JPH074166B2 - チュ−インガムの成形方法 - Google Patents

チュ−インガムの成形方法

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JPH074166B2
JPH074166B2 JP62109473A JP10947387A JPH074166B2 JP H074166 B2 JPH074166 B2 JP H074166B2 JP 62109473 A JP62109473 A JP 62109473A JP 10947387 A JP10947387 A JP 10947387A JP H074166 B2 JPH074166 B2 JP H074166B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はチューインガムの成形方法に関するものであ
り、特に、人形その他表面に凹凸のある立体感豊かなチ
ューインガムの製造に好適する成形方法に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来人形等の立体感に富むチューインガムを成形するに
は、例えば特開昭60-9776号で開示されているような射
出成形法がある。
「発明が解決しようとする問題点」 前記の射出成形法は、大きな形に成形する時はそれだけ
大量のチューインガム成形材料が必要で高価になり、ま
た、従来の射出成形法ではチューインガム成形材料の射
出時温度を50〜90℃の範囲に設定するので、高熱により
ガム成形材料中の香料等を破壊するおそれがあった。
本発明の目的は、前述の問題点を解決し、より安価で成
形制度の高いチューインガム成形方法を提供することに
ある。
「問題点を解決する手段」 本発明方法は前記の問題点を解決するため、成形型内に
該成形型内の容積より少量のチューインガム成形材料を
供給する工程と、該チューインガム成形材料を加圧によ
り成形型内で膨らませる工程とを含むことを特徴として
いる。
「作用」 成形型内の容積より少量のチューインガム成形材料を該
成形型内で加圧により膨らませると、チューインガム成
形材料が成形型の内周壁に向かって強く圧迫され、当該
成形型の中空形状と同じ形状になる。
「実施例」 第1図のように、二つ割り状の成形型1内へ、公知の方
法で味や風味を調整したチューインガム成形材料2を、
成形型1内の容積より少量供給する。
この時好ましくはチューインガム成形材料2を適宜の手
段で人の通常の体温以上(37〜40℃)に加熱し、軟化さ
せる。
チューインガム成形材料2の成形型1内への供給手段
は、射出機による注入でもよいし、あるいはガム成形材
料2を定量で一定形状のブロック状にし、成形型1を開
いて内部に適宜の手段で投入してもよい。射出機による
注入の場合は、圧延後クーリングしたチューインガム成
形材料を、細切りカッター又はペレットカッター等でペ
レット状又は粒状にカットし、これにミキサーで微量の
パウダー(タルク、粉糖、澱粉等)を塗布して、ホッパ
ー等により射出機における加熱筒のフィード部に供給
し、加熱筒の温度を37〜40℃に設定してスクリューによ
り成形型1内に射出する。ブロック状のガム成形材料2
を成形型1内に投入する場合は、肉厚に圧延してクーリ
ングしたものを一定形状に裁断し、これに微量のパウダ
ーを塗布し、これを上記温度に加熱後適宜の投入機によ
り成形型1内に投入する。
成形型1には、例えば銅を主体とするベリリウム型や、
表面をハードクロム処理した鋼鉄型その他熱伝導性のよ
い材質のものを用い、三次元金型を使用するのが好まし
い。
ガム成形材料2の一回の供給量は、成形型1の内部容積
より少なく、成形された製品が常温下で弱い圧迫などで
変形しない程度の量、すなわち成形型1の内部容積のほ
ぼ半分以上をおおまかな下限とするが、およそ成形型1
の内部容積の三分の一〜四分の三程度を適量とする。
成形品の離型のために、食用油ミスト、可食シリコンオ
イル、コーンスターチ、澱粉、シュガーエステルその他
の離型剤を使用する場合は、これ等の離型剤の一種又は
数種を、チューインガム成形材料2の成形型1内への供
給の前、成形型1内部に塗布するか、あるいは、コーン
スターチ、澱粉、シュガーエステル、タルク等の離型剤
は、チューインガム成形材料中に混合する。
前述のようにチューインガム成形材料2を成形型1内に
供給した後、第2図のように、成形型1の注入口11より
供給ノズル3をガム成形材料2内に差し込み、該ノズル
3より圧搾空気等の圧搾ガスを供給して、ガム成形材料
2を成形型1内で加圧膨張させる。この時、成形材料2
の外形は成形型1の内部形状と同じ形状に成形され、内
部に中空部31が形成される。
