JPH0150424B2 - - Google Patents

Description

請求の範囲 １ 自立式の折りたたみ運動用装置であつて、床
上に置かれる直立フレーム装置に取り付けられた
オーバヘツドバーと、細長い椅子フレームと該椅
子フレームに支持された座とよりなる運動用長椅
子とを有し、前記椅子フレームは前記座上の使用
者を支持する横方向に延びた使用位置と、前記直
立フレーム装置に沿つたコンパクトな格納位置と
の間で枢動可能なように、その一端近くで前記直
立フレーム装置に枢着されており、さらに、前記
直立フレーム装置は、床に係合して前記運動用装
置を、その上部を付加的に支持する必要なく、安
定的に支持するようになつている底部と、前記椅
子フレームの枢着端近くで前記長椅子の側に立つ
た２個の直立バーベル支持ポストとを有し、該支
持ポストの上端にバーベル置きクレードルが設け
られている折りたたみ運動用装置。

２ 請求の範囲第１項に記載の装置において、前
記長椅子の座は、該長椅子の非枢着端に隣接した
固定部分と、該固定部分に隣接して前記長椅子フ
レームにヒンジ接続された調整可能の傾斜部分と
よりなる分割された座であつて、前記傾斜部分を
希望する角度位置で調整可能に支持するために前
記傾斜座部分の下方で、前記バーベル支持ポスト
の高さに沿つて調整可能に取り付けられた支持棒
をさらに含むことを特徴とする折りたたみ運動用
装置。

３ 請求の範囲第１項に記載の装置において、前
記長椅子がその使用位置、あるいは格納位置にあ
るとき前記フレーム装置に対する前記長椅子の枢
動を阻止する長椅子ロツク装置をさらに含むこと
を特徴とする折りたたみ運動用装置。

４ 請求の範囲第３項に記載の装置において、前
記ロツク装置が前記長椅子フレームと前記フレー
ム装置との整合孔に係合可能なロツク用ピンを含
むことを特徴とする折りたたみ運動用装置。

５ 請求の範囲第１項に記載の装置において、前
記長椅子フレームがその非枢着端において、概ね
水平状に前記長椅子を支持する第１の延びた位置
と、その非枢着端を枢着端より低くさせて長椅子
を傾斜して支持する第２の折りたたみ位置との間
で折りたたみ可能な脚を含むことを特徴とする折
りたたみ運動用装置。

６ 請求の範囲第５項に記載の装置において、前
記脚をその延びた位置でロツクする脚ロツク装置
をさらに含むことを特徴とする折りたたみ運動用
装置。

７ 請求の範囲第５項に記載の装置において、前
記長椅子で起上り運動する間使用者のくるぶしを
保持するために、前記長椅子フレームに固定さ
れ、かつその枢着端の近くで前記長椅子の座に重
なつているくるぶし用ストラツプをさらに含むこ
とを特徴とする折りたたみ運動装置。

８ ウエイト引張り運動するための請求の範囲第
１項に記載の装置において、前記フレーム装置に
沿つて垂直方向に案内されるウエイト組立体と、
前記オーバヘツドバーから懸吊された上部プーリ
と、前記ウエイト組立体に接続され、かつ前記上
部プーリ上を通されたテンシヨン要素とを含むこ
とを特徴とする折りたたみ運動用装置。

９ 請求の範囲第８項に記載の装置において、前
記フレーム装置が２個の隔置された平行の直立案
内ポストを含み、該案内ポストはその上端で前記
オーバヘツドバーにより相互に接続され、かつそ
れぞれ相互に面した面で長手方向に延びた案内レ
ールを有し、前記ウエイト組立体は前記案内レー
ルと合う対応した側面を有するウエイト支持クレ
ードルを含み、前記テンシヨン要素が前記上部プ
ーリ上を通り前記長椅子、あるいは前記フレーム
装置の反対側の端部へ向つて導かれていることを
特徴とする折りたたみ運動用装置。

１０ 請求の範囲第９項に記載の装置において、
前記案内ポストの中の１本の下部に装着された下
部プーリをさらに含み、該プーリを通して前記テ
ンシヨン要素が前記上部プーリから引張られ前記
フレーム装置に隣接した下方位置でウエイト引張
り運動ができることを特徴とする折りたたみ運動
用装置。

１１ 請求の範囲第９項に記載の装置において、
前記ウエイト支持クレードルの前記側面はばねで
外方に押圧され前記案内ポストのレールと確実に
摺動接触させていることを特徴とする折りたたみ
運動用装置。

