JPH0741477A - 新規なエルフアマイシン、それの製造方法およびそれの使用 - Google Patents

新規なエルフアマイシン、それの製造方法およびそれの使用

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JPH0741477A
JPH0741477A JP3039396A JP3939691A JPH0741477A JP H0741477 A JPH0741477 A JP H0741477A JP 3039396 A JP3039396 A JP 3039396A JP 3939691 A JP3939691 A JP 3939691A JP H0741477 A JPH0741477 A JP H0741477A
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test
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JP3039396A
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Rodolphe Margraff
ロドルフ・マルグラフ
Thierry Kiener
テイエリイ・キエネ
Arie Kies
アリ・キエ
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ROON POULENC NUTRITION ANIMALE
Adisseo France SAS
Original Assignee
ROON POULENC NUTRITION ANIMALE
Rhone Poulenc Nutrition Animale SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】新規なエルファマイシン誘導体を提供する。 【構成】式(II)の非−抗生物質性エルファマイシン誘
導体またはそれらの塩類、発酵法による該エルファマイ
シン誘導体の製造方法ならびに当該化合物またはその塩
を含有している単為動物および家畜用の飼料。 【効果】式(II)のエルファマイシン誘導体は、抗生物
質効果を示すことなく、あるいはわずかに示すのみで、
動物の発育を促進する効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なエルファマイシン誘導
体、それの製造方法およびそれの使用に関するものであ
る。
【0002】エルファマイシン類は人間および動物の感
染症の治療用に昔から知られている抗生物質である。
【0003】現在知られているほとんどのエルファマイ
シン類は下記の一般式に相当している:
【0004】
【化2】
【0005】[式中、 −基R1はアルキル基を表わし、 −基R2はヒドロキシル基または置換されたピリドン基
を表わし、 −基R3、R5、R6およびR7はメチルもしくはヒドロキ
シル基、または水素、またはメチル以外のアルキル基を
表わし、 −基R4はアルキル基、水素またはグリコシジル基を表
わし、 −基R8は水素原子または−O(ジギノース)2基を表わ
し、そして −基Aはジヒドロキシエタンジイル結合またはフラン環
の2,5−位置のモノ−もしくはジヒドロキシフラン環
を表わす]。
【0006】これらのエルファマイシン類は基R2およ
びR3の性質に従い3種類に分けることができる。
【0007】第一の種類は、R2=OHでありそしてA
がヒドロキシフラン基を表す式(I)の化合物に限定さ
れる。
【0008】この種類またはそれに非常に関連している
ものでは米国特許4,476,139、4,705,688
および4,753,798が挙げられ、最初の特許は式
(I)の化合物(R2=CH3、R2=OH、R3=R4
7=R8=H、R5=CH3、R6=OH)に関するもの
であり、そして第二および第三は式(I)の化合物(R
1=CH3、R2=OH、R3=OCOCH265または
OH、R4=HまたはCOCH265、R5=R6=CH
3、R7=H、R8=−O(ジギノース)2)に関するもので
ある。これらの化合物は多くの微生物(バシラス、プロ
テウス、スタフィロコッカス、ブルセラ、大腸菌、シュ
ードモナス、エンテロバクター、連鎖球菌)に対して相
当な抗生物質活性を示している。これらのエルファマイ
シン類はそれらに敏感な全ての感染症に対する治療で使
用されているが、それらを単胃動物の発育促進剤として
も使用することができる。
【0009】第二の種類のエルファマイシン類は主とし
て、R2がピリドン基を表す式(I)の化合物からなっ
ている。この種類では米国特許3,708,577が挙げ
られ、それは任意に置換されていてもよいピリドン基で
置換されたエルファマイシン類、例えば特にエフロトマ
イシン、アウロドックス、キロマイシンおよびヘネイコ
マイシンの名で販売されているもの、の動物発育剤とし
ての使用を記載している(マエアー(MAEHR),H、M.リ
ーチ(LEACH)、T.H.ウィリアムス(WILLIAMS)およびJ.
