JPH0742433Y2 - 筋力測定装置用椅子 - Google Patents
筋力測定装置用椅子Info
- Publication number
- JPH0742433Y2 JPH0742433Y2 JP1992036378U JP3637892U JPH0742433Y2 JP H0742433 Y2 JPH0742433 Y2 JP H0742433Y2 JP 1992036378 U JP1992036378 U JP 1992036378U JP 3637892 U JP3637892 U JP 3637892U JP H0742433 Y2 JPH0742433 Y2 JP H0742433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- measuring device
- rod
- fixed
- lock pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Special Chairs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は筋力測定装置用椅子に
関し、特に、筋力測定装置本体の入力軸に合わせて被測
定部位の関節を安定固定するための着座装置である。
関し、特に、筋力測定装置本体の入力軸に合わせて被測
定部位の関節を安定固定するための着座装置である。
【0002】
【従来の技術】身体各部の筋力を測定するための装置が
提供されているが、この装置は機械的部分と電子的部分
で構成された測定装置と、被測定者の身体を安定固定す
る着座装置とからなる。着座装置は、測定装置の入力軸
部に被測定部位の関節を適正に合わせて被測定者の身体
を安定固定するためものである。
提供されているが、この装置は機械的部分と電子的部分
で構成された測定装置と、被測定者の身体を安定固定す
る着座装置とからなる。着座装置は、測定装置の入力軸
部に被測定部位の関節を適正に合わせて被測定者の身体
を安定固定するためものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、着座装
置は被測定者が着座して実際に測定する部位の筋肉を動
かせるものであるから、強度を必要とするとともに、各
部が調節可能なものでなければならないために、既存通
常の椅子で間に合わせることはできず、特殊の構成を必
要とする。
置は被測定者が着座して実際に測定する部位の筋肉を動
かせるものであるから、強度を必要とするとともに、各
部が調節可能なものでなければならないために、既存通
常の椅子で間に合わせることはできず、特殊の構成を必
要とする。
【0004】そこで、この考案は上記事情に鑑みて、筋
力測定装置の着座装置として利用できる椅子を提供する
ことを目的とする。
力測定装置の着座装置として利用できる椅子を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる筋力測
定装置用椅子は、床上等に載置固定できる基台上に架台
を前後方向へ移動可能に載置するとともに、該架台の前
端部に杆座を回動可能に軸支し、該杆座に伸縮調節可能
な着座部を載置するとともに、背凭部座骨を連結し、該
背凭部座骨に一端が回動可能に連結されて伸縮自在なス
テイの他端を前記架台の後部に回動可能に軸支し、か
つ、前記杆座に座席拘束具の端部を固定してなることを
特徴とする。
定装置用椅子は、床上等に載置固定できる基台上に架台
を前後方向へ移動可能に載置するとともに、該架台の前
端部に杆座を回動可能に軸支し、該杆座に伸縮調節可能
な着座部を載置するとともに、背凭部座骨を連結し、該
背凭部座骨に一端が回動可能に連結されて伸縮自在なス
テイの他端を前記架台の後部に回動可能に軸支し、か
つ、前記杆座に座席拘束具の端部を固定してなることを
特徴とする。
【0006】
【作用】座席装置を前後方向へ移動させて所望の位置を
決め、支持体を伸縮して着座部を所望の高さに設定し、
ステイを伸縮して背凭部を自己に最適の着座姿勢が取れ
るように傾斜角度を決め、着座部に着座し座席拘束具を
装着して身体を安定固定し、適正な筋力測定ができる。
決め、支持体を伸縮して着座部を所望の高さに設定し、
ステイを伸縮して背凭部を自己に最適の着座姿勢が取れ
るように傾斜角度を決め、着座部に着座し座席拘束具を
