JPH0742119A - 自動車道路上の汚染空気の拡散防止構造 - Google Patents

自動車道路上の汚染空気の拡散防止構造

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JPH0742119A
JPH0742119A JP5210866A JP21086693A JPH0742119A JP H0742119 A JPH0742119 A JP H0742119A JP 5210866 A JP5210866 A JP 5210866A JP 21086693 A JP21086693 A JP 21086693A JP H0742119 A JPH0742119 A JP H0742119A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車の排気ガスによる汚染空気を自動車道路上
に効果的に停滞させることができ、自動車道路上の汚染
空気を浄化する場合に好適な汚染空気の拡散防止構造を
提供すること。 【構成】 本発明に係る汚染空気の拡散防止構造11
は、車道3の両側の路肩5に該車道3に沿って夫々延設
された壁体7と、壁体7の上端に該壁体7に沿って植設
された常緑樹からなる植栽帯13とを備え、路肩5から
壁体7上端までの高さをH3とした場合、壁体7上端か
らの植栽帯13の高さH2は、(1/4)×H3にほぼ
等しいか、或は、(1/4)×H3よりも大きく設定さ
れ、且つ、車道3の幅をWとした場合、路肩5から植栽
帯13の上端までの高さH1は(1/4)×Wとほぼ等
しいか、或は、(1/4)×Wよりも大きく設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車の排気ガスによる汚
染空気を自動車道路上に効果的に停滞させることがで
き、自動車道路上の汚染空気を浄化する場合に好適な汚
染空気の拡散防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車から排出される排気ガスは、一酸化炭
素、窒素酸化物、粉塵等の汚染物質を多量に含んでお
り、大気を汚染している。そして、高速道路等のような
自動車道路では、自動車道路の路肩や或は中央分離帯に
樹木を植栽し、排気ガスにより汚染された汚染空気をこ
れら樹木で拡散させつつ自動車道路外に流出させるよう
にした構造が提供されている。しかしながら、このよう
な方式は、自動車道路近傍への汚染空気の影響を緩和す
る上で好ましいが、排気ガスにより大気を汚染し続けて
いることには変りはない。そして、地球環境保全の観点
から考えると、汚染空気は自動車道路上において浄化し
てしまうことが望ましい。
【0003】一方、自動車道路の両側に、遮音壁等の壁
体を自動車道路に沿って延設させた構造が提供されてい
る。このような遮音壁等の壁体を有する自動車道路で
は、自動車道路上の汚染空気を遮音壁により自動車道路
上に停滞させ、空気浄化装置を路肩等に設置することに
より、自動車道路上で汚染空気を浄化することが可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
道路の両側に遮音壁等が設けられていても、風速の大小
の如何によっては、依然として汚染空気が遮音壁を越え
て自動車道路外に流出してしまい、自動車道路上で汚染
空気を浄化することができなくなる。本発明は前記事情
に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、風速
の大小の如何に拘らず、汚染空気を自動車道路上に効果
的に停滞させることができ、自動車道路上の汚染空気を
浄化する場合に有利な汚染空気の拡散防止構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る自動車道路上における汚染空気の拡散
防止構造は、車道の両側の路肩に該車道に沿って夫々延
設された壁体と、前記壁体の上端に該壁体に沿って植設
された常緑樹からなる植栽帯とを備え、前記壁体上端か
らの植栽帯の高さH2は、前記路肩から前記壁体上端ま
での高さをH3とした場合、( 1/4 )×H3にほぼ等
しいか、或は、( 1/4 )×H3よりも大きく設定され
ていることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記路肩から植栽帯の上
端までの高さH1は、前記車道の幅をWとした場合、(
1/4 )×Wとほぼ等しいか、或は、( 1/4 )×Wよ
りも大きく設定されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記壁体の上端に、車道側に所定の幅で延出し