F.ブロウント(BLOUNT)、「アウロドックスおよび関連
抗生物質の化学(The Chemistry of Aurodox and relate
d antibiotics)」、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・カナデ
ィアン・ケミカル・ソサイエテイ(Can. J. Chem.)、5
8,502−526、1980)。それらは多くの微生
物に対する抗生物質効果も示し、そして動物の発育を促
進させる。
【0010】一方、このピリドン基の存在によって発酵
媒体からのそれらの抽出が非常に困難となり、そして水
分および熱に対するそれらの安定性が減少する。
【0011】第三の種類のエルファマイシン類は、基R
4がポリグリシジル単位を表す式(I)の化合物からな
っている。これらのエルファマイシン類は特に米国特許
4,497,969および4,024,251中に記載され
ている。
【0012】これらのエルファマイシン類は、上記の全
てのものと同様に、抗生物質効果および動発育に対する
効果を示している。これらの一部は二種の異性体類の形
状で製造され、それらを分離するのは困難である。
【0013】我々の現在の知識では、動物の発育を促進
するためには広範囲の活性を有する抗生物質を使用する
必要があるように考えられており、これらの抗生物質は
低い生産性を生じる方法および厄介な抽出技術により製
造されている。さらに、これらの一部、特に第二および
第三のもの、は加熱時に不充分な安定性を示すため、顆
粒化を加熱および圧力下で行うよう方法で動物飼料用に
使用される顆粒中にそれらを加えることができない(米
国特許4,597,969)。
【0014】動物飼料産業は、充分な生産性を有する発
酵方法により容易に製造することができ、容易に抽出す
ることができそして特にほとんど抗生物質性質を示さな
いような動物の発育を促進させられる化合物に対して依
然として注目している状態である。
【0015】実際に、過去2、3年にわたり、人間が消
費するための動物の飼育における抗生物質の使用に関し
てある種の規制を加えるように国の法律制定が始まって
いる。数ヶ国では動物飼料用の抗生物質の使用が全面的
に禁止されている。
【0016】本発明は、抗生物質効果をわずかに示すか
もしくは全く示さないが上記の抗生物質と同程度の動物
発育に対する効果を示すエルファマイシン誘導体を提供
するものである。
【0017】従って、本発明は式:
【0018】
【化3】
【0019】の非−抗生物質性エルファマイシン誘導体
またはそれの塩を提供するものである。該塩類には例え
ばアルカリ金属(例えばナトリウムまたはカリウム)塩
類、アルカリ土類金属(例えばカルシウム)塩類および
窒素−含有塩基類の塩類(例えばアンモニウム、トリエ
チルアミン、リシンまたはアルギニン)が包含される。
本発明はまた、C.B.S.(セントラルビューロー・フ
ール・シメルクルチュール、バールン、オランダ)に番
号473.89として寄託されているストレプトマイセ
ス属の微生物またはそれの変異体の好気性発酵を包括し
ている本発明に従う化合物の製造方法にも関するもので
ある。
【0020】この菌株は野性型の状態で使用することも
でき、またはそれを例えば当技術の専門家に公知の照射
または化学的生成物により変異させた後に使用すること
もできる。それは式(II)の単独エルファマイシン誘導
体だけを生成する。
【0021】発酵方法は好適には下記の如くして実施さ
れる。菌株を管中で、 −可溶性澱粉 :10g/l −燐酸二カリウム : 1g/l −硫酸マグネシウム : 1g/l −塩化ナトリウム : 1g/l −硫酸アンモニウム : 2g/l −炭酸カルシウム : 2g/l −痕跡量の塩 : 1g/l −寒天 :20g/l を含有している寒天媒体上で培養した。
【0022】この媒体を殺菌しそしてストレプトマイセ
ス菌株C.B.S.473.89を接種した。培養物を26
℃に3−4週間保った。
【0023】第二段階では、接種物を −ペプトン :10g/l −酵母抽出物 : 5g/l −グルコース :10g/l −塩化ナトリウム : 5g/l −寒天 : 1.5g/l を含有している2リットルのエルレンマイヤー中で製造
した。
【0024】この媒体をpH7.4に調節し、そして殺
菌した。それに寒天培養物を接種した。培養は28℃に
おいて72時間行われた。
【0025】この接種物は、上記と同じ媒体(50リッ
トル)を含有している容積が100リットルの発酵器に
接種するために、使用された。
【0026】撹拌しながら28℃において48時間培養
した後に、下記の培養媒体(450リットル)を含有し
ている800リットル発酵器にこの第一発酵器から接種
させた: −蒸留器可溶物 :25g/l −セレロースS.P.M. :10g/l −大豆油S10 : 5g/l −オミアライト : 5g/l −硫酸アンモニウム : 2g/l。