１２ 請求の範囲第１１項に記載の装置におい
て、前記クレードルの前記側面は低摩擦性の材料
から形成されていることを特徴とする折りたたみ
運動用装置。

１３ 請求の範囲第１２項に記載の装置におい
て、前記レールの各々は高くなつたリブを含み、
前記クレードルの前記側面は各々各案内ポストの
リブと係合する、対応した形状の溝を含むことを
特徴とする折りたたみ運動用装置。

１４ 請求の範囲第９項に記載の装置において、
前記フレーム装置が、さらに基盤と、前記長椅子
の枢着端近くの横に位置し、かつ前記基盤に固定
された２本の直立のバーベル支持ポストと、前記
バーベル支持ポストの上部と各案内ポストの中間
部とを相互に接続した、前記フレーム装置の各側
に設けられた上部側方部材と、前記バーベル支持
ポストの中間部と前記基盤とを相互に接続した、
前記フレーム装置の各側に設けられた下部側方部
材とを含み、前記長椅子が前記下部側方部材に枢
着されていることを特徴とする折りたたみ運動用
装置。

１５ 請求の範囲第１４項に記載の装置におい
て、前記長椅子がその使用位置、あるいは格納位
置にあるとき該長椅子が前記フレーム装置に対し
て枢動しないようにする長椅子ロツク装置をさら
に含み、該ロツク装置はロツクピンと、前記長椅
子フレーム、前記バーベル支持ポスト、および前
記上部側方部材における整合孔とを含み、前記長
椅子がその使用位置にあるとき前記長椅子フレー
ムと前記バーベル支持ポストとにおける整合孔は
前記ロツクピンと係合可能であり、前記長椅子が
その格納位置にあるとき前記長椅子フレームと前
記上部側方部材とにおける整合孔は前記ロツクピ
ンと係合可能であることを特徴とする折りたたみ
運動用装置。

１６ 請求の範囲第１項に記載の装置において、
前記長椅子と共に使用するために、該長椅子上で
補助運動用装置を支持するよう該長椅子に設けら
れたソケツト装置をさらに含むことを特徴とする
折りたたみ運動用装置。

１７ 請求の範囲第１６項に記載の装置におい
て、格納するために前記補助運動用装置を支持す
るように前記フレーム装置に設けられたストラツ
プ装置をさらに含むことを特徴とする折りたたみ
運動用装置。

１８ 請求の範囲第１項に記載の装置において、
前記フレーム装置に一対の付加的なバーベル置き
クレードルが設けられ、その付加的なバーベル置
きクレードルが、前記フレーム装置の上方部分に
近接し且つ前記オーバヘツドバーの下方に位置し
ていて、しやがみ運動をするのに便宜を与えるよ
うになつていることを特徴とする折りたたみ運動
用装置。

１９ 一対の直立で隔置した案内ポストと、該案
内ポストに沿つて摺動可能に案内されるウエイト
組立体と、該ウエイト組立体に接続されたテンシ
ヨン要素と、該テンシヨン要素を案内するために
前記ウエイト組立体の上方で支持されたプーリ装
置とを含むウエイト引張り運動用装置において、 前記案内ポストの各々の相互に面した面におけ
る長手方向に延びる案内レールと、 前記案内レールに合う、前記ウエイト組立体に
設けられた対応する側面と、 前記ウエイト組立体の前記側面を弾力的に外方
へ押圧して前記案内トラツクと確実に摺動係合す
るようにさせる、前記ウエイト組立体に設けられ
たばね装置とを含むことを特徴とする折りたたみ
運動用装置。

２０ 請求の範囲第１９項に記載の装置におい
て、前記ウエイト組立体の前記側面は低摩擦性材
料から形成されていることを特徴とする折りたた
み運動用装置。

２１ 請求の範囲第２０項に記載の装置におい
て、前記ウエイト組立体は、横方向の管製部材
と、該管製部材の各端で受入れられた低摩擦性材
料のピストンとを含み、前記ばね装置は前記ピス
トンの間で前記横方向管製部材中の圧縮ばねを含
み前記ピストンを外方に押圧して前記案内レール
と係合するようにさせることを特徴とする折りた
たみ運動用装置。

２２ 請求の範囲第２１項に記載の装置におい
て、前記案内レールの各々は、高くなつたリブを
含み、前記ピストンの各々の露出した端部は各案
内ポストのリブと係合する対応した形状の溝を有
することを特徴とする折りたたみ運動用装置。

