JPH0739907A - 熱間材料の接合装置 - Google Patents

熱間材料の接合装置

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JPH0739907A
JPH0739907A JP19346393A JP19346393A JPH0739907A JP H0739907 A JPH0739907 A JP H0739907A JP 19346393 A JP19346393 A JP 19346393A JP 19346393 A JP19346393 A JP 19346393A JP H0739907 A JPH0739907 A JP H0739907A
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JP
Japan
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hot
hot material
joining
materials
clamping device
Prior art date
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Pending
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JP19346393A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Kaihara
正一郎 貝原
Terumi Nakamura
照美 中村
Shunichi Chiba
俊市 千葉
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間圧延ライン中で、先行する熱間材料の後
端と後行する熱間材料の先端とを良好に接合し得るよう
にする。 【構成】 接合装置本体19に設けられた下流側クラン
プ装置26で熱間圧延ライン上を先行する熱間材料5の
後端を把持させると共に、上流側クランプ装置25で後
行する熱間材料6の先端を把持させ、幅方向すり合せ装
置で先行する熱間材料5の後端と後行する熱間材料6の
先端を幅方向へすり合せるようにし、且つ、押付装置4
6で先行する熱間材料5の後端と後行する熱間材料6の
先端を押付け合せることにより、先行する熱間材料5の
後端や後行する熱間材料5の先端が尖った形状に切断さ
れた場合でも、良好に接合することができるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間材料の接合装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、熱間圧延ラインでは、先行する熱
間材料の後端と、後行する熱間材料の先端とを接合して
一体化することにより、圧延機で連続的に圧延できるよ
うにして生産効率の向上を図ることが行われている。
【0003】そして、上記接合手段として、図8に示す
ように、先行する熱間材料2の後端と後行する熱間材料
2の先端とを上下方向3にすり合せた後、両者を互いに
押付けて接合させる、摩擦接合を適用することが検討さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱間材料の接合装置には、以下のような問題があっ
た。
【0005】即ち、上記摩擦接合による接合を行う場
合、実験レベルでは、図8に示すように、端面が垂直に
形成された熱間材料1,2を用いていたのでうまく接合
することができたが、実機レベルでは、先行する熱間材
料1の後端と後行する熱間材料2の先端が、熱間圧延ラ
イン中に設けられた切断装置によって、図9に示すよう
な尖った形状に切断されてしまうので、うまく接合する
ことができなかった。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑み、熱間圧延ラ
イン中で先行する熱間材料の後端と後行する熱間材料の
先端とを良好に接合し得るようにした熱間材料の接合装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱間圧延ライ
ンに設置された接合装置本体に、先行する熱間材料の後
端を把持可能な下流側クランプ装置と、後行する熱間材
料の先端を把持可能な下流側クランプ装置とを設け、該
上流側クランプ装置及び上流側クランプ装置に、先行す
る熱間材料の後端と後行する熱間材料の先端を、熱間材
料の幅方向へすり合せる幅方向すり合せ装置を接続し、
且つ、先行する熱間材料の後端と後行する熱間材料の先
端を押付け合せる押付装置を設けたことを特徴とする熱
間材料の接合装置にかかるものである。
【0008】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0009】接合装置本体に設けられた下流側クランプ
装置で熱間圧延ライン上を先行する熱間材料の後端を把