【0027】pHを水酸化ナトリウムを用いて7に調節
し、そして媒体を殺菌し次に上記の培養物(50リット
ル)を接種した。
【0028】培養を26℃において通気および撹拌を行
いながら93時間にわたり続けた。本発明の範囲から逸
脱しない限り培養媒体を改質できることは理解されよ
う。すなわち、炭素/水素源、窒素源および無機成分類
(例えば燐酸塩類、鉄塩、コバルト、マグネシウムおよ
びカルシウム)を含有している培養媒体を本発明の範囲
内で使用することができる。
【0029】発酵後に、約0.25g/lの式(II)の
生成物を含有している媒体が得られた。
【0030】式(II)の生成物の精製は一般的には、 −ポリスチレン−ジビニルベンゼン樹脂(デュオライト
S861) −シリカゲル −ポリアミド樹脂 が充填されている一連のカラム中に通すことにより行わ
れる。
【0031】デュオライト樹脂上の吸着は、1リットル
のアルコール当たり175gの抽出物を含有しているア
ルコール溶液好適にはメタノール溶液を接触させそして
蒸発させることにより、行われる。
【0032】式(II)の生成物を80−90%メタノー
ル溶液を用いて溶離しそしてアルコールの蒸発により単
離する。
【0033】その後この生成物を酢酸エチル中に加え、
そしてシリカゲル上に吸着させ、次に酢酸エチルを用い
て溶離し、それをそこから蒸発により単離する。
【0034】最終的精製は、ポリアミド樹脂の存在下に
おける生成物のメタノール溶液の蒸発、その後のメタノ
ール濃度を増加させながらのメタノール/水溶液を用い
る溶離により、行われる。メタノールを蒸発させると、
それにより式(II)の生成物を含有している水溶液が得
られる。
【0035】式(II)の生成物は、動物の、そして特に
単胃動物の、飼育用に使用される。それは特に子豚また
は家禽用に使用される。発育因子活性はこの分野で最近
使用されている抗生物質のものと少なくとも同等であ
り、しかも実質的に抗生物質効果は有していない。
【0036】下記の実施例は本発明を説明するものであ
る。
【0037】
【実施例】実施例1 1.1−菌株 参照番号:ストレプトマイセスCBS473.89 貯蔵:真空中で乾燥されそしてアクチゲルの存在下で+
4℃に保たれている、胞子および殺菌土の混合物 1.2−寒天媒体上での培養 容器:コットンウール栓が詰まっている長さが200m
mで直径が24mmのガラス管 充填量:22ml 培養媒体: −可溶性澱粉、ディフコ :10g/l −燐酸二ナトリウム、プロラボ : 1g/l −硫酸マグネシウム,7H2O、プロラボ : 1g/l −塩化ナトリウム、プロラボ : 1g/l −硫酸アンモニウム、プロラボ : 2g/l −炭酸カルシウム、プロラボ : 2g/l −寒天、ディフコ :20g/l pHは調節されなかった。
【0038】122℃における20分間の殺菌;殺菌後
の冷却中に、管を傾斜位置に配置した。
【0039】接種:土−胞子混合物(30−40mg/
管)を用いた。
【0040】培養:26℃において3−4週間。
【0041】1.3−接種物培養(2−リットルエルレ
ンマイヤー) 容器:2本の側管付きの2−リットルエルレンマイヤー
フラスコであり、該側管の1本には接種装置が備えられ
ていた。ポリウレタン栓で閉められていた。
【0042】充填量:400ml 培養媒体: −ペプトン、オルガノテクニ :10g/l −酵母抽出物、スプリンゲル : 5g/l −グルコース、プロラボ :10g/l −塩化ナトリウム、プロラボ : 5g/l −寒天、プロラボ : 1.5g/l pHを5N水酸化ナトリウム(5ml)を用いて7.4
に調節した。
【0043】殺菌:120℃において20分間;殺菌後
にpHは6.60であった。
【0044】接種:2個のフラスコに対して1個の寒天
培養物を用いた。
【0045】培養:28℃において72時間 シェーカー150rpm:ストローク5cm 培養の終点におけるpHは7.5付近であった。
【0046】1.4−接種物培養(100−リットル発
酵器) 容器:ステンレス鋼発酵器 充填量:50リットル 培養媒体: −ペプトン、オルガノテクニ :10g/l −酵母抽出物、スプリンゲル : 5g/l −セレロース、プロラボ :10g/l −塩化ナトリウム(精製された微細塩番号2、 サリン・デュ・ミディ) : 5g/l −寒天、プロラボ : 2g/l 殺菌前のpH:7.2 殺菌後のpH:6.8 殺菌:122℃において40分間 接種:エルレンマイヤー接種物培養を用いた(50リッ
トル中の400ml、すなわち0.8%)。
【0047】培養:28℃において45時間 撹拌:300rpm、通気5m3/時 培養の終点のpH:7.9 消費された発泡防止剤:充填された媒体中のアンカピル
(ポリプロピレングリコール)(40ml) 1.5−増殖物培養(800−リットル発酵器) 容器:4個の内部バッフルを備えたステンレス鋼発酵器 充填量:450リットル 培養媒体: −蒸留器可溶物、プロデュラク :25g/l −セレロース(ソシエテ・デ・プロデュイ・ デュ・マイ) :10g/l −大豆油 : 5g/l −炭酸カルシウム : 5g/l −硫酸アンモニウム : 2g/l 殺菌前のpH:7(10N NaOH(450ml)を
用いた) 殺菌後のpH:6.85 接種:100−リットル発酵器接種物培養(50リット
ル)(450リットル中の50リットル、すなわち10
%よりわずかに多い) 培養:26℃において93時間 撹拌:250rpmにおける羽根車回転 通気:0.8バールにおける15m3/時 培養の終点時のpH:7.8 消費された発泡防止剤:100mlのアンカピル 得られた液中濃度:0.25gの式(II)/1の誘導体実施例2抽出 発酵液(2個の500リットル発酵器、すなわち全部で
1,000リットルの液)のpHを6N HClを用いて
3に調節した。
【0048】酢酸エチル(500リットル)を加え、そ
して混合物を45分間撹拌し、次に液体/液体/固体分
離用に備えられているウェストファリア NA7上で遠
心した。
【0049】酢酸エチル相を減圧下で蒸発させると油が
得られ、それに同一条件下で酢酸エチル(200リット
ル)を用いてあらかじめ製造されているこれも油状であ
る第二抽出物の残渣を加えた。
【0050】この油をメタノール(10リットル)中に
加えた。シクロヘキサン(30リットル)を加え、混合
物を撹拌し、そして次に放置して沈澱させた。メタノー
ルに富んでいる方の相を蒸発させて、粉末状の固体(7
00g)を集めた。
【0051】実施例3精製 実施例2で得られた抽出物(700g)をメタノール
(4リットル)中に加え、デュオライトS861樹脂
(4リットル)を加え、そして全体を減圧下で蒸発乾固
した。コーテイングされた樹脂を次に同一樹脂の新部分
(15リットル)を含有している直径が15cmのカラ
ムの頂部に移した。後者は、メタノールを用いる洗浄お
よびその後の脱塩水を用いるすすぎによりあらかじめコ
ンディショニングされていた。カラムを50%メタノー
ル(20リットル)を用いてそして次に70%メタノー
ル(25リットル)を用いて洗浄した。
【0052】洗浄液を廃棄した。次にカラムを80%メ
タノール(25リットル)およびその後に90%メタノ
ール(60リットル)を用いて溶離して、5リットルの
留分を集めた。TLCによる検査は、留分7−21が希
望する生成物を含有していることを示した。減圧下で蒸
発乾固して、生成物(372g)が集められた。
【0053】このバッチの半分(186g)を酢酸エチ
ル(800ml)を用いて抽出した。有孔度60Aおよ
び粒子寸法40−63μmのシリカゲル(700ml)
(ローン−プーラン・リミテッド)を得られた溶液に加
えた。混合物を減圧下で蒸発乾固し、そして粉末状の固
体を直径が10cmで高さが12cmのガラスカラム中
に充填した。このカラムを同一シリカの新部分が充填さ
れている同一直径で高さが50cmのカラムと連結し
た。カラムを純粋な酢酸エチルを用いて35ml/分の
流速で溶離して、500mlの留分を集めた。TLCに
よる検査は希望する生成物が留分3−20中に含有され
ていることを示しており、それらを一緒にし、そして蒸
発乾固して、固体(104g)を生成した。
【0054】この固体(100g)をメタノール(80
0ml)中に加えそして溶解させた。クロマトグラフィ
ー用の粒子寸法が50−160μmであるポリアミド樹
脂(ポリカプロラクタムまたはナイロン6)(マチェレ
イ−ナゲル)を得られた溶液に加えた。全体を減圧下で
蒸発させ、そして乾燥粉末を直径が10cmで高さが1
0cmのカラム中に充填した。このカラムを、同一担体
の新乾燥部分が充填されている直径が8cmで高さが5
0cmのカラムの下端と合わせた。
【0055】この組み合わせ品に底から頂部に向かって
10%メタノールを充填して空気を追い出し、次に35
ml/分の流速で溶離して、500mlの留分を集め、
そして下表に従う段階的勾配を適用した。
【0056】 薄層クロマトグラフィーでは、生成物が留分41−70
中で検出され、それらを一緒にした。メタノールを減圧
下で蒸発させ、そして残存している水相(中性pH)を
酢酸エチルを用いて抽出した。有機相を蒸発させると、
油が得られ、それをメタノール(300ml)中で希釈
した。この溶液を脱塩水(8リットル)中に激しく撹拌
しながら非常にゆっくり注いだ。炉の中で真空中で(4
0℃、1mmHg)乾燥した後に、式(II)の生成物
(61g)が得られた。
【0057】物理化学的分析3755NO10に対する計算値:C%=65.95;H
%=8.23:N%=2.08 実測値:C%=64.26;H%=8.66;N%=2.
