JPH0742227B2 - 腎臓疾患治療剤 - Google Patents

腎臓疾患治療剤

Info

Publication number
JPH0742227B2
JPH0742227B2 JP30528289A JP30528289A JPH0742227B2 JP H0742227 B2 JPH0742227 B2 JP H0742227B2 JP 30528289 A JP30528289 A JP 30528289A JP 30528289 A JP30528289 A JP 30528289A JP H0742227 B2 JPH0742227 B2 JP H0742227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
therapeutic agent
agent
renal diseases
thc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30528289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02256611A (ja
Inventor
利夫 佐藤
仁 松本
寿夫 掛川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP30528289A priority Critical patent/JPH0742227B2/ja
Publication of JPH02256611A publication Critical patent/JPH02256611A/ja
Publication of JPH0742227B2 publication Critical patent/JPH0742227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は腎臓疾患治療剤に関し、さらに詳しくは腎臓疾
患の治療作用、およびこれに一般的な抗炎症作用、抗ア
レルギー作用、抗潰瘍作用をも併せ持つ腎臓疾患治療剤
に関する。
「従来の技術」 これまでにアスピリンやインドメタシンを始めとして数
多くの非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)が開発され、
各種の炎症性疾患に対して臨床的に広く使用されてい
る。しかしながら、これらのNSAIDは急性炎症に対して
は強力な抗炎症作用を有するが、胃潰瘍などの重篤な副
作用を惹起し、長期の連続使用に難点があるという欠点
があり、また慢性炎症、臓器炎症には殆ど無力であっ
た。腎臓疾患に対しては従来、抗炎症剤を含め有効な薬
物がなく、利尿剤、副腎皮質ステロイド療法等が行なわ
れて来たが、いずれも副作用が大きいわりには治療効果
が乏しく、有効な薬剤の開発が嘱望されていた。
本発明者らは、先に、同じカルコン誘導体であるイソリ
クイリチゲニン(isoliquiritigenin)が抗アレルギー
剤として有用であることを見出し(日本特許第1570239
号)、またさらにイソリクイリチゲニンが腎疾患、肝疾
患の治療・予防剤に有効であることを見出してその用途
について提案した(特開平1−104010号)。また、近年
イソリクイリチゲニンと類似の化学構造を有するカルコ
ン誘導体でありブテイン(butein)とも呼ばれる2′,
3,4,4′−テトラヒドロキシカルコンが、抗アレルギー
作用を有すること(特開昭63−10720号)、抗潰瘍作用
を有すること(特開昭63−150241号、特開昭64−42422
号)および一般的な抗炎症作用を有すること(米国特許
第4,279,930号)がそれぞれ明らかにされた。
しかしながら、この化合物が腎疾患の治療に有用である
ことは、全く知られていなかった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、イソリクイリチゲニンよりもさらに優れた腎
臓疾患治療作用を有し、かつ一般的抗炎症作用、抗アレ
ルギー作用をも併せ持ち、かつ消化器障害を起こさな
い、低毒性の新規腎臓疾患治療剤の開発を目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明者らは鋭意研究した結果、後述の式(I)で表さ
れ、ブテイン(butein)とも呼ばれる2′,3,4,4′−テ
トラヒドロキシカルコン(以下、THCと略称することが
ある)およびその塩がイソリクイリチゲニンよりも優れ
た腎臓疾患治療作用を有しており、かつ一般的抗炎症作
用、抗アレルギー作用をも有しながら消化器障害を惹起
しないばかりか、抗潰瘍作用をも併せ持つ臨床治療上極
めて好ましい薬剤であることを新たに発見し、本発明を
完成した。
すなわち、本発明は、式(I) で表せられる2′,3,4,4′−テトラヒドロキシカルコン
またはその薬学的に許容される塩を有効成分とすること
を特徴とする腎臓疾患治療剤を提供する。
「作用」 従来の一般的抗炎症剤は腎臓疾患の治療に用いても、逆
に腎臓疾患を悪化させる場合が多いことが知られてお
り、一般的抗炎症剤はこれら腎臓疾患の治療には殆ど無
力である。ここでいう腎臓疾患とは、物質代謝異常に起
因する腎機能障害、例えば薬物等により生じる急性腎
炎、かかる急性腎炎が慢性化した慢性腎炎、免疫機序を