関連出願 本発明に関連する発明は米国特許第4316609号
明細書に開示されている。

本発明の背景 １ 本発明の分野 本発明は身体の種々の部分を鍛練し、かつ調整
するための運動用装置、さらに詳細には格納しや
すいようコンパクトなユニツトに折りたたみ可能
な運動用装置に関する。

２ 先行技術の説明 身体の力と持久力とをつくり、かつ維持するた
めに規則的に運動することの重要性は強調しすぎ
ることはない。我々が享受している近代的な便利
さ、および我我が益々行うことの多い座り作業は
健康を代償として安楽な生活様式を提供してきた
のである。例えば、ランニングのような極めて活
動的な運動は心臓血管系統の持久力を向上させ
る。筋力と持久力とはウエイトトレーニングを通
して最もよく向上する。

ウエイトトレーニングの最も簡単で、かつ最も
安価につく装置はウエイトの取り外し可能なバー
ベルである。しかしながら、バーベルのみを使用
しても身体の全ゆる部分を鍛練させる訳ではな
い。従つて、包括的な調整プログラムに対して
は、付加的な装置を採用せねばならない。この目
的に対して開発された装置は一般に、それに対し
て筋力を使わねばならない抵抗体を使用者に提供
するものである。この抵抗体は典型的にはウエイ
トとプーリ装置、あるいは弾性要素によつて提供
される。これらの装置では、身体の概ね全ゆる部
分を鍛練させるためにその装置の使用者の身体に
対し、色々な方向から力が加えられるようにす
る。

しかしながら、これらのウエイトトレーニング
装置のほとんどは身体全体を鍛練するに要する運
動の要素の概ね全てを提供することはできない。
これを満足させる装置となれば一般に大きく、複
雑で、かつ高価な機械であつて、大量の空間を占
拠するために普通のバーベルとは比較にならず、
それゆえ家庭での使用に適していない。これらは
通常、健康クラブとか、その他のスポーツ機関で
のみ見出される。身体の限定された部分を鍛える
さらに専門的な装置はあるが、全範囲の運動を提
供するためにはこの形式の種々多数の装置を使用
せねばならない。

本発明の要約 したがつて、本発明の目的はウエイトトレーニ
ング運動の全範囲を網羅する簡単で、コンパクト
で、かつ廉価な装置を提供することにより先行技
術についての前述の欠点を排除することである。

本発明の別の目的は、自立形であるが、強靭
で、安定性があり、かつ比較的コンパクトな装置
を提供することである。

本発明の別の目的は、格納しやすいようコンパ
クトなユニツトに折りたたみ可能な装置を提供す
ることである。

本発明の別の目的は、ある構成要素が他の要素
と独立して、あるいは互換可能に使用できる装置
を提供することである。

本発明の別の目的は希望する運動を提供するた
めに、簡単で、かつ安価なバーベルセツトと関連
して使用される装置を提供することである。

本発明の別の目的は取り扱いうる寸法の別個の
カートンで搬送し、購買者が組立てるように設計
された装置を提供することである。

本発明の別の目的は色々な使用者の要求に沿う
ように調整可能な調整可能部材を有する装置を提
供することである。

前述した米国特許第4316609号明細書おいて、
全ゆる範囲の運動を行うために、バーベル支持棒
を備えた椅子と、該椅子の頭の端の取り付けられ
たウエイト引張り、およびラツトバー装置とを組
合せて含む運動装置が示されている。本発明は前
記米国特許明細書に開示されている運動装置の修
正である。

本発明の前述、およびその他の目的は、オーバ
ヘツドバーを含む直立のフレーム装置を有する床
支持の懸垂棒と、長椅子フレームと該フレームに
支持された座とを有する運動用長椅子とを含み、
該椅子フレームがその端部の１つ近くで前記フレ
ーム装置に枢着され座上で使用者を支持する横方
向に延びた使用位置と、前記フレーム装置と並置
される、直立のコンパクトな格納位置との間で枢
動するような運動装置を提供することにより達成
される。

長椅子がその使用位置か、あるいは格納位置の
いづれかにあるとき、前記椅子が前記フレーム装
置に対して枢動しないようにする椅子ロツク装置
を設けることができる。該椅子にはその非枢着
端、即ち自由端で脚を設けており、該脚は概ね水
平状に椅子を支持する第１の延びた位置と、非枢
動端を枢動端より低くして傾斜して長椅子を支持
する第２の折りたたみ位置との間で折りたたみ可
能である。脚をその延びた位置で固定するための
脚ロツク装置を設けることができる。