00;H2O=1.66%[α]20 D=+30.9+1(C=
0.5;メタノール) TLC:メルクF254シリカゲル上のクロマトグラフ
ィー 層の厚さ:0.25mm 下記の物質中の上昇泳動: ・1,2−ジクロロエタン 80容量 ・メタノール 20容量 視覚表示:紫外線254nmおよびヴァニリン−硫酸
(濃青色) RF=0.35 −生成物の構造は400メガヘルスにおいてジューテロ
クロロホルム中での核磁気共鳴により確認された。
【0058】−赤外線スペクトルはIR−ミコレット5
0SxR分光計上でKBrディスク状で記録された。
【0059】スペクトルの特性帯は下記の如くであっ
た: 3425cm-1 ・OH+=NH 3020cm-1 ・CH(トランスオレフィン) 2970cm-1as CH3 2930cm-1as CH2 2875cm-1 ・s CH3 2820cm-1 ・s CH2 3000−2350cm-1 ・OH(酸) 1690cm-1 ・C=O(酸) 1637cm-1 ・C=C 1690cm-1 ・C=O(アミド) 1545cm-1 δNH 1460;1445cm-1 δCH2+δasCH3 1410cm-1 δOH 1380cm-1 δsCH3 1255cm-1 ・C−O(酸) 1095−1005cm-1 ・C−O(エーテル+アルコール) 980cm-1 W CH(トランスCH=CH) 935cm-1 式(II)の化合物の抗生物質活性 使用した試験方法の記載 下表中で同定されている使用菌株を使用時に解凍し、そ
して次に下記濃度が得られるように希釈した: −好気性バクテリアに対しては107個のバクテリア/
ml −嫌気性バクテリアに対しては106個のバクテリア/
ml。
【0060】式(II)の生成物の貯蔵懸濁液を3000
mg/lの水中濃度で製造した。それを次に、300m
g/l、100mg/l、50mg/lおよび25mg
/lの濃度が得られるように水で希釈した。
【0061】培養媒体は下記のものであった: −好気性培養用に対してはミュエラー・ヒントン寒天
(MHA) −嫌気性培養用に対してはミュエラー・ヒントン寒天
(MHA)+2%フィルデス(MHA)。
【0062】工程:生成物の各希釈物を45℃に超冷却
保持されている培養媒体(20ml)に加え、そして次
に媒体をペトリ皿中に注いだ。静かに撹拌した後に、皿
を37℃で1時間にわたり解放乾燥した。
【0063】接種を、1点当たり10-3mlの各接種物
を沈着させるデンリイ複数点接種器を用いて実施した。
【0064】好気物に対しては37℃における18時間
後にそして嫌気物に対しては37℃における48時間後
に、読み取った。
【0065】最少抑制濃度(MIC)は、成長が観察さ
れなかった最低濃度である。
【0066】 式(II)の生成物の抗生物質活性好気性菌株 MIC、mg/l 黄色葡萄球菌209P 300で不活性 黄色葡萄球菌S TA1 300で不活性 黄色葡萄球菌S TA2 300で不活性 黄色葡萄球菌ヴァイヒブロット 300で不活性 表皮葡萄球菌 300で不活性 スタフィロコッカス・フェカーリス 300で不活性 ストレプトコッカス・ボビス3 300で不活性 ストレプトコッカス・ボビス5 25 ストレプトコッカス・ウベリス3 50 ストレプトコッカス・ウベリス8 100 大腸菌INRA ECi 300で不活性 大腸菌DC0 300で不活性 大腸菌DC2 100 肺炎棹菌カロリ 300で不活性 エンテロバクター・クロアカエIP085 300で不活性 緑膿菌IP A 237 300で不活性 パスツレラ・マルトサイダIP 300で不活性 プロテウス・ブルガリス 300で不活性 プロテウス・ミラビリス・ヴィレッテ 300で不活性 クロストリジウム・パーフリンジェスIP615 100で不活性 クロストリジウム・パーフリンジェスATCC13142 100で不活性 クロストリジウム・セプチカム 100で不活性 バルテロイデス・フラギルスATCC25285 100で不活性 バルテロイデス・フラギルス479R 100で不活性 バルテロイデス・シータイオタオミクロンATCC29741 100で不活性 バルテロイデス・メラニノゲニカスATCC15930 100で不活性発育因子としての式IIの生成物の使用 この実験では、二種の一般的に使用されている発育因子
であるスピラマイシンエンボネート(スピラ200、ロ
ーン−プーラン)およびチロシン(チラン20、エラン
コ)のものと比較して、離乳した子豚における式IIの生
成物の効果を測定できる。
【0067】実験設定:実験は、対照用の子豚飼料(飼
料+アミノ酸類)、またはスピラマイシン(40pp
