JPH0740979U - 電磁波を遮蔽する窓装置 - Google Patents

電磁波を遮蔽する窓装置

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JPH0740979U
JPH0740979U JP7029693U JP7029693U JPH0740979U JP H0740979 U JPH0740979 U JP H0740979U JP 7029693 U JP7029693 U JP 7029693U JP 7029693 U JP7029693 U JP 7029693U JP H0740979 U JPH0740979 U JP H0740979U
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元生 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竪枠12の上下両端部と上枠及び下枠11の
左右両端部との結合部に存在する不可避的な隙間を通じ
て、電磁波が漏れる事を防止する。 【構成】 竪枠12の内周側面に形成した突壁14a、
14b、14cの上下両端縁と、下枠11の両端部上面
及び上枠の両端部下面との間の隙間に、導電性を有する
第二のシール28を充填する。或は、竪枠12の上下両
端部と下枠11及び上枠の両端部との結合部に、導電材
製のコーナーブロックを嵌着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る電磁波を遮蔽する窓装置は、例えば各種OA機器を使用するイ ンテリジェントビルの窓装置として利用する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ関連機器等、各種OA機器を使用するインテリジェントビルの場 合、外部から進入する各種放送電波、通信電波等の電磁波によりOA機器が誤動 作する事を防止する為の対策が必要になる。特に、壁面の窓開口部分からは上記 電磁波が進入し易く、窓開口近くに設けたOA機器を誤動作させ易くなる。
【0003】 この為従来から、例えば出願人会社(旭硝子株式会社)が発行している電磁波 遮蔽ガラスのカタログ、或は実開平3−83996号公報に記載されている様な 窓装置が、インテリジェントビル用の窓装置として使用されている。図7は、こ の様な窓装置の構造の第1例を示している。それぞれが鋼により造られた本体1 と押縁2とから成る窓枠3(図面は下枠部分を示している。)の内側には電磁波 遮蔽ガラス4を建て込み、シーリング材5、5により固定している。
【0004】 上記電磁波遮蔽ガラス4は、その屋内側面に電磁波を反射、及び吸収する為の 導電膜7を形成している。又、上記本体1の上面と電磁波遮蔽ガラス4の下端縁 との間には間座8を挟持している。そして、この間座8の上面にスぺーサ24a 、24bを設けている。スぺーサ24aは導電性を有するものとし、このスぺー サ24aと上記導電膜7の端縁とを接触させている。更に、窓装置を設ける壁の 屋内側面は、金属メッシュ、或は金属クロス等の導電部材9により覆っている。 この導電部材9の端縁部は、上記本体1と押縁2との間に挟持して、上記窓枠3 と導電部材9とを導通させている。
【0005】 上述の様な窓装置を構成する電磁波遮蔽ガラス4に電磁波が当たると、この電 磁波は導電膜7、スぺーサ24a、押縁2、窓枠3、導電部材9によって遮蔽さ れ、室内側に進入する事がない。この為、窓開口の近くに設置したOA機器が電 磁波により誤動作する事が防止される。
【0006】 尚、図8に示した第2例の構造では、窓枠3の内側に2枚の電磁波遮蔽ガラス 4a、4bを建て込み、このうちの屋内側(図8の右側)の電磁波遮蔽ガラス4 aの屋外側面(図8の左側面)にのみ、導電膜7を形成している。又、図9に示 した第3例の構造では、窓枠3の内側に2枚の電磁波遮蔽ガラス4a、4bを建 て込み、両電磁波遮蔽ガラス4a、4bの互いに対向する面に導電膜7、7を形 成している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述の様に構成される従来の電磁波を遮蔽する窓装置の場合、屋外から屋内へ の電磁波の進入を防止する効果は優れているが、この電磁波を遮蔽する窓装置を 構成する窓枠3は鋼製であり、近年一般化しているアルミニウム合金の押し出し 型材により造られた窓枠に対応するものではない。
【0008】 即ち、鋼製の窓枠の場合には、この窓枠を構成する上下枠の左右両端部と竪枠 の上下両端部とを溶接する事で互いに接合する為、各枠同士の接合部には、電磁 波が通過できる様な隙間が形成される事はない。これに対して、アルミニウム製 の押し出し型材により窓枠を造る場合には、接合すべき枠同士を溶接しない。
【0009】 即ち、上記押し出し型材により窓枠を構成するには、図1に示す様に、上枠1 0及び下枠11の左右両端縁を左右の竪枠12、12の上下両端部内周側面に、 密着性の良い、シート状の第一のシール材6(図4〜5参照)を介して密着させ る。この第一のシール材6は導電性を有する。上記各竪枠12、12はそれぞれ 、図3〜5に示す様に、平板部13の内周側面に複数の突壁14a、14b、1 4cを有する。これら各突壁14a、14b、14cはそれぞれ、上記各竪枠1 2、12の上下両端部で切除されている。従って、上記各竪枠12、12の上下 両端部内周側面にはそれぞれ、上記平板部13、13のみの突き当て部15、1 5が存在する。
【0010】 一方、上記上枠10の上面には図2に示す様に、複数のタッピング溝16a、 16aが、上記下枠11の下面には図2、4、5に示す様なタッピング溝16b 、16bが、それぞれ形成されている。又、上記各突き当て部15、15の一部 で、上記各タッピング溝16a、16bに整合する位置には、図5に示す様に、 小円孔17、17を穿設している。
【0011】 上記上枠10及び下枠11の左右両端部と、上記各竪枠12、12の上下両端 部とを結合するには、上記上枠10及び下枠11の左右両端面を上記各突き当て 部15、15に、上記シール材6を介して突き当てる。そして、上記小円孔17 、17を、上記各竪枠12、12の外周側面側から内周側面側に挿通したタッピ ングねじ(図示省略)を、上記各タッピング溝16a、16bに螺入し、更に緊 締する。この様なタッピングねじの緊締により、上記上枠10及び下枠11と左 右の竪枠12、12とが互いに結合される。
【0012】 上述の様に構成される、上枠10及び下枠11の左右両端部と上記各竪枠12 、12の上下両端部との結合部では、上枠10の左右両端の下面と上記各突壁1 4aの上端縁との間、並びに下枠11の左右両端の上面と上記各突壁14aの下 端縁との間は、導電性を有する前記第一のシール材6により完全に塞がれる。従 って、これら両面間には隙間が存在せず、当該部分を通じて電磁波が漏洩する事 はない。
【0013】 これに対して、前記各突壁14a、14b、14cの上端縁と上記上枠10の 左右両端部下面との間、並びに前記各突壁14a、14b、14cの下端縁と上 記下枠11の左右両端部上面との間には、若干の隙間が形成される事が避けられ ない。この隙間は微小であり、特に目立つものではない為、通常の窓枠の場合に は殆ど問題とはならないが、電磁波の遮蔽を目的とした窓装置の場合、電磁波が 漏洩する通路となる為、何らかの対策を施す必要がある。
【0014】 本考案の電磁波を遮蔽する窓装置は、上述の様な事情に鑑みて考案したもので ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案の電磁波を遮蔽する窓装置は何れも、それぞれがアルミニウム合金製押 し出し型材により造られた上枠及び下枠と左右の竪枠とから成り、壁に設けた窓 開口の内側に固定された窓枠と、この窓枠の内側に建て込まれた、少なくとも片 面に導電膜を備えた電磁波遮蔽ガラスと、この電磁波遮蔽ガラスの導電膜と上記 窓枠との間に挟持された導電性を有するスペーサとを備えている。