また、本発明は、一対の直立し、隔置した案内
ポストと、該案内ポストに沿つて摺動案内される
ウエイト引張り組立体と、テンシヨン要素を案内
するためにウエイト組立体と該ウエイト組立体の
上方で支持されたプーリ装置との間で接続された
テンシヨン要素とを含み、前記案内ポストの各々
の相互に対面する面に長手方向に延びる案内軌道
が設けられ、前記ウエイト組立体が前記案内軌道
と合う側面を有し、かつ該側面を案内軌道と確実
に摺動係合するよう外方に弾性押圧するばね装置
を含んでいるウエイト引張り運動装置を含む。前
記ウエイト組立体の側面は低摩擦性材料から形成
することが好ましい。ウエイト組立体は、その端
部の各各に受入れられた低摩擦性のピストンを有
し、該ピストンの間に圧縮ばねを備え、ピストン
を案内軌道と係合するよう外方に押圧させるよう
な横方向の管状部材を含んでもよい。

【図面の簡単な説明】

本発明の新規な特徴は特に付属の請求の範囲に
記載されているが、本発明は添付図面に説明され
ているように、以下の詳細説明からさらによく、
かつ明瞭に理解される。

第１図は本発明による運動用装置の斜視図であ
るが、判りやすくするためにウエイト組立体、プ
ーリおよびテンシヨン要素は除去してあり、 第２図は本装置のバーベル支持ポストと、長椅
子の傾斜座部分を支持する機構との部分的に断面
の詳細； 第３図は椅子の折りたたみ可能な脚の１個と椅
子フレームとの接続部と、協働するロツク装置と
の詳細図： 第４図は本装置をスクワツトラツクとして作用
できるようにする一対のバーベルクレードルの中
の１個を示す直立フレーム装置の一部の詳細図； 第５図は傾斜板着座装置として使用するため長
椅子全体が傾斜状態にある本装置の部分斜視図； 第６図は一形式の補助運動用装置と関連して使
用する状態を示す長椅子の部分斜視図； 第７図は第６図に示す運動用装置の側面図； 第８図は別の形式の補助運動装置と関連して使
用する状態を示す椅子の部分斜視図； 第９図は第８図に示す運動用装置の側面図； 第１０図はウエイト組立体およびテンシヨン要
素とを示し、かつ種々の運動が行える融通性を示
す本装置の部分斜視図； 第１１図はラツト懸垂を行うためにラツトバー
に取り付けられたテンシヨン要素を示す本装置の
部分斜視図； 第１２図は第１０図の線１２―１２に沿つてみ
たウエイト組立体の断面図； 第１３図は折りたたまれ、格納位置にある運動
用装置全体の斜視図； 第１４図は格納位置で補助運動用装置の１個を
保持する格納ブラケツトの詳細斜視図である。

発明の説明 図面に示す好適実施例において、本発明の構造
要素のほとんどは、ボルト締め接続により相互に
固定された管状、あるいはチヤンネル状鋼部材で
ある。勿論、その他の形式の種々の横部材も使用
でき、例えば溶接のようなその他の手段により相
互に固定してもよい。第１図を参照すれば、本発
明による装置は直立の懸垂棒、スクワツトラツク
（squat rack）、およびウエイト引張りフレーム
１００を含み、該フレームは上端部で逆Ｕ字形管
状のオーバヘツドバー１０４により相互に固定さ
れ、下端で管状の突出基盤部材１０６により相互
に固定され、横方向の斜めの安定支柱１０８によ
つて安定にされた、２個の隔置し、平行の直立案
内ポスト１０２を含む。前記の突出基盤部材１０
６の平行の脚１１０は前部管状支柱１１２と後部
管状支柱１１４とにより間隔があけられている。
バーベル支持ポスト１１６は前記支柱１１２にボ
ルト締めされ、かつその上端部で案内ポスト１０
２に固定された、上部の側方部材１１８により安
定にされている。下部の側方部材１２０はバーベ
ル支持ポスト１１６を支柱１１４に接続してい
る。バーベル支持ポスト１１６はその上端におい
てバーベル置きクレードル１２２で終つている。
一対のバーベル置きクレードル１２４が案内ポス
ト１０２に調整可能にボルト止めされている（第
４図参照）。クレードル１２２と１２４とは、
種々の運動を行う間ウエイトＷを有するバーベル
Ｂの支持を行う。ウエイト引張りフレーム１００
の構成要素の配置は該該フレームを極めて強力
で、堅牢で、かつ安定した構造にしている。