m)が補充されている同一混合物(比較試験1)、チロ
シン(40ppm)が補充されている同一混合物(比較
試験2)、もしくは式IIの化合物(40および60pp
m)が補充されている同一混合物(試験1および2)の
分配に相当する5回の処理を比較した。
【0068】
【表1】 表1 飼料の百分率組成および特性 対照用 比較1 比較2 試験1 試験2 トウモロコシ 35 35 35 35 35 カサバ 15 15 15 15 15 大豆ケーキ 22.7 22.7 22.7 22.7 22.7 砂糖 2 2 2 2 2 獣脂 1.7 1.7 1.7 1.7 1.7 微細糠 10 10 10 10 10 豆 8.6 8.6 8.6 8.6 8.6 C.M.V. 4 4 4 4 4 対照用予備混合物 1 - - - - 比較用予備混合物1 - 1 - - - 比較用予備混合物2 - - 1 - - 試験予備混合物1 - - - 1 -試験予備混合物2 - - - - 1 特性 計算値 消化可能なエネルギー(kcal/kg) 3200 3200 3200 3200 3200 特性 分析値 窒素系 物質 % 18.00リシン % 1.14
【0069】
【表2】 表2C.M.V.の百分率組成 燐酸二カルシウム 37.50 炭酸カルシウム 30.00 塩(NaCl) 10.00 豚希元素3042/Se 1.90 コリン濃縮物、50% 3.00 豚ADEB複合体188 0.50担体 17.10
【0070】
【表3】 表3 予備混合物の百分率組成 対照用1 比較1 比較2 試験1 試験2 DL−メチオニン 11 11 11 11 11 L−リシン 20 20 20 20 20 L−スレオニン 4 4 4 4 4 スピラ200 - 2 - - - チラン20 - - 20 - - 式(II) - - - 0.4 0.61 00にするのに充分量の トウモロコシ澱粉 65 63 45 64.6 64.4 動物 130匹の離乳したラージ−ホワイト・ベルギアン・ラ
ンドレース交配子豚を使用した。実験は動物の離乳後2
週間、すなわち42日の平均令、において始めた。1
0.7kgの平均体重の子豚を5対の同一体重の動物か
らなる13群に分けた。
【0071】子豚飼料の顆粒化条件 飼料のバッチを直径が2.5mmの穴を有する圧縮厚さ
35mmのステンレス鋼ダイを備えたKAHL400型
顆粒用プレス上で顆粒化した。
【0072】圧縮前に、連続的混練器上でひきわりを水
蒸気を用いて0.5バールにおいてコンディショニング
した。
【0073】記録された温度は、ひきわりに関しては5
6℃でありそしてダイからの発生時の顆粒に関しては6
6℃であった。
【0074】プレス上で記録された数値は主要モーター
における65A(12kw)であり、そして顆粒の出口
速度は700kg/時であった。
【0075】静止垂直冷却器中で約15分間冷却した。
【0076】72時間後にカジ装置中で測定された冷却
顆粒の硬度は10kgであった。
【0077】動物は随時直径が2.5mmの顆粒状の実
験飼料を摂取した。飼料の百分率組成および特性は表1
に示されている。表2はコンポゼ・ミネラル・エ・ビタ
ミニク(C.M.V.)(ミネラルおよびビタミン化合
物)を示しており、そして表3は添加物の予備混合物の
ものを示している。
【0078】実験の開始時、中間時および終了時に、動
物の体重を測定した。1週間毎に、消費量を記録した。
【0079】結果 消費量、成長および栄養効果の結果は、0−14日の期
間に関しては表4に、期間14−28日に関しては表5
に、そして期間0−28日に関しては表6に示されてい
る。
【0080】
【表4】 表4 期間0−14日中の動物の性能 対照用 比較1 比較2 試験1 試験2 初期体重(kg) 10.7 10.8 10.7 10.8 10.2 消費量(g/日) 614 668 619 625 599 体重増加(g/日) 329 393 351 360 338 消費量指数 1.88 1.72 1.79 1.77 1.78中間体重(kg) 15.3 16.3 15.6 15.8 15.3
【0081】
【表5】 表5 期間14−28日中の動物の性能 対照用 比較1 比較2 試験1 試験2 初期体重(kg) 15.3 16.3 15.6 15.8 15.3 消費量(g/日) 1031 1147 1033 1068 1026 体重増加(g/日) 560 647 588 620 588 消費量指数 1.86 1.79 1.76 1.73 1.74中間体重(kg) 23.1 25.4 23.8 24.5 23.5
【0082】
