JPH07409A - 動脈狭窄部切開装置および方法 - Google Patents
動脈狭窄部切開装置および方法Info
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- JPH07409A JPH07409A JP6001743A JP174394A JPH07409A JP H07409 A JPH07409 A JP H07409A JP 6001743 A JP6001743 A JP 6001743A JP 174394 A JP174394 A JP 174394A JP H07409 A JPH07409 A JP H07409A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 脈管形成術を施す前に動脈の狭窄部に縦に切
目を入れるための改良された装置および方法を提供する
こと。 【構成】 この動脈に挿入可能な装置は、カテーテル鞘
16によって選択的に被覆される切刃(32)のついた
切断部材(18)を含む。この鞘(16)は、この装置
を挿入および配置するときの意図しない切開を避ける形
状になっている。この鞘(16)の本体の縦スロット
(26)は、切断部材(18)の整列突起(34)と係
合してこの切目の長さを制御できるようになっている。
使用する際は、この装置をガイドワイヤ(14)にのせ
て狭窄部の近くへ進め、そこで切断部材(16)を鞘か
ら出して狭窄部に切目を入れる。その後、この装置に含
まれるバルーンをこの狭窄部に配置し、拡張を行う。
目を入れるための改良された装置および方法を提供する
こと。 【構成】 この動脈に挿入可能な装置は、カテーテル鞘
16によって選択的に被覆される切刃(32)のついた
切断部材(18)を含む。この鞘(16)は、この装置
を挿入および配置するときの意図しない切開を避ける形
状になっている。この鞘(16)の本体の縦スロット
(26)は、切断部材(18)の整列突起(34)と係
合してこの切目の長さを制御できるようになっている。
使用する際は、この装置をガイドワイヤ(14)にのせ
て狭窄部の近くへ進め、そこで切断部材(16)を鞘か
ら出して狭窄部に切目を入れる。その後、この装置に含
まれるバルーンをこの狭窄部に配置し、拡張を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的には動脈の中
の狭窄部によって生ずる血流制限を減少するための医療
装置に関する。更に詳しくは、この発明は、動脈狭窄部
を切開するための装置に関する。この発明は非限定的で
あるが、特に脈管形成術の前にまたはこれを関連して動
脈狭窄部を縦に切開するために有用である。
の狭窄部によって生ずる血流制限を減少するための医療
装置に関する。更に詳しくは、この発明は、動脈狭窄部
を切開するための装置に関する。この発明は非限定的で
あるが、特に脈管形成術の前にまたはこれを関連して動
脈狭窄部を縦に切開するために有用である。
【0002】
【従来の技術】人体の動脈を通る血流にかなりの減少ま
たは制限があると重大な結果を生ずるかもしれない余病
を併発することがあることはよく知られている。この動
脈内のプラクおよび繊維組織の蓄積によって生ずる動脈
閉塞は、心臓発作、卒中発作、およびその他の衰弱性疾
病の主な原因であることが知られている。従って、その
ような状態を生ずる狭窄または閉塞を除去または軽減す
ることは患者の健康にとって非常に重要である。
たは制限があると重大な結果を生ずるかもしれない余病
を併発することがあることはよく知られている。この動
脈内のプラクおよび繊維組織の蓄積によって生ずる動脈
閉塞は、心臓発作、卒中発作、およびその他の衰弱性疾
病の主な原因であることが知られている。従って、その
ような状態を生ずる狭窄または閉塞を除去または軽減す
ることは患者の健康にとって非常に重要である。
【0003】幸いにも、いわゆるバイパス外科技術の出
現によって、種々の動脈の閉塞の影響は、置換動脈組織
をこの冒された動脈に移植することによって軽減でき
る。このようにして、血液は冒された動脈の閉塞部をバ
イパスして、この閉塞部の下流にある人体組織への血液
供給を回復できる。バイパス手術は比較的安全で、信頼
度が高く、且つ効果的になったが、この手術を行うため
には人体の一部を切開しなければならない。換言すれ
ば、バイパス手術は侵略的であり、従って手術後の回復
期間にかなりの時間を要することがある。侵略的バイパ
ス手術に伴う欠点を避けるため、装置を患者の血流中に
挿入し、動脈の中に進めて動脈狭窄部を減少または除去
するという、侵略的でない外科手術が開発された。
現によって、種々の動脈の閉塞の影響は、置換動脈組織
をこの冒された動脈に移植することによって軽減でき
る。このようにして、血液は冒された動脈の閉塞部をバ
イパスして、この閉塞部の下流にある人体組織への血液
供給を回復できる。バイパス手術は比較的安全で、信頼
度が高く、且つ効果的になったが、この手術を行うため
には人体の一部を切開しなければならない。換言すれ
ば、バイパス手術は侵略的であり、従って手術後の回復
期間にかなりの時間を要することがある。侵略的バイパ
ス手術に伴う欠点を避けるため、装置を患者の血流中に
挿入し、動脈の中に進めて動脈狭窄部を減少または除去
するという、侵略的でない外科手術が開発された。
【0004】以上の課題を達成するための一つのよく知
られ且つしばしば使われる方法は、脈管形成術として一
般によく知られている。基本的脈管形成術は、拡張バル
ーンをこの特定の狭窄部に配置して、このバルーンを膨
らまし、この狭窄部の原因となっているプラクを破壊
し、圧縮することによってこの動脈を開くようになって
いる。しかし、このプラクは動脈内に残ったままで除去
されない。不運にも、この動脈内に残ったプラクがまだ
狭窄症を呈することがあるらしい。更に、脈管形成術で
処置した血管の約30−60%に、再狭窄症が出現す
る。この再発率は高い。なぜなら血管の内腔における繊
維収縮がおそらく原因しているからである。これらの場
合、別の完ぺきな方法を使う必要がある。
られ且つしばしば使われる方法は、脈管形成術として一
般によく知られている。基本的脈管形成術は、拡張バル
ーンをこの特定の狭窄部に配置して、このバルーンを膨
らまし、この狭窄部の原因となっているプラクを破壊
し、圧縮することによってこの動脈を開くようになって
いる。しかし、このプラクは動脈内に残ったままで除去
されない。不運にも、この動脈内に残ったプラクがまだ
狭窄症を呈することがあるらしい。更に、脈管形成術で
処置した血管の約30−60%に、再狭窄症が出現す
