JPH074168B2 - アイスクリーム製造装置 - Google Patents
アイスクリーム製造装置Info
- Publication number
- JPH074168B2 JPH074168B2 JP18234088A JP18234088A JPH074168B2 JP H074168 B2 JPH074168 B2 JP H074168B2 JP 18234088 A JP18234088 A JP 18234088A JP 18234088 A JP18234088 A JP 18234088A JP H074168 B2 JPH074168 B2 JP H074168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- kneading
- bottom plate
- kneading container
- ice cream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Confectionery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイスクリームを製造するアイスクリーム製造
装置と、とくにその材料の混練部に関するものである。
装置と、とくにその材料の混練部に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のアイスクリーム製造装置は、第２図に示
すように、圧縮機1,凝縮器2,キャピラリーチューブ3,蒸
発器４からなる冷凍サイクル５と、蒸発器４を側面と底
面に取付けた冷却熱交換器６と、この冷却熱交換器６内
に着脱自在に取付けられ、則面と底面との間で中間スペ
ース７を設けるように取付けられる調理容器８と、調理
容器８内に収納され、モータ９によって駆動される回転
軸10に取付けられたかくはん羽根11と、中間スペース７
に充填される低凍結点液12とから構成され、冷凍サイク
ル５の運転により、蒸発器４の冷却熱は低凍結点液12を
介して調理容器８に伝えられていた。
すように、圧縮機1,凝縮器2,キャピラリーチューブ3,蒸
発器４からなる冷凍サイクル５と、蒸発器４を側面と底
面に取付けた冷却熱交換器６と、この冷却熱交換器６内
に着脱自在に取付けられ、則面と底面との間で中間スペ
ース７を設けるように取付けられる調理容器８と、調理
容器８内に収納され、モータ９によって駆動される回転
軸10に取付けられたかくはん羽根11と、中間スペース７
に充填される低凍結点液12とから構成され、冷凍サイク
ル５の運転により、蒸発器４の冷却熱は低凍結点液12を
介して調理容器８に伝えられていた。
（例えば特公昭60-48143号公報） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、モータは減速機を
介してアイスクリームのかくはんに敵する回転数に設定
されており、材料を混練する手段が設けられていないた
め、次のような課題を有していた。すなわち、アイスク
リームを作るには、牛乳，砂糖，生クリーム，卵黄など
を混練して生地を作り、この生地をかくはん冷却して完
成させることになるが、別の容器に手作業で混練を行な
い、調理容器への移し変え、その後の容器及び、混練用
へらの洗浄など大変手間がかかり不便であるという課題
を有していたことである。
介してアイスクリームのかくはんに敵する回転数に設定
されており、材料を混練する手段が設けられていないた
め、次のような課題を有していた。すなわち、アイスク
リームを作るには、牛乳，砂糖，生クリーム，卵黄など
を混練して生地を作り、この生地をかくはん冷却して完
成させることになるが、別の容器に手作業で混練を行な
い、調理容器への移し変え、その後の容器及び、混練用
へらの洗浄など大変手間がかかり不便であるという課題
を有していたことである。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、同一調理
容器内で材料の混練を行ない、従来の手作業による混練
とか容器、混練用へらの洗浄などの手間がかかり、不便
である課題を解消することを目的とする。
容器内で材料の混練を行ない、従来の手作業による混練
とか容器、混練用へらの洗浄などの手間がかかり、不便
である課題を解消することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のアイスクリーム製
造装置は、容器内部の側面から底面に沿う形状に設けら
れたかくはん羽根と、このかくはん羽根の側面上部から
中心部に延びた支持部と、この支持部及び他方から延び
た支持部により、前記容器中央上方部で保持され、混練
された材料の落下用穴を設けた混練容器底板と、前記容
器上部を覆うためのふたと、このふた中央部に設けら
れ、前記混練容器底板とかみ合う筒状の混練容器と、こ
の混練容器内部に固定され、前記混練容器底に端面が接
触し、混練容器底板が回転すると材料の混練をする混練
容器羽根とを備えたものである。
造装置は、容器内部の側面から底面に沿う形状に設けら
れたかくはん羽根と、このかくはん羽根の側面上部から
中心部に延びた支持部と、この支持部及び他方から延び
た支持部により、前記容器中央上方部で保持され、混練
された材料の落下用穴を設けた混練容器底板と、前記容
器上部を覆うためのふたと、このふた中央部に設けら
