JPH0742027Y2 - バイパス風路昇温装置 - Google Patents

バイパス風路昇温装置

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JPH0742027Y2
JPH0742027Y2 JP3281191U JP3281191U JPH0742027Y2 JP H0742027 Y2 JPH0742027 Y2 JP H0742027Y2 JP 3281191 U JP3281191 U JP 3281191U JP 3281191 U JP3281191 U JP 3281191U JP H0742027 Y2 JPH0742027 Y2 JP H0742027Y2
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JP
Japan
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air
duct
steam
bypass
environmental test
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JP3281191U
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JPH0566427U (ja
Inventor
輝明 鈴木
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TOYO. SS. CO., LTD.
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TOYO. SS. CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自走車、特に自動車の
各種テストを行う環境試験室の空調システムにおけるバ
イパス風路昇温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、環境試験室における空調システム
は試験室内へ高温、または低温の空気を送り込む際に、
電気ヒーターまたは冷却コイルによって空気の温度を変
化させ、加湿器によって湿度を調節していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の環境試験室にお
ける空調システムでは、環境試験室に空気を昇温して送
り込む際に電気ヒーターのみで行っていたため、昇温に
は時間がかかるという欠点があった。
【0004】本考案は、昇温時に利用していないスチー
ムボイラーの蒸気を利用して、昇温時間を短縮するバイ
パス風路昇温装置を提供できるようにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、環境試験を行う空調システムにおいて、バ
イパスダクト内にスチームコイルを設け、このバイパス
ダクトを送りダクトから試験室まで配設し、スチームボ
イラーから加湿器に連結したパイプを分岐させて、この
分岐したパイプに流量調節弁を設け、かつ前記スチーム
コイルに接続したことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように構成されたバイパス風路昇温装置
は、昇温時に使用していないスチームボイラーの熱を利
用することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す一具体例により、本考案を
詳細に説明する。
【0008】自走車、特に自動車の各種テストを行う環
境試験室1の壁面に吹出口4を有する送りダクト3を設
け、上面には吸込口6を有する戻りダクト5を設け、こ
の戻りダクト5と前記送りダクト3は、環境試験室1の
外で連結して1本のダクト2となっている。
【0009】ダクト2内には、空気を送風するファン7
と、空気を冷却する冷却コイル8と、空気を昇温させる
電気ヒーター9と、空気を加湿する加湿器13が順に設
けられている。
【0010】また、内部にスチームコイル15を備えた
バイパスダクト14は、前記送りダクト3から分岐させ
て、環境試験湿1の壁面を貫通して接続させている。
【0011】スチームボイラ10にはパイプ17が接続
され、このパイプ17は途中で2つに分岐しており、一
方は流量調節弁11を備えて前記加湿器13に接続さ
れ、他方は流量調節弁12を備えて前記スチームコイル
15に接続されている。
【0012】次に本考案の使用例を説明する。
【0013】環境試験室1内に各種テストを行う自走車
17を配置する。次いで、環境試験室1内へ昇温された
空気を送り込む際に、分岐したパイプ16の流量調節弁
12が開栓、スチームボイラー10からパイプ16を経
てスチームコイル15内に蒸気が流れ込む。そしてファ
ン7により空気が送風され、電気ヒーター9によって昇
温されて、送りダクト3の吹出口4から環境試験室1へ
送風される。この際、昇温された空気の一部はバイパス
ダクト14を通過するため、スチームコイル15によっ
てさらに昇温されて環境試験室1内に送風される。
【0014】そして、これらの送風された空気は、環境
試験室1内から吸込口6を経て戻りダクト5内へ入り、
再びファン7によって循環される。
【0015】また、送風される空気を加湿する際には、
流量調節弁11を開栓することで加湿器13に蒸気が送
られる。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
にあっては次のような効果がある。 (1)加湿されない空気を昇温する際に、利用されてい
なかったスチームボイラ10の蒸気によって空気の昇温
時間を約半分に短縮させることができる。 (2)バイパスダクト14内にスチームコイル15を設
けているため、送りダクト3内にスチームコイル15を
設ける方式とは異なり、通常の車速テスト中のダクト内
圧損の増加にはならない。 (3)スチームコイル15はバイパスダクト14内に収
まる大きさでよく、設備費は微少である。
【図面の簡単な説明】
図1 本考案の一具体例を示す図。 符号の説明 1・・・環境試験室 2・・・ダクト 3・・・送りダクト 4・・・吹出口 5・・・戻りダクト 6・・・吸込口 7・・・ファン 8・・・冷却コイル 9・・・電気ヒーター 10・・・スチームボイラー 11、12・・・流量調節弁 13・・・加湿器 14・・・バイパスダクト 15・・・スチームコイル 16・・・パイプ 17・・・自走車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環境試験を行う空調システムにおいて、バ
    イパスダクト内にスチームコイルを設け、このバイパス
    ダクトを送りダクトから試験室まで配設し、スチームボ
    イラーから加湿器に連結したパイプを分岐させて、この
    分岐したパイプに流量調節弁を設け、かつ前記スチーム
    コイルに接続してなるバイパス風路昇温装置。
JP3281191U 1991-04-11 1991-04-11 バイパス風路昇温装置 Expired - Fee Related JPH0742027Y2 (ja)

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