る。この再発率は高い。なぜなら血管の内腔における繊
維収縮がおそらく原因しているからである。これらの場
合、別の完ぺきな方法を使う必要がある。
【0005】脈管形成術の代替として、動脈閉塞によっ
て生ず問題を解決するためにアラローム除去術が開発さ
れた。しかし、動脈の狭窄部は開くがこの狭窄の原因で
あるプラクは除去しない脈管形成術に比べて、アラロー
ム除去術は、この狭窄部の原因となっているプラクを機
械的に切断しこの動脈から除去するものである。そのよ
うな切断装置の多くの例を挙げることができる。例え
ば、この発明と同じ譲受人に譲渡された、ファール等の
“血管内腔用回転カッタ”という名称の発明の米国特許
第4,895,166号には、このようなカッタが開示
されている。ケンセイの“遠隔堆積物を外科的に除去す
るための方法および装置”という名称の発明の米国特許
第4,589,412号は他の例である。
て生ず問題を解決するためにアラローム除去術が開発さ
れた。しかし、動脈の狭窄部は開くがこの狭窄の原因で
あるプラクは除去しない脈管形成術に比べて、アラロー
ム除去術は、この狭窄部の原因となっているプラクを機
械的に切断しこの動脈から除去するものである。そのよ
うな切断装置の多くの例を挙げることができる。例え
ば、この発明と同じ譲受人に譲渡された、ファール等の
“血管内腔用回転カッタ”という名称の発明の米国特許
第4,895,166号には、このようなカッタが開示
されている。ケンセイの“遠隔堆積物を外科的に除去す
るための方法および装置”という名称の発明の米国特許
第4,589,412号は他の例である。
【0006】固定したアラローム除去装置は、典型的に
はこの装置の挿入直径より小さいかほぼ等しい直径の切
断路を作ることに限定される。従って、この装置の挿入
直径より大きな直径の切断路ができる拡張可能切断アラ
ローム除去装置が開発された。レイスの“柔軟に曲がる
刃を備えた拡張可能アラローム除去カッタ”という名称
の発明の米国特許第4,966,604号、およびファ
ールの“放射状に突出する刃を備えたアラローム除去カ
ッタ”という名称の発明の米国特許第4,986,80
7号にこの一例が開示されていて、両特許ともこの発明
と同じ譲受人に譲渡されている。これらの装置は、被切
除血管に挿入してから切断面を広げるようになってい
る。
はこの装置の挿入直径より小さいかほぼ等しい直径の切
断路を作ることに限定される。従って、この装置の挿入
直径より大きな直径の切断路ができる拡張可能切断アラ
ローム除去装置が開発された。レイスの“柔軟に曲がる
刃を備えた拡張可能アラローム除去カッタ”という名称
の発明の米国特許第4,966,604号、およびファ
ールの“放射状に突出する刃を備えたアラローム除去カ
ッタ”という名称の発明の米国特許第4,986,80
7号にこの一例が開示されていて、両特許ともこの発明
と同じ譲受人に譲渡されている。これらの装置は、被切
除血管に挿入してから切断面を広げるようになってい
る。
【0007】上記の固定および拡張可能アラローム除去
装置の共通の特徴は、この動脈内で収集除去しなければ
ならない切りくずをこの狭窄部から作ることである。こ
の切りくずの収集は、これらの切りくずに別の血管閉塞
を生じさせないために必要である。しかし、脈管形成術
は、切りくずを作らず、従って切りくず収集を必要とし
ない。不運にも、標準脈管形成術は時々この動脈の狭窄
部に小さな孔しかできない結果となる。この問題を克服
するため、単純な脈管形成術が作る以上の大きな直径の
狭窄部通路を作り、しかして狭窄部からゆるんだ切りく
ずが生じない、改良された脈管形成術が開発された。こ
の方法の一つはこの発明の発明者の“冠状切断および拡
張器具”という名称の発明の米国特許第4,273,1
28号に開示されている。この方法によれば、動脈の狭
窄部の脈管形成拡大をする前にこの狭窄部に縦の切目を
作るためにカテーテルをベースにした装置を使う。
装置の共通の特徴は、この動脈内で収集除去しなければ
ならない切りくずをこの狭窄部から作ることである。こ
の切りくずの収集は、これらの切りくずに別の血管閉塞
を生じさせないために必要である。しかし、脈管形成術
は、切りくずを作らず、従って切りくず収集を必要とし
ない。不運にも、標準脈管形成術は時々この動脈の狭窄
部に小さな孔しかできない結果となる。この問題を克服
するため、単純な脈管形成術が作る以上の大きな直径の
狭窄部通路を作り、しかして狭窄部からゆるんだ切りく
ずが生じない、改良された脈管形成術が開発された。こ
の方法の一つはこの発明の発明者の“冠状切断および拡
張器具”という名称の発明の米国特許第4,273,1
28号に開示されている。この方法によれば、動脈の狭
窄部の脈管形成拡大をする前にこの狭窄部に縦の切目を
作るためにカテーテルをベースにした装置を使う。
【0008】この狭窄部に縦に切目を入れてから脈管形
成術を行うと、この狭窄部に生じた切開は、事前切目な
しの標準脈管形成術に比べてはるかに大きくすることが
できる。その上、この狭窄部の切開の拡大は、アラロー
ム除去術から生ずるような切りくずを作ることなく且つ
血管壁を裂くことなく行われる。更に、拡張前に狭窄部
に切目を入れることはこの狭窄組織を大きな圧縮でき、
後日この狭窄部が再発される見込を少くできることが分
かった。当業者には明らかなように、普通の動脈狭窄部
を発生させるプラクは、幾分繊維質であり拡張前の形態
に戻りがちである。従って、この繊維質の組成では、も
し繊維をバルーンによる拡張の前に切り込んでおけば、
この狭窄部は圧縮された形態を維持する見込が強い。他
方、もしこの狭窄部の繊維を最初に切り込んでおかなけ
れば、この狭窄部の圧縮の完全さは、この膨らませたバ
ルーンがこの組織の繊維を分離することができるかどう
かによる。当業者には明らかなように、狭窄部の拡張は
勿論拡張に耐える動脈の能力によって制限される。過剰
拡張は、血管の破裂という破滅的結果となることがあ
る。
成術を行うと、この狭窄部に生じた切開は、事前切目な
しの標準脈管形成術に比べてはるかに大きくすることが
できる。その上、この狭窄部の切開の拡大は、アラロー
ム除去術から生ずるような切りくずを作ることなく且つ
血管壁を裂くことなく行われる。更に、拡張前に狭窄部
に切目を入れることはこの狭窄組織を大きな圧縮でき、
後日この狭窄部が再発される見込を少くできることが分
かった。当業者には明らかなように、普通の動脈狭窄部
を発生させるプラクは、幾分繊維質であり拡張前の形態
に戻りがちである。従って、この繊維質の組成では、も
し繊維をバルーンによる拡張の前に切り込んでおけば、
この狭窄部は圧縮された形態を維持する見込が強い。他