【0016】 そして、上記各竪枠はそれぞれ、平板部の内周側面に突壁を有するものであり 、上記各竪枠の上下両端部はそれぞれ、上記突壁が切除されて上記平板部のみの 突き当て部となっており、上記上枠及び下枠の左右両端縁は上記突き当て部に、 シート状の(第一の)シール材を介して突き当てられた状態で、上記各竪枠の上 下端部に連結されている。
【0017】 特に、本考案の電磁波を遮蔽する窓装置のうち、請求項1に記載した窓装置に 於いては、上記突壁の上端縁と上記上枠の左右方向端部下面との間の隙間、並び に上記突壁の下端縁と上記下枠の左右方向端部上面との間の隙間の少なくとも一 方の隙間が、導電性を有する第二のシール材により塞がれている事を特徴として いる。
【0018】 又、請求項2に記載した電磁波を遮蔽する窓装置に於いては、上記上枠の左右 方向端部と上記各竪枠の上端部との間部分、並びに上記下枠の左右方向端部と上 記各竪枠の下端部との間部分の少なくとも一方の間部分に、導電材によりL字形 に造られたコーナーブロックを嵌着した事を特徴としている。
【0019】
【作用】
上述の様に構成される本考案の電磁波を遮蔽する窓装置の場合、突壁の上端縁 と上記上枠の左右方向端部下面との間の隙間、並びに上記突壁の下端縁と上記下 枠の左右方向端部上面との間の隙間は、導電性を有する第二のシール材により( 請求項1の場合)、或はコーナーブロックにより(請求項2の場合)塞がれる。 従って、電磁波が各隙間を通過する事がなくなり、良好な電磁波遮蔽効果を得ら れる。
【0020】
【実施例】
図1〜6は本考案を適用する窓装置の1例を示している。この図1〜6に示し た構造を電磁波を遮蔽する窓装置とする場合に就いて、前述の説明と重複する説 明を省略しつつ説明する。
【0021】 上枠10及び下枠11と左右の竪枠12、12とは、それぞれがアルミニウム 合金製の押し出し型材により造られた主体18a、18b、18cと押縁19a 、19b、19cとを組み合わせて成る。そして、各枠10、11、12を構成 する主体18a、18b、18cと押縁19a、19b、19cとの間に形成さ れる溝部分に、内外1対の電磁波遮蔽ガラス4a、4bの周縁部を支持している 。即ち、これら1対の電磁波遮蔽ガラス4a、4bの周縁部同士の間にはスペー サ20を挟持して、両電磁波遮蔽ガラス4a、4b同士の間に空間21を形成し 、この空間21内に乾燥空気を封入している。
【0022】 これら両電磁波遮蔽ガラス4a、4bのうち、屋内側(図2の右側、図3の下 側)の電磁波遮蔽ガラス4aの屋内側面(図2の右面、図3の下面)には導電膜 7を全面に亙り形成している。そして、この屋内側の電磁波遮蔽ガラス4aの室 内側面外周寄り部分と上記各主体18a、18b、18cに形成した突条22a 、22b及び突壁14aの先端面23a、23b、23cとの間に、弾性材の表 面を金網により覆う等により造られて導電性を有する、スペーサ24aを挟持し ている。
【0023】 上記各突条22a、22b及び突壁14aの先端面23a、23b、23cに は、上記各主体18a、18b、18cの地金であるアルミニウム合金が露出し ている。従って、上記導電性を有するスペーサ24aと上記各主体18a、18 b、18cを構成するアルミニウム合金とは、その接合部分に於いては酸化処理 皮膜を介する事なく、直接接触している。従って、これらスペーサ24aと主体 18a、18b、18cとの電気的導通状態は良好に維持される。
【0024】 一方、屋外側の電磁波遮蔽ガラス4bの室外側面外周寄り部分と上記各押縁1 9a、19b、19cに形成した突条25a、25b、25cの先端面26a、 26b、26cとの間には、スペーサ24bを挟持している。このスペーサ24 bを構成する材料は、導電材でも絶縁材でも良い。前記1対の電磁波遮蔽ガラス 4a、4bは、このスペーサ24bと上記スペーサ24aとにより表裏両側から 挟持されて、前記窓枠3の内側に支持されている。
【0025】 又、上記下枠11を構成する主体18bの上面と上記各電磁波遮蔽ガラス4a 、4bの下端縁との間には間座27を挟持して、これら各電磁波遮蔽ガラス4a 、4bの重量を支えている。
