JPH0740916A - 紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置 - Google Patents
紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置Info
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- JPH0740916A JPH0740916A JP20362093A JP20362093A JPH0740916A JP H0740916 A JPH0740916 A JP H0740916A JP 20362093 A JP20362093 A JP 20362093A JP 20362093 A JP20362093 A JP 20362093A JP H0740916 A JPH0740916 A JP H0740916A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置に関す
るものであり、梱包機1台で多段に積み上げたダンボ−
ルシ−トやダンボ−ルケ−ス束等定形物の被梱包物をパ
レット代用プレ−ト上に積み上げて井桁に巻き掛けて自
動的に且つ簡単に梱包できるようにする。にする。 【構成】紐掛けによる簡易梱包方法において、パレット
材収納ストッカ−上に複数のパレット代用プレ−トを多
段積みし、最上段の当該プレ−トを1枚宛取り出して搬
送コンベヤ上に運んで載置し、そのパレット代用プレ−
ト上に被梱包物を積込んだ後、コンベヤの進行方向と直
交方向に紐掛けを行ってパレット代用プレ−トと一体に
被梱包物を結束し、次いで前記パレット代用プレ−トを
水平方向に90度回転させた後、長さ方向に凹溝を形成
した複数本の台木をパレット代用プレ−ト下面に当てが
い、その台木の長さ方向に沿って紐掛けを行って、台木
・パレット代用プレ−ト・被梱包物の三者を一体に結束
して成るものである。
るものであり、梱包機1台で多段に積み上げたダンボ−
ルシ−トやダンボ−ルケ−ス束等定形物の被梱包物をパ
レット代用プレ−ト上に積み上げて井桁に巻き掛けて自
動的に且つ簡単に梱包できるようにする。にする。 【構成】紐掛けによる簡易梱包方法において、パレット
材収納ストッカ−上に複数のパレット代用プレ−トを多
段積みし、最上段の当該プレ−トを1枚宛取り出して搬
送コンベヤ上に運んで載置し、そのパレット代用プレ−
ト上に被梱包物を積込んだ後、コンベヤの進行方向と直
交方向に紐掛けを行ってパレット代用プレ−トと一体に
被梱包物を結束し、次いで前記パレット代用プレ−トを
水平方向に90度回転させた後、長さ方向に凹溝を形成
した複数本の台木をパレット代用プレ−ト下面に当てが
い、その台木の長さ方向に沿って紐掛けを行って、台木
・パレット代用プレ−ト・被梱包物の三者を一体に結束
して成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紐掛けによる簡易梱包
方法及びその装置に関するものであり、梱包機1台で多
段に積み上げたダンボ−ルシ−トやダンボ−ルケ−ス束
等定形物の被梱包物をパレット代用プレ−ト上に積み上
げて井桁に巻き掛けて自動的に且つ簡単に梱包できるよ
うにしたものである。
方法及びその装置に関するものであり、梱包機1台で多
段に積み上げたダンボ−ルシ−トやダンボ−ルケ−ス束
等定形物の被梱包物をパレット代用プレ−ト上に積み上
げて井桁に巻き掛けて自動的に且つ簡単に梱包できるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダンボ−ルシ−トやダンボ−ル
ケ−ス束を積み上げた被梱包物のパレット梱包は、専用
パレット上に積み上げ、これにバンドを縦横に巻掛けて
梱包するときは、集積ブロックが超重量物であるため、
専用パレットを簡単には旋回させることはできない。そ
こで従来は、2台の梱包機を用意して集積ブロックにバ
ンドを縦・横に巻き分けて梱包していた。
ケ−ス束を積み上げた被梱包物のパレット梱包は、専用
パレット上に積み上げ、これにバンドを縦横に巻掛けて
梱包するときは、集積ブロックが超重量物であるため、
専用パレットを簡単には旋回させることはできない。そ
こで従来は、2台の梱包機を用意して集積ブロックにバ
ンドを縦・横に巻き分けて梱包していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
方法では、集積ブロックを載置した専用パレットは簡単
には旋回できないため、そのバンド掛けには梱包機を2
台用意しなければならず、また、集積ブロックごとに専