方、もしこの狭窄部の繊維を最初に切り込んでおかなけ
れば、この狭窄部の圧縮の完全さは、この膨らませたバ
ルーンがこの組織の繊維を分離することができるかどう
かによる。当業者には明らかなように、狭窄部の拡張は
勿論拡張に耐える動脈の能力によって制限される。過剰
拡張は、血管の破裂という破滅的結果となることがあ
る。
【0009】拡張前に切目を入れる方法は通常効果的で
あるが、切断部材に接続した軸の柔軟性が切断部材の外
科的制御を限定してしまう場合がある。すなわち、この
切断要素の移動方向および移動距離の制御が連結軸のね
じりおよび縦柔軟性によって妨げられる。例えば、外科
医が0.5cmの切開を行おうとしても、連結軸に固有
の柔軟性があるため、もっと短い切開が生ずることとな
る。
あるが、切断部材に接続した軸の柔軟性が切断部材の外
科的制御を限定してしまう場合がある。すなわち、この
切断要素の移動方向および移動距離の制御が連結軸のね
じりおよび縦柔軟性によって妨げられる。例えば、外科
医が0.5cmの切開を行おうとしても、連結軸に固有
の柔軟性があるため、もっと短い切開が生ずることとな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記に照らして、本発
明の目的は、脈管形成術の前に動脈の狭窄部を縦に切開
するための改良された装置および方法を提供することに
ある。この発明の他の目的は、脈管形成術と協同して、
狭窄部にこの装置の挿入直径より大きい直径の孔を作る
ことができる装置を提供することにある。この発明の更
に他の目的は、有害性の切りくずを成生することなく狭
窄部を切開する、遮断された動脈に挿入可能な装置を提
供することにある。この狭窄部に作られる切目の長さの
改良された制御を可能にする装置を提供することもこの
発明の目的である。この発明の更に他の目的は、狭い血
管の中をおよび鋭い角の周りに前進するに十分柔軟な装
置を提供することである。更に、この発明の目的は、比
較的製造が容易で比較的経済的な、動脈の狭窄部に縦に
切目を入れるための装置を提供することにある。
明の目的は、脈管形成術の前に動脈の狭窄部を縦に切開
するための改良された装置および方法を提供することに
ある。この発明の他の目的は、脈管形成術と協同して、
狭窄部にこの装置の挿入直径より大きい直径の孔を作る
ことができる装置を提供することにある。この発明の更
に他の目的は、有害性の切りくずを成生することなく狭
窄部を切開する、遮断された動脈に挿入可能な装置を提
供することにある。この狭窄部に作られる切目の長さの
改良された制御を可能にする装置を提供することもこの
発明の目的である。この発明の更に他の目的は、狭い血
管の中をおよび鋭い角の周りに前進するに十分柔軟な装
置を提供することである。更に、この発明の目的は、比
較的製造が容易で比較的経済的な、動脈の狭窄部に縦に
切目を入れるための装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決する手段】この発明は、バルーンで拡張す
る前に動脈の狭窄部を縦に切開する挿入可能なカテーテ
ル装置である。一般に、このカテーテル装置は中空カテ
ーテル鞘とこのカテーテル鞘に往復動可能に取付けられ
た切断部材とを含む。
る前に動脈の狭窄部を縦に切開する挿入可能なカテーテ
ル装置である。一般に、このカテーテル装置は中空カテ
ーテル鞘とこのカテーテル鞘に往復動可能に取付けられ
た切断部材とを含む。
【0012】更に詳しくは、この切断部材は、典型的な
ガイドワイヤ上に配置しうる大きさの内腔をもつ中央中
空軸を含む。この軸の末端近くに取付けられているの
は、この軸から放射状に伸びる、切刃または焼灼器のよ
うな、一つ以上の切断ユニットである。
ガイドワイヤ上に配置しうる大きさの内腔をもつ中央中
空軸を含む。この軸の末端近くに取付けられているの
は、この軸から放射状に伸びる、切刃または焼灼器のよ
うな、一つ以上の切断ユニットである。
【0013】この中空カテーテル鞘は、その末端にこの
ガイドワイヤと切断部材の中空軸とを貫通させるに十分
な大きさの直径の円形中心を含む開口部が作られてい
る。この開口部はまたこの円形中心から放射状に伸びる
一つ以上の縦に整列されたスロットを含む。本発明の目
的とする所であるがこの切断部材は通常このカテーテル
鞘の中に収められ且つ操作者の意志により鞘から適宜伸
びるように鞘中を往復運動するように配置されている。
このようにするために、このカテーテル鞘の端のスロッ
トの大きさは、軸に取付けられた切断ユニットが、切断
部材を鞘の末端の方へ動かしたときはいつでも、この鞘
から出られるような大きさになっている。よって、この
鞘はこの装置を挿入および配置するときは切断部材を被
覆し(挿入形態)、また狭窄部を切開するためにこの鞘
に相対的に切断部材を進めることもできる(切断形
態)。この切断形態で、この切断ユニットを含む中空軸
の部分は鞘の末端から伸びて切断ユニットが狭窄部を切
開することができる。
ガイドワイヤと切断部材の中空軸とを貫通させるに十分
な大きさの直径の円形中心を含む開口部が作られてい
る。この開口部はまたこの円形中心から放射状に伸びる
一つ以上の縦に整列されたスロットを含む。本発明の目
的とする所であるがこの切断部材は通常このカテーテル
鞘の中に収められ且つ操作者の意志により鞘から適宜伸
びるように鞘中を往復運動するように配置されている。
このようにするために、このカテーテル鞘の端のスロッ
トの大きさは、軸に取付けられた切断ユニットが、切断
部材を鞘の末端の方へ動かしたときはいつでも、この鞘
から出られるような大きさになっている。よって、この
鞘はこの装置を挿入および配置するときは切断部材を被
覆し(挿入形態)、また狭窄部を切開するためにこの鞘
に相対的に切断部材を進めることもできる(切断形
態)。この切断形態で、この切断ユニットを含む中空軸
の部分は鞘の末端から伸びて切断ユニットが狭窄部を切
開することができる。
【0014】挿入と配置を容易にするために、この鞘の
末端は次第に細くなって丸い尖端になっている。更に、
この鞘の壁厚はこの末端近くで増加し、装置の挿入およ
び配置に際して末端が拡開するのを防ぐ。
末端は次第に細くなって丸い尖端になっている。更に、
この鞘の壁厚はこの末端近くで増加し、装置の挿入およ
び配置に際して末端が拡開するのを防ぐ。
【0015】この切断ユニットの中空軸に、この切断ユ
ニットの基部に近い位置で複数の突起が設けられてい
る。これらの突起はこの中空軸の周りに等距離で離間し
且つそれから放射状に伸びている。さらに突起は、この