装着して身体を安定固定し、適正な筋力測定ができる。
【0007】
【実施例】以下にこの考案の実施例を説明する。図1か
ら図4に示したように、基台1の上面に架台2が前後方
向へ移動可能に載置され、その架台2には座席装置3が
形成され、座席装置3は着座部4と、シートベルト等の
座席拘束具5を装着した背凭部6とからなり、背凭部6
は前後方向へ所望の角度で固定できるように傾動自在に
なっている。
ら図4に示したように、基台1の上面に架台2が前後方
向へ移動可能に載置され、その架台2には座席装置3が
形成され、座席装置3は着座部4と、シートベルト等の
座席拘束具5を装着した背凭部6とからなり、背凭部6
は前後方向へ所望の角度で固定できるように傾動自在に
なっている。
【0008】基台1は所定面積の四辺形の枠体を堅固に
形成し、その前部底面に固定用具1a,1aを、後部に
キャスター1b,1bをそれぞれ設けてなり、かつ、両
側部間に中枠1c,1cが連結されている。中枠1c,
1c間には適宜の支持材7aを懸架し、その支持材7a
の上にレール7が前後方向へ固定されている。
形成し、その前部底面に固定用具1a,1aを、後部に
キャスター1b,1bをそれぞれ設けてなり、かつ、両
側部間に中枠1c,1cが連結されている。中枠1c,
1c間には適宜の支持材7aを懸架し、その支持材7a
の上にレール7が前後方向へ固定されている。
【0009】レール7にはスライドブロック8,8を跨
座させ、そのスライドブロック8,8に架台本体2aを
固定してある。したがって、架台2は基台1の前後方向
へ移動可能である。そしてレール7の支持材の側面に所
定間隔で複数の透孔7bが穿設され、その透孔7bに係
脱可能なロックピン9が架台本体2aに固定したブラケ
ット2bに取り付けられている。
座させ、そのスライドブロック8,8に架台本体2aを
固定してある。したがって、架台2は基台1の前後方向
へ移動可能である。そしてレール7の支持材の側面に所
定間隔で複数の透孔7bが穿設され、その透孔7bに係
脱可能なロックピン9が架台本体2aに固定したブラケ
ット2bに取り付けられている。
【0010】レール7とスライドブロック8は図5
(a),(b)に示したように、両側面に凹部7c,7
cを形成し、その左右両側の上下角部に弧状溝7d,7
dを形成した一本のレール本体に、逆凹字型をしたスラ
イドブロック8が跨座し、スライドブロック8と弧状溝
7d,7dとの間に、スライドブロック8内のエンドレ
ス孔8aを循環移動するボールベアリング8bが介在し
てなる。
(a),(b)に示したように、両側面に凹部7c,7
cを形成し、その左右両側の上下角部に弧状溝7d,7
dを形成した一本のレール本体に、逆凹字型をしたスラ
イドブロック8が跨座し、スライドブロック8と弧状溝
7d,7dとの間に、スライドブロック8内のエンドレ
ス孔8aを循環移動するボールベアリング8bが介在し
てなる。
【0011】背凭部6は架台2の長手方向に沿って略中
央部に載置される杆座10の後部にステイ11を斜め前
方へ所定の角度で突設し、しかもそのステイ11と杆座
10を結んで上方へ所定の長さで延伸する背凭部座骨1
2を連結し、その背凭部座骨12にクッション13を固
定してなる。そして杆座10の前部は架台2の前部に枢
軸14で回動可能に連結され、その杆座10の先端部に
着座部4が連結されている。また、ステイ11にはベル
トからなる座席拘束具5が連結されている。
央部に載置される杆座10の後部にステイ11を斜め前
方へ所定の角度で突設し、しかもそのステイ11と杆座
10を結んで上方へ所定の長さで延伸する背凭部座骨1
2を連結し、その背凭部座骨12にクッション13を固
定してなる。そして杆座10の前部は架台2の前部に枢
軸14で回動可能に連結され、その杆座10の先端部に
着座部4が連結されている。また、ステイ11にはベル
トからなる座席拘束具5が連結されている。
【0012】さらに、背凭部座骨12の長手方向の略中
央部にブラケット15と枢軸16を介して内管17が連
結され、その内管17を同軸で伸縮可能に嵌合する外管
18が架台2に枢軸19を介して回動可能に連結されて
いる。外管18の上端部には内管17に長手方向へ所定
間隔で穿設された透孔20(図6参照)に係脱するロッ
クピン21が取り付けられている。
央部にブラケット15と枢軸16を介して内管17が連
