JPH0741396U - 多段マッフル炉 - Google Patents

多段マッフル炉

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JPH0741396U
JPH0741396U JP6917493U JP6917493U JPH0741396U JP H0741396 U JPH0741396 U JP H0741396U JP 6917493 U JP6917493 U JP 6917493U JP 6917493 U JP6917493 U JP 6917493U JP H0741396 U JPH0741396 U JP H0741396U
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furnace
fan
muffle
muffle furnace
chambers
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眞司 藤野
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Chugai Ro Co Ltd
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Chugai Ro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通の加熱手段で、複数のマッフルを加熱す
る多段マッフル炉を提供する。 【構成】 加熱帯Aおよび冷却帯Bを備えたマッフル炉
の少なくとも加熱帯において、断熱材で囲まれた炉内を
上下部に連通口3a,3bを有する仕切板3により左右
2室に区画する。その一方の室4aにバッフルプレート
5を鉛直方向に所定間隔で千鳥状に配設して両室にて循
環路Pを形成するとともに、前記バッフルプレートによ
り形成された各空間にそれぞれ耐熱鋼製のマッフル8を
設ける。そして、他方の室4bに、ファン6と該ファン
の吐出側に電気ヒータ7を配設した多段マッフル炉。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば、太陽電池用ガラス基板やセラミックス基板を焼成する多 段マッフル炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来、前記多段マッフル炉としては、たとえば、特公平5−63720号公報 に記載のものが公知である。 しかしながら、前記多段マッフル炉の加熱帯においては、各マッフル毎に加熱 装置を設けており構成が複雑になるとともに、各マッフルにおいて同一温度とな るよう温度制御する必要があり、制御が面倒であるという課題を有する。 したがって、本考案は共通の加熱装置で各マッフルを加熱するようにして、前 記課題を解決し得る多段マッフル炉を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、加熱帯および冷却帯を備えたマッフル 炉の少なくとも加熱帯において、断熱材で囲まれた炉内を上下部に連通口を有す る仕切板により左右2室に区画し、その一方の室にバッフルプレートを鉛直方向 に所定間隔で千鳥状に配設して両室にて循環路を形成するとともに、前記バッフ ルプレートにより形成された各空間にそれぞれ耐熱鋼製のマッフルを設ける一方 、他方の室に、ファンと該ファンの吐出側に加熱手段を配設したものである。 また、断熱材で囲まれた炉内に、バッフルプレートを鉛直方向に所定間隔で千 鳥状に配設して、前記バッフルプレートにより形成された空間の最上段と最下段 とをダクトで連通して循環路を形成するとともに、前記各空間にそれぞれ耐熱鋼 製のマッフルを設ける一方、前記ダクトに、ファンと該ファンの吐出側に加熱手 段を配設したものである。 さらに、前記各形式のものにおいて、炉内を炉長方向に所定間隔を保って設け た仕切壁によって複数の処理室に区画し、その各処理室にそれぞれファンと該フ ァンの吐出側に加熱手段を備えた循環路を形成するとともに、前記各処理室の炉 内雰囲気の循環方向が隣接する処理室で互いに逆方向となるようにしたものであ る。
【0004】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例を図にしたがって説明する。 図1は、本考案にかかる多段マッフル炉の縦断面図で、炉本体1は、図2に示 すように、断面ロ形状の断熱材からなり、加熱帯A,冷却帯Bとからなる。また 、炉本体1の前後には、装入帯Cと抽出帯Dとを備えている。 そして、前記加熱帯Aおよび冷却帯Bは、図に示すものでは、炉長方向に所定 間隔で設けた仕切壁2,2により複数の処理室A1,A2,B1,B2に区画されて いる。
【0005】 また、前記加熱帯Aの各処理室A1,A2は炉長方向に延設された仕切板3が設 けられ、左右2室4a,4bに区画され、その一方の室4aに、バッフルプレー ト5を鉛直方向に所定間隔で千鳥状に配設するとともに、各室4a,4bの上部 と下部とを、たとえば、前記仕切板3の上下に設けた連通口3a,3bで連通し 、他方の室4bの下部にファン6と、該ファン6の吐出側に加熱手段である電気 ヒータ7が配設してあり、室4a,4b、連通口3a,3bで循環路Pを形成す る。なお、隣接する処理室A2においては、図3に示すようにファン6と電気ヒ ータ7の配設位置を逆としている。また、前記連通口3a,3bは仕切板3の上 方と炉天井壁1aおよび仕切板3の下方と炉床1bとで形成してもよい。
【0006】 そして、炉天井壁1aと炉床1bとの間に配設された前記バッフルプレート5 で形成される各空間には、耐熱鋼製のマッフル8が、前記炉本体1および仕切壁 2を貫通して設けてある。なお、冷却帯Bにおいては、加熱手段をクーラ等の冷 却手段とした点が相違する。 なお、9は装入帯Cの外方に設けた駆動装置により、載置台10上のトレイ1 1を前記加熱帯Aに装入するプッシャ、12は抽出帯Dに設けたトレイの搬送装 置である。
