JP3234794U - トレーニングベンチ装置 - Google Patents

トレーニングベンチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3234794U
JP3234794U JP2021003298U JP2021003298U JP3234794U JP 3234794 U JP3234794 U JP 3234794U JP 2021003298 U JP2021003298 U JP 2021003298U JP 2021003298 U JP2021003298 U JP 2021003298U JP 3234794 U JP3234794 U JP 3234794U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
bench
rear support
training
backrest portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021003298U
Other languages
English (en)
Inventor
喜由 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alinco Inc filed Critical Alinco Inc
Priority to JP2021003298U priority Critical patent/JP3234794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3234794U publication Critical patent/JP3234794U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが多種類の運動を行うことにより身体を鍛錬することができるトレーニングベンチ装置を提供する。【解決手段】トレーニングベンチ装置は、ベンチ装置3を搭載した前側支持体1と上肢鍛錬装置を設けた後側支持体2を前後方向に離間して配置しており、ベンチ装置3は、固定されたシート部3aの後端部にバックレスト部3bを起伏方向に回動自在に枢結して成り、前側支持体1と後側支持体2の一方を床上で前後方向に移動することにより両支持体1、2の離間距離を変更可能かつ固定可能とした伸縮連結装置24を設けており、バックレスト部3bと後側支持体2をリンク手段30で連結することにより、前記離間距離が短くされたときはバックレスト部3bを起立させ、離間距離が長くされたときはバックレスト部3bを伏臥させる連動機構29が設けられている。【選択図】図6

Description

本考案は、ユーザが多種類の運動を行うことにより身体を鍛錬することができるトレーニングベンチ装置に関する。
従来、ベンチを備えたトレーニングベンチ装置が提案されている。床上に設置される台座に搭載されたベンチ装置は、シート部の後端部に傾斜角度を選択可能とされたバックレスト部を連結している。これにより、ユーザは、シート部に着座した状態で、上半身を前後及び上下に移動、つまり、背部がバックレスト部に支持された位置と、バックレスト部から離反して起立する位置との間で、往復動を行うことにより、主として腹筋を鍛錬することができる。
その他、身体鍛錬装置として種々のものが提案されており、例えば、レッグカール運動装置や、バタフライ運動装置や、ベンチプレス運動装置等が提供されている。
特許第6150160号公報 実用新案登録第3191279号公報 実用新案登録第3220804号公報
例えば、一般家庭においてユーザが身体の鍛錬を必要とする場合、設置スペース等の関係上、1台の装置に上述のようなトレーニングベンチ装置に加えて種々の身体鍛錬装置が組み合わされていることが望ましい。
しかしながら、その組み合わせ形態や配置形態について、どのように構成するのが望ましいか等に関して解決すべき課題がある。
そして、トレーニングベンチ装置は、上述のようにシート部に対してバックレスト部が傾斜角度を選択できるように構成されている。このため、組み合わせたバタフライ運動装置やベンチプレス運動装置等の身体鍛錬装置をベンチ装置の上方に配置した場合、バックレスト部の傾斜角度に応じて、ユーザの上半身の姿勢が変わる。このため、ユーザの上半身と身体鍛錬装置の間の距離が適切でなくなり、そのような姿勢で運動することは好ましくないという問題がある。
更に、トレーニングベンチ装置は、腹筋運動等が行われる際、バックレスト部に衝撃が与えられるので、この点を考慮した上で、傾斜角度を変更して選択するための手段や、バックレスト部を所定角度に保持するための手段等について、どのように構成すべきであるかに関して解決すべき課題がある。
本考案は、上記課題を解決したトレーニングベンチ装置を提供することを課題としている。
そこで、本考案が手段として構成したところは、床上で前後方向に配置された前側支持体と後側支持体を備え、前側支持体の上にベンチ装置を搭載し、後側支持体の上に上肢鍛錬装置を設けており、前記ベンチ装置は、前側支持体に固定されたシート部の後端部にバックレスト部を起伏方向に回動自在に枢結し、バックレスト部を後側支持体に臨ませて配置しており、前側支持体と後側支持体のうち少なくとも一方は床上で前後方向に移動し、該移動により両支持体の離間距離を複数の所望距離となるように変更すると共に、所望距離を形成した位置で移動不能に固定するように、両支持体を相互に連結する伸縮連結装置を設けており、両端部をそれぞれバックレスト部と後側支持体に回動自在に枢結したリンク手段を設けることにより、両支持体の離間距離が短くなるように変更されたときはバックレスト部を起立させ、離間距離が長くなるように変更されたときはバックレスト部を伏臥させる連動機構を構成して成る点にある。
好ましくは、前側支持体が床上に固定され、後側支持体が床上を移動するように構成され、前記伸縮連結装置は、前側支持体に設けた固定部材に対して、後側支持体に設けた移動部材を摺動自在に結合することにより構成され、移動部材の長手方向に間隔をあけて設けた係止部に固定部材に設けたロック手段を係脱自在に係止するように構成している。
好ましい実施形態において、前側支持体には、ユーザがシート部に着座した状態で下肢鍛錬運動を行うレッグカール運動装置が設けられており、レッグカール運動装置は、シート部の前端近傍部に位置してユーザの膝関節を載せる固定バーを設け、該固定バーの近傍部に位置して揺動アームの上端部を横軸廻りに回動自在に枢支し、該揺動アームの下端部にユーザの足の甲を受止める可動バーを設け、足の力で揺動アームを垂設姿勢から前方に回動させることにより下肢を運動するように構成され、前記揺動アームには、該揺動アームを垂設姿勢に向けて弾発付勢するゴム製長尺体から成る負荷手段が設けられ、該負荷手段の端部は前側支持体に設けたレール部の固定部に係脱自在に係止固定されており、前記固定部は、ゴム製長尺体の伸縮方向に関して、間隔をあけて複数個所に配設されている。
更に好ましい実施形態において、後側支持体に設けられた上肢鍛錬装置は、バタフライ運動装置とベンチプレス運動装置を兼用可能とするように構成され、後側支持体の支柱から左右に延びるビーム体が設けられ、左右のビーム体は、それぞれ、支柱に固定されたメインビームと、自由端を有するサブビームに分割され、メインビームに対してサブビームが水平姿勢と垂下姿勢の間で姿勢変更自在となるように屈折自在に連結すると共に、サブビームに上肢鍛錬装置を設けており、上肢鍛錬装置は、サブビームを水平姿勢とした状態において、サブビームに縦軸廻りに回動自在に枢支された枢支部から前方に延びると共に前端部に上下方向に延びるグリップを設けた作動アームと、サブビームの自由端と作動アームを連結すると共に該アームを前記自由端に向けて付勢する負荷手段を備えており、サブビームを水平姿勢としたときは、ユーザが両手で左右の上肢鍛錬装置のグリップを握持して作動アームを左右方向に回動させるバタフライ運動装置として使用され、サブビームを垂下姿勢としたときは、ユーザが両手で左右の上肢鍛錬装置のグリップを握持して作動アームを上下方向に回動させるベンチプレス運動装置として使用されるように構成している。
本考案は、ベンチ装置3のシート部3aを搭載した前側支持体1と、上方に上肢鍛錬装置5を設けた後側支持体2を構成し、伸縮連結装置24を介して、一方の支持体1に対し他方の支持体2を床上で移動させることにより、両支持体1、2の離間距離を変更させることができる。そして、ベンチ装置3のバックレスト部3bと後側支持体2の間に設けた連動機構29を介して、前記離間距離が短くなるように変更されたときはバックレスト部3bを起立させ、離間距離が長くなるように変更されたときはバックレスト部3bを伏臥させるように構成している。
このため、バックレスト部3bの起立姿勢を選択し、ユーザの上半身を前方移動位置に設定するときは、後側支持体2に追従して上肢鍛錬装置5が前方移動した位置に設置される。反対に、バックレスト部3bを起立姿勢から傾斜姿勢とさせ、ユーザの上半身を後方移動位置に設定するときは、後側支持体2に追従して上肢鍛錬装置5が後方移動した位置に設置される。
このように、本考案によれば、バックレスト部3bの傾斜角度に応じてユーザの上半身の姿勢が変わる場合でも、ユーザの上半身と上肢鍛錬装置5の間の距離が適切な距離に設定されるという効果がある。
本考案の1実施形態に関して、ベンチ装置のバックレスト部を起立させ、上肢鍛錬装置をバタフライ運動装置として使用する場合の例を示しており、(A)は全体を前側から示す斜視図、(B)はバタフライ運動装置を示す拡大図である。 ベンチ装置のバックレスト部を起立させ、上肢鍛錬装置をベンチプレス運動装置として使用する場合の例を示しており、(A)は全体を前側から示す斜視図、(B)はベンチプレス運動装置を示す拡大図である。 ベンチ装置のバックレスト部を起立させ、前側支持体に設けたレッグカール装置を使用する場合の例を示しており、(A)は全体の側面図、(B)は前側から示す斜視図、(C)は負荷手段の負荷調節手段を示す拡大図である。 ベンチ装置のバックレスト部を傾斜させた状態を示しており、(A)は上肢鍛錬装置をバタフライ運動装置とした状態で全体を後側から示す斜視図、(B)は上肢鍛錬装置をベンチプレス運動装置とした状態を示す側面図である。 ベンチ装置のバックレスト部を伏臥させた状態を示しており、全体を後側から示す斜視図である。 前側支持体と後側支持体の間における伸縮連結装置とリンク手段を示しており、(A)は伸縮連結装置の固定部材と移動部材を分離した状態を示す斜視図、(B)はリンク手段を示す斜視図である。 伸縮連結装置とリンク手段の作用を示しており、(A)はベンチ装置のバックレスト部を起立させた状態を示す側面図、(B)はベンチ装置のバックレスト部を傾斜させた状態を示す側面図、(C)はベンチ装置のバックレスト部を伏臥させた状態を示す側面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
トレーニングベンチ装置の各構成要素の配置形態について、図1(A)に示すように、前後方向をXとし、左右方向をYとして、以下に説明する。
(全体的構成)
トレーニングベンチ装置は、床上で前後方向Xに配置された前側支持体1と後側支持体2を備えている。前側支持体1は、ベンチ装置3を搭載すると共に、前端部に位置してレッグカール運動装置4を設けている。そして、後側支持体2は、上方に位置して上肢鍛錬装置5を設けている。
ベンチ装置3は、前側支持体1に固定されたシート部3aの後端部にバックレスト部3bを起伏方向に回動自在に枢結し、バックレスト部3bを後側支持体2に臨ませて配置している。図示実施形態は、それぞれ前後方向Xに延びるセンターフレーム6a、6bをシート部3a及びバックレスト部3bの底部の左右方向Yの中央に固設し、両フレーム6a、6bの突合せ端部を傾動軸6cにより横軸廻りに枢結することにより、該傾動軸6cを支点として、シート部3aに対してバックレスト部3bが起伏方向に回動するように構成している。
図示実施形態の場合、前側支持体1は床上に固定され、後側支持体2は床上を前後方向Xに移動するように構成されており、従って、後側支持体2が移動させられることにより、両支持体1、2の離間距離が変更され、複数の所望の離間距離を選択することができるように構成されている。尚、固定側と移動側を反対に構成しても良く、後側支持体2を床上に固定させ、前側支持体1を移動するように構成しても良い。
前側支持体1は、前記シート部3aのセンターフレーム6aを支持すると共に、ユーザがシート部3aに着座した状態で下肢鍛錬運動を行うレッグカール運動装置4を設けている。
(レッグカール運動装置)
レッグカール運動装置4は、図3に示すように、シート部3aの前端近傍部に位置してユーザの両足の膝関節を載せる固定バー7、7を設け、該固定バーの近傍部に固設されたブラケット8に揺動アーム9の上端部を横軸廻りに回動自在に枢支し、該揺動アーム9の下端部にユーザの足の甲を受止める可動バー10、10を設けており、足の力で揺動アーム9を垂設姿勢から前方に回動させることにより下肢を運動するように構成されている。
このような足の運動に負荷を与えるため、揺動アーム9には、該揺動アームを垂設姿勢に向けて弾発付勢する負荷手段11が設けられている。負荷手段11は、ゴムチューブ等のゴム製長尺体(以下、「ゴムチューブ」という。)により形成されており、揺動アーム9の上部に固定されたゴムチューブの一方の端部から揺動アーム9の下部の自由端に設けられたプーリを経由させられ、ゴムチューブの他方の端部を前側支持体1に設けたレール部12に係止固定されている。
この際、レール部12は、ゴムチューブの伸縮方向に間隔をあけて複数の孔から成る固定部13を配設しており、ゴムチューブの端部に設けたフックを有する係止部14を係脱自在に係止固定するように構成されている。従って、選択した固定部13に係止部14を係止することにより、ゴムチューブの張力を調整することができ、負荷手段11の負荷を変更することが可能である。
後側支持体2は、床上を走行可能なキャスタ15を設けると共に、支柱16を備えている。支柱16は、固定支柱16aと、該固定支柱16aの上端部に摺動自在に挿入された延長支柱16bを設け、任意の摺動位置で固定支柱16aに摺動不能に固定される固定手段17が設けられている。
(上肢鍛錬装置)
後側支持体2に設けられた上肢鍛錬装置5は、バタフライ運動装置5Aとベンチプレス運動装置5Bを兼用可能とするように構成されている。
前記支柱16を構成する延長支柱16bには、左右に延びるビーム体18、18が設けられており、左右のビーム体18は、それぞれ、延長支柱16bに固定されたメインビーム18aと、自由端を有するサブビーム18bに分割され、メインビーム18aに対してサブビーム18bが水平姿勢と垂下姿勢の間で姿勢変更自在となるように枢結手段19を介して屈折自在に連結され、枢結手段19には水平姿勢と垂下姿勢とされた姿勢を固定可能とする挿脱自在なボルトから成る固定手段が設けられている。そして、サブビーム18bに上肢鍛錬装置5が設けられている。
上肢鍛錬装置5は、図1に示すように、サブビーム18bを水平姿勢とした状態において、サブビーム18bに縦軸廻りに回動自在に枢支された枢支部20から前方に延びると共に前端部に上下方向に延びるグリップ21を設けた作動アーム22と、サブビーム18bの自由端と作動アーム22を連結すると共に該アーム22を前記自由端に向けて付勢するシリンダ式の負荷手段23を設けている。
従って、上肢鍛錬装置5は、図1に示すように、サブビーム18bを水平姿勢としたときは、ユーザが両手で左右のグリップ21を握持して作動アーム22を左右方向に回動させるバタフライ運動装置5Aとして使用される。
その一方において、上肢鍛錬装置5は、図2に示すように、サブビーム18bを垂下姿勢としたときは、ユーザが両手で左右のグリップ21を握持して作動アーム22を上下方向に回動させるベンチプレス運動装置5Bとして使用される。
(伸縮連結装置)
床上に固定される前側支持体1と、床上を移動可能な後側支持体2は、後側支持体2の移動により、両支持体1、2の離間距離が変更され、複数の所望の離間距離を選択することができるように、伸縮連結装置24により連結されている。
伸縮連結装置24は、図6に示すように、前側支持体1に設けた固定部材25と、後側支持体2に設けた移動部材26により構成され、両部材25,26を摺動自在に結合すると共に、移動部材26の長手方向(前後方向X)に間隔をあけて設けた係止部27に対して、固定部材25に設けたロック手段28を係脱自在に係止してロックするように構成されている。図示実施形態の場合、移動部材26を固定部材25に摺動自在に挿入し、移動部材26に設けた孔から成る係止部27に対して、固定部材25に設けられた摘み付きのボルトを挿入して係止するように構成している。
係止部27の個数は問わないが、少なくとも間隔をあけて3個の係止部27が配設されており、前側支持体1と後側支持体2の離間距離は、図7(A)に示す最短距離と、図7(C)に示す最長距離と、図7(B)に示す中間距離の3種類の範囲で選択可能とするように構成することが好ましい。
(連動機構)
このような構成に基づいて、ベンチ装置3のバックレスト部3bと、後側支持体2の間には、両支持体1、2の離間距離が短くなるように変更されたときはバックレスト部3bを起立させ、離間距離が長くなるように変更されたときはバックレスト部3bを伏臥させる連動機構29が設けられている。
連動機構29は、図6に示すように、両端部をそれぞれバックレスト3b部と後側支持体2に回動自在に枢結したリンク手段30により構成されている。
前記リンク手段30は、一対のリンクアーム31、31を並設したほぼH形のものとされ、バックレスト部3bのセンターフレーム6bと、後側支持体2の支柱16(固定支柱16a)に固設されたブラケット32を相互に連結している。図例の場合、リンクアーム31、31の前側の端部は、センターフレーム6bを両側から挟持した状態で枢軸31aにより枢支される。リンクアーム31、31の後側の端部は、前記ブラケット32を両側から挟持した状態で枢軸31bにより枢支される。
図示実施形態の場合、前記ブラケット32の上に平板状の支持座33が設けられており、図5に示すように、バックレスト部3bを伏臥姿勢としたとき、センターフレーム6bの端部が支持座33に支持されるように構成している。
(作用)
上記構成のトレーニングベンチ装置は、伸縮連結装置24を介して後側支持体2を前後方向に移動し、係止部27にロック手段28を係止してロックすることにより、前側支持体1と後側支持体2の離間距離に関して、図7(A)(B)(C)に示すような最短距離と、中間距離と、最長距離の3態様を選択することにより使用される。
離間距離を変更する際、ユーザは、伸縮連結装置24を介して後側支持体2を前後方向に移動すると、ベンチ装置3のバックレスト部3bが連動機構29を介して自動的に傾動させられる。
図7(A)に示す最短距離を選択したとき、バックレスト部3bは起立姿勢とされている。そこで、ユーザがベンチ装置3に着座すると、上肢鍛錬装置5がユーザの上半身に臨まされる。
この状態で、ユーザは、レッグカール運動装置4と、上肢鍛錬装置5から選択可能なバタフライ運動装置5Aとベンチプレス運動装置5Bに基づいて3種類の運動を行うことができる。
図7(B)に示す中間距離を選択したとき、バックレスト部3bは傾斜姿勢とされている。そこで、ユーザがベンチ装置3に着座すると、斜め仰向けとされたユーザの上半身に上肢鍛錬装置5が臨まされる。
この状態で、ユーザは、レッグカール運動装置4を使用した運動と上半身を前後させる腹筋運動を行うことができ、更に、上肢鍛錬装置5により選択可能なバタフライ運動装置5Aとベンチプレス運動装置5Bに基づく運動を行うことができる。尚、バックレスト部3bの傾斜角度が大きい場合は、図4(B)に示すように、特に、ベンチプレス運動に適したものとなる。
図7(C)に示す最長距離を選択したとき、バックレスト部3bは伏臥姿勢とされている。そこで、ユーザは、ベンチ装置3のシート部3aに着座した状態から仰向けとなる姿勢をとり、膝関節をレッグカール運動装置4の固定バー7に載せた状態で、上半身を前後に起伏運動することにより、腹筋運動を行うことができる。
