JPH0742108A - 人工芝 - Google Patents
人工芝Info
- Publication number
- JPH0742108A JPH0742108A JP18473893A JP18473893A JPH0742108A JP H0742108 A JPH0742108 A JP H0742108A JP 18473893 A JP18473893 A JP 18473893A JP 18473893 A JP18473893 A JP 18473893A JP H0742108 A JPH0742108 A JP H0742108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial turf
- backing material
- work
- turf
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納作業や展張作業のとき、特に展張作業の
ときに作業し易い人工芝の提供。 【構成】 裏打ち材底面に空気の流通路を持ち、流通路
の底面に細孔を持ち、裏打ち材側面に空気導入用開口を
有する人工芝。
ときに作業し易い人工芝の提供。 【構成】 裏打ち材底面に空気の流通路を持ち、流通路
の底面に細孔を持ち、裏打ち材側面に空気導入用開口を
有する人工芝。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大面積の床に敷設する
人工芝に関するものである。
人工芝に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポーツ施設などの大面積の床に人工芝
を敷設することが盛んに行われるようになってきてい
る。これらの施設は多目的に利用されるので、その目的
に合わせて人工芝を敷設することが必要であり、そのた
め人工芝は度々巻き取ったり、展張したりされる。従来
はただ大重量物である人工芝を人力あるいは走行式巻き
取り機械で巻き上げたり、展張したりしている。
を敷設することが盛んに行われるようになってきてい
る。これらの施設は多目的に利用されるので、その目的
に合わせて人工芝を敷設することが必要であり、そのた
め人工芝は度々巻き取ったり、展張したりされる。従来
はただ大重量物である人工芝を人力あるいは走行式巻き
取り機械で巻き上げたり、展張したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の人工芝の収納作
業や展張作業ではどうしても人工芝を床面を引きずるこ
とになる場合が多い。人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗
が大きいので、この作業は大きい力を必要とするだけで
なく、この作業によって人工芝が損傷する可能性が高い
が従来はこの点について特に考慮はされていない。
業や展張作業ではどうしても人工芝を床面を引きずるこ
とになる場合が多い。人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗
が大きいので、この作業は大きい力を必要とするだけで
なく、この作業によって人工芝が損傷する可能性が高い
が従来はこの点について特に考慮はされていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は大重量物である
人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗を小さくして、比較的
小さな力で人工芝の収納作業や展張作業を行ない、人工
芝の損傷を防止するための人工芝の構造に関するもので
ある。
人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗を小さくして、比較的
小さな力で人工芝の収納作業や展張作業を行ない、人工
芝の損傷を防止するための人工芝の構造に関するもので
ある。
【0005】本発明は、裏打ち材底面に空気の流通路を
持ち、流通路の底面に細孔を持ち、裏打ち材側面に空気
導入用開口を有する人工芝である。
持ち、流通路の底面に細孔を持ち、裏打ち材側面に空気
導入用開口を有する人工芝である。
【0006】本発明の人工芝では、収納作業や展張作業
のときには、圧搾空気が裏打ち材側面の開口より送りこ
まれ流通路を通って流通路の底面の細孔より噴射するの
で人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗を小さくなり小さな
力で作業を行うことができる。特に展張作業は人工芝を
底面に静置した状態で細かく移動して所定の場所に敷設
する作業であるので、この作業を小さな力で行うことが
できるという効果は大きく、とくに、広大面積の人工芝
を巻き取る場合に有効である。
のときには、圧搾空気が裏打ち材側面の開口より送りこ
まれ流通路を通って流通路の底面の細孔より噴射するの
で人工芝の底面と床面とは摩擦抵抗を小さくなり小さな
力で作業を行うことができる。特に展張作業は人工芝を
底面に静置した状態で細かく移動して所定の場所に敷設
する作業であるので、この作業を小さな力で行うことが
できるという効果は大きく、とくに、広大面積の人工芝
を巻き取る場合に有効である。
【0007】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明を説明する。
【0008】図1は本発明の人工芝の一例を示し、
(a)は縦断面図、(b)は底面図である。
(a)は縦断面図、(b)は底面図である。
【0009】人工芝1は芝部2と裏打ち材3とから構成
されている。裏打ち材3の材料としては通常のように硬
質や中質のゴムあるいは中質や軟質のプラスチックの板
やスポンジが使用される。裏打ち材3の製造の際に、裏
打ち材3の底面に裏打ち材3と類似した材料で製造され
た弾性のある管状体4が埋め込まれる。管状体4は人工
芝1の底面全面にわたって配置される。管状体4には人
工芝1の底面側に所定の数の細孔5が穿孔される。配置
された管状体4の中の1本の端は裏打ち材3の側面に露
出しており空気導入用開口8を形成する。作業時にはエ
アーコンプレサー(図示せず。)の空気排出管を開口8
に接続して開口8より人工芝1の底面全面にわたって空
気を送り込む。送り込まれた空気は細孔5より噴出して
床面(通常はコンクリートである)に反射し人工芝1を
浮かす働きをする。その結果、人工芝1を小さい力で動
かすことが可能となる。図1では開口8を1個設けた例
を図示したが開口8を数個設け蓋をしておき、作業時に
必要な箇所の蓋を取ってそこにエアーコンプレサーの空
気排出管を接続するようにするのが好ましい。
されている。裏打ち材3の材料としては通常のように硬
質や中質のゴムあるいは中質や軟質のプラスチックの板
やスポンジが使用される。裏打ち材3の製造の際に、裏
打ち材3の底面に裏打ち材3と類似した材料で製造され
た弾性のある管状体4が埋め込まれる。管状体4は人工
芝1の底面全面にわたって配置される。管状体4には人
工芝1の底面側に所定の数の細孔5が穿孔される。配置
された管状体4の中の1本の端は裏打ち材3の側面に露
出しており空気導入用開口8を形成する。作業時にはエ
アーコンプレサー(図示せず。)の空気排出管を開口8
に接続して開口8より人工芝1の底面全面にわたって空
気を送り込む。送り込まれた空気は細孔5より噴出して
床面(通常はコンクリートである)に反射し人工芝1を
浮かす働きをする。その結果、人工芝1を小さい力で動