【0007】 前記構成からなるため、図示しない装入扉から、ワークを載置したトレイ11 が、装入帯Cの載置台10に移載されると、このトレイ11はプッシャ9により 、順次、マッフル8内に装入され、間欠移動する間に、加熱帯Aにおいては、前 記循環路Pを流れる高温雰囲気により所定温度にワークが加熱されるとともに、 冷却帯Bで冷却され、抽出帯Dから搬送装置12により炉外に抽出される。 なお、前記実施例においては、加熱帯Aが複数の処理室A1,A2に区画され、 各処理室A1,A2において高温雰囲気の循環方向が逆となっているため、各マッ フル8,8…におけるワークはほぼ均一温度に加熱される。しかし、処理温度, マッフル8の径,長さによっては、必ずしも、高温雰囲気の循環方向を逆とせず 、同一方向としてもよく、また、加熱帯Aを複数の処理室A1,A2…に区画する 必要もない。
【0008】 前記実施例においては、炉本体1に仕切板3を設けて高温雰囲気の循環路Pを 形成したが、図4に示すように、炉本体1に所定間隔を保ってバッフルプレート 5を千鳥状に設け、バッフルプレート5により形成された空間の最上段と最下段 とをダクト13で連通し、このダクト13内にファン6と電気ヒータ7とを設け てもよい。この場合、加熱帯Aを複数の処理室A1,A2…に区画する場合にも適 用できることは言うまでもない。
【0009】 なお、実施例では冷却帯Bも加熱帯Aとほぼ同一構成からなり、加熱手段であ る電気ヒータ7の代わりにクーラとしたものである。しかし、冷却帯は、処理温 度等によっては、クーラの代わりに、外気により冷却するようにしてもよい。 また、前記実施例においては、トレイ11をプッシャ9でマッフル8内を搬送 するようにしたが、搬送手段としてはこれに限定されるものでない。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1,2の考案によれば、少なくとも加熱 帯においては、1つの加熱手段で複数のマッフルを加熱するため、安価であり、 かつ、温度制御を容易に行なうことができる。 また、請求項3の考案によれば、高温雰囲気の流れ方向が、隣接する処理室に おいて、交互になっているため、各マッフルの加熱帯での処理材の温度を均一に 保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の多段マッフル炉の縦断面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 図1のIII−III線断面図。
【図4】 他の実施例を示す図1のII−II線断面図。
【符号の説明】
A〜加熱帯、A1,A2…〜処理室、B〜冷却帯、P〜循
環路、1〜炉本体、2〜仕切壁、3〜仕切板、3a,3
b〜連通部、4a,4b〜室、5〜バッフルプレート、
6〜ファン、7〜電気ヒータ、8〜マッフル、9〜プッ
シャ、11〜トレイ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱帯および冷却帯を備えたマッフル炉
    の少なくとも加熱帯において、断熱材で囲まれた炉内を
    上下部に連通口を有する仕切板により左右2室に区画
    し、その一方の室にバッフルプレートを鉛直方向に所定
    間隔で千鳥状に配設して両室にて循環路を形成するとと
    もに、前記バッフルプレートにより形成された各空間に
    それぞれ耐熱鋼製のマッフルを設ける一方、他方の室
    に、ファンと該ファンの吐出側に加熱手段を配設したこ
    とを特徴とする多段マッフル炉。
  2. 【請求項2】 加熱帯および冷却帯を備えたマッフル炉
    の少なくとも加熱帯において、断熱材で囲まれた炉内
    に、バッフルプレートを鉛直方向に所定間隔で千鳥状に
    配設して、前記バッフルプレートにより形成された空間
    の最上段と最下段とをダクトで連通して循環路を形成す
    るとともに、前記各空間にそれぞれ耐熱鋼製のマッフル
    を設ける一方、前記ダクトに、ファンと該ファンの吐出
    側に加熱手段を配設したことを特徴とする多段マッフル
    炉。
  3. 【請求項3】 加熱帯および冷却帯を備えたマッフル炉
    の少なくとも加熱帯において、断熱材で囲まれた炉内を
    炉長方向に所定間隔を保って設けた仕切壁によって複数
    の処理室に区画し、その各処理室にそれぞれファンと該
    ファンの吐出側に加熱手段を備えた循環路を形成すると
    ともに、前記各処理室の炉内雰囲気の循環方向が隣接す
    る処理室で互いに逆方向となるようにしたことを特徴と
    する前記請求項1または2のいずれかに記載の多段マッ
    フル炉。
JP6917493U 1993-12-24 1993-12-24 多段マッフル炉 Expired - Lifetime JP2507708Y2 (ja)

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JPH0741396U true JPH0741396U (ja) 1995-07-21
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001249620A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Showa Mfg Co Ltd フラットパネルディスプレイの多段型赤外線冷却炉
JP2011007462A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Koyo Thermo System Kk 熱処理炉
JP2021148356A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 中外炉工業株式会社 クリーンオーブン

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JP2507708Y2 (ja) 1996-08-21

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