JPH074219Y2 - パイプ梱包装置 - Google Patents

パイプ梱包装置

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JPH074219Y2
JPH074219Y2 JP10462288U JP10462288U JPH074219Y2 JP H074219 Y2 JPH074219 Y2 JP H074219Y2 JP 10462288 U JP10462288 U JP 10462288U JP 10462288 U JP10462288 U JP 10462288U JP H074219 Y2 JPH074219 Y2 JP H074219Y2
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JP
Japan
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pipe
frame
lower frame
upper frame
shaped bolt
Prior art date
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Application number
JP10462288U
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JPH0225466U (ja
Inventor
収二 村崎
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FUSOKIKO CO Ltd
Original Assignee
FUSOKIKO CO Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は長尺鋼管輸送用の梱包装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来,例えば石油のパイプライン等に使用されるパイプ
輸送時の梱包は、複数本のパイプを帯鋼等で結束し、更
にこれを木箱づめにしていた。
考案が解決しようとする課題 従来の梱包方法は手間と経費がかかり、また受取る側と
しても開梱に時間を要し、梱包材を廃棄するのに経費と
労力が必要であるという問題点を有している。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、構造が簡
単で再使用のための返却輸送費が安い梱包装置を提供し
ようとするもである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるパイプ梱包
装置は、角柱形状で両端部に垂直方向の穴を有しパイプ
外周に当接する直角方向の複数の第1R溝を有する上枠付
の上フレームと、角柱形状で開口する両端面に垂直方向
の切欠き溝を有し両側面の端面寄り位置に水平方向の穴
を有しパイプ外周に当接する直角方向の複数の第2R溝を
有する下枠付の下フレームと、該上枠と下枠との間で前
記パイプを支える上下2面に前記第1及び第2R溝に対す
る第3R溝を有する1個以上の中枠と、前記下フレームの
前記両側面の穴に着脱可能に係合する頭部を有し上フレ
ームの前記垂直方向の穴に貫通する上端部にねじが刻設
されたT字形ボルトと、該T字形ボルトに螺合され上フ
レームを締付けて前記パイプを結束するナットを含んで
なる組付け方式でパイプを結束するものである。
また軸部下端に係合用駒を螺着し、ねじの頭をかしめて
固定した組立構造の頭部で、上端部のねじは応力集中度
を軽減するため切上げ部がゆるやかな勾配で形成され且
つねじ底Rが大きい特殊ねじの梱包等に使用するT字形
ボルトとすることもできる。
作用 下フレーム上に取付けられた下枠上面のR溝上にパイプ
を載置し、中枠を介して更にパイプを載置する。そして
パイプを所定の段数積み上げた後、T字形ボルトを水平
かつ下フレームの長手方向に対し斜めにして、下フレー
ムの両側面の穴に係合用駒の一方の端部を挿入したう
え、T字形ボルトを下フレームと平行に旋回して駒の他
方の端部を挿入し、T字形ボルトを垂直に立て、軸部が
各枠の端面の溝内に挿通されるようになし、下面にR溝
を有する上枠付の上フレームを載せ、上フレームの垂直
方向の穴を貫通するT字形ボルトのねじ部にナットを螺
合して締付け、パイプを結束する。
実施例 実施例について図面を参照して説明刷る。第1図〜第4
図において角樋状のコ字形断面形状を有する鉄板を互い
に側面が重なるように組合わせた鉄板熔接構造の上フレ
ーム1の下面の取付溝部1aに、梱包するパイプ2の外周
と等しい円弧の複数の直角方向のR溝3aを下面に有する
木製または強化プラスチック製の上枠3がねじ4により
取付けられている。そして上枠3の両端面には後述のT
字形ボルトが挿通される垂直方向の溝3bが設けられてい
る。そして上フレーム1の下板1bの両端部にT字形ボル
トが貫通する垂直方向の穴が穿設されており、穴の上方
の上フレーム上面には切欠部1cが設けられている。下フ
レーム6は上フレーム1とT字形ボルト取付部を除き上
下対称形で、また下枠7は上枠3と上下対称に形成さ
れ、下枠7の両端面には上枠と同様に垂直方向の溝7cが
設けられ、下枠7はR溝7aを上にして下フレーム6上に
ねじ8により取付けられている。上枠と下枠との中間の
木製又は強化プラスチック製の中枠9は、上面及び下面
にR溝3a,7aに対応する複数のR溝9a,9bを有し、両端面
には溝3b,7bと同様の垂直方向の溝9cを有している。尚
中枠9はパイプの結束個数により増減可能で本実施例で
は2個使用している。更に下フレーム6には二重構造の
両側面6aの端面寄り位置に、垂直方向の長穴6bが穿設さ
れており、下フレームの上板6cの対応位置には両端長手
方向に切欠き溝6dが刻設されている。
T字形ボルト11は軸12と直角方向の係合用駒13とによっ
て構成され、軸12の下端に刻設されたねじ12aに駒13が
螺合され、駒13のめねじの端面13aに放射状に刻設され
た少なくとも2個所のかしめ溝13bに、ねじ12aの先端が
かしめられて駒が固着されている。更に駒12にはT字形
ボルト11を水平にして下フレームの長穴6bに駒をかけ外
しするために下端面の両外角に大きな切欠き面13cを有