れ、前記混練容器底板とかみ合う筒状の混練容器と、こ
の混練容器内部に固定され、前記混練容器底に端面が接
触し、混練容器底板が回転すると材料の混練をする混練
容器羽根とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、混練容器に材料、とく
に卵，砂糖を投入し、運転を開始すれば、かくはん羽根
が回転するため、支持部により保持された混練容器底板
も同様に回転する。そして、混練容器と混練容器羽根に
対し、混練容器底板が回転することは、相対的に混練容
器羽根が混練のため回転したのと同様になり、混練が行
なわれる。そして、混練された材料は混練容器底板の落
下用穴から容器内へと落下し、材料の混練が完了するこ
とになるのである。
に卵，砂糖を投入し、運転を開始すれば、かくはん羽根
が回転するため、支持部により保持された混練容器底板
も同様に回転する。そして、混練容器と混練容器羽根に
対し、混練容器底板が回転することは、相対的に混練容
器羽根が混練のため回転したのと同様になり、混練が行
なわれる。そして、混練された材料は混練容器底板の落
下用穴から容器内へと落下し、材料の混練が完了するこ
とになるのである。
実施例 以下、本発明の実施例の添付図面にもとづいて説明す
る。なお、第２図と同一部品については同一番号を付し
ている。
る。なお、第２図と同一部品については同一番号を付し
ている。
第１図において、11′はかくはん羽根であり、容器８内
の側面から底面に沿う形状に設けられている。13は支持
部であり、かくはん羽根11′の側面上部から容器８の中
央部へ向かって延びて混練容器底板14を水平に保持して
いる。混練容器底板14には混練された材料が落下する落
下用穴15が設けられている。16は容器８の上部を覆うた
めのふたである。17は混練容器であり、ふた16の中央部
に設けられ、混練容器17に固定されている。19は歯車で
あり、この歯車19にかくはん羽根11′が装着されて回転
する。
の側面から底面に沿う形状に設けられている。13は支持
部であり、かくはん羽根11′の側面上部から容器８の中
央部へ向かって延びて混練容器底板14を水平に保持して
いる。混練容器底板14には混練された材料が落下する落
下用穴15が設けられている。16は容器８の上部を覆うた
めのふたである。17は混練容器であり、ふた16の中央部
に設けられ、混練容器17に固定されている。19は歯車で
あり、この歯車19にかくはん羽根11′が装着されて回転
する。
上記構成において、アイスクリーム製作時は混練容器17
に卵，砂糖，牛乳，生クリームなどを投入すれば，牛
乳，生クリームなどは液状であるため、砂糖の一部を溶
かしながら、混練容器底板14の落下用穴15から容器８へ
流下する。次に運転を開始すれば、モータ９の回転によ
り、歯車19を介して、かくはん羽根11′が回転し、これ
と一体である混練容器底板14も回転する。混練容器17に
設けられている混練容器羽根18は静止しているが、混練
容器底板14の回転により、相対的に混練容器羽根18が回
転したのと同様の働きをすることになる。そこで、卵と
残りの砂糖は混練され、卵はつぶれて、混練容器底板14
の落下用穴15から容器８へ流下する。このようにして、
材料の混練が行なわれ、従来のように手作業による混練
の手間とか、別途混練用容器，へらの洗浄などの手間が
省けるという効果がある。また、混練容器底板14のフィ
ルター作用により、材料内のつぶ状のものとか、異物は
残るため、アイスクリームに混入しないという効果もあ
る。
に卵，砂糖，牛乳，生クリームなどを投入すれば，牛
乳，生クリームなどは液状であるため、砂糖の一部を溶
かしながら、混練容器底板14の落下用穴15から容器８へ
流下する。次に運転を開始すれば、モータ９の回転によ
り、歯車19を介して、かくはん羽根11′が回転し、これ
と一体である混練容器底板14も回転する。混練容器17に
設けられている混練容器羽根18は静止しているが、混練
容器底板14の回転により、相対的に混練容器羽根18が回
転したのと同様の働きをすることになる。そこで、卵と
残りの砂糖は混練され、卵はつぶれて、混練容器底板14
の落下用穴15から容器８へ流下する。このようにして、
材料の混練が行なわれ、従来のように手作業による混練
の手間とか、別途混練用容器，へらの洗浄などの手間が
省けるという効果がある。また、混練容器底板14のフィ
ルター作用により、材料内のつぶ状のものとか、異物は
残るため、アイスクリームに混入しないという効果もあ
る。
発明の効果 以上のように本発明のアイスクリーム製造装置によれ
ば、容器内部の側面から底面に沿う形状に設けられたか
くはん羽根と、このかくはん羽根の側面上部から中心部
に延びた支持部と、この支持部及び他方から延びた支持
部により、前記容器中央上方部で保持され、混練された
材料の落下用穴を設けた混練容器底板と、前記容器上部
を覆うためのふたと、このふた中央部に設けられ、前記
混練容器底板とかみ合う筒状の混練容器と、この混練容
器内部に固定され、前記混練容器底板に端面が接触し、
混練容器底板が回転すると材料の混練をする混練容器羽
根とから構成しているため、卵，砂糖などの材料を混練
容器に投入し、運転を開始すると、混練容器底板が回転
し、混練容器羽根との混練作用により、卵がつぶれ、落
下用穴から容器へ流下し、混練が行なわれるため、従来
のように手作業による混練の手間とか、別容器からの移