持させると共に、上流側クランプ装置で後行する熱間材
料の先端を把持させ、幅方向すり合せ装置で先行する熱
間材料の後端と後行する熱間材料の先端を幅方向へすり
合せるようにし、且つ、押付装置で先行する熱間材料の
後端と後行する熱間材料の先端を押付け合せることによ
り、先行する熱間材料の後端や後行する熱間材料の先端
が尖った形状に切断された場合でも、良好に接合するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0011】図1〜図7は、本発明の一実施例である。
【0012】図1に示すように、熱間圧延ライン4上に
熱間材料5,6のコイル7を交互に巻戻す巻戻機8,9
を設け、該巻戻機8,9の出側に熱間材料5,6の巻ぐ
せを矯正するレベラー10を設け、該レベラー10の出
側に熱間材料5,6の先後端を切断する切断機11を設
け、該切断機11の出側に接合区間12を形成し、該接
合区間12に後述する接合装置13を走行可能に設け、
接合装置13の出側に熱間材料5,6の幅端面に形成さ
れるバリ14を切断する幅端面切断機15を設け、該幅
端面切断機15の出側に圧延機16を設ける。
【0013】前記接合装置13は、以下の構成を備えて
いる。
【0014】即ち、図2・図3に示すように、接合区間
12に設けられたレール17にローラ18を介して枠状
の接合装置本体19を走行可能に取付け、該接合装置本
体19の内部に左右一対の幅方向ガイドプレート20を
係止固定し、該幅方向ガイドプレート20のウインド部
21に、熱間材料5,6の幅方向22へ延びる上下で対
を成すクランプ部材23,24を二対貫通配置して、後
行する熱間材料6の先端を把持可能な上流側クランプ装
置25と、先行する熱間材料5の後端を把持可能な下流
側クランプ装置26とをそれぞれ構成する。
【0015】そして、前記接合装置本体19の上部か
ら、上流側クランプ装置25及び下流側クランプ装置2
6における上方のクランプ部材23を、ブラケット2
7,28、ロッド29、枢着ピン30,31から成る吊
部材32を用いて幅方向22へ揺動自在に吊下げ支持す
ると共に、上下のクランプ部材23,24間を、図3に
示すような、ループ状をした結束部材33で束ねて、該
結束部材33とクランプ部材23,24間にクランプシ
リンダなどのクランプ駆動装置34を介装する。
【0016】又、クランプ部材23,24の一端部間
に、互いに係合可能な係合凹部35、及び、係合凸部3
6を設けて、両者を幅方向22に対し一体的に移動可能
とし、上流側クランプ装置25と下流側クランプ装置2
6における上方のクランプ部材23に、モータなどの駆
動装置37によって回転される偏心軸38とクランクレ
バー39より成る幅方向すり合せ装置40を接続して、
上流側クランプ装置25と下流側クランプ装置26が互
いに幅方向22反対側へ移動するようにする。
【0017】更に、図2に示すように、前記幅方向ガイ
ドプレート20のウインド部21に上流側クランプ装置
25に当接する押付プレート41を配設し、前記ウイン
ド部21に押付プレート41を下流側クランプ装置26
へ向けて加圧する押付シリンダなどの押付駆動装置42
を介装して、押付装置46を構成する。
【0018】加えて、上流側クランプ装置25と下流側
クランプ装置26の間に、熱間材料5,6の接合部分4
5へ向けて低融点金属粉43を供給する接合用粉末供給
ノズル44を設ける。
【0019】次に、作動について説明する。
【0020】図1に示すように、熱間圧延ライン4で
は、巻戻機8,9を用いて熱間材料5,6のコイル7が
交互に巻戻され、該巻戻機8,9の出側に設けられたレ
ベラー10で巻戻された熱間材料5,6の巻ぐせが矯正
された後、該レベラー10の出側に設けられた切断機1
1で熱間材料5,6の先後端が切断されて、先後端の形
状が整えられる。
【0021】ここで、切断機11で切断された熱間材料
5,6は、図5に示すように、端面が尖った形状とな
り、該尖った部分は幅方向22へ延びている。
【0022】そして、切断機11で熱間材料5,6が切
断されたら、該切断機11の出側に形成された接合区間
12で接合装置13を走行させつつ、以下のようにして
熱間材料5,6が接合される。
【0023】即ち、先ず、図2・図3に示すように、接
合装置13の上流側クランプ装置25及び下流側クラン
プ装置26に設けられたクランプシリンダなどのクラン
プ駆動装置34を収縮動させることにより、ループ状の
結束部材33で束ねられている下方のクランプ部材24
を下へさげて、上下のクランプ部材23,24を開いた
状態とし、上下のクランプ部材23,24の間に熱間材
料5,6を通させた後、クランプ駆動装置34を伸長動
させることにより、下方のクランプ部材24を上へあげ
て、上下のクランプ部材23,24を閉じ、上流側クラ
ンプ装置25で後行する熱間材料6の先端を、又、下流
側クランプ装置26で先行する熱間材料5の先端を把持
させ、両者を図4・図5に示すように突合せる。