介する急性腎炎、かかる急性腎炎が慢性化した慢性腎
炎、細菌およびウイルス感染により生じる急性腎炎およ
びこれが慢性化した慢性腎炎等、糸球体、尿細管、ルー
プス等の腎臓部位に機能障害を呈する疾患をいう。
2′,3,4,4′−テトラヒドロキシカルコンの薬学的に許
容される塩としては,アルカリ金属塩およびアルカリ土
類金属塩のような無毒性の塩、例えば、ナトリウム塩、
カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等があり、
さらにアンモニウム塩などの無毒性のアミン塩等があ
る。
本発明に従って式(I)で表される2′,3,4,4′−テト
ラヒドロキシカルコンおよび/またはその塩を有効成分
として使用することにより、腎臓疾患ならびに一般の急
性炎症、胃腸潰瘍、アレルギー性疾患を併発した腎臓疾
患の治療に極めて有用な腎臓疾患の治療剤を提供するこ
とができる。
本発明で有効成分として使用される2′,3,4,4′−テト
ラヒドロキシカルコンは公知の製造方法(D.R.Nadkarn
i,T.S.Wheeler:J.CHEM.SOC.1320−1321(1938))に準
じて合成することができる。また、商業的に入手するこ
ともできる。さらに、有効成分として使用されるこの化
合物の塩はこの化合物から周知の方法に従って容易に得
られる。
本発明の腎臓疾患治療剤は、経口または非経口投与(例
えば、静脈注射、皮下投与、直腸投与など)することが
でき、投与に際してはそれぞれの投与方法に適した剤型
に調製することができる。
かかる薬剤は、その用途に応じて錠剤、カプセル剤、顆
粒剤、散剤、細粒剤、丸剤、トローチ剤、舌下錠、坐
剤、軟膏、注射剤、乳剤、懸濁剤、シロップなどのいず
れかの製剤形態に調製することができ、これら製剤の調
製には無毒性の賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、防腐
剤、等張化剤、安定化剤、分散剤、酸化防止剤、着色
剤、矯味剤、緩衝剤等の添加剤を使用して公知の方法に
より製剤化することができる。本発明の腎臓疾患治療剤
において使用し得る無毒性の添加剤としては、例えば、
でんぷん、ゼラチン、ブドウ糖、乳糖、果糖、マルトー
ス、炭酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸マグネシ
ウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ペトロラタム、グリセリン、エタノー
ル、単シロップ、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、
リン酸ナトリウム、クエン酸、ポリビニルピロリドン、
水などが挙げられる。
またこの製剤に有用な他の薬剤を含有することもでき
る。
製剤中における本発明化合物の含有量は、その剤型に応
じて異なるが、一般に0.1〜100重量%の濃度で含有して
いることが望ましい。製剤の投与量は対象とするヒトを
始めとする温血動物の種類、症状の軽重、医師の診断な
どにより広範に変えることができるが、一般に1日当り
0.01〜300mg/Kgとすることができる。しかし、患者の症
状の軽重、医師の診断に応じて投薬範囲を変えることも
できる。また上記投与量は1日1回または数回に分けて
投与することができる。
実 施 例 以下に本発明の実施例を示す。なお本発明はこれら実施
例になんら限定されるものではない。
なお、実施例中で使用したTHCは公知の合成法(前出の
J.CHEM.SOC.1320−1321(1938))に準じてプロトカテ
キュアルデヒド(protocatechualdehyde)とレスアセト
フェノン(resacetophenone)の縮合反応により合成し
たものを用いた。
[実施例1] 毒性試験 本試験はTHCの安全性を確認するために行なったもので
ある。
5週令のddY雄性マウス5匹にTHCを経口および腹腔内に
投与した。
その結果、最小致死量は3000mg/Kg以上(経口)および1
000mg/Kg以上(腹腔内)であった。
[実施例2] 抗炎症作用 一般的抗炎症剤(NSAID)の有効性評価に広く用いられ
ているカラゲニン誘発足蹠浮腫法を用い抗炎症作用の試
験を行なった。
(実験方法) 1%λ−カラゲニン生理食塩溶液0.1mlを体重200〜250g
のラット(SD系雄性)の右足蹠皮内に注射し、その30
分、60分、90分、120分、180分、300分後に足蹠容積を
測定した。被験薬物(THC)はカラゲニン投与60分前に
1.0ml/200gの容量で経口投与した。対照群には溶媒のみ
を同量経口投与した。浮腫率は次式により算出した。
浮腫率(%) ={(Ps−Po)/Po}×100 Ps:経過時間における測定値 Po:0分における測定値 その結果を第1図に示す。
第1図から明らかなように、THCはカラゲニン誘発足蹠
浮腫に対して、300mg/Kgの経口投与により著明な抑制効
果を示し、抗炎症剤としての有効性が確認された。
[実施例3]腎疾患治療作用、シスプラチン惹起腎障害
モデル試験 腎障害惹起作用が極めて強いことが知られている抗癌剤
シスプラチン(cis−DDP)により惹起された腎障害に対
するTHCの治療効果の試験を行なった。
(実験方法) 1群10匹のddY雄性マウス(20〜25g)に5日間THCある
