JPH067035Y2 - 熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト - Google Patents

熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト

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JPH067035Y2
JPH067035Y2 JP5443285U JP5443285U JPH067035Y2 JP H067035 Y2 JPH067035 Y2 JP H067035Y2 JP 5443285 U JP5443285 U JP 5443285U JP 5443285 U JP5443285 U JP 5443285U JP H067035 Y2 JPH067035 Y2 JP H067035Y2
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JP
Japan
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peripheral edge
synthetic resin
resin sheet
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soft synthetic
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JP5443285U
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JPS61169884U (ja
Inventor
厚徳 関
Original Assignee
永欣塑膠工業股▲ひん▼有限公司
株式会社マルヨシビニ−ル
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は遊戯用の熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入
りボートに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の空気入りボートとして、底部形成用上側
版20と同下側版21との間に帯状の吊バンド22を挟
入して当該吊バンド22の上下両縁を上側版20と下側
版21に直線的に止着し、よって膨張時に板状を呈する
ようにした底部材23をもつ形式のもの(第4図及び第
5図参照)は知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術において延べた空気入りボートは、第4
図及び第5図により明らかであるように底部材23は丸
太を並べた形状に膨張し同底部材23の上面は吊バンド
22の吊り作用によって長い凹溝の凹面と長い蒲鉾状の
凸面が交互に平行に並んだ凹凸面となるものである。こ
のために当該底部材は、空気を送入された場合には吊バ
ンド22の止着線と平行する凹凸(蒲鉾状凹凸等)が多
いこともあって同止着線に直交する方向に平行する方向
の幅(以下、横幅という)の縮み量が同止着線に平行す
る方向の幅(以下、縦幅という)より多くなるので、当
該縮み量を見込んで構成する必要があり、もし横幅の縮
み量と縦幅の縮み量を同じとして構成した場合には予想
と異なる膨張形状の仕上りとなってしまうものであり、
このように予想と異なる仕上りとならないようにするた
めにはその分材料を多く使って回避する必要があるのみ
ならず上記横幅方向と縦幅方向の縮み量の違いは周壁部
材の横辺部分と縦辺部分にも影響し膨張時におけるシワ
の寄り具合にも差ができ体裁の悪い製品となってしまう
惧れもあり、この体裁の悪い製品のできてしまうことを
回避するためには底部材と周壁部材との熔着作業、材料
の寸法取り等に高度の技術が必要である。また使用によ
って底部材23の平行凹溝内に溜った水は分散した状態
となりやすく排水させにくい使い勝手の悪さがあった。
本考案は、底部材の横幅方向の縮み量と縦幅方向の縮み
量の差をなくして当該差によって生じていた問題点を解
消する工夫および排水しやすくする工夫を施した新規の
熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入りボートを提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案に係わる熱可塑性軟
質合成樹脂シート製空気入りボートは、底部形成用上側
版1と底部形成用下側版2とを其の全外周縁個所8とこ
れ等上下両側版1、2に設定した外端が外周縁に内端が
中心個所に達する渦巻連続線上個所9とに於て相互に気
密に溶着し且つ適宜個所に上側版1と下側版2との間に
送排気する送排気栓3を、また中心個所にドレン19を
それぞれ取付けることによって構成した膨縮自在の底部
材4と、膨縮自在な送排気栓付き中空内輪部5および膨
縮自在な送排気栓付き中空外輪部6より形成され且つ内
輪部5の下面全周縁に底部材4の全周縁を気密に溶着さ
れた周壁部材7とを備えたものである。
(実施例) 図に示す実施例は熱可塑性軟質合成樹脂シート製の底部
形成用上側版1と同製の底部形成用下側版2を重合して
これ等上側版1、下側版2をその全周個所8と渦巻連続
線上個所9とに於て相互に気密に溶着することによって
底部材4を構成し、この底部材4の適宜個所に上側版1
と下側版2との間に送排気する送排気栓3を取付けて当
該底部材4を膨縮自在とすると共に上記の下側版2の全
周縁を外に向って延長して当該延長部を下壁版11と
し、この下壁版11の上にリング状を呈する熱可塑性軟
質合成樹脂シート製の周壁形成用内壁版10を配し、内