1 前側支持体
2 後側支持体
3 ベンチ装置
3a シート部
3b バックレスト部
4 レッグカール運動装置
5 上肢鍛錬装置
5A バタフライ運動装置
5B ベンチプレス運動装置
6a、6b センターフレーム
6c 傾動軸
7 固定バー
8 ブラケット
9 揺動アーム
10 可動バー
11 負荷手段
12 レール部
13 固定部
14 係止部
15 キャスタ
16 支柱
16a 固定支柱
16b 延長支柱
17 固定手段
18 ビーム体
18a メインビーム
18b サブビーム
19 枢結手段
20 枢支部
21 グリップ
22 作動アーム
23 負荷手段
24 伸縮連結装置
25 固定部材
26 移動部材
27 係止部
28 ロック手段
29 連動機構
30 リンク手段
31 リンクアーム
31a、31b 枢軸
32 ブラケット
33 支持座

Claims (4)

  1. 床上で前後方向に配置された前側支持体(1)と後側支持体(2)を備え、前側支持体の上にベンチ装置(3)を搭載し、後側支持体の上に上肢鍛錬装置(5)を設けており、
    前記ベンチ装置(3)は、前側支持体(1)に固定されたシート部(1a)の後端部にバックレスト部(3b)を起伏方向に回動自在に枢結し、バックレスト部を後側支持体に臨ませて配置しており、
    前側支持体と後側支持体のうち少なくとも一方は床上で前後方向に移動し、該移動により両支持体(1)(2)の離間距離を複数の所望距離となるように変更すると共に、所望距離を形成した位置で移動不能に固定するように、両支持体を相互に連結する伸縮連結装置(24)を設けており、
    両端部をそれぞれバックレスト部(3b)と後側支持体(2)に回動自在に枢結したリンク手段(30)を設けることにより、両支持体の離間距離が短くなるように変更されたときはバックレスト部を起立させ、離間距離が長くなるように変更されたときはバックレスト部を伏臥させる連動機構(29)を構成して成ることを特徴とするトレーニングベンチ装置。
  2. 前側支持体(1)が床上に固定され、後側支持体(2)が床上を移動するように構成され、
    前記伸縮連結装置(24)は、前側支持体に設けた固定部材(25)に対して、後側支持体に設けた移動部材(26)を摺動自在に結合することにより構成され、移動部材(26)の長手方向に間隔をあけて設けた係止部(27)に固定部材(25)に設けたロック手段(28)を係脱自在に係止するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のトレーニングベンチ装置。
  3. 前側支持体(1)には、ユーザがシート部に着座した状態で下肢鍛錬運動を行うレッグカール運動装置(4)が設けられており、
    レッグカール運動装置(4)は、シート部(3a)の前端近傍部に位置してユーザの膝関節を載せる固定バー(7)を設け、該固定バーの近傍部に位置して揺動アーム(9)の上端部を横軸廻りに回動自在に枢支し、該揺動アームの下端部にユーザの足の甲を受止める可動バー(10)を設け、足の力で揺動アームを垂設姿勢から前方に回動させることにより下肢を運動するように構成され、
    前記揺動アーム(9)には、該揺動アームを垂設姿勢に向けて弾発付勢するゴム製長尺体から成る負荷手段(11)が設けられ、該負荷手段の端部は前側支持体に設けたレール部(12)の固定部(13)に係脱自在に係止固定されており、前記固定部(13)は、ゴム製長尺体の伸縮方向に関して、間隔をあけて複数個所に配設されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレーニングベンチ装置。
  4. 後側支持体(2)に設けられた上肢鍛錬装置(5)は、バタフライ運動装置(5A)とベンチプレス運動装置(5B)を兼用可能とするように構成され、
    後側支持体(2)の支柱(16)から左右に延びるビーム体(18,18)が設けられ、左右のビーム体(18)は、それぞれ、支柱に固定されたメインビーム(18a)と、自由端を有するサブビーム(18b)に分割され、メインビームに対してサブビームが水平姿勢と垂下姿勢の間で姿勢変更自在となるように屈折自在に連結すると共に、サブビーム(18b)に上肢鍛錬装置(5)を設けており、
    上肢鍛錬装置(5)は、サブビーム(18b)を水平姿勢とした状態において、サブビームに縦軸廻りに回動自在に枢支された枢支部(20)から前方に延びると共に前端部に上下方向に延びるグリップ(21)を設けた作動アーム(22)と、サブビームの自由端と作動アームを連結すると共に該アームを前記自由端に向けて付勢する負荷手段(23)を備えており、
    サブビーム(18b)を水平姿勢としたときは、ユーザが両手で左右の上肢鍛錬装置のグリップ(21)を握持して作動アーム(22,22)を左右方向に回動させるバタフライ運動装置(5A)として使用され、
