JP2595673Y2 - 掃除機の吸込口配管構造 - Google Patents

掃除機の吸込口配管構造

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JP2595673Y2
JP2595673Y2 JP1992069281U JP6928192U JP2595673Y2 JP 2595673 Y2 JP2595673 Y2 JP 2595673Y2 JP 1992069281 U JP1992069281 U JP 1992069281U JP 6928192 U JP6928192 U JP 6928192U JP 2595673 Y2 JP2595673 Y2 JP 2595673Y2
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suction port
suction
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信雄 石橋
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信雄 石橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掃除機の吸込口配管構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記掃除機の吸込口配管構造とし
て、本出願人は既に、吸込口を有する吸込口本体と掃除
機本体とを連結する筒体を前記吸込口の左右方向複数箇
所に連通すべく吸込口本体の近傍で複数の通路に分岐し
たものを提案している(実願昭63─88676 号参照) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の吸込口配管構造は、筒体の分岐部から掃除機本体間
の内部が単なる筒状であったので、吸込口本体側の各分
岐された通路の吸引力が均一とならず、吸込口両端部の
吸引力が弱くなる場合があった。このため、床面等の清
掃を行った場合、吸込口両端部では粉塵、芥等を吸収し
きれず床面等に残存する場合があった。
【0004】また、前記従来技術では、分岐部は、吸込
口本体の左右方向に末広がり状に延びるよう分割されて
いるから、分岐部の根元における筒体の断面積が、掃除
機本体側の筒体の断面積より大きくなっている。 しかし
ながら、このように断面積の大きくなっている部分に
は、分岐した通路が延びていないから、この部分におい
て吸引力の不均一が生じるものであった。
【0005】そこで、本考案は、上記問題点に鑑み、床
面等の清掃作業を効率良く行える吸引性の良い掃除機の
吸込口配管構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案では次の手段を講じた。即ち、本考案の特徴
とするところは、吸込口を有する吸込口本体と掃除機本
体とを連結する筒体を有する掃除機の吸込口配管構造に
おいて、前記筒体は、筒状の筒部と、該筒部の吸込口本
体側から吸込口の複数箇所に連通すべく吸込口本体の左
右方向に末広がり状に延びるよう複数に分割された通路
を備え、前記筒部内部には、前記各通路とそれぞれ連通
する複数の通路が長手方向全長に亘って形成されている
点にある。
【0007】さらに、前記筒体は、前記吸込口の複数箇
所に連通すべく複数の通路に分割され、且つ該通路が筒
体の長手方向全長に亘って設けられ、吸込口本体側の通
路は、吸込口本体の左右方向に分割されていると共に、
これらの通路と連通する掃除機本体側の通路は、左右方
向及び上下方向に分割されて いる点にある。
【0008】
【作用】本考案において、筒状の筒部内部には、吸込口
本体の左右方向に末広がり状に延びるよう複数に分割さ
れた通路とそれぞれ連通する複数の通路が長手方向全長
に亘って形成されているので、掃除機本体の吸引力が各
通路に直接作用し、従来技術のように末広がりの部分で
吸引力が不均一化することがない。したがって、各通路
の吸引力の均一化、即ち吸込口本体の吸込口における吸
引力の均一化が図られ、清掃作業の効率を良くする。
【0009】また、筒体の吸込口本体側の通路は、吸込
口本体の左右方向に分割されていると共に、これらの通
路と連通する掃除機本体側の通路は、左右方向及び上下
方向に分割されているから、通路の分割数が多くなって
も吸引力の均一化が図られると共に、筒体が不必要に左
右方向に太くなってしまうことを防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本考案に係る掃除機の吸込口配管構造の第
1実施例を示しており、吸込口1 を有する吸込口本体2
と掃除機本体(図示せず)とこれらを連結する筒体3 と
から構成されている。
【0011】前記吸込口本体2 は、平面矩形状とされて
底面に左右方向に拡がる前記吸込口1 を有している。そ
して、吸込口本体2 の長辺側一側には前記吸込口1 の左
右方向中央部および両端部に開口する連結開口部4 が設
けられている。前記筒体3 は、筒状の筒部7 と該筒部7
の一端から分岐された3か所の分岐部5 とから成ってい
る。前記筒部7 には図2に示すように、その筒部7 の内
部をほぼ3等分に分割して且つその筒部7 の全長に亘る
通路6aが前記各分岐部5 の通路6bに連通されて設けられ
ている。そして、通路6aと通路6bとの断面積もそれぞれ
ぼぼ同じとされている。即ち、筒部7 内部には、吸込口
本体2 の左右方向に末広 がり状に延びるよう複数に分割
された通路6bとそれぞれ連通する複数の通路6aが形成さ
れており、通路6aと通路6bにより筒体3 を全長に亘って
分割する通路6 が形成されている。なお、分岐部5 は前
記吸込口本体2 の連結開口部4 にそれぞれ上下方向に回
動自在に取りつけられ、筒部7 の他端は掃除機本体に挿
脱自在に連結されている。なお、分岐部5 と連結開口部
4 との取りつけは固定としてもよく、このとき、後述す
るように筒体3 の筒部7 と分岐部5 との接続部分に柔軟
性をもたせればよい。
