JPH0740203A - ワーク端検出方法 - Google Patents
ワーク端検出方法Info
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- JPH0740203A JPH0740203A JP19123093A JP19123093A JPH0740203A JP H0740203 A JPH0740203 A JP H0740203A JP 19123093 A JP19123093 A JP 19123093A JP 19123093 A JP19123093 A JP 19123093A JP H0740203 A JPH0740203 A JP H0740203A
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Abstract
ワークを送っても、従来よりも短時間でかつ正確にワー
クの先端位置あるいは後端位置を検出できるようにした
ワーク端検出方法を提供することにある。 【構成】 原点位置からある任意の位置に離反している
ワークを原点位置方向の予め設定された設定位置へ向け
て所望の速度で送材し、ワークWの先端が設定位置を通
過したことを設定位置に設けられた先端検出装置63
A,63Bで検出すると共に減速させて任意の位置で停
止せしめ、次いで、ワークWを前記送り速度より後退速
度で後退させ、前記設定位置より適宜離反した後退位置
で停止させた後、再度設定位置へ向けて低速で送材しワ
ークWの先端が設定位置を通過したことを先端検出装置
63A,63Bで検出することにより、ワークの先端位
置を検出することを特徴とし、また、同様にして、ワー
クWの後端位置をも検出できる。
Description
ークを形鋼加工機などで加工する際のワークの先端位置
又は後端位置を検出するようにしたワーク端検出方法に
関する。
を送材する場合に、自己位置確認機能を備えたキャリッ
ジに設けられたワーククランパでワークをクランプした
ときにはワークの先端位置がどこの位置あるかは制御装
置では認識していない。そのために、ワーククランパで
ワークをクランプした状態で原点位置からある任意の位
置にあるワークを予め設定された設定位置へ向けてワー
クを所望の送り速度で送材させる。そしてワークの先端
が前記設定位置を通過したことを設定位置に設けられた
先端検出装置で検出すると共に減速させて任意の停止位
置で停止せしめる。次いで、前記送り速度より遅い中速
の後退速度で後退させてワークの先端が前記設定位置を
通過したことを先端検出装置で検出した後、減速させて
任意の停止位置で停止せしめ、この停止位置から低速で
送材してワークの先端が先端検出装置で検出されること
により、ワークの先端を検出している。その後、ワーク
を加工機へ向けて送材していた。
来のワークの先端検出方法では、先端検出装置でワーク
の先端を3回検出していること、並びにワークの送材速
度,後退速度は高速で行うことができず、ワークの先端
位置を検出するまでにかなりの時間を要していた。
ために、ワークの前進速度,後退速度を高速でもってワ
ークを送っても、従来よりも短時間で、かつ正確にワー
クの先端位置あるいは後端位置を検出できるようにした
ワーク端検出方法を提供することにある。
に、この発明は、自己位置確認機能を備えた送材装置に
より原点位置からある任意の位置に離反しているワーク
を原点位置方向の予め設定された設定位置へ向けてワー
クを所望の送り速度で送材し、ワークの先端が前記設定
位置を通過したことを設定位置に設けられた先端検出装
置で検出すると共に減速させて任意の停止位置で停止せ
しめ、次いで、ワークを前記送り速度より遅い後退速度
で後退させ、前記設定位置より適宜離反した後退位置で
停止させた後、再度前記設定位置へ向けて低速で送材し
ワークの先端が設定位置を通過したことを前記先端検出
装置で検出することによりワークの先端位置を検出する
ことを特徴とするワーク端検出方法である。
検出装置を備えた送材装置を原点位置から離反している
ある任意の位置より原点位置方向とは逆方向へ所望の後
退速度で後退させ、送材装置に備えられた位置検出装置
がワークの後端を通過した後減速させて任意の停止位置
で停止せしめ、次いで、送材装置を前記後退速度より遅
い送り速度で前進させ、ワークの後退より適宜離反した
後退位置で停止させた後、ワークの後端へ向けて低速で
送り位置検出装置でワークの後端を通過したことを検出
することによりワークの後端位置を検出することを特徴
とするワーク端検出方法である。
より、送材装置を移動せしめるこによりワークは送材さ
れる。そのときの送材装置の移動は自己位置確認機能で
もって常に移動量は検出される。
の先端が予め設定された設定位置に設けられた先端検出
装置で設定位置を通過したことが検出されると共に減速
されて任意の停止位置で停止される。次いで、ワークを
送り速度よりやや遅い後退速度で後退させ、前記設定位
置より適宜離反した後退位置で停止させる。再度低速で
送材しワークの先端が設定位置を通過したことを先端検
出装置で検出することにより、ワークの先端位置が従来
よりも短時間でかつ正確に検出される。
る。すなわち、送材装置を所望の後退速度で後退させ、
送材装置に備えられた位置検出装置がワークの後端を通
過した後減速させて停止せしめる。次いで、ワークを後
退速度よりやや遅い送り速度で前進させて、ワークの後
端より適宜離反した後退位置で停止させる。その後、ワ
ークの後端へ向けて低速で送り位置検出装置でワークの
後端を通過したことを検出することにより、ワークの後
端位置が従来よりも短時間で、かつ正確に検出される。
説明する。
る。この形鋼加工機1は長尺なワークWである溝型鋼や
H形鋼等に、例えば、穿孔加工等を行うものである。こ
の形鋼加工機1は、複数の回転自在の搬送ローラ3を有
し、ワークWをX軸方向(図中左右方向)へ移動自在に
支持するローラコンベア5を備えている。そして、穿孔
加工を行う加工部7のX軸方向手前側(図中左側)には
本体バイス9を、また加工部7の向こう側(図中右側)
には前バイス11が設けられている。
