JPH0231185Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0231185Y2 JPH0231185Y2 JP20508183U JP20508183U JPH0231185Y2 JP H0231185 Y2 JPH0231185 Y2 JP H0231185Y2 JP 20508183 U JP20508183 U JP 20508183U JP 20508183 U JP20508183 U JP 20508183U JP H0231185 Y2 JPH0231185 Y2 JP H0231185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- pipe
- core material
- elastic
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 3
- KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N Butadiene Chemical compound C=CC=C KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、牽引や圧送等により管内を通過させ
て、ライニング材を管内で押圧流動させると共に
管内面に塗布するためのライニング具の改良に関
する。
て、ライニング材を管内で押圧流動させると共に
管内面に塗布するためのライニング具の改良に関
する。
従来、単一の材料でライニング具を構成してい
たのであるが、管内移動を円滑化するために軟質
の弾性材にすると、物体が多孔状になり、孔内へ
のライニング材や水等の侵入によつて物体が膨張
し、使用に伴つて所定厚さのライニングを形成で
きなくなる欠点があり、また、管との摺接によつ
て表面が損傷しやすく、全体として耐久性のおい
て劣るものしか得られなかつた。そして、耐久性
を向上するために、平滑で強い表面を有する弾性
材で物体を形成すると、物体が硬くなりすぎて、
屈曲管での物体移動が不可能になりやすい欠点が
あつた。
たのであるが、管内移動を円滑化するために軟質
の弾性材にすると、物体が多孔状になり、孔内へ
のライニング材や水等の侵入によつて物体が膨張
し、使用に伴つて所定厚さのライニングを形成で
きなくなる欠点があり、また、管との摺接によつ
て表面が損傷しやすく、全体として耐久性のおい
て劣るものしか得られなかつた。そして、耐久性
を向上するために、平滑で強い表面を有する弾性
材で物体を形成すると、物体が硬くなりすぎて、
屈曲管での物体移動が不可能になりやすい欠点が
あつた。
本考案の目的は、管内移動を円滑に行え、長期
使用にかかわらず所定のライニング厚さが得ら
れ、かつ、破損しない管内面用ライニング具を得
る点にある。
使用にかかわらず所定のライニング厚さが得ら
れ、かつ、破損しない管内面用ライニング具を得
る点にある。
本考案によるライニング具の特徴構成は、多孔
状の弾性芯材と、その芯材よりも硬質で平滑表面
を有する弾性被覆材から成ることにあり、その作
用効果は次の通りである。
状の弾性芯材と、その芯材よりも硬質で平滑表面
を有する弾性被覆材から成ることにあり、その作
用効果は次の通りである。
つまり、弾性芯材を多孔状にすることによつ
て、管内移動に際して十分に変形できる適度の柔
軟性を備えさせることができ、しかも、弾性被覆
材を芯材よりも硬質で平滑表面を有する材料で形
成することによつて、ライニング材や水等の芯材
への浸入を確実に防止できると共に、ライニング
具表面の管との摺接による損傷を十分に防止でき
る。
て、管内移動に際して十分に変形できる適度の柔
軟性を備えさせることができ、しかも、弾性被覆
材を芯材よりも硬質で平滑表面を有する材料で形
成することによつて、ライニング材や水等の芯材
への浸入を確実に防止できると共に、ライニング
具表面の管との摺接による損傷を十分に防止でき
る。
したがつて、たとえ曲りが急な管であつても、
ライニング具の管内移動を十分な変形により容易
かつ円滑に行えると共に、芯材の膨潤防止により
所定厚のライニングを長期にわたつて形成でき、
かつ、表面損傷防止により長期使用が可能とな
り、作業性、ライニング性能、耐久性のいずれに
おいても優れた管内面用ライニング具を提供でき
るようになつた。
ライニング具の管内移動を十分な変形により容易
かつ円滑に行えると共に、芯材の膨潤防止により
所定厚のライニングを長期にわたつて形成でき、
かつ、表面損傷防止により長期使用が可能とな
り、作業性、ライニング性能、耐久性のいずれに
おいても優れた管内面用ライニング具を提供でき
るようになつた。
次に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、例えばエチレ
ンとブタジエンの共重合体等の弾性多孔体を材料
にして、適度の柔軟性を有する多孔状で球状の弾
性芯材1を形成し、例えばネオプレン等の、芯材
1よりも硬質で平滑表面を有する弾性被覆材2
を、ほぼ一定の厚さtで芯材1を覆うように形成
し、もつて、単独であるいは複数個が連結された
状態で使用される管内面用ライニング具Aを構成
してある。
ンとブタジエンの共重合体等の弾性多孔体を材料
にして、適度の柔軟性を有する多孔状で球状の弾
性芯材1を形成し、例えばネオプレン等の、芯材
1よりも硬質で平滑表面を有する弾性被覆材2
を、ほぼ一定の厚さtで芯材1を覆うように形成
し、もつて、単独であるいは複数個が連結された
状態で使用される管内面用ライニング具Aを構成
してある。
尚、ライニング具Aの半径Rと被覆材2の厚さ