【0012】上記構成の吸込口配管構造によれば、床面
等の清掃を行う場合、、従来技術のように末広がりの部
分で吸引力が不均一化することがなく、掃除機本体の吸
引力が分割された筒体3 の各通路6 に直接作用して各通
路6 の吸引力の均一化、即ち吸込口本体2 の吸込口1 に
おける吸引力の均一化が図られ、吸込口1 の両端部でも
効率よく粉塵、芥等を吸収できる。
【0013】図3は、本考案の第2実施例を示してお
り、吸込口本体2 の長辺側一側には吸込口1 の左右方向
ほぼ全域に亘って開口する連結開口部4 が設けられてい
る。また、筒部7 の一端部には8つに分割された通路6b
を有する拡開部8 が形成され、筒部7 には図4に示すよ
うに、前記各通路6bに連通する8分割された通路6aがそ
の筒部7 の全長に亘って設けられている。
【0014】図5は筒部7 の断面を図6、図7に示すよ
うに上下2段の8分割とした場合の筒部7 と拡開部8 と
の連結構造を示したものであり、拡開部8 中央の通路6b
2本が筒部7 下段の中央に、また、その両側の通路6bが
上段の中央に、さらにその両側の通路6bが下段の両側
に、また両端の通路6bが上段の両側となるように構成さ
れている。なお、図8は筒体3 の縦断面を示している。
【0015】上記構成によれば、通路の分割数が多くな
っても吸引力の均一化が図られると共に、筒体が不必要
に左右方向に太くなってしまうことを防ぐことができ
。本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、
吸込口本体2 の連結開口部4 の数は適宜変更することが
でき、また、筒体3 の分割の数は連結開口部4 の数に対
応させて図9(a) 〜(d) 等のように適宜変更することが
できる。また、筒体3 の分岐部5 または拡開部8 と筒部
7 との接続部分をゴムや柔軟性のある合成樹脂などを用
いて構成してもよく、図10に示すように拡開部8 を筒
部7 とは別体に設けて結合させてもよい。このとき、外
側は合成樹脂により、内側の分割壁はゴム等により構成
すればよい。また、図11、図12に示すように両側の
分岐部9 または拡開部9 を筒部7 に対してほぼ直角に設
けることができる。さらに、図13(a) 〜(c) に示すよ
うな形状とすることもできる。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、筒状の筒部内部には、
吸込口本体の左右方向に末広がり状に延びるよう複数に
分割された通路とそれぞれ連通する複数の通路が長手方
向全長に亘って形成されているので、掃除機本体の吸引
力が各通路に直接作用し、従来技術のように末広がりの
部分で吸引力が不均一化することがない。したがって、
各通路の吸引力の均一化、即ち吸込口本体の吸込口にお
ける吸引力の均一化が図られ、清掃作業の効率を良くす
る。
【0017】また、筒体の吸込口本体側の通路は、吸込
口本体の左右方向に分割されていると共に、これらの通
路と連通する掃除機本体側の通路は、左右方向及び上下
方向に分割されているから、通路の分割数が多くなって
も吸引力の均一化が図られると共に、筒体が不必要に左
右方向に太くなってしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部斜視図である。
【図2】図1の筒部の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す要部斜視図である。
【図4】図3の筒部の断面図である。
【図5】第2実施例の変形例を示す要部斜視図である。
【図6】8分割とした場合の筒部の断面図である。
【図7】8分割とした場合の筒部の他の断面図である。
【図8】図5の筒体の縦断面図である。
【図9】筒部のその他の例を示す断面図である。
【図10】筒体の一例を示す断面図である。
【図11】本考案の第3実施例を示す要部斜視図であ
る。
【図12】本考案の第4実施例を示す要部斜視図であ
る。
【図13】筒体のその他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口 2 吸込口本体 3 筒体 6 通路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口(1) を有する吸込口本体(2) と掃
    除機本体とを連結する筒体(3) を有する掃除機の吸込口
    配管構造において、前記筒体(3) は、筒状の筒部(7) と、該筒部(7) の吸込
    口本体(2) 側から吸込口(1) の複数箇所に連通すべく吸
    込口本体(2) の左右方向に末広がり状に延びるよう複数
    に分割された通路(6b)を備え、 前記筒部内部には、前記各通路(6b)とそれぞれ連通する
    複数の通路(6a)が長手方向全長に亘って形成されている
    ことを特徴とする掃除機の吸込口配管構造。
  2. 【請求項2】 吸込口(1) を有する吸込口本体(2) と掃
    除機本体とを連結する筒体(3) を有する掃除機の吸込口
    配管構造において、 前記筒体(2) は、前記吸込口(1) の複数箇所に連通すべ
    く複数の通路(6) に分割され、且つ該通路(6) が筒体
    (3) の長手方向全長に亘って設けられ 吸込口本体(2) 側の通路(6a)は、吸込口本体(2) の左右
    方向に分割されていると共に、これらの通路(6a)と連通
    する掃除機本体側の通路(6b)は、左右方向及び上下方向
    に分割されていることを特徴とする掃除機の吸込口配管
    構造。
JP1992069281U 1992-10-05 1992-10-05 掃除機の吸込口配管構造 Expired - Lifetime JP2595673Y2 (ja)

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JPH0631640U JPH0631640U (ja) 1994-04-26
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