用パレットを用意する必要があり、これが搬送先で用済
みの専用パレットの回収が面倒であった。
方法では、集積ブロックを載置した専用パレットは簡単
には旋回できないため、そのバンド掛けには梱包機を2
台用意しなければならず、また、集積ブロックごとに専
用パレットを用意する必要があり、これが搬送先で用済
みの専用パレットの回収が面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、発明の
目的を達成し、且つ従来技術の課題を解決するために提
供するものである。本発明の第1は紐掛けによる簡易梱
包方法において、パレット材収納ストッカ−上に複数の
パレット代用プレ−トを多段積みし、最上段のパレット
代用プレ−トを1枚宛取り出して搬送コンベヤ上に運ん
で載置し、そのパレット代用プレ−ト上に被梱包物を積
込んだ後、コンベヤの進行方向と直交方向に紐掛けを行
ってパレット代用プレ−トと一体に被梱包物を結束し、
次いで前記パレット代用プレ−トを水平方向に90度回
転させた後、長さ方向に凹溝を形成した複数本の台木を
パレット代用プレ−ト下面に当てがい、その台木の長さ
方向に沿って紐掛けを行って、台木・パレット代用プレ
−ト・被梱包物の三者を一体に結束して成るものであ
る。
目的を達成し、且つ従来技術の課題を解決するために提
供するものである。本発明の第1は紐掛けによる簡易梱
包方法において、パレット材収納ストッカ−上に複数の
パレット代用プレ−トを多段積みし、最上段のパレット
代用プレ−トを1枚宛取り出して搬送コンベヤ上に運ん
で載置し、そのパレット代用プレ−ト上に被梱包物を積
込んだ後、コンベヤの進行方向と直交方向に紐掛けを行
ってパレット代用プレ−トと一体に被梱包物を結束し、
次いで前記パレット代用プレ−トを水平方向に90度回
転させた後、長さ方向に凹溝を形成した複数本の台木を
パレット代用プレ−ト下面に当てがい、その台木の長さ
方向に沿って紐掛けを行って、台木・パレット代用プレ
−ト・被梱包物の三者を一体に結束して成るものであ
る。
【0005】次に、本発明の第2は、紐掛けによる簡易
梱包装置において、被梱包物を積み込んだパレット代用
プレ−トをコンベヤで搬送してバンド掛け機の位置に設
置されている90度旋回できる位置決め移動機構付きテ
−ブルリフタ−装置上に搬入し、位置決め後コンベヤは
停止し、当該テ−ブルリフタ−装置にて平行1本掛け位
置までパレット代用プレ−トを上昇させ、ア−チ開閉梱
包機によってバンド掛けを行い、梱包完了後その高さ位
置でバンド掛け2本目位置まで横移動し、平行2本掛け
を行うパレット代用プレ−トの移動方向に2本のバンド
掛けを行った後、移動装置にて90度旋回位置まで横移
動し、次いで水平方向に90度旋回させてから同装置上
部にある台木挿入用下側穴に別工程により供給された台
脚を自動的に供給し、前記移動装置を再度移動して3本
目バンド掛け位置にて停止し、ア−チ開閉バンド掛け機
にて前記の台木挿入用下側穴にア−チを通してバンド掛
けを行い、バンド掛け時に台脚を上昇してパレット代用
プレ−トの下面に当てがい、隙間をなくす台木上下動機
構が作動する、4本目も同じに行って井桁掛けを完了さ
せ、前記テ−ブルリフタ−装置を横移動して90度旋回
開始位置に停止してから水平方向に90度旋回した後、
テ−ブルリフタ−装置を定位置まで下降させ、井桁に梱
包されたパレット代用プレ−トは搬入したコンベヤ上に
残され、コンベヤの再スタ−トにより、前記パレット代
用プレ−トを所定位置で排出するようにしたものであ
る。
梱包装置において、被梱包物を積み込んだパレット代用
プレ−トをコンベヤで搬送してバンド掛け機の位置に設
置されている90度旋回できる位置決め移動機構付きテ
−ブルリフタ−装置上に搬入し、位置決め後コンベヤは
停止し、当該テ−ブルリフタ−装置にて平行1本掛け位
置までパレット代用プレ−トを上昇させ、ア−チ開閉梱
包機によってバンド掛けを行い、梱包完了後その高さ位
置でバンド掛け2本目位置まで横移動し、平行2本掛け
を行うパレット代用プレ−トの移動方向に2本のバンド
掛けを行った後、移動装置にて90度旋回位置まで横移
動し、次いで水平方向に90度旋回させてから同装置上
部にある台木挿入用下側穴に別工程により供給された台
脚を自動的に供給し、前記移動装置を再度移動して3本
目バンド掛け位置にて停止し、ア−チ開閉バンド掛け機
にて前記の台木挿入用下側穴にア−チを通してバンド掛
けを行い、バンド掛け時に台脚を上昇してパレット代用
プレ−トの下面に当てがい、隙間をなくす台木上下動機
構が作動する、4本目も同じに行って井桁掛けを完了さ
せ、前記テ−ブルリフタ−装置を横移動して90度旋回