その後、液体炭素又は液体窒素,ドライアイス等の適当
な冷媒により成形型1を短時間に−5℃以下に冷却し、
内部で成形されたチューインガム2′の少なくとも表層
部が凍結して硬化した段階で、成形型1を開くと同時に
図示しない突出ピン等を用いてチューインガム2′を離
型させる。
成形品の離型の際に、成形品の少なくとも表層部を離型
する手段を用いる場合は、例えば上方にチューインガム
成形材料2を供給するための図示しない供給口を設け、
−5℃以下に保った図示しない室内に成形型1を設置
し、成形型1を常時冷却下に置くようにしてもよい。こ
の場合、成形型1内に供給されたチューインガム成形材
料2の表層は瞬時に凍結するが、内部は軟化状態を保っ
ているので、成形材料2の加圧膨張には支障を来たさな
い。
容積4cm3、顔の表情を凹凸によって表わした図示のよ
うなダルマ形状の成形型を準備し、公知の方法で製造し
た2.8cm3のチューインガム成形材料ブロックに微量のタ
ルクを塗布し、これを40℃に加熱軟化させ、前記成形型
に投入後、第2図のような手段で圧搾空気をガム成形材
料ブロックの中に供給し、該ブロックを加圧膨張させ、
液体窒素により成形型を−15℃前後に急冷、成形品を離
型したところ、小さい凹凸までほぼ正確に表われ、成形
型の内部形状を正確に表わしたダルマ形のチューインガ
ム成形品を製造することができた。
前記実施例において、チューインガム成形材料2を成形
型1内で加圧膨張させる手段として、圧搾ガスに代え
て、例えば液体窒素や液体炭素のように大気中で蒸発す
る液化冷媒を、ガム成形材料2の中に供給した場合は、
ガム成形材料2が成形型2の内周面に膨張すると同時に
瞬間的に凍結するから、そのままの状態で前記実施例と
同様に離型することができる。
また、チューインガム成形材料2を成形型1内で加圧膨
張させる手段としては、前述の手段以外に、例えば第3
図のように成形型1の注入口11よりガム成形材料2内に
棒4を差し込む手段、又は第4図のように、ある程度流
動性を有する可食物5を供給ノズル3でガム成形材料2
の中に加圧注入する手段がある。可食物5としては、糖
類、ゼラチン、カラギーナン等が好適に使用できる。
「発明の効果」 本発明に係る成形方法によれば、比較的少量のチューイ
ンガム成形材料でより大型の立体感のあるチューインガ
ムをより安価に成型することができ、しかも、成形型内
でガム成形材料を加圧により膨らませるのであるから、
複雑な凹凸模様のある成形型を使用した場合でも、チュ
ーインガム成形材料が成形型にくまなく行きわたり、成
形型の内側形状により忠実なチューインガムを効率的に
成型することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はそれぞれ本発明方法の実施態様を示すもので、第
1図はチューインガム成形材料を成形型内に供給した状
態の断面図、第2図は第1図のチューインガム成形材料
の内部に圧搾ガスを供給して成形型内で膨らませた状態
の断面図、第3図及び第4図は、それぞれ成形型内のチ
ューインガム成形材料を加圧して膨らませる手段の変形
例を示す断面図である。 主要図中符号の説明 1は成形型、2はチューインガム成形材料、2′は成形
されたチューインガム、3は供給ノズル、31は中空部、
4は棒、5は可食物である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型内に該成形型内の容積より少量のチ
    ューインガム成形材料を供給する工程と、該チューイン
    ガム成形材料を成形型内で加圧により膨らませる工程と
    を含むことを特徴とするチューインガムの成形方法。
  2. 【請求項2】成形型内のチューインガム成形材料の内部
    に圧搾ガスを供給して当該チューインガム成形材料を膨
    らませる、特許請求の範囲第1項に記載のチューインガ
    ムの成形方法。
  3. 【請求項3】成形型内のチューインガム成形材料の内部
    に可食物を加圧注入して当該チューインガム成形材料を
    膨らませる、特許請求の範囲第1項に記載のチューイン
    ガムの成形方法。
  4. 【請求項4】成形型内のチューインガム成形材料の内部
    にバーを押込んで該チューインガム成形材料を膨らませ
    る、特許請求の範囲第1項に記載のチューインガムの成
    形方法。
  5. 【請求項5】成形型内のチューインガム成形材料の内部
    に、大気中で気化する性質を有する液化冷媒を供給して
    当該チューインガム成形材料を膨らませる、特許請求の
    範囲第1項に記載のチューインガムの成形方法。
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