【0026】 更に、上述の様な上枠10及び下枠11と左右の竪枠12、12とから成る窓 枠3を建て込むべき開口を設けた壁(図示省略)の屋内側面には、表面に銅をメ ッキした薄鋼板等により造られた導電部材(図示省略)を被覆している。そして 、この導電部材と上記窓枠3とを、電気的に導通させている。
【0027】 上述の様に構成される本考案の電磁波を遮蔽する窓装置の場合、屋内側の電磁 波遮蔽ガラス4aの屋外側面を覆った導電膜7、導電材製のスペーサ24a、窓 枠3の各枠10、11、12を構成する主体18a、18b、18c、導電部材 の存在により、導通が良好になる。この結果、屋内側の電磁波遮蔽ガラス4aに 当った電磁波が室内に進入する事がない。
【0028】 特に、本考案の電磁波を遮蔽する窓装置の場合には、上記各竪枠12、12の 内側面に形成した突壁14a、14b、14cの上端縁と上記上枠10の左右両 端部下面との間の隙間、並びに上記突壁14a、14b、14cの下端縁と上記 下枠11の左右両端部上面との間の隙間を、導電性を有する第二のシール材28 により塞いでいる。従って、電磁波が上記各隙間を通過する事がなくなり、良好 な電磁波遮蔽効果を得られる。
【0029】 更に、上記各隙間を塞ぐ為には、これら各隙間に上記第二のシール材28を充 填する他、上記上枠10の左右両端部と上記各竪枠12、12の上端部との間部 分、並びに上記下枠11の左右両端部と上記各竪枠12の下端部との間部分に、 アルミニウム等の導電材によりL字形に造られたコーナーブロックを嵌着する事 もできる。
【0030】 図6は、この様な目的で上記下枠11の端部と竪枠12の下端部との間部分に 嵌着されるコーナーブロック29を示している。このコーナーブロック29は、 上記竪枠12の下端部にがたつきなく内嵌自在な竪片30と、上記下枠11の端 部にがたつきなく内嵌自在な横片31とから成る。
【0031】 この様なコーナーブロック29を上記上枠10の左右両端部と上記各竪枠12 、12の上端部との間部分、並びに上記下枠11の左右両端部と上記各竪枠12 の下端部との間部分に嵌着すれば、上記各竪枠12、12の内周側面に形成した 突壁14a、14b、14cの上端縁と上記上枠10の左右両端部下面との間の 隙間、並びに上記突壁14a、14b、14cの下端縁と上記下枠11の左右両 端部上面との間の隙間を、建物の内外方向に通過しようとする電磁波はこのコー ナーブロック29に突き当たる。この結果、電磁波が上記各隙間を通過する事が なくなり、良好な電磁波遮蔽効果を得られる。尚、単一の窓枠3に就いて、前記 導電性の第二のシール材28による電磁波遮蔽構造と、上記コーナーブロック2 9による電磁波遮蔽構造とを、部分的に選択使用したり、更には併用する事もで きる。
【0032】 尚、主体18a、18b、18cを構成するアルミニウム合金のうち、前記第 二のシール材28、或はコーナーブロック29と接合する部分に於いては、酸化 処理皮膜を介する事なく、地金であるアルミニウム合金を露出させれば、更に導 通が良好になり、電磁波遮蔽効果がより向上する。
【0033】
【考案の効果】
本考案の電磁波を遮蔽する窓装置は、以上に述べた通り構成され作用するので 、アルミニウムサッシの窓枠を設けた窓開口を通じて屋内に入り込む電磁波をな くして、屋内に設けたOA機器等の誤動作を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の対象となる窓装置を屋外側から見た正
面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同B−B断面図。
【図4】竪枠と下枠との結合部を示す斜視図。
【図5】同じく分解斜視図。
【図6】コーナーブロックの斜視図。
【図7】従来構造の第1例を示す部分縦断面図。
【図8】同第2例を示す部分縦断面図。