【表6】 表6 期間0−28日中の動物の性能 対照用 比較1 比較2 試験1 試験2 初期体重(kg) 10.7 10.8 10.7 10.8 10.6 消費量(g/日) 822 908 826 847 812 体重増加(g/日) 445 518 470 490 463 消費量指数 1.85 1.75 1.76 1.73 1.75中間体重(kg) 23.1 25.4 23.8 24.5 23.5 第一期間中では、すでにいくつかの傾向、すなわちスピ
ラマイシンが補充されている飼料を摂取している動物の
消費量の増加および発育因子が補充されている飼料を摂
取している動物の消費指数(消費量/体重増加比)の減
少、が記録されており、それらはその後に確認されるこ
ととなる。
【0083】第二期間(14−28日)中には、臨界
「消費量」に関して飼料間で相当な差異が観察された。
【0084】動物の発育は基礎飼料に対するスピラマイ
シンの添加により相当改良され、そしてそれは他の発育
因子の添加によっても同じ方法で改良された。
【0085】全期間(0−28日)は最も興味があるも
のである。それは長いため、相当な効果をより容易に検
出することができた。この期間中の消費量および発育は
基礎飼料に対するスピラマイシンの添加により相当増加
した。
【0086】40ppmにおける生成物IIが、基礎飼料
に関して10%の発育改良をもたらした。生成物IIを6
0ppm含有している飼料が供給された動物の性能は、
同一生成物を40ppm含有しているもので観察された
性能より幾分劣っていることた。消費量指数は発育因子
と反比例してそして当該投与量と反比例して相当改良さ
れた。
【0087】我々の実験条件下では、全期間を考える
と、 −生成物IIが動物の消費量指数を非常に相当改良した。
この改良はスピラマイシンおよびチロシンを用いて観察
されたものに匹敵していた。
【0088】−生成物IIは、スピラマイシンとは対照的
に、消費量のかなりの改良はもたらさなかった。この基
準に関しては、生成物はチロシンに匹敵していた。
【0089】実施例4 実施例3を10、20および40ppmにおける(試験
3、4および5)発育因子としての式IIの生成物の使用
に関して繰り返し、40ppmの投与量で使用されたス
ピラマイシンと比較した。
【0090】表7、8および9はそれぞれ、飼料の百分
率組成および特性、CMVの百分率組成、並びに予備混
合物の百分率組成を示している。
【0091】
【表7】 表7 飼料の百分率組成および特性 対照用 試験3 試験4 試験5 スピラ トウモロコシ 3.3 大麦 28.2 微細糠 9.1 獣脂 2.8 トウモロコシ油 1.0 カサバ 15.0 砂糖 2.0 大豆ケーキ48 21.0 豆 10.0 魚ひきわり70 2.5C.M.V. 4.0 対照用予備混合物 1 - - - - 試験予備混合物3 - 1 - - - 試験予備混合物4 - - 1 - - 試験予備混合物5 - - - 1 -スピラ予備混合物 - - - - 1 特性 計算値 正味エネルギー (kcal/kg) 2,320 粗製蛋白質 % 19.00 全リシン % 1.19消化可能なリシン % 1.03
【0092】
【表8】 表8C.M.V.の百分率組成 燐酸二カルシウム 35.75 炭酸カルシウム 25.00 塩(NaCl) 10.00 希元素(新規調合物) 2.00 子豚ADIB複合体(新規調合物) 1.00 コリン濃縮物、50% 3.75担体(澱粉) 22.50
【0093】
【表9】 表9 予備混合物の百分率組成 対照用1 試験3 試験4 試験5 スピラ D L−メチオニン 12.7 12.7 12.7 12.7 12.7L −リシンHCl 11.7 11.7 11.7 11.7 11.7L −スレオニン 3.1 3.1 3.1 3.1 3.1L −トリプトファン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0式I Iの化合物、90% - 0.11 0.22 0.44 - スピラマイシン - - - - 2.0 トウモロコシ澱粉 71.5 71.39 71.28 71.06 69.5 実験仕様、顆粒化条件、動物、飼育および監視方法は実
施例1中と同じであった。
【0094】結果は、期間0−14日に関しては表10
に、期間14−28日に関しては表11に、期間0−2
8日に関しては表12に、示されている。
【0095】
【表10】 表10 期間0−14日中の動物の性能 対照用 試験3 試験4 試験5 スピラ 初期体重(kg) 11.5 11.5 11.5 11.5 11.4 消費量(g/日) 645 694 689 701 715 体重増加(g/日) 368 418 430 416 423消費量指数 1.76 1.70 1.61 1.70 1.70
