JPH0742297Y2 - 観賞魚用水槽 - Google Patents

観賞魚用水槽

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JPH0742297Y2
JPH0742297Y2 JP1992077924U JP7792492U JPH0742297Y2 JP H0742297 Y2 JPH0742297 Y2 JP H0742297Y2 JP 1992077924 U JP1992077924 U JP 1992077924U JP 7792492 U JP7792492 U JP 7792492U JP H0742297 Y2 JPH0742297 Y2 JP H0742297Y2
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JP
Japan
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water
tank
aquarium
pipe
water tank
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Application number
JP1992077924U
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JPH0641466U (ja
Inventor
正和 小林
Original Assignee
小林産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は熱帯魚等を飼育する観賞
用水槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、観賞魚用水槽では、水を濾過用フ
ィルターを通して循環させ、1〜2週間毎に水槽の水量
の約1/3を塩素を抜いた水道水と入れ換えていた。と
ころがディスカスのように水温が高めできれいな水質を
好み、且つ高カロリーの餌を必要とする飼育の難しい熱
帯魚では、食べ残した高カロリーの餌が高い水温で短時
間の内に腐敗するため、頻繁に水を入れ換えて水質を常
にきれいに保たねばならないにもかかわらず、従来の観
賞魚用水槽では水の入れ換えによって水質をきれいにす
ることができないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
するところは前記したような問題点を解決し、水槽に残
存する餌によって水質が低下することがないように水を
入れ換えることができる観賞用水槽を提供しようとする
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る観賞用水槽は、底部中央に排水孔を
けてこれを開閉弁付の排水管に接続した角形の水槽内の
槽底両側に多数のノズル孔より噴出される水流により槽
底に堆積した餌を排水孔へ洗い流す一対の槽底洗浄用の
ノズル管を対向配置して各ノズル管を水槽の上部に設け
た溜水用タンクに開閉弁付の給水管をもって接続したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案を図1に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。1は排水孔2を底部中央に設けた水槽
であり、該排水孔2には排水管4が接続されている。3
は排水管4に設けられる開閉弁であり、該開閉弁3を開
放することにより水槽1内の水や底部に堆積した餌を排
水管4から排出できるようにしている。5は水槽1の上
部に設けられる溜水用タンクであり、該溜水用タンク5
は水道水を溜めておくことにより水道水に含まれる塩素
を取り除き、入れ替えに適した水を水槽1へ補給するた
めのもので、該溜水用タンク5の底部には貯留してある
水を水槽1内へ補給するための給水管6、6が水槽1の
槽底に向けて垂設されている。
【0006】7、7は水槽1内の槽底両側に配設されて
いる槽底洗浄用のノズル管であって、該ノズル管7、7
には前記給水管6、6の下端が接続されていて水槽1の
上部に設けられた溜水用タンク5から給水管6、6を通
じて供給される水がノズル管7、7の多数のノズル孔
通じて槽底に噴出され、水槽1の底部に堆積した餌を排
水孔2へ洗い流すためのものである。なお、8は溜水用
タンク5に接続された各給水管6に設けられる開閉弁で
ある。
【0007】このように構成されたものは、水槽1内に
水を入れて観賞魚を飼育している間に溜水用タンク5に
も水道水を貯留して時間の経過により含有塩素が除去さ
れた飼育に適した補給水としておき、、水槽1内の水が
汚れた場合は、水槽1の排水管4の開閉弁3を開放して
水槽1から1/3程度の水を排水したうえ開閉弁3を閉
じる。次に、水槽1の上部に設けた溜水用タンク5の開
閉弁8を開放して溜水用タンク5内に貯留されている塩
素が除かれた補給水を給水管6、6を介して水槽1に供
給して水を入れ換えればよいものであるが、水温が高め
で高カロリーの餌を必要とする熱帯魚飼育の場合などに
おいてたとえ水槽1の底部に残留する餌が腐敗していて
も、水の入れ替え時に水槽1の排水管4の開閉弁3を開
放するとともに溜水用タンク5の開閉弁8を開放すれ
ば、給水管6、6の下端には水槽1内の槽底の両側に配
設してある槽底洗浄用のノズル管7、7が接続してある
ので、溜水用タンク5の水は水槽1との落差によって生
じた水圧で給水管6の下端のノズル管7、7より噴出さ
れることとなり、ノズル管7より噴出する水が水槽1の
排水孔2から流出する水流と混じり合った混合水流とな
って水槽1の底部に堆積している餌を洗い流し、堆積し
ていた餌とともに排出管4を介して外部に排出される。
【0008】このようにして水槽1の底部に堆積した餌
が洗い流されたら、排水管4の開閉弁3と給水管6の開
閉弁8を閉じて水槽1と溜水用タンク5の水の流出を止
めればよく、水槽1の底部に堆積した餌が換水時におい
て洗い流されるから、水槽1内の水の劣化は最小限に保
たれ、熱帯魚が水質の劣化により弱ったり死んだりする
ことは的確に防止される。
【0009】
【考案の効果】本考案は前記説明によって明らかなよう
に、水道水を溜水用タンクに貯留しておくことにより塩
素分の少ない補給水として使用でき、しかも、角形の水
槽の底部中央に排水孔を設けるとともにこの水槽内の槽
底両側に一対の槽底洗浄用のノズル管を対向配置し、モ
ータなどを利用することなく、溜水用タンクから水槽へ
流下する際の水圧を有効利用して両ノズル管に配設して
ある多数のノズル孔より噴出される水流と底部中央の排
水孔から排出される水流とにより槽底に堆積した餌を排
水孔へ洗い流すようにして槽底を的確容易に洗浄できる
ようにしたから、水質の急速な劣化を防止でき、水温が
高めできれいな水質を好む飼育の難しい熱帯魚を水質管
理に手数を要することなく飼育することができるうえ
に、水の使用量を減らし維持費を低減できる等多くの利
点を有するものである。従って、本考案は従来の問題点
を解決した観賞魚用水槽として、構造が簡単でイ ニシャ
ルコストを低くできるうえにランニングコストも低くで
きるために経済的な利点と相俟ち実用的価値極めて大も
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 水槽2 排水孔 3 開閉弁 4 排水管 5 溜水用タンク 6 給水管 7 ノズル管 8 開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部中央に排水孔(2) を設けてこれを開
    閉弁(3) 付の排水管(4) に接続した角形の水槽(1) 内の
    槽底両側に多数のノズル孔より噴出される水流により槽
    底に堆積した餌を排水孔(2) へ洗い流す一対の槽底洗浄
    用のノズル管(7) を対向配置して各ノズル管(7) を水槽
    (1) の上部に設けた溜水用タンク(5)に開閉弁(8) 付の
    給水管(6) をもって接続したことを特徴とする観賞魚用
    水槽。
JP1992077924U 1992-11-12 1992-11-12 観賞魚用水槽 Expired - Lifetime JPH0742297Y2 (ja)

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JP1992077924U JPH0742297Y2 (ja) 1992-11-12 1992-11-12 観賞魚用水槽

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Publication Number Publication Date
JPH0641466U JPH0641466U (ja) 1994-06-03
JPH0742297Y2 true JPH0742297Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=13647642

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JP1992077924U Expired - Lifetime JPH0742297Y2 (ja) 1992-11-12 1992-11-12 観賞魚用水槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5265097A (en) * 1975-11-21 1977-05-30 Michio Koga Water tanks for fancy fish having wipers and water storing tanks for purification
JPS5318398U (ja) * 1976-07-26 1978-02-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0641466U (ja) 1994-06-03

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Effective date: 19960315