行に延伸したガイドテーブル13が設けてある。このガ
イドテーブル13の上面にはガイドレール15およびラ
ック17が設けられていて、ラック17上面にはガイド
プレート19が固定されている。このガイドプレート1
9上下より挾む形のガイドローラ21が送材装置として
のキャリッジ23側に設置されているので、キャリッジ
23はガイドレール15とガイドプレート19に案内さ
れてガイドテーブル13上を往復動自在に支持されてい
る。
23を往復動させるために、キャリッジ23には回転軸
の下端にピニオン25を装着した走行用サーボモータ2
7が設けてあり、走行用サーボモータ27には測長用の
位置検出装置としてのエンコーダ29が設けられてい
る。前記ピニオン25はラック17と噛合するように設
けられている。従って、走行用サーボモータ27を適宜
に制御駆動することにより、キャリッジ23の位置を検
知しながらキャリッジ23をガイドレール15に沿って
移動位置決めすることができる。
が複数設けてあり、このガイド部材31にはスライドブ
ロック33を介して上下スライダ35が上下動自在に支
持されている。そして、前記キャリッジ23には上下動
シリンダ37が取付けられており、この上下動シリンダ
37に装着されたピストンロッド37Aの先端がブラケ
ット39を介して前記上下スライダ35に取付けられて
いる。従って、この上下動シリンダ37の作動により上
下スライダ35が上下動されることになる。
シリンダ37を適宜作動させることにより、上下スライ
ダ35をガイド部材31に沿って上下動及び位置決めす
ることができる。
ワークWのフランジを把持するためのワーククランパ4
1を備えたクランプアーム43は球面軸受45を介して
揺動自在に設けられていると共に、後端部上面を押圧ピ
ン47に当接されることにより略水平に保たれているの
で、材料搬送時の上下・左右の振動・ぶれに対して追従
可能となっている。このワーククランパ41は、クラン
プアーム43の先端に設けられた固定クランプジョー4
9と、ヒンジピン51により固定クランプジョー49に
対して水平方向へ回動自在に支持される可動クランプジ
ョー53を有している。
ジョー53の形状は各々目的を持った形状となってい
る。つまり、固定クランプジョー49は、固定バイスと
の干渉域を挾めるため、上下方向の低い形状だし、可動
クランプジョー53は幅の狭いワークW内に入れるよう
幅を狭くする形状となっている。この先端部に各々把持
部を有している。また、固定クランプジョー49及び可
動クランプジョー53の先端部付近には光電センサ55
が設けられており、クランプする際にワークWを検知し
ながらクランプすることができるようになっている。
ヒンジピン51の後側には、可動クランプジョー53回
動用のシリンダ57が設けられており、さらにこのシリ
ンダ57の後側には可動クランプジョー53の後端部を
固定クランプジョー49側に引っ張るスプリング59が
設けられており、可動クランプジョー53の先端部(図
中右側端部)を常に固定クランプジョー49から離反さ
せる方向へ付勢している。
エアー又は圧油等を注入することによりピストンロッド
57Rを図5において下降させて可動クランプジョー5
3を図中反時計方向へ回動させることによりワークWを
クランプする。また、シリンダ57の第二シリンダ室に
エアー等を注入してピストンロッド57Rを図5におい
て上昇させてスプリング63の復原力により可動クラン
プジョー53を図中時計方向へ回動させてアンクランプ
する。
定クランプジョー49と可動クランプジョー53とで、
例えばワークWであるH形鋼のフランジをクランプす
る。次いで走行用サーボモータ27を駆動せしめてキャ
リッジ23を前進せしめることにより、ワークWが送材
されることになる。
61が例えば図5において左側下部に配置されている。
また、前記本体バイス9の前側には予め設定した設定位
置に先端検出装置としての光電センサ63A,63Bが
設けられている。例えば光電センサ63Aから光を発
し、光電センサ63Bで光を受光するものである。した
がって、ワークWが光を遮ることによってワークWが通
過したことを検出することができるものである。
ーククランパ41でクランプして送材する際のワークW
の先端を検出する方法について説明する。
および図3のタイムチャートを用いて説明すると、ステ
ップS1でワーククランパ41により、原点位置から−
Xの位置でワークWをクランプせしめる(図1の(A)
の状態,図3のA点)。
度)で前進させると共に、ステップS3でキャリッジ2
3に備えられている走行用サーボモータ27のエンコー
ダ29で常時−X0 の座標を検出して移動される。ステ
ップS4でワークWの先端が光電センサ63A,63B
を通過したかどうか、すなわち光電センサ63A,63
BがONしたかどうかを判断していて、光電センサ63
A,63BがONすると(図1(B)の状態,図3の点
Bの位置)、ステップS5で減速停止させる(図1
(C)の状態,図3の点Cの位置)。
3A,63Bの安定距離(安定距離とは光電センサ63
A,63Bのヒステリシス(応差)にある値αを加算し
た距離と定義する。)を加えた点すなわち、−X1 =−
X0 −安定距離の仮座標計算を行う。次いで、ステップ
S7でワークWをV2 速度(V1 速度よりやや遅い速
度)で後退せしめる。ステップS6で求めた仮座標位置
−X1 に位置決めする(図1の(D)の状態、図3のK
点)。その後、ステップS8でワークWを低速(V3 の
速度)で前進させ、ステップS9で光電センサ63A,
63BがONしたかどうかを判断する。光電センサ63
A,63BがONされると、ステップS10で−X2 の
座標をストアする(図1の(E)の状態)。さらに、ス
テップS11で減速停止させる(図1の(F)の状
態)。ステップS12でワークWの停止位置の座標すな
わち、ワークの先端位置が(X3 −X2 )+先端検出装
置位置で検出されることになる。
も、光電センサ63A,63Bの検出回数が少なくな
り、従来よりも短時間で、正確にワークWの先端位置を
検出することができる。
位置検出は、図1(F)のように、ワークWを停止させ