しかえ混練用容器，へらの洗浄などの手間が省けるとい
う効果がある。また、混練容器底板14のフィルター作用
により、材料内のつぶ状のものとか、異物は残り、容器
内へ落下しないため、アイスクリームにつぶとか異物が
混入しないという効果もある。
ば、容器内部の側面から底面に沿う形状に設けられたか
くはん羽根と、このかくはん羽根の側面上部から中心部
に延びた支持部と、この支持部及び他方から延びた支持
部により、前記容器中央上方部で保持され、混練された
材料の落下用穴を設けた混練容器底板と、前記容器上部
を覆うためのふたと、このふた中央部に設けられ、前記
混練容器底板とかみ合う筒状の混練容器と、この混練容
器内部に固定され、前記混練容器底板に端面が接触し、
混練容器底板が回転すると材料の混練をする混練容器羽
根とから構成しているため、卵，砂糖などの材料を混練
容器に投入し、運転を開始すると、混練容器底板が回転
し、混練容器羽根との混練作用により、卵がつぶれ、落
下用穴から容器へ流下し、混練が行なわれるため、従来
のように手作業による混練の手間とか、別容器からの移
しかえ混練用容器，へらの洗浄などの手間が省けるとい
う効果がある。また、混練容器底板14のフィルター作用
により、材料内のつぶ状のものとか、異物は残り、容器
内へ落下しないため、アイスクリームにつぶとか異物が
混入しないという効果もある。
第１図は本発明の一実施例を示すアイスクリーム製造装
置の断面図、第２図は従来のアイスクリーム製造装置の
断面図である。 ６……冷却熱交換器、８……調理容器、11……かくはん
羽根、13……支持部、14……混練容器底板、15……落下
用穴、16……ふた、17……混練容器、18……混練容器は
ね。
置の断面図、第２図は従来のアイスクリーム製造装置の
断面図である。 ６……冷却熱交換器、８……調理容器、11……かくはん
羽根、13……支持部、14……混練容器底板、15……落下
用穴、16……ふた、17……混練容器、18……混練容器は
ね。
Claims (1)
- 【請求項１】アイスクリームを製造するための容器と、
この容器外周から冷却する冷却熱交換器と、前記容器内
に収納され、容器内部の側面から底面に沿う形状に設け
られたかくはん羽根と、このかくはん羽根の側面上部か
ら中心部に延びた支持部と、この支持部及び他方から延
びた支持部により、前記容器中央上方部で保持され、混
練された材料の落下用穴を設けた混練容器底板と、前記
容器上部を覆うためのふたと、このふた中央部に設けら
れ、前記混練容器底板とかみ合う筒状の混練容器と、こ
の混練容器内部に固定され、前記混練容器底板に端面が
接触し、混練容器底板が回転すると材料の混練をする混
練容器羽根とから構成されたアイスクリーム製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18234088A JPH074168B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | アイスクリーム製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18234088A JPH074168B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | アイスクリーム製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231650A JPH0231650A (ja) | 1990-02-01 |
| JPH074168B2 true JPH074168B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=16116599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18234088A Expired - Lifetime JPH074168B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | アイスクリーム製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074168B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITUD20020190A1 (it) | 2002-09-09 | 2004-03-10 | De Longhi Spa | Dispositivo per la produzione di gelato |
| AU2014354568B2 (en) * | 2013-11-29 | 2018-03-08 | Breville Pty Limited | Improved base driven appliance and attachments |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP18234088A patent/JPH074168B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0231650A (ja) | 1990-02-01 |
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