JPH0742404U - 車両用内燃機関の排気管冷却装置 - Google Patents

車両用内燃機関の排気管冷却装置

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JPH0742404U
JPH0742404U JP7053993U JP7053993U JPH0742404U JP H0742404 U JPH0742404 U JP H0742404U JP 7053993 U JP7053993 U JP 7053993U JP 7053993 U JP7053993 U JP 7053993U JP H0742404 U JPH0742404 U JP H0742404U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation duct
exhaust pipe
vehicle
heat shield
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP7053993U
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English (en)
Inventor
省吾 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンルーム内を通る車両用内燃機関の排気
管の冷却性を向上して、エンジンルーム内の熱害を防止
することを目的とする。 【構成】通気ダクト7内に、冷却ファンによる風或いは
走行風を通過させ、通気ダクト7の小断面積部7aに連
通接続される遮熱カバー5内の熱気を該カバー5の後端
開放部5bから通気ダクト7内に吸い出して該通気ダク
ト7を通過する空気と共に通気ダクト7後端開放部から
外部に排出させることにより、排気マニホールド3等の
排気管の冷却を効果的に行い、エンジンルーム内の熱に
よる影響を最小限に抑えるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用内燃機関の排気管冷却装置に関し、特に、エンジンルーム内の 熱による影響を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両において、内燃機関(以下、エンジンと言う)からの排気騒音の抑 制或いはエンジンルーム内の熱害対策として、排気マニホールド周囲に板金の遮 熱カバー(ヒートプロテクタ)を装着した例が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような遮熱カバーを装着したものでは、遮熱カバー内に熱がこも り易く、遮熱カバーの隙間からエンジンルーム内に高温の熱気が漏れ出し、逆に エンジンルーム内に配設された各部品の熱害を増大する結果となってしまうとい う問題点があった。
【0004】 尚、従来、排気構造として、実開昭61−78226号公報に示されるように 、排気管出口付近の外周部を間隙を設けて包囲する前後端が開口した筒体を付設 し、遮音カバーで覆ったエンジンルームに連通する通風路の開口端を前記排気管 出口より上流側に位置するように筒体内に挿通した技術が知られており、この技 術でも、エンジンルーム内の熱害を防止することが可能であるが、レイアウトを コンパクトに抑えられず、又、空気を取り入れる筒体がエンジンより後方の車両 側部に配設されているため、冷却ファンによる風を筒体内に積極的に取り入れる ことはできず、排気管の冷却を効果的に行うことはできないという問題がある。
【0005】 本考案は以上のような従来の実情に鑑み、エンジンルーム内を通る車両用内燃 機関の排気管の冷却性を向上して、エンジンルーム内の熱害を防止することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、車両内燃機関の排気管周りを覆う遮熱カバーの 車両前後方向に対応する両端部を開放する一方、前記遮熱カバー近傍に、車両前 後方向に沿って延び、前端部が車両前方のラジエータ位置に開放されると共に後 端部が車両後方に開放される通気ダクトを設け、該通気ダクトを前端開放部から 後端開放部にかけて通路断面積が漸減するように構成すると共に該通気ダクトの 小断面積部に前記遮熱カバーの後端開放部を連通接続した。
【0007】
【作用】
かかる構成において、通気ダクトを冷却ファンによる風或いは走行風が通過す ることにより、該通気ダクトの小断面積部に連通接続される遮熱カバー内の熱気 が通気ダクト内に吸い出されて該通気ダクトを介して外部に排出される。従って 、排気管の冷却を効果的に行え、エンジンルーム内の熱による影響を最小限に抑 えることができる。
【0008】
【実施例】
以下、添付された図面を参照して本考案を詳述する。 図1〜図3において、エンジン1の前方にはラジエータ2が配設され、エンジ ン1の一側部にはエンジン1に接続される排気管としての排気マニホールド3が 配設される。この排気マニホールド3には排気パイプ4が接続され、該排気パイ プ4は垂直下方に延びた後、エンジン1下方から後方に延びている。