    サブビーム(18b)を垂下姿勢としたときは、ユーザが両手で左右の上肢鍛錬装置のグリップ(21)を握持して作動アーム(22,22)を上下方向に回動させるベンチプレス運動装置として使用されるように構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のトレーニングベンチ装置。
JP2021003298U 2021-08-25 2021-08-25 トレーニングベンチ装置 Active JP3234794U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021003298U JP3234794U (ja) 2021-08-25 2021-08-25 トレーニングベンチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021003298U JP3234794U (ja) 2021-08-25 2021-08-25 トレーニングベンチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3234794U true JP3234794U (ja) 2021-11-04

Family

ID=78275646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021003298U Active JP3234794U (ja) 2021-08-25 2021-08-25 トレーニングベンチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3234794U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116870435A (zh) * 2023-09-07 2023-10-13 浙江省肿瘤医院 一种乳腺癌术后辅助运动装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116870435A (zh) * 2023-09-07 2023-10-13 浙江省肿瘤医院 一种乳腺癌术后辅助运动装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10960268B2 (en) Exercise machine with movable user support
JP6970179B2 (ja) エクササイズ手段を有する椅子
US5037090A (en) Physical exercising device
US8562496B2 (en) Thigh exercise machine with rocking user support
US20110207584A1 (en) Calf Exercise Machine With Rocking User Support
JPH03139369A (ja) 運動機械
US9517379B2 (en) Exercise machine with unstable user support
ES2953673T3 (es) Máquina de ejercicios de prensa de glúteo
US5183452A (en) Exercise machine
TWM522050U (zh) 腰腹運動健身椅
JP3234794U (ja) トレーニングベンチ装置
JP2011025015A (ja) 運動器具
RU2013148033A (ru) Механический тренажер для брюшного пресса
US11701545B2 (en) Glute press exercise machine
US4546972A (en) Two-position pivot support structure for a tiltable body exerciser
US20120196726A1 (en) Adjustable exercise apparatus simulating a kayak
US4699422A (en) Reclining and swingable chair
JPH0245883B2 (ja)
US20020123414A1 (en) Exerciser for backward rotating exercises
JP2812543B2 (ja) マルチ健康座椅子
CN103372283B (zh) 具有非稳定式使用者支撑件的健身器械
JPH0724321U (ja) 車椅子のフットレスト構造
US5273503A (en) Aerobic exercise chair
JP3100083U (ja) 伸展トレーニング機
JPH0742433Y2 (ja) 筋力測定装置用椅子

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3234794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150