運動用長椅子２００がバーベル支持ポスト１１
６の間でフレーム１００に支持されている。長椅
子２００は一対のＬ字形側部レール２０２を含
み、該レールは下部側方部材１２０と接続するロ
ツド２０４に枢着されている。前記長椅子の非枢
着端、即ち自由端は折りたたみ脚２０６で支持さ
れており、該脚２０６は側部レールのＵ字形部分
２１０を通して側部レール２０２にボルト２０８
で枢着されている。前記脚２０６は第１図と第３
図とに示すように、その延びた位置で固定棒２１
２により固定することができる。該固定棒２１２
は側部レール２０２の整合孔２１４と脚２０６の
孔２１６（第５図参照）とに受入れられている。
脚２０６はその先端近くで支柱２１８により相互
に接続されている。固定棒２１２が孔２１４と２
１６とから取り外されると、脚２０６はボルト接
続部２０８の周りで同時に折りたたみ位置へ枢動
し（第５図参照）、この位置でその曲形部分２２
０が床上で長椅子の自由端を傾斜して支持する。
この状態において、長椅子は使用者のくるぶしを
ロツド２０４に枢着したくるぶしストラツプ２２
２で保持させ傾斜着座させる装置として使用でき
る。

側部レール２０２が前記長椅子の自由端で固定
座部分２２４を、枢着端で傾斜座部分２２６を支
持する。これらの座部分の各々は、合板の基板に
固着されたビニル被覆のフオームを含む。また、
その他の材料も使用可能である。固定座部分２２
４の合板の基板には予め穿設した孔に固定された
フランジ付きの管状ナツト（図示せず）が設けら
れている。固定の座部分２２４はこれらのナツト
に受入れられたボルトによつて側部レール２０２
に固定されている。固定座部分２２４はそれぞれ
の位置で側部レール２０２をしつかりと固定する
作用を行う。傾斜座部分２２６は一対のＬ字形部
材２２８で支持され（第１３図）、該Ｌ字形部材
は側部レール２０２の間を延びる枢動棒２３０上
で固定座部分２２４に隣接して枢着されている。
傾斜座部分２２６は支持棒２３２（第２図参照）
によつて希望するどの角度位置においても調整可
能に支持され、該支持棒２３２はバーベル支持ポ
ストのチヤンネルにおいて垂直方向に隔置した対
のノツチ２３４の間を延びる。

長椅子２００は補助運動装置用のサポートとし
て作用する。この目的に対して、脚２０６には一
対のソケツト２３６が設けられ、該ソケツトは脚
２０６に対して溶接されるか、あるいはその他の
方法により固定される。ソケツト２３６には孔２
３８が設けられ、該孔は前記ソケツト２３６に挿
入され、かつリングの付いたシヤピン２４０によ
り該ソケツトに固定されたその他の運動装置のフ
レームにある垂直方向に隔置された孔と整合する
ようにされている。このように長椅子２００に取
り付け可能な補助運動装置の１つに第１図に示す
上腕を支持し、身体を曲げてバーベルを挙げる装
置２４２があり、該装置２４２は、従属した開口
付きの脚２４６を有する、曲げられＵ字形の管製
のフレーム２４４に固定されたクツシヨン盤２４
２を含む。

長椅子２００に関連して使用可能な別の形式の
補助運動装置は第６図と第７図とに示す首鍛練装
置２５０である。この装置はソケツト２３６で支
持される一対の逆Ｊ字形部材２５２を含む。管製
の横部材２５４が逆Ｊ字形部材の曲形上部の直下
で該逆Ｊ字形部材を横切つてボルト止めされてい
る。管製支柱２５６が前記曲形部分の先端を横切
つてボルト止めされている。枢着ウエイトサポー
トが２個の隔置され、平行のアーム２５８を含
み、該アームはその端部に溶接された円筒状カラ
ー２６０によつて前記横部材２５４に枢着されて
いる。前記アーム２５８の自由端はねじ２６４に
よりパツド盤２６２に固定されている。前記パツ
ド盤２６２はビニール被覆のポリウレタンフオー
ム製の下部パツド面を有する合板の基板を含む。
通常のフランジ付管製ナツト（図示せず）が前記
合板の基板に予め穿設した孔に固定され、ねじ２
６４と係合して前記パツド盤２６２をアーム２５
８に固定する。前記パツド盤２６２の上側に固定
された直立ポスト２６６によつて選定したウエイ
トＷがウエイトサポートに保持されている。支柱
２５６がウエイトサポートの下方への枢動を制限
する停止装置として作用する。頭でウエイトサポ
ートを繰返し持上げることにより運動を行う。