カテーテル鞘の内壁に形成された縦スロットと協同係合
するに十分な距離だけ伸びている。突起と縦スロットの
係合により、鞘に相対的な軸の回転は防止されるが、し
かして軸が所定の距離往復運動できるようにする。この
ようにして、このカテーテル鞘の縦スロットがこの鞘に
対しての切断部材の整列を維持し、またこの狭窄部の切
開の最大長さを決定する。
ニットの基部に近い位置で複数の突起が設けられてい
る。これらの突起はこの中空軸の周りに等距離で離間し
且つそれから放射状に伸びている。さらに突起は、この
カテーテル鞘の内壁に形成された縦スロットと協同係合
するに十分な距離だけ伸びている。突起と縦スロットの
係合により、鞘に相対的な軸の回転は防止されるが、し
かして軸が所定の距離往復運動できるようにする。この
ようにして、このカテーテル鞘の縦スロットがこの鞘に
対しての切断部材の整列を維持し、またこの狭窄部の切
開の最大長さを決定する。
【0016】この発明の装置は、標準脈管形成術の前に
使用して除去することができるが、切断部材と突起の間
に中空軸に沿って膨張可能バルーンを設けることも可能
である。よって、この装置は脈管形成術を行うことは勿
論、この狭窄部に縦の切開するために使うこともでき
る。
使用して除去することができるが、切断部材と突起の間
に中空軸に沿って膨張可能バルーンを設けることも可能
である。よって、この装置は脈管形成術を行うことは勿
論、この狭窄部に縦の切開するために使うこともでき
る。
【0017】切断部材の軸は典型的には、比較的剛いも
ので良いが、血管の屈曲部にある狭窄部を切開するため
には、軸に柔軟部分を含ませることができる。
ので良いが、血管の屈曲部にある狭窄部を切開するため
には、軸に柔軟部分を含ませることができる。
【0018】この発明の装置の使用に際して、標準ガイ
ドワイヤを患者の動脈系の中に配置してこの狭窄部に通
す。この発明の装置をこのガイドワイヤ上に配置し、ガ
イドワイヤに沿って、この狭窄部に隣接して位置するま
で、動脈系の中を進める。この装置をしかるべき場所に
置いて、外科医は、この中空軸をカテーテル鞘に相対的
に前進することによって切断ユニットをこの狭窄部に通
し、これによってこの狭窄部を切開する。この切断ユニ
ットを狭窄部に通してから、この軸を鞘に相対に引込め
る。多くの切開を作るために多数回通したい場合もあり
得る。この場合、この鞘、従ってこの切断部材をこの狭
窄部に連続して通す間にわずかに回転させることができ
るようになっている。
ドワイヤを患者の動脈系の中に配置してこの狭窄部に通
す。この発明の装置をこのガイドワイヤ上に配置し、ガ
イドワイヤに沿って、この狭窄部に隣接して位置するま
で、動脈系の中を進める。この装置をしかるべき場所に
置いて、外科医は、この中空軸をカテーテル鞘に相対的
に前進することによって切断ユニットをこの狭窄部に通
し、これによってこの狭窄部を切開する。この切断ユニ
ットを狭窄部に通してから、この軸を鞘に相対に引込め
る。多くの切開を作るために多数回通したい場合もあり
得る。この場合、この鞘、従ってこの切断部材をこの狭
窄部に連続して通す間にわずかに回転させることができ
るようになっている。
【0019】この狭窄部に十分な縦の切開をしてから、
この狭窄部にこの膨張可能バルーンを配置するために十
分軸を進めることができる。次にこのバルーンを膨らま
したりしぼめたりしてこの狭窄組織を圧縮し、この狭窄
部を通る孔を拡げることができる。あるいはこの装置を
この動脈系から除去して、標準脈管形成術をこの切開し
た狭窄部で行うようにすることもできる。
この狭窄部にこの膨張可能バルーンを配置するために十
分軸を進めることができる。次にこのバルーンを膨らま
したりしぼめたりしてこの狭窄組織を圧縮し、この狭窄
部を通る孔を拡げることができる。あるいはこの装置を
この動脈系から除去して、標準脈管形成術をこの切開し
た狭窄部で行うようにすることもできる。
【0020】この発明その構造、ならびにその作用およ
びこの発明の新規な特徴は、添付の図面に関連した以下
の説明から最もよく理解できよう。
びこの発明の新規な特徴は、添付の図面に関連した以下
の説明から最もよく理解できよう。
【0021】
【実施例】図1に、本発明の縦長切断装置が、10で総
称され示めされている。装置10は、通例の方法で人1
2の動脈系に挿入され、典型的には、装置10を挿入カ
テーテル13を通して大腿動脈に挿入し、動脈系を通し
て狭窄部へ進める。
称され示めされている。装置10は、通例の方法で人1
2の動脈系に挿入され、典型的には、装置10を挿入カ
テーテル13を通して大腿動脈に挿入し、動脈系を通し
て狭窄部へ進める。
【0022】図2および図3において理解できるよう
に、装置10は標準ガイドワイヤ14上に設けられてい
る。一般に、装置10は、カテーテル鞘16と切断部材
18とで構成される。図2では、切断部材18がカテー
テル鞘16内へ引込んだ装置10の挿入形態を示す。図
3は、切断部材18がカテーテル鞘16の末端20から
突出した装置10の伸長した切断形態を示す。カテーテ
ル鞘16の末端に開口部22が設けられていて、この開
口22を通してガイドワイヤ14と切断部材18の双方
が突出できる。開口部22にはほぼ円形の中心部から伸
びる放射状スロット24が設けられている。鞘16の中
空内部と開口部22とは、切断部材18を収容し包囲す
る手段となる。カテーテル鞘16はまた、鞘の本体部の
基部附近には、期待に沿って縦スロット26が設けられ
ている。
に、装置10は標準ガイドワイヤ14上に設けられてい
る。一般に、装置10は、カテーテル鞘16と切断部材
18とで構成される。図2では、切断部材18がカテー
テル鞘16内へ引込んだ装置10の挿入形態を示す。図
3は、切断部材18がカテーテル鞘16の末端20から
突出した装置10の伸長した切断形態を示す。カテーテ
ル鞘16の末端に開口部22が設けられていて、この開
口22を通してガイドワイヤ14と切断部材18の双方
が突出できる。開口部22にはほぼ円形の中心部から伸
びる放射状スロット24が設けられている。鞘16の中
空内部と開口部22とは、切断部材18を収容し包囲す
る手段となる。カテーテル鞘16はまた、鞘の本体部の
基部附近には、期待に沿って縦スロット26が設けられ
ている。
【0023】図4に明示するように、切断部材18は、
内腔30を画成する中空軸28を含んでいる。内腔30
は、標準ガイドワイヤを収容し、また脈管形成バルーン
を膨らますための流体導管の役割をなすに十分なサイズ
を有する。膨張流体は、軸の内腔にシール(図示せず)
を設けてあるので中空軸28の端から流出しない。当業
