JPH0739855A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
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- JPH0739855A JPH0739855A JP5189671A JP18967193A JPH0739855A JP H0739855 A JPH0739855 A JP H0739855A JP 5189671 A JP5189671 A JP 5189671A JP 18967193 A JP18967193 A JP 18967193A JP H0739855 A JPH0739855 A JP H0739855A
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- container
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- condensing
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 139
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 11
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭の生ごみなどの厨芥を処理する厨芥
処理機において、凝縮水容器の中にはある一定量しか凝
縮水がたまらないようにし、凝縮水容器を取り出して持
ち運んでも凝縮水がこぼれないようにする。 【構成】 厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させ、厨芥
から発生する水蒸気を凝縮部9で凝縮させる。凝縮部9
と連通しシール部24を介して着脱可能な凝縮水容器1
5を備え、この凝縮水容器15は、凝縮部9と連通する
受け部25の下端面を少なくとも凝縮水容器15の内壁
上面よりも下方に位置するように構成した。
処理機において、凝縮水容器の中にはある一定量しか凝
縮水がたまらないようにし、凝縮水容器を取り出して持
ち運んでも凝縮水がこぼれないようにする。 【構成】 厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させ、厨芥
から発生する水蒸気を凝縮部9で凝縮させる。凝縮部9
と連通しシール部24を介して着脱可能な凝縮水容器1
5を備え、この凝縮水容器15は、凝縮部9と連通する
受け部25の下端面を少なくとも凝縮水容器15の内壁
上面よりも下方に位置するように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭の生ごみなど
の厨芥を処理する厨芥処理機に関する。
の厨芥を処理する厨芥処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厨芥処理機は、生ごみを
粉砕して下水へ流すディスポーザーや、生ごみを粉砕、
脱水して回収する生ごみ脱水機がある。しかし、これら
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。このように従来の厨芥処理機では、生ご
みなどの厨芥を処理するときに発生する水蒸気を凝縮し
た凝縮水を処理する構成のものはなく、発明者らは、凝
縮水の処理について種々検討してきた。
粉砕して下水へ流すディスポーザーや、生ごみを粉砕、
脱水して回収する生ごみ脱水機がある。しかし、これら
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。このように従来の厨芥処理機では、生ご
みなどの厨芥を処理するときに発生する水蒸気を凝縮し
た凝縮水を処理する構成のものはなく、発明者らは、凝
縮水の処理について種々検討してきた。
【0003】一方、厨芥処理機以外の機器では、凝縮水
を空気抜きの穴を設けた凝縮水容器にためる構成で、満
水状態を検知する手段を設けているものが一般的であっ
た。
を空気抜きの穴を設けた凝縮水容器にためる構成で、満
水状態を検知する手段を設けているものが一般的であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】厨芥処理機において、
厨芥を処理するときに発生する水蒸気を凝縮した凝縮水
を処理する場合、凝縮水容器は厨芥の処理部と連なって
いるため、当然臭気が入り込んでくる。そのため、凝縮
水容器を密閉状態にする必要がある。また、満水状態を
検知する手段を設ける必要があるため、コスト高になっ