いはイソリクイリチゲニン(陽性対照化合物)を1日当
り100mg/Kgの割合で連続経口投与し、5日目にシスプラ
チン17mg/Kgを1回皮下投与し、その翌日からさらに5
日間THCあるいはイソリクイリチゲニンを同様に経口投
与した後採血し、血清中の血中尿素窒素(BUN)を測定
した。
上記実験において1群10匹の無処置ddY雄性マウス(20
〜25g)にシスプラチンのみを17mg/Kgを1回皮下投与し
たものを対照として用いた。
血中尿素窒素の測定にはUrea NB−Test Wako(和光純薬
工業株式会社製)を用いた。これらの試験結果を表−1
に示す。
表−1 血中尿素窒素(mg/dl) 無処置群 27.9± 2.6 シスプラチン 114.7±18.4 シスプラチン+THC 47.1±12.6** シスプラチン+イソリクイリチゲニン 70.6±14.0 シスプラチン群に対する有意差(**:P<0.01,:P<
0.05) 表−1から明らかなようにTHCはシスプラチン惹起腎障
害による血中尿素窒素の増加をイソリクイリチゲニンよ
りもさらに強力に抑制しており、腎疾患治療剤としての
有効性が確認された。
[実施例4] 抗潰瘍作用、塩酸−エタノール潰瘍モデ
ル試験 抗潰瘍剤の有効性評価に広く用いられている塩酸−エタ
ノール潰瘍モデル試験を用いて抗潰瘍作用の試験を行な
った。
(実験方法) 1群5匹のSD系雄性ラット(体重200〜250g)を24時間
絶食させた後、150mM塩酸−60%エタノールを1.0ml/200
gの容量で経口投与した。1時間後エーテルにより致死
せしめた後、胃を摘出した。胃内に生理食塩水10mlを注
入した後、1%ホルマリン液中に10分間浸し固定した。
胃を大湾に沿って切開した後、顕微鏡下(×10)にて腺
胃部に発生した粘膜潰瘍の長さ(mm)を測定し、1匹当
りの長さの合計を潰瘍係数(ulcer index)とした。被
験薬物はストレス惹起10分後に1.0ml/200gの容量で経口
投与した。陽性対照化合物として抗潰瘍剤塩酸セトラキ
サートを用いた。この結果を表−2に示す。
表−2から明らかなように本化合物は塩酸−エタノール
潰瘍に対して著明な抑制作用を示し抗潰瘍剤としての有
効性が確認された。
[実施例5]抗アレルギー作用、マストセルからのヒス
タミン遊離 抑制試験 (実験方法) 「ラット腹腔浸出細胞液の調製」 ウシ血清アルブミン0.1%を含んだロック液10mlを放血
致死せしめたラットの腹腔内に注射し、軽くマッサージ
した後、開腹し腹腔液を採取した。さらに同液5mlで腹
腔内を洗浄した後該液を採取し、先の腹腔液と混合し
た。この腹腔液を500rpmで5分間遠心分離し、沈澱物に
冷ロック液5mlを加え洗浄した後、再度冷ロック液3mlを
加えラット腹腔浸出細胞液とした。
化合物48/80によるヒスタミン遊離に対するTHCの抑制効
果 上記のラット腹腔浸出細胞液0.3mlにロック液0.5mlおよ
び0.03mMに調製したTHCあるいはイソリクイリチゲニン
の溶液(THCあるいはイソリクイリチゲニンを1%炭酸
水素ナトリウム含有生理食塩水に溶解した後、ロック液
で希釈したもの)1.0mlを加えて37℃で5分間インキュ
ベートした。次いで、化合物48/80のロック液(1mg/100
ml)を0.2mlずつ加え、37℃で10分間インキュベートし
た。冷却することにより反応を停止させた後、2500rpm
で10分間遠心分離し、1.7mlの上澄部と0.3mlの沈澱部に
分離した。上澄部に水0.1mlと100%トリクロル酢酸0.2m
lを加え、沈澱部にはロック液1.5mlと100%トリクロル
酢酸を加え、室温で30分間放置した後、3000rpmで15分
間遠心分離した。上澄部および沈澱部の各上澄を0.35ml
ずつ取り、各々に水1.65ml、1N水酸化ナトリウム0.4ml
を順次加え、さらに0.5%OPT(オルトフタルアルデヒ
ド)のメタノール溶液0.1mlを加え、4分間室温で反応
させた。次いで2Mクエン酸0.2mlを加え反応を停止させ
た後、それぞれを蛍光光度計により測定した。なお、コ
ントロールとしてTHCの代りにロック液を、ブランクに
はTHCおよび化合物48/80の代りにロック液を加える以外
は上記と同様に操作した。
化合物48/80によるヒスタミン遊離に対するTHCおよびイ
ソリクイリチゲニンの阻害率は次式により算出した。
ヒスタミン遊離率(%) I:THCまたはイソリクイリチゲニンのA値 C:コントロールのA値 B:ブランクのA値 その結果を表−3に示す。
表−3から明らかなようにTHCは化合物48/80によるラッ
トマストセルからのヒスタミン遊離に対してイソリクイ
リチゲニンよりも優れた抑制効果を示し、抗アレルギー
剤としての有効性が確認された。
次にTHCを有効成分として含有する製剤例を示す。
[実施例6] 5mg錠剤 THC 5mg 乳糖 137mg でんぷん 45mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 10mg タルク 2mgステアリン酸マグネシウ 1mg 200mg/錠 THCの結晶を粉砕し、それに乳糖およびでんぷんを加え
混合する。10%のでんぷんのりを上記の混合物に加え、
攪拌し粒状を製造する。乾燥後粒径を約850ミクロンに
整粒し、これにタルクおよびステアリン酸マグネシウム