開始位置に停止してから水平方向に90度旋回した後、
テ−ブルリフタ−装置を定位置まで下降させ、井桁に梱
包されたパレット代用プレ−トは搬入したコンベヤ上に
残され、コンベヤの再スタ−トにより、前記パレット代
用プレ−トを所定位置で排出するようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】上記手段に基づく作用は次の通りである。集積
ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トは、コンベ
ヤで90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置まで搬送され、次いでバンド掛け機の作動で
集積ブロックの一方向に2本のバンド掛けが行われる。
そして、前記のテ−ブルリフタ−装置が上昇してから横
移動する。続いて、テ−ブルリフタ−装置を水平方向に
90度旋回してから、そのガイドに収容した台木の片側
を集積ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トの下
面に当てがわれ、バンド掛け機で集積ブロックを積み上
げたパレット代用プレ−トの一方向に台脚ごと2本のバ
ンド掛けが行われる。さらに、90度旋回できる位置決
め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置を横移動してバン
ド掛け機から離反して所定位置に停止してから水平方向
に90度旋回した後、もう一方の台木を押し上げて集積
ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トの下面に当
てがい、その状態で横移動によりバンド掛け機位置に戻
してバンド掛け機で台木ごと2本のバンド掛けが行われ
る。前記テ−ブルリフタ−装置を横移動して所定位置に
停止してから水平方向に90度旋回した後、設定位置ま
で下降し、井桁掛けして梱包された集積ブロックを積み
上げたパレット代用プレ−トを再スタ−トしたコンベヤ
によって搬送し、所定位置で排出される。
ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トは、コンベ
ヤで90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置まで搬送され、次いでバンド掛け機の作動で
集積ブロックの一方向に2本のバンド掛けが行われる。
そして、前記のテ−ブルリフタ−装置が上昇してから横
移動する。続いて、テ−ブルリフタ−装置を水平方向に
90度旋回してから、そのガイドに収容した台木の片側
を集積ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トの下
面に当てがわれ、バンド掛け機で集積ブロックを積み上
げたパレット代用プレ−トの一方向に台脚ごと2本のバ
ンド掛けが行われる。さらに、90度旋回できる位置決
め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置を横移動してバン
ド掛け機から離反して所定位置に停止してから水平方向
に90度旋回した後、もう一方の台木を押し上げて集積
ブロックを積み上げたパレット代用プレ−トの下面に当
てがい、その状態で横移動によりバンド掛け機位置に戻
してバンド掛け機で台木ごと2本のバンド掛けが行われ
る。前記テ−ブルリフタ−装置を横移動して所定位置に
停止してから水平方向に90度旋回した後、設定位置ま
で下降し、井桁掛けして梱包された集積ブロックを積み
上げたパレット代用プレ−トを再スタ−トしたコンベヤ
によって搬送し、所定位置で排出される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を以て説明する。
1は角材や棒材等の被梱包物の集積ブロックであり、こ
れはパレット板収納ストッカ−S上に多段に積み重ねて
ある最上段から1枚宛取り出したパレット代用プレ−ト
P上に多段に積み上げて形成してあり、前工程から搬送
されて来るものである。前記のプレ−トPは木製の平板
を用いるが、プラスチック材又は金属材を用いることも
可能である。2はその集積ブロック積み上げたパレット
代用プレ−トPを搬送するためのベルトコンベヤであ
る。3は前記の集積ブロックを積み上げたパレット代用
プレ−トPをア−チ31に沿ってバンドを巻き掛けて結
束するためのバンド掛け機であり、当該ア−チの一方の
基部にはバンド振れ止め機構32が設けられている。4
はバンド掛け機3の位置に配置した90度旋回できる位