たり、故障の原因にもなる。そして、万一、故障して満
水状態を越えると、空気穴から凝縮水が漏れたり、空気
穴がなくても凝縮水容器を取り出して持ち運ぶときに凝
縮水をこぼしたりする問題がある。また、凝縮部の通路
などに凝縮水が残っている場合、凝縮水容器を取り出す
ときにその先端部より凝縮水が流れ出るという問題もあ
った。
厨芥を処理するときに発生する水蒸気を凝縮した凝縮水
を処理する場合、凝縮水容器は厨芥の処理部と連なって
いるため、当然臭気が入り込んでくる。そのため、凝縮
水容器を密閉状態にする必要がある。また、満水状態を
検知する手段を設ける必要があるため、コスト高になっ
たり、故障の原因にもなる。そして、万一、故障して満
水状態を越えると、空気穴から凝縮水が漏れたり、空気
穴がなくても凝縮水容器を取り出して持ち運ぶときに凝
縮水をこぼしたりする問題がある。また、凝縮部の通路
などに凝縮水が残っている場合、凝縮水容器を取り出す
ときにその先端部より凝縮水が流れ出るという問題もあ
った。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、満水
検知手段がなくても凝縮水容器の中にはある一定量しか
凝縮水がたまらないようにし、凝縮水容器を取り出して
持ち運んでも凝縮水がこぼれないようにすることを第1
の目的としている。
検知手段がなくても凝縮水容器の中にはある一定量しか
凝縮水がたまらないようにし、凝縮水容器を取り出して
持ち運んでも凝縮水がこぼれないようにすることを第1
の目的としている。
【0006】また、凝縮水容器を取り出すとき、嵌合部
より凝縮水がこぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを
防止することを第2の目的としている。
より凝縮水がこぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを
防止することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥さ
せる厨芥加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝
縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連通した脱臭装置と、
前記凝縮部と連通しシール部を介して着脱可能な凝縮水
容器とを備え、前記凝縮水容器は、前記凝縮部との連通
部分の下端面を少なくとも凝縮水容器の内壁上面よりも
下方に位置したことを第1の課題解決手段としている。
を達成するために、厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥さ
せる厨芥加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝
縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連通した脱臭装置と、
前記凝縮部と連通しシール部を介して着脱可能な凝縮水
容器とを備え、前記凝縮水容器は、前記凝縮部との連通
部分の下端面を少なくとも凝縮水容器の内壁上面よりも
下方に位置したことを第1の課題解決手段としている。
【0008】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、凝縮部と連通した凝縮水
流出パイプの先端開口部にこの先端開口部を仕切る可動
弁を備え、凝縮水容器を前記先端開口部に嵌合したと
き、前記凝縮水容器内部に設けた凸部により前記可動弁
を開弁するようにしたことを第2の課題解決手段として
いる。
第1の課題解決手段に加えて、凝縮部と連通した凝縮水
流出パイプの先端開口部にこの先端開口部を仕切る可動
弁を備え、凝縮水容器を前記先端開口部に嵌合したと
き、前記凝縮水容器内部に設けた凸部により前記可動弁
を開弁するようにしたことを第2の課題解決手段として
いる。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
厨芥収納容器に投入された生ごみなどの厨芥は、粉砕、
撹拌されながら厨芥加熱手段によって加熱乾燥される。
厨芥からの臭気成分を含んだ水蒸気は凝縮部で凝縮され
て凝縮水容器に溜まる。一方、凝縮しきれなかった臭気
成分を含む水蒸気は、脱臭装置へ導かれ臭気成分は浄化
される。そして、凝縮水容器に溜まった凝縮水を定期的
に回収、処理することにより、毎回後処理する手間もな
くなる。そして、万一、凝縮水を定期的に処理するのを
忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりすぎても凝縮水容器