を混合し打錠した。
[実施例7] 25mg錠剤 THC 25mg 乳糖 120mg でんぷん 42mg カルボキシメチル−セルロースカルシウム 10mg タルク 2mgステアリン酸マグネシウム 1mg 200mg/錠 THCの結晶を粉砕し、それに乳糖およびでんぷんを加え
混合する。10%のでんぷんのりを上記の混合物に加え、
攪拌し粒状を製造する。乾燥後粒径を約850ミクロンに
整粒し、これにタルクおよびステアリン酸マグネシウム
を混合し打錠した。
[実施例8] 20mgカプセル剤 THC 20mg 乳糖 53mg でんぷん 25mgステアリン酸マグネシウム 2mg 100mg/カプセル THCの結晶をよく粉砕し、それにでんぷん、乳糖および
ステアリン酸マグネシウムを加え充分に混合した後、カ
プセルに充填した。
[実施例9] 注射剤 THC 100mg ニッコールHCO60 500mg 塩化ナトリウム 90mg注射用蒸留水 10ml 690mg/10ml THC、ニッコールおよび塩化ナトリウムの処方量を注射
用蒸留水に溶解させ、pHを7.0に調整して得られた溶液
を1mlずつアンプルに充填した。
「発明の効果」 本発明によれば腎疾患治療作用、およびこれに一般的な
抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗潰瘍作用を併せ持つ
腎臓疾患治療剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する有効成分である2′,3,4,4′
−テトラヒドロキシカルコンのカラゲニン誘発足蹠浮腫
に対する抑制作用を示すグラフである。図中、THCは
2′,3,4,4′−テトラヒドロキシカルコン投与群を表
し、Cは対照群(溶媒投与群)を表す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) で表せられる2′,3,4,4′−テトラヒドロキシカルコン
    またはその薬学的に許容される塩を有効成分とすること
    を特徴とする腎臓疾患治療剤。
  2. 【請求項2】該薬学的に許容される塩がナトリウム塩、
    カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アンモニ
    ウム塩から選ばれる少なくとも一種の塩であることを特
    徴とする請求項(1)記載の腎臓疾患治療剤。
  3. 【請求項3】さらに賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、
    防腐剤、等張化剤、安定化剤、分散化剤、酸化防止剤、
    着色剤、矯味剤、緩衝剤から選ばれた少なくとも一種の
    無毒性の添加剤を含有することを特徴とする請求項
    (1)記載の腎臓疾患治療剤。
  4. 【請求項4】該添加剤がでんぷん、ゼラチン、ブドウ
    糖、乳糖、果糖、マルトース、炭酸マグネシウム、タル
    ク、ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、カ
    ルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、ポリエチレ
    ングリコール、プロピレングリコール、ペトロラタム、
    グリセリン、エタノール、単シロップ、塩化ナトリウ
    ム、亜硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、クエン酸、
    ポリビニルピロリドン、水から選ばれた少なくとも一種
    の物質であることを特徴とする請求項(3)記載の腎臓
    疾患治療剤。
  5. 【請求項5】2′,3,4,4′−テトラヒドロキシカルコン
    を0.1〜100重量%含有することを特徴とする請求項
    (1)記載の腎臓疾患治療剤。
JP30528289A 1988-11-25 1989-11-24 腎臓疾患治療剤 Expired - Lifetime JPH0742227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30528289A JPH0742227B2 (ja) 1988-11-25 1989-11-24 腎臓疾患治療剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-297847 1988-11-25
JP29784788 1988-11-25
JP30528289A JPH0742227B2 (ja) 1988-11-25 1989-11-24 腎臓疾患治療剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02256611A JPH02256611A (ja) 1990-10-17