者には明らかなように、ガイドワイヤを用いない場合は
中実としてもよい。
内腔30を画成する中空軸28を含んでいる。内腔30
は、標準ガイドワイヤを収容し、また脈管形成バルーン
を膨らますための流体導管の役割をなすに十分なサイズ
を有する。膨張流体は、軸の内腔にシール(図示せず)
を設けてあるので中空軸28の端から流出しない。当業
者には明らかなように、ガイドワイヤを用いない場合は
中実としてもよい。
【0024】切刃32が軸28の末端に取付けられ、軸
28から放射状にかつ軸に対称に伸びている。4枚の刃
32a−dが図示されているが、刃の数はこれに限定さ
れるものでなく1枚以上であれば良い。更に、当業者に
自明のように、切刃32は焼灼器またはレーザと置換で
きる。末端20の放射状スロット24の数は、刃または
焼灼器の数に対応させる。
28から放射状にかつ軸に対称に伸びている。4枚の刃
32a−dが図示されているが、刃の数はこれに限定さ
れるものでなく1枚以上であれば良い。更に、当業者に
自明のように、切刃32は焼灼器またはレーザと置換で
きる。末端20の放射状スロット24の数は、刃または
焼灼器の数に対応させる。
【0025】整列突起34も、切刃32よりはより基部
に近い位置で、軸28に取付けられている。四つの放射
状の、対称に離隔した突起34が図示されているが、こ
の数に限定されるものでなく、本発明の範囲から逸脱す
ることなく一つ以上の突起を使うことができる。
に近い位置で、軸28に取付けられている。四つの放射
状の、対称に離隔した突起34が図示されているが、こ
の数に限定されるものでなく、本発明の範囲から逸脱す
ることなく一つ以上の突起を使うことができる。
【0026】図5および図6からと、カテーテル鞘16
と切断部材18との間の共働作用が良く理解できる。装
置10は、ガイドワイヤ14上に設けられかつ動脈36
の中で狭窄部38に隣接して位置して図示されている。
図5では、装置10は、挿入態形にあり、切断部材18
がカテーテル鞘16の放射状スロット24の中に引込め
られている。この態形では、切刃32が動脈壁に接触し
て挿入配置時意図せずに切開することが防止される。整
列突起34は縦スロット26と滑動係合する。この突起
34と縦スロット26との間の係合は、切断部材18が
所定の距離縦方向には移動可能とするが、鞘16に相対
的な回転を防止するようになっている。このようにし
て、刃32は放射状スロット24と整列維持され、切断
部材18の縦方向移動は縦スロット26の長さによって
制限される。縦スロット26は、鞘16の内壁を切り通
して外側まで延在するように図示されているが、この発
明の範囲を逸脱することなくこの鞘壁を完全には貫通し
ないスロットを使うことも可能である。鞘16の壁を完
全に貫通するスロット26を使うことによってこの器具
による血流の絞りが減少できる。換言すれば、貫通スロ
ット26を使うことによって、血液はこのスロット2
6、鞘16および放射状スロット24を通って流れ、器
具それ自身による血流流れの制限を緩和する。
と切断部材18との間の共働作用が良く理解できる。装
置10は、ガイドワイヤ14上に設けられかつ動脈36
の中で狭窄部38に隣接して位置して図示されている。
図5では、装置10は、挿入態形にあり、切断部材18
がカテーテル鞘16の放射状スロット24の中に引込め
られている。この態形では、切刃32が動脈壁に接触し
て挿入配置時意図せずに切開することが防止される。整
列突起34は縦スロット26と滑動係合する。この突起
34と縦スロット26との間の係合は、切断部材18が
所定の距離縦方向には移動可能とするが、鞘16に相対
的な回転を防止するようになっている。このようにし
て、刃32は放射状スロット24と整列維持され、切断
部材18の縦方向移動は縦スロット26の長さによって
制限される。縦スロット26は、鞘16の内壁を切り通
して外側まで延在するように図示されているが、この発
明の範囲を逸脱することなくこの鞘壁を完全には貫通し
ないスロットを使うことも可能である。鞘16の壁を完
全に貫通するスロット26を使うことによってこの器具
による血流の絞りが減少できる。換言すれば、貫通スロ
ット26を使うことによって、血液はこのスロット2
6、鞘16および放射状スロット24を通って流れ、器
具それ自身による血流流れの制限を緩和する。
【0027】図6は、装置10の切断形態を示し、すな
わち切断部材18がカテーテル鞘16から突出して伸長
している。整列突起34は、切断部材18がカテーテル
鞘16に相対的に往復運動する間常に縦スロット26中
にある。カテーテル鞘16の末端20は、次第に細くな
って丸い尖端45となり、装置10の挿入および配置を
容易にする。更に、このカテーテル鞘の末端20での壁
厚は厚くなっていて装置10の挿入配置時端が拡がりま
たは斜になるのを防止する。
わち切断部材18がカテーテル鞘16から突出して伸長
している。整列突起34は、切断部材18がカテーテル
鞘16に相対的に往復運動する間常に縦スロット26中
にある。カテーテル鞘16の末端20は、次第に細くな
って丸い尖端45となり、装置10の挿入および配置を
容易にする。更に、このカテーテル鞘の末端20での壁
厚は厚くなっていて装置10の挿入配置時端が拡がりま
たは斜になるのを防止する。
【0028】図7を参照すると、この発明の別の実施例
が、全体を40で総称して示めされている。この実施例
は、縦スロット26および放射状スロット24は勿論、
カテーテル鞘16、並びに切刃32および整列突起34
を有する切断部材18を有する。装置40と装置10の
差は、装置40がこの切断部材18の切刃32と整列突
起34の間に膨張可能な拡張バルーン42を設けている
ことである。この拡張バルーン42は周知であり、当業
者に自明なように、装置40の中のバルーン42の位置
は用途によって変更することができる。例えば、ある場
合にはこの拡張バルーンを切刃32の末端に置くことが
望ましい。図示の実施例では、この拡張バルーン42の
内部46が当業界で周知のように内腔30および流体孔
48を介してバルーン膨張手段に接続されている。
が、全体を40で総称して示めされている。この実施例
は、縦スロット26および放射状スロット24は勿論、
カテーテル鞘16、並びに切刃32および整列突起34
を有する切断部材18を有する。装置40と装置10の
差は、装置40がこの切断部材18の切刃32と整列突
起34の間に膨張可能な拡張バルーン42を設けている
ことである。この拡張バルーン42は周知であり、当業
者に自明なように、装置40の中のバルーン42の位置
は用途によって変更することができる。例えば、ある場