【0009】 ここで、エンジン1の一側部には、排気マニホールド3と該排気マニホールド 3と排気パイプ4との接続部周りを覆う遮熱カバー5が設けられている。 この遮熱カバー5は、排気マニホールド3周りを覆う両端が開放された断面略 コ字形部5Aと、排気マニホールド3と排気パイプ4との接続部6周りを覆う一 端が開放された断面略方形部5Bとから構成され、該断面略方形部5Bの底壁に は排気パイプ4の貫通孔5aと後述する通気ダクトが連通接続される開放部5b が形成されている。
【0010】 ここで、前記遮熱カバー5近傍には、車両前後方向に沿って延び、前端部が車 両前方のラジエータ2位置に開放されると共に後端部が車両後方に開放される通 気ダクト7が設けられている。この通気ダクト7は前端開放部7Aから後端開放 部7Bにかけて通路断面積が漸減するように構成され、該通気ダクト7の小断面 積部7aには前記遮熱カバー5の後端開放部5bが連通接続される。
【0011】 この場合、通気ダクト7は断面が方形状に形成され、その底壁が前端開放部7 Aから後端開放部7Bにかけて通路断面積を狭めるように略湾曲して形成される 。特に、通気ダクト7の先端開放部7A側は大きな方形状に形成され、後端開放 部7B側で小さな方形状に形成され、空気のディフューザ効果を持たせるように 構成される。
【0012】 かかる構成において、通気ダクト7内には、冷却ファンによる風或いは走行風 が通過する。これにより、通気ダクト7の小断面積部7aに連通接続される遮熱 カバー5内の熱気が該カバー5の後端開放部5bから通気ダクト7内に吸い出さ れて該通気ダクト7を通過する空気と共に通気ダクト7後端開放部から外部に排 出される。
【0013】 このように、遮熱カバー5内の熱気を通気ダクト7を通過する空気により吸い 出して強制的に外部に排出する結果、排気マニホールド3等の排気管の冷却を効 果的に行え、エンジンルーム内の熱による影響を最小限に抑えることができる。 特に、かかる構成の排気管冷却装置によると、通気ダクト7の前端部を車両前 方のラジエータ2位置に開放したことにより、冷却ファンによる風を通気ダクト 7内に積極的に取り入れることができ、高い排気管の冷却効果を期待できる。
【0014】 又、構造は、遮熱カバー5に通気ダクト7を付設しただけであるから、レイア ウトをコンパクトにすることができ、コスト的にも有利である。 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の車両用内燃機関の排気管冷却装置によると、排 気管周りを覆う遮熱カバー近傍に、車両前後方向に沿って延び、前端部が車両前 方のラジエータ位置に開放されると共に後端部が車両後方に開放され、前端開放 部から後端開放部にかけて通路断面積が漸減するように構成される通気ダクトを 設け、該通気ダクトの小断面積部に遮熱カバーの後端開放部を連通接続して、遮 熱カバー内の熱気を通気ダクト内に吸い出して外部に排出するようにしたから、 排気管の冷却を効果的に行え、エンジンルーム内の熱による影響を最小限に抑え ることができる実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用内燃機関の排気管冷却装
置の一実施例を示す斜視図
【図2】 図1中A矢視図
【図3】 図1中B矢視側面の断面図
【符号の説明】
1 エンジン 2 ラジエータ 3 排気マニホールド 5 遮熱カバー 7 通気ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内燃機関の排気管周りを覆う遮熱カバ
    ーの車両前後方向に対応する両端部を開放する一方、前
    記遮熱カバー近傍に、車両前後方向に沿って延び、前端
    部が車両前方のラジエータ位置に開放されると共に後端
    部が車両後方に開放される通気ダクトを設け、該通気ダ
    クトを前端開放部から後端開放部にかけて通路断面積が
    漸減するように構成すると共に該通気ダクトの小断面積
    部に前記遮熱カバーの後端開放部を連通接続したことを
    特徴とする車両用内燃機関の排気管冷却装置。
JP7053993U 1993-12-28 1993-12-28 車両用内燃機関の排気管冷却装置 Pending JPH0742404U (ja)

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JP7053993U JPH0742404U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用内燃機関の排気管冷却装置

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JP7053993U Pending JPH0742404U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用内燃機関の排気管冷却装置

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