置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置であり、基台
部分を床面Gに凹部G′を形成して埋設した状態で且つ
所定の距離で移動できるように設置してある。5(51
・52)は前記のテ−ブルリフタ−装置4の上部に設け
た台木を収容するための一対の凹溝穴であり、その台木
は他の台木供給機構8によって供給収容されている。6
は同じく90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置4に組込んだ水平方向90度旋回できる
機構を示し、その旋回は油圧シリンダ−61の伸縮によ
って行うようになっている。7は前記のテ−ブルリフタ
−装置4の横移動機構であり、ガイド71及びボ−ルね
じ72等を有し、図示を省略したモ−タ−、インバ−タ
−制御盤を具えている。図中11は、集積ブロック1を
を積み上げたパレット代用プレ−トPの下面に当てがっ
た台木であり、その台木は他の台木供給機構8によって
供給収容される。なお、前記の台木11は木製とする
が、プラスチック又は金属でも可能である。
1は角材や棒材等の被梱包物の集積ブロックであり、こ
れはパレット板収納ストッカ−S上に多段に積み重ねて
ある最上段から1枚宛取り出したパレット代用プレ−ト
P上に多段に積み上げて形成してあり、前工程から搬送
されて来るものである。前記のプレ−トPは木製の平板
を用いるが、プラスチック材又は金属材を用いることも
可能である。2はその集積ブロック積み上げたパレット
代用プレ−トPを搬送するためのベルトコンベヤであ
る。3は前記の集積ブロックを積み上げたパレット代用
プレ−トPをア−チ31に沿ってバンドを巻き掛けて結
束するためのバンド掛け機であり、当該ア−チの一方の
基部にはバンド振れ止め機構32が設けられている。4
はバンド掛け機3の位置に配置した90度旋回できる位
置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置であり、基台
部分を床面Gに凹部G′を形成して埋設した状態で且つ
所定の距離で移動できるように設置してある。5(51
・52)は前記のテ−ブルリフタ−装置4の上部に設け
た台木を収容するための一対の凹溝穴であり、その台木
は他の台木供給機構8によって供給収容されている。6
は同じく90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置4に組込んだ水平方向90度旋回できる
機構を示し、その旋回は油圧シリンダ−61の伸縮によ
って行うようになっている。7は前記のテ−ブルリフタ
−装置4の横移動機構であり、ガイド71及びボ−ルね
じ72等を有し、図示を省略したモ−タ−、インバ−タ
−制御盤を具えている。図中11は、集積ブロック1を
を積み上げたパレット代用プレ−トPの下面に当てがっ
た台木であり、その台木は他の台木供給機構8によって
供給収容される。なお、前記の台木11は木製とする
が、プラスチック又は金属でも可能である。
【0008】
【具体的作動工程例】上記の実施例に基づく作動工程例
を説明する。まず、台面上に集積ブロック1を積み重ね
たパレット代用プレ−トPをチェ−ンコンベヤ2上に乗
せる(図9)。そして、そのチェ−ンコンベヤで搬送し
てバンド掛け機3の位置に到達させると共に、同位置に
ある90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置4上に搬入する。このとき、コンベヤを一時
停止する(図10)。前記バンド掛け機で集積ブロック
1の一方向に2本のバンドbを凹溝501・502 に通し
て掛け回して結束する(図3、図10)。次いで90度
旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置
4を上昇させてから、さらに移動機構7によってバンド
掛け機3から一旦離反させる。続いて、テ−ブルリフタ
−装置4を水平方向に90度旋回させてから集積ブロッ
ク1の底部に台木11をテ−ブルリフタ−装置4の凹溝
穴51、52に供給し、当該テ−ブルリフタ−装置を再
度横移動してバンド掛け機3に到達させてから、テ−ブ
ルリフタ−装置4のレ−ル型を成す一対のガイド5・
5′を上昇させてその中の台脚11を一方のガイドガイ
ド5の受け爪51′でパレット代用プレ−トPの底部に
当てがい、バンド掛け機3で既に結束が完了している前
記バンド掛けとは別に一方向に台脚11ごとバンド掛け
を行う(図5、図6、図11)。そして、前記バンド掛
け作業のとき、他方のガイド5′に台木11を供給し、
受け爪51′で集積ブロック一の底面に当てがい、且つ
バンド掛けの作業を並行して行う。次いで、前記バンド
