JPH0739940Y2 - 作業用車両の加圧油圧装置 - Google Patents
作業用車両の加圧油圧装置Info
- Publication number
- JPH0739940Y2 JPH0739940Y2 JP12228289U JP12228289U JPH0739940Y2 JP H0739940 Y2 JPH0739940 Y2 JP H0739940Y2 JP 12228289 U JP12228289 U JP 12228289U JP 12228289 U JP12228289 U JP 12228289U JP H0739940 Y2 JPH0739940 Y2 JP H0739940Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working machine
- pressurizing
- lifting cylinder
- pressure
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行しながら作業機に一定加圧を必要とする
ゲレンデ整備車、農耕用機械、除雪機械、海浜ゴミ回収
車等の作業用車両の加圧油圧装置に関するものである。
ゲレンデ整備車、農耕用機械、除雪機械、海浜ゴミ回収
車等の作業用車両の加圧油圧装置に関するものである。
ゲレンデ整備車のような作業用車両において、後方作業
機(ミル)は雪面の凹凸に追従できることが必要であ
る。然し、従来の作業機の油圧回路は第4図の如く構成
され、作業時に作業機は浮きの状態にあり、雪面に対す
る押し付けは自重のみが作用し、雪面の仕上り性能低
下、又、圧雪不足による雪面維持が保たれなかった。
機(ミル)は雪面の凹凸に追従できることが必要であ
る。然し、従来の作業機の油圧回路は第4図の如く構成
され、作業時に作業機は浮きの状態にあり、雪面に対す
る押し付けは自重のみが作用し、雪面の仕上り性能低
下、又、圧雪不足による雪面維持が保たれなかった。
なお、第4図において、4はコントロールバルブ、6は
油圧作動油タンク、13はミル昇降シリンダー、15は作業
機操作レバーである。
油圧作動油タンク、13はミル昇降シリンダー、15は作業
機操作レバーである。
前述のような従来技術において、車両の走行時に後方作
業機は雪面の凹凸に追従するものの、作業機自身の重量
のみで押し付けるには車両性能上限度がある。
業機は雪面の凹凸に追従するものの、作業機自身の重量
のみで押し付けるには車両性能上限度がある。
本考案は、従来の油圧回路をクローズし、設定圧力を供
給して加圧できる加圧油圧回路装置を設けて、仕上性能
を向上させ、更に作業時間の短縮等により人件費をも低
下させることのできる加圧油圧装置を提供することを目
的とするものである。
給して加圧できる加圧油圧回路装置を設けて、仕上性能
を向上させ、更に作業時間の短縮等により人件費をも低
下させることのできる加圧油圧装置を提供することを目
的とするものである。
加圧用ギヤーポンプより油を常時吐出させ、運転席にて
必要時スイツチ操作することにより、電磁マグネツトバ
ルブを切換え、設定圧力を作業機昇降シリンダーに加え
ることにより、作業機を雪面又は地面に押し付ける。
必要時スイツチ操作することにより、電磁マグネツトバ
ルブを切換え、設定圧力を作業機昇降シリンダーに加え
ることにより、作業機を雪面又は地面に押し付ける。
雪面の凹凸の状態により押し付け量より大きい反力が加
った場合は、加圧油圧回路上に設けたリリーブバルブの
設定圧力以上になりリリーフし、凹凸面に追従できる様
な制御装置を設ける。
った場合は、加圧油圧回路上に設けたリリーブバルブの
設定圧力以上になりリリーフし、凹凸面に追従できる様
な制御装置を設ける。
本考案の加圧油圧装置は加圧用ギヤーポンプ、加圧量設
定リリーフ弁、加圧油圧回路切換用電磁マグネツトバル
ブ等で構成されており、後方作業機へ一定圧力を供給
し、同作業機により雪面を圧雪する。
定リリーフ弁、加圧油圧回路切換用電磁マグネツトバル
ブ等で構成されており、後方作業機へ一定圧力を供給
し、同作業機により雪面を圧雪する。
作業用車両は走行しながら後方作業機を雪面に降し、更
に油圧回路をフロートの状態にさせる。この状態では雪
面への圧雪は作業機の自重が押し付け量となっている。
に油圧回路をフロートの状態にさせる。この状態では雪
面への圧雪は作業機の自重が押し付け量となっている。
本考案では更に押し付け量を加えるために、運転席スイ
ツチで電磁マグネツトバルブを切換え、先の油圧回路の
フロートを閉じることにより、加圧用ギヤポンプからの
圧油を昇降シリンダーへ圧力を加え、昇降シリンダー内
の圧力を設定リリーフ圧力まで加圧する。
ツチで電磁マグネツトバルブを切換え、先の油圧回路の
フロートを閉じることにより、加圧用ギヤポンプからの
圧油を昇降シリンダーへ圧力を加え、昇降シリンダー内
の圧力を設定リリーフ圧力まで加圧する。
第1図乃至第3図において、1は車両本体、2は前方作
業機、3は後方作業機(ミル)、4はコントロールバル
ブ、5は可圧ギヤポンプ、6は油圧作動油タンク、7は
フローデバイダー、8は電磁マグネツトバルブA、9は
電磁マグネツトバルブB、10は電磁マグネツトバルブ
C、11はリリーフバルブ、12はパイロツトチエツクバル
ブ、13はミル昇降シリンダー、14は可圧スイツチ、15は
作業機操作レバーである。
業機、3は後方作業機(ミル)、4はコントロールバル
ブ、5は可圧ギヤポンプ、6は油圧作動油タンク、7は
フローデバイダー、8は電磁マグネツトバルブA、9は
電磁マグネツトバルブB、10は電磁マグネツトバルブ
C、11はリリーフバルブ、12はパイロツトチエツクバル
ブ、13はミル昇降シリンダー、14は可圧スイツチ、15は
作業機操作レバーである。
第1図は加圧作動前の状態で、後方作業機3は昇降シリ
ンダー13がフロート回路であり、加圧用ギヤポンプ5か
らの供給油はリリーフバルブ11より作動油タンク6へド
レーンされている。第2図は加圧を作動された状態であ
り、コントロールバルブ4と昇降シリンダー13との回路
はクローズされ、加圧用ギヤポンプ5より常時設定圧力
分だけ昇降シリンダー13に供給される。加圧作動への切