【図9】同第3例を示す部分縦断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 押縁 3 窓枠 4、4a、4b ガラスパネル 5 シーリング材 6 第一のシール材 7 導電膜 8 間座 9 導電部材 10 上枠 11 下枠 12 竪枠 13 平板部 14a、14b、14c 突壁 15 突き当て部 16a、16b タッピング溝 17 小円孔 18a、18b、18c 主体 19a、19b、19c 押縁 20 スぺーサ 21 空間 22a、22b 突条 23a、23b、23c 先端面 24a、24b スぺーサ 25a、25b、25c 突条 26a、26b、26c 先端面 27 間座 28 第二のシール材 29 コーナーブロック 30 竪片 31 横片
フロントページの続き (72)考案者 宇根 敏弘 東京都中央区銀座6−2−10 株式会社巴 コーポレーション内 (72)考案者 中村 洋一 神奈川県川崎市中原区中丸子135番地 不 二サッシ株式会社内 (72)考案者 清水 孝 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがアルミニウム合金製押し出し
    型材により造られた上枠及び下枠と左右の竪枠とから成
    り、壁に設けた窓開口の内側に固定された窓枠と、 この窓枠の内側に建て込まれた、少なくとも片面に導電
    膜を備えた電磁波遮蔽ガラスと、 この電磁波遮蔽ガラスの導電膜と上記窓枠との間に挟持
    された導電性を有するスペーサとを備え、 上記各竪枠はそれぞれ、平板部の内周側面に突壁を有す
    るものであり、 上記各竪枠の上下両端部はそれぞれ、上記突壁が切除さ
    れて上記平板部のみの突き当て部となっており、 上記上枠及び下枠の左右両端縁は上記突き当て部に、シ
    ート状の第一のシール材を介して突き当てられた状態
    で、上記各竪枠の上下端部に連結されている電磁波を遮
    蔽する窓装置に於いて、 上記突壁の上端縁と上記上枠の左右方向端部下面との間
    の隙間、並びに上記突壁の下端縁と上記下枠の左右方向
    端部上面との間の隙間の少なくとも一方の隙間が、 導電性を有する第二のシール材により塞がれている事を
    特徴とする電磁波を遮蔽する窓装置。
  2. 【請求項2】 それぞれがアルミニウム合金製押し出し
    型材により造られた上枠及び下枠と左右の竪枠とから成
    り、壁に設けた窓開口の内側に固定された窓枠と、 この窓枠の内側に建て込まれた、少なくとも片面に導電
    膜を備えた電磁波遮蔽ガラスと、 この電磁波遮蔽ガラスの導電膜と上記窓枠との間に挟持
    された導電性を有するスペーサとを備え、 上記各竪枠はそれぞれ、平板部の内周側面に突壁を有す
    るものであり、 上記各竪枠の上下両端部はそれぞれ、上記突壁が切除さ
    れて上記平板部のみの突き当て部となっており、 上記上枠及び下枠の左右両端縁は上記突き当て部に、シ
    ート状のシール材を介して突き当てられた状態で、上記
    各竪枠の上下端部に連結されている、電磁波を遮蔽する
    窓装置に於いて、 上記上枠の左右方向端部と上記各竪枠の上端部との間部
    分、並びに上記下枠の左右方向端部と上記各竪枠の下端
    部との間部分の少なくとも一方の間部分に、 導電材によりL字形に造られたコーナーブロックを嵌着
    した事を特徴とする電磁波を遮蔽する窓装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349155A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Showa Koki Co Ltd 電磁遮蔽窓

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JP2002349155A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Showa Koki Co Ltd 電磁遮蔽窓

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