JPH0742417Y2 - 発熱体装着具 - Google Patents
発熱体装着具Info
- Publication number
- JPH0742417Y2 JPH0742417Y2 JP1992010463U JP1046392U JPH0742417Y2 JP H0742417 Y2 JPH0742417 Y2 JP H0742417Y2 JP 1992010463 U JP1992010463 U JP 1992010463U JP 1046392 U JP1046392 U JP 1046392U JP H0742417 Y2 JPH0742417 Y2 JP H0742417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- band
- human body
- bands
- accommodating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は携帯用の発熱体を人体に
取り付けるように成す発熱体装着具に関するものであ
る。
取り付けるように成す発熱体装着具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】寒さを防ぐべく発熱体を携帯する場合、
この発熱体は人体に対し効率よく熱を伝える位置に装着
することが望まれる。そのような発熱体装着具として従
来、図4に示すように発熱体を内蔵した収容部21に一
対のバンド22、23を設け、このバンドを人体のウェ
ストに張架して人体の腰部、又は復部で固定する形式の
ものがあった。
この発熱体は人体に対し効率よく熱を伝える位置に装着
することが望まれる。そのような発熱体装着具として従
来、図4に示すように発熱体を内蔵した収容部21に一
対のバンド22、23を設け、このバンドを人体のウェ
ストに張架して人体の腰部、又は復部で固定する形式の
ものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例のものではウェストに装着する場合はよいが、例え
ば背中に発熱体収容部が位置するように装着しようとす
る場合は下方にずり落ちていくという問題が生じる。特
に就寝に際しては掛布団と背中との間に隙間が生じ易く
背中が冷えるということはよく経験されるが、上記従来
例の装着具であれば背中に発熱体収容部を位置させるよ
うに成すことが極めて困難である。本考案はこのような
点に鑑みなされたものであって、発熱体収容部を人体の
下方にずれないように装着できるようにした発熱体装着
具を提供することを目的とする。
来例のものではウェストに装着する場合はよいが、例え
ば背中に発熱体収容部が位置するように装着しようとす
る場合は下方にずり落ちていくという問題が生じる。特
に就寝に際しては掛布団と背中との間に隙間が生じ易く
背中が冷えるということはよく経験されるが、上記従来
例の装着具であれば背中に発熱体収容部を位置させるよ
うに成すことが極めて困難である。本考案はこのような
点に鑑みなされたものであって、発熱体収容部を人体の
下方にずれないように装着できるようにした発熱体装着
具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案では、発熱体を人体に装着するための発熱体装
着具において、発熱体収容部を人体の周囲方向に装着固
定するため前記収容部に固定された第1のバンド部と、
前記収容部を人体の肩を介して垂直方向に保持する第2
のバンド部とを備え、前記第2のバンド部を前記収容部
に対し取り付け及び取り外し自在とする着脱手段が設け
られた構成としている。
め本考案では、発熱体を人体に装着するための発熱体装
着具において、発熱体収容部を人体の周囲方向に装着固
定するため前記収容部に固定された第1のバンド部と、
前記収容部を人体の肩を介して垂直方向に保持する第2
のバンド部とを備え、前記第2のバンド部を前記収容部
に対し取り付け及び取り外し自在とする着脱手段が設け
られた構成としている。
【0005】
【作用】このような構成によると、人体の周囲方向に関
しては第1のバンド部で固定され、垂直方向に関しては
第2のバンド部を肩に掛けるようにして固定することに
より、発熱体収容部(従って発熱体)は装着当初の位置
から殆どずれ落ちていかない。また、第2のバンド部は
収容部に対して取り付け及び取り外し自在であるので、
発熱体収容部を人体の腰部や腹部に装着する場合は、第
2のバンド部を取り外して第1のバンド部のみで装着す
るという用い方をすることができる。
しては第1のバンド部で固定され、垂直方向に関しては
第2のバンド部を肩に掛けるようにして固定することに
より、発熱体収容部(従って発熱体)は装着当初の位置
から殆どずれ落ちていかない。また、第2のバンド部は
収容部に対して取り付け及び取り外し自在であるので、
発熱体収容部を人体の腰部や腹部に装着する場合は、第
2のバンド部を取り外して第1のバンド部のみで装着す
るという用い方をすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。まず、本考案の第1の実施例を示す図
