JPH0740903A - 粉体充填装置 - Google Patents

粉体充填装置

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Publication number
JPH0740903A
JPH0740903A JP18425293A JP18425293A JPH0740903A JP H0740903 A JPH0740903 A JP H0740903A JP 18425293 A JP18425293 A JP 18425293A JP 18425293 A JP18425293 A JP 18425293A JP H0740903 A JPH0740903 A JP H0740903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
toner
air
container
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP18425293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ichikawa
秀男 市川
Toshinaga Nishizaki
壽修 西崎
Sunao Ikeda
須那夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP18425293A priority Critical patent/JPH0740903A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体容器内への粉体の充填密度を高くし、か
つ、充填量を増大し、かつ、充填作業を短時間で行なう
ようにする。 【構成】 一端側を粉体容器6内に挿入すると共に他端
側に減圧源24を接続したエア吸引管16を設け、粉体
容器6内に挿入されるエア吸引管16の一端側に二股以
上に分岐した分岐管17を設け、これらの分岐管17に
エアを粉体から分離するエア分離部20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー等の粉体を粉体
容器内に充填するための粉体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体容器内に粉体を充填するため
の粉体充填装置としては様々なものがあり、例えば、図
4に示したものがある。この粉体充填装置においては、
粉体を供給する粉体供給管1が粉体容器2の粉体供給口
3に着脱自在に接続されている。また、粉体供給管1内
にはエア吸引管4がスライド自在に配管され、粉体容器
2内へ延出したエア吸引管4の一端側にはエアを粉体か
ら分離するための多孔質材製エレメント5が取付けら
れ、粉体供給管1外へ延出したエア吸引管4の他端側に
は減圧源(図示せず)が接続されている。
【0003】ここで、粉体容器2内への粉体の充填作業
は、粉体供給管1を介して粉体を粉体容器2内へ供給
し、所定量の粉体が粉体容器2内へ供給された後に減圧
源を駆動することにより粉体容器2内のエアを粉体から
分離させて多孔質材製エレメント5からエア吸入管4内
へ吸引し、このエアを粉体容器2外へ排出することによ
り行なっている。なお、粉体容器2内への粉体の充填作
業が終了した後には、エア吸引管4を粉体供給管1と共
に粉体供給口3から取外し、粉体供給口3をキャップ
(図示せず)により閉栓する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉体容器2内
からのエアの吸引は、多孔質材製エレメント5の周辺に
おいては有効に行なわれるが、多孔質材製エレメント5
から離れた箇所では十分に行なわれない。このため、粉
体容器2内における多孔質材製エレメント5から離れた
箇所では粉体中に含まれるエアが多くなると共に粉体の
充填密度が低くなり、従って、粉体容器2内における粉
体の充填密度が不均一になり、粉体容器2内の粉体の充
填量が低下するという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
粉体を供給する粉体供給管を粉体容器の粉体供給口に着
脱自在に接続し、エア吸引管を前記粉体供給口に抜き差
し自在に挿通し、前記粉体容器内に延出した前記エア吸
引管の一端側にエアを粉体から分離するエア分離部を設
けると共に前記粉体容器外に位置する前記エア吸引管の
他端側に減圧源を接続した粉体充填装置において、前記
エア吸引管の一端側に二股以上に分岐した分岐管を設
け、前記分岐管にエア分離部を設けた。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、粉体容器に振動を与える加振手段を設け
た。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、分岐管に多数の小穴を形成し、前記
分岐管にフィルタを巻回することによりエア分離部を形
成した。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、粉体が粉体供給管を
介して粉体容器内へ供給される。一方、減圧源を駆動さ
せることにより、粉体容器内のエアが粉体から分離され
てエア分離部からエア吸引管へ吸引されると共にエア吸
引管を介して粉体容器外へ排出される。なお、粉体から
分離されたエアの吸引は二股以上に分岐された分岐管に
設けたエア分離部において行なわれるため、粉体容器内
における粉体の充填密度が高密度に均一化され、また、
充填量が増大し、しかも、充填作業に要する時間が短縮
される。
【0009】請求項2記載の発明では、加振手段により
粉体容器へ振動を与えることにより、粉体容器内におけ
る粉体からのエアの分離が促進される。従って、粉体容
器内における粉体の充填密度がより一層高くなり、及
び、充填量がより一層増大する。
【0010】請求項3記載の発明では、エア分離部の構
造が簡単なものとなる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
説明する。まず、粉体であるトナーが充填される粉体容
器であるトナー容器6が設けられ、このトナー容器6の
一端には粉体供給口であるトナー供給口7が形成されて
いる。
【0012】つぎに、所定のトナー充填位置にセットさ
れた前記トナー容器6内へトナーを充填するための充填
ホッパー8が設けられており、この充填ホッパー8の下
部には粉体供給管であるトナー供給管9が一体形成さ
れ、このトナー供給管9は前記トナー供給口7に抜き差
し自在に接続されている。また、前記充填ホッパー8内
には前記トナー容器6内へ充填するトナー量を計量する
ための計量ホッパー10が配置され、この計量ホッパー
10内には螺旋状の供給コンベア11とこの供給コンベ
ア11を駆動するモータ12とが設けられている。さら
に、前記充填ホッパー8の外周部には側方へ突出した突
起片13が固定され、この突起片13にエアシリンダ1
4のピストンロッド15が連結されている。そして、前
記エアシリンダ14を駆動することにより、前記トナー
供給管9を前記トナー供給口7に対して抜き差しする位
置へ前記充填ホッパー8が昇降される。
【0013】つぎに、前記充填ホッパー8の周壁を貫通
してこの充填ホッパー8に固定されると共に充填ホッパ
ー8内に位置する一端側が前記トナー供給管9内に下向
きに配管されたエア吸引管16が設けられており、この
エア吸引管16の一端側は前記トナー供給管9を前記ト
ナー供給口7に差し込んだ際に前記トナー容器6内に延
出する長さを有し、かつ、エア吸引管16の一端側には
二股に分岐した分岐管17が形成されている。ここで、
前記分岐管17は外径寸法“D”がφ3〜4mmに形成
されると共にその先端部が閉塞され、さらに、周壁には
直径寸法がφ3〜0.5mmの多数の小穴18が形成さ
れている。そして、前記分岐管17の外周部における前
記小穴18が形成された範囲にフィルタ19を巻回する
ことにより、前記トナー容器6内のエアをトナーから分
離するエア分離部20が形成されている。
【0014】一方、前記充填ホッパー8外に位置するエ
ア吸引管16の他端側には可撓管21を介して三方弁2
2が接続され、この三方弁22から分岐された一方の分
岐管23には減圧源24が接続され、他方の分岐管25
には加圧空気源26が接続されている。
【0015】つぎに、所定のトナー充填位置にセットさ
れた前記トナー容器6に対して上下方向の振動を与える
加振手段27が設けられており、この加振手段27は、
前記トナー容器6が載置される載置板28と、振動を発
生させる振動源29と、振動源29と載置板28とを連
結したスプリング30とにより形成されている。
【0016】このような構成において、トナー容器6内
へのトナーの充填作業を行なう場合には、トナー容器6
を充填ホッパー8の真下の位置であるトナー充填位置に
セットし、エアシリンダ14を駆動させることにより充
填ホッパー8を下降させてトナー供給管9をトナー供給
口7に差し込み、さらに、ガスケット31を取付けるこ
とによってトナー供給管9の外周部とトナー供給口7の
内周縁との間をシールする。なお、充填ホッパー8の下
降に伴ってエア吸引管16も一体的に下降し、トナー供
給管9がトナー供給口7に差し込まれ際にエア吸引管1
6の分岐管17及びエア分離部20はトナー容器6内に
位置することとなる。
【0017】ついで、モータ12により供給コンベア1
1を駆動させることにより、計量ホッパー10内に投入
された所定量のトナーを充填ホッパー8内に落下させ、
さらに、トナー供給管9内を通過させてトナー容器6内
に供給する。
【0018】ここで、モータ12を駆動させて計量ホッ
パー10内のトナーを落下させる際には、減圧源24を
駆動させると共に三方弁22を切替操作することによっ
てトナー供給管9を減圧源24へ連通させる。すると、
減圧源24により充填ホッパー8内のエアがトナー容器
6内へ吸引されると共にトナー容器6内のエアがエア分
離部20からエア吸引管16内へ吸引され、さらに、減
圧源24から大気中へ排出される。従って、充填ホッパ
ー8内からトナー容器6内へのエアの流れにより充填ホ
ッパー8からトナー容器6内へのトナーの落下がスムー
ズに行なわれ、かつ、トナー容器6内にトナーの充填が
開始された後はこのトナー容器6内のエアがトナーから
分離されてエア分離部20から吸引されるため、トナー
容器6内に充填されたトナーはエアの含有率が少なくな
り、トナー容器6内のトナーの充填密度が高くなると共