該壁体に沿って延在する横壁部が設けられ、前記植栽帯
はこの横壁部上に植設された複数の樹木列で構成されて
いることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る自動車道路上における汚
染空気の拡散防止構造の実施例を添付図面に従って説明
する。図1は拡散防止構造が設けられた自動車道路の断
面正面図を示す。自動車道路1は車道3と、車道3の両
側に設けられた路肩(緩衝帯)5と、各路肩5に設けら
れた遮音壁7とを備える。前記遮音壁7は風に対する遮
蔽率が100%の部材、例えば、ブロック壁やアルミ壁
等で構成され、遮音壁7は、路肩5から垂直に立設され
た縦壁部701と、縦壁部701の上端からほぼ水平に
車道3側に延設された横壁部703とを備える。
【0008】実施例に係る汚染空気の拡散防止構造11
は前記遮音壁7を含んで構成され、更に、前記横壁部7
03に植設された植栽帯13を備える。前記植栽帯13
は、実施例では互いに平行する三つの樹木列1301に
より構成され、図2に平面図で示すように、各樹木列1
301は車道3の延設方向に、その枝張D1と等しい間
隔L1をおいて植設された多数の樹木1303により構
成されている。尚、植栽帯13を構成する樹木1303
の配置は千鳥状等に配置してもよく、任意である。この
ような樹木1303としては、例えば、カイズカイブキ
等のように、地面の近傍の幹部分から上部にわたって枝
葉のある常緑樹が用いられ、横壁部703の上面からの
高さH2は、例えば2〜3m程度に設定される。そし
て、このような構成からなる植栽帯13は、風を遮蔽す
る遮蔽率をほぼ50%〜80%に設定可能である。
【0009】横壁部703の上面からの植栽帯13の高
さH2は、車道3から横壁部703の上面までの高さを
H3とした場合、( 1/4 )×H3にほぼ等しいか、或
は、( 1/4 )×H3よりも大きく設定されている。ま
た、路肩5から植栽帯13の上端までの高さH1は、前
記車道3の幅をWとした場合、( 1/4 )×Wとほぼ等
しいか、或は、( 1/4 )×Wよりも大きく設定されて
いる。横壁部703の厚みDは、樹木1303を植栽す
るのに必要な土壌厚を考慮し、樹木1303の高さが、
例えば、2〜3mの場合には約80cm程度に設定され
る。
【0010】次に、図3(新建築学体系第8巻「自然環
境」,彰国社発行)に基ずいてフェンス背後の風の流れ
について説明する。図4は風速ベクトルの鉛直成分{U
+W}の分布と等風速比線{(U2 +V2+W21/2
/Us }を示した図であり、ここで、U,V,Wは平均
風速の夫々主流方向成分、主流に直角な成分、鉛直方向
成分であり、Hはフェンス21の高さ、Us はフェンス
21を取り除いたときの同じ地点における風速である。
図3で示されるように、フェンス21の上方を通りフェ
ンス21の背後に風が回り込む範囲は、フェンス21の
上縁から上方に( 1/4 )×H程度の離れた箇所までで
ある。このようなことから、本実施例では、遮音壁7上
に、遮音壁7の高さH3のほぼ1/4以上の高さの植栽
帯13を設け、この植栽帯13により、遮音壁7上方か
ら外気が自動車道路1上に吹き込まないようにし、汚染
空気を自動車道路1上に停滞し易くしている。
【0011】次に、図4及び図5(「都市建築の環境調
整に関する研究」,東京大学生産技術研究所発行)に基
ずいて樹木の遮蔽率と風速、並びに見付面積率の関係に
ついて説明する。図4に示されるように、カイズカイブ
キを用いれば、樹木の遮蔽率を、風速を低減する上で好
ましい50%から80%に設定可能である。また、図5
に示されるように、カイズカイブキを用いれば、樹木の
見付面積率を、風速を低減する上で好ましい50%から
80%に設定可能である。本実施例では、このような遮
蔽率或は見付面積率で植栽帯13を遮音壁7上に植設
し、遮音壁7上方から自動車道路1上に吹き込もうとす
る外気の風速を植栽帯13により低減させ、汚染空気を
自動車道路1上に停滞し易くしている。
【0012】次に、図6(新建築学体系第8巻「自然環
境」,彰国社発行)に基ずいて樹木の遮蔽率とフェンス
背後の風速の関係について説明する。図6ではフェンス
21の高さをH、フェンス21の遮蔽率を25%,60
%,100%とした場合の風速比U/Us を示してい
る。ここで、Uは樹木またはフェンス21がある場合の
各測定点における風速、US は樹木またはフェンス21
がない場合の各測定点における風速、U/US は各測定
点での樹木またはフェンス21がない場合の風速に対す
る樹木またはフェンス21設置後の風速比である。図6
で示されるように、遮蔽率が25%,60%,100%
の各フェンス21は夫々差異があるものの、フェンス2
1の後方に4.0×Hの距離まで風速の低減効果が発揮