壁版10の全下辺縁と下壁版11の全周辺縁とを相互に
気密に溶着すると共に当該下壁版11の上方にドーナツ
形状を呈する熱可塑性軟質合成樹脂シート製の周壁形成
用上壁版12を配し、この上壁版12の全周辺縁と上記
の内壁版10の全上辺縁とを相互に気密に溶着し、更に
当該上壁版12と下壁版11との間にリング状を呈する
熱可塑性合成樹脂シート製の中間壁版13を挟入してこ
の中間壁版13の上下両辺縁を上壁版12の中間線上個
所および下壁版11の中間線上個所に気密に溶着すると
共に上壁版12の全外周辺縁および下壁版11の全外周
辺縁を気密に溶着することによって内輪部5と外輪部6
より形成された周壁部材7を構成し、内輪部5の適宜個
所に送排気栓15を取付けて当該内輪部5を膨縮自在と
し、同じく外輪部6の適宜個所に送排気栓16を取付け
て当該外輪部6を膨縮自在とすると共にこの外輪部6の
外周に多数個の止環17を取付けこれ等止環17にロー
プ18を挿通して同ロープ18を周壁部材7のまわりに
掛け廻し、更に上記の底部材4の適宜個所に栓付ドレン
19を設けたものである。
(作用) 本考案は上記のような構成であるので、送排気栓3から
送気して底部材4を、また送排気栓15、16から送気
して内壁版10および上壁版12をそれぞれ膨張させた
ときには、第1図及び第2図により明らかであるように
渦巻連続線の溶着個所上に長い連続凹面が、また溶着個
所間に連続凸面が形成され、またこれ等連続凹・凸面の
形成による縦幅方向・横幅方向の縮み量の差が同じ若し
くはほぼ同じとなるものである。
(考案の効果) 本考案に係わる熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入り
ボートは、底部形成用上側版1と底部形成用下側版2と
を其の全外周縁個所8とこれ等上下両側版1、2に設定
した外端が外周縁に内端が中心個所に達する渦巻連続線
上個所9とに於て相互に気密に溶着し且つ適宜個所に上
側版1と下側版2との間に送排気する送排気栓3を、ま
た中心個所にドレン19をそれぞれ取付けることによっ
て膨縮自在の底部材4を構成したものであるので、膨張
時には上記従来例の底部材のように横幅方向の方の縮み
量が縦幅方向よりも多くなってしまうようなことがない
(少ない)ものであって、周壁部材の横辺部分と縦辺部
分のシワの寄り具合に差がなく体裁の良いものであって
且つ縮み量を見込んだ高度で煩瑣な材料の寸法取り作業
や熔着作業等を必要としないものであり、また膨張させ
て使用した際に底部材4の渦巻連続線上に形成された長
い連続凹面内に溜った水を排出させたい場合には、たと
えば第3図において仮想線で示すようにドレン19を開
放したのち周壁部材7部分を適宜台24の上に載せ置い
て底部材4部分を床(地面)から浮いた状態とし、斯く
すると渦巻連続線上個所9の外端が高く内端すなわち、
ドレン19に向うに従って徐々に低くなり、連続凹面内
に溜った水がドレン19に向って流れるものであって排
水させやすい使い勝手の良さがあるものである。
【図面の簡単な説明】 図は本考案熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入りボー
トの実施例を示すものであって、第1図は上方から見た
全体の斜視図、第2図は下方から見た全体の斜視図、第
3図は第1図A−A線に沿う拡大断面図、第4図は従来
例を示す斜視図、第5図は第4図B−B線に沿う拡大断
面図である。 1……上側版、2……下側版、3……送排気栓、4……
底部材、5……内輪部、6……外輪部、7……周壁部
材、8……周縁個所、9……渦巻連続線上個所、10…
…内壁版、11……下壁版、12……上壁版、13……
中間壁版、15、16……送排気栓、17……止環、1
8……ロープ、19……ドレン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部形成用上側版1と底部形成用下側版2
    とを其の全外周縁個所8とこれ等上下両側版1、2に設
    定した外端が外周縁に内端が中心個所に達する渦巻連続
    線上個所9とに於て相互に気密に溶着し且つ適宜個所に
    上側版1と下側版2との間に送排気する送排気栓3を、
    また中心個所にドレン19をそれぞれ取付けることによ
    って構成した膨縮自在の底部材4と、膨縮自在な送排気
    栓付き中空内輪部5および膨縮自在な送排気栓付き中空
    外輪部6より形成され且つ内輪部5の下面全周縁に底部
    材4の全周縁を気密に溶着された周壁部材7とを備えた
    ことを特徴とする熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入
    りボート。
JP5443285U 1985-04-12 1985-04-12 熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト Expired - Lifetime JPH067035Y2 (ja)

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JPS61169884U JPS61169884U (ja) 1986-10-21
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JP5443285U Expired - Lifetime JPH067035Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12 熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト

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