JPH0742227B2 true JPH0742227B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=26561262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30528289A Expired - Lifetime JPH0742227B2 (ja) 1988-11-25 1989-11-24 腎臓疾患治療剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742227B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2841784B1 (fr) * 2002-07-08 2007-03-02 Composition a base de derives de 1,3-diphenylprop-2en-1-one substitues, preparation et utilisations
US20040126351A1 (en) * 2002-12-26 2004-07-01 Avon Products, Inc. Topical composition having natural skin anti-irritant ingredient and method of use
CN108853095A (zh) * 2017-05-12 2018-11-23 广东轻工职业技术学院 查尔酮与乙酸类非甾体抗炎药的组合物及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02256611A (ja) 1990-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3974281A (en) 5-Methyl-1-phenyl-2-(1H)-pyridone compositions and methods of use
US4042699A (en) Method for reducing serum glucose levels
DD244293A5 (de) Verfahren zur herstellung eines arzneimittels
KR940011244B1 (ko) 신장 질환 치료제
US20070060544A1 (en) 4-Nitro-2-[(4'-methoxy)-phenoxy]-methanesulfonanilide derivatives and their pharmaceutical use
DE60035429T2 (de) Verwendung von sulfodehydroabietinsäure zur behandlung entzündlicher darmerkrankungen
IE58722B1 (en) Improved antiinflammatory salts of piroxicam
PT79604B (en) Treatment of hypertension compounds and compositions for antihypertension and diuresis
JPS63253029A (ja) 製薬学的組成物
EP2262501B1 (en) Treatment of sepsis with 5-ethyl-1-phenyl-2(1h)-pyridone
JPH0742227B2 (ja) 腎臓疾患治療剤
JPS62207212A (ja) 抗アレルギ−剤
JPH03215425A (ja) 抗潰瘍剤
US4874757A (en) Antinflammatory compositions and methods
NZ193239A (en) Anti-inflammatory compositions containing 1-(4-chlorobenzoyl)-5-methoxy-2-methylindole-3-acetic acid and a 2-hydroxy-5-halophenylbenzoic acid derivative
JPS6019893B2 (ja) 抗潰瘍剤
EP1024807B1 (en) Use of the compound 2-methoxyphenyl-1-methyl-5p-methylbenzoyl-pyrrol-2-acetamido acetate for the production of an anti-inflammatory drug with prevention of gastric hypersecretion and renal impairment
JPH0952831A (ja) 急性腎不全治療・予防剤
JP2900056B2 (ja) 非ステロイド抗炎症剤により生じる胃疾患の予防用医薬組成物
US10392381B2 (en) Prevention and treatment of non-alcoholic fatty liver disease
JP2901226B2 (ja) アレルギー性皮膚炎の処置剤
Mackay et al. Haematemesis during oral aminophylline treatment.
US4812455A (en) Antiinflammatory compositions and methods
JPH0586928B2 (ja)
EP0178122A2 (en) Improved piroxicam-containing antiinflammatory compositions

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510