JPH0739977U - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JPH0739977U
JPH0739977U JP7491493U JP7491493U JPH0739977U JP H0739977 U JPH0739977 U JP H0739977U JP 7491493 U JP7491493 U JP 7491493U JP 7491493 U JP7491493 U JP 7491493U JP H0739977 U JPH0739977 U JP H0739977U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scoop
shaft
main shaft
stirring
belt conveyor
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Pending
Application number
JP7491493U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 山本
裕介 角田
悟 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO. SS. CO., LTD.
Original Assignee
TOYO. SS. CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置を小型化でき、しかも撹拌用モータおよび
スクープ回動用のモータに耐熱性や耐ガス性のない汎用
のモータを使用できるようにした。 【構成】攪拌槽1外に固定されたスクープ回動用モータ
M1によって回転させられるようにしたパイプ状のメイ
ンシャフト2に、無端ベルトコンベア6を備えるスクー
プ3を設け、メインシャフト内に挿通されたインナシャ
フト10の下端と、無端ベルトコンベアの駆動軸7にお
けるメインシャフト内に臨む一端へ傘歯歯車13a、1
3bを設けて互いに噛合させ、攪拌槽外に固定された攪
拌用モータM2でインナシャフトを回転させることによ
りスクープの無端ベルトコンベアを駆動させるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は円筒状攪拌槽用の攪拌装置に関し、特に微生物による有機廃棄物処理 装置の攪拌槽たる発酵槽に好適な攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の攪拌装置としては微生物担体と有機廃棄物の混合物からなる堆 積物を上方へ掻き上げる羽根部材を突設した無端コンベアよりなるスクープと、 このスクープ全体を発酵槽の軸まわりに回動させるための回動用モータを備え、 前記スクープの無端コンベアを駆動させる攪拌用モータを発酵槽上縁に設けたレ ールに沿ってスクープとともに回動させるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものでは、直径を1〜2m程度とする小型の発酵槽に適用する場合、ス クープを駆動させる攪拌用モータ回動用のレールの曲率が大なるものとなるので 、攪拌用モータの回動が円滑に行われず、装置の小型化を阻んでいた。
【0004】 また、発酵消化槽では微生物の発酵消化によって槽内の温度が上昇するととも にアンモニアガス等が発生するが、スクープを駆動させる攪拌用モータやスクー プ回動用のモータを、この温度上昇やガスに耐え得る特殊モータにする必要があ った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、本考案の攪拌装置は有蓋有底の円筒状攪拌 槽内の中央に垂設され、上端が攪拌槽の蓋部上面に突出させられ、攪拌槽外に固 定されたスクープ回動用モータによって回転させられるようにしたパイプ状のメ インシャフトに、攪拌用の羽根部材が多数突設され、駆動軸の一端が前記メイン シャフト内に臨むように取り付けられた無端ベルトコンベアを備えるスクープを 設け、上端がメインシャフトの上端から突出するようにメインシャフト内に挿通 されたインナシャフトの下端と、前記駆動軸のメインシャフト内に臨む一端へ傘 歯歯車を設けて互いに噛合させ、攪拌槽外に固定された攪拌用モータでインナシ ャフトを回転させることによりスクープの無端ベルトコンベアを駆動させるよう にしたものとしてある。
【0006】
【実施例】
本考案に係る攪拌装置を有機物処理用の発酵消化槽に使用する場合の具体例を 添付図面に基づいて詳細に説明する。 図中の符号1は被攪拌物たる微生物担体および有機廃棄物を入れる有蓋有底の 円筒状に形成された攪拌槽たる発酵槽、2は槽内中央の上下方向に設けられ、軸 線まわりに回動可能なメインシャフト、3は内側端がメインシャフトに取り付け られ、メインシャフトの回動により外側端が槽内壁に沿って回動させられるスク ープである。
【0007】 発酵槽1の蓋部1aには槽内へ被攪拌物を投入するための投入口4aおよび微 生物の発酵消化により発生するガス等を排出するための排気管4bを設けてある 。
【0008】 スクープ3は、外周面の横幅方向一杯に設けられた攪拌用の羽根部材4を多数 有する無端ベルトコンベア6を備えており、無端ベルトコンベア6はメインシャ フトへ水平に取り付けられた駆動軸7と従動軸8の間に張設されている。駆動軸 7の内端はメインシャフト内に臨んでいて、後述の動力伝達機構で駆動させられ るように取り付けられており、従動軸8は軸線まわりに回動できるようフリーに 取り付けられている。 スクープ3の回動方向後側には内側端がメインシャフト2に固定された仕切板 9を設けてあって、この仕切板の外側端は、内端がメインシャフト2に固定され た支持板9aによって支持されている。
【0009】 しかして、本考案の装置においてはメインシャフト2をパイプ状のものとして あって、その内部には前記無端ベルトコンベア6の駆動軸7へ動力を伝達するた めのインナシャフト10を挿通してある。