にトナーの充填量が増大する。しかも、エア分離部20
が二股に分岐した分岐管17のそれぞれに設けられてい
るため、トナー容器6内におけるトナー充填密度が均一
化され、トナー容器6内のトナーの充填密度がより一層
高くなると共にトナーの充填量がより一層増大する。さ
らに、トナー容器6内へのトナーの充填に要する時間が
短縮され、充填作業の能率が向上する。
【0019】また、トナー容器6内へのトナーの充填作
業を行なっている際には、加振手段27によってトナー
容器6に振動を与えることにより、トナー容器6内にお
けるエアとトナーとの分離が促進され、トナー容器6内
のトナーの充填密度がさらに高くなると共にトナーの充
填量がさらに増大する。
【0020】なお、加圧空気源26は加圧空気をエア分
離部20から吹き出させるもので、トナー容器6内にト
ナーの塊ができた場合にその塊を破壊したり、エア分離
部20のフィルタ19に生じた目詰まりを解消する際等
に使用する。
【0021】トナー容器6内へのトナーの充填作業が終
了した後には、ガスケット31を外した後にエアシリン
ダ14を駆動してトナー供給管9をトナー供給口7から
抜き取ると共にエア分離部20をトナー供給口7の上方
位置まで引上げ、トナー供給口7をキャップ(図示せ
ず)により閉栓する。
【0022】なお、本実施例においては、トナー容器6
内に延出したエア吸引管16の一端側に二股の分岐管1
7を形成したものを例に挙げて説明したが、この分岐管
17は二股に分岐されたものに限られず、三股、四股等
に分岐させてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、粉
体を供給する粉体供給管を粉体容器の粉体供給口に着脱
自在に接続し、エア吸引管を前記粉体供給口に抜き差し
自在に挿通し、前記粉体容器内に延出した前記エア吸引
管の一端側にエアを粉体から分離するエア分離部を設け
ると共に前記粉体容器外に位置する前記エア吸引管の他
端側に減圧源を接続した粉体充填装置において、前記エ
ア吸引管の一端側に二股以上に分岐した分岐管を設け、
前記分岐管にエア分離部を設けたので、粉体容器内にお
ける粉体からのエアの分離を二個以上のエア分離部で行
なうことができ、従って、粉体容器内における粉体の充
填密度を均一化することができ、かつ、粉体の充填密度
を高めることができると共に充填量を増大させることが
でき、しかも、充填に要する時間を短縮して作業能率を
向上させることができる等の効果を有する。
【0024】請求項2記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、粉体容器に振動を与える加振
手段を設けたので、加振手段により粉体容器へ振動を与
えることによって粉体容器内における粉体からのエアの
分離を促進することができ、従って、粉体容器内におけ
る粉体の充填率をより一層高くすることができると共に
粉体の充填量をより一層増大させることができる等の効
果を有する。
【0025】請求項3記載の発明は上述のように、請求
項1又は2記載の発明において、分岐管に多数の小穴を
形成し、前記分岐管にフィルタを巻回することによりエ
ア分離部を形成したので、エア分離部の構造を簡単なも
のとすることができ、製造コストの低減を図ることがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した概略図である。
【図2】エア分離部を拡大して示した縦断正面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】粉体充填装置の一従来例を示した概略図であ
る。
【符号の説明】
6 粉体容器 7 粉体供給口 9 粉体供給管 16 エア吸引管 17 分岐管 18 小穴 19 フィルタ 20 エア分離部 24 減圧源 27 加振手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を供給する粉体供給管を粉体容器の
    粉体供給口に着脱自在に接続し、エア吸引管を前記粉体
    供給口に抜き差し自在に挿通し、前記粉体容器内に延出
    した前記エア吸引管の一端側にエアを粉体から分離する
    エア分離部を設けると共に前記粉体容器外に位置する前
    記エア吸引管の他端側に減圧源を接続した粉体充填装置
    において、前記エア吸引管の一端側に二股以上に分岐し
    た分岐管を設け、前記分岐管にエア分離部を設けたこと
    を特徴とする粉体充填装置。
  2. 【請求項2】 粉体容器に振動を与える加振手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の粉体充填装置。
  3. 【請求項3】 分岐管に多数の小穴を形成し、前記分岐
    管にフィルタを巻回することによりエア分離部を形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の粉体充填装
    置。
JP18425293A 1993-07-27 1993-07-27 粉体充填装置 Pending JPH0740903A (ja)

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