換えは、運転席の加圧スイツチ14により操作される電磁
マグネツトバルブ8,9,10の切換えにより行なわれる。
又、加圧の状態のままで後方作業機3を上げた場合、自
動的に電磁マグネツト8,9,10は切換わり、コントロール
バルブ4と昇降シリンダー13はオープンになり作動す
る。
ンダー13がフロート回路であり、加圧用ギヤポンプ5か
らの供給油はリリーフバルブ11より作動油タンク6へド
レーンされている。第2図は加圧を作動された状態であ
り、コントロールバルブ4と昇降シリンダー13との回路
はクローズされ、加圧用ギヤポンプ5より常時設定圧力
分だけ昇降シリンダー13に供給される。加圧作動への切
換えは、運転席の加圧スイツチ14により操作される電磁
マグネツトバルブ8,9,10の切換えにより行なわれる。
又、加圧の状態のままで後方作業機3を上げた場合、自
動的に電磁マグネツト8,9,10は切換わり、コントロール
バルブ4と昇降シリンダー13はオープンになり作動す
る。
本考案による加圧油圧装置は、車両本体の後方に昇降可
能に装着された作業機と、同作業機を昇降させるミル昇
降シリンダーとを具えた作業用車両において、通常時は
前記作業機が自重のみで押し付けを行い、運転席に設け
られた加圧スイツチを押すことにより、電磁マグネツト
バルブが切換わり、リリーフバルブで規定される設定圧
力が前記ミル昇降シリンダーに加わり、作業機を下方に
押し付けるように構成してなることにより、次の効果を
有する。
能に装着された作業機と、同作業機を昇降させるミル昇
降シリンダーとを具えた作業用車両において、通常時は
前記作業機が自重のみで押し付けを行い、運転席に設け
られた加圧スイツチを押すことにより、電磁マグネツト
バルブが切換わり、リリーフバルブで規定される設定圧
力が前記ミル昇降シリンダーに加わり、作業機を下方に
押し付けるように構成してなることにより、次の効果を
有する。
ゲレンデ整備車に用いた場合、雪面の状態により、圧雪
を要する場合に、運転席の加圧スイツチにより切換えを
行うことができ、常にベストなゲレンデ作りができる。
従って、仕上り性能向上に伴なう作業時間の短縮、運転
者の負担を軽減できる。
を要する場合に、運転席の加圧スイツチにより切換えを
行うことができ、常にベストなゲレンデ作りができる。
従って、仕上り性能向上に伴なう作業時間の短縮、運転
者の負担を軽減できる。
また、フローデバイダーを設け、加圧用ポンプから供給
される圧油を前方作業機作動用として分岐させることに
より、前後の作業機性能の特性を考慮した優先分配方式
の省エネ回路を実現できる。
される圧油を前方作業機作動用として分岐させることに
より、前後の作業機性能の特性を考慮した優先分配方式
の省エネ回路を実現できる。
第1図は本考案を実施した油圧回路の作業機加圧前の状
態における構成図、第2図は第1図に示した油圧回路の
作業機加圧中の状態における構成図、第3図は本考案を
実施した車両全体の側面図、第4図は従来の油圧回路図
を示す。 3……後方作業機(ミル) 4……コントロールバルブ 5……可圧ギヤーポンプ 6……油圧作動油タンク 8,9,10……電磁マグネツトバルブ 11……リリーフバルブ、13……ミル昇降シリンダー 14……可圧スイツチ
態における構成図、第2図は第1図に示した油圧回路の
作業機加圧中の状態における構成図、第3図は本考案を
実施した車両全体の側面図、第4図は従来の油圧回路図
を示す。 3……後方作業機(ミル) 4……コントロールバルブ 5……可圧ギヤーポンプ 6……油圧作動油タンク 8,9,10……電磁マグネツトバルブ 11……リリーフバルブ、13……ミル昇降シリンダー 14……可圧スイツチ
Claims (1)
- 【請求項1】車両本体の後方に昇降可能に装着された作
業機と、同作業機を昇降させるミル昇降シリンダーとを
具えた作業用車両において、通常時は前記作業機が自重
のみで押し付けを行い、運転席に設けられた加圧スイツ
チを押すことにより、電磁マグネツトバルブが切換わ
り、リリーフバルブで規定される設定圧力が前記ミル昇
降シリンダーに加わり、作業機を自重および油圧力によ
り下方に押し付けるように構成してなることを特徴とす
る作業用車両の加圧油圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12228289U JPH0739940Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 作業用車両の加圧油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12228289U JPH0739940Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 作業用車両の加圧油圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362117U JPH0362117U (ja) | 1991-06-18 |
JPH0739940Y2 true JPH0739940Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31670288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12228289U Expired - Lifetime JPH0739940Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 作業用車両の加圧油圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739940Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP12228289U patent/JPH0739940Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362117U (ja) | 1991-06-18 |
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