かすことが可能となる。図1では開口8を1個設けた例
を図示したが開口8を数個設け蓋をしておき、作業時に
必要な箇所の蓋を取ってそこにエアーコンプレサーの空
気排出管を接続するようにするのが好ましい。
【0010】図2は本発明の人工芝の別の例を示し、
(a)は縦断面図、(b)、(c)は底面図である。
(a)は縦断面図、(b)、(c)は底面図である。
【0011】人工芝1は図1と同様に芝部2と裏打ち材
3とから構成されている。裏打ち材3の製造の際に、裏
打ち材3の底面に縦横に溝6が設けらる。溝6は人工芝
1の底面全面にわたって設けられ、蓋7で覆われる。蓋
7の材料は裏打ち材3と類似した弾性のある材料であり
所定の数の細孔5が穿孔されている。設けられた溝6の
1本の端は裏打ち材3の側面に露出しており空気導入用
開口8を形成する。図1の場合と同様に作業時にはエア
ーコンプレサーの空気排出管を開口8に接続して開口8
より人工芝1の底面全面にわたって空気を送り込む。送
り込まれた空気は細孔5より噴出して床面(通常はコン
クリートである)に反射し人工芝1を浮かす働きをす
る。なお、図2(b)は主として横方向に溝6を設けた
例であり、図2(c)は縦横に格子状に溝6を設けた例
である。図2でも開口8を1個設けた例を図示したが開
口8を数個設け蓋をしておき、作業時に必要な箇所の蓋
を取ってそこにエアーコンプレサーの空気排出管を接続
するようにするのが好ましい。
3とから構成されている。裏打ち材3の製造の際に、裏
打ち材3の底面に縦横に溝6が設けらる。溝6は人工芝
1の底面全面にわたって設けられ、蓋7で覆われる。蓋
7の材料は裏打ち材3と類似した弾性のある材料であり
所定の数の細孔5が穿孔されている。設けられた溝6の
1本の端は裏打ち材3の側面に露出しており空気導入用
開口8を形成する。図1の場合と同様に作業時にはエア
ーコンプレサーの空気排出管を開口8に接続して開口8
より人工芝1の底面全面にわたって空気を送り込む。送
り込まれた空気は細孔5より噴出して床面(通常はコン
クリートである)に反射し人工芝1を浮かす働きをす
る。なお、図2(b)は主として横方向に溝6を設けた
例であり、図2(c)は縦横に格子状に溝6を設けた例
である。図2でも開口8を1個設けた例を図示したが開
口8を数個設け蓋をしておき、作業時に必要な箇所の蓋
を取ってそこにエアーコンプレサーの空気排出管を接続
するようにするのが好ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明の人工芝では、収納作業や展張作
業のときに圧搾空気を裏打ち材側面の開口より送り込む
ことにより底面の細孔より空気が噴出し、人工芝の底面
と床面とは摩擦抵抗を小さくし、小さな力で作業を行う
ことができ、とくに、広大面積での作業時に有効であ
る。
業のときに圧搾空気を裏打ち材側面の開口より送り込む
ことにより底面の細孔より空気が噴出し、人工芝の底面
と床面とは摩擦抵抗を小さくし、小さな力で作業を行う
ことができ、とくに、広大面積での作業時に有効であ
る。
【図1】本発明の人工芝の一例を示し、(a)は縦断面
図、(b)は底面図である。
図、(b)は底面図である。
【図2】本発明の人工芝の別の例を示し、(a)は縦断
面図、(b)、(c)は底面図である。
面図、(b)、(c)は底面図である。
1・・人工芝、2・・芝部、3・・裏打ち材、4・・管
状体、5・・細孔、6・・溝、7・・蓋、8・・空気導
入用開口
状体、5・・細孔、6・・溝、7・・蓋、8・・空気導
入用開口
Claims (1)
- 【請求項1】 裏打ち材底面に空気の流通路を持ち、流
通路の底面に細孔を持ち、裏打ち材側面に空気導入用開
口を有する人工芝
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5184738A JP2650607B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 人工芝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5184738A JP2650607B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 人工芝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742108A true JPH0742108A (ja) | 1995-02-10 |
JP2650607B2 JP2650607B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16158502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5184738A Expired - Lifetime JP2650607B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 人工芝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650607B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100545740B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2006-01-24 | 김영조 | 잔디 묘망판과 이를 이용한 잔디구장의 조성방법 |
WO2018185002A1 (en) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | Drivkraft Andrén | Prefabricated rollable artificial grass surface and method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346736U (ja) * | 1976-09-27 | 1978-04-20 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5184738A patent/JP2650607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346736U (ja) * | 1976-09-27 | 1978-04-20 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100545740B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2006-01-24 | 김영조 | 잔디 묘망판과 이를 이용한 잔디구장의 조성방법 |
WO2018185002A1 (en) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | Drivkraft Andrén | Prefabricated rollable artificial grass surface and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2650607B2 (ja) | 1997-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970415 |