合にはこの拡張バルーンを切刃32の末端に置くことが
望ましい。図示の実施例では、この拡張バルーン42の
内部46が当業界で周知のように内腔30および流体孔
48を介してバルーン膨張手段に接続されている。
【0029】さて、図8には、別の実施例が全体を50
で総称して示めされている。装置50は、軸28が柔軟
部材52を含むことを除いて装置10とほぼ同じであ
る。当業者に自明であるが、柔軟部材52は柔軟ガイド
ワイヤに結合されるようなコイルばね、並びに軸28を
局部的に曲げることができるその他の材料でもよい。付
加的柔軟性を与えるために軸28に沿って付加的柔軟部
材を加えることができる。この柔軟部材52を含む理由
の一つは、軸28を冠状動脈樹の湾曲部および分岐部を
通る柔軟ガイドワイヤ14の通路に追従できるようにす
ることである。一つ以上の柔軟部材52を含ませること
により、装置50を血管の湾曲部またはその近くにある
狭窄部に使用できるようにする。このような場合、軸に
沿う切開装置50の縦軸と同一直線とならない場合があ
るかもしれない。すなわち柔軟部材52は、同一直線外
で切開を可能とするに必要な柔軟性を与える。
で総称して示めされている。装置50は、軸28が柔軟
部材52を含むことを除いて装置10とほぼ同じであ
る。当業者に自明であるが、柔軟部材52は柔軟ガイド
ワイヤに結合されるようなコイルばね、並びに軸28を
局部的に曲げることができるその他の材料でもよい。付
加的柔軟性を与えるために軸28に沿って付加的柔軟部
材を加えることができる。この柔軟部材52を含む理由
の一つは、軸28を冠状動脈樹の湾曲部および分岐部を
通る柔軟ガイドワイヤ14の通路に追従できるようにす
ることである。一つ以上の柔軟部材52を含ませること
により、装置50を血管の湾曲部またはその近くにある
狭窄部に使用できるようにする。このような場合、軸に
沿う切開装置50の縦軸と同一直線とならない場合があ
るかもしれない。すなわち柔軟部材52は、同一直線外
で切開を可能とするに必要な柔軟性を与える。
【0030】さて、図9には、更に他の実施例が、全体
を60で総称して示めされている。装置60は、軸28
が柔軟部材62を含むことを除いて装置40とほぼ同じ
である。図9では流体孔48の両側に柔軟部材を含むも
のを示しているが、流体孔48の片側の単一柔軟部材6
2も本発明の範囲中にある。柔軟部材62は、装置60
の縦軸と同一直線とならない切開が望ましい場合に軸2
8をたわませることを可能とするものである。当業者に
自明なように、付加的柔軟性を与えるために別の柔軟部
材62を備えることが望ましい場合がある。このような
柔軟部材62は、このバルーンの内部または外部に軸2
8に沿って配置することができる。
を60で総称して示めされている。装置60は、軸28
が柔軟部材62を含むことを除いて装置40とほぼ同じ
である。図9では流体孔48の両側に柔軟部材を含むも
のを示しているが、流体孔48の片側の単一柔軟部材6
2も本発明の範囲中にある。柔軟部材62は、装置60
の縦軸と同一直線とならない切開が望ましい場合に軸2
8をたわませることを可能とするものである。当業者に
自明なように、付加的柔軟性を与えるために別の柔軟部
材62を備えることが望ましい場合がある。このような
柔軟部材62は、このバルーンの内部または外部に軸2
8に沿って配置することができる。
【0031】
【作用】本発明の装置の使用に際して、装置10を図1
に示すように予め大腿動脈に挿入した挿入カテーテル1
3を通して動脈系に挿入するのが一般的である。挿入時
装置10は、図2および図5に示すように切断部材18
がカテーテル鞘16中に引込んだ挿入形態にある。装置
10を狭窄部のある動脈36に進め、当業界でよく知ら
れるように狭窄部38に隣接して配置する。一旦狭窄部
に隣接すると、このカテーテル鞘16を静止して保持し
ながら切断部材18を末端の方へ進める。このようにし
て、切刃32がカテーテル鞘16から出て図6に示すよ
うに狭窄部38に切開44を作る。もし冠状動脈系に使
用すると、装置の切開作用は心臓それ自身の収縮によっ
て増加する。この動脈の狭窄部付近の筋肉が収縮する度
毎に、この狭窄部がこの器具の切刃の切断面に押し当て
られる。同様に、この筋肉が弛緩すると、この狭窄部が
切刃から離れる。要するに、この収縮および弛緩がスラ
イス作用を与え、切断部材の効果を高める。
に示すように予め大腿動脈に挿入した挿入カテーテル1
3を通して動脈系に挿入するのが一般的である。挿入時
装置10は、図2および図5に示すように切断部材18
がカテーテル鞘16中に引込んだ挿入形態にある。装置
10を狭窄部のある動脈36に進め、当業界でよく知ら
れるように狭窄部38に隣接して配置する。一旦狭窄部
に隣接すると、このカテーテル鞘16を静止して保持し
ながら切断部材18を末端の方へ進める。このようにし
て、切刃32がカテーテル鞘16から出て図6に示すよ
うに狭窄部38に切開44を作る。もし冠状動脈系に使
用すると、装置の切開作用は心臓それ自身の収縮によっ
て増加する。この動脈の狭窄部付近の筋肉が収縮する度
毎に、この狭窄部がこの器具の切刃の切断面に押し当て
られる。同様に、この筋肉が弛緩すると、この狭窄部が
切刃から離れる。要するに、この収縮および弛緩がスラ
イス作用を与え、切断部材の効果を高める。
【0032】この装置の切断作用を増す別の方法は、軸
28、従ってこれらの切断部材を刃32がこの狭窄部を
通るとき前後に手動でまたは機械的に動かすことであ
る。切開44してから、切断部材18を引込めることが
できる。
28、従ってこれらの切断部材を刃32がこの狭窄部を
通るとき前後に手動でまたは機械的に動かすことであ
る。切開44してから、切断部材18を引込めることが
できる。
【0033】多数回通すことによって切開の数を増すこ
とが普通好ましいが、ある場合にはこの狭窄部を一回通
して切開を作るだけで十分な場合もある。追加の切開を
するために、この狭窄部38を通す間にこのカテーテル
鞘16をわずかに回転する。切断部材18は突起34と
縦スロット26の間の協同によって鞘16と回転方向に
整列して保持されているので、鞘16を回転すれば切刃
32が回転する。
とが普通好ましいが、ある場合にはこの狭窄部を一回通
して切開を作るだけで十分な場合もある。追加の切開を
するために、この狭窄部38を通す間にこのカテーテル
鞘16をわずかに回転する。切断部材18は突起34と
縦スロット26の間の協同によって鞘16と回転方向に
整列して保持されているので、鞘16を回転すれば切刃
32が回転する。
【0034】この切開の長さの外科的制御も本発明の装
置によって可能である。この装置で、切開の最大長さは