されている。このようなことから、実施例では、これら
から逆算し、路肩5から植栽帯13上端までの高さH1
をほぼ( 1/4 )×W以上とし、これにより植栽帯13
を含む遮音壁7により風速が低減される範囲内に車道3
を位置させ、外気が自動車道路1上に吹き込まないよう
にし、汚染空気を自動車道路1上に停滞し易くしてい
る。
【0013】次に、図7乃至図10(土木研究所資料第
2983号)により車道3に沿って樹木列23を設けた
場合の樹木列23による空気浄化作用について説明す
る。図7は汚染空気の測定点の配置を示し、図8は樹木
列23の背後の汚染空気の濃度分布を示し、図9は2m
以下での樹木列23の枝葉の分布を、また、図10は2
m以上での樹木列23の枝葉の分布を示す。図9及び図
10に示すような枝葉を有する樹木列23を設けた場
合、図7に示す測定点での測定によれば、図8に示すよ
うな汚染空気の濃度分布となる。尚、図8に示す数値
は、車道3端の濃度分布を1とした場合、これに対する
汚染空気の濃度である。
【0014】図8に示されるように、樹木列23の背後
では、汚染濃度がほぼ40〜60%に除去されることが
明らかであり、本発明の場合には、仮に、自動車道路1
上の汚染空気が自動車道路1外に流出したとしても、植
栽帯13の空気浄化作用により汚染空気が浄化されるこ
とになる。
【0015】実施例に係る汚染空気の拡散防止構造11
によれば、風速が大きい場合であっても、遮音壁7上方
から車道3上に回り込む外気は植栽帯13により低減さ
れ、従って、遮音壁7上方からの外気の自動車道路1上
への吹き込みを抑制し、自動車道路1上に汚染空気を効
果的に停滞させることが可能となる。また、車道3は、
植栽帯13を含んだ遮音壁7により風速の大小に拘らず
外気の影響を受けない領域に位置しているので、汚染空
気を自動車道路1上に停滞させる上でより一層有利とな
る。従って、路肩5や遮音壁7等に空気浄化装置を設置
して汚染空気の浄化を行なう場合、汚染空気を自動車道
路1外に逃がさず、汚染空気の浄化を確実に行なうこと
が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る自動車道路上における汚染空気の拡散防止構造によれ
ば、自動車道路上での排気ガスによる汚染空気を、風速
の大小に拘らず自動車道路上に停滞させることができ、
自動車道路に空気浄化装置を設置して汚染空気の浄化を
行なう場合、汚染空気を自動車道路外に流出させること
なく確実に浄化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汚染空気の拡散防止構造が設けられた自動車道
路の断面正面図である。
【図2】植栽帯の平面図である。
【図3】フェンス背後の風の流れの説明図である。
【図4】樹木の遮蔽率と風速の減速比との関係図であ
る。
【図5】樹木の見付面積率と風速の減速比との関係図で
ある。
【図6】フェンスの遮蔽率と風速の減速比との関係図で
ある。
【図7】樹木列による空気浄化の説明図であって、汚染
空気の測定点の配置図である。
【図8】樹木列の背後の汚染空気の濃度分布図である。
【図9】2m以下での樹木列の枝葉の分布図である。
【図10】2m以上での樹木列の枝葉の分布図である。
【符号の説明】
1 自動車道路 3 車道 5 路肩 7 遮音壁 11 汚染空気の拡散防止構造 13 植栽帯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車道の両側の路肩に該車道に沿って夫々
    延設された壁体と、 前記壁体の上端に該壁体に沿って植設された常緑樹から
    なる植栽帯とを備え、 前記壁体上端からの植栽帯の高さH2は、前記路肩から
    前記壁体上端までの高さをH3とした場合、( 1/4 )
    ×H3にほぼ等しいか、或は、( 1/4 )×H3よりも
    大きく設定されている、 ことを特徴とする自動車道路上の汚染空気の拡散防止構
    造。
  2. 【請求項2】 前記路肩から植栽帯の上端までの高さH
    1は、前記車道の幅をWとした場合、( 1/4 )×Wと
    ほぼ等しいか、或は、( 1/4 )×Wよりも大きく設定
    されている請求項1記載の自動車道路上の汚染空気の拡
    散防止構造。
  3. 【請求項3】 前記壁体の上端には、車道側に所定の幅
    で延出し該壁体に沿って延在する横壁部が設けられ、前
    記植栽帯はこの横壁部上に植設された複数の樹木列で構
    成されている請求項1または2記載の自動車道路上の汚
    染空気の拡散防止構造。
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