ずに図1(E)で先端検出後、ワークWを通常の送材速
度に加速してもよい。その場合は加速位置が、図1
(F)のX3 として検出される。したがって、ワーク先
端位置が同様に検出される。もちろん図1(E)で先端
検出したときにそこをワーク先端位置としても良いが、
図1(F)まで行った方がより精度が良いものである。
出することができる。すなわち、図4に示されているタ
イムチャートのみで説明すれば、ワーククランパ41が
V1速度(高速)で後退し、光電センサ55でワークW
の後端を通過した際に、この通過時の位置データを読み
込むと共に減速させて停止せしめる。次いで、前記の後
退速度(V1 )よりもやや遅い速度(V2 )で前進さ
せ、光電センサ55の安定距離の位置Kで停止せしめ
る。次いで、低速(V3 速度)で前進させて光電センサ
59がワークWの後端を検出することによって、ワーク
Wの後端位置を従来よりも短時間で正確に検出すること
ができる。
されることなく、適宜の変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では先端検出
装置、位置検出装置として光電センサ63A,63B;
55で説明したが、近接センサ、リミットスイッチ、超
音波センサなどの検出装置でも構わない。また、キャリ
ッジの代りにバイス装置でもよいものである。
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、ワーク前進速度ある
いは後退速度を高速でもって送っても、ワークの先端位
置並びに後退位置を従来よりも短時間でかつ正確に検出
することができる。
る説明図である。
る。
度と時間との関係を示した図である。
る速度と時間との関係を示した図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自己位置確認機能を備えた送材装置によ
り原点位置からある任意の位置に離反しているワークを
原点位置方向の予め設定された設定位置へ向けて所望の
送り速度で送材し、ワークの先端が前記設定位置を通過
したことを設定位置に設けられた先端検出装置で検出す
ると共に減速させて任意の停止位置で停止せしめ、次い
で、ワークを前記送り速度より遅い後退速度で後退さ
せ、前記設定位置より適宜離反した後退位置で停止させ
た後、再度前記設定位置へ向けて低速で送材しワークの
先端が設定位置を通過したことを前記先端検出装置で検
出することによりワークの先端位置を検出することを特
徴とするワーク端検出方法。 - 【請求項2】 自己確認機能かつ位置検出装置を備えた
送材装置を原点位置から離反しているある任意の位置よ
り原点位置方向とは逆方向へ所望の後退速度で後退さ
せ、送材装置に備えられた位置検出装置がワークの後端
を通過した後減速させて任意の停止位置で停止せしめ、
次いで、送材装置を前記後退速度より遅い送り速度で前
進させ、ワークの後端より適宜離反した後退位置で停止
させた後、ワークの後端へ向けて低速で送り前記位置検
出装置でワークの後端を通過したことを検出することに
よりワークの後端位置を検出することを特徴とするワー
ク端検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19123093A JP3257572B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | ワーク端検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19123093A JP3257572B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | ワーク端検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740203A true JPH0740203A (ja) | 1995-02-10 |
JP3257572B2 JP3257572B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=16271069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19123093A Expired - Fee Related JP3257572B2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | ワーク端検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3257572B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021062936A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | マルゴ工業株式会社 | テープ貼付装置 |
WO2023021834A1 (ja) * | 2021-08-19 | 2023-02-23 | 株式会社瑞光 | ウェブ供給装置 |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP19123093A patent/JP3257572B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021062936A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | マルゴ工業株式会社 | テープ貼付装置 |
WO2023021834A1 (ja) * | 2021-08-19 | 2023-02-23 | 株式会社瑞光 | ウェブ供給装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3257572B2 (ja) | 2002-02-18 |
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