縦スロット26の長さによって決まる。このカテーテル
鞘16が一定位置に維持される限り、外科医は可能な正
確な切開長さを知り、狭窄部を越えて動脈を切開する危
険を低減できる。
置によって可能である。この装置で、切開の最大長さは
縦スロット26の長さによって決まる。このカテーテル
鞘16が一定位置に維持される限り、外科医は可能な正
確な切開長さを知り、狭窄部を越えて動脈を切開する危
険を低減できる。
【0035】一旦切開されると、狭窄部を拡張可能とな
る。拡張は、図7に示すように本発明の装置に接続した
膨張可能バルーンを配置し膨張させることによって達成
できる。あるいは装置10をこの動脈系から除去して、
慣例の脈管形成術を同じガイドワイヤを使って行うこと
ができる。
る。拡張は、図7に示すように本発明の装置に接続した
膨張可能バルーンを配置し膨張させることによって達成
できる。あるいは装置10をこの動脈系から除去して、
慣例の脈管形成術を同じガイドワイヤを使って行うこと
ができる。
【0036】長い狭窄部に対しては、切開後のカテーテ
ルを進めて行うことができるということは注目に値す
る。このようにして、このカテーテルは拡張器としても
作用できる。従って、切開を入れることとこのカテーテ
ルを進めることを交互に行うことによって、非常に長い
狭窄部を処理することができる。このカテーテルの末端
は丸いので、このカテーテルを使った拡張は動脈を損傷
する危険が最少で可能である。末端が丸くなっていない
標準のカテーテルを使えば動脈を損傷する危険はかなり
大きいだろう。
ルを進めて行うことができるということは注目に値す
る。このようにして、このカテーテルは拡張器としても
作用できる。従って、切開を入れることとこのカテーテ
ルを進めることを交互に行うことによって、非常に長い
狭窄部を処理することができる。このカテーテルの末端
は丸いので、このカテーテルを使った拡張は動脈を損傷
する危険が最少で可能である。末端が丸くなっていない
標準のカテーテルを使えば動脈を損傷する危険はかなり
大きいだろう。
【0037】ここに図示し詳細に説明した特定の縦に往
復運動する切開器は前述した目的を完全に達し、利点を
与えるが、それはこの発明の現在好ましい実施形の単に
例示にすぎないことおよび前記特許請求の範囲に記載し
た以外ここに示した構成の詳細または設計に何の制限も
意図しないことを理解すべきである。
復運動する切開器は前述した目的を完全に達し、利点を
与えるが、それはこの発明の現在好ましい実施形の単に
例示にすぎないことおよび前記特許請求の範囲に記載し
た以外ここに示した構成の詳細または設計に何の制限も
意図しないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置を動脈系に挿入された患者の斜
視図。
視図。
【図2】この発明の装置の挿入形態での斜視図。
【図3】この発明の装置の切断形態での斜視図。
【図4】この発明の切断部材の斜視図。
【図5】この発明の装置の挿入形態にあり動脈の狭窄部
に隣接した破断図。
に隣接した破断図。
【図6】この発明の装置の切断部材が狭窄部を切開した
切断形態にある破断図。
切断形態にある破断図。
【図7】膨張可能な脈管形成バルーンを含み、このバル
ーンが狭窄部の開口部を拡大するために膨らまされる、
この発明の装置の別の実施例の破断図。
ーンが狭窄部の開口部を拡大するために膨らまされる、
この発明の装置の別の実施例の破断図。
【図8】柔軟軸を含み、切断部材が狭窄部を切開した切
断形態にあるこの発明の装置の別の実施例の破断図。
断形態にあるこの発明の装置の別の実施例の破断図。
【図9】柔軟軸と膨張可能脈管形成バルーンを含み、こ
のバルーンが狭窄部の開口部を拡大するために膨らまさ
れる、この発明の装置の別の実施例の破断図。
のバルーンが狭窄部の開口部を拡大するために膨らまさ
れる、この発明の装置の別の実施例の破断図。
10 縦切断装置 14 ガイドワイヤ 16 カテーテル鞘 18 切断部材 20 末端 22 開口部 26 縦スロット 28 軸 30 内腔 32 切刃 34 整列突起 36 動脈 38 狭窄組織 42 バルーン 52 柔軟部材 62 柔軟部
Claims (23)
- 【請求項1】 狭窄組織を切除するために動脈(36)
の中に挿入可能な装置(10)であって、 本体部、基部端および末端(20)を含み、縦軸と上記
末端に内部受容手段とを形成し、上記本体部が内面と外
面とを有するカテーテル鞘(16)、 切断手段を支持する軸(28)を含み、上記縦軸に沿っ
て往復運動でき、引込位置にあるときは上記受容手段の
中に完全に入っていて伸長位置にあるときは上記受容手
段から部分的に伸びる、組織を切開するための切断部材
(18)、並びに上記切断部材(18)の往復運動を制
限し且つ整列するために上記カテーテル鞘(16)内に
含まれ、上記切断部材と係合する制限手段、を含む装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する装置において、上記
切断部材(18)が上記引込位置にあるとき上記受容手
段は上記切断手段が上記組織と接触するのを防止するよ
うになった装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載する装置において、上記
受容手段が上記内面によって形成される内部同軸空間、
および上記鞘の上記末端(20)によって形成される開
口部(22)を含み、上記開口部は上記切断手段が上記
同軸空間から出られるようにする形状および大きさであ
る装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載する装置であって、更に
上記中空軸(28)の上記切断手段に近いところから放
射状に伸び且つそれに取り付けられた複数の整列突起
(34)を含み、上記整列突起が上記制限手段と滑動係
合して上記切断部材(18)の上記往復運動を制限し且
つ整列する装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載する装置において、上記
制限手段が上記鞘(16)の上記内面によって作られた
複数の縦スロット(26)である装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載する装置において、上記
切断手段が上記中空軸(28)に取付けられ且つそれか
ら放射状に伸びる少くとも一つの切刃(32)を含む装
置。 - 【請求項7】 請求項1に記載にする装置において、上
記切断手段が上記中空軸(28)に取付けられ且つそれ