掛け作業のとき、他方のガイド5′に台木11を供給
し、受け爪51′で集積ブロック1を積んであるパレッ
ト代用プレ−トPの底面に当てがい、且つバンド掛けの
作動を並行して行う(図12)。また、前記のテ−ブル
リフタ−装置4を横移動して所定位置に停止してから水
平方向に90度旋回した後、設定位置まで下降させてチ
ェ−ンコンベヤ2よって搬送し(図14)、所定位置ま
で運んで排出する。
を説明する。まず、台面上に集積ブロック1を積み重ね
たパレット代用プレ−トPをチェ−ンコンベヤ2上に乗
せる(図9)。そして、そのチェ−ンコンベヤで搬送し
てバンド掛け機3の位置に到達させると共に、同位置に
ある90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置4上に搬入する。このとき、コンベヤを一時
停止する(図10)。前記バンド掛け機で集積ブロック
1の一方向に2本のバンドbを凹溝501・502 に通し
て掛け回して結束する(図3、図10)。次いで90度
旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−装置
4を上昇させてから、さらに移動機構7によってバンド
掛け機3から一旦離反させる。続いて、テ−ブルリフタ
−装置4を水平方向に90度旋回させてから集積ブロッ
ク1の底部に台木11をテ−ブルリフタ−装置4の凹溝
穴51、52に供給し、当該テ−ブルリフタ−装置を再
度横移動してバンド掛け機3に到達させてから、テ−ブ
ルリフタ−装置4のレ−ル型を成す一対のガイド5・
5′を上昇させてその中の台脚11を一方のガイドガイ
ド5の受け爪51′でパレット代用プレ−トPの底部に
当てがい、バンド掛け機3で既に結束が完了している前
記バンド掛けとは別に一方向に台脚11ごとバンド掛け
を行う(図5、図6、図11)。そして、前記バンド掛
け作業のとき、他方のガイド5′に台木11を供給し、
受け爪51′で集積ブロック一の底面に当てがい、且つ
バンド掛けの作業を並行して行う。次いで、前記バンド
掛け作業のとき、他方のガイド5′に台木11を供給
し、受け爪51′で集積ブロック1を積んであるパレッ
ト代用プレ−トPの底面に当てがい、且つバンド掛けの
作動を並行して行う(図12)。また、前記のテ−ブル
リフタ−装置4を横移動して所定位置に停止してから水
平方向に90度旋回した後、設定位置まで下降させてチ
ェ−ンコンベヤ2よって搬送し(図14)、所定位置ま
で運んで排出する。
【0009】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による段積み
されたアルミインゴットの梱包方法及びその装置は、集
積ブロックを多段に積み重ねたパレット代用プレ−ト
を、90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置に載置して片側方向にバンド掛けした後、一
度そのバンド掛け機から離反させ、水平方向に90度旋
回した後、再度バンド掛け機に戻してもう一方の片側方
向にバンド掛けする構成であるから、バンド掛け機は1
台でしかも自動的に井桁にバンド掛けして梱包すること
ができる。また、集積ブロックを載置するのに、従来の
ように分厚くて重量のある専用パレットを使用する必要
がなくなり、且つその専用パレットと同じ機能が得られ
るという効果がある。さらに、パレット代用プレ−トの
台木は、そのプレ−トの両側に配置して集積ブロックと
一緒にバンド掛けすることにより、専用のパレットが全
く不要となってコストの低減が図れると共に、納品先に
おいて用済みの際は、パレット代用プレ−トと台木が分
離できるから、多数の前記プレ−トを嵩張らずに積み重
ねできると共に、台木をまとめて束ねることも可能とな
り輸送及び保管に便利である。
されたアルミインゴットの梱包方法及びその装置は、集
積ブロックを多段に積み重ねたパレット代用プレ−ト
を、90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置に載置して片側方向にバンド掛けした後、一
度そのバンド掛け機から離反させ、水平方向に90度旋
回した後、再度バンド掛け機に戻してもう一方の片側方
向にバンド掛けする構成であるから、バンド掛け機は1
台でしかも自動的に井桁にバンド掛けして梱包すること
ができる。また、集積ブロックを載置するのに、従来の
ように分厚くて重量のある専用パレットを使用する必要
がなくなり、且つその専用パレットと同じ機能が得られ
るという効果がある。さらに、パレット代用プレ−トの
台木は、そのプレ−トの両側に配置して集積ブロックと