1において、1は布製の発熱体収容部であって、ファス
ナ−2によって開閉自在となっている。この収容部1に
挿入される発熱体としては例えば、”使いすてカイロ”
の名で市販されているものを挙げることができる。収容
部1の両端部には一対の第1バンド3a、3bが固定さ
れており、その第1バンド3a、3bは遊端側で係止具
4により互いに連結固定できるようになっている。第1
バンド3a、3bとしてゴム材料によって伸縮性が与え
られらたものを用いることができる。
ながら説明する。まず、本考案の第1の実施例を示す図
1において、1は布製の発熱体収容部であって、ファス
ナ−2によって開閉自在となっている。この収容部1に
挿入される発熱体としては例えば、”使いすてカイロ”
の名で市販されているものを挙げることができる。収容
部1の両端部には一対の第1バンド3a、3bが固定さ
れており、その第1バンド3a、3bは遊端側で係止具
4により互いに連結固定できるようになっている。第1
バンド3a、3bとしてゴム材料によって伸縮性が与え
られらたものを用いることができる。
【0007】5a、5a’、5b、5b’は一端が収容
部1の左右上部にそれぞれ固定され、他端が遊端となっ
た第2バンドである。この第2バンド5aと5a’及び
5bと5b’は図2に示すように人体6の肩7に掛けた
後、互いに結ばれる。
部1の左右上部にそれぞれ固定され、他端が遊端となっ
た第2バンドである。この第2バンド5aと5a’及び
5bと5b’は図2に示すように人体6の肩7に掛けた
後、互いに結ばれる。
【0008】尚、この第2バンドの形態は特に図1のも
のに限らない。例えば図3に示す第2実施例の如く、第
2バンド5a、5bを互いに交差させ、その交差部分8
で両者を一体化固定し、先端に取り付けた釦9で第1バ
ンド3b、3aにそれぞれ固定するように構成してもよ
い。この場合、第1バンド3a、3bの前方には釦9を
挿通するための穴10を設けてある。尚、第2バンド5
a、5bには第2バンド5a、5bの長さを調整するた
めの調整具11が操作し易い位置に設けられている。
のに限らない。例えば図3に示す第2実施例の如く、第
2バンド5a、5bを互いに交差させ、その交差部分8
で両者を一体化固定し、先端に取り付けた釦9で第1バ
ンド3b、3aにそれぞれ固定するように構成してもよ
い。この場合、第1バンド3a、3bの前方には釦9を
挿通するための穴10を設けてある。尚、第2バンド5
a、5bには第2バンド5a、5bの長さを調整するた
めの調整具11が操作し易い位置に設けられている。
【0009】図3において、第2バンド5a、5bは交
差部分8を設けずに先端まで独立に形成してもよい。ま
た、第2バンド5a、5bの先端を第1バンド3a、3
bに固定する手段として釦9とその挿通用の穴10を設
ける代わりに、その固定部分において、一方に局部的に
複数の合成樹脂製の細線ル−プを設け、他方にそのル−
プに係合する鈎止部材を設けて互いに重ね合わせるだけ
で接着でき、且つ離脱できるようにしてもよい。
差部分8を設けずに先端まで独立に形成してもよい。ま
た、第2バンド5a、5bの先端を第1バンド3a、3
bに固定する手段として釦9とその挿通用の穴10を設
ける代わりに、その固定部分において、一方に局部的に
複数の合成樹脂製の細線ル−プを設け、他方にそのル−
プに係合する鈎止部材を設けて互いに重ね合わせるだけ
で接着でき、且つ離脱できるようにしてもよい。
【0010】また、図1及び図3において、着脱手段
(例えば図3に示すような釦9とその挿通穴10)を収
容部1と第2バンド5a、5bに設けて、第2バンド5
a、5bを収容部1に対し取り付け、取り外し自在とす
る。このようにすることによって、収容部1に第2バン
ドを取り付けたときには、収容部1を人体の背中などの
上部に装着でき、収容部1から取り外した状態では、第
1バンド3a、3bのみによって収容部1を腹部又は腰
部に装着できる。
(例えば図3に示すような釦9とその挿通穴10)を収
容部1と第2バンド5a、5bに設けて、第2バンド5
a、5bを収容部1に対し取り付け、取り外し自在とす
る。このようにすることによって、収容部1に第2バン
ドを取り付けたときには、収容部1を人体の背中などの
上部に装着でき、収容部1から取り外した状態では、第
1バンド3a、3bのみによって収容部1を腹部又は腰
部に装着できる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、発
熱体収容部を人体の周囲方向に関しては第1のバンド部
で固定し、垂直方向に関しては第2のバンド部を肩に掛
けるようにして固定することができるので、発熱体収容
部(従って発熱体)を装着当初の位置からずれない状態
に保持することができ、安定した装着状態が得られる。
また、第2のバンド部は収容部に対して取り付け及び取
り外し自在であるので、発熱体収容部を人体の腰部や腹
部に装着する場合は、第2のバンド部を取り外して第1
のバンド部のみで装着するという用い方をすることがで
き、便利である。
熱体収容部を人体の周囲方向に関しては第1のバンド部
で固定し、垂直方向に関しては第2のバンド部を肩に掛
けるようにして固定することができるので、発熱体収容
部(従って発熱体)を装着当初の位置からずれない状態
に保持することができ、安定した装着状態が得られる。
また、第2のバンド部は収容部に対して取り付け及び取
り外し自在であるので、発熱体収容部を人体の腰部や腹
部に装着する場合は、第2のバンド部を取り外して第1
のバンド部のみで装着するという用い方をすることがで
き、便利である。
【図1】 本考案の発熱体装着具の第1実施例を示す斜
視図
視図
【図2】 その使用状態を示す図
【図3】 本考案の発熱体装着具の第2実施例を示す斜
視図
視図
【図4】 従来例の発熱体装着具を示す図
1 発熱体収容部 3a、3b 第1バンド 4 係止具 5a、5a’、5b、5b’第2バンド 6 人体 7 肩 8 交差部分 9 釦 10 挿通穴 11 長さ調整具
Claims (2)
- 【請求項1】発熱体を人体に装着するための発熱体装着
具において、 発熱体を収容する収容部と、 前記収容部を人体の周囲方向に装着固定するため前記収
容部に固定された第1のバンド部と、 前記収容部を人体の肩を介して垂直方向に保持する第2
のバンド部と、を備え、前記第2のバンド部を前記収容部に対し取り付
け及び取り外し自在とする着脱手段が設けられているこ
とを特徴とする発熱体装着具。 - 【請求項2】前記第2のバンド部は人体の後方で交差す
る一対のバンドから成り、該一対のバンドは後方端部が
前記収容部と着脱自在に固定され、交差する部分が互い
に合体固定され、前方端部が第1バンド部に着脱自在に
なっていることを特徴とする請求項1に記載の発熱体装
着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010463U JPH0742417Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発熱体装着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010463U JPH0742417Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発熱体装着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067721U JPH067721U (ja) | 1994-02-01 |
JPH0742417Y2 true JPH0742417Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=11750833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992010463U Expired - Lifetime JPH0742417Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発熱体装着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742417Y2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076917U (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-29 | 石川 雅弘 | カイロ装着具 |
JPS60147421U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | 古河 容子 | ヒモを取付けた使いすてカイロ |
JPS60192820U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-21 | 谷口 登一 | 装着式使い捨てカイロ |
JPS61203016U (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-20 | ||
JPH0530544Y2 (ja) * | 1986-08-22 | 1993-08-04 | ||
JPH0317847Y2 (ja) * | 1987-10-09 | 1991-04-16 | ||
JPH01161720U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-10 | ||
JPH0232815U (ja) * | 1988-08-25 | 1990-03-01 | ||
JPH059523U (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-09 | 美智子 高野 | カイロ装着ベルト |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1992010463U patent/JPH0742417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067721U (ja) | 1994-02-01 |
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