【0010】 メインシャフト2とインナシャフト10の上端は発酵槽の蓋部1aから上方へ 突出させられており、それぞれプーリ機構11、12を介してスクープ回動用モ ータM1と攪拌用モータM2により回転駆動させられるようになっており、回動 用モータM1のプーリ機構11は回転用モータM1の回転軸に取り付けられた駆 動プーリ11aとメインシャフト上端寄りの外周に設けられた従動プーリ11b 間をベルト11cで結ぶものとしてあり、攪拌用モータM2のプーリ機構12は 攪拌用モータM2の回転軸に取り付けられた駆動プーリ12aとインナシャフト 10は攪拌用モータM2の回転軸に取り付けられた駆動プーリ12aとインナシ ャフト10の上端に設けられた従動プーリ12b間をベルト12cで結ぶものと してある。
【0011】 メインシャフト2内に挿通されているインナシャフト10の下端と、無端ベル トコンベア6の駆動軸7の内端との間には互いに噛合する傘歯歯車13a、13 bをそれぞれ設けてあって、インナシャフトの回転が駆動軸7へ伝達させられる ようになっている。
【0012】 次に上述のように構成した本考案に係る装置の動作について説明する。 インナシャフト10はプーリ機構12を介して攪拌用モータM2により回転さ せられ、インナシャフトの回転は傘歯歯車13a、13bを介して無端ベルトコ ンベア6の駆動軸7に伝達される。
【0013】 無端ベルトコンベア6は駆動軸7によって駆動させられ、無端コンベア6の外 周に突設された羽根部材5が、槽1内の被攪拌物を下から上へ掻き上げて仕切板 9の後側へ落とす。 この際、メインシャフト2はプーリ機構11を介して回動用モータM1により 回転させられ、メインシャフトに取り付けられたスクープ3はメインシャフトま わりに発酵槽1の内壁に沿って回動させられる。 上述した無端ベルトコンベア6の駆動とスクープ3の回動により、槽内の被攪 拌物はスクープの回動にともなって下から上へと万遍なく攪拌される。
【0014】 なお、上記実施例においては回転用モータM1および攪拌用モータM2の回転 動力をメインシャフト2およびインナシャフト10へプーリ機構11、12を介 して伝達するものとしてあるが、プーリ機構のほかに、歯車機構等、他の動力伝 達機構を使用してもよい。
【0015】
【考案の効果】
スクープに設けた無端ベルトコンベアを駆動させる攪拌用モータの回転動力を 、メインシャフト内に挿通したインナシャフトを介して伝達するようにしてある ので、攪拌用モータをスクープとともに移動させる必要がなく、したがって従来 のようにモータ移動用のレール等を設けなくてもよいので、小型の攪拌槽に適用 できる。
【0016】 また、攪拌槽内外の動力伝達にはメインシャフトとインナシャフトを介するよ うにしているので、スクープ回動用および攪拌用のモータを槽外に設けて攪拌槽 を密閉構造とすることができ、ためにスクープ回動用モータおよび攪拌用モータ には特に耐熱性や耐ガス性を要求されず、汎用のものを使用することができて装 置コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す見取図。
【図2】図1のA−A線水平断面図。
【図3】図1のB−B線縦断面図。
【符号の説明】
1 発酵槽 2 メインシャフト 3 スクープ 5 羽根部材 6 無端ベルトコンベア 7 駆動軸 8 従動軸 9 仕切板 10 インナシャフト 11、12 プーリ機構 13a、13b 傘歯歯車 M1 スクープ回動用モータ M2 攪拌用モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有蓋有底の円筒状攪拌槽内の中央に垂設さ
    れ、上端が攪拌槽の蓋部上面に突出させられ、攪拌槽外
    に固定されたスクープ回動用モータによって回転させら
    れるようにしたパイプ状のメインシャフトに、攪拌用の
    羽根部材が多数突設され、駆動軸の一端が前記メインシ
    ャフト内に臨むように取り付けられた無端ベルトコンベ
    アを備えるスクープを設け、上端がメインシャフトの上
    端から突出するようにメインシャフト内に挿通されたイ
    ンナシャフトの下端と、前記駆動軸のメインシャフト内
    に臨む一端へ傘歯歯車を設けて互いに噛合させ、攪拌槽
    外に固定された攪拌用モータでインナシャフトを回転さ
    せることによりスクープの無端ベルトコンベアを駆動さ
    せるようにしたことを特徴とする攪拌装置。
JP7491493U 1993-12-29 1993-12-29 撹拌装置 Pending JPH0739977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7491493U JPH0739977U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 撹拌装置

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JP7491493U JPH0739977U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 撹拌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739977U true JPH0739977U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13561137

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JP7491493U Pending JPH0739977U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 撹拌装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115010522A (zh) * 2022-06-09 2022-09-06 涡阳县金宝农化科技有限公司 一种有机肥生产工艺及其加工设备

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