の水位が凝縮水容器の凝縮部との連通部分の下端面まで
くると、凝縮水容器内の空気が逃げられずそれ以上凝縮
水が凝縮水容器には溜まらず、凝縮水容器を取り出して
持ち運んでも凝縮水がこぼれないようにできる。
厨芥収納容器に投入された生ごみなどの厨芥は、粉砕、
撹拌されながら厨芥加熱手段によって加熱乾燥される。
厨芥からの臭気成分を含んだ水蒸気は凝縮部で凝縮され
て凝縮水容器に溜まる。一方、凝縮しきれなかった臭気
成分を含む水蒸気は、脱臭装置へ導かれ臭気成分は浄化
される。そして、凝縮水容器に溜まった凝縮水を定期的
に回収、処理することにより、毎回後処理する手間もな
くなる。そして、万一、凝縮水を定期的に処理するのを
忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりすぎても凝縮水容器
の水位が凝縮水容器の凝縮部との連通部分の下端面まで
くると、凝縮水容器内の空気が逃げられずそれ以上凝縮
水が凝縮水容器には溜まらず、凝縮水容器を取り出して
持ち運んでも凝縮水がこぼれないようにできる。
【0010】また、第2の課題解決手段により、凝縮部
との嵌合部やその近傍に凝縮水が残っていた場合や、万
一、凝縮水を定期的に処理するのを多少忘れて凝縮水が
凝縮水容器に溜まりすぎたときなど、凝縮水容器を取り
出すとき、嵌合部より凝縮水がこぼれ落ち本体内部やそ
の周囲を汚すのを凝縮水容器を取り出したときに閉じる
弁を設けることによって防止できる。
との嵌合部やその近傍に凝縮水が残っていた場合や、万
一、凝縮水を定期的に処理するのを多少忘れて凝縮水が
凝縮水容器に溜まりすぎたときなど、凝縮水容器を取り
出すとき、嵌合部より凝縮水がこぼれ落ち本体内部やそ
の周囲を汚すのを凝縮水容器を取り出したときに閉じる
弁を設けることによって防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、断熱容器1は、内部に厨
芥収納容器2を取り出し自在に設置しており、厨芥収納
容器2内には厨芥の粉砕撹拌手段として固定刃3と回転
刃4とを設けている。固定刃3は厨芥収納容器2の内壁
に設けられ、回転刃4は厨芥収納容器2の内底部に設け
てあり、厨芥収納容器2の底面から突き出した回転軸5
に固定されている。厨芥収納容器2の上方には厨芥加熱
手段としてヒータ6と、ヒータ6の熱を厨芥収納容器2
内に均等に送り込むためのファン7を設け、ファンモー
タ8によりファン7を駆動する。
芥収納容器2を取り出し自在に設置しており、厨芥収納
容器2内には厨芥の粉砕撹拌手段として固定刃3と回転
刃4とを設けている。固定刃3は厨芥収納容器2の内壁
に設けられ、回転刃4は厨芥収納容器2の内底部に設け
てあり、厨芥収納容器2の底面から突き出した回転軸5
に固定されている。厨芥収納容器2の上方には厨芥加熱
手段としてヒータ6と、ヒータ6の熱を厨芥収納容器2
内に均等に送り込むためのファン7を設け、ファンモー
タ8によりファン7を駆動する。
【0013】凝縮部9は、断熱容器1の外周部に配設
し、厨芥から発生する水蒸気を凝縮する。また、凝縮部
9の外部には外面を冷却する送風ファン10を設置して
いる。回転刃4は、駆動モータ11により減速手段12
を介して駆動されようにしている。凝縮部9の下部には
凝縮水流出パイプ13と排気パイプ14とを接続してお
り、凝縮水流出パイプ13の先端には凝縮水容器15を
脱着自在に設けている。排気パイプ14には脱臭装置1
6を設けている。17は厨芥処理機本体、18は厨芥加
熱手段を収納した蓋である。蓋18はヒンジ19で支持
され、厨芥処理機本体17の上に開閉自在で、パッキン
グを挟み込み、ラッチ式ハンドル20で蓋18と厨芥処
理機本体17が固定されて、厨芥収納容器2は密閉状態
になる。
し、厨芥から発生する水蒸気を凝縮する。また、凝縮部
9の外部には外面を冷却する送風ファン10を設置して
いる。回転刃4は、駆動モータ11により減速手段12
を介して駆動されようにしている。凝縮部9の下部には
凝縮水流出パイプ13と排気パイプ14とを接続してお
り、凝縮水流出パイプ13の先端には凝縮水容器15を
脱着自在に設けている。排気パイプ14には脱臭装置1
6を設けている。17は厨芥処理機本体、18は厨芥加
熱手段を収納した蓋である。蓋18はヒンジ19で支持
され、厨芥処理機本体17の上に開閉自在で、パッキン
グを挟み込み、ラッチ式ハンドル20で蓋18と厨芥処
理機本体17が固定されて、厨芥収納容器2は密閉状態
になる。
【0014】凝縮水流出パイプ13の先端部21には、
先端開口部を仕切る可動弁22がばね23を介して先端
部21内に軸支されている。そして先端部21は凝縮水
容器15に設けられたシール部24を介して凝縮水容器
15内に設けられた受け部25に着脱自在に挿入されて
いる。さらに、凝縮水容器15を嵌合したとき、凝縮水
容器15内に設けられた凸部26により可動弁22が開
き、凝縮水が凝縮水容器15内に流れ込むようになる。
このとき、受け部25の下端面は、凝縮水容器15の内
壁上面より下方に位置するようにしている。27は凝縮
水容器15に設けられた把手部である。
先端開口部を仕切る可動弁22がばね23を介して先端
部21内に軸支されている。そして先端部21は凝縮水
容器15に設けられたシール部24を介して凝縮水容器
15内に設けられた受け部25に着脱自在に挿入されて
いる。さらに、凝縮水容器15を嵌合したとき、凝縮水
容器15内に設けられた凸部26により可動弁22が開
き、凝縮水が凝縮水容器15内に流れ込むようになる。
このとき、受け部25の下端面は、凝縮水容器15の内
壁上面より下方に位置するようにしている。27は凝縮
水容器15に設けられた把手部である。
【0015】上記構成において、その動作を説明する
と、厨芥収納容器2に投入された厨芥は、相互に逆方向
に間欠的に、かつ回転方向が反転する回転刃4と固定刃
3の間で粉砕され、回転刃4の回転により撹拌される。
同時にヒータ6によって加熱され、ファン7によって厨
芥収納容器2内に均等に熱を拡散する。厨芥からは臭気
成分を含んだ水蒸気が発生し、厨芥収納容器2の開口部
から断熱容器1の外側の凝縮部9へ流入する。そして、
水蒸気は凝縮部9において、送風ファン10で冷却され
て凝縮し、凝縮水流出パイプ13を通って凝縮水容器1
5に溜まる。一方、凝縮しきれなかった臭気成分を含む
水蒸気は排気パイプ14から脱臭装置16へ導かれ臭気
成分は浄化される。
と、厨芥収納容器2に投入された厨芥は、相互に逆方向
に間欠的に、かつ回転方向が反転する回転刃4と固定刃
3の間で粉砕され、回転刃4の回転により撹拌される。
同時にヒータ6によって加熱され、ファン7によって厨
芥収納容器2内に均等に熱を拡散する。厨芥からは臭気
成分を含んだ水蒸気が発生し、厨芥収納容器2の開口部
から断熱容器1の外側の凝縮部9へ流入する。そして、
水蒸気は凝縮部9において、送風ファン10で冷却され
て凝縮し、凝縮水流出パイプ13を通って凝縮水容器1
5に溜まる。一方、凝縮しきれなかった臭気成分を含む
水蒸気は排気パイプ14から脱臭装置16へ導かれ臭気
成分は浄化される。
【0016】粉砕、乾燥された厨芥は厨芥収納容器2に
残るが、嵩が減っており、また、乾燥して水分活性が低
下しているので、そのまま厨芥収納容器内2に入れてい
ても腐敗したりカビが発生することはない。したがっ
て、厨芥収納容器2が一杯になるまで、次々、乾燥した
厨芥の上に厨芥を入れて乾燥処理することができる。そ
して、厨芥収納容器2に残った乾燥厨芥と凝縮水容器1
5に溜まった凝縮水を定期的に回収して捨てる。
残るが、嵩が減っており、また、乾燥して水分活性が低
下しているので、そのまま厨芥収納容器内2に入れてい
ても腐敗したりカビが発生することはない。したがっ
て、厨芥収納容器2が一杯になるまで、次々、乾燥した
厨芥の上に厨芥を入れて乾燥処理することができる。そ
して、厨芥収納容器2に残った乾燥厨芥と凝縮水容器1
5に溜まった凝縮水を定期的に回収して捨てる。
【0017】また、万一、凝縮水を定期的に処理するの
を多少忘れて凝縮水が凝縮水容器15に溜まりすぎても
凝縮水容器15の水位が凝縮水容器15の受け部25の
下端面までくると、その下端面が凝縮水容器15内壁上
面より下方に位置するため、空気が逃げられずそれ以上
凝縮水が凝縮水容器15には溜まらない。そして図3に
示すように、凝縮水容器15を取り出して把手部27を
持って持ち運んでも残っている空気の体積分があるため
凝縮水がこぼれない。
を多少忘れて凝縮水が凝縮水容器15に溜まりすぎても
凝縮水容器15の水位が凝縮水容器15の受け部25の
下端面までくると、その下端面が凝縮水容器15内壁上
面より下方に位置するため、空気が逃げられずそれ以上
凝縮水が凝縮水容器15には溜まらない。そして図3に
示すように、凝縮水容器15を取り出して把手部27を
持って持ち運んでも残っている空気の体積分があるため
凝縮水がこぼれない。
【0018】また、凝縮水流出パイプ13や凝縮部9近
傍に凝縮水が残っていても、凝縮水容器15を取り出す
と、凝縮水容器15の凸部26が可動弁22から離れる
ため、ばね23の力によって可動弁22が閉じられ、凝
縮水がこぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを防止で
きる。
傍に凝縮水が残っていても、凝縮水容器15を取り出す
と、凝縮水容器15の凸部26が可動弁22から離れる
ため、ばね23の力によって可動弁22が閉じられ、凝
縮水がこぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを防止で
きる。
【0019】つぎに、本発明の他の実施例を図4を参照
しながら説明する。図に示すように、凝縮水容器28の
上面に凹部29を設け、凹部29の下端面を凝縮水容器
28の内壁上面よりも下方に位置するようにしている。
他の構成は上記実施例と同じである。
しながら説明する。図に示すように、凝縮水容器28の
上面に凹部29を設け、凹部29の下端面を凝縮水容器
28の内壁上面よりも下方に位置するようにしている。
他の構成は上記実施例と同じである。
【0020】上記構成において、万一、凝縮水を定期的
に処理するのを多少忘れて凝縮水が凝縮水容器28に溜
まりすぎても、凝縮水容器28の水位が凹部29の下端
面までくると、その下端面が凝縮水容器28の内壁の上
面より下方に位置するため、空気が逃げられずそれ以上
凝縮水が凝縮水容器28には溜まらない。そして、凝縮
水容器28を取り出して持ち運んでも残っている空気の
体積分があるため凝縮水がこぼれない。
に処理するのを多少忘れて凝縮水が凝縮水容器28に溜
まりすぎても、凝縮水容器28の水位が凹部29の下端
面までくると、その下端面が凝縮水容器28の内壁の上
面より下方に位置するため、空気が逃げられずそれ以上
凝縮水が凝縮水容器28には溜まらない。そして、凝縮
水容器28を取り出して持ち運んでも残っている空気の
体積分があるため凝縮水がこぼれない。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる厨芥
加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる
凝縮部と、前記凝縮部と連通した脱臭装置と、前記凝縮
部と連通しシール部を介して着脱可能な凝縮水容器とを
備え、前記凝縮水容器は、前記凝縮部との連通部分の下
端面を少なくとも凝縮水容器の内壁上面よりも下方に位
置したから、万一、凝縮水を定期的に処理するのを多少
忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりすぎても凝縮水容器
の水位が凝縮水容器の凝縮部との連通部分の下端面まで
くると凝縮水容器内の空気が逃げられずそれ以上凝縮水
が凝縮水容器には溜まらず、凝縮水容器を取り出して持
ち運んでも凝縮水がこぼれることがなく、特別な満水の
検知手段を用いなくてもよく、低コスト化でき、しかも
故障などの心配もなくなる。
によれば、厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる厨芥
加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる
凝縮部と、前記凝縮部と連通した脱臭装置と、前記凝縮
部と連通しシール部を介して着脱可能な凝縮水容器とを
備え、前記凝縮水容器は、前記凝縮部との連通部分の下
端面を少なくとも凝縮水容器の内壁上面よりも下方に位
置したから、万一、凝縮水を定期的に処理するのを多少
忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりすぎても凝縮水容器
の水位が凝縮水容器の凝縮部との連通部分の下端面まで
くると凝縮水容器内の空気が逃げられずそれ以上凝縮水
が凝縮水容器には溜まらず、凝縮水容器を取り出して持
ち運んでも凝縮水がこぼれることがなく、特別な満水の
検知手段を用いなくてもよく、低コスト化でき、しかも
故障などの心配もなくなる。
【0022】また、凝縮部と連通した凝縮水流出パイプ
の先端開口部にこの先端開口部を仕切る可動弁を備え、
凝縮水容器を前記先端開口部に嵌合したとき、前記凝縮
水容器内部に設けた凸部により前記可動弁を開弁するよ
うにしたから、凝縮水容器と凝縮部との嵌合部やその近
傍に凝縮水が残っていた場合や、万一凝縮水を定期的に
処理するのを多少忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりす
ぎたときなど、凝縮水容器を取り出すときに嵌合部より
凝縮水がこぼれ落ち、本体内部やその周囲を汚すのを防
止できる上、もしも凝縮水容器を入れ忘れても凝縮水が
こぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを防止できる。
の先端開口部にこの先端開口部を仕切る可動弁を備え、
凝縮水容器を前記先端開口部に嵌合したとき、前記凝縮
水容器内部に設けた凸部により前記可動弁を開弁するよ
うにしたから、凝縮水容器と凝縮部との嵌合部やその近
傍に凝縮水が残っていた場合や、万一凝縮水を定期的に
処理するのを多少忘れて凝縮水が凝縮水容器に溜まりす
ぎたときなど、凝縮水容器を取り出すときに嵌合部より
凝縮水がこぼれ落ち、本体内部やその周囲を汚すのを防
止できる上、もしも凝縮水容器を入れ忘れても凝縮水が
こぼれ落ち本体内部やその周囲を汚すのを防止できる。
【図1】本発明の一実施例の厨芥処理機の断面図
【図2】同厨芥処理機の凝縮水処理部の要部断面図
【図3】同厨芥処理機の凝縮水容器を取り出した状態を
示す図
示す図
【図4】本発明の他の実施例の厨芥処理機の凝縮水処理
部の要部断面図
部の要部断面図
2 厨芥収納容器 6 ヒータ(厨芥加熱手段) 9 凝縮部 15 凝縮水容器 16 脱臭装置 24 シール部 25 受け部(凝縮部と連通する部分)
フロントページの続き (72)発明者 三島 基道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる
厨芥加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝縮さ
せる凝縮部と、前記凝縮部と連通した脱臭装置と、前記
凝縮部と連通しシール部を介して着脱可能な凝縮水容器
とを備え、前記凝縮水容器は、前記凝縮部との連通部分
の下端面を少なくとも凝縮水容器の内壁上面よりも下方
に位置した厨芥処理機。 - 【請求項2】 凝縮部と連通した凝縮水流出パイプの先
端開口部にこの先端開口部を仕切る可動弁を備え、凝縮
水容器を前記先端開口部に嵌合したとき、前記凝縮水容
器内部に設けた凸部により前記可動弁を開弁するように
した請求項1記載の厨芥処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18967193A JP3227918B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 厨芥処理機 |
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JP18967193A JP3227918B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 厨芥処理機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0739855A true JPH0739855A (ja) | 1995-02-10 |
JP3227918B2 JP3227918B2 (ja) | 2001-11-12 |
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ID=16245232
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3227918B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9004186B2 (en) | 2011-07-29 | 2015-04-14 | Bonex, Inc. | Resin laminated film for enclosing fire extinguishing agent and fire extinguishing equipment utilizing the same |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP18967193A patent/JP3227918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9004186B2 (en) | 2011-07-29 | 2015-04-14 | Bonex, Inc. | Resin laminated film for enclosing fire extinguishing agent and fire extinguishing equipment utilizing the same |
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Publication number | Publication date |
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JP3227918B2 (ja) | 2001-11-12 |
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