大するように、上部開口端の口径を約34mm、下
部開口端の口径を約104mmとしている。また、パッ
キン43の下部にはフランジ42が設けられており、こ
のフランジ43は外径が約148mmの環状である。こ
の上部開口端は、前記圧力調整弁26の最大口径より小
さく、また、フランジ43の外径は、前記カバー37の
フランジ41と略同径であり、天板4に設けられた立ち
上げ縁44付きの突出口45より大きい。パッキン42
は、上部開口端と略同径である前記圧力調整弁26の円
筒部に挿入し、フランジ43を、前記天板4に設けられ
た突出口45の周縁に設置し、前記カバー37のフラン
ジ41をフランジ43上に重ね、ビス等にて固定するも
のである。
【0020】本実施例によれば、不凍液の補充する場
合、圧力調節弁26を開放する前に、空気抜き弁38の
弁体39を手動により開放し、予め、内部の高圧の空気
を外部に排出しておくことができる。これにより、圧力
調整弁26の開放時に高圧の空気及び熱媒体が噴出する
ことがない。
合、圧力調節弁26を開放する前に、空気抜き弁38の
弁体39を手動により開放し、予め、内部の高圧の空気
を外部に排出しておくことができる。これにより、圧力
調整弁26の開放時に高圧の空気及び熱媒体が噴出する
ことがない。
【0021】また、圧力調節弁26の外回りを覆うカバ
ー37と外装ケース1上部の天板4との間にパッキン4
2を挿入し固定したため、外装ケース1内への雨等の進
入が防止できるとともに、パッキン42を下部に向かっ
て漏斗状に拡大するようにしたため、圧力調整弁26か
ら不凍液の補充する場合、圧力調整弁26よりあふれた
不凍液がパッキン42の斜面を伝って流れるため、外装
ケース1内への不凍液の侵入が防止できる。
ー37と外装ケース1上部の天板4との間にパッキン4
2を挿入し固定したため、外装ケース1内への雨等の進
入が防止できるとともに、パッキン42を下部に向かっ
て漏斗状に拡大するようにしたため、圧力調整弁26か
ら不凍液の補充する場合、圧力調整弁26よりあふれた
不凍液がパッキン42の斜面を伝って流れるため、外装
ケース1内への不凍液の侵入が防止できる。
【0022】なお、外装ケース1上部の天板4の突出口
45には立ち上げ縁44が設けられているため、カバー
37と外装ケース1との間野シール性が一層良好となっ
ている。
45には立ち上げ縁44が設けられているため、カバー
37と外装ケース1との間野シール性が一層良好となっ
ている。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、不凍液の
補充する場合、圧力調節弁を開放する前に、空気抜き弁
の弁体を手動により開放し、予め、内部の高圧の空気を
外部に排出しておくことができるため、圧力調整弁の開
放時に高圧の空気及び熱媒体が噴出することがない。
補充する場合、圧力調節弁を開放する前に、空気抜き弁
の弁体を手動により開放し、予め、内部の高圧の空気を
外部に排出しておくことができるため、圧力調整弁の開
放時に高圧の空気及び熱媒体が噴出することがない。
【図1】本発明の一実施例を示すボイラーの断面図であ
る。
る。
【図2】同じくボイラーの正面図である。
【図3】同じく気液分離部周辺の拡大説明図である。
【図4】同じく圧力調節弁部分の断面図である。
1 外装ケース 6 缶体 8 循環ポンプ 9 バーナ 12 リザーブタンク 14 内胴 15 外胴 17 燃焼室 18 液室 20 循環パイプ 22 出口部 24 気液分離部 26 圧力調節弁 34 戻り口部(湯戻り口) 38 空気抜き弁
Claims (1)
- 【請求項1】 内、外胴間に熱媒体を貯溜する液室が形
成され、この液室の内側に燃焼室が形成された缶体と、
この缶体の燃焼室に臨ませたバーナと、液室の熱媒体を
放熱器に循環させる循環ポンプと、熱媒体を補給するた
めのリザーブタンクとを外装ケース内に収容したものに
おいて、液室の出口部と循環ポンプの入口側とを連絡す
る循環パイプの中間部を缶体の湯戻り口よりも上方に延
設した気液分離部と、この気液分離部の上に配管接続さ
れた圧力調節弁と、気液分離部と圧力調節弁との間の管
路に設けられた空気抜き弁とを備え、かつ、圧力調節弁
及び空気抜き弁がそれぞれリザーブタンクに配管接続さ
れていることを特徴とするボイラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190539A JP2940765B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ボイラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190539A JP2940765B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ボイラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743020A true JPH0743020A (ja) | 1995-02-10 |
JP2940765B2 JP2940765B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16259773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5190539A Expired - Fee Related JP2940765B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ボイラー |
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JP (1) | JP2940765B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441937B1 (ko) * | 2001-03-05 | 2004-07-27 | 최진민 | 보일러의 에어배출구조 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP5190539A patent/JP2940765B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100441937B1 (ko) * | 2001-03-05 | 2004-07-27 | 최진민 | 보일러의 에어배출구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2940765B2 (ja) | 1999-08-25 |
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