から放射状に伸びる複数の切刃(32)を含み、上記刃
が上記中空軸の周りにほぼ等距離に離間している装置。 - 【請求項8】 請求項5に記載する装置において、上記
切断手段が上記中空軸(28)に取付けられ且つそれか
ら放射状に伸びる少くとも一つの焼灼器を含む装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載する装置であって、更に
上記中空軸(28)に取付けられた膨張可能バルーン
(42)を含み、上記バルーンがバルーン膨張手段と流
体的に連絡している装置。 - 【請求項10】 請求項5に記載する装置において、上
記鞘(16)の壁厚が上記末端(20)で増加していて
上記装置を挿入および配置するときに上記末端が変形し
拡開するのを防いでいる装置。 - 【請求項11】 標準ガイドワイヤ(14)と関連して
使用可能である、動脈(36)の狭窄部(38)を切開
するための挿入可能カテーテル装置であって、 上記ガイドワイヤ(14)を受ける大きさの内腔(3
0)が作られていて、遠隔場所から縦方向に動かし得る
軸部材(28)、 上記軸部材を選択的に被覆し、開口部(22)を形成す
る末端(20)を有し、上記開口部が上記軸部材を被覆
から出られるようにする中空カテーテル鞘(16)、 上記軸部材(28)に取付けられ、上記軸部材が上記鞘
に対して被覆位置から伸長位置へ動かされたとき上記狭
窄部(38)に縦に切開するための切断手段(18)、
並びに上記カテーテル鞘に設けられ、上記軸部材(2
8)によって動かされる間の上記カテーテル鞘に対する
上記軸部材の移動の整列および大きさを制御するために
上記軸部材と係合する案内手段、を含む装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載する装置において、
上記切断部材が更に上記軸部材(28)の上記切断手段
近くに放射状に伸び且つそれに取付けられた複数の整列
突起(34)を含み、上記整列突起が上記案内手段と滑
動係合して上記カテーテル鞘に対する上記軸部材の回転
を防ぎ且つ上記軸部材の上記運動中に上記縦切開の長さ
を制限する装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載する装置において、
上記案内手段が上記鞘(16)によって作られた複数の
縦スロット(26)である装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載する装置において、
上記切断手段が上記軸部材(28)に取付けられ且つそ
れから放射状に伸びる少くとも一つの切刃(32)を含
む装置。 - 【請求項15】 請求項14に記載する装置において、
上記切断手段が上記軸部材(28)に取付けられ且つそ
れから放射状に伸びる複数の切刃(32)を含み、上記
刃が上記軸部材の周りにほぼ等距離に離間している装
置。 - 【請求項16】 請求項13に記載する装置において、
上記切断手段が上記軸部材(28)に取付けられ且つそ
れから放射状に伸びる少くとも一つの焼灼器を含む装
置。 - 【請求項17】 請求項11に記載する装置において、
上記軸(28)が上記軸を曲がるようにする少くとも一
つの柔軟部材(52)を含む装置。 - 【請求項18】 請求項11に記載する装置であって、
更に上記軸部材(28)に取付けられた膨張可能バルー
ン(42)を含み、上記バルーンが膨張手段と流体的に
連絡している装置。 - 【請求項19】 動脈(36)の狭窄部(38)を縦に
切開するための挿入可能カテーテル装置であって、 曲がることができるように柔軟部(52、62)を含
み、遠隔場所から縦方向に動かし得る軸部材(28)、 上記軸部材を選択的に被覆し、開口部(22)を形成す
る末端(20)を有し、上記開口部が上記軸部材を被覆
から出られるようにする中空カテーテル鞘(16)、お
よび上記軸部材(28)に取付けられ、上記軸部材が上
記鞘に対して被覆位置から伸長位置へ動かされたとき上
記狭窄部(38)を縦に切開するための切断手段(1
8)、を含む装置。 - 【請求項20】 動脈(36)の狭窄部(38)から生
ずる血流絞りを減少する方法であって、 ガイドワイヤ(14)を人間の動脈(36)に挿入し、
上記ガイドワイヤが上記動脈狭窄部を通過するまで上記
ガイドワイヤを上記動脈に沿って動かす段階、 上記ガイドワイヤにカテーテル装置を配置する段階であ
って、上記カテーテル装置は、上記ガイドワイヤを受け
る大きさの内腔(30)が作られていて遠隔場所から縦
方向に動かし得る軸部材(28)、上記軸部材を選択的
に被覆し、開口部(22)を形成する末端(20)を有
し、上記開口部が上記軸部材を被覆から出られるように
する中空カテーテル鞘(16)、上記軸部材(28)に
取付けられ、上記軸部材が上記鞘に対して被覆位置から
伸長位置へ動かされたとき上記狭窄部(38)に縦に切
開するための切断手段(18)、並びに上記カテーテル
鞘に作られ、上記軸部材(28)によって動かされる間
の上記カテーテル鞘に対する上記軸部材の移動の整列お
よび大きさを制御するために上記軸部材と係合する案内
手段を含む段階、 上記カテーテル装置が上記動脈狭窄部(38)に隣接す
るまで上記カテーテル装置を上記ガイドワイヤ(14)
に沿って動かす段階、 上記切断手段(18)が上記狭窄部(38)を縦に切開
するように、上記縦部材を引伸ばし且つ引込める段階、
並びに上記動脈(36)から上記カテーテル装置および
上記ガイドワイヤ(14)を除去する段階と、を含む方
法。 - 【請求項21】 請求項20に記載する方法であって、
更に上記引伸ばしおよび引込め段階の後に上記カテーテ
ルを回転し、上記引伸ばしおよび引込め工程を繰返す段
階を含む方法。 - 【請求項22】 請求項20に記載する方法であって、
更に上記軸部材(28)上の膨張可能バルーン(42)
を上記動脈狭窄部(38)内に配置する段階、上記バル
ーンを膨らます段階、および上記カテーテルを上記動脈
から除去する前に上記バルーンをしぼませる段階を含む
方法。 - 【請求項23】 請求項20に記載する方法であって、
更に上記動脈(36)から上記カテーテル装置を除去し
た後且つ上記ガイドワイヤ(14)を除去する前に上記
ガイドワイヤ(14)上に膨張可能バルーンカテーテル
を置く段階、上記バルーンカテーテルを上記狭窄部(3
8)に配置する段階、上記バルーンカテーテルに取付け
られたバルーンを膨らまし且つしぼめる段階、および上
記バルーンカテーテルを上記動脈から除去する段階を含
む方法。
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