結され、その内管17を同軸で伸縮可能に嵌合する外管
18が架台2に枢軸19を介して回動可能に連結されて
いる。外管18の上端部には内管17に長手方向へ所定
間隔で穿設された透孔20(図6参照)に係脱するロッ
クピン21が取り付けられている。
【0013】そして、着座部4は、前記杆座10の端部
に外管22を連結し、その外管22に同軸で嵌合する内
管23からなる支持体の上端部にシートクッション24
を取付固定してなり、外管22にはロックピン25が固
定され、そのロックピン25は内管23の長手方向に所
定の間隔で穿設された透孔に係脱できる。
に外管22を連結し、その外管22に同軸で嵌合する内
管23からなる支持体の上端部にシートクッション24
を取付固定してなり、外管22にはロックピン25が固
定され、そのロックピン25は内管23の長手方向に所
定の間隔で穿設された透孔に係脱できる。
【0014】ロックピン21は、図6に示したように、
外管18等に筒体30を直交して固定し、その筒体30
の内周にねじ部31を設けてそれに螺合する内筒32を
挿入し、その内筒32とロックピン本体33間にばね3
4を弾装してロックピン本体33を杆体に圧接するワッ
シャー35を貫通させて付勢するとともに、そのロック
ピン本体33の外端部に取り付けたグリップ36を引い
てロックピン本体33の内端部が内管17等に高さ方向
へ一定間隔で穿設された透孔20に係合することにより
なされる。ロックピン9,25は上記構成と実質的に同
じである。
外管18等に筒体30を直交して固定し、その筒体30
の内周にねじ部31を設けてそれに螺合する内筒32を
挿入し、その内筒32とロックピン本体33間にばね3
4を弾装してロックピン本体33を杆体に圧接するワッ
シャー35を貫通させて付勢するとともに、そのロック
ピン本体33の外端部に取り付けたグリップ36を引い
てロックピン本体33の内端部が内管17等に高さ方向
へ一定間隔で穿設された透孔20に係合することにより
なされる。ロックピン9,25は上記構成と実質的に同
じである。
【0015】そこで、上記実施例の作用を説明すると、
ロックピン9を抜いて基台1と架台2との係合を解き、
架台2を前後方向へ移動させると、座席装置3はレール
7に沿って基台1の前後方向へ移動できるから、適宜の
位置でロックピン9を透孔7bに係合させれば、架台2
とそれに可動的に固定されている座席装置3は基台1に
固定され、動けなくなる。
ロックピン9を抜いて基台1と架台2との係合を解き、
架台2を前後方向へ移動させると、座席装置3はレール
7に沿って基台1の前後方向へ移動できるから、適宜の
位置でロックピン9を透孔7bに係合させれば、架台2
とそれに可動的に固定されている座席装置3は基台1に
固定され、動けなくなる。
【0016】ついで、ロックピン25を抜いて着座部4
を昇降させ、適宜の位置でロックピン25を離すと、着
座部4の高さの調節ができる。さらに、ロックピン21
を抜いて内管17を外管18から伸縮させ、適宜の位置
でロックピン21を離すと、背凭部6の傾斜角度を自己
に最適の角度に設定できる。なお、背凭部6の傾斜角度
を前倒し傾向にしたときは、図4に示したように、杆座
10は枢軸を中心として反時計方向方向へ回動し、した
がって座席装置3が全体として傾斜するので着座部4も
それに連動して、シートクッション24の傾斜角度が変
化する。
を昇降させ、適宜の位置でロックピン25を離すと、着
座部4の高さの調節ができる。さらに、ロックピン21
を抜いて内管17を外管18から伸縮させ、適宜の位置
でロックピン21を離すと、背凭部6の傾斜角度を自己
に最適の角度に設定できる。なお、背凭部6の傾斜角度
を前倒し傾向にしたときは、図4に示したように、杆座
10は枢軸を中心として反時計方向方向へ回動し、した
がって座席装置3が全体として傾斜するので着座部4も
それに連動して、シートクッション24の傾斜角度が変
化する。
【0017】かくして、座席装置3の前後位置、着座部
4の高さ及び背凭部6の傾斜角度がそれぞれ決定される
と、図3に示したように、鍛練者26は着座部4に着座
して座席拘束具5を装着し、その状態で、例えばアーム
27を回転させながら筋肉鍛練を行うのである。
4の高さ及び背凭部6の傾斜角度がそれぞれ決定される
と、図3に示したように、鍛練者26は着座部4に着座
して座席拘束具5を装着し、その状態で、例えばアーム