し、一旦長穴6bに係合された駒はT字形ボルトが垂直で
ある限り軸12が切欠き溝6d内に挿通されて横方向の移動
が規制され係合が外れることはない。
また軸12の上端のねじ12bは切上げ部がゆるやかな傾斜
で切上げられ、更に切上げ部のねじ底は大きなRに形成
されており、これにより応力集中度を軽減してショック
等による切損事故を防止するようになっている。
更に各R溝3a,7a,9a,9bにはパイプ2を腐食させないた
めに亜鉛粉末入りの防錆塗料が塗布されており、また下
フレーム6の下面には結束されたパイプを積み上げると
きにパイプに傷を付けないように厚みを考慮したゴム板
16が貼付又はビスにより取付けられている。
尚防錆塗料を塗布する代わりに樹脂シートを各枠3,7,9
に取付けてもよく、樹脂シートは熱収縮性のものを使用
し、取付けた後熱を加えてR面に添わせるようにするこ
とも可能である。また各枠が強化プラスチック製の場合
には防錆塗料又は樹脂シートを省略可能なこともある。
また上フレーム及び下フレームは必ずしも鉄板熔接構造
に限定されるものではなく、強化プラスチック等の成形
構造のものでもよく、この場合は上フレームと上枠、下
フレームと下枠とを一体に形成することも可能である。
次に本考案の梱包装置の組付手順を説明する。下フレー
ム6に取付けられた下枠7のR溝7a上にパイプ2を載
せ、パイプの上に中枠9を介して更にパイプを載せて所
定の段数に重ね、下フレーム6の端面開口部に、T字形
ボルト11の頭部を水平かつ下フレームの長手方向に対し
て斜めにして挿入し、下フレームの側面の穴6bにT字形
ボルトの駒13の一方の端部を挿入し、T字形ボルトを下
フレームに対して平行になるよう旋回して、駒13の他方
の端部を挿入する。続いてT字形ボルトを垂直に立て、
軸部12が各枠の端面に設けられた溝に3b,7b,9cに挿通さ
れるようにする。次いで上枠3が取付けられている上フ
レーム1を最上段のパイプ上に載せ、上フレーム1の垂
直方向の穴にT字形ボルトの先端ねじ部12bを挿通し、
上フレーム1の上面の切欠部1cよりボックスレンチ挿入
してナット16を締付けてパイプを結束する。このように
してパイプの長さに応じて複数個所結束を行う。
効果 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。輸送する長尺パイプをR溝に挟んで
T字形ボルトにより結束するようになし、長さに応じて
適宜結束個所の増減を行うようになしたので梱包才数が
最少で、しかも結束個所を互いにずらせて上積みを行う
ことで占有体積を最少限にすることが可能となる。
更に梱包装置は簡単に梱包,開梱が可能で返却輸送費が
安く再使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は上下に分解した本考案の12本結束の梱包装置の
傾斜図、第2図は9本結束の梱包装置の側面図、第3図
は一部切断面で表した下フレームに係合されたT字形ボ
ルトの正面図、第4図はT字形ボルトを下側から見た図
である。 1……上フレーム、2……パイプ 3……上枠、6……下フレーム 7……下枠、9……中枠 11……T字形ボルト、13……駒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角柱形状で両端部に垂直方向の穴を有しパ
    イプ(2)外周に当接する直角方向の複数の第1R溝(3
    a)を有する上枠(3)付の上フレーム(1)と、角柱
    形状で開口する両端面に垂直方向の切欠き溝(6d)を有
    し両側面の端面寄り位置に水平方向の穴(6b)を有しパ
    イプ外周に当接する直角方向の複数の第2R溝(7a)を有
    する下枠(7)付の下フレーム(6)と、該上枠と下枠
    との間で前記パイプを支える上下2面に前記第1及び第
    2R溝に対応する第3R溝(9a,9b)を有する1個以上の中
    枠(9)と、前記下フレームの前記両側面の穴に着脱可
    能に係合する頭部を有し上フレームの前記垂直方向の穴
    に貫通する上端部にねじが刻設されたT字形ボルト(1
    1)と、該T字形ボルトに螺合され上フレームを締付け
    て前記パイプを結束するナット(15)を含んでなり、組
    付け方式でパイプを結束することを特徴とするパイプ梱
    包装置。
  2. 【請求項2】軸部(12)下端に係合用駒(13)を螺着
    し、ねじの頭をかしめて固定した組立構造の頭部で、上
    端部のねじは応力集中度を軽減するため切上げ部がゆる
    やかな勾配で形成されかつねじ底Rが大きい特殊ねじで
    あることを特徴とする梱包装置等に使用するT字形ボル
    ト。
JP10462288U 1988-08-08 1988-08-08 パイプ梱包装置 Expired - Lifetime JPH074219Y2 (ja)

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JP10462288U JPH074219Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 パイプ梱包装置

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JP10462288U JPH074219Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 パイプ梱包装置

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Publication Number Publication Date
JPH0225466U JPH0225466U (ja) 1990-02-20
JPH074219Y2 true JPH074219Y2 (ja) 1995-02-01

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USD907444S1 (en) 2016-09-08 2021-01-12 General Mills, Inc. Food container

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