一緒にバンド掛けすることにより、専用のパレットが全
く不要となってコストの低減が図れると共に、納品先に
おいて用済みの際は、パレット代用プレ−トと台木が分
離できるから、多数の前記プレ−トを嵩張らずに積み重
ねできると共に、台木をまとめて束ねることも可能とな
り輸送及び保管に便利である。
【図1】本発明装置の概略平面図である。
【図2】集積ブロックを上昇・横移動・バンド掛けする
機構・水平方向に90度旋回させるバンド掛け機構と9
0度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−
装置の側面である。
機構・水平方向に90度旋回させるバンド掛け機構と9
0度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリフタ−
装置の側面である。
【図3】図2における、集積ブロックの上昇・横移動・
バンド掛け機構・水平方向に90度旋回させるテ−ブル
リフタ−装置の拡大側面図である。
バンド掛け機構・水平方向に90度旋回させるテ−ブル
リフタ−装置の拡大側面図である。
【図4】図3における、水平方向90度旋回するテ−ブ
ルリフタ−装置の平面図である。
ルリフタ−装置の平面図である。
【図5】図2及び図3における、第2バンド掛けするた
めの90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置の横断面図である。
めの90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブルリ
フタ−装置の横断面図である。
【図6】図5の台木扛上部の一部の拡大図である。
【図7】台木ごとバンド掛けした集積ブロックのコンベ
ヤ搬送機構の横断面図である。
ヤ搬送機構の横断面図である。
【図8】台木ごとバンド掛けした集積ブロックの排出側
のコンベヤ搬送機構の横断面図である。
のコンベヤ搬送機構の横断面図である。
【図9】図9から図14は本発明に係る梱包方法の実施
例を示す工程図であり、図9は集積プロックの搬入図で
ある。
例を示す工程図であり、図9は集積プロックの搬入図で
ある。
【図10】90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置への位置決め、上昇、横移動、第一バン
ド掛け状態の図である。
ルリフタ−装置への位置決め、上昇、横移動、第一バン
ド掛け状態の図である。
【図11】テ−ブルリフタ−装置上の集積ブロックを水平
方向へ90度旋回して、片側台木を挿入する機構図であ
る。
方向へ90度旋回して、片側台木を挿入する機構図であ
る。
【図12】90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置の横移動及び挿入台木の上昇、梱包中に
おける片側台木の挿入、第2バンド掛け状態の図であ
る。
ルリフタ−装置の横移動及び挿入台木の上昇、梱包中に
おける片側台木の挿入、第2バンド掛け状態の図であ
る。
【図13】90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置の横移動機構作動、定位置への復帰、定
位置への復帰状態図である。
ルリフタ−装置の横移動機構作動、定位置への復帰、定
位置への復帰状態図である。
【図14】梱包済み集積ブロックの排出図である。
【図15】集積ブロックを井桁掛けして梱包した集積ブロ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【図16】従来のパレットの段積み状態を示す斜視図と本
発明に係るパレット代用プレ−トの段積み状態を示す斜
視図である。
発明に係るパレット代用プレ−トの段積み状態を示す斜
視図である。
【図17】台木をパレット代用プレ−ト下面に挿入してバ
ンド掛けした状態の一部の正面図である。
ンド掛けした状態の一部の正面図である。
【図18】台木をパレット代用プレ−ト下面に挿入してバ
ンド掛けした状態の一部の正面図である。
ンド掛けした状態の一部の正面図である。
【図19】台木の斜視図である。
【図20】従来の台木をパレット代用プレ−ト下面に挿入
してバンド掛けした状態の一部の正面図である。
してバンド掛けした状態の一部の正面図である。
【図21】パレット代用プレ−ト上に集積ブロックを載置
して二の字形又は三の字形に紐掛けをして結束した状態
の斜視図である。
して二の字形又は三の字形に紐掛けをして結束した状態
の斜視図である。
P パレット代用プレ−ト 1 段積みした集積ブロック 2 チェ−ンコンベヤ 3 バンド掛け機 4 90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブル
リフタ−装置 5 台木挿入用の凹溝片ガイド 6 水平方向の90度旋回機構 7 テ−ブルリフタ−装置の横移動機構 8 台木供給機構 11 台木 12 バンド振れ止め機構 61 シリンダ− 71 ガイド 72 ボ−ルねじ b バンド
リフタ−装置 5 台木挿入用の凹溝片ガイド 6 水平方向の90度旋回機構 7 テ−ブルリフタ−装置の横移動機構 8 台木供給機構 11 台木 12 バンド振れ止め機構 61 シリンダ− 71 ガイド 72 ボ−ルねじ b バンド
Claims (2)
- 【請求項1】 パレット材収納ストッカ−上に複数のパ
レット代用プレ−トを多段積みし、最上段の当該プレ−
トを1枚宛取り出して搬送コンベヤ上に運んで載置し、
そのパレット代用プレ−ト上に被梱包物を積込んだ後、
コンベヤの進行方向と直交方向に紐掛けを行ってパレッ
ト代用プレ−トと一体に被梱包物を結束し、次いで前記
パレット代用プレ−トを水平方向に90度回転させた
後、長さ方向に凹溝を形成した複数本の台木をパレット
代用プレ−ト下面に当てがい、その台木の長さ方向に沿
って紐掛けを行って、台木・パレット代用プレ−ト・被
梱包物の三者を一体に結束して成ることを特徴とする紐
掛けによる簡易梱包方法。 - 【請求項2】 被梱包物を積み込んだパレット代用プレ
−トをコンベヤで搬送してバンド掛け機の位置に設置さ
れている90度旋回できる位置決め移動機構付きテ−ブ
ルリフタ−装置上に搬入し、位置決め後コンベヤは停止
し、当該テ−ブルリフタ−装置にて平行1本掛け位置ま
でパレット代用プレ−トを上昇させ、ア−チ開閉梱包機
によってバンド掛けを行い、梱包完了後その高さ位置で
バンド掛け2本目位置まで横移動し、平行2本掛けを行
うパレット代用プレ−トの移動方向に2本のバンド掛け
を行った後、移動装置にて90度旋回位置まで横移動
し、次いで水平方向に90度旋回させてから同装置上部
にある台木挿入用下側穴に別工程により供給された台脚
を自動的に供給し、前記移動装置を再度移動して3本目
バンド掛け位置にて停止し、ア−チ開閉バンド掛け機に
て前記の台木挿入用下側穴にア−チを通してバンド掛け
を行い、バンド掛け時に台脚を上昇してパレット代用プ
レ−トの下面に当てがい、隙間をなくす台木上下動機構
が作動する、4本目も同じに行って井桁掛けを完了さ
せ、前記テ−ブルリフタ−装置を横移動して90度旋回
開始位置に停止してから水平方向に90度旋回した後、
テ−ブルリフタ−装置を定位置まで下降させ、井桁に梱
包されたパレット代用プレ−トは搬入したコンベヤ上に
残され、コンベヤの再スタ−トによりパレット代用プレ
−トを所定位置で排出することを特徴とする紐掛けによ
る簡易梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20362093A JPH0740916A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20362093A JPH0740916A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740916A true JPH0740916A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16477067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20362093A Withdrawn JPH0740916A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 紐掛けによる簡易梱包方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020186043A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | ストラパック株式会社 | パレット用梱包装置 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP20362093A patent/JPH0740916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020186043A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | ストラパック株式会社 | パレット用梱包装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |