JPH0739859A - 蒸発装置 - Google Patents
蒸発装置Info
- Publication number
- JPH0739859A JPH0739859A JP18912994A JP18912994A JPH0739859A JP H0739859 A JPH0739859 A JP H0739859A JP 18912994 A JP18912994 A JP 18912994A JP 18912994 A JP18912994 A JP 18912994A JP H0739859 A JPH0739859 A JP H0739859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste liquid
- applicator
- drum
- tank
- surface means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 写真廃液の処理のための蒸発装置を提供す
る。 【構成】 閉じられたチャンバー(24)、無端通路を
通って水平軸のまわりに可動する前記チャンバー内の表
面手段(25)、前記チャンバー内を減圧に維持するた
めの手段(45)、前記表面手段と接触して廃液体を保
持するためのアプリケーター手段(32)、廃液のため
のタンク(15)と前記タンクから前記アプリケーター
手段へ液を供給するためのポンプ手段(34)、廃液に
適用させ蒸発によって濃縮してスラッジを形成する前記
可動表面手段を加熱するための加熱手段(31)、及び
前記表面手段から前記スラッジを除去するためのスクレ
ーパー手段(37)を含む廃液処理のための蒸発装置に
おいて、前記アプリケーター手段(32)が二つの平行
縁、前記表面手段に廃液を適用するための前縁(6
9)、及び前記前縁(69)を越えて前記可動表面手段
(25)に適用される時間あたりの液量以上の廃液量を
前記廃液体から前記タンク(15)へ運び戻すための後
縁(71)を有することを特徴とする蒸発装置。
る。 【構成】 閉じられたチャンバー(24)、無端通路を
通って水平軸のまわりに可動する前記チャンバー内の表
面手段(25)、前記チャンバー内を減圧に維持するた
めの手段(45)、前記表面手段と接触して廃液体を保
持するためのアプリケーター手段(32)、廃液のため
のタンク(15)と前記タンクから前記アプリケーター
手段へ液を供給するためのポンプ手段(34)、廃液に
適用させ蒸発によって濃縮してスラッジを形成する前記
可動表面手段を加熱するための加熱手段(31)、及び
前記表面手段から前記スラッジを除去するためのスクレ
ーパー手段(37)を含む廃液処理のための蒸発装置に
おいて、前記アプリケーター手段(32)が二つの平行
縁、前記表面手段に廃液を適用するための前縁(6
9)、及び前記前縁(69)を越えて前記可動表面手段
(25)に適用される時間あたりの液量以上の廃液量を
前記廃液体から前記タンク(15)へ運び戻すための後
縁(71)を有することを特徴とする蒸発装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真廃液を処理するため
の蒸発装置に関し、さらに詳しくは感光性写真材料の処
理の結果として廃出される廃液を処理するために好適な
蒸発装置に関する。
の蒸発装置に関し、さらに詳しくは感光性写真材料の処
理の結果として廃出される廃液を処理するために好適な
蒸発装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ハロゲン化銀感光性写真材料で
は、モノクロ感光性材料(白黒写真感光性材料)は現像
され、定着され、水洗されるが、一方カラー感光性材料
(カラー写真感光性材料)はカラー現像され、漂白定着
され(又は漂白され、定着され)、水洗され、安定化さ
れる。
は、モノクロ感光性材料(白黒写真感光性材料)は現像
され、定着され、水洗されるが、一方カラー感光性材料
(カラー写真感光性材料)はカラー現像され、漂白定着
され(又は漂白され、定着され)、水洗され、安定化さ
れる。
【0003】多量の感光性材料の写真処理では、写真処
理で消費される成分のいずれもが補給される。写真処理
の結果として溶離する成分又は蒸発の結果として凝縮す
る成分(例えば、現像液に存在する臭化物塩定着液に存
在する銀錯塩)は処理液の各成分割合を一定に保つため
に除去され、それによって処理液の性能を変化させな
い。このような写真処理では補充液は処理液で供給さ
れ、処理液の一部は濃縮成分を除去するために浪費され
る。
理で消費される成分のいずれもが補給される。写真処理
の結果として溶離する成分又は蒸発の結果として凝縮す
る成分(例えば、現像液に存在する臭化物塩定着液に存
在する銀錯塩)は処理液の各成分割合を一定に保つため
に除去され、それによって処理液の性能を変化させな
い。このような写真処理では補充液は処理液で供給さ
れ、処理液の一部は濃縮成分を除去するために浪費され
る。
【0004】近年、処理液の量は水の量と同様に、環境
汚染を避けるため及び低コストの写真現像のために写真
処理を実行する際にはかなり減じられている。
汚染を避けるため及び低コストの写真現像のために写真
処理を実行する際にはかなり減じられている。
【0005】最近効力が発生した法律によれば、写真処
理に使用される水や冷却水を下水や河川に排出すること
は許されている。しかしながら、現像液、定着液、カラ
ー現像液、漂白定着液(又は漂白液及び定着液)、及び
安定化剤を下水や河川に排出することは認められていな
い。
理に使用される水や冷却水を下水や河川に排出すること
は許されている。しかしながら、現像液、定着液、カラ
ー現像液、漂白定着液(又は漂白液及び定着液)、及び
安定化剤を下水や河川に排出することは認められていな
い。
【0006】写真廃液の処理を容易にする装置として
は、例えばJP−U−70841/1985が提案され
ている。この開示によれば、圧力を写真廃液が蒸発する
ように適用し、次いで、写真廃水を凝縮又は凝固する。
写真廃液を蒸発させると、毒性のガス又は二酸化イオ
ウ、硫化水素及びアンモニアの如き不快な臭気を有する
ガスが発生する。これは定着液や漂白定着液の如き写真
液に含有するチオ硫酸アンモニウム及び亜硫酸塩(アン
モニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩)が高温で分解
するためである。ガス発生に加えて、蒸発オーブン内の
圧力は蒸発処理が実行されるときに写真廃水に含有され
る水の気化によって起こる体膨張のために増加する。結
果として、上記の毒性ガス又は不快な臭気のガスが廃水
処理装置から漏れることになる。
は、例えばJP−U−70841/1985が提案され
ている。この開示によれば、圧力を写真廃液が蒸発する
ように適用し、次いで、写真廃水を凝縮又は凝固する。
写真廃液を蒸発させると、毒性のガス又は二酸化イオ
ウ、硫化水素及びアンモニアの如き不快な臭気を有する
ガスが発生する。これは定着液や漂白定着液の如き写真
液に含有するチオ硫酸アンモニウム及び亜硫酸塩(アン
モニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩)が高温で分解
するためである。ガス発生に加えて、蒸発オーブン内の
圧力は蒸発処理が実行されるときに写真廃水に含有され
る水の気化によって起こる体膨張のために増加する。結
果として、上記の毒性ガス又は不快な臭気のガスが廃水
処理装置から漏れることになる。
【0007】改良された装置はUS−A−494013
4に開示されているが、これは一定レベルを保持する廃
水リザーバーを有している。ドラムは特に廃水に浸漬さ
れるが、その表面を被覆するために回転される。ドラム
は廃ガスを発生するために加熱される。廃ガスは凝縮器
によって凝縮され、ろ過され、固体廃棄物はドラムの表
面からかき取られる。凝縮器は凝縮物を収集するための
ドレインタンクと凝縮不可能なガス成分を有している。
ドレインタンクの内部は気密シールを形成するためにシ
ールされ、凝縮不可能なガス成分を内部から外部へ排出
するためのベントを有している。エアーベントは凝縮不
可能なガス成分を処理するための吸着塔を含む。
4に開示されているが、これは一定レベルを保持する廃
水リザーバーを有している。ドラムは特に廃水に浸漬さ
れるが、その表面を被覆するために回転される。ドラム
は廃ガスを発生するために加熱される。廃ガスは凝縮器
によって凝縮され、ろ過され、固体廃棄物はドラムの表
面からかき取られる。凝縮器は凝縮物を収集するための
ドレインタンクと凝縮不可能なガス成分を有している。
ドレインタンクの内部は気密シールを形成するためにシ
ールされ、凝縮不可能なガス成分を内部から外部へ排出
するためのベントを有している。エアーベントは凝縮不
可能なガス成分を処理するための吸着塔を含む。
【0008】この装置の欠点は、部分的にリザーバーに
浸漬する加熱されたドラムによってリザーバーに熱が移
動する結果として廃水リザーバー内にスラッジを形成す
る重大な危険が存在することである。結局、このスラッ
ジは装置の満足の行く操作を危険にさらすおそれがあ
る。さらに、装置を操作する温度は、特許明細書に記載
される実験から判断すると、上述のようにチオ硫酸アン
モニウム及び亜硫酸塩の分解による重大な危険が存在す
る。
浸漬する加熱されたドラムによってリザーバーに熱が移
動する結果として廃水リザーバー内にスラッジを形成す
る重大な危険が存在することである。結局、このスラッ
ジは装置の満足の行く操作を危険にさらすおそれがあ
る。さらに、装置を操作する温度は、特許明細書に記載
される実験から判断すると、上述のようにチオ硫酸アン
モニウム及び亜硫酸塩の分解による重大な危険が存在す
る。
【0009】さらに別の装置としては、US−A−22
81811が開示され、この装置はリップの自由端にオ
ーバーフロー縁を有するトラフによって乾燥されるべき
液体が適用される加熱ドラムを有している。トラフはト
ラフを通って液体の連続移動を保持できるようにオーバ
ーフロー管を有している。トラフ内での液体の移動は前
記オーバーフロー管の近くで最大であるが、前記管から
離れた部分では非常に減じられるため、そのような淀み
部分でスラッジ形成の重大な危険が存在する。
81811が開示され、この装置はリップの自由端にオ
ーバーフロー縁を有するトラフによって乾燥されるべき
液体が適用される加熱ドラムを有している。トラフはト
ラフを通って液体の連続移動を保持できるようにオーバ
ーフロー管を有している。トラフ内での液体の移動は前
記オーバーフロー管の近くで最大であるが、前記管から
離れた部分では非常に減じられるため、そのような淀み
部分でスラッジ形成の重大な危険が存在する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
を維持した気圧の減じられた望ましくない場所において
スラッジを形成しにくくするために、特に回転蒸発ドラ
ム上に廃液を適用することによって廃液を処理する改良
された装置を提供することにある。
を維持した気圧の減じられた望ましくない場所において
スラッジを形成しにくくするために、特に回転蒸発ドラ
ム上に廃液を適用することによって廃液を処理する改良
された装置を提供することにある。
【0011】さらに本発明の目的は蒸発ドラムに供給さ
れる廃液の温度を50℃未満にして、望ましくない廃棄
成分(例えば銀塩)の分解を避けるようにした改良され
た装置を提供することにある。
れる廃液の温度を50℃未満にして、望ましくない廃棄
成分(例えば銀塩)の分解を避けるようにした改良され
た装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、閉じられたチ
ャンバー、無端通路を通って水平軸のまわりに可動する
前記チャンバー内の表面手段、前記チャンバー内を減圧
に維持するための手段、前記表面手段と接触して廃液体
を保持するためのアプリケーター手段、廃液のためのタ
ンクと前記タンクから前記アプリケーター手段へ液を供
給するためのポンプ手段、廃液に適用させ蒸発によって
濃縮してスラッジを形成する前記可動表面手段を加熱す
るための加熱手段、及び前記表面手段から前記スラッジ
を除去するためのスクレーパー手段を含む廃液処理のた
めの蒸発装置において、前記アプリケーター手段が二つ
の平行縁、前記表面手段に廃液を適用するための前縁、
及び前縁を越えて前記可動表面手段に適用される時間あ
たりの液量以上の廃液量を前記廃液体から前記タンクへ
運び戻すための後縁を有することを特徴とする蒸発装置
である。
ャンバー、無端通路を通って水平軸のまわりに可動する
前記チャンバー内の表面手段、前記チャンバー内を減圧
に維持するための手段、前記表面手段と接触して廃液体
を保持するためのアプリケーター手段、廃液のためのタ
ンクと前記タンクから前記アプリケーター手段へ液を供
給するためのポンプ手段、廃液に適用させ蒸発によって
濃縮してスラッジを形成する前記可動表面手段を加熱す
るための加熱手段、及び前記表面手段から前記スラッジ
を除去するためのスクレーパー手段を含む廃液処理のた
めの蒸発装置において、前記アプリケーター手段が二つ
の平行縁、前記表面手段に廃液を適用するための前縁、
及び前縁を越えて前記可動表面手段に適用される時間あ
たりの液量以上の廃液量を前記廃液体から前記タンクへ
運び戻すための後縁を有することを特徴とする蒸発装置
である。
【0013】本発明の特徴の効果は前縁から後縁への均
質な移動を前記廃液体中で保持し、それによって部分的
に高められた温度のために廃液の早期蒸発を起こしやす
い臨界域で廃液の連続的置換が生じ、それによって前記
アプリケーター手段の内部表面に付着するスラッジを形
成させて破壊し、結局満足のいく装置の操作を可能にす
ることにある。
質な移動を前記廃液体中で保持し、それによって部分的
に高められた温度のために廃液の早期蒸発を起こしやす
い臨界域で廃液の連続的置換が生じ、それによって前記
アプリケーター手段の内部表面に付着するスラッジを形
成させて破壊し、結局満足のいく装置の操作を可能にす
ることにある。
【0014】我々は廃液タンクに戻される廃液量が前記
可動表面に適用される時間あたりの液量の少なくとも3
倍から10倍まであるいはそれ以上であることが好適で
あることを発見した。
可動表面に適用される時間あたりの液量の少なくとも3
倍から10倍まであるいはそれ以上であることが好適で
あることを発見した。
【0015】本発明の装置の他の可能な具体例は下記の
とおりである。
とおりである。
【0016】前記表面手段を加熱するための加熱手段は
放射線又は対流によって前記表面を加熱するための材料
の組合わせ又は適当な材料によって構成される。従っ
て、前記加熱手段は放射線又は抵抗電気ヒーター、温液
によって加熱される材料などを含むことができる。加熱
手段と前記表面手段との間にシール手段を設けることが
でき、それによって前記スクレーパー手段と前記アプリ
ケーター手段との間に成る前記可動表面手段の区域をシ
ールドする。このことは、前記可動表面手段の表面温度
がかかる区域を通って表面手段が移動するに従って低下
していき、それによってそれがアプリケーター手段に達
すると最低温度になるという利点を有している。このこ
とはアプリケーター手段において廃液の初期蒸発を避け
るためには極めて有利なことである。
放射線又は対流によって前記表面を加熱するための材料
の組合わせ又は適当な材料によって構成される。従っ
て、前記加熱手段は放射線又は抵抗電気ヒーター、温液
によって加熱される材料などを含むことができる。加熱
手段と前記表面手段との間にシール手段を設けることが
でき、それによって前記スクレーパー手段と前記アプリ
ケーター手段との間に成る前記可動表面手段の区域をシ
ールドする。このことは、前記可動表面手段の表面温度
がかかる区域を通って表面手段が移動するに従って低下
していき、それによってそれがアプリケーター手段に達
すると最低温度になるという利点を有している。このこ
とはアプリケーター手段において廃液の初期蒸発を避け
るためには極めて有利なことである。
【0017】アプリケーター手段に供給される廃液の温
度は50℃より低い。
度は50℃より低い。
【0018】最終的には、可動表面手段はドラムの円筒
面によって形成されるのが好ましい。
面によって形成されるのが好ましい。
【0019】
【実施例】本発明を写真に適用した実施例によって以下
説明するが、本発明による装置は写真分野の適用だけで
なく、廃液がかなりの汚染をもたらし、材料の回収が可
能な分野、例えば電気プラント、グレーザープラント、
乳化油処理、溶剤処理、なめし活動などの分野でも適用
されることがわかるだろう。
説明するが、本発明による装置は写真分野の適用だけで
なく、廃液がかなりの汚染をもたらし、材料の回収が可
能な分野、例えば電気プラント、グレーザープラント、
乳化油処理、溶剤処理、なめし活動などの分野でも適用
されることがわかるだろう。
【0020】図1は本発明の一具体例の概略図を示した
ものであるが、長方形10は蒸発セクションであり、長
方形11は凝縮セクションである。
ものであるが、長方形10は蒸発セクションであり、長
方形11は凝縮セクションである。
【0021】廃液タンク13内の廃液12は、レベルセ
ンサー14によって液体レベルを制御しており、バルブ
18が開かれると減圧されてバッファータンク15に流
れるようになっている。タンク15はタンク内の最大レ
ベルを検知するセンサー16とタンク内の最小レベルを
保持するための電磁バルブ18を制御するセンサー17
を有することができる。
ンサー14によって液体レベルを制御しており、バルブ
18が開かれると減圧されてバッファータンク15に流
れるようになっている。タンク15はタンク内の最大レ
ベルを検知するセンサー16とタンク内の最小レベルを
保持するための電磁バルブ18を制御するセンサー17
を有することができる。
【0022】タンク20内の消泡溶液19はセンサー2
1によってそのレベルを制御している。ぜん動性ポンプ
23は泡形成を制御下で保つためにバッファータンクに
流れる前にこの溶液を廃液に加える。
1によってそのレベルを制御している。ぜん動性ポンプ
23は泡形成を制御下で保つためにバッファータンクに
流れる前にこの溶液を廃液に加える。
【0023】加熱蒸発器22は気密ハウジング24から
構成され、ドラム25は水平軸のまわりに回転するよう
装着されている。ハウジングは内部に保護被覆を設けた
ステンレス鋼又は複合材料で作られるのが好ましい。
構成され、ドラム25は水平軸のまわりに回転するよう
装着されている。ハウジングは内部に保護被覆を設けた
ステンレス鋼又は複合材料で作られるのが好ましい。
【0024】ドラム25は本具体例ではガラスから成る
円筒マントルを有している。しかしながら、ステンレス
鋼、セラミック複合材などの耐腐蝕性の他の好適な材料
も同様に使用できる。
円筒マントルを有している。しかしながら、ステンレス
鋼、セラミック複合材などの耐腐蝕性の他の好適な材料
も同様に使用できる。
【0025】ドラム25の一つの軸端は、図に示される
ように空密シール27を介してハウジング24の側壁2
6を通って伸びており、タイミングベルト30を介して
固有の減速ギヤー付きのモータ29によって運転される
プーリー28を有している。しかしながら、ドラム25
の軸のジャーナル端はともにプーリーとベルト30と同
様にハウジング24内に位置し、モータ29の出力軸だ
けが空密的に壁26を横切るように構造を簡単にするこ
ともできる。
ように空密シール27を介してハウジング24の側壁2
6を通って伸びており、タイミングベルト30を介して
固有の減速ギヤー付きのモータ29によって運転される
プーリー28を有している。しかしながら、ドラム25
の軸のジャーナル端はともにプーリーとベルト30と同
様にハウジング24内に位置し、モータ29の出力軸だ
けが空密的に壁26を横切るように構造を簡単にするこ
ともできる。
【0026】ドラム25内では電気的IRヒーター31
が設けられている。加熱蒸発器22はさらに加熱ドラム
25の表面上に廃液の層を被覆するための廃液アプリケ
ーター32を含む。廃液はポンプ34によって導管35
を介してアプリケーター32に供給され、一方過度の溶
液は導管36を介してバッファータンク15に戻され、
ポンプ34へ導かれる。
が設けられている。加熱蒸発器22はさらに加熱ドラム
25の表面上に廃液の層を被覆するための廃液アプリケ
ーター32を含む。廃液はポンプ34によって導管35
を介してアプリケーター32に供給され、一方過度の溶
液は導管36を介してバッファータンク15に戻され、
ポンプ34へ導かれる。
【0027】金属又はプラスチックブレードから成るス
クレーパー37はドラム25の周囲面に対して弾力を有
して迫っており、好ましくは円筒面上に働く圧力を調節
するための手段(図示せず)を有している。除去された
スラッジ、即ちドラム上の液体の蒸発で生成する残留固
形成分は容器38内に収集される。ヒーター39は乾燥
したスラッジを得るために前記容器を加熱する。
クレーパー37はドラム25の周囲面に対して弾力を有
して迫っており、好ましくは円筒面上に働く圧力を調節
するための手段(図示せず)を有している。除去された
スラッジ、即ちドラム上の液体の蒸発で生成する残留固
形成分は容器38内に収集される。ヒーター39は乾燥
したスラッジを得るために前記容器を加熱する。
【0028】下記のセンサーはハウジング24内に装着
されている。気圧を測定するためのセンサー40、ハウ
ジング内部の気温を測定するためのセンサー41、ドラ
ム25の表面温度を測定するためのセンサー42、及び
廃水の被覆層が充分乾燥しているか否かを感知するセン
サー43がある。
されている。気圧を測定するためのセンサー40、ハウ
ジング内部の気温を測定するためのセンサー41、ドラ
ム25の表面温度を測定するためのセンサー42、及び
廃水の被覆層が充分乾燥しているか否かを感知するセン
サー43がある。
【0029】凝縮セクション11は下記の要素を含む。
液体ジェット油圧突出装置45は導管46を介して蒸発
器10から蒸気を収集し、前記蒸発器内を減圧にする。
第1のタンク47は突出液と部分的に凝縮した蒸気を導
管48を介して受け入れるようになっている。タンク内
のじゃま板49はポンプ53に気泡を送らないようにす
るための制流部を形成している。第2の、オープンタン
ク50はタンク47の過剰の液体をオーバーフロー51
を介して受けとり、貯蔵されるが、センサー55の制御
の下に加工業者又は貯蔵業者に送ることができる。
液体ジェット油圧突出装置45は導管46を介して蒸発
器10から蒸気を収集し、前記蒸発器内を減圧にする。
第1のタンク47は突出液と部分的に凝縮した蒸気を導
管48を介して受け入れるようになっている。タンク内
のじゃま板49はポンプ53に気泡を送らないようにす
るための制流部を形成している。第2の、オープンタン
ク50はタンク47の過剰の液体をオーバーフロー51
を介して受けとり、貯蔵されるが、センサー55の制御
の下に加工業者又は貯蔵業者に送ることができる。
【0030】センサー52はタンク47内の最小レベル
を感知し、もし充分な液体が存在しなければ装置の操作
を停止する。
を感知し、もし充分な液体が存在しなければ装置の操作
を停止する。
【0031】ポンプ53(例えば遠心ポンプ)はタンク
47から液体を導き、熱交換器54を通って油圧突出装
置45にそれを送る。
47から液体を導き、熱交換器54を通って油圧突出装
置45にそれを送る。
【0032】温度センサー56は熱交換器の出口で望ま
しい温度を維持するようにファン57を制御する。蒸発
器22内の真空度は突出液の温度にかかっている。
しい温度を維持するようにファン57を制御する。蒸発
器22内の真空度は突出液の温度にかかっている。
【0033】図2は蒸発器22の詳細図を示したもので
ある。ハウジング24は取りはずし可能な下部58と空
密的に連結された上部24の二つの部分から成り、除去
されたスラッジの収集のための容器38を形成する。下
部58は好ましくは除去された粉末状態のスラッジの収
集のための数字59で示されるようなバッグである。ヒ
ーター39は下部58の底部に位置し、蛇絞石状に曲げ
られた電気ヒーターの形状を有することができ、バッグ
の中熱を発生させ、それによって乾燥スラッジを得るこ
とができる。
ある。ハウジング24は取りはずし可能な下部58と空
密的に連結された上部24の二つの部分から成り、除去
されたスラッジの収集のための容器38を形成する。下
部58は好ましくは除去された粉末状態のスラッジの収
集のための数字59で示されるようなバッグである。ヒ
ーター39は下部58の底部に位置し、蛇絞石状に曲げ
られた電気ヒーターの形状を有することができ、バッグ
の中熱を発生させ、それによって乾燥スラッジを得るこ
とができる。
【0034】ヒーター31はU字形電気ヒート材料であ
る。固定IR反射器61はドラム25に対して同心円状
に曲げられた研磨板から構成され、スラッジがスクレー
パー37によってドラムから除去される点から廃液アプ
リケーター32をわずかに越えたところまでのほぼα角
にわたって伸びている。センサー66はドラム内部の温
度を感知する。
る。固定IR反射器61はドラム25に対して同心円状
に曲げられた研磨板から構成され、スラッジがスクレー
パー37によってドラムから除去される点から廃液アプ
リケーター32をわずかに越えたところまでのほぼα角
にわたって伸びている。センサー66はドラム内部の温
度を感知する。
【0035】廃液アプリケーター32はハウジング24
の上部のベース部分62にはまるようにスライド(図示
せず)上に装着され、ドラムの周囲表面に対して制御さ
れた力で操作して促されるようにスプリングで片寄せら
れている。アプリケーターは入口接続部35と出口接続
部36(図2は示さず)を有しており、それらは装置の
内側に接続する着脱可能なパネル63を空密的に突き抜
けている。
の上部のベース部分62にはまるようにスライド(図示
せず)上に装着され、ドラムの周囲表面に対して制御さ
れた力で操作して促されるようにスプリングで片寄せら
れている。アプリケーターは入口接続部35と出口接続
部36(図2は示さず)を有しており、それらは装置の
内側に接続する着脱可能なパネル63を空密的に突き抜
けている。
【0036】図3〜図6は廃液アプリケーター32を詳
細に示したものである。本実施例では、アプリケーター
はフェノール樹脂の固形ブロックを適当に機械加工した
ものによって作られる。
細に示したものである。本実施例では、アプリケーター
はフェノール樹脂の固形ブロックを適当に機械加工した
ものによって作られる。
【0037】アプリケーターは一般に長方形を有してい
る。その前端はドラム25の周囲面に対して同心円状に
曲げられた上部65を有している。アプリケーターはリ
ップ70の上縁を形成する前縁69を有する第1側溝6
8と前縁に平行に伸びほぼ同じ高さに位置する後縁71
を有する。第1側溝はオーバーフロー縁71を介してよ
り低く位置する第2側溝72に連絡している。廃液は第
1側溝と穴74を介して連絡する入口穴73を通ってア
プリケーターに供給されており、一方ドラム25に適用
されなくなる廃液量は縁71を介して第2側溝72へ流
れ、導管36に導いている穴75を介して図1に示すよ
うにアプリケーターを出ていく。最後に、アプリケータ
ーのリップ70は図3及び図4に示すようにシールスト
リップ77を装着する溝を設けており、わずかに前面か
ら突出し、装置の操作でドラム25に対して弾力的に支
えるようになっている。
る。その前端はドラム25の周囲面に対して同心円状に
曲げられた上部65を有している。アプリケーターはリ
ップ70の上縁を形成する前縁69を有する第1側溝6
8と前縁に平行に伸びほぼ同じ高さに位置する後縁71
を有する。第1側溝はオーバーフロー縁71を介してよ
り低く位置する第2側溝72に連絡している。廃液は第
1側溝と穴74を介して連絡する入口穴73を通ってア
プリケーターに供給されており、一方ドラム25に適用
されなくなる廃液量は縁71を介して第2側溝72へ流
れ、導管36に導いている穴75を介して図1に示すよ
うにアプリケーターを出ていく。最後に、アプリケータ
ーのリップ70は図3及び図4に示すようにシールスト
リップ77を装着する溝を設けており、わずかに前面か
ら突出し、装置の操作でドラム25に対して弾力的に支
えるようになっている。
【0038】側溝68の側端は側溝68が前記ブロック
に機械加工後に残った部分である壁部分32′及び3
2″によって閉じられている。
に機械加工後に残った部分である壁部分32′及び3
2″によって閉じられている。
【0039】装置の操作では、廃液は縁71によって決
定されるレベルよりわずかに、実際には1〜3mm高い
レベル76で液体が側溝68に保持されるような割合で
アプリケーターに送られる。側溝68の前開口部は実際
にはアプリケーターのシールストリップ77に対して液
密的に装着されるドラムの周囲面によって閉じられてい
るので、縁69がそのままオーバーフロー縁にならない
ことを注意すべきである。
定されるレベルよりわずかに、実際には1〜3mm高い
レベル76で液体が側溝68に保持されるような割合で
アプリケーターに送られる。側溝68の前開口部は実際
にはアプリケーターのシールストリップ77に対して液
密的に装着されるドラムの周囲面によって閉じられてい
るので、縁69がそのままオーバーフロー縁にならない
ことを注意すべきである。
【0040】回転ドラム25は出口36を介してアプリ
ケーターを出る廃液量が入口35を介して供給される量
より少なくなるように廃液の薄い層で被覆されている。
蒸発器の操作は必要な温度条件や圧力を得られた後にの
みスタートされた。
ケーターを出る廃液量が入口35を介して供給される量
より少なくなるように廃液の薄い層で被覆されている。
蒸発器の操作は必要な温度条件や圧力を得られた後にの
みスタートされた。
【0041】蒸発器22の操作のために必要な圧力はセ
クション11で得られる。水で満たされたタンク47、
ポンプ53は油圧突出器45を通って水を送り出すよう
に操作され、それによって導管46内の気圧は大気圧よ
り小さくなっている。ポンプ53は蒸気圧が徐々に低下
するように水の循環を維持している。同時に、ポンプか
ら得られたエネルギーによって循環液がわずかに加熱さ
れる。
クション11で得られる。水で満たされたタンク47、
ポンプ53は油圧突出器45を通って水を送り出すよう
に操作され、それによって導管46内の気圧は大気圧よ
り小さくなっている。ポンプ53は蒸気圧が徐々に低下
するように水の循環を維持している。同時に、ポンプか
ら得られたエネルギーによって循環液がわずかに加熱さ
れる。
【0042】廃液は大気圧における溶液の沸点未満の温
度でアプリケーター32によってドラム25上に被覆さ
れる。
度でアプリケーター32によってドラム25上に被覆さ
れる。
【0043】蒸発器22内の圧力は大気圧未満が好まし
く、かつドラム25の表面温度は前記減圧下で前記溶液
の沸点を越えるのが好ましいので、水はドラム上に残っ
ているスラッジがセンサー43の位置に到達するときに
除去されるようにドラム表面上の廃液層から急速に蒸発
する。スラッジはその時に完全に乾燥することができる
が、スラッジの組成、ドラムの回転数などによって多
少、液体の形をとる場合がある。スラッジはスクレーパ
ー37によってドラムから除去され、バッグ59に落と
される。
く、かつドラム25の表面温度は前記減圧下で前記溶液
の沸点を越えるのが好ましいので、水はドラム上に残っ
ているスラッジがセンサー43の位置に到達するときに
除去されるようにドラム表面上の廃液層から急速に蒸発
する。スラッジはその時に完全に乾燥することができる
が、スラッジの組成、ドラムの回転数などによって多
少、液体の形をとる場合がある。スラッジはスクレーパ
ー37によってドラムから除去され、バッグ59に落と
される。
【0044】ドラム25の表面はスクレーパー37が角
αに示されるアプリケーター32を越えた位置に達する
と、もはや加熱されない。その利点はドラム表面の温度
が過度に高くならないことであり、それによってアプリ
ケーター内の廃液の早期の蒸発という問題を回避するこ
とができる。
αに示されるアプリケーター32を越えた位置に達する
と、もはや加熱されない。その利点はドラム表面の温度
が過度に高くならないことであり、それによってアプリ
ケーター内の廃液の早期の蒸発という問題を回避するこ
とができる。
【0045】蒸発器22によって発生する蒸気は導管4
6を介して抽出され、導管48で凝縮される。蒸気の凝
縮は熱を生みだし、ポンプ53によって回転する水の温
度を高める。従って、センサー56が高すぎる温度を感
知すると、突出装置45の入口の正しい温度が得られる
までラジエーター54が循環水を冷却するように冷却フ
ァン57が作動する。
6を介して抽出され、導管48で凝縮される。蒸気の凝
縮は熱を生みだし、ポンプ53によって回転する水の温
度を高める。従って、センサー56が高すぎる温度を感
知すると、突出装置45の入口の正しい温度が得られる
までラジエーター54が循環水を冷却するように冷却フ
ァン57が作動する。
【0046】下記実施例は記載された装置とその操作を
示したものである。 ドラム25 :直径21.5cm 長さ48cm 速 度 :1〜10rpmに調整可能 IRヒーター31 :1.3KW ヒーター39 :0.3KW アプリケーター32:導管35の流入量 6〜100
l/h 導管36の流出量 5〜 99l/h センサー66の測定温度:120℃ 遮蔽角α :50度 ポンプ53を出ていく水の温度:42℃ 油圧突出装置45に入ってくる水の温度:40℃ 突出装置45によって生みだされる圧力:880ミリバ
ール ハウジング24内の温度:50℃ リップ70の角度範囲:5度
示したものである。 ドラム25 :直径21.5cm 長さ48cm 速 度 :1〜10rpmに調整可能 IRヒーター31 :1.3KW ヒーター39 :0.3KW アプリケーター32:導管35の流入量 6〜100
l/h 導管36の流出量 5〜 99l/h センサー66の測定温度:120℃ 遮蔽角α :50度 ポンプ53を出ていく水の温度:42℃ 油圧突出装置45に入ってくる水の温度:40℃ 突出装置45によって生みだされる圧力:880ミリバ
ール ハウジング24内の温度:50℃ リップ70の角度範囲:5度
【0047】本発明は記載された具体例に限定されな
い。
い。
【0048】蒸発器内の可動表面手段は必ずしもドラム
である必要はないが、ベルトの通路を決定する2以上の
ガイドローラー上で引っぱられる無端ベルトであること
ができる。
である必要はないが、ベルトの通路を決定する2以上の
ガイドローラー上で引っぱられる無端ベルトであること
ができる。
【0049】減圧状態を作り、蒸発器22から導かれた
蒸気を凝縮するセクション11は図1に示されたものと
異なった構造を有することができるが、蒸発器内の加圧
状態を作るための異なった配列の例として我々は既に述
べたUS−A−4940134の開示を挙げることがで
きる。
蒸気を凝縮するセクション11は図1に示されたものと
異なった構造を有することができるが、蒸発器内の加圧
状態を作るための異なった配列の例として我々は既に述
べたUS−A−4940134の開示を挙げることがで
きる。
【0050】しかしながら、具体例による上記の装置の
セクション11の配列は先行技術より優れた利点を有し
ており、それゆえこの配列は“ Installation for co
ntrolling the underpressure in an evaporator
apparatus for treatinga waste solution , an
d for condensing the evaporated vapour ”の名
称でこれと同日に出願された分割のEP特許出願の課題
を形成している。
セクション11の配列は先行技術より優れた利点を有し
ており、それゆえこの配列は“ Installation for co
ntrolling the underpressure in an evaporator
apparatus for treatinga waste solution , an
d for condensing the evaporated vapour ”の名
称でこれと同日に出願された分割のEP特許出願の課題
を形成している。
【0051】その記述の中で述べられているポンプはギ
ア型ポンプ、メンブランポンプなど他の型のポンプであ
ることができる。
ア型ポンプ、メンブランポンプなど他の型のポンプであ
ることができる。
【0052】シールド61は蒸発器の本質的な部分を形
成しないし、廃液アプリケーターは示されたもの以外の
他の形状を有することができる。
成しないし、廃液アプリケーターは示されたもの以外の
他の形状を有することができる。
【0053】図7は図1及び図2に示される装置に好適
に使用される液体アプリケーターの別の具体例を示した
ものである。
に使用される液体アプリケーターの別の具体例を示した
ものである。
【0054】アプリケーター80はドラム25上で支持
するシールビード82を設けたリップ81をその前側に
有している。直立延長溝83はドラム軸に平行に伸びて
おり、廃液の液たまり又は堆積がドラムと接触して破線
85に示す液たまりの自由表面を維持するようにドラム
方向に先細になる開口スロット84を有している。供給
穴86を介する時間あたりの廃液供給量はドラム25と
接触する被着体によってとりうる量より多い。過剰の液
体は特に開口部85の後縁でオーバーフローし、トレー
89に収集され、そこから前述の図4〜図6に記載のも
のと同様に好適な出口開口部を通して運びさられる。
するシールビード82を設けたリップ81をその前側に
有している。直立延長溝83はドラム軸に平行に伸びて
おり、廃液の液たまり又は堆積がドラムと接触して破線
85に示す液たまりの自由表面を維持するようにドラム
方向に先細になる開口スロット84を有している。供給
穴86を介する時間あたりの廃液供給量はドラム25と
接触する被着体によってとりうる量より多い。過剰の液
体は特に開口部85の後縁でオーバーフローし、トレー
89に収集され、そこから前述の図4〜図6に記載のも
のと同様に好適な出口開口部を通して運びさられる。
【図1】図1は本発明による廃液から材料を回収するた
めの装置の一具体例の概略図である。
めの装置の一具体例の概略図である。
【図2】図2は図1の装置の蒸発器の詳細図である。
【図3】図3はアプリケーターの正面図である。
【図4】図4はアプリケーターの平面図である。
【図5】図5は図3の5−5線の断面図である。
【図6】図6は図3の6−6線の断面図であり、図2に
よる蒸発器部品の廃液アプリケーターの一具体例であ
る。
よる蒸発器部品の廃液アプリケーターの一具体例であ
る。
【図7】図7は廃液アプリケーターの別の具体例の概略
図である。
図である。
10 蒸発セクション 11 凝縮セクション 12 廃液 13 タンク 14 センサー 15 タンク 16 センサー 17 センサー 18 バルブ 19 消泡溶液 20 タンク 21 センサー 22 加熱蒸発器 23 ポンプ 24 ハウジング 25 ドラム 26 壁 27 シール 28 プーリー 29 モーター 30 タイミングベルト 31 加熱材料 32 アプリケーター 34 ポンプ 35 導管 36 導管 37 スクレーパー 38 容器 39 ヒーター 40 センサー 41 センサー 42 センサー 43 センサー 45 油圧突出装置 46 導管 47 タンク 48 導管 49 じゃま板 50 タンク 51 オーバーフロー 52 センサー 53 ポンプ 54 熱交換器 56 温度センサー 57 ファン 59 バッグ 61 シールド 62 ベース部分 63 パネル 65 前側 66 センサー 67 くぼみ 68 側溝 69 縁 70 リップ 71 縁 72 側溝 73 導入穴 74 連絡穴 75 導出穴 76 レベル 77 液体シール 80 レベル 81 リップ 82 シール 83 溝 84 スロット状開口部 85 液体境界部 86 穴 87 後縁 89 側溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バート・ヴェルランダン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ジャン・クラエ ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ディオニシオ・ヴィシンティン イタリー国33170 ポルデノン、ヴィア、 ヌオヴァ、ディ、コルヴァ 86/シー
Claims (8)
- 【請求項1】 閉じられたチャンバー(24)、無端通
路を通って水平軸のまわりに可動する前記チャンバー内
の表面手段(25)、前記チャンバー内を減圧に維持す
るための手段(45)、前記表面手段と接触して廃液体
を保持するためのアプリケーター手段(32)、廃液の
ためのタンク(15)と前記タンクから前記アプリケー
ター手段へ液を供給するためのポンプ手段(34)、廃
液に適用させ蒸発によって濃縮してスラッジを形成する
前記可動表面手段を加熱するための加熱手段(31)、
及び前記表面手段から前記スラッジを除去するためのス
クレーパー手段(37)を含む廃液処理のための蒸発装
置において、前記アプリケーター手段(32)が二つの
平行縁、前記表面手段に廃液を適用するための前縁(6
9)、及び前記前縁(69)を越えて前記可動表面手段
(25)に適用される時間あたりの液量以上の廃液量を
前記廃液体から前記タンク(15)へ運び戻すための後
縁(71)を有することを特徴とする蒸発装置。 - 【請求項2】 廃液タンクに戻される廃液量が可動表面
手段に適用される時間あたりの液量の少なくとも3倍で
ある請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 廃液タンクに戻される廃液量が可動表面
手段に適用される時間あたりの液量の少なくとも10倍
である請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 前記アプリケーター手段(32)が側溝
(68)の縦上縁(69,71)を越えて上方に伸びる
側壁部分(32′,32″)によって閉じられる側溝
(68)を含む請求項1〜3のいずれか記載の装置。 - 【請求項5】 前記アプリケーターが前記アプリケータ
ーと前記可動表面手段との液体シールを形成するシール
(77)を含む請求項1〜4のいずれか記載の装置。 - 【請求項6】 前記可動表面手段がドラム(25)の周
囲表面によって形成される請求項1〜5のいずれか記載
の装置。 - 【請求項7】 前記可動表面手段(25)を加熱するた
めの前記加熱手段が前記無端通路内に取り付けられたI
Rラジエーター(31)を含む請求項1〜6のいずれか
記載の装置。 - 【請求項8】 IRシールド装置(61)が前記IRラ
ジエーター(31)と前記可動表面手段の通路との間に
装着され、それによって前記スクレーパー手段と前記ア
プリケーター手段との間に成る前記可動表面手段区域を
シールドする請求項7記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE93201998.7 | 1993-07-08 | ||
EP93201998 | 1993-07-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739859A true JPH0739859A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=8213961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18912994A Pending JPH0739859A (ja) | 1993-07-08 | 1994-06-24 | 蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010138407A (ja) * | 2010-02-16 | 2010-06-24 | Takaban:Kk | なめし革、その製造方法および製造装置 |
JP2020127927A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | カツラギ工業株式会社 | ドラムドライヤ |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP18912994A patent/JPH0739859A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010138407A (ja) * | 2010-02-16 | 2010-06-24 | Takaban:Kk | なめし革、その製造方法および製造装置 |
JP2020127927A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | カツラギ工業株式会社 | ドラムドライヤ |
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