tの比を3/20<t/R<2/5程度にすると良い。
tの比を3/20<t/R<2/5程度にすると良い。
上記ライニング具Aの使用法を第3図により以
下に説明する。
下に説明する。
管3内にライニング材4及びその後方に位置さ
せたライニング具Aを入れ、管3に接続した送風
機5によりライニング具Aを圧送し、ライニング
具Aによつてライニング材4を押し流すと共に管
内面に塗布し、ライニング層6を形成する。
せたライニング具Aを入れ、管3に接続した送風
機5によりライニング具Aを圧送し、ライニング
具Aによつてライニング材4を押し流すと共に管
内面に塗布し、ライニング層6を形成する。
次に別の実施例を示す。
ライニング具Aの形状は、例えば第4図に示す
ように砲弾形状にする等、その他適宜変更可能で
ある。
ように砲弾形状にする等、その他適宜変更可能で
ある。
芯材1及び被覆材2の材質は自由に選択でき
る。
る。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は一部切欠図、第2図は断面図である。第3
図は使用状態の説明図である。第4図は、本考案
の別実施例を示す一部切欠斜視図である。 1……芯材、2……被覆材。
1図は一部切欠図、第2図は断面図である。第3
図は使用状態の説明図である。第4図は、本考案
の別実施例を示す一部切欠斜視図である。 1……芯材、2……被覆材。
Claims (1)
- 多孔状の弾性芯材1と、その芯材1よりも硬質
で平滑表面を有する弾性被覆材2から成る管内面
用ライニング具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20508183U JPS60108382U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 管内面用ライニング具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20508183U JPS60108382U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 管内面用ライニング具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108382U JPS60108382U (ja) | 1985-07-23 |
JPH0231185Y2 true JPH0231185Y2 (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=30767458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20508183U Granted JPS60108382U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 管内面用ライニング具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108382U (ja) |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP20508183U patent/JPS60108382U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108382U (ja) | 1985-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4046940A (en) | Weatherstrip structure | |
JPH0231185Y2 (ja) | ||
JPS611510U (ja) | 止水材 | |
US3000031A (en) | Type cleaning device with reversible cleaning element | |
JPS58170950U (ja) | 多連棟ハウス用トイ | |
NL189184C (nl) | Eindwandsamenstel dat makkelijk openscheurbaar is voor een blik, alsmede daarvoor bestemde treklip. | |
JPS6062697U (ja) | 断熱配管材 | |
JPS58173888U (ja) | 地中埋設管の可撓継手 | |
JPS62355Y2 (ja) | ||
JPS6127398Y2 (ja) | ||
JPS5962370U (ja) | 熱応動弁 | |
JPS5889677U (ja) | 配管における断熱材の保護構造 | |
JPS6056894U (ja) | 冷温水被覆配管材 | |
JPS62104087U (ja) | ||
JPH0179660U (ja) | ||
JPS60115590U (ja) | 配管内挾液走行用具 | |
JPS57134695A (en) | Heat exchanger | |
JPS5833646U (ja) | 金属材インサ−ト竪樋 | |
JPS58155474U (ja) | 土管 | |
JPS59101966U (ja) | スポンジたわし | |
JPS6024420U (ja) | パイプベンダ− | |
JPS5852585U (ja) | 表示棒 | |
JPS5819051U (ja) | 開口部形成用コンクリ−ト型枠 | |
JPS6119081U (ja) | 排水配管装置 | |
JPS6064828U (ja) | 複合層からなる不燃塩化ビニル管 |