27を回転させながら筋肉鍛練を行うのである。
【0018】
【考案の効果】以上に説明したこの考案によれば、座席
拘束具を装着し、背凭部を所望の角度で固定できるよう
に傾動自在とし、しかも、着座部と背凭部を基台上で前
後方向へ移動可能、かつ、上下方向へ回動可能に構成し
たから、、筋力測定装置に最適の着座装置として利用で
きるほか、各種筋力トレーニング装置で適正かつ効果的
な筋力鍛練をするための体勢を固めるための着座装置と
して利用することができ、汎用性がある。また、架台に
支持した杆座に着座部と背凭部を設けると共に、背凭部
座骨に架台との間でステイを介在させたから、運動をす
るための座席装置としての剛性が向上する。
拘束具を装着し、背凭部を所望の角度で固定できるよう
に傾動自在とし、しかも、着座部と背凭部を基台上で前
後方向へ移動可能、かつ、上下方向へ回動可能に構成し
たから、、筋力測定装置に最適の着座装置として利用で
きるほか、各種筋力トレーニング装置で適正かつ効果的
な筋力鍛練をするための体勢を固めるための着座装置と
して利用することができ、汎用性がある。また、架台に
支持した杆座に着座部と背凭部を設けると共に、背凭部
座骨に架台との間でステイを介在させたから、運動をす
るための座席装置としての剛性が向上する。
【図1】この考案の実施例を示す斜視図。
【図2】この考案の実施例を示す背面図。
【図3】使用状態の側面図。
【図4】この考案の作用を示す側面図。
【図5】部分断面図(a)及びその平面図(b)。
【図6】部分断面側面図。
1…基台 2…架台 3…座席装置 4…着座部 5…座席拘束具 6…背凭部
Claims (1)
- 【請求項1】 床上等に載置固定できる基台上に架台を
前後方向へ移動可能に載置するとともに、該架台の前端
部に杆座を回動可能に軸支し、該杆座に伸縮調節可能な
着座部を載置するとともに、背凭部座骨を連結し、該背
凭部座骨に一端が回動可能に連結されて伸縮自在なステ
イの他端を前記架台の後部に回動可能に軸支し、かつ、
前記杆座に座席拘束具の端部を固定してなることを特徴
とする筋力測定装置用椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992036378U JPH0742433Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 筋力測定装置用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992036378U JPH0742433Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 筋力測定装置用椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593461U JPH0593461U (ja) | 1993-12-21 |
JPH0742433Y2 true JPH0742433Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12468190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992036378U Expired - Lifetime JPH0742433Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 筋力測定装置用椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742433Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525055Y2 (ja) * | 1990-08-24 | 1997-02-05 | 酒井医療株式会社 | 筋力測定および訓練装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP1992036378U patent/JPH0742433Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593461U (ja) | 1993-12-21 |
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