【0024】熱間材料5,6が突合されたら、上流側ク
ランプ装置25と下流側クランプ装置26の間に、熱間
材料5,6の接合部分45へ向けて接合用粉末供給ノズ
ル44から低融点金属粉43を供給すると共に、幅方向
すり合せ装置40のモータなどの駆動装置37を駆動し
て偏心軸38を回転させ、偏心軸38の回転によりクラ
ンクレバー39に往復運動を起こさせて、クランクレバ
ー39に接続された上流側クランプ装置25と下流側ク
ランプ装置26を幅方向ガイドプレート20のウインド
部21に案内させて互いに幅方向22反対側へ往復移動
させる。
【0025】尚、上流側クランプ装置25と下流側クラ
ンプ装置26の幅方向22の移動量幅は、数ミリから数
センチ程度で良く、又、低融点金属粉43はなくても接
合は可能である。
【0026】このように、熱間材料5,6を幅方向22
にすり合せるようにしたことにより、熱間材料5,6の
端部が尖っていても両者をうまくすり合せることが可能
となる。
【0027】そして、すり合せによって、熱間材料5,
6の接合部分45表面の酸化物などが除去されると共
に、酸化物などが除去されて現われた新生面が摩擦熱で
溶かされ、更に、接合部分45に供給された低融点金属
粉43が溶かされるので、押付シリンダなどの押付駆動
装置42を伸長動させて、押付プレート41を介して上
流側クランプ装置25を下流側クランプ装置26へ向け
て相対移動させることにより、先行する熱間材料5の後
端と後行する熱間材料6の先端とが押付け合わされて、
図6・図7に示すように、熱間材料5,6が良好に接合
される。
【0028】このように、熱間材料5,6を幅方向22
にすり合わせて接合すると、主に熱間材料5,6の幅端
面にバリ14が形成されるので、接合装置13の出側に
幅端面切断機15を設けて、熱間材料5,6の幅端面に
形成されたバリ14を切断除去させる。
【0029】その後、幅端面切断機15の出側に設けら
れた圧延機16で、接合により一体化された熱間材料
5,6を連続的に圧延させる。
【0030】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱間材料
の接合装置によれば、熱間圧延ライン中で、先行する熱
間材料の後端と後行する熱間材料の先端とを良好に接合
することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略側面図である。
【図2】図1の概略部分拡大図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2の接合装置によって突合された熱間材料の
平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】接合された熱間材料の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】熱間材料を摩擦接合により接合する原理図であ
る。
【図9】実際の熱間圧延ラインにおいて摩擦接合される
熱間材料の様子を示す側面図である。
【符号の説明】
4 熱間圧延ライン 5,6 熱間材料 19 接合装置本体 22 幅方向 25 上流側クランプ装置 26 下流側クランプ装置 40 幅方向すり合せ装置 46 押付装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延ラインに設置された接合装置本
    体に、先行する熱間材料の後端を把持可能な下流側クラ
    ンプ装置と、後行する熱間材料の先端を把持可能な上流
    側クランプ装置とを設け、該上流側クランプ装置及び下
    流側クランプ装置に、先行する熱間材料の後端と後行す
    る熱間材料の先端を、熱間材料の幅方向へすり合せる幅
    方向すり合せ装置を接続し、且つ、先行する熱間材料の
    後端と後行する熱間材料の先端を押付け合せる押付装置
    を設けたことを特徴とする熱間材料の接合装置。
JP19346393A 1993-08-04 1993-08-04 熱間材料の接合装置 Pending JPH0739907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020530398A (ja) * 2017-08-10 2020-10-22 エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 熱間金属製品の摩擦溶接のための装置および方法

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JP2020530398A (ja) * 2017-08-10 2020-10-22 エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 熱間金属製品の摩擦溶接のための装置および方法

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