長椅子２００と関連して使用可能な別の形式の
補助運動装置は、第８図と第９図とに示す脚持上
げ装置２７０である。この装置は調整可能にソケ
ツト２３６に受入れられる一対の開口付き管製取
り付け部材２７２を含む。前記部材２７２の先端
を横切つてパツド付き横部材２７４がボルト止め
されている。パツドは例えばビニル被覆のポリウ
レタンフオームのような、いづれの適当なパツド
を使用してよい。パツド付きのウエイトバー２７
６が、上端で管状カラーを有する２個の支柱２７
８により前記横部材２７４から枢動可能に懸吊さ
れている。前記ウエイトバー２７６には希望する
数のウエイトＷを取り付けてよい。くるぶしでウ
エイトバー２７６を繰返し持上げることにより運
動を行う。

第１０図と第１２図とを参照すれば、ウエイト
組立体クレードル２８０は横方向のチユーブ２８
２を含み、該チユーブには低いチユーブ２８４と
直立のウエイトロツド２８６とが溶接されてい
る。前記チユーブ２８２の端部はナイロンピスト
ン２８８により閉鎖されており、該ピストンは圧
縮ばね２９０により外方へ押圧されている。ピス
トン２８８はその他の適当な低摩擦性材料から形
成してもよく、該ピストンの各々には溝２９２が
形成されており、案内ポスト１０２の相互に対面
する面に形成された長手方向レール２９４と摺動
し、かつ案内されて係合する。チユーブ２８２と
２８４とは選定された数のウエイトＷを支持する
が、該ウエイトはウエイトロツド２８６に取り付
けられ、かつオーバヘツドバー１０４から懸吊さ
れたプーリ２９８上を導かれたロープ２９６を介
して運動装置の使用者によつて持上げられる。ロ
ープ２９６は２本の別々のロープ３００に分かれ
ており、該ロープ３００の各々には使用者が掴む
ハンドル３０２を備えている。第１０図に示すよ
うに、ウエイト引張り装置は長椅子２００に着座
した使用者、あるいは下部プーリ３０４を介して
ロープ２９６により直立フレーム１００の近くに
立つている使用者によつて使用される。代替的
に、第１１図に示すように、ハンドル３０８を有
するラツトバー３０６をロープ２９６に取り付け
て、ラツト引張り運動を行うことができる。プー
リ２９８を取り外すことによりオーバヘツドバー
１０４は懸垂棒として使用可能である。

長椅子２００は通常その水平位置で脚２０６を
延し、バーベル支持ポスト１１６の孔３２２と、
長椅子の側部レール２０２の整合孔３２４とに挿
入されたロツク用ロツド３２０によりロツクされ
る。第１３図は運動装置の種々の部材の格納位置
を示す。ロツク用ロツド３２０が孔３２２と３２
４とから引張り出されると、長椅子２００は直立
の格納位置へ枢動させて、上部側部材１１８の孔
３１０と長椅子側部レール２０２の整合孔３２６
とを通してロツク用ロツド３２０を挿入すること
によりその位置で保持できる。第１３図におい
て、脚２０６は折りたたまれ、脚持上げ装置２７
０を格納位置で支持した状態で示されている。首
鍛練装置２５０は一方の案内ポスト１０２にボル
ト止めされたストラツプ３１２で格納状態で支持
されている。バーベルのカーリング（curling）
装置２４１は他方の案内ポスト１０２にボルト止
めされたストラツプ３１４（第１４図参照）で格
納状態で支持されている。ラツトバー３０６はク
レードル１２４で格納されている。

本発明による運動装置は、その簡便性、堅牢
性、融通性、および格納するため折り曲げられた
際のコンパクト性によつてその目的を成功裡に達
成することが認められる。また、身体の概ね全ゆ
る部分の運動を行うための色々多くの使用方法が
可能である。この運動装置を使用すれば少なくと
も150種の運動が可能と思われる。

本発明の真の精神と、付属請求の範囲のみによ
つて限定される本発明の範囲とから逸脱すること
なく数多くの修正が可能なることは当該分野の当
業者には明らかである。