【0096】
【表11】 表11 期間14−28日中の動物の性能 対照用 試験3 試験4 試験5 スピラ 消費量(g/日) 1059 1133 1164 1099 1130 体重増加(g/日) 579 648 664 648 640 消費量指数 1.84 1.75 1.75 1.70 1.77最終体重(kg) 24.7 26.4 26.8 26.4 26.3
【0097】
【表12】 表12 期間0−28日中の動物の性能 対照用 試験3 試験4 試験5 スピラ 初期体重(kg) 11.5 11.5 11.5 11.5 11.4 消費量(g/日) 852 914 927 900 923 体重増加(g/日) 474 533 547 532 532 消費量指数 1.80 1.72 1.69 1.70 1.73最終体重(kg) 24.7 26.4 26.8 26.4 26.3 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0098】1.式
【0099】
【化4】
【0100】の非−抗生物質性エルファマイシン誘導体
またはそれの塩類。
【0101】2.一般式(II)のエルファマイシン誘導
体のアルカリ金属、アルカリ土類または窒素−含有塩基
塩である、上記1の化合物。
【0102】3.C.B.S.に番号473.89として寄
託されているストレプトマイセス属の微生物またはそれ
の変異体の好気性発酵よりなる上記1の化合物の製造方
法。 4.実質的に明細書中に記載されている、上記3の方
法。
【0103】5.上記3または4の方法により製造され
た時の、上記1または2の化合物。 6.発育因子として上記1のエルファマイシン誘導体ま
たはそれの塩を含有している、単胃動物用の飼料。
【0104】7.発育因子として上記1のエルファマイ
シン誘導体またはそれの塩を含有している、子豚および
/または家禽用の飼料。
【0105】8.実質的に明細書中に記載されている、
上記6または7の飼料。
【0106】9.単胃動物に上記1のエルファマイシン
誘導体またはそれの塩を供給することからなる、該動物
の発育を促進させる方法。
【0107】10.子豚または家禽に上記1のエルファ
マイシン誘導体またはそれの塩を供給することからな
る、それらの発育を促進させる方法。
【0108】11.実質的に明細書中に記載されてい
る、上記9または10の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 307:16 309:10) (C12P 17/06 C12R 1:465) (72)発明者 テイエリイ・キエネ フランス03310ネリレバン・リユデフルー ル1 (72)発明者 アリ・キエ フランス03600コマントリイ・リユダニエ ル1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 の非−抗生物質性エルファマイシン誘導体またはそれの
    塩類。
  2. 【請求項2】 C.B.S.に番号473.89として寄託
    されているストレプトマイセス属の微生物またはそれの
    変異体の好気性発酵よりなる、請求項1記載の化合物の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 発育因子として請求項1記載のエルファ
    マイシン誘導体またはそれの塩を含有している、単胃動
    物用の飼料。
  4. 【請求項4】 発育因子として請求項1記載のエルファ
    マイシン誘導体またはそれの塩を含有している、子豚お
    よび/または家禽用の飼料。
  5. 【請求項5】 単胃動物に請求項1記載のエルファマイ
    シン誘導体またはそれの塩を供給することからなる、該
    動物の発育を促進させる方法。
  6. 【請求項6】 子豚または家禽に請求項1記載のエルフ
    ァマイシン誘導体またはそれの塩を供給することからな
    る、それらの発育を促進させる方法。
JP3039396A 1990-02-08 1991-02-08 新規なエルフアマイシン、それの製造方法およびそれの使用 Pending JPH0741477A (ja)

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FR9001442 1990-02-08

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